「いやああああああっ!!」

月明かり以外なにひとつ光源のない、薄暗い廃工場に、絹を裂くような悲鳴が響き渡った

「やめてっ!やめてっ!いやぁぁぁムグッ」

発端はよくあるレイプ事件
違うのは、彼女が連絡先と写真を撮られていたことと…

「んーっ!?むーっ!むーっ!?ふぇっ!?」

あの悪魔の薬

「くふぅーん…んっ…んっ…んっ…」


昨夜、彼女…田中 美津子はレイプされた

それも生まれて初めて

いや、そう何度もあっては困るのだが
その経験が若干16歳の彼女の心に一生消えない傷跡を残したことは間違いない

「警察…電話…でも…ぅう…」

先ほどから、彼女は電話の前で固まっていた
自分のうけた被害を警察に知らせるべきかどうか、迷っているのである

『このことは誰にも言うなよ。正面向いて写ってる写真だけでも5枚はあるんだからな。」

強姦魔の言葉が頭をよぎる
警察に知らせたことがばれたら…
それだけではない、彼女は一晩で心の底から自分を軽蔑するに足る体験をしたのである

『いやぁ…もっとぉ!お願い!何でもするから…お願いよぉ…』

媚薬か、麻薬か、体に白い軟膏を擦り込まれた彼女は、普段の姿からは想像もつかない痴態を演じ
宣言どおり男のあらゆる要求に応えてポーズをとった

『まずは自分からまたがってハメてもらおうか』
『四つん這いになって尻を突き出せ』
『ひざを抱えて、丸出しにしろ』
『M字開脚で目線をよこせ』


すべて、彼女が二つ返事で了承した命令である

「あんな写真ばら撒かれたら…」

想像しただけで卒倒しそうになるが、彼女の懸案事項はそれだけではなかった
色ボケした頭にもはっきりと届いた最後の命令、それは…

『孕め』

記憶がただしければ、彼女はYESと応えていた


LiLiLiLiLiLi…

「ッ!?」

突如、電話が鳴り響いた
深呼吸して気持ちを落ち着け、震える手で受話器を取る美津子

「はい…田中です…」

「よぉ、今朝はちゃんと起きれたか?」

忘れもしない、強姦魔の声に彼女は受話器を取り落としそうになる

「おっと、切るなよ。写真のことを覚えてるならな。」

今にも泣き出しそうになりながら、男の言葉に耳を傾ける

「今夜11時、昨日の廃工場にこい。もちろん、一人でな。」

一方的に用件だけを伝えると、電話は切れた

「どう、しよう…」

ここで、彼女が電話の内容を警察に知らせる、という選択をしたなら
もしも、彼女が一人暮らしを始めたばかりの高校生でなかったなら
未来は変わったかもしれない
しかし
午後10時45分
あの工場には彼女の姿があった

「ちゃんと一人で来たらしいな。」
ギクリとする美津子、足跡はひとつではなかった
「おっ、かわいい〜」
「お前、こんな子どうやって引っ掛けたんだよ?」

ゾロゾロと数人の男が現れ、美津子を取り囲む

「…っ!」

恐怖と絶望に凍りつきながら体の芯は燃えるように火照っている
美津子は戸惑いつつも、それが期待によるものだと、うすうす気づいていた

「それじゃ、撮影会を始めようか。」


「なっ…そんな!?」
昨日、あれだけ恥ずかしい写真を撮られたのにまだ足りないのか、彼女は戦慄した

「いや…もう、いや…許して…写真を返して!」

「ああ大丈夫、貫通式は昨日済んだからな。今日は痛いことなんて一つもない。
ただ、ひたすら気持ち良いだけだ。」

男の手に握られた容器には見覚えがあった

昨晩、彼女を狂わせた悪魔の薬だ

この薬によって、彼女は少女から女を跳ばして一匹のメスに成り果てた
…それが再び彼女の体を汚染しようとしている

「いやッ!誰か!誰か助けてぇぇぇぇぇ!」

郊外の廃工場の中
まして、5人もの男とコンクリート壁に囲まれた状況で彼女の声が外に届くはずもなく
羽交い絞めにされ、衣服を剥ぎ取られ、そして…

「どうして…どうして、こんなことに…」

美津子の心にまた一つ、一生消えない傷跡が増えた

『はぁんっ!んぐっ!んっ!んふぅー…』

『え、なに?一すくいで、こんなになっちゃうの?』

『ああ、こいつもともと淫乱なんだよ。普通こんな量でここまで乱れねーって。』

薬の効果は絶大だった
彼女の理性は瞬く間に蕩け去り、10分と経たずに自分から性交をねだり始めた

『お願いします!ねぇ、いいでしょ?そのために呼び出したんでしょ?ねぇ!ねぇ!』

しかし、男たちも辛抱強かった
これほどの痴態を目の前にしてもなお、美津子に手を触れず、彼女からさまざまな譲歩を引き出したのだ

『ねぇ、お願い!ゴムなしでいいから!中に出していいから!』

『んー、でも俺たちの目的はあくまでも写真撮影だからなぁ』

『ああ!じゃぁ、じゃぁ…中に出して、垂れてくるところ撮って!それならいいでしょ?』

自分が何を口走ったか、記憶が鮮明なだけになお始末が悪い
結局、男たちに解放されるまでの3時間に15発もの射精を受け、そのうち実に12発が膣内射精という有様だった

「妊娠しちゃう…どうしよう…」

実際、この連鎖から抜け出せる可能性はゼロではなかった
LiLiLiLiLiLi…

「これからは一週間ごとに、定期撮影会やるからな。一応連絡はするけど、毎週土曜の夜は予定空けとけよ。」

この呼び出しに彼女が応じるまでは…

それから一月ほど経ったころ

「…ふふっ♪」

美津子の心は弾んでいた
もちろん、今日が待ちに待った土曜日だからだ

「あ〜じれったい!早く夜になんないかなぁ!」

定期撮影会が憂鬱だったのは最初の2回までだった
すっかり薬が、そして男たちが、与えてくれる快楽の味を占めた美津子は、次第に呼び出しの電話を心待ちにするようになっていった
3度目には自分から薬をねだり
4度目には着ていく服にまで気を使うようになり
そして、5度目…今日は特別な日だった

『一週間かけて身の回りの整理をしておけ。今度の長期休暇はじっくり可愛がってやるからな。』

毎週月曜日、普段は『予定通り』で済む電話が、この日は少しだけ長かった
この日のために、親にも友達にも『春休みに一人旅をしてみようと思う』という旨の嘘を言いふらし、着々と準備を進めてきたのだ

午後9時
入浴を終えた美津子は、この日のために用意した勝負服に着替えた
ほとんど乳首しか隠れない扇情的なブラジャー
紐と見まがうようなTバック
そして、普段は見る機会すらないガーターベルトで吊られたオーバーニー
黒で統一された下着類の上からロングコートを羽織り、彼女の着替えは完了した

いつもより少し早めに開けられ、しっかりと施錠された自宅のドアは
二度と彼女の手で開かれることはなかった

いつもの場所に行くと、そこには黒塗りの車がとまっていた

「あれ、撮影会は?」

「言ったろ、じっくり可愛がってやるってな。場所かえるからついて来い。」

ホテルかしら?別荘かしら?
そんな他愛もない想像をしながら車に乗り込んだ美津子に、薄い冊子が渡された

「台本…?」

「そうだ、着くまでにしばらく時間あるから暗記しておけ。今回はビデオ撮影に挑戦するからな。」

高速をいくつも乗り継ぎ、車は2時間ほども走り続ける
その間、何度も台本を読み返す彼女の瞳には、数週間ぶりに感じる恐怖が宿っていた

「着いたぞ」

「………」

すっかり押し黙ってしまった美津子、しかし逆らおうとはしない
彼女は理解したのだ
あの日、自分が最後のチャンスを放棄したことを

「………」

「なんだ、すっかりおとなしくなっちまったな」

手を引かれ、見知らぬ建物の地下室へと入っていく彼女の脳裏には
初めて男と繋がった日の最後の記憶がよみがえっていた

『孕め』
記憶がただしければ、彼女はYESと応えていた

「おっ、お嬢ちゃん。今日はずいぶんエロい格好してるな。」

「いやぁ、淫乱だと思ってはいたが…まさかここまでとはね。」

すっかり顔なじみになった男たちが投げかける下卑た言葉

「いや…」

「ん〜?」

「いやああああああっ!!」

狂ったように泣き叫ぶ美津子に一瞬面食らう男たち
だがそれも想定の範囲だったようで、半狂乱の彼女はたやすく押さえ込まれてしまった

「ありゃ、なんだ。まだ、まともな思考が残ってやがったのか。」

「台本読んでくれたんだな、そりゃショックだろうよ。」

「いやッ!誰か!誰か助けてぇぇぇぇぇ!」

奇しくも、彼女が始めてこの男たちに出会ったときと同じ状況
しかし、美津子はあのときとは比べ物にならないほど感度を増しており、しかもこの場は完全な密室である

「あぁ…あああぁぁ…」

自分から無防備にさらした肌に染み込んでくる熱と快楽を感じて
彼女は最後の理性と、希望を手放した


そして撮影が始まった

「いいか、一応死角にカンペ出しておくけど、ちゃんと台本暗記して台詞言うんだぞ。」

「あぁ、分かってますから!分かってますからぁ、早く!」

ビデオカメラが設置され、田中 美津子初主演のAV撮影が開始された
『種受け奴隷 みつこ』と題され、現在進行形で30近い作品が製作されているシリーズの記念すべき第一作目の撮影風景は以下のとおりである

「皆様、始めまして。この度、種受け奴隷としてご主人様に飼っていただくことになりました、みつこと申します。」

声を震わせ、三つ指ついて登場した美津子は、そのままの姿勢で説明を始める

「種受け奴隷というのは…ご主人様のモノを、一切、避妊なしで…く、くわえ込んで」

興奮のあまりブルブルと震えながら、彼女は声を絞り出した

「子種を受け入れ…妊娠する…奴隷です…」

言ってしまった
ついに、記録媒体の前で自ら人間未満を宣言してしまった

「あぅ、プログラム一番…わ、私を…種受け奴隷に相応しい格好にしていただきたいと思いますっ!」

恥じらいを振り払うように叫んだ彼女の両脇に、男たちが姿を現した

「種受け奴隷にお洋服はいりませんので…剥ぎ取って…素っ裸に、していただきます…」

彼女が言い終わるとともにロングコートに手がかけられ、下着もはずされた

「で、では…私が二度と表を歩けないように…取り上げた服はこの場で処分していただきたいと思います。」

カメラの前で、やや大げさにに彼女の衣服が破られ、無残なボロ布と化していった

「それから…あそこの毛を処理して…私の…孕み穴を丸出しにしていただき、準備は終了です…」

カメラが大開脚した彼女の股間にズームアップし、陰毛がそり落とされる様が記録されていく…

「こ、これで、ご主人様と、皆様の視線をさえぎるものは何一つなくなりました。
では、プログラム二番…誓約文を読み上げたいと思います…」

一枚の紙切れが彼女に渡され、彼女は興奮に上ずった声で読み上げる

ひとつ 私は種受け奴隷としてご主人様に絶対服従することを誓います
ふたつ 私は今後一切の衣服を身に着けず、常に性器が見える状態を保ちます
みっつ 私は何時いかなるときも、ご主人様とのセックスを絶対に拒みません
よっつ 私は少しでも妊娠の確率が上げるため、自主的に膣内射精をおねだりします
いつつ 私は本日ただ今より、一切の人権を放棄し、ご主人様の奴隷として仕えます

一通り読み上げると、拇印を押し、カメラに向かって差し出した
誓約文が男の手によって回収されていくのを見守った後、彼女は静かに口を開いた

「プログラム三番…最後に、ご主人様から、種受け奴隷として最初のご命令をいただきたいと思います…」

「最初から最後まで、命令はこの一つだけだ、みつこ。」

無慈悲に命令が下される

「孕め」

彼女は拒まない

「皆様、最初のご命令をいただきました…私はこれから、ご主人様と交わり…子種をいただいて…」

ゴクリ、とつばを飲み込み、台本にある最後の台詞が発せられた

「初めての、妊娠をしたいと思います。」

宣言どおり、彼女は男にまたがり、ゴムもマイルーラもなしで男根を受け入れた

「ああんっ!」

「どれ、そんなに妊娠したいのか。」

「はい、ご主人様…みつこ、妊娠したいです…」

グチュリと音を立てて、美津子の性器がかき回される

「それじゃまずは、俺が射精しなきゃいけないなぁ?」

「はいっ!いっぱい動きますから、気持ちよくなってくださいね。」

言いながらガクガクと激しく腰をグラインドさせる美津子
さらに、下になっている男も、動きにあわせて突き上げる

「ん、ん、ん、ん、ん…」

クチャクチャと卑猥な水音がしばらく続き、そして

「おら、下になれ!」

「あん、激しぃぃ…あっあっあっあっ!」

「ケツ出せ、もっと高くだ!」

「凄ッ…いですぅ…あ、あぁっ」

「しっかり掴まれよ、落ちるぞ」

「やぁ…これぇ、恥ずかしっ…ひあぁぁぁ!」

正常位、後背位、駅弁…カメラが見守る中、考え付く限りのあらゆる体位で犯され、身悶える美津子
やがて男のほうが限界に近づき

「む、く、そろそろ…出すぞ」

「ぁぃ…どうぞ、たっぷり出して…孕ませて、くださいぃ…」

背面座位…彼女の体と結合部がすべてカメラに写る体位で、美津子は初めて妊娠を目的に精液を受け入れた

「はい、カット。お疲れ様ー」

カメラを回していた男が撮影終了を知らせ、ようやく彼女の体が開放された

「ふぅ、こんなに順調に撮影が進んだのは初めてだ。まったく、お前が淫乱で助かったよ。」

「あぅぅ、だって…このお薬気持ちよすぎて…」

顔を真っ赤にしてうつむく美津子、しかし男たちは顔を見合わせて大笑いした

「おいおい!まだそんなモン信じてたのかよ。」

「そろそろネタばらししてやれよ。」

「精神的作用ってやつかね?」

口々に彼女を笑う男たち

「え…どういう事…?」

「すっかりその気になってたみたいだけどな。
これ、安物の興奮剤をちょっと混ぜただけの、どこにでもあるハンドクリームだぞ?」

不意打ちだった
『薬のせい』だから自分は悪くない…そうやって支えてきた自我が、あっさり崩された

「あはっ…あははははははははははははははははは!」

「ありゃ、なんだイカレちまったか?」

「平気平気、ブチ込んでやれば一発で直るって。」

「そうか?おい、股開け!」

「ふぁぁい…ァん…」

終わった
撮影が、ではない
田中 美津子の人生が、である

「私…最初から変態だったんだぁ…」

もはや彼女には、日の当たる世界を懐かしむ気持ちすら残っていない
後はただ、壊された心と釣り合いを取るかのように体を差しだし、陵辱をねだるのみ
彼女は完全に屈服していた


……
………
…………
……………


皆様お久しぶり、種受け奴隷のみつこです。

今回はうれしいご報告があります。

先日、最後に生理のあった日から、ちょうど三ヶ月を向かえました。

妊娠確定です!

これからは毎月、少しずつ赤ちゃんが育って、私がボテ腹になっていく様子をご覧いただけると思います。

どうか、出産ショーまで流産しないように、皆様も応援してくださいね。


田中 美津子の捜索は今も続いている

過去の写真をもとに、予想される経年変化を加味したCG映像もつくられた
しかし、その映像を当てにしている限り美津子が見つかることは永久にないだろう
それほどに、彼女は変わり果てていた

愛らしかった顔は性欲に爛れ、ほっそりした首にはゴツい首輪をはめられている
パンパンに張り詰めた乳房には背中にまで達するイレズミを彫られ、乳首には陰核とそろいのピアスまで穿たれた
清楚だった性器も今やすっかり使い込まれ、赤黒い膣肉に精液がこびりついていない時はない
そして何より
くっきりと妊娠線が走る腹は三人目の子でデップリと膨れていた

「皆様お久しぶり、種受け奴隷のみつこです。
今回も、孕み腹におちんぽブチ込まれて無様にイキまくっちゃいます!
どうぞ、心ゆくまで、変態妊婦の種付けレイプショーをお楽しみください♪」


後日談