(誰気兼ねなく、エッチがしたいなあ・・・)
と、香織は心の中でそっと呟く。まだ幼い体つきに、だぶついたセ−ラー服と、
ちょっぴり丈を詰めたスカートがよく似合う彼女は、まだ高校二年生。長い髪を
きゅうっとリボンで束ねた出で立ちが、多少古風な印象を見せてはいるが、誰の
目にも美少女と映る、花も恥らう十七歳の乙女であった。
(オチンコは、とおきにありて、思うもの、か・・・)
他人が聞けば顔をしかめるような言葉を、香織は思い浮かべる。実は彼女、体が
成熟するにつれて、人より何倍もの『性』に興味を持つようになっていた。純潔
はすでに行きずりの男に呉れてやっており、体を重ねた異性の数も数十人に上って
いる。世に性豪、という言葉はあるが、香織こそがまさにそれであった。
「同級生は、ちょっとエッチさせてやると、つけあがるから面倒くさいし・・・」
放課後の校内をうろつきながら、香織は思案に暮れる。たとえ、体の関係を持っても、
『自分の女』面されてはかなわない、という持論を、彼女は携えていた。淫らな行為、
それを楽しむ事だけが、香織の望みであり、小難しい理屈や、愛の台詞も必要はない。
ましてや男女間のホットな関係など、全く欲してはいないのである。
「おや?あれは・・・」
香織が中庭まで来ると、サッカー部員と思しき少年たちが、ボールの入ったかごや、
ゴールネットなどをせっせと運んでいた。彼らは、当校きっての弱小部と揶揄されて
おり、部員数わずかに六人。対抗試合にすら出場出来ないような、寂しい部であった。
「一年生か。初々しくて可愛いな」
泥まみれになったユニフォームと、短パンからすらりと伸びた足が、いかにも少年と
いった容貌を見せていて、香織の食指をそそる。六人は、体育倉庫に備品を収めると、
「みんな、シャワー借りていこうぜ」
そう言いながら、クラブハウス内にあるシャワー室へ入っていった。その後を、
「ちょっと、お宝を拝見させて貰おうかしら・・・」
にやにやと頬を緩ませながら、香織がついていく。

(どれどれ・・・)
シャワー室は、男同士の気兼ねなさからか鍵もかけられてはおらず、香織は易々と
室内へ侵入出来た。水音を頼りに、部員たちの方へ抜き足で歩み寄ると・・・
(出た!お宝、発見!)
少年たちが一列に並んで、シャワーの飛まつを浴びている姿を、香織は捉える事が
出来た。瑞々しい肌に締まった肉体が、いかにも若くて美しい。
(あはは、案外、育っているじゃないの・・・)
香織は端から一人ずつ、少年たちの股間を品定め。なるほど、みんな幼い顔立ちを
した彼らではあるが、ぶらついているモノは、それなりに男らしく、逞しい。
(あっ!あの子、カリが凄く太い!あんなので、突かれちゃったら・・・)
彼らの中に、一人だけ野太い雁首を持った少年がいた。顔は愛らしいのに、持ち物は
禍々しい。そんなギャップが、香織を心底楽しませている。
(うん、あの子は長いわね、全部入るかしら?あらら、あの子は右曲がり・・・)
六人の、いや、六本の若茎を見定めながら、香織は様々な妄想を巡らせていた。気が
つけば、下着がじっとりと湿っており、恥ずかしい液が女の奥から溢れて来るのを、
抑える事が出来ていない。ここで彼女は、非常に都合の良い考えが頭に浮かんだ。
(あれを、全部あたしのものにしちゃえばいいじゃないの!)
ぽん、と手を叩き、六人の少年を己が欲望の生贄にする、と決めると、香織はそそ
くさと制服を脱ぎ始めた。下着までも、すっかりと。

「誰か、シャンプー貸してくれないか?」
少年の一人が、シャワー室のついたて越しに言う。すると、
「はい、どうぞ」
微笑みながら、シャンプーを手渡したのは、なんと香織である。
「ありがとう・・・わあっ!だ、誰だ?」
シャンプーを受け取り、礼を述べた少年が大いに驚いた。無理もない。てっきり、
仲間が立っていると思ったのに、そこにいるのは全裸姿の美少女だったからだ。

「どうした、どうした?わあっ!」
腰を抜かした少年の所へ、次々と部員が駆け寄ってくる。その都度、彼らは驚愕し、
慌てて股間を隠した。日頃、部活動に専念している真面目な彼らにとっては、当たり
前の反応である。しかし、香織は、
「まあ、みんな落ち着いて・・・」
何事もない、といった風情で、裸体を隠すでもなく少年たちを見遣った。年齢が、
ひとつしか変わらないというのに、互いの反応は対照的である。
「あたしは、二年生の若山香織よ。誰か、知らない?こう、美人の先輩だ、とか
言って、噂になってない?」
図々しくも香織はそんな問い掛けをした。美人の先輩、というくだりが、あつか
ましい。しかも、問われた少年たちはノーリアクション。哀れ、香織。
「知りませんけど・・・どうして、ここにいるんですか?ここ、男子用のシャワー
室ですよ。しかも、裸で・・・」
部員の一人が言う。先ほど、雁首が太いと香織の琴線を爪弾いた、愛らしい少年
である。すると香織はぐんと背を反らし、
「ここにいる理由は、あなたたちとエッチがしたいから。ちなみに、裸なのは、
ここがシャワー室だからよ。理解出来て?」
ぴしゃり、と言い切った。
「訳がわかりませんよ!とにかく、出て行って!」
香織の中で、雁太と名づけられた少年が、見るも麗しい乙女の背中を押す。出て
行ってくれ、という語気にも力がこもっている。が、しかし、
「あっ、君!オチンチンが丸見えよ!うふふ、カメさんが大きいわね、素敵!」
少年の手が股間から離れたため、若茎がぶらぶらと丸出しになったと見るや、香織
は目を輝かせながら、言う。その視線は、今にも食いつかんばかり。

「見ないで下さい!とにかく、出て行って!」
顔を真っ赤にしながら、少年はぐいぐいと香織の背中を押した。おそらく、他人の
女性に性器を品定めされるなどという経験は、初めてなのだろう。羞恥の度合いは、
察するにあまりある。この時、香織はするりと彼の手を抜け、部員たちの前に居直ると、
「全員、気をつけッ!」
びしっと姿勢を正し、少年たちに吼えた。
「はッ!はい!」
体育会系の悲しさか、号令を耳にした少年たちは香織に言われるがまま、気をつけを
してしまう。当然、股間などは隠すことが出来なくなる。
「そこに並んで、一列によ」
香織が指を刺しながら、六人を並ばせた。どの少年も緊張し、顔を紅潮させている。
同年代の異性に、性器を露呈させなければならない状況が、よっぽど恥ずかしいのか、
目に涙を浮かべている者もいるが、香織はどこ吹く風。
「ちょっと、オチンチン見せてね」
十七歳の乙女にしては、いささか淫靡すぎる笑顔を浮かべながら、香織は少年たちの
前に傅き、ひとりひとり、いや、一本一本を品定めしていった。
「君のカメさん、太いね。彼女、喜ぶでしょう?雁太クン」
自分の背を押した少年の若茎を手に取りながら、意地悪く問う香織。これまでの、純情
な反応を見ていれば、彼がまだ無垢である事に疑いが無い。それを確信しての、質問
なのである。
「か、彼女なんて、いません・・・」
香織の手に触れられ、むくむくと鎌首をもたげ始める少年の若茎。それが、恥ずかしい
のであろうか、申し訳なさそうな表情のまま、全裸姿の先輩に嬲られていた。
「そうなの。じゃあ、誰に遠慮する事もないわね」
したり顔で香織は呟くと、戯れをついた唇で少年の若茎をぱくりと頬張っていく。

「ああッ!な、何をするんです・・・」
ちゅうっと雁首を吸われ、温かな舌の感触が這わされると、少年は初めて知る歓びに
打ち震える。がくがくと膝が震え、立つ事もままならないといった様子だ。
「んッ・・・んんッ・・」
しかし、香織は唇をすぼめ、執拗な口唇愛撫を繰り返すだけ。少年の青臭い若茎の
味がよほどお気に召したのか、ふんふんと鼻を鳴らしながら、恍惚の表情を見せて
いるばかり。
「うわあ・・・」
他の少年たちも、香織の淫靡な奉仕に感極まったのか、股間を剥きつけにしてため息
をつく。恐らく、これほど淫らがましい睦み事などは、初めて目にするはずだ。
「ああっ!で、出るよ!離して・・・」
若茎を吸いつけられている少年が、叫ぶ。射精の予兆を感じ取ったらしい。が、香織
は目を細めつつ、舌先で雁首の先端をついっとなぜて見せた。すると・・・
「あっ!」
体を痙攣させ、少年の腰が反った。若茎がどくんと波打ち、力強い滾りを送り込んで
いるようにも見える。そう、彼はついに達してしまったのだ。
「うんッ!」
一瞬、眉間に皺を寄せたが、すぐに穏やかな表情のまま、若茎から放たれる樹液を
舌の上で受け止める香織。同時に、彼女の鼻腔に生々しい精の匂いがたちこめた。
(ああ・・・青臭い・・・それに、こってりしてる)
まるでソムリエがワインの味を確かめるように、香織は少年の樹液を静かに味わっ
た後、こくりと飲み干してしまった。僅かに、唇の端から垂れ落ちた白濁液が、
なんともエロティックである。

「精液飲んじゃったよ・・・このお姉さん」
少年の誰かが、感嘆したように呟いた。しかも、剥きつけの若茎の先からは、自分も
同じ事を望んでいるかのような、恥ずかしい先走り液を垂らしている。すると・・・
「美味しかった!」
唇を手で拭い、ふふんと鼻を鳴らしながら香織は立ち上がった。小ぶりだが整った
造形美を持つ乳房の先も、つんと上向いている。精飲という淫らな行いが、彼女の
持つ官能への扉を開けているらしい。そして、そのまま他の部員に視線を向け、
「でも、まだ飲み足りないわ。次、いくわよ」
そう言って、切れ長の目をきらりと輝かせる。どうやら、香織はここにいる全員の
樹液を、干してやろうと思っている様だ。
「じゃあ、次は君ね」
逡巡の間もなく、香織は二人目の少年の前へ傅いた。更に、
「手の空いてる人は、胸を揉んでくれないかな?出来れば、乳首をしつこく吸って
くれればありがたいわ。あと、後ろからアソコに指を入れてね」
そう言うや否や、ぱくりと二本目の甘露を味わいにいく。その直後、少年たちは
一斉に、香織の女体へむしゃぶりついていった。そして、そのまま間断なく十七歳
の乙女は恍惚を貪る事になる。
(いいおもちゃが手に入ったわ。これなら、誰気兼ねなくエッチが出来る!)
ずぶり、と自分の女孔に指が穿たれると、強烈な快感が体を抜けていった。この後、
六人の、いや、六本の若茎が、自分を慰めてくれる、と想像しただけで、気を失い
そうになるほど、心が躍った。そして・・・
(一年生だったら、あたしの言う事、なんでも聞いてくれそうだし・・・ね)
ちょっぴり打算も加え、水音の響くシャワー室内を、淫靡な空間に仕立て上げていく
のであった・・・・・。

「最近、お肌のつやがいいな。夜更かしをしなくなったからかな?」
そう言って、香織は頬を撫でながらにやついた。その後には、六人の少年たちが疲れた
面持ちで佇んでいる。
「僕たちは、満身創痍ですが・・・」
先日の乱行の時、香織に『雁太』と名づけられた少年が呟いた。結局、六人のサッカー
部員たちは、全員が香織の毒牙にかかり、今や従順な下僕と成り果てている。しかも、
少年たちは股間の道具を見定められ、それぞれ『雁太』『ロング』『右曲がり』『粗品』
『並みの上』『カムリ』などという、珍妙なあだ名を授かっていた。そして、今日も彼ら
は香織の欲望の渦に、その身を沈溺させられる。

「あっ、中間テストの結果が張ってある」
校内を練り歩く中、香織が職員室前の廊下に張り出された、中間テストの結果を見つけ、
指を差した。六人の従者は、テストの出来が芳しくなかったのか、揃って嫌な顔。その
中で、『粗品』とあだ名された、優しい顔立ちの少年が、二年生の結果に目を遣り、
「凄い!香織先輩、総合で三位だ!」
と、叫んだ。見れば確かに、二年生総合結果三位の所に『若山香織』の名前がある。
「まあね。ざっと、こんなもんよ。自慢じゃないけれど、IQ200の天才美少女、
若山香織とは、あたしの事よ」
そう言いながら、香織はにやりと口元を歪めた。この少女には、謙遜というものは
無いらしい。しかも、ちゃっかりと美少女などと添えるのが、小面憎い。
「ちなみに、あなたたちは?」
香織に問われ、六人がそれぞれ自分の名前を指差すと、揃いも揃って不本意な成績
を残していた。全員が、最下位争いをしているような有り様である。それを見て、
「あんたたちは、IQ云々言うよりも、オバQの話でもしてる方が、お似合いね」
香織は呆れ顔で、六人を見遣ったのであった・・・・・。

「みんな、ついてきなさい」
香織がそう言って階段を上り始める。ついで、六人もすごすごと後を追うのだが、
階段の踊り場に上がった香織を見て、全員がぴたりと足を止めた。
「どうしたの?」
階下に佇む六人を見て、香織が訝しがる。すると、
「だって・・・香織先輩、パンツ見えてるし・・・」
『粗品』が、答えながら顔を赤らめた。なるほど、彼らから見れば、丈を詰めた香織
のスカートは優雅にたなびき、その奥には乱交を好む彼女には不釣合いな、純白の下着
がちらついている。そうと聞いた香織は、満面の笑みを見せながら、
「見えてる、じゃなくて、見せてるのよ。どう?グッと来ない?こんな、ポーズなんか
可愛く見えるかな?」
踊り場で身をよじって、腰に手を当てる。レースクイーンやモデルなどが取る、あの
ポーズだ。心持ち、ヒップを突き上げているので、パンティが半分くらい露呈している。
「見てるほうが、恥ずかしいんです!早く、パンツを隠して!」
『雁太』が、両手を挙げながら叫んだ。職員室が間近なので、教職員が来ないとも限ら
ない。こんな所を見られでもしたら、彼らが香織のパンティを覗き見ているとしか、思
われないに決まっているので、気も焦る。しかし、何を勘違いしたのか、
「みんな、ウブねえ」
満面の笑みを見せ、足を組み替えたりしてご満悦の香織。どうやら、自分の下着を見て、
彼らは照れていると思っているらしい。哀れ、というか滑稽な香織。

「さて、今日は新しい趣向に入りましょう」
香織は、サッカー部の部室に入ると同時にそう囁いた。瞳が、好奇心に満ち溢れて
いる所が怖い。当初は、クラブハウス内にあるシャワー室で、乱交が行われていた
が、今は六人が所属するサッカー部の部室内で、淫蕩な行為は紡がれている。誰か
らも忘れられたような弱小部であるがため、人目も憚る必要も無いからだ。
「新しい趣向?」
『粗品』がきょとんとした顔で、問う。彼はその名の通り、いささかちびた道具を
持っていたので、なんとも不名誉なあだ名を頂戴する羽目になったのだが、優しい
顔立ちが香織のお気に召して、一番の寵愛を受けている。その少年に問われた香織は、
「そう。『粗品』、女には穴が三つあるのは、もう知っているよね?」
と、IQ200の才媛には不釣合いな、淫らな質問をした。
「あっ・・・えっ・・・その・・・」
問われた『粗品』が口ごもる。無理も無い。男だって口憚るような淫語を堂々と、
しかも嬉々としてまくしたてられたのだ。他の少年たちも同様のリアクションを
見せると、香織はますます気勢に乗って、
「お口と、アソコ。それに、アヌス!お尻の穴、ね。その三つの穴を使って、六人
のおバカさんたちが、ローテーションするの。ちょうど二組になるから、いい按配」
と、誰が聞いても顔をしかめるような事を、しれっと言い放つ。しかも、まったく
悪びれる様子は、無い。
「アナルセックス・・・ですか?」
今まであまり目立っていなかった『右曲がり』が、恐る恐る聞いてみた。すると、
「ビンゴ!『右曲がり』、ナイスアシスト!」
香織はぴょんぴょんと飛び跳ね、『右曲がり』の背中を叩く。恥ずかしいやら嬉しい
やらと言うような、複雑な表情をする十七歳の乙女は、性への好奇心が旺盛らしい。

「それで、今日はアナルデー、と相成りました」
香織はそう言うや否や、するするとパンティを脱ぎにかかった。もちろん、六人の同意
などは、取る気無し。
「香織先輩、飛ばしすぎです」
『雁太』が、やめて下さいとでも言いたげに、香織の肩を掴む。先日、純潔を奪われた
ばかりなのに、早々とアブノーマルな世界に引きずり込まれる事に、異議を申し立てて
いるようだ。しかし、
「何よ、『雁太』。あたしのやる事に、文句があるっての?」
香織がきつく『雁太』に詰め寄った。気迫がこもっている。たとえ、異論があっても
やめる気などはさらさら無いくせに、一応は同意を得ようとする所があざとい。
「い、いえ・・・そういう訳では・・・」
『雁太』が早々と引き下がった。この、性豪に何を言っても無駄だという事を、彼も
すでに理解しているのだ。すると、香織はにっこりと頬を緩め、
「なら、よろしい。さあ、みんな、あたしの後ろに集まって」
そう言いながら、そそくさと四つんばいになったのである・・・・・

「お尻の穴、見える?」
パンティだけを脱ぎ、スカートを腰まで捲っただけの格好で、香織は言う。まろやか
なヒップラインの中心には、見るも可憐なすぼまりがひくつき、少年たちの心を躍ら
せた。なにせ、彼らはこれまでに女性から、このような淫らがましい要求をされた事
など、無かったからだ。当然、心も逸る。

「見えますよ、香織先輩」
香織から一番の寵愛を受けている、『粗品』が口を開いた。一人の美少女の下半身を、
六人の少年が覗き込むという光景が、なんとも淫猥な空気を部室内に張り詰めさせる。
「そう、ちょうどいいわ。『粗品』、あなたが一番乗りしなさい。あたしのカバンから
ローションを取り出して、オチンチンに塗るの。塗ったら、問答無用でお尻の穴に、
来なさい。ずぶっと、ね。うふふ」
香織が言いながら、腰を振った。早くしろ、そう言っているらしい。
「いきなりでいいんですか?なんか、こう・・・指でほぐしたり・・・」
いきなりの結合を求められた『粗品』が、聞き返した。前戯や愛撫の類が無しでいい
のか、と尋ねているのだ。しかし、
「必要ないわ。あたし、家ではいつもお尻に色んな物を挿れながら、オナニーして
いるもの。うふふ、あなたたちが見たら、卒倒するような太いものも、すんなりと入っ
ちゃうのよ」
香織は自ら尻肉をくつろげ、可憐なアヌスの蕾をひくつかせる。そして、眦を桃色に
染め、
「今日は五人全員で、お尻だけを犯して頂戴。ふふっ・・・あたしが、あんまり気持ち
良くなって気を失っても、やめちゃ駄目よ・・・」
垂れ下がった髪をかき上げながら、囁いた。その淫靡な表情を見た六人は、声も出ない
まま、股間を熱く滾らせてしまい、誰も香織の要求を拒もうとはしていない。

「いきますよ」
「うん。遠慮はいらないからね。ずんっと突いて」
若茎にローションを塗った『粗品』が香織のヒップを掴み、すぼまりに狙いを
つけた。見るも可憐なすぼまりだが、果たしてこのような狭小な場所に、自分の
道具が入るのかという心配もしているのだが・・・

「ん、もう。早く来て」
『粗品』が逡巡していると、香織は股の間から手を伸ばし、若茎を逆手に握り自ら
アヌスへ導いた。すると、
「あっ!入っていった」
『雁太』が、香織のアヌス内へ飲み込まれていく若茎を見て、叫ぶ。堅肉と思われて
いた肛蕾は、やすやすと男の侵入を許し、第二の性器として果敢な動きを見せた。
「うぐッ!き、効くなあ・・・」
若茎がおおよそ飲み込まれると、香織はのけぞりながら呟く。しかも、満たされたと
でも言わんばかりに口元を緩め、眼差しを泳がせている。
「香織先輩!ち、千切れそうです!お尻の穴を緩めて・・・」
『粗品』が、唐突に叫んだ。どうやら、肛蕾の食い締めが厳しいらしく、茎の根元を
絞られているらしい。だが、香織は、
「『粗品』、緩めて欲しかったら、腰を使いなさい。お尻がほぐれて来れば、自然に
緩むわ。ああ・・・」
そう言って、自ら腰を使い出した。もはや、稀代の淫女と言ってもいいだろう。
「ああ、香織先輩・・・」
『粗品』が、香織に覆い被さり激しく腰を揺さぶった。途端に、麗しい乙女の眉間に
皺が寄る。
「くくッ!くううッ!い、いいわよ、『粗品』・・・こ、壊れそうッ!」
手足をしっかりと踏ん張らせ、肛姦の愉悦に身悶える香織。ローションでぬるんだ
アヌスが、打ち付けられる若茎と共に淫らな肉音を奏で、悲鳴を上げた。
「凄いな・・・」
他の少年たちも、貫かれる香織の様を見てため息をつく。そして、何て禍々しく、
美しいんだろうと感嘆した。

「ううッ!で、出るッ!」
『粗品』が、早々と絶頂に至った。若茎を通じてそれを感じ取った香織も、歓喜の
叫びを上げる。
「ああ、出てる!精液が出てるうッ!」
どくんどくんと放たれる精を受け、むせび泣く香織。大方、樹液が肛内に注がれると、
若茎はアヌスの食い締めから逃れるように、引き抜かれた。
「はあ・・・はあ・・・」
『粗品』が、ぺたんと尻餅をつく。すると、彼の若茎から排泄物の残滓に似た、淫ら
がましい異臭が放たれた。まさに、肛姦の名残と言えよう。
「つ、次・・・早く来て・・・」
だが、香織は再び肛姦を求め、尻肉を掻き分ける姿勢を取った。それを見た少年たちは、
「次は俺だ!」
「いや、俺が行く」
異臭も何のその、全員が我先に争い、香織のヒップにむしゃぶりついていく。彼らも、
この禍々しい行為に、当てられてしまったのだ。
「だ、誰でもいいから・・・早く・・・」
香織がヒップを振って、若茎を求めている。すると、一瞬の間を置いて、誰かが彼女の
アヌスを逞しい怒張で刺し貫いた。
「ああーッ!ア、アナルセックス、最高ッ・・・」
その途端、部室内に香織の悲鳴が響き渡る。そして、六人の少年たちが、代わる代わる
に肛姦の秘楽を知るのには、それほど時間を要しなかった・・・