呪い
まさにその表現がピッタリだろう。
山奥の寒村に祭られた、土着の古き神。
そんなものにイタズラ半分に触れて、ただで済むはずがない。
これはある意味当然の報いなのかもしれない
だが、それによって彼女の…
岡本 澪の人生が受けた傷はあまりにも大きかった

夜8時
人通りのほとんどいない裏通りを一人の少女が歩いていた。
年のころは16・7といったところだろうか?
白い肌と艶やかな黒髪に紺色のワンピースがよく調和した、上品な魅力のある少女だ。
スッと通った目鼻立ちは、もう2,3年もすればさぞかし美人になることだろう。
そんな彼女の通り道として、ここはあまりにも危険だった。

「むぐっ!?」

ビルとビルの隙間、ちょうど電灯の明かりが届かない暗闇から突然伸びてきた手が、彼女を絡めとり、押さえつけた

「むぅっ…うぐ…」

片手で彼女の口を押さえ、空いた手でワンピースをたくし上げる襲撃者の目が、一瞬驚愕に見開かれた。
だが、かえって好都合だ、とでも思ったのだろう。
そのまま服の下に滑り込んだ手は彼女の体をまさぐり、淡い茂みの中から目当てのものを探り当てた。

「ふっ…うぅぅ…」

男は、ガサガサとせわしなくズボンを引きおろすと、自慢の逸物を月明かりに照らし、少女に見せ付ける。

「ぐっ……ぐぅぅ…」

亀頭で股間を撫で回し、薄い陰毛の柔らかな感触を楽しんだ後、男は一息に少女を貫いた。

「…っ!」

繋がったまま体重をかけ、壁に押し当てる。
肩幅程度に脚を開いている少女の股座をクッションに使い、男は激しく腰を振りたくった。

「んんーっ!んんーーーっ!」

恐怖か、諦めか、うめくばかりで抵抗らしい抵抗をしない少女に気を良くした男は、そのまま少女が失神するまで2時間にわたって強姦を続け、股間をベットリと汚した少女を残して立ち去った。

しばらくして目覚めた少女…岡本 澪は、あたりを見回し、男がすでに立ち去ったことを確認してつぶやいた。

「お持ち帰り、してくれなかったんだ…」

実は、彼女のこういった経験は1度や2度ではない。
それもそのはず、彼女は毎晩わざと人通りの少ない道を選び、わざわざ薄着をして夜の散歩に興じているのだ。

「ま、いっか。あれだけ時間かけてこんな量じゃ使い物にならないし…」

服についたほこりを払うと、彼女は自宅とは反対方向に歩き出した。
股間から精液が垂れるのもかまわず15分ほど歩き続け、大きな橋の前で立ち止まる澪。
この橋の下は浮浪者の溜まり場であり、普段は誰も近づかない場所なのだ。

「おい、お嬢ちゃん。こんなところに何しにきたんだい?」

澪が河川敷に降りると、さっそく見知らぬ男が声をかけてきた。
埃にまみれてはいるがボロボロと言うほどでもない、この男は新参のホームレスだった。

「ああ、おじさん新入りの人?じゃあ一から教えてあげる。」

ハラリとワンピースを脱ぎ捨てる澪。
その下から現れた裸身は、下着を一切身に着けていなかった。


「私ね…あなたたちにマワされに来たの。」

目を白黒させる男の後ろから、ゾロゾロと顔なじみが集まってくる。
万年女日照りの彼らにとって、澪の体は週に一度のご馳走だった。


……
………
…………
……………

「おっ、おっ、おっ…気持ちいいよ、お嬢ちゃん!もう出そうだ!」

先ほどの男が澪の口に精を吐きつけようと腰を突き出した。
だが、すんでの所でその射精は不発に終わる。

「うぅっ…な、何しやがる!」

澪の長い指が、男の逸物の付け根をしっかりと掴んでいた。

「何しやがるーじゃないわよ、最初に説明したでしょ。どこ使ってもいけど、出すときは全部ココに…って。」

そういって彼女が指差した場所は、別の男のモノをくわえ込み、激しい注送に泡をたくわえて捲れ上がっていた。

『どこで何回してもかまわない、ただし精液は全て膣に注ぐこと。』
これが彼女の出した唯一の条件だった

「おい、新入り!勝手なことしてんじゃねえぞ!」
「そうだぞ!こんな可愛い娘が股開いて、中出しまでさせてくれるってのによぉ。」
「澪ちゃん怒ってもう来てくれなくなったら、どうしてくれんだ!」

口々に澪の味方をする浮浪者たち
彼女の影響力の強さを思い知った新参の男は、おとなしく引き下がった。

「悪かった。ちゃんと、そっちが空くまで我慢するよ。」
「ん!ん!もうすぐ…っ…終わると思うから…っ!」
「あああ〜…ッ、出るよ!お嬢ちゃん!」

丸一週間、溜めに溜めたクリーム色の精液がドクドクと彼女の中に注がれる。

「あ…あ…ッ」
「ふぅ、相変わらず最高の抱き心地だったよ、お嬢ちゃん。」
「お、空いた、空いた。さあ、今度こそ出させてもらうよ!」

一人射精し終えると間髪いれずに次の男が侵入し、その間に他の男が口や手で射精の準備をする。
流れ作業のようなセックスは10人以上の浮浪者たちが全員満足するまで延々と続けられた。


こんな生活を毎日続けている澪は当然ながら寝不足だ。
待つものとて居ないアパートに帰った後、4時間程度の睡眠をとった彼女はシャワーを浴びて登校した。

「おい、岡本。」
「んー?」
「ちょっと後で話があるんだけど。」
「んー…」

半分眠った状態で机に突っ伏する彼女に、一人の少年が声をかける。
この少年もまた、彼女の体に大いに感心を持っていたのだ。
毎晩夜遅くまでフラフラと町を徘徊し、
不良グループや暴走族と一緒に居るところも見られている澪には良くない噂も多く、
この手の人間からは無防備に見られていた。

「おまえさぁ、例の噂本当なの?」
「噂?」
「毎晩街に出て、イロイロしてるって噂…」

『ああ、青姦してるところを見られたのか』
澪の認識はその程度だった。
否定して話を終わらせることは簡単だったが、彼女は計算する。
この噂を利用して自分にそういうイメージをつければ、校内にも相手を確保できるかもしれない、と。

「うーん、ちょっと、一口には説明しにくいなぁ…そうだ!これから家に来ない?」


……
………
…………
……………

「はぁ、はぁ、はぁ、ウ…ッ!」
「んんぅ♪凄ぉい…2発も出したのに、まだガチガチだぁ…」

通学のために田舎から出てきた澪は、現在一人暮らしをしている。
説明会と称して少年を自宅に連れ込んだ澪はその場で彼を押し倒し、誘惑した。

「くっ…この!」
「あぁんっ!イっちゃう!イっちゃう!」
「うあああああっ!!」
「くひぃぃぃ……♪」

澪の体にしがみつき、熱いヌカルミの中に三度目の精を放ちながら、少年はふと違和感を覚えた。
自分の胸の下で潰れるふっくらとした乳房のほかに、下腹部に当たるしこりのようなものを感じる…
かすかに、こうして密着しなければ分からないほどにだが、腹が不自然に膨れているのだ。

「どう?私が毎晩何してるか、わかった?」
「ああ、よく分かったよ…」
「そう、良かった。また今度遊びに来てよ♪お友達も連れて…ね?」

少年は、澪が無節操なセックスによって妊娠していると理解した。
その判断は半分だけ、正しかった。

夏休み、澪はいつものように実家に帰っていた。
親の顔を見たり、地元に残ったわずかな友人と旧交を温めたり、
するべきことは色々あったが、彼女のメインイベントはそれとは別のところにあった。
いまや、彼女の生きる理由そのものといっても過言ではないそのイベントは、
山奥の、今はもう誰も通わない古い社で行われる。

「ひぃっ!ひぃっ!ひぃっ!ひぃっ!」

深い、深い洞窟の奥で、澪はグロテスクな触手に絡まれ、悶えていた。

「ぅぁぁぁあああああーーーーッ!!」

ぬらぬらと濡れ光る触手に弄ばれる彼女に、いつもの余裕はない。
堪えきれない快感に翻弄されて泣き叫ぶ彼女の性器に、数本の触手が無遠慮に侵入していった。

「あ゛あ゛ーーーッ!あ゛あ゛ーーーッ!!」

『狂ったような』としか言いようのない痴態を演じる澪に、さらに追い討ちがかけられる。
二本の触手が澪の大きな乳房に巻きつき、しっかりと固定した。
そしてさらに二本の触手が近づいていき…

「ひぎゃッ!がああああああああッ!!!」

なんと乳首をこじ開けて、彼女の乳腺を犯し始めたのだ。
グチュ、グチュと音を立てて本来異物が進入するはずのない穴をえぐる触手。
侵入者の細長い輪郭を浮かび上がらせる乳房。
白目をむいて絶叫する澪。
彼女は震える手で自分の乳房を掴み、中で暴れる触手に奉仕するかのように揉みしだいていく…

「おっぱい…ブッこわれりゅうぅ……」

たわわに実った胸で触手の束を挟み込み、夢中で腰を振りたくる彼女の腹が、突如ボコボコと動き始めた。
自宅でクラスメイトに体を許したときよりも大分おおきくなった、
それでもまだまだ服で隠せるレベルの膨らみが、中で何かが暴れているかのように波打ち、そして…

「あ゛…ッ」

一塊の小さな触手が、澪の『内側から』噴き出した。
それを感知して、彼女を蹂躙していた触手は膣口付近に移動し、円陣を組む。
入り口を広げているのだ。
これから這い出してくる、彼女が前回の里帰り以降ずっと精と肉欲をささげ続けてきた存在のために。

「うぅ…ひぃぃ♪」

性器から飛び出した触手は、ズルズルと伸びていき、彼女の腰骨と太ももに絡みつく。
そのままグイと力をこめ、せまい子宮から外の世界に本体を引きずり出そうとしているのだ。

「ぎゃあああああッ!産まれるッ!あぎっ!ぎぃぃ…ひぎぃぃぃ…ああ!ああ!産まれるぅぅぅぅ!」

全身を歓喜に打ち震わせ、声を張り上げる澪、その子宮口が徐々に広がっていき、ついに…

中から飛び出してきたのはタコに似た生物だった。
ただし、のれんのようなその触手は一周36本もあり、しかも三段重ねになっている。
おまけにその肌は毒々しい緑色で、最も長く太い真っ赤な生殖根は、
生まれた直後だというのにギンギンに勃起して鎌首をもたげていた。

これこそが、3年ほど前から彼女にかけられ続けている呪い。
女の子宮に宿り、男の精液をすすって育つ太古の化け物である。
それだけではない、淋菌・クラミジア・梅毒トレポネーマ…共生相手の細菌やウィルスを得るために
彼女を不潔な浮浪者と集中的に交わらせ、あらゆる不浄をかき集めて残らず吸収した、
世にもおぞましい生命体…
しかし今の澪にとっては、それを孕み、産み落とすことこそが至上の悦びだった。

「いひっ…う、うまれ、ましたぁ…」

自分に絡みついた触手にそっと触れ、その根元に向かって媚に満ちた笑顔を送る。
そこには、先ほど産み落としたモノと相似形の巨大な怪物が鎮座していた。

「つ、次…次を…次の仔を仕込んでください…まだ産み足りないんです…孕みたいんですぅ…
それぇ、それ…ここに、突っ込んでください…お願いぃ…」

身をよじり、必死に性器を見せつけようとする彼女の努力は、まもなく報われた。
グルグルと触手が動き、彼女の体が、熱くたぎる生殖根の上に降ろされたのだ。

「はぁぁぁぁぁ…」

ブヂュブヂュと音を立てて飲み込まれてゆく剛直。
軽々と子宮まで達するそれは、グネグネとうごめいて、あらゆる角度から彼女の中を陵辱する。
乳首に突き刺さった触手も動きを再開し、彼女の体は再び、ビクビクと狂い跳ねた。

「ぎひっ♪きもちぃぃぃ!」

とどめとばかりに、やや太い触手が澪の肛門を貫き、それによって狭まった膣が生殖根を締め上げてゆく…
ぱっくりと口を開いた子宮の目の前で、生殖根がドクンと脈打った。

「ぅがぁぁぁぁーーーーーーッ!!!」

彼女の望みどおり、絶頂と同時に澪は身ごもった



……
………
…………
……………

「ほらな、言ったとおりの淫乱だろ?」

新学期早々、先日の少年が7人の仲間を連れて、澪の家に押しかけてきた。

「ぁぁぁぁ…オスぅ…オスのにおいだぁ♪」

新しい仔を授かったばかりの澪は現在、体が乾ききった状態にある。
全裸で這いつくばり、ヘラヘラと緩みきった笑顔を浮かべる澪。
その女陰は、触れても居ないのに洪水のように愛液を噴き出し、男を求めてヒクついている。

「ひぃぃぃぃぃ♪レイプ!ねぇ、レイプぅ!早くみおの淫売マンコレイプして!グチャグチャにしてぇーーーッ♪」

高々と尻を持ち上げて強姦請いをする彼女が、
これからどんな破廉恥な誘い文句で膣内射精をねだるのかは分からない。
だが、これだけは確かである。
彼らの精はすべて、彼女の膣深く…あの化け物のゆりかごに注がれることになる