「おかあちゃん、ただいまー」
僕ら、父と母と僕の3人家族は関西のとある県に帰省した。
僕の名前は 藤原 祐一 。
中学3年生で、今は受験勉強の真っ最中だ。
今日もわざわざ勉強道具を持ってきている。
「遅かったねぇ・・・おかえりー」
男女の老人が2人、そして20代の女性が玄関に現れた。
この男女の老人はもちろん僕のお爺ちゃんとお婆ちゃんだ。
そしてこの20代の女性は僕のイトコ、美奈姉ちゃん。
美奈姉ちゃんはこの家にお爺ちゃんお婆ちゃんと3人で暮らしている。
それというのも美奈姉ちゃんのお父さんは僕が生まれる前で、
美奈姉ちゃんが3才の時に交通事故で亡くなった。
その後を追うように、元々体の弱かった美奈姉ちゃんのお母さんも年が経つにつれ元気が無くなっていき、
僕が2才の時に亡くなった・・・僕は小さかったから全然覚えてないけど。
それから美奈姉ちゃんはお爺ちゃんとお婆ちゃんに育てられてきた、という訳だ。
「ほら、叔父さんも叔母さんも祐君も早く上がって!もう晩ご飯の用意できてるよ」
美奈姉ちゃんにそう言われて、僕たちは家の中へ上がって行った。

晩飯を囲んで、みんなの談笑が続いていた。
僕は茶碗を持ちながら、キョロキョロと美奈姉ちゃんの方を見る。
綺麗・・・それしか思えない・・・。
僕は小学生の頃から美奈姉ちゃんが好きだった。
夏休みや冬休みに帰省する時、お爺ちゃんお婆ちゃんに会えるのも凄く楽しみだったけど、
一番の楽しみは美奈姉ちゃんに会える事だった。
それなのに・・・美奈姉ちゃんは結婚を約束した相手ができたらしい。
家で父親にそれを聞かされた時は、頭の中が真っ白になった。
そりゃあ美奈姉ちゃんと僕が結ばれる事なんて万に一つも無いって分かってた。
でも、僕の嫉妬心は確かに肥大していく・・・僕の美奈姉ちゃんを奪った・・・。
そんな事をいつしか考えるようになり、僕は美奈姉ちゃんとあまり話す事ができなくなっていた。
「・・・どないしたん祐君?ご飯不味かった?」
美奈姉ちゃんが僕の方を見て言う、それと共にみんなも僕の方を見た。
「・・・そんな事・・・ないけど・・・」
僕はおかずと白飯にがっついた。
「ああ、美奈ちゃん気にせんといたって。
こいつ、美奈ちゃんが結婚するってんでヤキモチ焼いとんねん」
父親がそう言うと、みんなが笑い出した。
・・・僕の気持ちはやきもちとかそういう次元じゃない・・・!!
そう思いながら僕は茶碗にがっついた。

時間は夜の12時を指していた。
他のみんなはすでにぐっすりと眠っているが、僕は居間でひたすら勉強をしている。
いつもならすぐに解ける二次関数が、今日は何故か全然解けないでいた。
「祐君、はかどってる〜?」
美奈姉ちゃんがパジャマ姿でこちらに歩いて来た。
ほんのりと石鹸の匂いが漂ってくる・・・。
「はい、これ飲み」
美奈姉ちゃんがドンッとテーブルにコーラを置いた。
「・・・ありがとう」
僕がそう言うと、美奈姉ちゃんはニコッと笑いながらコーラをゴクゴクと飲みだした。
「ぷはっ・・・あーやっぱ風呂上がりのコレは最高やね」
僕はクスッと笑いながらコーラを開けた。
すると突然、美奈姉ちゃんが僕の向かいに座り、問題集を見始めた。
「あー懐かしいなぁコレ。あたし二次関数全然でけへんかったから、
よう数学の教師に怒られたわ〜」
美奈姉ちゃんのパジャマがずれて豊満なバストが僕の目にと飛び込んできた。
そして石鹸のいい香りはさらに濃くなっていく。
「・・・あの、美奈姉ちゃん・・・」
「あは・・・今日、やっと美奈姉ちゃんって呼んでくれたね。
んで、何なん祐君?」
僕の心臓の鼓動は段々と速くなり、顔が熱くなってくる。
「なんで・・・なんで結婚なんかするん!?
俺・・・俺・・・美奈姉ちゃんの事ずっと好きやったのにっ!!」
僕は息を荒たげて美奈姉ちゃんに言った。
関西弁を使うなんて何年ぶりだろう・・・。

すると美奈姉ちゃんは晩飯時のように笑わず、じっと僕の方を見つめて言った。
「そう・・・祐君、本気で姉ちゃんの事好きでいてくれたんやね・・・。
それを裏切るみたいな形になってゴメンなぁ・・・」
姉ちゃんはそう言うと、ぎゅっと僕を抱きしめてくれた。
僕は美奈姉ちゃんの大きな胸に包まれて、胸がドキドキしている。
僕のあそこはどんどん大きくなり、美奈姉ちゃんの足に当たってしまった。
「あっ・・・ゴメン・・・」
僕は恥ずかしくなり、美奈姉ちゃんから離れた。
すると突然、美奈姉ちゃんが僕の唇にキスをしてきた。
美奈姉ちゃんの柔らかい舌が僕の口の中に入ってくる。
僕は驚きながらも、必死に美奈姉ちゃんの舌と僕の舌を絡めようとした。
「んん・・・ふ・・・・んん」
美奈姉ちゃんの声が僕の中に入ってくる。
そして美奈姉ちゃんは唇を離した。
「祐君・・・エッチ・・・した事あるん?」
僕は横に首を振った。
「なら・・・あたしが祐君の初めての相手に・・・」
美奈姉ちゃんはそう言うと、僕のズボンに手をやり、
ベルトを外してチャックをゆっくりと開けた。
「あ・・・美奈・・・姉ちゃん・・・」
僕は思いもよらぬ事態に、凄く興奮していた。
美奈姉ちゃんが僕のトランクスを下げると、大きくなった僕のアソコが丸見えになる。
「祐君・・・」
美奈姉ちゃんは僕のアソコを舌で舐め、ゆっくりと口に含んだ。
「ん・・・・んん・・・・ちゅっちゅっ・・・」
僕の下半身からジュプジュプと音が聞こえる。
(あの・・・美奈姉ちゃんが僕の・・・チ●コをくわえてる・・・)
そう考えるだけで、僕はイってしまいそうになる。
「じゅぷっ・・じゅぷっ・・んん・・・ふぅ・・・・」

「あっ・・・美奈姉ちゃん・・・僕、もう・・・!!」
我慢できなくなり、僕は美奈姉ちゃんの中に精液を吐き出した。
美奈姉ちゃんは嫌がる事なく、ゆっくりと僕の精液を飲み干していく。
「こくっ・・こくっ・・・ぷはっ・・・はぁ・・はぁ・・」
美奈姉ちゃんは口から垂れた精液をティッシュで拭いた。
「あ・・ご、ごめん・・・」
「ふふっ・・・ええんよ別に・・・それより・・・」
美奈姉ちゃんはゆっくりとパジャマのボタンを外し始めた。
「姉ちゃんのおっぱい・・・見たい?」
僕はコクリと頷く。
美奈姉ちゃんはパジャマをゆっくりと脱ぎ、僕の目の前に豊満な胸をさらけ出した。
僕はゴクッと生唾を飲み、そっと胸に手を触れた。
「ええんよ・・・何しても」
美奈姉ちゃんのその言葉を聞き、僕は両手で胸をゆっくりと揉みだした。
「はぁ・・・ああ・・・・」
「女の人の胸ってこんなに柔らかいんだ・・・」
僕は夢中になって胸を揉む。
調子に乗って、乳首を指で挟んでみた。
「あっ・・・はぁっ・・・」
美奈姉ちゃんの顔が少し変わる。
僕はさらに舌で乳首を舐め始めた。
「ひぁっ・・・あぁっ・・」
見たことの無い美奈姉ちゃんの顔がそこにはあった。
僕はそれを見るだけで、さっき果てたばかりのアソコを再び大きくしてしまう。

ふと、僕は美奈姉ちゃんの下半身に目がいった。
それを見た美奈姉ちゃんが言う。
「ええよ・・・触っても」
美奈姉ちゃんはパジャマとパンツを脱いだ。
しなやかでほどよく脂肪のついた柔らかそうな肌、
白く綺麗な肌・・・僕は何故か雪見大福を頭の中で思い浮かべていた。
「ほら・・・ここが女の子の部分やで・・・」
美奈姉ちゃんはゆっくりと股を広げた。
僕が思い浮かべていたモノとは全く違うモノがそこにはついていた。
「ふふ・・・結構凄い形してるやろ?驚いた?」
美奈姉ちゃんが少し微笑んだ。
だが、僕が手をそこに伸ばした瞬間、美奈姉ちゃんの顔が歪む。
「ああっ・・・んんっ・・・」
触れば触るほど、透明色をした液がそこからあふれ出した。
「はぁんっ・・いいっ・・・ああっ」
そこから漂ってくるいやらしい匂い・・・。
僕は耐えられなくなり、そこを舌で舐め始めた。
「ああんっ!!はぁっ・・・」
僕は夏の暑い日に食べるアイスクリームのように、一心不乱にそこをしつこく舐めた。
「ああっ・・・祐君・・・上手やわぁ・・・んはぁっ・・・」
僕ははっと気付いたようにそこから口を離した。
トロトロと溶けてしまったと思う程、液があふれていた。

「み、美奈姉ちゃん・・・僕・・・」
そう僕が言うと、美奈姉ちゃんは優しく僕を仰向けに寝かせた。
背中の畳が少し痛い。
「祐君・・・じっとしときや・・・」
美奈姉ちゃんは僕の腰の上にまたがり、ゆっくりと腰を下ろした。
ジュプププッといういやらしい音がし、僕のあそこは美奈姉ちゃんのあそこに包まれた。
「う・・・あああっ」
僕は突然の快感に声を漏らしてしまった。
だが、美奈姉ちゃんの声の方がさらに大きい。
「ひゃ・・・・ああああんっ!!」
美奈姉ちゃんは声をあげながらも、腰を振り続けた。
「はぁっはぁぁっ・・・あああっ」
美奈姉ちゃんの胸が激しく上下に揺れる。
「どう?・・・ああっ・・・ゆう・・くぅんっ・・・気持ちええっ・・?」
「うん・・・凄く・・・気持ちいいっ・・・」
僕は美奈姉ちゃんとHをしながら、美奈姉ちゃんとの色んな思い出を思い出していた。
一緒にお風呂に入った事・・・。
一緒に近所の夏祭りに行った事・・・僕はわたあめを地面に落として泣き、
美奈姉ちゃんを困らしてたっけ・・・。
一緒に餅をついて食べた事・・・お爺ちゃんが喉につまらせそうになって、
僕と美奈姉ちゃんで大騒ぎしてたなぁ・・・。

「ああっあああっ・・・」
「美奈・・・姉ちゃんっ・・・僕・・・もう・・・」
そう言うと、美奈姉ちゃんの腰の動きがさらに激しくなる。
「はぁっ・・はぁっ・・ああぁっ!!!」
「ううっ!!」
「んああっああああーっ!!」
寸前で美奈姉ちゃんが僕のあそこを抜いた。
僕のあそこは激しく震え、美奈姉ちゃんの白い肌を精液で汚した。
数分間、僕たちは余韻に浸っていた・・・。


「祐君・・・気持ち良かった?」
僕は顔を赤くして、コクリと頷く。
そんな僕を見て、ふふっと美奈姉ちゃんが笑った。
「祐君高校行ったらちょっとは遊んでみたら?
せっかくカッコイイ顔してんのに、勉強ばっかしてたら勿体ないで〜」
僕はまだ美奈姉ちゃんの事が好きなんだ・・・。
そう思い、僕は口を開こうとした。
「あ・・・あの、美奈姉ちゃん・・・お・・・」
「・・・・じゃあ、おやすみぃ〜」
美奈姉ちゃんはそう言うと、笑いながら自分の部屋に戻って行く。
僕は美奈姉ちゃんの気持ちを悟った。
・・・僕はぬるく炭酸の抜けたコーラを飲み、
テーブルの上に両手を置いてうずくまり、黙って泣き始めた。
初めての失恋だった。

それから数ヶ月後、美奈姉ちゃんは結婚した。
結婚相手の男は話してみるといい人そうで、
美奈姉ちゃんが選んだ人なだけはあるなぁ・・・と思う。
僕は美奈姉ちゃんに満面の笑みで
「絶対幸せになりや〜」
と関西弁で話しかけた。
美奈姉ちゃんもまた満面の笑みで
「ありがとう、祐君」
と答えた。
もちろんあの夜の事は2人だけの秘密だし、これからも秘密にしていくつもりだ。

「さてと・・・高校受験頑張ろーっと・・・」