「それではお願いしますね?」
「ええ、安心してください。」
「ヒノキ、お兄さんの言う事をちゃんと聞いていい子にしてるのよ?」
「うん、わかってる。さ、お兄ちゃん行こう?」
ヒノキに手を引かれて困っている様子の宗助を見てヒノキの母、楓は
一礼し去っていった。
ヒノキと楓は宗助のアパートの隣に母娘二人で暮らしている。
ヒノキを産んですぐ父親に離婚されたヒノキの母は良く宗助を頼ってきた。
もう40にもなろうと言うのに、楓は若々しくとても美しかった。時折、
宗助を夕食に招いてくれたりした時などに見せる憂いを孕んだ微笑は、
何度かそのまま押し倒してしまいそうになる衝動を宗助にもたらした。実際、
ヒノキがいなければそれなりの関係になっていてもおかしくはなかった
ように思える。その色気に負けて・・・と言うわけではないが宗助は
一人暮らしをはじめた5年前からずっと、この二人の女性と懇意にしている。
 今日も、楓が仕事でどうしても数日家を留守にしなければならない
と言うのでヒノキを預かる事になったのだ。
「やっぱり同じアパートでも男の人の部屋とは大違いだなー」
ヒノキは無邪気に狭い部屋の中を観察している。宗助が部屋に招かれる事は
あっても、宗助が招く事はほとんど無い。ヒノキが宗助の部屋に来たのも
まだ数回だけだ。
「そうかな?確かにヒノキちゃんの家の方が綺麗だけどね」
「お兄ちゃんだって男の人にしては片付いてる方だと思うよ?
・・・それとも女の人を部屋に入れるんで頑張ってお掃除したのかな?」
「女の人って・・・ヒノキちゃん?」
「うん」

宗助は思わず噴出してしまった。自分よりも10歳近く年の離れた
『女の子』が自分の事を誇らしげに『女の人』と言ったのが可笑しく、
可愛らしかった。
「あ!何で笑うのよー!私だってこう見えてもやる事やってんだからね!」
ヒノキは手を腰に当てて胸を張るようにして怒鳴った。胸元には母譲りの
豊乳が(勿論、ヒノキの年でという意味だが)小さく女を主張していた。
宗助は少しだけ胸が高鳴るのを感じた。5年前にはじめてあった時は
全く感じる事の出来なかった女の色香を目の前の少女が発しているのに
少なからず戸惑いを感じた。
「やる事って・・・」
「あ、何想像してるのよ?お兄ちゃんのH!」
頬を赤らめて舌を突き出し、ヒノキはパタパタと部屋の奥へと駆けていった。
 正直言ってヒノキは美人だ。母親も女として最高クラスに入るほどの魅力
を持っているが、ヒノキの魅力はそれともまた違う。楓が熟れた果実だと
したなら、ヒノキはまだ青く甘酸っぱい爽やかな香りを放つ果実だろう。
もし自分がヒノキと同年代なら夢中になっているかもしれないと宗助は
思った。

「お兄ちゃん、お料理上手なんだね?」
ヒノキは宗助が作った食事を口に運びながら幸せそうに言う。
「まあ5年も一人暮らししてるとね」
「へへへ、手料理を作ってくれる人はいないんだ!」
「む!か、楓さんが時々作ってくれるだろ!」
「お母さんは無しよ!重要なのはお兄ちゃんには彼女がいないって事!」
楓の話が出た途端、ヒノキは少しむくれると口の中に物を詰め込んだまま
まくし立てた。
「そ、そりゃあ確かにそうだけど・・・関係ないだろ!?」
「やっぱりいないんだ!えへへ、そっかぁ〜」
宗助に彼女がいないとわかった途端ヒノキの機嫌は直ったのか、
また幸せそうに食べ物を口に運ぶ。

「まったく・・・」
宗助は肩を竦めた。確かに今ヒノキの年代で一番興味があるのはそう言った
話なのだろうがこうも『彼女がいない』と言われると少し凹む。
「じゃあヒノキちゃんは誰か付き合ってる奴いるのか?」
「いないわよ」
少し意地悪をするつもりで言った宗助だったがヒノキが余りにあっさりと
返して来た為、毒気を抜かれる。そんな宗助を他所にヒノキは続けた。
「私はこれから手に入れるからいいんだもん。ふふ・・・」
宗助の目をじっと見つめてヒノキは微笑んだ。その微笑みは楓の微笑と
酷似していた。親子なのだから当然だが、その微笑の裏に隠された宗助
には推し量る事も出来ない淫らな欲望が、宗助の心を不安にさせた。
「ご馳走様。お皿は私が洗ってあげるから、お兄ちゃんはお風呂沸かして
きてね」
宗助の戸惑いを他所に、ヒノキは食事を切り上げ台所に皿を運んでいく。
その様子に、先程垣間見た『女』を見つけることは出来ず宗助はすぐに
その事を忘れた。

「お風呂沸いたよ」
TVを見ながらくつろいでいたヒノキに宗助が声をかけると、ヒノキは振り
向いて微笑みながら言った。
「・・・一緒に入ってもいいよ?」
「は!?」
またあの微笑だった。宗助の胸がどんどんと高鳴っていく。しかし・・・
「嘘よ!何本気にしてるのよ。やっぱりお兄ちゃんってHだね・・・絶対
覗いちゃ駄目だよ?」
また瞬時に少女の顔に戻ったヒノキは、宗助の胸元を軽く小突くと脱衣所
の扉を閉めた。直ぐにシャワーの音が聞こえ始める。
(何考えてるんだ・・・あの子は・・・)
今度は宗助の胸の高鳴りはなかなか治まらなかった。ヒノキが垣間見せる
『女』が確実に宗助の『男』を反応させていく。もしも今、ヒノキが同じ
屋根の下にいなかったならすぐにでも、押入れの奥に隠したお気に入りの
AVで自慰を始めていただろう。実際、今ヒノキが風呂に入っている間に
済ましてしまえば・・・と言う考えが浮かんでは消える。
「ああっ、もうっ!!」
頭に浮かぶ淫らな考えを宗助は必死に打ち消した。ヒノキは今日から、2日
間も家にいるのだ。こんな考えを持ってもし間違った事になれば楓に会わせ
る顔が無い。宗助はTVをつけると音量を最大まで上げた。それでも、TVの
内容は全く頭に入ってこなかった。

大音量のTVをボーっと眺めていると宗助の鼻を微かに石鹸の優しい香りが
擽った。と、ほぼ同時に宗助の背後から何かが覆いかぶさってきた。
「わっ!?」
「ちょっとぉ、何でこんなにTV大きくしてるの?近所迷惑だよ」
覆いかぶさってきた物・・・ヒノキは宗助の首に手を回したままTVのリモコン
を取ると電源をOFFにした。
「ずっとお風呂あいたって言ってたのに・・・聞こえなかったでしょ?」
耳元でヒノキが囁く。首に巻きつく腕は温かくほんのりと湿り、さらに鼻腔を風
呂上りのいい香りが刺激する。背中にはバスタオル一枚隔ててヒノキの乳房が
その形を変えているのが分かる。
「あ・・・あぁ・・・」
突然の接近に思考がまとまらない宗助は気の抜けた返事を返す。振り向くと、
ヒノキが火照った顔で見つめている。お互いの吐息を感じられるほどの距離で。
「イキたくないの?」
ヒノキが唇をペロリと舐めながら尋ねた。宗助の胸が激しく高鳴り、股間に血が
集まり始める。
「え・・・?」
「どうしたの?『お風呂に』行きたくないの?」
ヒノキの問いの意味を理解した宗助は、自らの妄想を慌てて打ち消すといきなり
立ち上がった。
「きゃっ!?」
宗助が急に立った為、ヒノキは後ろに尻餅をついてしまう。その反動で、タオルが
ずり落ちて右の乳房が露出した。ほんのりと朱に染まった白い肌と桃色の乳首が、
宗助の目に飛び込んでくる。
「!!」
宗助は慌てて目を逸らす。その間にヒノキもバスタオルを急いで身体に巻きつけた。
「ご、ごめん!風呂入ってくるよ!」
宗助は前屈みになりながら逃げるように脱衣所へと駆け込む。ヒノキの身体に
反応して、勃起してしまった事を知られるわけにはいかない。それに胸を見た事
だってヒノキには、ばれてはいないはずだ。このまま風呂に入って何事も無かった
かのように出て行けば全て誤魔化せるはず・・・宗助はそう思った。
・・・だが、ヒノキはそう思ってはいなかった。慌てて脱衣所に駆け込む宗助を見て、
妖しく微笑んでいた・・・

宗助は服を脱ぎ捨てると、(大きくなったペニスが引っかかり非常に脱ぎにくかった)
身体も流さず飛び込むように湯船に浸かる。先程の強烈な映像がどうしても頭から離
れない。無理も無い、宗助が生きてきて初めて見た母親以外の生の異性の乳房なのだ
から。
そう、宗助は未だに童貞なのだ。女性と付き合ったことは何度か会ったが、チャンス
に恵まれず、さらには勇気も無く一度もSEXの経験は無い。いくら年が離れているとは
言え、そんな男が風呂上りの女に抱きつかれ、さらに裸に近い格好を見せられて興奮
するなと言う方が無理だ。
 湯船に浸かってもいきり勃ったモノは一向に静まらない。それどころか、どんどんと
硬くなり鎌首をもたげて来る。
(駄目だ・・・駄目だ駄目だ!!)
自制するため必死に頭を無に近い状態に近づけようとする。だが、妄想は膨らんでい
くばかり・・・
(くそっ!)
宗助はお湯を叩きつけるように顔を洗った。その瞬間、手にほんの僅かだが違和感を
感じた。見てみると人差し指と中指の間に、数本長い髪の毛が付着している。この長
さは当然宗助のものではない・・・だとすると・・・
(あ・・・あぁ・・・)
宗助は堪らずヒノキの髪が付着した手でペニスを掴むと激しく扱き出す。我慢の限界
だった。どうせ風呂場ならヒノキにばれる事もないし臭いも残らない。自分にそう
言い聞かせると宗助は一心不乱にペニスを扱いた。先程のヒノキの肌の感触、目に焼
きついた乳房を思い出しながらオナニーを続ける。心の何処かで、未だに自制する声
が聞こえるがもう止まる事は出来ない。先程のヒノキの声が頭に響くのだ。
『イキたくないの?』
(イキたい。イキたくて堪らない)
このまま湯船に射精する・・・宗助が決めた瞬間、『ガラガラッ』っと脱衣所の扉
が開く音がした。宗助の身体がビクッと振るえペニスを扱く手が止まる。
曇ったすりガラスの向こう側でヒノキの影が動いている。
「お兄ちゃん、着替えここ置いとくね?」
「あ、あぁ・・・」
出来るだけ冷静を装って宗助は答える。ばれてない。ばれてはいないはずだ・・・
「あんまり中で悶々としてるとのぼせちゃうよ。ふふ・・・」
ガラス越しの気配が消え、静寂が戻る。

(危なかった・・・ばれずにすんだ・・・)
宗助は安堵の溜息をつく。さっきまでガチガチだったペニスもすっかり萎えてしまっ
ている。まさに血の気が引いたと言う奴だ。ペニスの疼きは治まってはいなかったが
流石にこれ以上続ける度胸は宗助にはなかった。
(早く出よう・・・)
宗助は身体を洗い、石鹸の泡を流すと風呂を出た。身体を拭き、ヒノキが用意してく
れた服を着ようとした宗助の手が止まる。宗助の寝巻きの上に、畳まれた衣服の中心
の一番目立つところにまるで置かれているように一本の髪の毛が・・・
(そんなはずは・・・偶然だ・・・偶然・・・!?)
否定しかけて、宗助の脳裏に先程のヒノキの言葉が蘇る。
『あんまり中で悶々としてるとのぼせちゃうよ。』『悶々としてると・・・』
果たして風呂に入っている人間にそんな言葉を使うだろうか。しかし、ヒノキが風呂
の中を覗けていたはずは無い。宗助の頭の中に色々な考えが浮かんでは消える。どの
否定も完璧な説得力は無く・・・宗助はなかなか脱衣所を出ることが出来なかった。

脱衣所を出ると、薄暗い部屋にTVの明かりがぼんやりと光っていた。ヒノキは既に
眠りについていた。布団が二枚敷いてあり、その片方で心地よい寝息を立てている。
その顔は子供のそれで、宗助に心地よい安らぎをもたらしてくれた。時計を見ると
もう2時を回っている。いつもならもっと早くに寝ていたのだろう。
(俺も寝るか・・・)
宗助はTVを消そうとリモコンに手を伸ばした時に、ふとあることに気がついた。
TVのチャンネルがビデオになっている。宗助の家にはヒノキが見るようなビデオは
ない・・・そもそもビデオなど入れて無かったはずだ。宗助は不審に思いながら
取り出しボタンを押した。機械音と共にビデオが排出される。
『淫乱巨乳妻』
ビデオテープの背についているラベルを見て宗助の心臓が縮みあがった。
(な!?出し忘れ・・・?いや、ヒノキちゃんが来るから全部押入れの奥にしまっ
たはずなのに!?)
宗助は思わずヒノキの方を振り返る。
「お兄ちゃんはそう言うのが好きなの?」
寝ていたはずのヒノキが起き上がり、勝ち誇った目で宗助を見つめていた。

「あ・・・これは・・・違う・・・」
宗助は腰が抜けてしまったかのように尻餅をついた。
「何が違うの?ほらっ!」
ヒノキは素早く動き宗助からリモコンを奪い取り、ビデオを挿入し再生ボタンを
押す。暗い部屋にAVの淫らな音声と映像が流れる。
「お兄ちゃんこの前『使った』時、ここでイッちゃったでしょ?女優のパイズリ
で男優がイッちゃった瞬間・・・オッパイでイッちゃいたかったんだ?
いやらしい・・・これお母さんみたいだよね?オッパイ大きくて長い黒髪で、
他人の妻って設定・・・お母さんの方がずっと美人だけどさ。
・・・もしかしてお兄ちゃん、お母さんのことそういう目で見てたんじゃないの?」
「ち、違う・・・」
宗助の声には力が無い。決定的な証拠を押さえられてしまった犯罪者のように、
脅えるばかりだ。
「どうだか・・・さっきも私の事いやらしい目で見てたじゃない?
私のオッパイ・・・見たでしょ?」
「・・・」
「答えなさい。見たでしょ?」
「う、うん・・・」
「そう・・・ふふ、そんな顔しないで。別に怒ってるんじゃないのよ?お兄ちゃ
んが私やお母さんの事をどんな目で見てようが自由だもの・・・男だもん。
ザーメン溜まっちゃったらそういう風に考えちゃうのも無理ないわ」
宗助は信じられなかった。あのヒノキの口から『ザーメン』などと言う言葉が
発せられた事が・・・そして、そのギャップが宗助を興奮させていく。童貞の
宗助の中に、ひっそりと根付いているマゾ性・・・それがヒノキによって開花
させられようとしていた。
「お風呂に入る前も、入ってからもそして今も・・・オチンチン大きくしてる
んでしょ?隠しても駄目よ?お母さんが言ってたもん。お兄ちゃんは多分まだ、
童貞だから少しからかっただけでもすぐオチンチン大きくしてるって」
楓がヒノキにそんな話をしていると言う異常性に宗助が気づく事は無かった。
今置かれているこの状況の方がずっと異常で、卑猥で、宗助の心を興奮させる
為だ。
「ねえ、お兄ちゃん?お風呂でのオナニー・・・最後まで出来なかったんでしょ?
辛いでしょ?ヒノキが・・・手伝ってあげようか?」
ヒノキが邪悪に微笑む。幼いヒノキの放つ魔性の魅力に取り込まれた宗助に、
断る術は残っていなかった。

「だ・・・駄目だよ・・・」
宗助の口から出る言葉に力は無かった。
「座って・・・」
「こんなの、駄目だって・・・」
「座りなさい!」
ヒノキに強く言われた宗助はビクッと体を震わせると、尻餅を
つく様にヘナヘナと倒れた。ヒノキはその様子を満足気に見つ
めている。
「ふふ・・・」
ヒノキはゆっくりと宗助の後ろに回りこむと自分も腰を下ろす。
そして宗助を背後から抱きしめると背中に耳を当てた。
「凄くドキドキ言ってるね・・・そんなに興奮してるんだ?
これからして貰える事期待して・・・そうでしょ?」
「・・・」
宗助は答えない。いや、答えられない。答えてしまえば全てが
終わってしまいそうで・・・自分が今まで築きあげてきた物が
全て壊れてしまいそうで怖かったのだ。
「何も言わないのね?でももう否定も出来ない・・・それじゃ、
次はお兄ちゃんの口からちゃんと肯定の言葉を出させてあげる」
ヒノキはそう言うと、背後から手を伸ばしズボン越しに宗助の
ペニスを掴んだ。
「うぁぁぁっ!!??」

宗助は思わず叫び声を上げてしまった。初めて異性にペニスを
触られる・・・しかもその異性が自分よりもずっと年下のあど
けない少女なのだ。その異様性と、快感と、恐怖が一緒になって
宗助の口から飛び出たのだ。
「そんな脅えた声出して・・・失礼ね?大丈夫よ、痛くしたり
しないわ・・・凄く気持ちいいのよ?初めてだから分からない
だろうけど・・・ヒノキが優しく教えてあげるから・・・ね?」
ヒノキの声はとても優しく響き、宗助の体から強張りを解いて
いった。ヒノキもそれを感じたのか、軽く微笑んで手をゆっく
りと上下させ始める。
「あぅっ・・・ぁぁ・・・」
宗助の口から先程とは明らかに違うトーンの声が漏れ始める。
初めて感じる心地よさだった。ペニスを中心に温かい泥沼が
広がってその中に埋まっていくような・・・
「お兄ちゃんのオチンチン結構大きいね・・・って私と同年代の
子と比べてるんだから当たり前か」
ヒノキの言葉には同年代の他の男と性行為を行ったと言う意味が
含まれていたが、宗助はそれどころではない。初めて異性が布越し
とは言え自分の性器に触れている・・・その視覚的衝撃、そして
それがもたらす快感が宗助の意識を完全に奪っていた。
「あら?もう我慢汁が吹き出てきた・・・お兄ちゃん感じ
やすいのね?」
ヒノキの手に包まれたペニスの先端から早くも我慢汁があふれ出し
、ズボンに染みを作り始める。
「自分からヌルヌルにしちゃって・・・いいの?初めてなのに。
これじゃ気持ちよくなりすぎてすぐ終わっちゃうよ?」
ヒノキは手コキのスピードを上げた。先程までは速く扱きすぎると
布ズレで痛みを感じてしまうので優しく扱いていたが、潤滑液が
あれば話が違う。多少速く動かしたところで痛みを感じる事は無い。
・・・ただし激しすぎる快感が伴うが。
「あっ!あぁぁっ!!」
宗助は最早喘ぎ声を上げることしか出来なくなっていた。先程まで
心の真ん中にあった理性はヒノキの手の中に溶け消えかけている。
今、宗助の心の中にあるのは『射精するわけにはいかない』と言う
思いだけだった。この快感を少しでも味わっていたいと言う思い、
女性に、しかも自分より遙か年下の少女にいい様にイカされる訳
には行かないと言うプライド、そして未だに心の何処かにある
道徳的な拒否感・・・その全てがごちゃ混ぜになり宗助に射精を
拒ませていた。だが、現実は容赦なかった。

「ほらほら、まだ始まったばかりなのにそんなに喘いじゃって。
まだズボンも脱いでないんだよ?このままじゃパンツの中に
ビュッビュッって白いの出ちゃうよ?それじゃ嫌でしょう?
なら我慢しなきゃ。すぐ脱がせてあげるから・・・」
ヒノキはそう言いながらもズボン越しにペニスを擦るだけで下着は
おろか、ズボンを下げる素振りすら見せない。宗助は焦っていた。
どんなに拒んだところで射精はどんどんと迫ってきている。
宗助の経験では、忍耐力ではヒノキの手コキを後数秒と言えど
耐えられそうにもなかった。
「お兄ちゃん気持ちいい?ヒノキの手でオチンチン擦られるの
気持ちいいの〜?」
ヒノキの問い掛けに宗助は何度も頷いて肯定する。
「そうそう、素直が一番。あたしみたいな年下の女の子にオチンチン
扱かれて宗助お兄ちゃんは気持ちよくって溜まりません!しかも
ズボン越しで生で触ってるわけでもないのに我慢汁ダラダラ流して
今にもイッちゃいそう!そうでしょ?」
宗助は必死に頷いた。本当にやばかった。ペニスは今にも射精しよう
としている。衣服の中でイク訳にはいかないと言う気持ちだけが
何とか射精を押さえ込んでいる。
「オチチン、ビクビクッてして来たよ。もうイクの?ほら、早くズボン
脱がないと・・・このまま出しちゃうよ〜?」
ヒノキは宗助を焦らせるように言う。宗助はズボンの留め金に
手を伸ばした。もう射精を我慢する事は出来そうに無い。せめて
外で出さないと・・・なんと言うかこのままこれからずっとヒノキ
の言いなりになってしまうような・・・弱みを握られてしまうような
そんな気がしていた。大げさなようだが、その時の宗助はそこまで
混乱し、焦っていた。
「あはっ?脱ぎたいんだ?ふふ、それまで我慢できるかな・・・
えいっ!」
ヒノキは無邪気に笑って手のスピードをさらに上げた。ゴシュゴシュ
と言う音が部屋中に響いた。宗助の背中越しにヒノキの荒い息遣いが
聞こえる。ヒノキも興奮しているのだ。自分の手で宗助を思うが
ままに感じさせ、射精させることに性的興奮を覚えているのだ。
宗助からは見ることの出来ないその表情は、まさに初心な男を狙う
熟練の女の顔だった。自分の手の平で自由自在に宗助を躍らせる事に
悦びを感じている表情だった。
「あぅぅっ、止めてっ・・・出ちゃうよっ!」

宗助はプライドを捨ててヒノキに懇願した。もう我慢できない。
それなのに手がもどかしい程思うように動かず、未だにズボン
すら下ろすことが出来ない。
「やめて欲しいの?それなら私は別にいいけど・・・」
ヒノキはペニスから手を離す。その動きには『拒めば二度として
やらない』と言う感情がはっきりと見て取れた。
「あっ!や、やめないで・・・」
宗助は恥ずかしくて死にそうだった。年下の少女にペニスを
触って欲しさに懇願する自分・・・その姿を想像するだけで
消えてなくなってしまいたい気分だった。
「もう、どっちなの?このまま続けて欲しいの?それとも
やめて欲しいの?射精したいの?したくないの?」
ヒノキは如何にも困ったと感じで言った。だがその表情は楽しくて
仕方がないといった感じだ。
「イキたい・・・でもパンツを脱がせて・・・」
宗助はついにヒノキに頼んだ。それがヒノキとの性行為を認めると同時に、
自分がこのまま続けられれば我慢できずに下着内に射精させられてしまうと
言う事を認めることになると知っていながら・・・宗助の心は、体は完全に
ヒノキに、ヒノキのたかが4〜5cm手を上下させるだけの行為に屈服
してしまった。
「あぁ、そう言う事ね。いいよお兄ちゃん、ズボン脱いで」
ヒノキはわざとらしく言って手を離した。宗助は言われるがままズボン
を脱ぐ。
「このまま続けたらパンツの中でイッちゃいそうだったんだ?それは
恥ずかしいもんね。でもこれで外に出せるね・・・私の体にかけたい?
なんてね・・・」
ヒノキは宗助の羞恥心を煽るように言う。宗助がズボンを下ろしている
間も、その邪魔にならない程度に時折ペニスを撫でて限界寸前の状態を
キープさせるのを忘れない。
「ほら、パンツも脱いで。いよいよ生で触ってもらえるね?生の感触は
ズボン越しの比じゃないよ・・・お兄ちゃんじゃ一瞬も我慢できないで
しょうね。きっと、いえ・・・絶対にすぐイッちゃうわ。でも嬉しいでしょ?
ヒノキの手でイカせて貰えて?」
宗助は答えなかった。彼の中に残った僅かなプライドがそれを拒んでいた。
それがヒノキの癇に障った。
(ふーん・・・まだ完全にヒノキの物にならないんだ・・・お母さんは
男をモノにするのなんて簡単って言ってたけど、結構大変じゃない。
ヒノキがこれだけしてあげてるのに・・・生意気ね)
宗助の手がトランクスの両端を掴み、引き下ろそうとしたその瞬間。
「れぇろぉ〜・・・・」

ふざけた声を上げながらヒノキが背後から宗助の首筋を舐め上げた。
同時にペニスも軽く刺激する。
「ひぃあっ!?あ、あ!あぅぅっ!?」
どぶびゅびゅっ!!
ヒノキの不意打ちに宗助のペニスは暴発してしまう!トランクスを下ろす
直前に放たれた精液がペニスを中心に宗助の肌に付着し、生温かかった。
「あ〜あ、出ちゃったね?パンツ汚しちゃって・・・後でちゃんと洗って
あげるから気を落とさないで。ね?」
嘲笑するヒノキを、宗助はキッと睨みつけた。
「な、何よ!?」
ヒノキは露骨に脅えた表情を見せる。しかし当然だが、宗助もそれ以上は
何も言う事も出来なかった。
「ふん、パンツ濡らして怒っても全然怖くないわよ!それにお兄ちゃんが
勝手にイッちゃっただけじゃない!嫌じゃないって言ったし・・・違う?」
ヒノキは元気を取り戻しまくし立てた。宗助は何も言い返せず俯いて唇を
噛んだ。自分に腹が立っていた。
(あ・・・お兄ちゃん・・・)
そんな宗助の姿を見たヒノキは胸が締め付けられるような感覚に落ちいった。
宗助の情けない姿を見ていると、どうにも耐えがたい複雑な気持ちになる。
助けてあげたくもあり、もっと突き放したくもなる。ヒノキは腹の下が熱く
なってくるのを感じた。
(私やっぱり・・・お兄ちゃんの事・・・好きだ。お兄ちゃんをもっと
気持ちよくさせてあげたい・・・もっと苛めたい!)
宗助は俯いたままトランクスを脱ぐ事も出来ない。かと言ってズボンを上から
履くわけにも行かず・・・自分では何も行動できない状態に陥っていた。
今誰かから指示をされたら相手が誰でも従うだろう。それがこの状態を
引き起こした相手であっても。それ程に宗助は自意識を失っていた。
「お兄ちゃん、そんな顔しないで・・・私も少しやりすぎたわ・・・
御免なさい」
ヒノキは宗助の前に回ると瞳を見つめながら言う。その目に見つめられると
宗助の中にあったヒノキに対する敵意は一瞬にして解けていった。それ程、
ヒノキはいじらしく、可愛らしく、女らしかった。
「今度はちゃんとしてあげるから・・・そうだ、お兄ちゃんの好きなとこで
させてあげる。あ、でも本番は駄目だよ?」
ヒノキは宗助に再び快楽と言う餌を撒いて来た。一度射精して宗助の性欲は
相当満たされている・・・しかし、それでも宗助はその誘惑を断ち切る
ことが出来なかった。彼は既にそれ程ヒノキにのめり込んでいたのだ。
最早、宗助はヒノキを少女として見ていなかった。自分よりも経験が豊富な
女・・・自分を男にしてくれる女として見ていた。
宗助はもうヒノキに逆らう事は出来ないだろう。もとより大人しい性格であり、
更に隠れたマゾ性を持っている宗助は本人は自覚していないものの、ヒノキの
言葉に従う事に密かな喜びを見出していた。

好きな部位を選べ・・・と言われ宗助は悩んだ。何処もかしこも魅力的に
見える。宗助の視線はヒノキの体の上をしばらく迷った挙句、ある一点で
止まった。
「なぁに?お兄ちゃん・・・オッパイがいいの?」
ヒノキの胸は服の上からでも微妙にその膨らみがわかる程度の大きさだ。
ヒノキの年齢を考えれば巨乳と言っても良いかも知れないが、正直胸で
男をイカせられるか・・・と言うと難しく思える。
「あ、でも・・・胸じゃなくても・・・」
宗助は取り繕うように言った。宗助が胸を選んだのはヒノキの胸でイカせて
貰う事を期待したからではなく、彼の考える女性像が=胸であったからに
過ぎない。宗助は正直に言って胸の大きい女性が好みだ。そう、ヒノキの
母親の楓のような・・・
「余計な気を回さなくても大丈夫よ。私、オッパイで男の人イカせるの
初めてじゃないもの・・・そりゃあお母さんみたいに挟んだりは出来ないけど
小さいなら小さいなりに、やり方ってものがあるんだから」
ヒノキはそう言うと服を脱ぎ、上半身裸になった。小ぶりな胸にピンク色
の小さな乳首が上を向き、女性であることを主張している。宗助は思わず
生唾を飲み込んだ。
「どう?私の裸を見た感想は?」
「綺麗だよ・・・」
宗助は心の底からそう思った。何とも若々しく健康的なその体・・・煽情的
と言うよりは芸術的と言った方がいい、そんな気すらする。
「ふふ、ありがと♪」
ヒノキは小首をかしげて少し照れた様子を見せる。その姿もたまらなく
可愛いものだった。
「さ、お兄ちゃん・・・おいで・・・」
ヒノキは床に腰を下ろすと手を差し伸べて宗助を誘った。宗助は蛍光灯に
集まる蛾のようにふらふらとヒノキの前に歩み出る。
「まずはまた大きくしようね・・・」
ヒノキはそう言うと優しく宗助のペニスに触れた。ついに、宗助のペニスは
生の女性の肌に触れた。
「うはぁっ!?」
それだけで思わず腰が砕けそうになる。先程ズボン越しに触れられたときとは
段違いの快感だった。ヒノキの手がペニスに吸い付き、そこから快感と引き
換えに宗助の力を奪っているようだった。
「クス・・・これじゃ握ってるだけでイッちゃいそう。でも我慢して私の
オッパイでイキたいんでしょう?私の為に・・・我慢しなさい」
宗助は尻に力をいれ快感を堪え快感を堪えた。一度の射精で固さを失いかけ
ていたペニスは再び力を取り戻し、痛いほど反り返っていた。

「こんなに感じて、すぐ大きくして・・・本気出したらすぐイッちゃうん
だろうね?お兄ちゃん、ちょっと早漏かも・・・なんてね?じゃ、イクよ」
ヒノキはペニスに唾液を垂らす。熱い液体が亀頭を包んでいく感触を宗助は
身悶えして堪える。正直言ってヒノキが何気なく2〜3度手を動かせば
簡単に果ててしまうだろう。宗助は自分が快感にどれほど弱いかと言う事を
身に染みて思い知らされていた。
「ほら、見て?私の唾液でヌルヌルになったお兄ちゃんのオチンチンが
私の乳首にキスしちゃうよ・・・」
ヒノキは手でペニスを固定すると自ら体を近づけて、胸を亀頭へと近づけて
いく。その様子を見ているだけで宗助の心は、ペニスは昂ぶり睾丸の奥に
溜まっている白いマグマを噴出させてしまいそうになる。
「ほ〜ら、ほ〜ら・・・お兄ちゃん、こんな小さなオッパイでイケるかな
って思ったでしょ?こんな膨らみかけのオッパイじゃ気持ちよくなんて
なれないんじゃないかって・・・試してみようね?お兄ちゃんが私の
オッパイの魅力に耐えられるかどうかをね」
ヒノキはそうは言うもののペニスを乳首に擦りつける様に動かす割には、
ギリギリのところで距離を取って亀頭が自分の胸に触れることを許さない。
「ヒノキちゃん・・・その・・・」
宗助はもどかしさで声を上げた。ペニスが胸に触れる事は無いものの、
ヒノキがペニスを揺らすたびに僅かだが手も動き、宗助のペニスは
その微細な振動で快感を蓄積させていく。
「なあに?お兄ちゃん」
「早く・・・」
「早くなあに?早くやめて?早く射精させて?」
ヒノキは答えがわかっているにも関わらず宗助を焦らす。これが彼女の
作戦なのだ。ただパイズリをしただけでは相手が宗助と言えど中々イカせる
ことが出来ない。だからこうやって視覚的に、精神的に宗助の性感を高め
ヒノキの胸に対する興奮を吊り上げているのだ。本格的にパイズリをする
のは宗助が完全に堕ちてからでも遅くは無い・・・
「お、オッパイに・・・でないと・・・」
「でないとイキそう?そうね、オッパイでイキたかったのにこのまま
オチンチン握り締められてたら終わっちゃいそうだもんね。いいよ、して
あげる。お兄ちゃんの望むとおりオッパイで・・・でもその前に一つ
聞かせて?」
「な、何!?」
宗助は切羽詰った声で叫んだ。ペニスは脈打ち今にも射精しようとして
いるのだ。

「私のこと・・・好き?」
「な、何言ってるの!?」
「好き、嫌い?答えて」
「好きだよ!好きに決まってるじゃないか!」
必死になる宗助を他所に、ヒノキは落ち着いた様子で続ける。
「じゃあお兄ちゃん、私を自分の物にしたくない?」
「・・・え!?」
「私と付き合って欲しいの。これは告白よ」
告白と言わねば気づかないほどに異様な光景だった。自分よりも遙か年下の
少女にペニスを握られながら愛を告げられる・・・
「で、でもヒノキちゃんはまだ子供・・・」
「お兄ちゃんは子供とこんなことしてるのよ?子供にオチンチン握られて
腰震わせて・・・」
ヒノキは無慈悲にも宗助のペニスをシコシコと扱き始めた。
「あぁぁぁっ!?だ、駄目ぇ!!」
「今更、年の差なんて関係ない。そうよね?」
「イク!イッちゃうよぉぉ!」
「このまま手で扱き出しちゃおうかなぁ・・・彼氏でもない男にオッパイ
使うのなんか勿体無い気がするし・・・」
「いや、嫌だ!おっぱいで、オッパイでっ・・・してっ!」
「私を自分の物にしたくないの?私の物になりたくないの?私の物に
なればパイズリくらい何時でもしてあげるのに・・・」
宗助の疲弊しきった心ではヒノキの巧みな誘惑に勝てるはずも無かった。
そもそも最初の射精、即ちタブーが砕かれた瞬間からこうなる事は決まって
いたのだ。
「わかった!わかったから!付き合う!ヒノキちゃんと付き合うから!!」
宗助はついにその言葉を口にした。ヒノキの口元が吊り上る。
「うふふ!やったぁ!これで私達は恋人同士ね!!それじゃお兄ちゃん、
記念すべき付き合って一回目の射精・・・私のオッパイでイッちゃいなさい!」
ヒノキはペニスを扱きつつ体を僅かに前に出した。亀頭と胸がついに触れあい、
乳首が鈴口に割って入ろうとするその感触で宗助は限界に達した。
「うぁぁぁっ!イクぅぅぅっ!!」
ぶびゅるるっ!びゅびゅびゅるっ!!
まるでヒノキの乳首から母乳が出ているかのように押し付けられた乳首に
宗助は精液を放つ。一度目の射精よりも遙かに濃く、量も多かった。
「あっ、あたしも感じるっ・・・」
ヒノキも精液が乳首を撃つ感触に体を震わせる。
「イッてる途中で悪いんだけど・・・これからがホントのパイズリだよ?」
ヒノキは精液でヌルヌルになった胸を宗助の股間に押し付けて、体を
滅茶苦茶に動かし始めた。精液を潤滑剤にヒノキと宗助の肌の上で
ペニスが揉みくちゃにされる。イッたばかりで敏感になったペニスにそれは
度を越えた快感だった。

「あぁぁぁぅぅぅっ!あぁぁ!!!」
「ほら、もっと感じて!ヒノキの感触を、ヒノキの匂いを体で覚えるの!
お兄ちゃんの体はヒノキの物なんだから・・・他の誰にも渡さないん
だからね!」
「ヒノ・・・ヒノキちゃん!ヒノキぃぃ!!!」
宗助は意味も無くヒノキの名を呼び続けた。そして快感が治まる頃に
思い知るのだった。最早自分が引き返せない所まで来てしまった事を。
背徳の幸せに捕らえられてしまったことを・・・だがそれでももう良かった。
ヒノキとヒノキの与えてくれる快楽があればそれで良かった。

「お兄ちゃん、きっともう私でなきゃイケなくなっちゃってるよ?」
「え?」
「度を過ぎる快感を一度に受けると時々そうなっちゃう人がいるんだって。
お母さんが言ってた。それを越える快感や興奮を覚えないと、もう射精
どころか勃起すら出来ない・・・でもいいよね?浮気の心配ないもん」
「うん・・・」
複雑な気持ちで宗助は返事をした。嫌かどうか自分でもいまいち良く
分からなかった。胸元ではヒノキが甘えた顔で見上げている。
「ねえお兄ちゃん、童貞捨てたい?ヒノキのオマンコで・・・」
ヒノキの問い掛けに宗助は一瞬言葉に詰まった。だがすぐに返事をする。
もうここで引き下がっても得など無いのだ。行くなら行けるところまで
行ってしまえ・・・
「うん」
「いいよ。ヒノキがお兄ちゃんを大人にしてあげる。でも今日は駄目。
2回も出しちゃったからお兄ちゃんのオチンチン完璧に硬くならない
から・・・来週。一週間オナニーもしちゃだめよ?硬くなったオチンチン
触ればどれだけ溜まってるかなんてわかるんだから誤魔化しても駄目よ?
今日のこと思い出してオナニーもしたいでしょうけど絶対駄目。一回でも
射精したら絶対許さないから・・・あ、大丈夫か!だってお兄ちゃん
ヒノキがいないと勃たないもんね?勃たなきゃオナニーもできないもんね?」
ヒノキの屈託の無い笑みを宗助は微妙な心境で受け止めた。
だが来週だ。来週いよいよ童貞を捨てられるのだ・・・ヒノキの体で・・・
ヒノキの事を考えた途端、宗助は股間が熱くなるのを自覚した。どうやら
宗助の肉体は本当にヒノキにしか反応できないようになってしまったらしい。
だがそれでもいい、宗助は思った。ヒノキに対する性的興奮、ヒノキが与える
魔性の快楽が宗助にヒノキに恋をしていると錯覚させていた。
魔性の少女の手の内に捕らえられた宗助は偽りの幸せに身を委ねるのだった・・・

そして一週間後の朝・・・宗助はヒノキに呼び出されてヒノキの家を
訪ねるのだった。愛しいヒノキに己の童貞を捧げる為に・・・だが宗助は
知らない。この家にいる魔性の女はヒノキだけではない。
そしてヒノキも忘れていた。いや、油断だったかもしれない。宗助を
手に入れたことで慢心していたのかもしれない。でなければ宗助を僅かでも
自分がいない家に一人にさせることなどしなかっただろう。この家に住む
もう一人の「女」が家に一人でいる「男」を見逃すはず無いのだ。
・・・その女はヒノキを遙かに凌駕するテクニックと男を虜にする魔性の
肉体を持っている・・・ヒノキの母・・・楓もまた、宗助の心を、体を
虎視眈々と狙っていたのだ。

「あの日」から7日がたった。ついに今日が約束の日である。
あれから毎日、ヒノキと宗助は会っていた。ヒノキに
言われるがまま、普通の恋人がするようにショッピングを、
映画を、そして甘い囁きあいを楽しんだ。だが焦らすような
行為はあるものの、直接的な行為はあれ以来していない。
ヒノキからしてこなければ、宗助にはどうしようもない。
そもそも女性にどうやってそう言う話題をふればいいかも
てんでわからない男なのである。
 ヒノキに言われたとおりオナニーもしていない。いや、
正確には何度もしようとしたのだが上手くいかなかったのだ。
あれからと言うもの、普段の生活をしている時は事あるたびに
宗助は勃起してしまい、それを静めるのにとても苦労した。
だがいざオナニーをしようとすると、ヒノキの言葉が耳に響く
のだ。
『お兄ちゃんはもう私でなきゃイケなくなってるよ・・・』
すると、みるみるうちにペニスは萎えてしまう・・・切ない
疼きだけを体に残して。
そんな悶々とした一週間を過ごし、そして今朝。学校に向かう
前に、ヒノキが宗助の家を訪ねヒノキの家の鍵を渡して言った
のである。
『今日お母さん仕事だから、家は私一人なの。宗助遊びに来て
くれるよね?この一週間ちゃんと言われたとおり我慢してる
みたいだからご褒美をあげなきゃね・・・』

『学校から私が帰るまで私の部屋で待ってること。多分、私の
部屋でだったらオナニー出来るでしょうけど・・・物凄く
したくなるでしょうけど・・・絶対に我慢しなきゃ駄目。
もし我慢できなくて射精しちゃったら、お仕置きだからね』
正直、一週間の禁欲・・・それも数々の誘惑に襲われながらの
一週間を経た状態でオナ禁するのは非常に辛い。しかも待って
いる場所はヒノキの・・・一応だが付き合っている彼女部屋で
ある。妄想などいくらでも湧いてくるに違いない。だがここで、
今踏みとどまらなければ『ヒノキに筆おろし』して貰えると言う
夢のような・・・おそらくこのまま生きていればずっと童貞で
一生を終えたであろう、奥手な宗助にとって千載一遇の機会を
逃すことになる。それに性欲の対象としては勿論だが、この
一週間で宗助はヒノキの事が女性として本当に好きになっていた。
ヒノキに振り回されるように過ごしたこの一週間は宗助にとって
全てが新鮮で、魅力的だった。
自分の事を無条件で愛してくれる異性が目の前にいるのだ。
さらにその女性は美しく、魅惑的で、積極的で宗助の理想に近い
ものだった。後何年もすればその容姿も宗助の『理想』にさらに
近づくだろう。何故なら彼女はその『理想の女性』の娘なのだから。
年齢と言うタブーが外されて以来、加速度的に宗助はヒノキに
のめりこんでいった。ヒノキと会っている時はその姿に見とれ、
ヒノキに会えない時間は、隣の部屋の物音を意識しながらヒノキを
想う・・・まさにヒノキに恋をしていたのだ。
そんなヒノキに自分の初めてを捧げられる・・・それは宗助に
とってとても幸せなことだった。それをヒノキも喜んでいてくれて
いるのが宗助はとても嬉しかった。
だから何としてもオナニーを我慢しなければならない。ヒノキの為に
ヒノキの誘惑を断ち切らなければならないと言うのは何とも矛盾した
事だが宗助はそれこそ決死の覚悟でヒノキの部屋に向かったのだった。

それならヒノキが帰ってくる時間に合わせてヒノキの部屋に行けば
いいではないかとも想うが、そこは恋する男。付き合っている彼女の
部屋を見てみたい、彼女の私生活を少しでも感じたいと思うのは
仕方の無いことである。
ヒノキの家には今誰もいないはず・・・鍵を持たされているの
だからそのまま開けてはいればいいのだが、宗助は何となく気が
咎めインターホンを押してからドアノブに手を掛けた。
「失礼します・・・」
小さな声で呟きながら鍵を鍵穴に差し込もうとした瞬間、部屋の中
から物音が聞こえた。
「は〜い」
宗助は心臓が止まりそうなほど驚いた。ヒノキは学校に行っていて
いない。それなら今家にいるこの女性は・・・何年も憧れ続けた
女性の声を間違えるはずも無い。ヒノキの母、楓だ。
「あら、宗助君?どうしたの?」
水のせせらぎの様な美しい清涼感のある声が、宗助の耳を擽った。
何度見ても心がときめく。楓の姿は宗助にとって女神のような
神々しさを放っていた。宗助とほぼ変わらない身長でありながら
体の線は細く、それでいて胸と腰と太股・・・女性としての魅力を
放つ部分には理想的な膨らみを持っている。これほど「女」らしい
女性もそうはいまい。その瞳に見つめられればどんな屈強な男でも
虜になってしまうに違いない。そして少しふっくらとして、いつも
潤いを保っているピンク色の唇・・・そこから紡ぎ出される言葉は
男を酔わせ、忠実な犬に変えてしまう不思議な響を持っている・・・
「あ、あの・・・ヒノキちゃんに勉強教えるように言われて・・・
へ、部屋で待ってるようにと・・・」
宗助は咄嗟に嘘をついた。目を伏せ、どもりながら言う宗助を楓は
微笑みながら見つめている。
「あら、そうだったの。どうぞお入りになって。ヒノキが帰るまで
後二時間くらいあるわ・・・それまでお茶でも飲んでてね」
楓はすんなりと宗助を通した。楓に嘘を吐いたことが宗助には酷く
罪なことをしたように思えた。楓は宗助が娘と付き合っているなどとは
夢にも思うまい。何せ年の差があるのだ。『ご近所のいいお兄さん』
くらいにしか思っていないはずだ。もしばれたら・・・そう思うと
宗助は今すぐここから逃げ出したい気分になった。だが、今更ここで
引くのは逆に怪しまれるかもしれない・・・宗助は意を決して部屋へと
入った。

「お邪魔します・・・」
宗助は居間に通されるとお茶を振舞われた。基本的に宗助の部屋と
同じつくりだが、匂いと言い、雰囲気と言いまるで違う部屋に思える。
「こうして宗助君と二人で話すのも久しぶりね。あ、この前は本当に
有難うね?ヒノキの面倒を見てくれて・・・」
楓は宗助の隣に座ると、肩が触れ合うほどの距離まで寄り添ってくる。
宗助は鼓動が早くなるのを感じた。
「ヒノキ・・・どうだった?」
「え!?」
宗助は焦った。まさか、ヒノキとの事がばれてるのでは・・・と思った
のである。
「迷惑かけなかったかしら?」
「あ、あぁ・・・大丈夫、いい子にしてましたよ」
「そう、良かったわ。うふふ・・・」
「あ、あの今日は仕事じゃ無かったんでしたか?ヒノキちゃんが言って
ましたけど・・・」
「宗助君が来てくれると思って、休んじゃったの・・・なんてね。ふふ、
それともヒノキと二人きりが良かったかしら?」
「い、いや!そんなことは・・・」
「なぁに?大きな声上げて・・・汗かいてるわよ?」
どうかしてる・・・宗助は思った。疚しい思いがあるせいで楓の一挙一動
に不安を感じ、焦っている。一気にお茶を飲み干すと宗助は言った。
「あ、僕ヒノキちゃんの部屋で待ってます。勉強の準備もしなきゃ
いけないし・・・」
楓の答えを待つより先に宗助は席を立ち上がり、ヒノキの部屋に逃げ込んだ。
肩に楓の肌の香り・・・そして微妙に触れていた胸の感触が残っている。
とてつもない興奮に襲われていたがそれでも宗助のペニスは勃つことは
無かった。

一息つくことが出来た宗助は、ぐるりとヒノキの部屋を見渡した。
机とベッドが一つある、女の子としては装飾の少ない部屋だ。窓際に
この前のデートでヒノキが着ていた服だ。宗助の胸が再び高鳴り出した。
と、同時に今度はペニスもムクムクと大きくなっていく。
(そう言えば・・・)
部屋中にヒノキの匂い・・・香水でも使っているのだろうか?ヒノキと
一緒にいると感じる香りが満ちている。それを意識すると宗助のペニスは
さらに固さを増していく。
(駄目だ・・・駄目だぞ・・・)
それに触れたくなる欲望を宗助は必死に抑えた。ここで万が一オナニー
しようものならこの一週間の苦労が水の泡だ。それに隣には楓もいるのだ・・・
しかし、そうは思っても宗助の心はどんどんと揺らいでいった。周囲に
誘惑が多すぎるのだ。この部屋の全てが宗助を堕とそうとしていると
言ってもいい。だが、外で待つのは何とも居心地が悪い・・・宗助が
悩んでいると、扉の向こうで僅かに物音がした。だが悶々としている
宗助はそれに気がつかない。
(あと二時間・・・ヒノキちゃんが帰ってくればヒノキちゃんと初H
出来る・・・それまで我慢、我慢だ・・・)
宗助のペニスは最早完全に勃起し、ズボンが窮屈でしょうがなかった。
だがズボンを脱いでしまったら最後、完璧にオナニーを始めてしまう
だろう。
(と、とりあえず座ろう・・・)
宗助はベッドを背もたれに座り込んだ。
(ん?)
宗助はベッドと掛け布団の隙間に何かあるのを見つけ引っ張り出した。
(!!これ・・・)
それはブラジャーだった。大きさから言ってヒノキの物だろう。
(あぁぁっ!!)
宗助は危険なものでも扱うように、震える手でそれを再びベッドの奥に
押し入れる。じわぁっとペニスの先が熱くなっていくのを感じた。
恐らく先走りが漏れてきているのだ。それほど宗助の性欲は限界まで
張り詰めていた。

(駄目だ駄目だ駄目だ・・・)
呪文のように繰り返すが一向に効果は無い。そうする内に、宗助は
無意識に再び下着を取り出している。手に取っていると、一週間前の
ヒノキのパイズリが鮮明に思い出されてくる。宗助はもうたまらなかった。
今すぐこのブラジャーを使ってペニスを扱き、思うまま射精したかった。
ここが他人の家である事などもう関係ない。だが・・・ヒノキとの
初めてのSEX・・・童貞を捨てると言うこと、その魅力が何とか
宗助の精神に歯止めをかけていた。
(後2時間・・・後2時間だ・・・それだけで初Hが・・・)
宗助は何とかブラジャーを手放し、股間に行きそうになる手を抑制
する。しかし、
(あ・・・でも今日は楓さんがいる・・・いくらヒノキちゃんでも
こんな状態でSEXなんてするわけない・・・あ・・・あぁ・・・)
もう駄目だった。『今日はH出来ない』一度でもそう思ってしまった
以上、もう耐えられるわけが無かった。完全に暴走した宗助はズボンの
留め金を外し、ジッパーを下ろし下着の中から猛るペニスを取り出した。
『ジーッ・・・』
そのジッパーを下ろす音が合図だったのかもしれない。
『ガチャリ』
突然部屋の扉が開く。
「宗助君、娘の部屋で何をやってるのかしら?」
楓が、勝ち誇ったような顔で宗助を見つめた。

「あ、あのこれは・・・」
宗助は下半身丸出しの状態で狼狽する。冷静な時、こんな状態の
自分を直視したら恥ずかしさで死んでしまうのではないかと思うほど
情けない姿だった。そんな宗助の様子を楓はまじまじと見つめる。
その顔には笑みすら浮かべていた。
「こんなところでオシッコじゃないわよね・・・ならオチンチン
握り締めて男がすることなんて一つしかないわよね?
ましてや勃起したオチンチンですもの・・・ね?」
「ち、違うんです・・・その、僕は・・・」
言い訳など耳も貸さず、楓はベッドに背を預けた状態の宗助に
覆いかぶさるようにして四つん這いになると、さらに逃げ道を
塞ぐがの如くにじり寄って真正面から宗助の目を見つめた。
「オナニー・・・しようとしてたんでしょ?」
「・・・・・・」
図星を突かれて宗助は何も言えなくなった。
「やっぱりね・・・すると思ってたのよ。だから外で待ってたの」
「え・・・?」
「そのブラも私が置いておいたのよ。見つけちゃったら絶対
我慢できなくなると思ってね」

宗助は楓が何を言っているのか理解出来なかった。それに楓の
口から『勃起』『オナニー』などと言った卑猥な単語が出てくること
事態、信じられないことだった。自分の妄想の中の楓は幾度と無く
宗助に向けてそんな単語を放った。だが、本物の楓がそんな事を
言うはずは無い。断じてありえない・・・これもまさか自分の
妄想なのだろうか・・・宗助は楓にオナニーの現場を見られた
絶望感と現実感の無さから、そんなことまで考えていた。
「まるで何を言ってるかわかってないみたいね・・・じゃあ
自分が今どう言う状態にいるのか理解させてあげるわ!」
楓は宗助の肩を押さえ体重をかけて動けないようにすると、
宗助の制ししようとするてを振り払って勃起しているペニスに
手を掛ける。
「あら・・・?まあ、失礼ねぇ・・・」
楓がペニスを掴んだ途端、ペニスは見る見るうちに萎れていく。
ヒノキがかけた暗示・・・即ち『ヒノキでなければ射精はおろか
勃起すらすることは出来ない』と言う言葉通りになっているのだ。
一週間前の宗助なら楓にペニスを触られると言う行為だけで射精
してしまっていてもおかしくは無い。
「『誰か』に言われたんじゃないのかしら?自分で無ければイク
ことは出来ないって。忠実な宗助君はその言葉に敏感に反応して
るのね・・・ホントにいい子・・・本当は私がそうさせてあげよ
うと思ってたのに。まあいいわ・・・宗助君、私の目を見て・・・
良く聞きなさい・・・」
楓は声のトーンを一つ落としてゆっくりと、囁くように呟いた。
自身を喪失してしまっている宗助はその言葉にただ従うだけだ。
「あなたの心にかかった『鍵』を今から解いてあげる・・・そう
すればあなたの心は解放されて自由に、感じたい相手に勃起出来る
ように・・・したい時に射精できるようになるわ。いい?あなたの
心の『鍵』・・・固く閉まった扉・・・私が解き放ってあげる」

楓はフニャフニャになったペニスを優しく愛撫しながら、宗助の
瞳をじっと見つめ顔を近づけてくる。
「私が今からキス・・・あなたの心を解き放つ魔法の口付けを
してあげる。いいわね?イクわ・・・」
楓の顔が、瞳がだんだんと近づいてくる。それに連れて宗助の
ペニスに再び熱が戻り始める。既にヒノキがかけた暗示は殆ど
解かれてしまっている。もともとたいした暗示ではない。感受性の
強い宗助であったからこそこれ程の効果があったのだ。
それが楓によるさらに強い暗示によって徐々に解除されていく。
「あ、でも気をつけて。この魔法のキスにはあなたを助けてあげる
他にもう一つ別の作用があるの・・・あなたは心を解き放つ代償に
とても感じやすい体になってしまうわ・・・とてもとてもとても、
感じやすい・・・イキやすい・・・男の子としては情けない程の・・・
早漏・・・でも仕方ないの。それはあなたの心を解き放つ為の代価。
あなたを助ける為の・・・わかるわね?」
楓の唇と宗助の唇の距離は最早数ミリもなかった。楓の唇の振動が
宗助の唇に伝わってくる。宗助は無言で頷いた。何も考えられなか
った。何も考えられない頭に楓の言葉だけが入り込んでくる。真実
として、疑う事など許されない絶対的な言葉として刷り込まれていく。
宗助のペニスは既に軽く上を向き、ピクピクと蠢いている。
「いい子ね・・・さぁ、解き放たれなさい・・・」
楓はそう言うと唇を宗助の唇へと重ねた。同時に舌を宗助の口内へと
割り込ませ、宗助の舌を絡めとり、吸い付き、蹂躙してくる。
「んっ・・・うむっ・・・んんんっ・・・」
宗助の頭のどこかでパキっと何かが割れるような音がした気がした。
同時に体内に溜まっていた何かが押し出され、浄化されていくような
開放感に満ちた感覚が宗助の体中に広がっていった。
「ちゅ・・・ぱぁ・・・どうかしら?生まれ変わった気分は?」
唇と唇の間で唾液が淫らに糸を引いていた。

「僕・・・楓さんと・・・キス・・・」
頭がすっきりとして正常な思考が出来るようになって来た宗助は、
唇を押さえながら言った。憧れの人とのキスはあまりに突然で、
現実味の無いものだった。
「ほら見て・・・宗助君のオチンチン、すっかり元気になったよ。
美味しそうに膨らんで・・・熟れた果物みたい。今にも果汁が
はちきれて出てきそうね。ブチュッって・・・搾り出してみようか?」
「か、楓さん!こんな事、駄目です!おかしいですよ!」
宗助は身を捩って抜け出そうとする。だが楓はそんな宗助に
お構い無しに体を屈め宗助の股間に顔を埋める。
「だ、駄目っ!ふあぁぁっ!!」
宗助は悲鳴をあげた。ペニスに熱いぬめった感触が絡みついている。
そのぬめった物体は素早く動き、ペニスにドロドロとした感触と
一緒に快感を塗りつけていく。
「んぷっ・・・ちゅ・・・可愛い顔・・・思ってた通りね。宗助君の
そう言う顔が見たかったのよね」
楓の唇が、舌が宗助のペニスに絡み、唾液を擦り付けながら扱き上げて
くる。
「オチンチン気持ちいいでしょう?お口の中がで暴れてるわよ。
吐き出しちゃいなさい・・・我慢なんかしても無駄なんだから。
さっき言ったでしょう?勃起できるようになる代わりに・・・
なんだったけ?ねえ?」
「はぅぅっ!」
凄まじい快感だ。確かに楓のテクニックは素晴らしく、それだけでも
数分続けられれば敢え無く射精してしまうだろう。だが、今はそれだけ
では無かった。快感とは別の何かがまるで精巣から精液を無理矢理
押し上げているような感覚がある。
「ザーメンが勝手にあがって来ちゃうでしょう?わかるわよ・・・だって
タマタマもキュッて上がってきてるもの。もうイッちゃうのね?
まだフェラ初めて1分位しかたって無いわよ?それでもイッちゃうの?
イッちゃうわよね・・・イカせちゃうもの・・・うふふ」

こんな感覚の中ではどんなに我慢強い男でもペニスを握られているだけで
イッてしまうに違いない。
「楓さん・・・こんなのおかしい・・・です・・・なんで・・・」
「何で?何でだろうね・・・宗助君のそんな顔が見たかったからかな?
私のお口でオチンチン、クチュクチュされて泣きそうになってる
情け無い顔・・・」
「やめ・・・て・・・」
宗助は懇願した。ペニスがビクビクと楓の口内で脈打ち始めた。もう限界だ。
すぐにでも離してもらえなければ確実に射精してしまう。
「やめて欲しいの?そうね・・・このまま訳も分からずイカされちゃう
のは可哀想だもんね・・・」
楓はペニスから手を離し、宗助の腰へと動かす。そして口からペニスを
解放した。解放されたペニスはビクリと脈打つが、何とか射精には到らず
限界まで高まっていた射精感も僅かに引き始める。
「何でこんな風に無理矢理、お口でザーメン搾られちゃうのか知りたいよね?
ううん、私にこんな事して欲しくないんだよね?隣の清楚で優しい年上の
おばさん・・・お姉さんだったら嬉しいな・・・そんな人がこんな風に淫ら
事するなんて信じられないよね・・・して欲しくないよね?だから・・・
・・・やめてあげない!!」
楓は腰に手を当てたまま再びペニスにむしゃぶりつき、舌を絡めながら激しく
頭を上下させる。
「あぁぁぅっ!?や、やめっ!あぁぁっ駄目っ!!」
びゅくびゅるるっ!!ぶびゅびゅっ!!!
楓の口内に、喉の奥に精液が注がれていく。宗助は楓のフェラに屈して
射精させられてしまった。楓がフェラチオを始めて丁度2分たった所だった。
あまりに早く、呆気なく宗助は射精してしまった。幾ら宗助が性的経験が
乏しいとは言えこれは余りに早すぎる。先程の楓の言葉通り、宗助は
とても敏感に、快感に忠実な体へと変えられてしまったのだ。
「んぐっ・・ぷぷぷっ・・・コクッ・・・コクン・・・」
楓は精液を余すことなく飲み干していく・・・
「あ・・・ああぁ・・・」
ヒノキに初めて射精させられたときよりも、ずっと多くの精液が吐き出され
楓に吸収されていく。
「ぷぅ・・・濃厚で美味しい精液ね。期待通りだわ・・・
まだまだこれからよ?」
楓がペニスを吐き出すと、一度だけペニスが脈打ち少量の精液が楓の
美しく火照った顔を汚した・・・

「まだ訳がわからない?私が何でこんな事をするのか・・・
そうよね、今までご近所の優しいお母さんって感じだったもんね。
私だってもうちょっとそう言うキャラを演じるつもりだったわ。
今までと同じなら・・・でも状況が変わった・・・宗助君、あなた
ヒノキとHしたでしょ?」
「!!」

宗助は頭を殴られたような衝撃を感じた。何故、何故ばれている
のか・・・

「やっぱりね。一週間前宗助君の家から帰ってきたあの子、随分
ご機嫌で、それから毎日のようにおめかしして出て行くし・・・
それであの子にカマかけてみたの。『今日は一日中仕事でいない』
って。もしあなたとどうにかなってるなら絶対に家に呼ぶと思っ
たわ。そしてあなたは来た・・・これはもう疑いようが無いわ。
酷い子よね・・・母親の獲物を横取りするなんて」

楓が舌なめずりをしながら顔を近づけてくる。頬に付着した宗助の
精液を舐め取りながら・・・

「え・・・もの・・・?」
「そう、宗助君の事。気づいてなかったわけじゃないでしょ?

食事なんかに招待した時の私の視線・・・仕草・・・」
思い当たる節がいくつもあった。宗助が楓の作った食事を美味しい
と言いながら口に運んでいた時の熱く濡れた視線、ソファに座る楓を
何気なく見つめた時に絶妙な角度で見えた下着・・・何かの間違いか
嬉しいハプニングだと思っていた様々な事。それが全て計算ずく
だとしたら・・・
「ずっと思ってたのよ。宗助君がお隣さんになった時から・・・
可愛い子だなぁって。食べちゃいたいなぁってね・・・」

楓の美しい顔が宗助の目の前にある。鼻と鼻が触れ合う寸前の距離だ。
生暖かい息が宗助の顔を撫で回す。

「でもその事をヒノキにも何度も言ってたから・・・あの子あなたに
興味持ったんでしょうね。あの年齢は恋するのも突然で、
嵌まり易いから・・・あの子私の子供の頃に似て経験豊富だから・・・
宗助君みたいな初心なタイプは簡単に堕ちちゃったでしょ?
残念だわ・・・本当はそこを私が楽しみたかったのに・・・」

楓の瞳に吸い込まれるような錯覚に陥った。
もう何がなんだかわからない。だが一つだけ理解できた。
楓が自分の事を狙っていた。性欲の対象として・・・そう思い至った
途端、宗助のペニスに再び血が通いムクムクと首を上げた。

「でももういいわ。先に横取りされたならさらに横から取るだけよ。
私の娘と言ってもまだまだ子供だからね・・・私が本気になればどうと
言う事はないわ。あ、あなたは女の醜い争いなんか気にしないでイイのよ?
どっちにしろ、気持ちいいだけだからね?それで好きな方をとれば
いいだけ・・・当然私を選ぶでしょうけどね・・・」

楓はペニスを胸元に導くと、その大きな双乳の谷間を開き招き入れる。

「ヒノキもパイズリもしたんじゃないかしら?一週間たってるんだから
それなりに色んなことしたでしょ?でも所詮は貧乳よ・・・
あの子が私に勝てる要素なんて一つも無いんだから。大人の女の味を
・・・本当のパイズリを教えてあげるわ」

最初は両側から風船を二つ押し付けられたような感触だった。
だがすぐにその考えは間違いだと気づく。楓がペニスを挟んだ胸を
両側から押さえつけた途端、圧倒的な質量がペニスに襲い掛かった。

「あ・・・すご・・・」

宗助は思わず声を上げた。ヒノキがやっていたような『肌に擦り付ける
だけ』のパイズリとは全てが違った。快感の塊りその物に圧し掛かられ
ているようだった。

「そうでしょう?これがオッパイ・・・本物の女のオッパイよ。
男なんて女のオッパイの前では誰も素直な赤ん坊ね・・・」

足が震えて上手く立つことが出来なかった。それほどに気持ちいい・・・
いや、気色いいと言った方がいいだろう。背中の毛が逆立つような感触だった。
まるで体の芯が楓の胸で抜かれてしまったかのようだ。

「私のオッパイ気に入ってくれたみたいね。嬉しいわぁ・・・ヒノキとは
大違いでしょう?やっぱり女はオッパイが大きくなきゃ駄目よね?
ほら、こんな事も出来るのよ?」

楓は自分で乳首を捏ねる様に弄ると、甘い吐息を出すと共に乳首を
勃たせていく。しばらくすると宗助のペニスを挟んだ二つの乳房以上に
ピンク色の乳首がピンと勃ち自己主張を始めた。

「こうやって勃たせた乳首でオチンチンの頭をクリクリって撫でると
気持ちいいのよ?ほら、いいでしょう・・・はぁん・・・これは私も
気持ちいいのよねぇ・・・こうやって舐めたりも出来るから・・・
三箇所でオチンチンを同時攻撃よ?」


楓はパイズリと乳首パイズリと亀頭フェラを同時にこなしてみせる。
ここまで来ると宗助にも痛いほどわかっていた。楓はヒノキよりも
上手い。それも何倍も・・・格が違うという言葉が相応しいだろう。

「ほらぁ、宗助君も感じてばっかりいないで私の乳首せめてイカせてぇ?
私感じやすいから優しく乳首を責めてくれれば、きっと宗助君でも
イカられると思うわ」

楓は優しく言う。男にこんな事を言えば普通は怒りを感じるものかも
しれない。だが宗助は怒りなどはまるで感じなかった。頭にあったのは
『上手く出来るだろうか』と言う一点だけであった。
それは宗助がまだ童貞であり、両者の経験の差が明白だと言うのが一番の
理由だろう。だがそれだけではない。宗助と言う人間の性質・・・
多分のマゾ性を持ち、元より女性に自分の行動を制限される事に密かな
喜びを感じる性がそうさせていた。

「んっ、ちょっと・・・強い・・・そう、そうよ・・・いい感じよ?
あぁっ・・・そのまま続けて・・・」

宗助は楓の反応を受けて夢中になって乳首を責めた。親指と人差し指と
中指を使い、出来るだけ繊細に・・・パイズリをされていなかったら
舌も使ってみたかった。

「んぅっ・・・思ったより上手ね?いい子よ・・・私宗助君にイカされ
ちゃうかも・・・どっちが先にイカせられるか競争しようかぁ?」

楓は上気した頬でニコリと微笑むとパイズリの速度を速める。
それでも宗助の指の動きに敏感に反応し喘ぎ声をあげる。対して宗助は
最初こそ翻弄されたが、段々とパイズリの特性であるゆっくりとした
快感に慣れ始めていた。確実に射精へと向かっているがまだ大分堪える
事が出来そうだ。快感だけで言うなら亀頭に行われているキスのような
フェラの方が強い。

(・・・負けるもんか)

宗助は少しやる気になった。ついさっきまで楓と性行為をするのに
戸惑いを感じていたのに現金なものだ。だがそれは何も宗助が悪いと
言うわけではない。むしろ原因は楓にあるだろう。彼女が性行為の合間に
放つ淫靡ながらも明るい雰囲気が、宗助からヒノキの母と性行為をする
と言う背徳感や罪悪感を薄めていた。

「あぁぁっ、宗助君・・・上手よぉ!もっと、もっとしてぇ!」

楓はいつしか攻め手が疎かになり始め、宗助の乳首責めを一方的に受け始めた。
宗助はその反応に夢中になって、己のペンスに快感がどれ程蓄積されているかを
忘れた。無理もない。初めて女を責めるのだ。どの程度で相手がイクのか、
そのまま責め続けていていいものか、何も分からないのだ。だが楓が
己の指の動き一つで面白いように喘ぐのでその行為にのめり込み、興奮
させられていた。
しかし実のところ、楓は殆ど感じてはいなかった。それはそうだ。
技巧も何もないただ指を動かすだけの行為ではそんなに感じられるわけがない。
女の喘ぎ声は5割減程度で聞いているのが一番だが、初心な宗助は
そんなことは知らない。自分の責めが楓を感じさせているという
満足感に夢中になってそれ以外の事は考えられなかった。本当は限界まで
追い詰められているのは自分だと言うのに・・・

「あぁんっ、イクッ!!もう駄目ぇっ・・・もう・・・イッちゃうん
じゃない?」

あれだけ上気していた楓の表情がすうっと醒め、ニコリと優しく微笑む。
同時に舌を出すと胸の谷間に大量の唾液を垂らし、『本当のパイズリ』
を開始した。

「あっ!?うぅぅっ!??」

宗助は何が起こったかまるでわからなかった。イキかけていたはずの
楓が急に素面に戻ったと思ったら、まるでペニスが胸の中で溶けてしまった
かのような感触に襲われたのだ。

「どうしたの?もう責めてくれないの?うふふ・・・ふふふ・・・
私をイカせられると思った?ホントに可愛い子ね・・・本当のオッパイの
怖さも知らないで、無邪気に喜んじゃって・・・私の演技上手だったでしょ?」

グチョグチョに濡れた胸が猛威を奮う。宗助のペニスはまるで嵐の海に
投げ出された木の葉のようだった。胸の中で自由を奪われ思うままに
蹂躙され、高められて行く。

「あれぇどうしたの宗助君?随分余裕無さそうねぇ?それとも宗助君も
演技かな?さっきまであんなに余裕あったもんねぇ?」

楓は宗助に余裕ないことなど当然分かっている。だがそれでも宗助を
嬲るのは、この性行為において楓が真に感じる事が出来るのは、昂ぶる事が
出来るのはこの一点に尽きるからだ。宗助のような青二才の責めで楓が
感じる事はない。それなら先程のように自分で自分を慰めたほうが
ずっと感じる事が出来る。それ故に、宗助はネチネチと嬲られるのだ。
楓はそれで絶頂に達するほどに感じていた。秘部は濡れそぼり、
クチュクチュと蠢いている。そして宗助もまた楓の言葉責めを受けて
過剰に昂ぶっていた。
二人の相性は最高としか言いようがないだろう。お互いの求めるものを
自然の状態で持ち合わせている・・・ヒノキのように無理矢理宗助の
心を調教したのではない。二人の体は自然に求め合い、魅かれあった。

「か、楓さんっ!も、もうっ!!」
「もうイッちゃうの?ふふ、いいわよぉ・・・その代わり『オッパイで
イッちゃう!』って言いながらイクのよ?いいわね・・・さあ、イキなさい」

楓は優しい言葉尻とは裏腹にパイズリのギアを更に上げ、宗助に命じた。
そして宗助はそれに忠実に答える。

「はぁぁっ、あっ!イクッ!お、オッパイでイッちゃいます!あぁぁっ!!」

ぶびゅびゅっ・・・

宗助の精子が楓の胸元に吐き出される。楓は宗助の射精が終わっても、
ゆっくりとパイズリを続ける・・・

「私のオッパイどうだった?」
「さ、最高・・・です・・・」
「そうでしょう?パイズリの本当の怖さは潤滑液が加わってからよ?
覚えておきなさい・・・それが精液だったらもっと凄いって事もね・・・」
「・・・へ?ちょ、今は無理で・・・あっぅぅ!!」
「無理じゃないでしょう?嘘つきねぇ・・・」

楓は宗助の精液にまみれた胸で再び、パイズリを開始する。結局宗助は
楓の胸で更に二発搾り取られるのだった・・・

「流石に連続で三回も抜いちゃったらフニャフニャになっちゃた
わね?」

楓は力なく項垂れる宗助のペニスを指先で摘むと優しく微笑んだ。

「今日はここまでにしときましょうね。もうすぐあの子も帰って
くるし・・・ふふ、ヒノキが帰ってきたらヤるつもりだったんで
しょうけど、これじゃ満足に勃たないでしょうね?あの子どんな
顔するかしら・・・」

楓に言われて宗助はハッとなった。楓に夢中になっていた為に
ヒノキの存在をまるで忘れていた。今日はそもそも、ヒノキに
童貞を奪ってもらう為に来たのだ。なのにヒノキとHをする
どころか、その母である楓に弄ばれて悦んで射精してしまって・・・

『もし我慢できなくて射精しちゃったら、今度は一ヶ月は
オナニーもSEXもしてあげないからね』

宗助は青ざめる。一週間の禁欲でも狂いそうだったのに一ヶ月?
いや、そうではない。もし射精をしたのが楓との行為でと
知られたら・・・

「あ、あの!このことヒノキちゃんには絶対に言わないで下さい!」

宗助は楓に縋る様にして頼んだ。まさか言わないだろうとは思うの
だが、それでも念には念を入れておかなければならない。

「あら?どうして・・・?」

楓は意地悪く尋ねる。理由は分かっているのだが、宗助が狼狽する
のを見るのが楓はたまらなく好きなのだ。

「そ、それは僕がヒノキちゃんと付き合ってるから・・・」
「ふぅん、宗助君は彼女のお母さんとHしちゃうような人なんだ?」
「それは楓さんが・・・」
「何?私のせいだって言うの?確かに私から誘ったけど・・・
宗助君だってあんなに喜んでたじゃない?」

宗助は何も言い返せなかった。嫌なら嫌で無理矢理にでも断る事が
出来たのだ。だが自分はそれをしなかった・・・いや、断る気など
途中から毛頭なくなっていたのだ。

「そうです・・・そうですけどっ!でもお願いします!今日本当は
ヒノキちゃんと初Hするって事で来たんです!だから溜めて来いって
言われて・・・それすら出来なかったのに、その相手がお母さん
だって知られたら・・・僕・・・」

宗助は恥も外聞も無く全てを暴露した。兎にも角も、楓に黙って
貰わなければいけない。宗助は必死だった。だが楓の反応は宗助が
想像したものとはまるで違っていた。

「初・・・H?それ・・・初めてって事?一週間も立つのに・・・
最初の日にしたんじゃないの?」
「え?あ、そ、それは最初の日は本番まではしないで・・・で、
一週間後にねって言われて・・・」
「じゃあ・・・宗助君・・・まだ童貞なの?」
「・・・はい・・・」

何故そんな事を聞くのか宗助にはまるで分からなかった。だが楓の
表情はあまりにも真剣で、真面目に答えざるを得なかった。

「うふ・・・ふふふ・・・あはははっ!!」

突然楓が笑い出す。楽しくて仕方ないと言った感じだ。

「ふふ、ふふふ・・・そう、そうだったの?あの子も甘いわね・・・
他の女に取られる事なんてまず無いって思ったんでしょうけど・・・
ふふふ・・・世の中そんなに甘くないのよ・・・好きな男が初物
だってだけで奇跡的なのに・・・その場で食べちゃわないなんて、
何だかんだ言ってもやっぱり子供ねぇ、あの子も・・・」

楓は一頻り笑うと、急に真剣な表情になり宗助を見つめた。

「宗助君、今日はこれで終わりって言ったけど・・・やっぱり
やめたわ。続き、しましょう?」
「え?」

楓はキョトンとする宗助の両肩を掴んで床に押さえつける。
凄い力だった。

「な、何するんです!?」
「何って・・・初Hでしょう?」
「そ、そんな!?」
「やっぱり・・・ヒノキとしたいの?」

楓は宗助の萎えたペニスを刺激しながら尋ねる。その表情はとても
切なげで、不安気だった。まるで告白した相手の返事を待っている
少女のような表情だ。

「私だって・・・宗助君の事・・・好きなんだよ?」
「え・・・?」
「好きだけど・・・ずっと年上だし、一度は結婚してる身だし・・・
子供もいるし・・・だからずっと遠くからみてるだけだった・・・
今日みたいなチャンスが無ければきっとこれからも・・・今私が
どれだけ幸せかわかる?ほら、私の心臓の音、聞いて・・・」

楓は地面に組み伏せた宗助の顔を胸に抱く。優しい体温と共に、
宗助の耳に楓の鼓動が響く。それはとても速く鳴っていた。

「こんなにドキドキしてる・・・だって好きな人が目の前に裸で
いるんだもん・・・」

楓はそのまま宗助の唇を奪った。舌を入れ、宗助の舌と絡ませる。
宗助のペニスがまた固くなってくる。

「宗助君は、私じゃ嫌?ヒノキでなきゃ駄目?」

楓は真剣だった。さっきまでの余裕はまるで感じられない。宗助は
困惑した。楓は確かに宗助の憧れの人だった。一週間前の宗助だったら
二つ返事で了承していただろう。だが今は違う。真剣に答えなければ
ならない・・・

「お、落ち着いて下さい・・・ヒノキちゃんも帰ってくるし・・・」
「嫌」

楓は拗ねたように首を振る。その姿は今までの楓に無い、とても
可愛らしいものだった。

「取り合えず、一旦服着ましょう?それからゆっくり話しましょう」
「嫌」

楓はまた首を振る。そして再び勃起した宗助のペニスを手で固定する。

「か、楓さん・・・待って・・・」
「い・や!楓って呼んでくれなきゃ待ってあげない」

楓はゆっくりと腰を下ろしていく。楓の性器がヒクヒクと動いて宗助の
ペニスを狙っている。宗助は焦った。それだけは、それだけは駄目だ・・・

「楓さ・・・わかった!わかったからやめっ・・・あぁぁっ!!!」
「ふふ、い・や!」

にゅぷんっ・・・

水気を含んだ淫らな音が宗助の脳内に響き渡った。同時にペニスを熱く
柔らかくぬめった快感が支配した。

「あ・・・え?」
「ふふ、童貞卒業ね?」
「あぁ・・・あぁぁぁっ!!」
「動くわよ?すぐにイッちゃわないようにね?折角だから楽しみなさい」

楓が騎乗位で宗助のペニスを飲み込んでしまっていた。
宗助の『童貞』は楓の熱くぬめった膣にしゃぶり抜かれ、
消えていく。その喪失感を代償に宗助は未だかつて無いほどの
陶酔感を味わっていた。

(これが・・・女の人の・・・すご・・・い・・・)

自分自身が溶けてなくなっていくような気分だった。楓の膣内で
宗助のペニスは、体は溶けてなくなって快感だけになってしまっ
たような不思議な感覚。そして意識を保っていられなくなるほど
ドギツイ、ねっとりとした快感・・・気を抜くとすぐにでも射精
しそうになる。

「私のオマンコ・・・凄いでしょ?今までSEXして来た人、
何人いたかはもう思い出せないけど・・・本気で腰振って五分
以上耐えられた人いないのよ?あ、安心してね?初めての宗助君
には本気なんて出したりしないから・・・なるべく射精しないよ
うに優しくしてあげる・・・」

楓はゆっくり、ゆっくりと腰を動かす。膣内の無数の肉壁が、
楓が腰を動かすたびに上下左右に蠢き宗助を舐め尽す。

「あぁぁっ!ひぁぁぁっっ!!」
「宗助君ったら・・・凄い顔。涎流して呆けちゃって・・・
とっても可愛いわよ・・・」

宗助はもうヒノキの事など微塵も考えていなかった。いや、楓の
事すら考えていない。

(気持ちいい・・・気持ちいいよぉ・・・キモチイイ・・・)

宗助の頭にあるのはただそれだけだった。快感がまるで大きな壁の
ようにゆっくりと迫ってくるイメージ。だが宗助は身動き一つ
出来ずそれを受け入れるしかない。

「もう足がピンって伸びきっちゃってるのね?イキそうでしょ?
でもイケない・・・射精寸前のギリギリの快感がずっと続いて・・・
辛い?それとも嬉しい?」

完全に呆けた顔の宗助に楓は愛しげにキスを繰り返す。

「もう宗助君は私の物・・・さぁ、目を開けてちゃんと見て?
自分の初めてを奪った女の顔を・・・そしてちゃんとオネダリして
御覧なさい?そうすれば本気で腰振ってあげる・・・一秒も
待たずに射精できるわよ?」

優しい楓の声が宗助を誘う。宗助は誘われるがままに楓を見つめ、
懇願した。

「楓さん・・・も・・・イカせて・・・」
「さん?」
「あ・・・楓・・・イカせてぇ・・・」
「イキたいの?私の膣内に精液ドピュッてしたい?でも今日は
危険日だから外出しにしましょうね?」
「あ・・・あぁ・・・」

宗助は頷く。イキたくてたまらないが快感で体が痺れてしまって
自分では上手く動けない。腰に楓の綺麗な尻が乗っている。
激しくしては宗助はすぐイッてしまう為、楓はさっきから全く
動いていなかった。それでも男を狂わせる為だけに出来た楓の
膣内はウニョウニョと蠢いて宗助のペニスを責め続けている。

「可愛い子ね・・・もう一回言って見て?『楓のオマンコで
僕のオチンチン、男にしてください』って・・・」
「あ、楓の・・・オマンコで・・・」

宗助が楓に言われるがままのセリフを口にしようとしたその時、
玄関の鍵を開ける音が聞こえた。

『ただいまー!宗助、ちゃんと待ってた?』

ヒノキが帰ってきた。宗助はハッとなる。この姿を見られたら
全てが終わりだ。

「か、楓さん!ぬ、抜かなきゃ!!」
「また『さん』付けするんだ・・・ふん、知らない」

宗助は小声で叫ぶように懇願する。しかし楓は微笑を浮かべたまま
動こうとしない。宗助は戦慄した。楓は今、この二人が結合した
姿をヒノキに見せつけるつもりなのだ。

『宗助ー?いないのぉ?』

ヒノキの声が近づいてくる。まっすぐこの部屋を目指している。
時間はもう無かった。

「あっ、あぁっ!く、くそっ!!」
「きゃっ!?」

宗助は無理矢理、楓をどかしてペニスを抜こうとした。

「駄目よ。絶対イカせてやるんだから!」

宗助の態度を見た楓は、宗助をキッと睨むと激しく腰を一往復
させた。急激に膣内が閉まり、今までの動きがお遊びだったと
言うように激しく肉壁が宗助のペニスに擦り付けられる。

「宗助?」
「あっあぁぁぁっっ!!!!!!!」
「ほら、イケっ!イッちゃえ♪」

部屋の扉が開き、ヒノキが入ってくる。その瞬間、楓が膣内から
宗助のペニスを解放する。そして、絶叫と共に宗助は盛大に
射精してしまった。

ぶびゅっるるっ!びゅびゅびゅるっ!!

ヒノキが呆然と精液が迸るのを見つめる中、宗助はイキ続けた。
そして精液の噴出がおさまる。

「・・・・・・」

ヒノキは無言で部屋を出ると何処かへ行き、すぐに戻ってくる。
その手には包丁が握られていた。

「死ね!!馬鹿宗助!死ね!!」
「わっ!ちょっ、待って!」

ヒノキは何のためらいも無く脱力した宗助に包丁を振り下ろした。
宗助は寸でのところで避ける。しかしヒノキは止まらずさらに
包丁を振り上げる。

『パンッ』

乾いた音が響いた。楓がヒノキの頬を張ったのだ。そしてヒノキの
手から包丁を奪い取る。

「あなたも女なら、男を寝取られたくらいで動揺するんじゃないっ!」

寝取った本人が言うのもおかしなものだが、それでもヒノキの動きは
止まる。そして・・・

「うぅっ・・・うううっ・・・うあぁぁ〜んっ!馬鹿っ!
二人とも馬鹿!!死ねっ!死んじゃえ!!!」

ヒノキは大声で泣き出す。それを寝取った本人・・・楓が抱きしめて
慰める。その異様な光景を宗助は何も言えず見つめる。

「宗助君、今日は取り合えず帰って?ね?」

楓がヒノキを抱きしめたままウインクする。宗助はそれに素直に
従った。他に何が出来たと言うのだろう。兎も角、宗助は予定通り
童貞を喪失し、部屋へと帰ったのだった。その日は一睡も出来なかった。


あれから3日が経過した。あなたはこの3日間、ろくに食事も
取らずただ自分のした事を悔やんでいた。隣から聞こえるわず
かな物音にも怯えながら、二人が何かを言ってくるのを待って
いた。

『ピンポーン』

インターホンがなり、あなたは体を震わせる。だが出ないわけ
にはいかない。何よりこのまま待ち続けていたら衰弱死してし
まうかもしれない。あなたはそれ程追い込まれていた。

「入っていいわよね?」
「こらヒノキ・・・そんな失礼な言い方したらいけません。
・・・僕ちゃん、お邪魔するわね?」

母娘はあなたに有無も言わさず部屋に入る。断れる立場にない
あなたは、そのまま二人を通す。何を言われるだろう・・・
それだけしかあなたの頭にはなかった。

「僕ちゃん・・・」

楓が憂いをはらんだ目であなたをじっと見つめる。あなたは
ビクッと身を竦めた。何を言われてもおかしくないのだ。しかし
楓の口から放たれた言葉はあなたの予想していたような言葉
ではなかった。

「少し痩せた・・・?」
「どうせ色々無駄に悩んで食事もろくに取ってないのよ」


ヒノキの言うとおりだ。図星なのであなたは何も言えない。

「まあ・・・なら少しヒノキの相手をしてあげて。その間に
私があり合わせで何か作ってあげるから」

楓はそう言うと台所に向かう。あなたは呆気にとられて何も
言えない。

「お兄ちゃん、トランプやろうよ。神経衰弱ね」

ヒノキは勝手にトランプを取り出すとあなたの前に広げる。
あなたは何が何だかわからず戸惑うばかりだ。

「また私の勝ちー。お兄ちゃん弱すぎだよ」

まともに考えが纏まらないあなたに神経衰弱など出来る訳がない。
台所からいい香りが漂ってくる。

「もう、そんなに悩まなくってもいいってば。そりゃあ、あの時は
私もブチ切れたけど・・・相手がお母さんなら仕方ないもん。
お兄ちゃんみたいな童貞君が誘惑に勝てるわけないもんね」

一瞬、ヒノキが何を言っているのか理解出来ず呆然となる。

「ほら、ヒノキ。トランプはもう止めなさい・・・さあ、僕ちゃん。
冷蔵庫にあったもので栄養のありそうなもの作ったわ。食べて」

楓が皿を抱えて台所から出て来る。皿には豚肉と野菜の炒め物が
美味しそうに湯気を立てている。しかしそれを見てもあなたは正気に
戻ることが出来ない。ヒノキの言った言葉の意味を反芻し続けているのだ。

「ほら!お母さんがせっかく作ってくれたんだから食べなさいよ。
もー、まだ悩んでるの?この前の事は許してあげるって言ったでしょ!
今日からまた今まで通り!それでいいでしょ!?」

『許してあげる』あなたは思わずその言葉を呟いた。同時に体から
力が抜けて倒れそうになる。

「あらあら・・・本当に悩んでたのね?もういいのよ。ヒノキも
分かってくれたから・・・さ、食べて。冷めたら美味しくなくなるわ」

楓に言われるがままあなたは箸を口に運ぶ。自然と涙が溢れてきた。

「あらあら・・・」
「もう、いい大人何だから泣かないでよね!」

涙は止まらなかった。鼻が詰まって味なんて全くわからない。
だがあなたは心から満たされていた。安堵の気持ちであなたの心は一杯だった。
あなたは無我夢中で食べ続けた。3日ぶりの食事があなたの体に
染み渡るようだった。その様子を二人はじっと見つめている。そして・・・

「お粗末様でした」

あなたが食べ終わり礼を言うと楓は笑顔で皿を片付ける。

「それじゃあ・・・歯を磨いてきてくれる?」

楓の言葉にあなたは思わず聞き返す。食べ終わって歯を磨く事は
おかしな事ではないが何か気にかかったのだ。

「あら?食事して歯を磨かないままキスするのは女性に対して失礼よ?」

キス・・・と言う言葉をあなたはまた聞き返す。

「わからない?今からHするの。わざわざ食事だけ作りに来たと思う?」

ヒノキが楓の代わりに答える。

「3日間待ったのは、成人男性の精液が約3日でいっぱいになるからよ。
『今まで通り』って言ったでしょ?お兄ちゃんは私の彼氏のままだよ。
Hするのは当たり前じゃん」
「そうよ。私の事も好きって言ってくれたでしょ?好きなもの同士が
SEXをするのは自然な事よ」

あなたは声も出なかった。あなたが悩み続けた3日間、二人はただ
あなたの精液が溜まるのを待っていただけだったのだ。

「今更逃げる・・・なんて事はないわよね?」

二人が同時に言った。あなたは頷く。逃げられるわけがない・・・
あなたはこの母娘の魔手に捕らえられた事を理解した。だがそれで
良かった。逃げたいとも思わなかった。

「歯を磨いたらはじめましょ?いっぱいイカせてあげる・・・」
「今度こそヒノキとHするんだからね。早くして」


あなたが歯を磨いて戻ると、布団の上に下着姿の二人が待っていた。


「さあ僕ちゃん、来て。服脱がしてあげるから」

楓が手を差し伸べる。そしてあなたを抱きかかえ、手を首に回すと
優しくキスをする。

「今日はお兄ちゃんは何もしなくていいからね。って言うか何も
しちゃだめ。私達の玩具になってもらうからね」

楓のキスで恍惚となるあなたの服をヒノキが脱がしていく。そして
下着姿にすると今度は楓に変わりヒノキがキスをする。楓の優しい
キスとは違い、積極的に舌を絡める情熱的なキスだ。二人の味の
違うキスだけであなたのペニスは簡単にそそり勃つ。

「パンツも脱いで・・・あぁ、3日ぶりのご対面ね・・・んちゅ・・・」

楓はあなたを丸裸にすると、早速ペニスを口に含む。あなたは
喘ぎ声をあげようとするがヒノキに口を塞がれていて唸る事しか出来ない。

「ちょっとお母さん!最初は私がする!お兄ちゃん早漏だから
お母さんがしフェラしたらすぐイッちゃうでしょ!」

ヒノキはキスを止めると楓を押し退けるようにしてあなたのペニス
を奪う。

「あは・・・お兄ちゃんの早漏チンポ。私の物なんだからね・・・」

ヒノキはペニスを口に含もうとするが、如何せん口が小さい為、
全て飲み込む事が出来ない。技巧的にも楓の方が何倍も上手いと
言わざるを得ないだろう。

「ん〜・・・大きくて上手く出来ないっ!早漏のくせに大きさ
だけは立派なんだから・・・」
「いいヒノキ?口に入りきらない時は先っちょだけに的を絞るのよ。
チュッチュッって吸いつきながら唇でかりを締め上げたりして
・・・手で根元をしごくの」
「ムチュッ・・・こう?お兄ちゃん気持ちいい?」

楓に教えられる通りにヒノキはあなたを責める

「気持ちいいんだ〜・・・えへへ。顔が急にだらしなくなったよ。
オチンチン感じちゃってるんだ」
「やっぱり僕ちゃんが感じてる顔は可愛いわね〜・・・でも本当に
僕ちゃんはヒノキみたいな子供に触られてるだけで感じちゃう
変態のロリコンさんなのねぇ・・・」
「む!お兄ちゃんが感じてるのはヒノキのフェラが気持ちいい
からだよ!・・・ロリコンなのは間違いないけどね」

楓の胸に体を預けヒノキにフェラをされる・・・まさに夢心地だった。
あなたは荒い喘ぎ声をあげながら少しでも長くこの幸せを感じて
いようと射精を堪える。

「乳首がピンッて勃起してるわ・・・オチンチンみたい。ヒノキの
フェラを少しでも感じようと我慢してるのね・・・健気ねぇ。
それじゃあ我慢出来ないようにしてあげるわね」

楓はそう言うとヒノキの手を取ってあなたの金玉の下に導いていく。

「ヒノキ、そこを指でコチョコチョってしてご覧なさい」
「ここ?・・・コチョコチョ・・・んっ!?うぶっ!」

びゅくびゅるっ!

突如我慢していた力が抜けて、あなたはたまらず精液を吐き出して
しまう。ヒノキが蟻の門渡りを擽ったせいだ。

「どう?僕ちゃん・・・思わずビュッてなっちゃったでしょ
・・・ふふふ。男はそこを撫でられるのが苦手だから」
「んぐっ・・・ぷはっ・・・びっくりしたぁ。
お兄ちゃん急に射精するんだもん」
「こぼさずに飲めたのね?偉いわ、ヒノキ。フェラしてる時は
どんなに沢山出されても全部飲まなきゃ駄目よ?
・・・それが自分の手で男をイカせた証なんだから」

522 名前:neko1[sage] 投稿日:2005/12/25(日) 14:27:53 ID:oUp5py0h
ヒノキにとって楓は母と言うよりも師と言った方がいいかもしれない。
若しくは肉食獣の子が母の狩りを見て学ぶのと同じだろう。
楓の教えが的確なのもあるが、ヒノキは短時間で貪欲に技術を習得
していく。天性の才能だろう。

「次は二人でしましょうか。あ、でも僕ちゃんみたいな早漏じゃ
二人でフェラしたり手コキなんかしたらすぐにイッちゃうわよねぇ」

楓は真剣に考え込む。本当の事なのであなたは反論出来ない。

「あ、お母さん!私足でやってみたい。手とか口なら何となく
わかるけど・・・足ってどうやればいいかイメージ出来ないから・・・」
「この子ったら、マニアックねぇ。どうする、僕ちゃん足でもいい?
あら・・・聞くまでもないわねぇ。すっかり回復してるわ」

楓が言うようにあなたのペニスは固さを取り戻していた。

「足でして欲しいなんて・・・僕ちゃんは根っからのマゾね。
でもその方がいいわ。これから私達2人に飼われるんですもの
・・・さ、そこに寝っころがりなさい」

楓は椅子を2つ引っ張って来るとそれに座り、もう片方に
ヒノキを座らせる。あなたは2人の足下に寝転がった。

「足コキも基本的には手コキと同じよ。オチンチンの茎をしごきながら
亀頭を責めるの・・・でも足だから繊細な動きが出来ないのが弱点ね・・・
そこをカバーするために言葉で相手を責めるの。足コキなんかで感じるのは
どうしようもないマゾだけだから言葉責めが効くのよ・・・ねぇ、僕ちゃん?」

楓は足指で我慢汁を掬いとるとペニスに塗りつけていく。
そして全体的にペニスがぬめるようになると本格的に足コキを開始する。


「見て、ヒノキ・・・お兄さんは女の人に足でオチンチン踏まれて
感じてるのよ・・・ほら、あなたもやってみなさい」
「うん・・・あっ、ごめん!」

ヒノキは力の加減が分からなかったのかあなたのペニスを
強く踏みつける。痛みであなたは悲鳴をあげた。

「やるわねぇ、痛みを与えるのもポイントよ。優しく焦らして
感じさせてからなら痛みでイッちゃう人もいるわ」
「お兄ちゃんの悲鳴・・・可愛い〜!足コキって面白いかも!」

ヒノキと楓は縦横無尽に足をペニスに絡めていく。ヒノキが好きに
責めるのを楓がサポートする形だ。

「ほらほらぁ・・・僕ちゃんは子供にオチンチン足蹴にされてるんですよ?
恥ずかしくないの?悔しくないの?もし感じてたりしたら・・・
僕ちゃんのオチンチンもう駄目ね・・・変態ロリコンマゾ早漏チンポなんて
誰も愛してくれないし、愛することも出来ない」
「私達2人を除いてね・・・こんなお兄ちゃんでも私達だけは見捨てないよ
・・・足コキされてオチンチンから我慢汁も白いオシッコも漏らしちゃう
ような変態でもね!」

2人の言葉が足責めで朦朧となったあなたの意識に刷り込まれていく。
絶対的な言葉として・・・

「さあ僕ちゃん、言ってご覧なさい。『楓の事を愛しています。
楓にイカせて欲しいです』って」
「お兄ちゃん、『ヒノキが大好きです。ヒノキにイカせて
貰いたいです』って言って!」

あなたは叫んでいた。2人への愛を、2人への恭順を。
ヒノキと楓はその言葉を身を震わせるほどの快感と共に受け止めた。

「そろそろね・・・イキなさい。私の足に沢山、僕ちゃんの
汚らしいザーメンをぶちまけなさい」
「イクの?お兄ちゃん私みたいな子供に足コキされてイッちゃうの?
情けないねぇ〜・・・うふふ、イッちゃえ!」

2人の声が頭の中で重なる。あなたは何か言おうとした。
だがそれはただの呻き声にしかならず、代わりに盛大に精液を発射した。

「あぁ・・・足でもイケたのね。いい子ねぇ、僕ちゃん・・・
これから私の体の何処でもイケるようにならなきゃね?」
「お兄ちゃん、足でイクの初めてだよね?あはっ!
ヒノキが足コキ童貞奪っちゃった!」

2人の女性の足に急所を踏みつけられながらあなたは快感に身悶えた。
快感の波が引くにつれ、自分が2人の言葉にどんどんと従順になって
いっていることを悟る。いずれは言葉責めだけでイクようになるのではないか
・・・そう思うと少し恐ろしい気もした。

「連続で2回抜いた事だし・・・そろそろ本番にしましょうか?」
「今日はヒノキとするんだよ。ヒノキがお兄ちゃんを抱いてあげる」
「さあ、僕ちゃん・・・ヒノキのキツキツ子供マンコにオチンチン挿れなさい。
子供にオチンチン犯して貰うのよ・・・嬉しいでしょう?
ロリコン冥利に尽きるわね」

楓に腰を押され、あなたはヒノキの膣にペニスを寄せていく。
初めてヒノキと関係を持ったときのような危機感は全く無くなっていた。

「お兄ちゃん、ここだよ?分かる?そうよ。ゆっくりね・・・
挿れた途端にいきなりイッちゃわないように我慢するんだよ?」

ヒノキがあなたに優しく言う。普通は立場は逆だが、経験の差から
言えばこれが当然である。

「うっ・・・んあっ・・・挿っ・・・たぁ・・・お兄ちゃんと繋がってるぅ」

ヒノキの膣にあなたのペニスが正常位で挿入される。
入り口がキツく締まりまるでペニスを食いちぎろうとしているかのようだ。

「ほら、呆けてないで腰振ってあげなさい」
「うん、お兄ちゃんのオチンチン、私のオマンコで滅茶苦茶にしてあげる」


楓の言葉はあなたに向けられたものでは無かった。普通に考えれば男に
対するセリフだが・・・あなた自身も自分への言葉だとは思わなかった。
自分は責められるもの・・・あなたは心の底からそう思っていた。
ヒノキと楓・・・2人によってあなたのマゾ性は完全に開発されてしまっていた。

「ほら、ヒノキのオマンコどう?気持ちいいなら気持ちいいって
言わなきゃ駄目よ?」

ヒノキの言葉通り『気持ちいい』と叫ぼうとしたあなたの声は
背後から襲ってきた快感に喘ぎに変えられてしまう。

「うふふ・・・可愛いアナルね・・・僕ちゃんにそっくり・・・
こっちもしっかり調教してあげる」

楓の舌があなたの菊門を舐めまわす。腰が砕けそうになる快感だった。

「うん。これだけ解れればいいかしらね?見て、僕ちゃん・・・
今からこれで僕ちゃんを犯してあげる!」

楓は双頭のバイブを取り出すと、唾液を絡ませ片方を自分に挿入する。
あなたは焦った。いくら楓にされる事とは言え、アナルに異物を
突っ込まれるのは激しい抵抗がある。恐怖と言ってもいいだろう。
あなたはヒノキの膣からペニスを抜いて避けようとする。

「逃がさないよ、お兄ちゃん・・・お兄ちゃんがお尻をいじめられて
アンアン喘ぐとこ私も見たいの」

ヒノキが足を絡めてあなたの行動を抑制する。その隙に楓はあなたの
腰に手を当てるとあなたの菊門に狙いをつけた。

「それじゃあ僕ちゃんのバージン・・・頂くわよ。それっ!
あぁ!いい声ね!もっと鳴きなさい!すぐに喘ぎ声に変えてあげるんだから!」
「お兄ちゃんの悲鳴・・・ゾクゾクしちゃう。痛いの?
お尻痛いんだ・・・でもオチンチンは気持ちいいでしょ?」


激しい痛みに悲鳴をあげるあなたにお構いなく二人は前後から腰を振り続けた。
ペニスからはジンジンと快感が止め処なく押し寄せ、アナルからは
ズキンズキンと痛みが断続的に襲ってきた。

「僕ちゃんの我慢汁とヒノキの愛液が混ざったお汁を塗って・・・
どう?随分スムーズになったでしょ?・・・?あら、あらあら?
どうしたのかしら?口元が緩んできてるわよ?」

痛みに食いしばっていた歯が、開きかけていた。悲鳴はとっくに
止まっている。アナルからあなたの知らない未知の快感が広がり始めていた。

「お兄ちゃん・・・お尻犯されて感じてるんじゃないの?嘘ついても駄目だよ。
私の中のオチンチンが『お尻イイです』ってピクピクしてるもの」
「僕ちゃん、素質あるわよ。お尻掘られるの初めてでこんなに感じられるなんて
・・・やっぱりマゾの子は違うわねぇ?さぁ、お尻イイって言ってみなさい。
認めればきっとどんどん気持ちよくなるわ」

あなたは言う事が出来なかった。今までの事は言われるがままになることが出来た。
だが、お尻を責められると言うのは今までとは段違いの恥辱である。
中々受け入れられるはずがない。

「強情ねぇ?粘るじゃないの・・・でも何処まで耐えられるのかしら?
だって本当はもう感じちゃってるんだものね?それを自分でも分かってるでしょう?
お尻犯されてイキそうなんでしょう?」
「お兄ちゃんの癖に生意気だよね。そうだ、こう言うときはさっき教えてもらった・・・」

ヒノキはそっと自分と繋がっているあなたのペニスの下に手を入れる。
そしてニコリと上目遣いに微笑むと蟻の門渡りを刺激した。

「あんっ!お兄ちゃんのオチンチンが飛び跳ねて喜んでる!もうイクんだね?
こうなっちゃったら男の人はもう耐えられないもん!素直になっちゃいなよ。
全部ぶちまけちゃった方が気持ちよくイケるよ?ね?言って。言いなさい!」


精液が駆け上ってくる。噴出す寸前、あなたは叫んでいた。アナルを
犯されている事でどれだけ感じているか。羞恥心は精液が押し出してしまった。

「やっぱりお尻好きだったんだ?女にオチンチンで突かれるの大好きなんだ。
ふふふ、いい子ね。やっぱり素直な方が可愛いわよ・・・さぁ、私が腰を
突き出すから僕ちゃんも一緒に動きなさい。そしてヒノキの膣に好きなだけ
ザーメン吐き出しなさい!」

楓の腰がしなり、強くあなたの腰を打った。あなたもその勢いのままヒノキの
膣を突きあげる。途轍もない開放感が襲ってくる。

「来たっ!亀頭が膨らんで・・・イクって言って。
『ヒノキの膣でイッちゃう』って!言うの!」

あなたが叫ぶと同時に精液が迸った。

びゅくんっ!びゅるっ・・・どぷどぷっ!!

三回目とは思えないほど濃厚で大量の精液がヒノキの膣に吐き出された。

「あっ!すごっ・・・!こんなに出したらヒノキ妊娠しちゃうかも・・・
って嘘よ。ピル飲んでるから多分大丈夫。でも別にいいでしょ?
ヒノキの彼氏なんだから・・・」
「そうよ。親公認のカップルですものね・・・別に私と子作りしてもいいのよ、
僕ちゃん・・・ヒノキ、弟か妹欲しくない?」

二人は凄い事を言っている・・・だがあなたは、それがそれ程
凄い事だと感じなかった。あなたの思考はすっかり二人に毒されていた。

「ねぇ、ヒノキ面白いもの見せてあげようか?」
「え?何?見たい!」
「男の人にはね・・・お尻の奥に『前立腺』って言うオチンチン以上の
弱点があるの・・・そこを突くと・・・ちょっと待ってね?」

楓はあなたの菊門からバイブを抜くと代わりに中指を入れる。
そして何やら探り・・・そして指を止める。

「見つけた。行くわよ。見てなさい、ヒノキ。僕ちゃんも覚悟はいいわね?」

覚悟など出来ているはずがない。だが楓はそんな事、お構い無しに
指を動かす。カリカリと引掻くような動きで前立腺が刺激される。

「うわっ!凄い!一気に勃起した・・・え?嘘っ!また射精した!?
あっ!また!凄い!!」
「ほらほら〜、オチンチン強制的に何回も射精させられる気分はどう?
僕ちゃん・・・何?辛いの・・・可哀想ねぇ・・・じゃあもっと続けましょうね」

楓の前立腺責めであなたは強制的に勃起、射精を強いられる。
それは地獄の快感だった。

「あははっ!お母さん凄い!ヒノキにも教えて!今度お兄ちゃんに試したい!」
「良かったわねぇ、僕ちゃん・・・ヒノキがお尻を犯してくれるそうよ。
子供にアナルを責められながらイク屈辱はさぞかしたまらないでしょうね・・・
でも今日は私が一滴残らず搾り出してあげるからね・・・ほら、イキなさい。
まだよ。まだイクの?嫌?嫌なら勃起するのおやめなさい・・・勃起させてるって
事は射精したいって事よ。勃起やめないの?やめないなら・・・ほらっ!
お尻グリグリってしてあげる。とっても気持ちいいでしょう?女に犯されるのが
病みつきになっちゃたでしょう?前も後ろも犯してもらって幸せねぇ?どうなの?
どっちがいいの?お尻?オチンチン?あははっ、どっちもいいの?
贅沢な子ねぇ・・・いいわ。もう1回イキなさい。お尻もオチンチンも犯して
あげるから・・・『僕を犯してください』って言いなさい!ほらほらほらっ!
そうよ!いい子ね!望み通りに犯してあげるわ!はははっ、何回イケるのかしら!
イケ!イッちゃえ!ザーメン全部射精しちゃいなさいっ!」

あなたはペニスが勃たなくなるまで前立腺を責め続けられ・・・
とうとう気絶してしまった・・・


「明日はヒノキとお出かけしようね。それで帰ったらまたHね・・・もう出ない?
駄目。すぐ精液作りなさい」
「大丈夫よ、精力のつく食事をこれから毎日作ってあげるから・・・」

裸のあなたを二人の裸の美女が挟んでいた。SEXを終えて三人は布団の中で
イチャつきあっていた。幸せな時間だ・・・あなたは心から思った。

「明後日は私としましょうね?僕ちゃんのオチンチン・・・今日は全部
搾っちゃったから、次は何処まで寸止め出来るかやってみましょう?」
「明々後日は私だよ。私とお母さんで週の半分づつ、
お兄ちゃんを分けることにしたの」
「それなら公平でしょう?ヒノキもそれなら許してくれるって言ったわ。
ん?日曜・・・そんなの二人でするに決まってるじゃない!休み?
愛に休みなんてあるわけ無いでしょう?ふふふ・・・」
「お兄ちゃん大好き!」

幸せだ・・・確かに幸せだが・・・枯れ果てるかも・・・あなたは思うのだった。

                          ヒノキと楓  完