88 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/06/20(水) 22:45:46 ID:Fpu4N18x
シチュ↓
@何人かの臨月妊婦さんがお腹をくっつけて、胎動を感じあう。
Aお腹が大きいため、和式トイレができず、あそこも拭けない妊婦さん。
B妊婦だけの国の出産話。
Cあそこが2つあり、妊娠中に2つめのあそこに中田氏される。週がずれて妊娠。

108 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/06/28(木) 00:13:24 ID:40ozgxj7
>>88 

4はよくわからないが、それ以外は面白そうだな。なんか書いてみるかな?
半端なく難しそうだが…


20XX年。
日本は20世紀末から続く少子高齢化に歯止めが掛からず、深刻な出生率の低下を招いていた。

もはや高齢者人口は3割に昇り、子供の人口は減る一方であった。

しかし政府も黙って見ている訳にはいかない。
高齢者を減らすのは無理な為、少子化を食い止める法律を作り上げた。

その名も

「出産・育児推進特区設立法」

である。

まぁ読んで字の如く出産から育児にかけて国が全面的にバックアップするというものだ。

しかし、これが少々変わった法律である。
それについては日本初の特区になった○○県△△市の職員の方に伺う事にしよう。

こんにちわ。この度我が出産・育児推進特区についての説明をさせて頂きます。
まずは皆様をお支えするスタッフです。

スタッフ一部例外を除きましてすべて妊娠中の女性で構成されております。

きっと皆様のお悩みに対応出来るかと思います。

続いて、システムについてになります。

まず、特区に入所して頂いた女性の皆様にはパートナーとなる男性を選んで頂きます。これが先程申し上げました例外の男性スタッフです。
彼らとは仮想の夫婦関係を取ります。故に一夫多妻制を承認しています。

男性を選んで頂いたあとは施設に入って頂き種付けとなります。
良いお子様をお孕み下さいね。

その後は当施設の完全サポートの下でご出産となります。

大抵の皆様はその後複数に渡って種付けをご希望になる女性がほとんどでございます。
これも当施設が誇るべき成果と自負しております。

では皆様、良い種付けライフ…ではなく出産ライフをお楽しみ下さいね♪


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某県某市。

一見自然に囲まれた、なんの変哲もないおだやかな町だが、市内を見渡してみるとその異常さに気付く。

それは町を歩く人々全てが妊婦なのである。
決して誇張表現ではない。ではなぜこんな状況なのか?
それは、この市が先日制定されたばかりの「妊娠・育児推進特区」に指定された町だからだ。
多くの出産、妊娠希望者がこの町に集まっているだ。故に、自然と妊婦の率が高くなる。


そしてその一角、都心部から離れた田園地帯に主に身重の妊婦の居住区となるエリアがある。

そこでは今日もこんな声が響いてくるのだ。

「だーめー!ダーリンはあたしのものなのーっ!」

溌剌とした少女らしき声。

「あら、旦那様は私のものですわ」

こちらは対照的な落ち着き払った女性の声。

「あー二人とも…?お腹に障るからもう少し大人しく…」

最後に気弱そうな男性の声だ。

「ねぇダーリン!奈々と愛ちゃんどっちがダーリンの奥さん?」

どうやら「少女」の方が奈々で「女性」の方は遥というらしい。

「旦那様、もちろん私ですよね?」

遥がぐっ、と彼に詰め寄る。

「ちーがーうーのー!奈々がダーリンの奥さんだもん!」

奈々も負けじと近寄る。
だが当の男性は弱りきっている。それもそのはず、彼にとっては二人とも大事な「妻」だからだ。

一応説明を付け加えておくと、この町では特区である関係上一夫多妻制が認められている。
奈々も遥も彼の「妻」なのだ。そして今その二人の「妻」が取り合いをしている。美少女二人が自分を取り合うのだから、男にしてみれば夢のような状況だ。

「遥…キミはもう20なんだから奈々と一緒に遊んでたら…。」

「旦那様、これは遊びではありませんわ。」

「そうだよ!これは女の意地を賭けた仁義なき戦いなんだから!」

嫌に熱が入っている。まぁ、いつもの事なのだが。

「それにね、ダーリン!あたしだってもう16だよ!こうやってダーリンの赤ちゃんも孕めるし、立派な大人だもん!」

「赤ちゃん…そうですわ…赤ちゃんを使って勝負しましょう。」

「なんで勝負する必要が…なぁ奈々…」

「受けたつよ!遥ちゃん!ダーリンにいっぱい愛して孕ましてもらった赤ちゃん、負ける訳ないもん♪」

…あぁ、やっぱり。当然の結果ではあったが、やはりため息を禁じえない。
くれぐれも穏やかな内容であれば良いと願うばかりである。

しかし…。

「お腹の赤ちゃんは旦那様に孕ませて頂いた大事な赤ちゃん…。ご奉仕も兼ねて旦那様をお腹で気持ち良くして差し上げます♪」

「ぇ…遥…それは…」

「うんうん。ダーリンの愛が沢山詰まった赤ちゃんの方が気持ちよく出来るよね!」

「そういう事です。これなら旦那様も参加出来ますし…。」

もう、成すようになれ。

最早諦めてしまった彼なのだった。