いつの時代か、どこの世界かわからない話―――
荒れ果てた荒野にぽつんとたたずむ古めかしい洋館から今日も媚声が響いてきた。
「うっ・・・きゃっ・・んっ・・・あっあっ・・・・」
涙をにじませる少女は年のころ9〜10歳ぐらいだろうか、まだまだ小さいその体に多い被さるのはこの家の主人。
25歳ぐらいに見える整った顔立ちの青年は冷たい緑の目をしていた。
か細い少女のヴァギナにささる青年のペニスはひたすら堅く太く根元まで深々と沈んでおり
ひたすらに少女をつきあげていた。
そこから溢れ出る体液と少女の肉壺からトロトロと溢れ出る蜜が少女の小さな丘の滑りをよくし、
美味しそうに肉棒を加えるのを助けていた。
「ハア・・・ハア・・・おまえ今日が初めてか?いや、前にも・・・?」
ずちゅっずちゅっ!パンパンパンパン!
少し記憶を探ってはみたがやがてどうでもいいように主人は腰を動かし続けた。
「ひっ!ご主人様・・・ミナは前に一度・・あっ・・・ぎゃっ!」
「きゃああああああ!!!!」
子宮の奥まで突き上げられてミナという少女は声にならない声をだした。あまりの快感と激痛に頭が真っ白になってるようだ。
「ん?お前名前あったのか?」
そう冷たく言い放つと主人は膨張し、脈打つペニスから大量の精子をを少女の子宮奥に注ぎ込んだ。
びゅるっ!ぢゅるぢゅるっ!!びゅくびゅくっドクン!!!


口からヨダレをたらし気絶してるミナの子宮に惜しみなく注がれる精子。その量は到底ミナの腹に納まりきらず
ペニスを引き抜いたヴァギナからはドロドロした精液がこぽこぽと溢れ出した。
これだけ濃い種を注ぎ込まれたらミナの妊娠は確実だろう。
「ふう・・・おい、誰か酒を持て」
いい運動をしたかのようにベッドから降り立った主人は周りに向かって声をかけた。
そこにはこの館に住んでいる少女達がずらりと並んでいた。みんな10〜14歳ぐらいの少女達で
とても綺麗な顔をしたものばかりだ。
中には一目見て妊娠してるとわかるほど大きなお腹を抱えてる者もいた。
そして自身もまだ幼さを残す少女が赤子や幼子を抱えてる姿もちらほら見え隠れする。その赤子たちはみな主人と同じ緑の冷たい目をしていた。
そしてその少女の誰もがさっきまで主人の相手をしていたミナを妬ましげな目で見ているのだ――――

その中の一人が主人の言葉に従い酒を取りに部屋を退出し、また2〜3人が気絶しているミナという少女を運び出した。
そして更に進み出た青い髪をなびかせる一人の少女が主人の汚れたペニスの先端を口に咥え綺麗に舐め始めた。
少女は14〜15歳ぐらいの年齢で、周りの少女と比べるとこれでも年長者だった。
「ふん、お前か」
「キリエでございます」
主人に顔を覚えて貰ってたことにニッコリ微笑んだ少女自分の名を名乗りうっとりするような顔でペニスを舐め続ける。
「ふぐっ・・・んっんっく・・・」
ちゅるちゅる・・・ぴちゃぴちゃと淫猥な音をたて玉の裏やペニスの裏側まで筋にそって丁寧に舌で汚れを拭い取るのだった。
しかし再び刺激を受けたペニスはまたも液体を溢れさせキリエの唇を濡らしていくのだった。
途端に主人はキリエの髪を掴み喉の奥まで咥え込ませた
「うぐっ!ぐっ・・・かはっ」
突然の要求にキリエは喉を詰まらせ吐きそうになったが、それでも自分を必要としてくれたことを嬉しく思い
歯を立てないよう優しく口で奉仕するのだった。

一心不乱に口に自分のモノを咥え込むキリエを見て主人は口を開いた。
「お前・・今何歳だ?」
その瞬間キリエの目は見開き口の動きが止まった。
「じゅ、16になりました・・・」
そう言い終えると主人の気をそらそうとさらに激しく口と舌を動かしペニスを刺激し始めた。
その様子を冷たい目で見ながら主人はキリエの膨らんだ胸をつかみ突起物をもてあそび始めた。
「んっご主人様っ・・・そんな・・・っ気持ちいいです・・・」
たわわな胸がぷるぷると揺れ、キリエの肌は紅潮してきた。そんな様子を感情のこもらない様子で見つめる主人はさらに言葉を続ける
「お前は子供を産んだか?」
その言葉を聞き少し誇らしげにキリエは目を嬉し涙で滲ませ答えた。
「は・・・はい。ご主人様に種をもらって今までに6人。上の子は10歳になります。少し前にも子供を産んだばかりです」
ふとおかしいと思うだろうが、この館の主人は人間ではなかった。そんな彼の種もまた3ヶ月という異常な速さで成長し、出産されるのだ。
おかげでこの館は常に女に溢れ、その多くは緑の目をした彼の子供や孫たちだ。
それだけ主人の相手をする女がいる中、一人で6人も産めるのは主人に気に入られた証でもあった。

キリエは自分の胸にペニスを挟み優しく揉みしだいた。ときおり乳首でペニスを刺激する様子は、
まるで胸のない小娘にはこんなことできないかと言いたげだった。
そしてまだ子供を産んだばかりの名残なのか時々母乳が乳首から噴き出すのだった。
「はあ・・はあ・・・ご主人様・・・また種を・・・わたくしを孕ませて下さい。そうすればまたご主人様の子供を産んで見せます」
そう言い物欲しげな顔で自分の胸に挟んだペニスを見つめていた。
ペニスから溢れ出す液と母乳でキリエの体はグショグショになり誰かが見れば淫らなことこのうえないだろう。
そんなキリエを突き放すように彼女の口からそそりたった巨棒を引き抜き主人はペニスから大量の精液を少女の顔にぶちまけた。
ドクンっドクンっ!びゅるるるる!!!
「ああ・・・熱い・・・ご主人様のセーエキ・・・熱いです・・・・・・」
息をはずませ顔も胸もドロドロになったキリエは恍惚の表情を浮かべた。しかし主人からは冷酷な一言が下った。
「お前はもう用済みだ。出て行け」
その言葉を聞いたとたんにキリエは正気にもどったように主人にすがりついた。

「そんなっ!待ってください!私もっと産めます!いくらでも産んでご主人様の役に立ちたいんです」
そしてまたもやペニスを頬張ろうとしたとき、周りにいた少女から体を掴まれ羽交い絞めにされた。
「何するの!離しなさい!!あなた達誰にむかって・・・!」
負け惜しみとも聞こえるその言葉を周りにいた少女達は嘲笑した。
今まで主人のお気に入りだったこの女が捨てられる様を見る日がやっと来たかのように。
「ご主人様っ!待ってください!せめて子供が大きくなるまで・・・!」
その言葉を主人は冷たく嘲った。
「あいにく人手は足りている。この館は女で溢れているからな。連れて行け」
必死で主人の下に走り寄ろうとするキリエを押さえつけるのもまたそうも年の変わらない少女・・・。
この館の主人は若い娘を好み15ともなれば使い古しとして少女達は捨てられるのだ。
残るのは彼女達が産んだ娘。遺伝子操作で娘しか生まれないようし、また新たなオモチャを手に入れる。
少女たちの最後の仕事は自分の代わりを産んでいくこと――
そしてこの青い髪の少女キリエが産んだ子供もまた主人に遊ばれ子を身篭り、そして捨てられるのだろう。
正体の知れない館の主人にとっての唯一の退屈しのぎであり
この館では何十年、何百年もそんなことが繰り返されていたのだ。

「そうそう、お前の産んだ子供もまた年頃になったら可愛がってやろう。・・・覚えていればな」
そしてキリエの目には立ち並ぶ少女たちの中にいる自分の娘達がいるのが映った。
一番上の10歳になる子は最近生まれたばかりの妹を抱えている。どの子も同じように緑の目をしており
泣き叫ぶキリエを見ても何の反応も示さず、むしろ邪魔者が減ったことを喜ぶように笑っていた。
この瞬間キリエは自分の娘が女に変わっていたことを悟った。
こうしてまた一人、少女が屋敷から荒地へ放り出されたのだった。

三日後――嵐が吹き荒れる中まるで新しい生贄のように屋敷に運悪く雷雨を逃れるように一人の村娘が迷い込んできた。
そして窓から雨に震える碧眼の少女が屋敷の扉を叩くのを見つめながら主人はぼんやりと考えていた。
「今度こそ緑以外の目をした子供が生まれないものか―――」
今夜は久々に館に媚声ではなく悲鳴が響くことになるだろう


少女の名はマリエルといった。栗色の髪に綺麗な青い目の少女だった。
焚き木用の薪を拾いに行ったとき運悪く雷雨にみまわれ今は帰る方向さえもわからずこの屋敷の前に立っていた。
一晩といわずとも少しの間だけでも雨宿りさせてもらおうと館の住人に尋ねようとしていた。
しかし扉をノックする手が何故か振り下ろせずにいた。この屋敷から何か得体の知れないものを感じたからだ。
マリエルが迷っているとギイィと薄気味悪い音を出し扉が開いた。
「何か御用ですか?」
驚いて振り向くマリエルの前に現れたのは15の自分とそう年も変わらない少女だった。
白いメイド服をまとい、綺麗な緑の目をしていた。少しホッとした様子でマリエルは切り出した。
「あ、あの・・・この嵐に出会ってしまいました。どうか少しの間だけでも休ませてもらえませんか?」
おずおずとそう切り出す彼女を感情のこもらない目で見つめながらも少女は館へマリエルを招きいれた。


「すごい!」
屋敷内へはいったマリエルは思わずそう漏らしそうになった。
外観からは古びた洋館にしか見えなかったのに中は綺麗に掃除が行き届いており、
床には赤いカーペットが敷かれ高価そうな装飾品や絵画などで溢れていた。
「(きっとすごく身分の高い方がすんでらっしゃるんだわ・・・)」
そんなマリエルの考えをさえぎるようにメイドの少女はある部屋の前で足を止めた。
「ご主人様はもうお休みです。どうぞ、お部屋にいかれる前に浴室で体を温めてください」そう言い終わると向きをかえ行ってしまった。
浴室はとても広く屋敷と同じく豪華な装飾がされていた。マリエルは雨に濡れた服を脱ぐと体を温め始めた。
1時間後――用意された小奇麗なワンピースを身にまとい案内された部屋のベッドにマリエルは身を横たえていた。
くたくたに疲れているものの中々眠れないのはこんな豪華な屋敷にいるせいだろうか。
いや、それ以上にマリエルは何か不安のようなものを感じていた。
屋敷の扉を叩く時に感じた胸騒ぎに似たものを。
それは浴室でも感じられた。確かに一人で入っているのに誰かに見られているような、そんな視線を感じたのだ。
そして何よりこの部屋へ案内される間にすれ違った人々・・・。
これだけ広い屋敷なのだから男手もいるはず。なのにいるのはみんな自分と同じ年頃の少女やそれより幼い幼女ばかり。
そしてその少女たちの大半があのメイドと同じ冷たい緑の目をしていたのだった。
何か不気味なものを感じたマリエルは翌朝嵐がやむことを願って眠りに落ちていった。

――――どれぐらい時間がたったのだろう。ふとマリエルは暗闇の中で目が覚めた。
何か、見えない何かが自分の体をまさぐっていたのだった。その何かを確認しようとマリエルは体を起こそうとした。
しかし何故か体が動かない。かろうじて動く手先で闇を探るとベッド脇に置かれたランプに手が届いた。
その灯火をつけた途端マリエルは思わず叫び声をあげたのだった。
なんとベッドの下からヘビのような触手がざわざわと這い出てマリエルの体を這いまわっていたのだ。
払いのけようとするもいつの間にか彼女の腕はベッドの格子に固定されており、
足も触手たちに絡めとられ自由に動かすことができなかった。
すでにマリエルの下着は剥がされ下半身はあらわになっており、無数の触手はマリエルの秘部に自分たちをこすりつけていたのだ。
「いやっ!何これは!?・・・誰かっ!あっ」
マリエルのピンク色の花びらは触手たちによってはがされ広がっており、そこからは透明な彼女自身の液体がトロトロと溢れてきていた。
「やめてぇ・・・!そんな そんなところを・・・・っ」
不気味な触手が濡れた丘を動き回る度マリエルは体をビクンとのけぞらせた。
やがて触手の中から一番太い人間の腕ほどもあるものが這い出してきた。
それは自身の先端からも粘着した液体を垂れ流しており、すでに
他の触手たちにほぐされたマリエルの花弁を押し広げずぶずぶと入ってきた。
「ひぃっ!だめ!いやあああ!そんなっ・・・・いやあああああ!!!」
自分の中でおぞましい物がのた打ち回る感覚にマリエルは恐怖し叫びだした。
触手はマリエルの膣の中を這い回りやがて子宮の中にまで到達したのだった。
「やっやめ・・・あっ!んっ・・・やだ・・いやあぁ・・・ひぐっ!」
ぐちゅぐちゅと中をかき乱す触手の動きに嫌悪感と痛みを抱きつつマリエルの体は敏感に反応した。
それを証明するかのようにマリエルの膣は触手をきゅうきゅうと締め上げるのだった。
「(ハアハア・・・どうして私・・・こんな所に力が入って締め付けるの・・・?)」
やがて触手はマリエルの中からズルリと出てくると彼女の愛液を飛ばしながらそのままざわざわとベッドの下に消えていった。
突然のことに混乱するマリエルは体を起こす事も身動きする事もできなかった。ただ息をはずませ呆然と天井を見つめていた。
触手から解放された膣からはまだ蜜が溢れており太股を塗らしているのだった。

「ふむ・・・どうやら合格のようだ」
その声にマリエルは再び心臓が止まりそうになった。いつの間にか部屋の中に男が立っているのだ。

とても整った顔立ちをしている若々しい男は、この屋敷で見た少女同様、それ以上に冷たい緑の目を光らせていた。
「あ・・あなた誰・・・?さっき・・・さっきのは一体・・・・・」
まだ混乱する頭で必死に考えながらマリエルは言葉を搾り出した。
「俺はこの館の主・・・・・さっきのはお前の体を診断していただけだ」
そう言いながら男はマリエルに近づいてきた。
「この館の・・・旦那様・・・・?それに診断って、何のことです・・・・・?」
「子供を産めるかどうかの診断だ」
マリエルはその言葉を理解できなかった。耳から入ってくるものの頭に届かなかったのだ。
しかしそんな意識を正気に戻すかのように彼が近づいて来たので自分の姿を思い出したマリエルはまた慌て出した。
何とか手を自由にして下半身を隠そうともがくがどうにもならない。かろうじて足を閉じ大事な部分を隠すことが精一杯だった。
主人はそんな彼女の姿をせせら笑うようにベッドに乗ると閉じた太股を力ずくで開かせまだひくついてるヴァギナを凝視しだした。
「やめて・・・!そんなところ見ないで・・・・」
顔を真っ赤にし、半分泣きそうなか細い声でマリエルは訴えた。羞恥心で気が遠くなりそうだったのだ。
しかし主人は指を入れ膣内部の締め付け具合を確認しだした。
「いっ・・・!あ"っ・・痛い・・・・!」
涙を滲ませるマリエルを無視し主人は淡々と語り始めた。
「ほう・・診断どおりよい具合だ。これなら元気な子が産める。それに処女でよかった。俺は人のおさがりなんぞ使いたくないからな」
そう言い放つと主人は自分の膨張したペニスを取り出した。
先ほどの触手よりももっと太くそそり立ち血管が浮き出し脈打ってるようにも見えた。
それを恐怖でおびえるマリエルの濡れた入口にあてがった。
「何を!?こ、子供を産めるかって・・・まさか・・・・まさか・・・・・・!」
「俺以外に誰がいる!!」
ニヤリと顔をゆがめると主人は思い切り腰を突き上げた。

「きゃあああああああああっ!!!!」
あまりの激痛にマリエルは悲鳴を上げた。息が止まり呼吸ができなかった。
「そうだ・・・この感覚・・・・処女膜を突き破るのは何度やってもいいもんだ」
必死で息をしようとするマリエルに非常な言葉を投げ捨てる彼は心底楽しんでいるようだった。
マリエルの下半身は先ほど触手に弄られた時の分泌液と男の液体が入り混じりそこにかすかに血が滲んだ。
それでも幾分潤滑液としての機能を果たし根元まで挿れられた脈打つペニスの出し挿れを助けていたのだった。
ぢゅる!ぢゅるっ!!くちゃり・・・ちゅくちゅく・・・
「あっ・・あああ!やめ"・・・やめでぇ・・・・っ抜いてくだ・・ああっ・・・いやああああぁぁ」
卑猥な音と痛みで気がおかしくなりそうなのを必死で持ちこたえマリエルは解放を訴えた。
「おねが・・お願いします・・・・!私っ・・・んんっ・・ここで見たこと・・・・・誰にも言いません・・・あんっ・・・!」
しかしマリエルが嫌がれば嫌がるほど膣内部の巨大な棒は生き物のように大きさを増していくのだった。
そして主人の腰の動きもより一層速く激しくなりペニスが出し挿れされるたび結合部分から二人の体液が飛び散りシーツを濡らしていくのだった。
「んっ・・はあはあ・・・・子供・・・子供を産むって・・・私が・・・ああん!・・・あなたの・・・・・子を・・・?」
最初の衝撃から少しだけ体が慣れてきたのか痛みは和らぎマリエルは考え事を口から出した。
「でも・・・なぜ?あなたは・・・こっこんなにお金持ちで・・・あっ・・・私なんかよりもっと・・・もっと・・・・あああっ」
その言葉を聞いていたのか主人は少し腰の動きを止め暇つぶしのように豊満なマリエルの胸を揉み始めた。
「俺がお前を選んだ理由?なに、たいしたことじゃない。その目だ」
「め・・・?」息をはずませ少しの休息に安堵したかのようにマリエルは聞き返した。
「その空を映したような碧眼。そんな子供がいてもいいんじゃないかと思っただけだ。」
「何せ緑の目ばかりで多少飽きてきたんでな」
そしてピンと指で乳首をはねるとマリエルの胸はぷるんと大きく揺れた。それを合図にしたかのようにまた激しい動きが始まった。

「い"い"っ!ああっ・・・・!まさか・・あっん・・・んんっ」
マリエルの脳裏にこの館へ迎え入れたメイド、途中すれ違った少女達の姿が浮かんだ。
彼女たちの目は今自分に覆い被さってる男と同じ冷たく光る緑の目をしていたからだ。
「そんな・・・・まさか・・・あっ・・あの子達はあなたの・・・んっ・・でも年齢が・・・・はあはあ」
脈打つ物体がゴリゴリと膣内にこすりつけられる感覚にマリエルの意識は飛びそうになった。
そんな意識を繋ぎ止めるかのようにまたも信じられない言葉が男の口から発せられた。
「今更何を言ってる。さっきの触手たちを見ただろう。俺は人間じゃない。生殖期間も人間のそれとは違う。」
「ああ・・・やはりあなたは・・あっ悪魔っ・・・・!あああっ」
びくんと体を仰け反らせるマリエルは恐怖の目で男を見た。その言葉が真実なら自分が産む子供はおぞましい悪魔の子と言う事になる。
「いやあっ!抜いて!抜いてぇぇぇ・・・・!」
ずりゅっずちゅるっ!ちゅくちゅくちゅくちゅく・・・・・・・
マリエルの抵抗とは反対により一層激しくなる動き。そして子宮の奥にコツコツとあたるペニスが段々脈打つのを感じずに入られなかった。
「産みたくない!だ・・出さないでぇ・・・・!ほんどに・・ほんどうに今日は駄目なんです・・・・・!」
口からヨダレを飛ばしながらマリエルは必死で逃れようともがいた。しかしそんな抵抗も最後まで空しく終わることになった。
「そろそろだ・・・出すぞ!残らず受け取れ!!」ぱんぱんぱんぱんぱん
マリエルははちきれそうな程膨張したペニスを子宮で感じ取っていた。

「いやあああ!できてしまう・・・・・!!赤ちゃんが本当に・・・あああっ・・・いやよっいやあああああああ!!」
ぶびゅりゅりゅりゅるるるるる!!!どくっどくんっ!びゅくびゅくびゅくっっ!
どびゅるるるるるるるる!!!!
すさまじい音と共にマリエルの子宮には大量の種を含んだ精液が放出された。
そしてそれは子宮を満たしそれでも収まりきら結合部分からいく筋も流れ出してきた。
深い絶望感に陥りながらもマリエルの膣壁はいまだに男のペニスを締め上げその種を搾り取ろうとするかのように
きゅうきゅうと締め続けた。
巨大な肉棒が引き抜かれたヴァギナからは血と粘液と大量の精液が噴出するのだった。
「いや・・・・産みたくない・・・・・産みたくないよぉ・・・・・・・」
涙と汗とヨダレで顔を濡らしながらマリエルはうわ言のように繰り返していた。そして同時に胎内で熱い何かが動くのを感じた。
それは男の精子と自身の卵子が受精した証そのものだった。


3ヵ月後―――マリエルは元気な女の子を出産した。
これが新たな地獄の始まりだということにも気付かないまま・・・・。


与えられた部屋の中、マリエルは目の前ですやすやと眠る我が子の頭をなでた。
3ヶ月前の嵐の日、この屋敷に偶然迷い込んだばかりに人外の館の主人によって孕まされた子。
マリエルはその子にアンジェリカという名前をつけた。
どんなに恐ろしい相手でも子供の父親、主人に何度か名前を相談しようとしたが
いつもマトモに聞いてももらえなかった。
マリエルにとってこの三ヶ月はとても辛いものだった。
何度も逃げようとしたが館の少女達に監視されどうしてもそれができなかった。
さらに異様なスピードで膨らんでいく自分のお腹にいつも恐怖を覚えていた。
それでも時折動く自分の中に宿る命を愛しく思い大切に育てようと決心した。
しかしそんな大きなお腹を抱えるマリエルを主人は何度も陵辱し続けたのだった。
その度マリエルは必死で赤ちゃんの安全を願うばかりだった。
そしてやっとのことで生まれてきた娘はマリエルに似て栗色の髪をした可愛らしい子だったがやはり瞳の色は父と同じく緑だった。
主人もそれを見て興味をなくしたのか二人のことは忘れたかのように構わなくなった。

1年も経った頃―――マリエルは16歳、アンジェリカはもう5歳ぐらいの子と見た目が変わらないほど成長していた。
どうやら父親の影響だけでなく母親の個体によっても成長に差がでるようだ。
しかしアンジェリカは館の少女達と違いよく笑う明るい子だった。
娘の笑顔だけがマリエルにとって唯一の安らぎだったのだ。

この館で暮らすに当たってマリエルが一番つらかったことは毎夜繰り返される主人と少女たちの情事だった。
自分より幼い少女達が自分から足を開き主人のそそり立つものを嬉し気に受け入れていた。
そして彼女達の大半が主人の血を分けた実の娘やその孫と知ったときは気が狂いそうになった。
見るもおぞましいその光景が続く間、館に住む少女達は部屋の脇に控えて見ていなければいけないのだ。
疲れきった少女の後片付けや主人がすぐまたその気になった時代わりができるよう世話をするためだ。
マリエルも例外ではなく幼いアンジェリカの手を握りながらその場にたたずんでいた。
淫乱な少女達を見ながらいつも思っていた。「いつかアンジェリカもあんな風になるのだろうか・・・・。
そして実の父親の子を孕まされる事になるのだろうか――――。」
実際マリエルがいた3ヶ月の間、何人かの少女が同じように主人の子を出産した。
それ以外にも館には常にお腹の大きな少女が目立っていた。
これらの少女はやはり主人と血の繋がりがあったのだ。マリエルは震えが止まらなかった。

それから半年後、ついにマリエルは一番恐れていたものを目にすることになった。
昼間――アンジェリカの姿が見えないので屋敷の中を探していたところ主人の部屋から喘ぎ声が聞こえてきたのだった。
嫌な予感が頭をよぎり扉をあけてみるとそこには丸いベッドの白いシーツの上、
四つん這いになり主人のものを享受している娘の姿があった。

その姿はまるで獣の交尾そのものでありアンジェリカの幼い秘部は痛々しいほどに太くなった剛直を咥えこんでいた。
ショックで立ちすくむマリエルに気付いた主人は手の先で招き入れる仕草をした。
するとマリエルの体は勝手に動き出し部屋の中に進むとベッドの前で動きを止めた。
「ああ・・・アンジェリカ・・・・・!」悲痛な叫びをあげるマリエルの前でアンジェリカは可愛い顔を苦しそうに歪めていた。
「お・・お母様ぁ・・・・」そうして弱々しい声を出すのだった。
「おまえは誰だったかな?・・・・ああ、あの時の娘か。その青い目には見覚えがある。お前この娘の母親なのか?」
まるで二人のことなど忘れたかのような言葉にマリエルは愕然とした。
「ご主人様・・!やめてください!娘は、娘はまだ生まれて間もないのに・・・・!」
あれから更に外見は成長したとはいえアンジェリカはまだ生まれて2年経つかどうかだった。
マリエルは必死に訴えたが主人は鼻で笑うばかりだった。
「生まれたばかりだろうが体が成長してればどうでもいいではないか。そんなことは問題じゃない」
そう言うとさらにアンジェリカの腰をもち侵入を深く進めだした。
「くぅ!・・・・やぁん・・・・・・いたいよう・・・・」そう言いながらアンジェリカは涙をこぼし、
幼いなりに主人の動きに体をあわせようと必死だった。
「やめて!私を、どうか私を代わりに・・・・!」駆け寄ろうとしても動かない体を震わせそう懇願するマリエルを無視し
さらに激しい動きをする二人。そんな光景を見たくなかったが娘が気になって目を離せずにいた。
やがてマリエルはアンジェリカの変化に気付いた。

初めは泣きながら痛みを訴えていたのに今ではその目をトロンとさせ無言で主人の動きを受け入れていた。
「アンジェリカ・・・」
そして小さな割れ目からは先ほどより蜜が溢れ始め太股を伝い滴り落ちていた。
そして幼いピンク色の乳首を自分でシーツにこすりつけていたのだった。
「ははは!子供は正直だな。お前と違ってあれこれ言い訳などしない。自分の欲望に正直だ」
「んー・・・気持ちいいよう・・・もっと・・もっとぉ・・・・・」
そう言いながら快楽をねだる娘の姿にマリエルは戸惑いを隠せなかった。
「駄目よ!そんなこと言っては駄目!そんな汚らわしいこと・・・」
動揺するマリエルを尻目にアンジェリカはさらに淫らに頬を紅潮させ甘い声でねだるのだった。
「よしよし、それじゃあママにしっかり見てもらえ。お前が身篭るところを。」
主人の冷たい目が光ると小さな割れ目を押し広げたペニスは赤黒くどくどくと脈打ち始め、そして――――
「だめえええええ!」

びゅるっ!びゅるるるっ!びゅぶっ!ドクンドクン
マリエルの叫びと共に放出された精液はあっという間にアンジェリカの膣内部から溢れ出してきたのだった。
「どうだ?温かくて気持ちいいだろう?」
「・・・・あったかい・・・・お腹の中あったかいよ・・・・」息を弾ませぐったりするアンジェリカはそう答えながら微笑みを浮かべた。
マリエルはその姿に呆然とするばかりだったのだ。

次の日から毎日マリエルは主人とアンジェリカの淫らな姿を強制的に目にさせられた。
幼い顔や口は体液で汚されそれがすむと次は下の口まで徹底的に汚されていくのだった。
主人が自分を苦しめるためにわざとこうしてアンジェリカを陵辱し続けてるとマリエルは理解していた。
しかしアンジェリカはそれを喜び自分から進んで奉仕しだした。まるでお気に入りの遊びを覚えたように。
「お母様も一緒にしよ・・・・?」
自分の腕より太いペニスに唇を吸いつけながらアンジェリカは妖しげな笑みを浮かべた。
「駄目だ。ママはこういうことが嫌いなのさ・・・。そうだろ?」意地悪く目を細める主人はマリエルの本心を見抜いてるかのようだった。
マリエルの下着はすでぐっしょりと濡れていた。しかし娘と主人のあられもない姿を見てこうなったとは死んでも言えない。
必死で屈辱に耐えるしかなかった。

「そろそろ素直になったらどうだ」
この日もいつものようにアンジェリカとの蜜事を済ませた主人はワイングラスを片手に側に立っていたマリエルに声をかけた。
床には既に意識を失ったアンジェリカが息を弾ませ横たわっていた。小さな割れ目からは
とても子宮におさまりきらない液体が溢れその体は精液まみれになっていた。
これだけ連日中に精子を注入され続けてはいつ妊娠してもおかしくない状況だった。
「何のことです・・。私は別に・・・・」
なるべく娘を見ないようにしその体を布でくるもうとするマリエルの体を主人は引き寄せた。
「ここはそうは言ってないようだが」そう言うとマリエルのスカートから手をいれ下着ごしに湿った丘をなぞり始めた。
「ん・・・!くっ・・・・・・」敏感になってた部分への刺激にマリエルは唇を噛み締め耐えた。この男の思い通りになどならないように。

そして――「やめて!」パシッと主人の頬を叩いたのだった。
「はあはあ・・・あ・・あなたには誰かを愛する心はないの?自分の子供を・・あ・・愛する気持ちは・・・」
今までの男の振る舞いを考えればそんなこと口にするのも虚しかった。それでも今まで抑えてた気持ちが涙と共に溢れ出した。
一方頬を叩かれた主人はどこか驚いたようにその冷たい目でしばらくじっとマリエルを見つめると急に狂ったように笑い出した。
「くっくっくっ・・はーはっはっはっ!・・・愛?子供への愛か・・・・・・・」
一瞬主人は考え込むようなそぶりをし、すぐにマリエルの腕を引っ張り立ち上がらせた。
「来い」

マリエルが連れて来られたのは普段立ち入る事もない地下室だった。薄暗く空気がヒンヤリと湿っていた。
「ここは・・・・?」マリエルは辺りを見回した時ふいにぎょっとした。
闇の中、無数の光るものが動いているのだ。その光は目だった。
館にいた少女とおなじ緑の目をした子が何人も座って闇の中自分と主人を見つめているのだ。
「驚いたか?ここにいるのは俺の息子達だ」
「息子・・・!?」マリエルは思わず聞き返した。
「いつもは娘しか生まれないようにしてる。だが時々失敗するんだよ。そうして生まれてきた男の子供はここで暮らしてる」
確かにそこにいるのはみんな男ばかりだった。小さな子から10代後半まで様々な年齢の少年がじっと座っていた。
「酷いわ・・・こんな所に閉じ込めるなんて・・・・・。」
「そう思うか?それならお前が愛してやってくれ」そう言うと主人はパンパンと手を叩いた。
「え・・・・?」
その音を合図にしたかのように少年達はスッと立ち上がるとマリエルに近寄ってきた。
「ママ・・・・」
「新しいママ」
「義母さん・・・・・」
「おかあさん」
そう口々につぶやくと無数の手はあっという間にマリエルの手を、体をつかむと自分達のほうへたぐり寄せた。
「や・・・嫌!離して!」
恐怖に怯えながらもがくマリエルの目にさらに恐ろしいものが飛び込んできた。
地下に広がる闇の奥、うごめく人影があった。それは少年達に陵辱され続ける女性達だった。
みな出産直前のような大きなお腹をしており、それでも口や膣に少年たちの性器を押し込まれひたすら欲望を注がれ続けていた。
あらわになった乳房に吸い付く子供もいた。
女性達は快感からとうに正気を失っており狂ったような淫猥な表情を浮かべていた。
「あ・・あの人たちは・・・・」
「俺には必要なくなったから捨てようとしたらどうしてもこの館にいたいと言うもんでな。ここで息子たちの世話をしてもらってる」
「世話って・・・そんな・・・・きゃっ!」
ビリビリと音を立ててマリエルの服は破られ少年達は胸や性器に舌を這わせ始めた。

「いやあ・・・んっ・・・・はあっん・・・・・・やめて・・んんっ」
「ママ・・・ママの胸柔らかい・・・・」
そう言いながら乳首を吸い上げる少年は自分と変わらない年に見えた。
「義母さんのここ綺麗な色してる・・・・・・とっても美味しいよ・・・・・」
自分の股の下から顔を見せた少年はじゅるじゅると音を立てながら
マリエルの秘部に舌を入れ芽を舌で転がしながらその味をあじわうかのように無邪気に笑って見せた。
「ひいっ・・・!あはあっ・・・!」
あまりの快感にマリエルは背を仰け反らせた。そこに後ろからまた別の少年が抱き付き胸を揉みしだくのだった。
「いやいや、よかった息子達も気に入ったようだ。」
冷酷な笑みを浮かべた主人はそう満足そうに告げた。
「お前は俺に子供への愛はないのかと言ったな。ならばまずはお前が手本を見せてくれ。」
主人はニヤリと笑うと側にあった肘掛椅子に腰掛けた今から始まる惨劇を見物し始めた。
「ああっ・・そんな・・・こんなの・・んっ違う・・・間違ってるぅうぐっ!」
少年達に体を押し倒され四つん這いにさせられるとその口に液体を滴らせたペニスが挿し込まれた。
ぬちゅっぬちゅっぬちゅっ
「母さんのお口気持ちいいよぉ・・・」
ぶるっと震える少年は恍惚の表情を浮かべ喉の奥まで自分の欲望を押し込み続けた。
そして・・・一人の少年がマリエルの腰を持ち上げるとギンギンに硬くなったものを蜜壺の入口に押し当て一気に貫いた。
「んー―――っ!んぐぅ!!」
口も欲望の固まりで塞がれてるため声を出せずにいたがその感覚は全身を貫いた。
「ああ・・・義母さんの中・・・あったかい・・あったかいよ」
耳元でそう囁かれマリエルは頭が真っ白になった。口の中で動き回るペニスからは体液が溢れ続け
それを飲み込むだけでも精一杯なのに、自分の体の下ではまた別の少年が乳房に顔をうずめ胸の突起物に吸い付くのだった。
「んっ・・んっくんっく・・・んぐっ・・・・・えぶっ・・・・はあはあ・・・・もうやめてぇ」
わずかに出せる声で必死に求めたがどうにもならなかった。
ぱんぱん!ぱんぱんぱんぱん!!
後ろからマリエルを貫く少年の動きはより早くなりペニスはどんどん大きくなり脈打ち始め、
その感覚には覚えがあり同時にあの恐怖感が蘇ってきた。
「だめぇっ!だめよぉ・・・!外で出して・・・中はいやあ・・・・!」
ぐちゅぬちゅっ!ずぼっずぼっぢゅくぢゅくぢゅくぢゅく・・・・・・・
「ハアハア・・・義母さんの中いい・・気持ち良いよ・・・!僕を・・・僕達を愛してくれるんだね・・・・」
再び髪を持たれ口に陰茎を突き込まれるともう声を出す事もできなかった。

「母さん僕・・・もう・・・・・ッ」
びゅるるっどくんっどぶぶっどぴゅるるるるっ!!
先にイッたのは口に含ませた少年だった。口の中に大量の精液を流し込むと
長い竿をズルリと引き抜き残りをマリエルの顔に射精し続けた
「ゲホっゲホっ!・・・・うう・・・はあっはあっ・・・・えぐっ・・・・・・」
顔をドロドロにしながら泣き出すマリエルを少年達はきょとんとした顔で見つめていた。
その目は主人と同じ冷たい目をしていたが幼い輝きを宿しまるで精神年齢が育ってないことを物語っていた。

「義母さん・・・大丈夫だよぉ・・・僕もう少しで出るからね・・・・・これとっても気持ちいいんだよ。
 前の義母さん達はすっごく喜んでくれたんだ・・・・んっもう・・・出そう」
そう言うと後ろで挿出を続けていた少年のペニスは射精寸前まで膨張していた。
「んあっ・・やだああ・・・・!出しちゃ・・・・中で出さないでぇぇぇ!んきゃっ・・・んんっ・・いやあああ!」
「よかったなあお前達。お義母さんが赤ちゃん産んでくれるってさ。たっぷりその元を注いでやらないとなあ」
その光景を面白おかしく見ていた主人は残酷な言葉を残すと背を向け地下室を後にした。

「嬉しいな・・義母さん・・・義母さん・・・一緒に気持ちよくなろ・・・・僕の赤ちゃん・・・・・産んでっ!!」
「だめえぇぇ!出来ちゃうっ!また・・・っ赤ちゃんが・・・・・っ!!」
どくんっ!どくん!どびゅっ!
ごぼごぼごぼっ!びゅぶるるるるる!!どぷっどぷっ どじゅるるるるるるっっ!!!
子宮の奥の奥まで精液を流し込まれるとマリエルは崩れ落ちた。
「はあはあ・・・ううっ・・私また産むの・・・?また・・・産まなきゃならないの・・・・・?」」
「義母さん・・今度の義母さんなら僕達も赤ちゃんも愛してくれるよね?」
涙を浮かばせた虚ろな彼女の碧眼には母に愛してもらおうと順番を待つ少年たちの姿が見えた。
みんな無邪気に微笑み自分のものをしごきながら立っていた。


三日後―――地下室のドアが開きかすかな光が差込んだ。そして階段を下りてきたのはアンジェリカだった。
マリエルの目にはその姿は映るものの反応する気力すら残ってなかった。
三日間ほとんど休むまもなく少年達に欲望を注ぎ込まれ続けたからだ。今も彼らは自分の体を触り弄び続けていた。
「お母様・・・・・」
久しぶりに聞いたアンジェリカの声は館の少女と同じように感情がこもらないものだった。
「お母様・・お母様は・・・・赤ちゃん産むの・・・・?私・・・・兄弟ができるのね・・・・」
「嬉しい・・・でもそれだけじゃないの・・・。だって私・・・私も・・・・ほら」
そう言いながらアンジェリカはお腹を撫でた。彼女のお腹はかすかに膨らみそれは妊娠の証そのものだった。
「私も貰ったの・・種をおとうさ・・・ご主人様に・・・・。うふふ・・これでお母様と一緒ね・・・・」
血のように赤い唇で笑うと再び階段を上がりまた地下は闇に包まれた。
闇の中自分の体をはいまわる無数の感覚に襲われながらマリエルは声にならない声を出した。

マリエルは義息子に、アンジェリカは実父に孕まされ、この二人が後にどうなったかは誰も知らない。
荒野にたたずむ館からは今日も様々な声が響いてきた――――。