放課後の美術室、今は美術部の生徒達で賑わっている。
私の名は葛西あすか
美大を卒業して、ブラブラしてたところを、口うるさい恩師になかば強制的に講師として雇われた。
自分ではオレ流(?)ですすめているだけなのだが、生徒には受けがいいようで…今のところはうまくやっている
今のところは…である。

じゃ先生お先に〜
また明日ねぇ♪バイバイあっちゃん!
日が沈みかけ外が黒く染まりだしパタパタと、生徒達が美術室を後にする…他の先生には一応教師なのでビシッとやってくださいね?
と言われているがご覧のようにあっちゃんよばわりだ…でも教師ぶるのは苦手なのでこっちの方が心地よい。
ふと教室に目を戻すと、隅の方で今から後片付けに取り掛かろうとしてる子がいる。

この子の名前は
浅野 優君、まだ一年生だが美術の特待生で身長は155センチで女の子に間違われる外見、おっとりとした性格…とにかく可愛いのだ。

…ここまで聞いたらわかるとおもうが、さっき今のところはと言ったのはこの子が絡んでいる。

私はこの子に惚れてしまったのだ。
昔から可愛い系には弱かった…でも少しワルぶっていたので堂々とはできず陰でアイドルやらファンシーグッズなどを買いあさっていた。

「先生、先生?」
と回想してるうちにいつの間にか目の前に優君が立っていた。
「あ、あぁどうした?」
「あの、、展示会に出品する油絵を今週中に終わらせたいのですけど…土曜日泊まりこんでとか…無理ですよねぇ?」
困り顔で問掛ける
うちの高校は合宿に使えるようにと古い部室を改築した宿泊施設がある。
「あぁ解った、許可を取っておくよ。」
その時はなにも考えてなかったがこの事であんな事になるとは…

土曜日
あっさりと許可はおりた
体育の男性教師が付き添ってくれるそうで、部活も終わりさぁ帰ろうかとしてたところ美術室の電話がなった。
内容は体育教師が急用でこれなくなったので代わりに付き添ってくれというものだった。
優君と二人きり…自分は教師だ、教師だ何度も唱え理性を保ちながら急いで支度をすませた。
ガラッ、ドアを開けると優君はキャンバスを出して絵をかく準備をしていた。

「あ、えっと佐々木先生は?」キョトンとした表情で問掛ける。
「ちょっと急用が出来たらしくてな…ごめんな私で」少し意地悪にいうとブンブンと首をふって彼は言う。
「そ、そんな事ないですよ!あの、先生だと絵の相談ができて助かりますし」…クゥ可愛い、この困り顔がまたギュッとしたく…ヤバイまた違う世界にいくとこだった。
頭をポンと叩き
「冗談だ、さぁはじめようか」
「はい♪」

思いの外作業ははかどり12時前には絵は完成した。
「ウン、さすが浅野だな!いい出来だ!」
「先生がいてくれたからですよぉ、ありがとうございました。」照れながら彼が言う。
「さて、絵も終わった事だし…寝るか?」
彼は前掛けをはずしながら「先生は先に寝ててください。僕はちょっと汚れたのでシャワー浴びてきますねぇ。」
と言ってシャワー室の方に駆けて行った。
…今なら覗ける、いや私は一応教師だ!二人の自分と闘っていると
「うわぁぁ!」
とシャワー室から叫び声が聞こえた。

「どうした!」勢い良くドアを開けるとそこには全裸の優が
「うわぁ!先生、すいません、ちょっと後ろ向いててください!」
今の光景を頭にインプットしていると
「…いいですよ」
振り返るとジャージに身を包んだ優がいた。
「…僕がいけなかったですけど…いきなり開けないでくださいよ。」
顔を真っ赤にしながら優が言った。
「いやぁ…すまん。でどうしたんだ?」
「あの、シャワーがお湯から急に水になって」
確かにお湯を捻っても水しか出ない。
「たぶんボイラーの故障かな?」と呟いて振り返ると優の様子がおかしい

よくみると小刻に震えている。
「あぁ、すまなかった部屋に戻ろう。」
手を取りシャワー室を後にする。
「あっ、はい。」
優を毛布でくるみ温かい紅茶をいれてやる。
「寒かったなら言えばいいだろ…まぁ普通気付くだろって話しだが」
紅茶をすすりながら
「すいません…なんか先生が色々してくれてたから」
…こんな子である、まぁ、そこが魅力なのだが。その時、優が手を滑らし紅茶を少しこぼした。
「熱っ」
急いでタオルを取りズボンを拭いてやる。

「大丈夫か?紅茶も結構シミになるからなぁ」
ゴシゴシと擦る。
「…そっち方の心配ですか?」フゥとため息をつく。その時アッと優が声をあげた。
「どうした?」見上げると顔をうつ向かせて
「あっ、あの、もう拭かないでいいです」
「…でもシミ」と言い欠けて気付く。
優のズボンの一部が膨らんでいる。

「…すいません、」
少し涙目になりながら例の困り顔で優が言った。もう駄目だった…理性対欲望は欲望のKO勝ちで決まった。
ゆっくりと重点的に膨らみをタオルでこする。
「あぅ…先生っ!はぁ、っ!だめっです」
唇を噛み締め必死に快楽に耐えている。
でもその表情がより一層私の欲望を刺激する。
「すまん、浅野…もっとお前の事をを鳴かせたくなった。」
返事を返す間も与えず深く暖かいキスをする。
舌を無理矢理からめる優の体がビクッと震えた
舌が刺激する度に優が反応する。

短く長いキスを終える。もう優の体からは力が抜けきっていて、私に身を預けている。
さっき迄と違い体は熱をおびている。
バンザイの格好をさせ上着を脱がしズボンも剥ぎ取る。
そしてそのズボンで腕を縛る…優はウルウルした目で見上げている。
「ごめんな…文句は終わってから聞く。」
少し間をあけ
「…じゃ、終わってから言います。」
…どうやらキスの酔いもさめてきたようだ。

軽くキスを交し首すじに舌をはわせる。
クゥッ!それだけで優からは吐息が漏れる。
次は可愛い胸を舌でもてあそぶ…舐めて吸い優しく噛む。
その度に可愛い声で鳴いてくれる。
耳元で囁く。
「…まるで女の子みたいだね?」
息をきらせながら
「な‥そんな事…ないでひゃあっ!あっ、やだ…んぁ」…ヤバイ、可愛いすぎる。
ここで胸への愛撫を急にやめる。

「あっ…先生?」
突然途切れた快楽に思わず優が声をだした。
「…浅野、まだ続きがしたかったらトランクスを脱いでもらおうか?」
意地悪く言う。
「…あの‥自分でですかぁ?」恥ずかしそうに言った。
「あぁ、さぁ立って」
フラフラと立ち上がり私の目の前で自分で下着を脱ぐ。
そしてうつむいている。「さぁつぎは○○○○○って言いなさい。」
顔を真っ赤にして一瞬なにか言いかけるがすぐに考え込み「…僕にもっと‥Hな事を‥してください。」…少しイジメすぎたかなと形だけ反省してつぎのイジメにうつる。
目の前にある男性器にキスをする。
ひゃあ!突然始まった快楽に優が声をあげる。
袋の方からサオの先までじっくりと舐めあげる。優は壁にもたれかかる様にして未知なる快楽に身をまかせている。
肩を小刻に震わせ、荒い吐息を吐いている。口の中で優の熱いモノをネットリと犯しながら優を見つめる、ふと目があったがすぐにめをそらす。
どうやら耐えるのでいっぱいいっぱいらしい。

数分間口の中で犯し続けていると優の体がピンと張り詰めた。
(…イクかな?)
と同時に口を話す。
…早すぎたみたいだ。
「…あぁ‥先生、お願い‥やめないで」切なそうに優が呟く。
その時私は深く心に決めた!
ジラしてジラして、ジラしまくろうと!
…だってね、あんな可愛い顔であんな事言われたひには…わかるでしょ?それから数時間私は優をイジメ抜いた。

まずキスから始まり、首からゆっくりと下の方を責めていく。
この間にも一度いきそうになるが、タイミングはもう掴んだのでいかせない。
胸をもてあそびイヤらしい言葉をかける。
優は何度も哀願するが寸止めにする。
「…あっ、はぁ‥先生…お願いです‥ひゃあぅ!……イカせて‥お願い‥やぁ‥先生」
その声をもっと聞きたいイカない様にして丹念にフェラをする。
綺麗な唄を聞きながら。

朝が訪れようとしてた。その時、優が口づけをしてきた。
そして私の目を見て言った。
「先生、愛してます。」気が遠くなる程愛撫され続けていたのにその時は目が澄んでいた。

私は言い訳を考えながら彼の頬を撫でた。


月曜日 学校にて
フゥ…今日何度目になるのか検討も付かないため息を私はついていた。
あの後私の言い訳を聞く間もなく優はお辞儀をして帰って行った。
残された方にしては、お辞儀の意味を考えたりあれはやりすぎだ等と自分をせめたり…とてもじゃないが落ち着いていられず結局はこうやってため息をついてばかりという状態になっている。

よし!部活が始まる前に仮病で帰ろう!
そんな迷案が閃いたその時
ガラッ!
よりによって1番乗りで彼がやってきたのだ。泣

「…や、やぁ♪」
精一杯の笑顔を作って片手を挙げてみた。
優はチラッと見ると見事なスルーをみせ、画材を準備している。
…はぁ、もう今日はため息でも数えながら過ごそうと前向き(?)に考え教卓に向かった時、後ろから顔を両手で挟まれた。「あ、あの浅野さん?いかがなされました?」
奇妙な言葉使いには触れず優が言った。
「いいですか?一度しか言いませんからね。…昨日の事はもう気にしてません。後、僕の事も他の生徒みたく名前で呼んでください。
……後‥あの時の言葉は僕の本当の気持ちですから。」
恐らく真っ赤になっているだろう顔を想像しながら答えた。
「これからもよろしくね…優♪」
まだまだ素敵な唄を聞けそうだ。 【終】