「…はぁ〜。君ねぇ、ここで働きだしてどのくらい経つの?…もう半年も経ってるでしょ!」

 オフィスに響く怒鳴り声。声の主は眉間を押え、目の前に置かれた書類を部下に投げ返す。

「なんで書類一つ作れないの?まったく、君はいつまで学生気分でいるつもり?もう社会人なのよ!」

 部下は投げ返された書類を受け取り、肩を落とす。 

「明日までに仕上げてちょうだい。いいわね?分かったの?」

 にこやかに微笑みながら(眉間には血管が浮き出ているが)優しい口調で部下に命令する。

「は、はい!分かりました犬飼課長!」

 犬飼ミチヨに怒鳴られた志賀了は慌てて席に戻り、再度書類の作成に入る。それを見てため息を吐く犬飼。

(志賀ってば、真面目は真面目なんだけどね。あとは自信さえつけてくれれば使い物になると思うんだけどなぁ)

 女性ながらに20代後半で課長に就任。
スタイルバツグン、おまけにかなりの美貌の持ち主で社内の女性社員の憧れの的である犬飼ミチヨは考える。

(仕方ないなぁ、どうせ今夜残業しなきゃ出来ないだろうから…いろいろと教えてあげよう)

 妖しい瞳で舐めるように志賀を見るミチヨ。
その視線によからぬものを感じたのか、志賀は軽く身震いをする。 

 その後志賀は何度も書類を提出するが、その都度ミチヨに跳ね返された。
そして気がつけば時刻は夜9時になろうとしていた。


「志賀君、ハイ、コーヒー。少し休憩しなさいな。慌てて作ってもまた失敗するだけよ?」

 時刻は夜9時、ミチヨと志賀を残して他の社員は帰宅している。

「あ、すみません課長。…うわ!もうこんな時間?
僕がぐずぐずとしてるから課長までつき合わせてしまって…ホントにスミマセン!」

 今の時刻に気づいて慌てて書類を仕上げようとする志賀。

「こらこら、少しは頭を冷やしなさい。君はヘンに真面目だから力が入りすぎて失敗するのよ。
ま、それはそれで君の持ち味なんだけどね」

 うふふと微笑みながらコーヒーを口に含むミチヨ。志賀もそれに習いコーヒーを飲み、一息つく。

「…毎回毎回、足を引っ張ってすみません。
頑張ってるつもりなんですけど、なんで僕ってこんなに使えないヤツなんですかね?」

 ガックリと肩を落とす志賀。ミチヨはその肩を叩き励ます。

「ふふふふ…昔はアタシもそうだったのよ。肩に力ばっかり入ってさ、することすること全部から回り。
君を見ていたら昔のアタシを思い出しちゃって、なんかほっとけないのよね」

 ミチヨの意外な言葉に驚く志賀。

「ええ!課長も昔は使えないヤツだったんですか?…ならどうして課長はそこまで変われたんです?
僕も早く一人前になって課長みたいに働きたいんです!教えてください!どうすれば僕も課長みたいに…」

「…手っ取り早い方法なんてないわよ。
今は自分に与えられた仕事を、一つ一つ確実にこなしていく事だけを考えたらいいわ」
 
 ミチヨの言葉にガックリと肩を落とす志賀。

「そりゃそうですよね、そんな方法があれば苦労しないですよね。
…分かりました!まずはこの書類を完璧に仕上げてみせます!」

「そうよ、一人前になるのには早道なんてないわ、君の努力次第よ」

 バンバンと志賀の肩を叩き頷く励ますミチヨ。 

 志賀はミチヨの意外な優しさに驚きながらも励まされた事に感謝した。


「………よし、これなら先方に提出してもいいわね。ご苦労様、よく頑張ったわね」 

 志賀から渡された書類をチェックしたミチヨはOKを出す。
固唾を呑んでそれを見ていた志賀は思わずガッツポーズをとった。

「いよっしゃぁぁ〜!課長ありがとうございます!
こんな時間までつき合わせて…うわ!もう11時じゃないか!」

 時計を見て愕然とする。時計はいつの間にか11時を回っていた。

「す、すみませんでした!こんな遅くまで…ホントゴメンなさい!お詫びに何か御飯でも…」

「おやおや〜?それはデートの誘いなのかな?君は仕事は遅いのに、そういうことには手が早いのか。
女子社員には君に気をつけろと教えなきゃね」

 ふふふと笑いながら冗談を言うミチヨ。

「ま、アタシは部下に奢られるほど金欠じゃないからね。
どうしてもお礼がしたいのなら…そうねぇ、揉んでもらおうかしら?」

 来客用のソファーに座り、自分の肩を指差すミチヨ。

「分かりました!ぜひ揉ませてください!」

「ぜひ揉ませてって…なんかいやらしい響きね。さ、アタシが満足するまで揉んでちょうだい」

 上着を脱ぎ、ブラウス姿になるミチヨ。背中には白いブラが透けて見えている。

「…ゴクリ。わ、分かりました、揉ませていただきます!」

 ぎこちない動きで肩を揉む志賀。何故ならミチヨの細く綺麗な首筋が目に映り、女性の甘い香りが鼻を刺激する。
社内一の美人と名高いミチヨのうなじと、甘い香りが志賀の頭をクラクラとさせた。

「ん、んん…もうちょっと強くしてくれる?ところで君、鼻息荒いね。もしかしてアタシに興奮してるの?」

 図星を突かれて焦る志賀。思わず手に力が入ってしまい、ミチヨの肩を強く揉んでしまった。

「いったたた!ちょっと志賀君、痛いって!それより肩はもういいわ、次は足ね」

 そう言ってソファーに座ったままストッキングを脱ぎ、机に足をかけて細い足を指差し志賀に揉むように促す。  
志賀は目の前に投げ出された細く綺麗なミチヨの素足の息を呑み、思わず唾を飲み込んだ。

「…なに唾を飲み込んでるのよ、さっさと揉みなさい!まったく…童貞じゃあるまいし、君はいちいち反応しすぎね」

 ミチヨの言葉に固まる志賀。心なしか肩を落とし凹んでいるようだ。
それに気づいたミチヨがまさかと問いかける。

「間違っていたらゴメンなんだけど、もしかして君って……童貞?」

 無慈悲なミチヨの言葉に涙を流す志賀。ミチヨに心の傷をえぐられた様だ。


「あっはははは!君、まだ童貞なんだ!そっかそっか…志賀君は童貞かぁ」

 お腹を抱え、爆笑していたミチヨは涙目で志賀の肩を叩く。

「だからなんだ…君が自信なさそうにしてたのは。あ〜、面白かった!」

 ミチヨに爆笑された志賀は三角座りで凹んでいる。

「……童貞だったらなんなんです?童貞は生きてちゃいけないんですか!」

「生きててもいいけど、生きてるのが恥ずかしいよね。あっはっはっは!」

 止めを刺すミチヨ。志賀は窓から飛び降りそうな顔をしている。

「はいはい、いつまで落ち込んでるの、手が止ってるわよ?さっさと揉んでちょうだい」
 
 ソファーに座りながら細い足を持ち上げて早く揉むように促す。
落ち込んでいた志賀は、その細い足の奥に見えた白い布地に気がついて一気にテンションが上がった。

「わっかりました!一生懸命揉ませていただきます!」

 一生懸命に揉む志賀。ミチヨはよほど気持ちいいのか、目を瞑り、うっとりとしている。
その足元は少し開いており、奥まで見えている。志賀は悪いと思いながらも視線が釘付けになる。
 
「ん〜気持ちいいわぁ…君、なかなか上手いじゃないの。アリガト、もういいわよ」

 しばらく足を揉ませていたミチヨは、満足したのか志賀を解放した。

「…で、君は女の子のパンツも見たことないのかな?そんなに凝視されてちゃ足を閉じれないじゃないの」

 ソファーに座ったまま、足を机に投げ出しているミチヨが志賀に笑いかける。

「な、なななんのことでしょうか?私にはまったく記憶にございません」

「な〜に政治家答弁してるのよ。…上司命令よ、志賀、立ちなさい!気をつけ!」

 急にミチヨが声を上げたため、志賀は反射的に立ち上がってしまった。 

「あらあらあら…こっちまで立っちゃって。君はアタシをマッサージしながらなにを考えてたのかしら?」

 グリグリと足で志賀の盛り上がったズボンを弄るミチヨ。

 いきなりの展開のため、志賀は自分が今何をされているのか分からずに少しパニックに陥っている。


「うう…ス、スミマセン。つい下着が見えたので…課長とのいやらしいこと想像しちゃいました」 
 
 志賀はミチヨの足からもたらされる刺激に耐えながら答える。
それを聞いたミチヨは、グニグニと足で志賀の下半身を攻めながら満足そうに頷く。

「ふふふ…さすがは童貞ね。パンツ見たぐらいでこんなに硬くしちゃって…
それにしても君のって結構大きいね。こんな立派な物を一度も使ってないなんて…宝の持ち腐れね」  
 
 ミチヨは両足で器用に志賀のを挟み、軽く擦る。その細い足の根元には白い布地が見えている。
それを見た志賀は興奮し、ミチヨの足技にだんだんと上り詰めてきた。

「ス、スミマセン、謝りますからもう足を離してください…ヤバイです!」

「ふふふ…なにがヤバイのかなぁ?エッチな志賀君はアタシの足で擦られて…パンツの中でいっちゃいなさい!」

 ミチヨは足の動きを早め、一段と激しい動きで攻める。
足の裏で挟んで激しく擦りあげたと思ったら、指を使い先の方を優しく揉みあげる。
限界まで我慢していた志賀は、その攻めに耐え切れずにうめき声を上げて達してしまう。

「うっぐぅ、課長もうゆるして…あああっぐぅ!」

 ビュクビュクビュク!ドクン…ドクドク…
 
 ミチヨは足にビクビクと志賀が震える感触を感じ、軽く身震いする。
そして足の裏に伝わってきた生暖かくぬめった感触に、吐息を漏らした。
志賀は生まれて初めて他人によってもたらされた絶頂によって大量に射精してしまい、
精液はパンツを通り越してズボンまで濡らしてミチヨの足までも汚してしまった。 

「あらあら志賀君、君は困った部下ね。アタシの足でいってしまうなんて…とんだセクハラ野郎ね」

 自分の足に手をやり、足に付いた精液を触る。

「ズボンにシミが出来るぐらい出しちゃって…綺麗にしなきゃね。さ、脱ぎなさい、これは命令よ」

 その指を舐め、ソファーに座ったままニヤニヤと志賀に指示を出す。

「ちょ、ちょっと待ってください!こんな命令理不尽ですよ!」

「アタシの足でいっちゃったくせに生意気ね。君ね、童貞は守っててもいい事ないわよ?だからさっさと脱ぎなさい!」

「か、課長が無理やり僕のを足でいじるからいっちゃったんじゃないか!それに童貞童貞ってうるさ…おわ!」

 ミチヨはうるさいとばかりに志賀を押し倒し馬乗りになる。

「まったく…君はホントに使えない部下ね。上司としていろいろと教育してあげるから覚悟しなさい!」

 馬乗りのままブラウスを脱ぎ、上半身は白いブラジャーのみとなる。
志賀は目の前の光景が信じられないのか唖然としている。
ミチヨはそのブラジャーを外し、白くツンと上を向いている胸を露わにした。

「さ、両手を前に差し出しなさい、このブラで縛ってあげるから。うふふふ、どうかなアタシの胸は?
なかなかのサイズでしょ?ねぇ志賀君、触ってみたい?」 

 志賀はゴクリと唾を飲み込み目の前で揺れるその柔らかそうな胸に手を伸ばす。
ミチヨは待ってましたとばかりに脱いだばかりのブラで両手を縛る。

「慌てない慌てない、胸はあとでたっぷりと楽しませてあげるから、まずはアタシに楽しませてよ」

 ミチヨは妖しい笑みを浮かべ、唇をペロリと舐める。その笑みに志賀は怯えながらも下半身に疼きを感じた。


「君はさっき早く一人前になりたいって言ってたね?うふふふ、教えてあげるわ、そのコツを」

 ミチヨは妖しく微笑みはがら志賀の頬を撫で、そしてその手は胸へと降りていく。
Yシャツの中に潜り込ませ、乳首を軽くこするように爪で愛撫する。
そしてその手は胸からお腹、お腹からいきり立った志賀へと優しく撫でながら降りていき、
先ほど放った精液で大きく濡れているズボンのベルトを緩め、その中へと入っていった。

「うふふふ…君のはホントに大きいね。よし!一人前の社会人になる為のコツ、まずは我慢強くないとダメなの。
分かるわよね?お客様からの理不尽なお怒りにも決してキレたりしちゃいけないの、だから我慢が大事なの。
だから、ね、我慢しなさいよ?アタシがいいと言うまで出しちゃダメよ?」

 志賀のを握り締めたミチヨは、パンツの中で出された精液を潤滑油代わりにして、リズミカルにピストン運動を行う。
手を動かすたびにヌチョヌチョと音がオフィスに響き、志賀の腰を疼かせる。

「う、うぁ…課長、これ凄いです、我慢できそうにありませんよ」

「ダメよ、我慢しなさい。あぁ凄い、こんなに熱く、硬くなっちゃって…アタシの手で感じてるんだ」

 精液で滑った手を上下させ、時折先を撫でるように愛撫する。
その度に腰を浮かして喘ぐ志賀。ミチヨは満足げにそれを見てまた手を上下させる。

「んっふふふふ…なかなか頑張るじゃない。そろそろ次のステップを教えてあげるわね?ん?もう0時になるのね。
よし、次のステップはね…動揺しないこと。お客様の前で動揺なんてしてたら足元見られるからね」

 そう言ってミチヨは志賀の上から立ち上がり、志賀に自分のデスクに座るように命令した。
もう志賀はミチヨに何をされるのかと期待と不安でいっぱいになり、今の状況がおかしいと考えられなくなっている。

「じゃ、アタシは机の下に潜るから。何があっても動揺しちゃいけないわよ?…我慢するのも忘れないでね」

 そう言って志賀の足元に潜るミチヨ。
志賀は下半身裸のまま椅子に座り、今から何が起こるのかと期待に胸を膨らませる。

 ちゅ、ぢゅる…ずずずず…れろ、ちゅる…

 何か暖かいものが志賀のを包み、柔らかい何かがぬめぬめと志賀の物を這う。

「う、はぅっ!か、かちょ、これ凄いです…うぅぅ」

 机の下でジュボジュボと志賀を咥え、顔を動かすミチヨ。
そう、志賀は今、生まれて初めて自分の物を咥えられているのだ。

「かちょ…うぅ、もう出そうで…」

 ミチヨに咥えられ、柔らかい舌が自分の物を舐めている。
あのいつも自分を叱っている口で締め付けて攻めてきている。志賀はそう思っただけで一気に上り詰める。
ミチヨの頭を押さえつけ、自ら腰を使い喉の奥へと突き上げる。
あと少し…そこまで来た時、突然部屋のドアがノックされ、扉が開いた。


「失礼します!警備の者ですが、ビル内夜間巡回に参りました!何か変わったことはありませんか?」

 突然部屋に入ってきたビルの警備員。志賀は一瞬パニックになりかける。
しかしミチヨが言っていた『何があっても動揺してはいけない』という言葉を思い出し、なんとか持ちこたえた。

「あ、あはははは…ご、ご苦労さまでえぇぇ…ん、すぅ。と、とと特に問題はありませぇぇん!」

 ミチヨの容赦ない攻めに裏声になりながらも耐える志賀。
ミチヨの舌が、志賀の尿道を軽くつつき、手は優しく睾丸を揉んでいる。
時折その手の指が尻の穴を軽く犯し、口では喉の奥まで飲み込まれ、喉でキツク締め付けられる。

「はぁ…すごく汗を掻いてらっしゃいますけど、大丈夫ですか?」

「も、問題ありますぇ〜ん!」   

「そ、そうですか。あれ?犬飼課長はいらっしゃらないんですか?今日はまだ帰宅されてないと思っていたんですが?」

 まさかこの机の下で自分のアソコを頬張り、指でお尻の穴を弄んでるとは言えず、愛想笑いをする志賀。

「…では、特に異常もなさそうですのでこれで失礼します!」

 志賀の怪しい態度に首をかしげながらも、敬礼をして部屋を出て行く警備員。
どうにか耐え抜いたとホッとした瞬間、今まで我慢していた快楽が一気に高まり達してしまう。

「う、うう!もう無理です!課長出ます、出しちゃいま…」

「失礼します!何度も申し訳ございません、今日の御帰宅の予定時間をお教え願いますか?」

 絶頂に達した瞬間、警備員が再度部屋に入ってきた。

「きょ、きょうは、いっ…つになるか、わかりませ…んん!」 

 ビュクビュクと、ミチヨの口に射精をしながら答えた志賀。息は荒く、目も虚ろだ。
警備員はそんな志賀の様子に首を傾げながらも再度敬礼をして出て行った。

「ゴホ、ケホ!…コホ。き、君、辛抱が足らないよ。警備員の見てる前でいっちゃうなんて…このド変態。
それにしても君のってすっごく濃かったよ。いや〜、喉に絡む絡む、さすがは童貞ね」

 警備員が立ち去った後、ミチヨが机の下から出てきた。そのミチヨに志賀は文句を言う。

「ひ、酷いですよ!警備員が来るって知っててやったんですね?酷すぎる!なんでこんなこ…とをおお!」

 机の下から出てきたミチヨは器用にも服を全て脱ぎ捨てて、何も身に着けていなかった。
まるで芸術のようなミチヨの裸体に釘付けになる志賀。
そんな志賀の視線を楽しむかのようにミチヨは自分の下半身を弄る。

「うふふふふ…ま、あの程度の動揺で済んだんだから合格かな?なかなかいかずに耐えてたしね。
じゃ、次は最終ステップね。…社会人はね、決める時は決めなきゃいけないの。
君のそのおっきいのをアタシに決めてみて。さ、準備はOKだから思いっきり決めなさい」

 志賀の机の上に座り、自分を弄っていた指を志賀の目の前で広げて見せる。
その指にはミチヨの愛液が糸を引いていた。 


「さ、ここに入れるのよ?ここに入れば君も童貞卒業よ、少しは楽しませてよね?」

 志賀は目の前にある初めて生で見る女性器に、ゴクリと唾を飲み込んだ。
2回も出したばかりだというのに、もう全開になっている。志賀も準備万端のようだ。 

「い、いいんですか?い、入れますよ?入れちゃいますよ?入れます!もう我慢できません!」

 いきり立つ自身を、濡れほそぼったミチヨに合わせて一気に突き入れた。

「んん!くぅ、おっきいわぁ…志賀君、君のこれ最高ね。さ、思いっきり動いてアタシを満足させてね」

 志賀は勢いよく突き入れたまではいいが、初めての女性の感触に早くも出そうになる。

「…どうしたの?なんで動かないの?あ、もういっちゃいそうなんだ?さすがは童貞ね。…いいわよ。
いきそうならいっちゃいなさいな。何度でもアタシに出していいからね?
君は初めてなんだから、どんどん経験なさい。それが上達への近道よ。
これは仕事にも言えるわ。失敗を恐れずにどんどんチャレンジしなさい!
失敗してもアタシがちゃんとフォローしてあげるから。だから、ね?…さっさと動く!」

 ミチヨの言葉に感動した志賀は意を決して動き出す。

「わ、分かりました!う、動きま…ううう!」

 ビュク、ビュクン!ドクドクドクン…ビュビュ…

 ミチヨに言われるがまま動き出した志賀だったが、2度3度と腰を振っただけで達してしまった。

「…君ねぇ、いくら初めてでも3発目でそれはないでしょうが!もういいわ!君は仰向けに寝転んで!」 

 さっきの言葉は何処へやら?不甲斐ない志賀に痺れを切らせたミチヨが志賀を床に寝かせて上になった。

「また大きくしないとね。…どう?アタシの胸の先で攻められるのは?」

 出したばかりで小さくなった志賀を胸で愛撫する。
胸の先で亀頭を擦る。大きくなってきたら裏筋へと進み、亀頭に舌を這わす。
志賀はあまりの気持ちよさにうめき声を出し、全開になる。

「ふふふふ…おっきくなった、おっきくなった。今度こそアタシが満足するまで我慢してよね。
さっき教えた通り、一人前になるには我慢が大切なのよ。…ん、あぁ、すごいわ、君のってなかなかいいわよ」

 ミチヨはいきり立つ志賀に手を添えて、徐々に腰を落としていく。 
ぬちゅ…滑った音を出し、志賀を飲み込んでいくミチヨ。
ミチヨは目いっぱいに広がりながら志賀を飲み込んでいく。
全てを飲み込む前に一番奥に到達し、志賀を締め付け始めた。

「う、うぅぅ…かちょう、これ、凄いです。かちょうの中、あったかくてきつくて、気持ちよすぎて…最高です」

「あ、当たり前でしょ?アタシを誰だと…んん!くぅ、すご…君のって最高ね。ん、動くわよ」

 ぐちゅっぐちゅっ!ミチヨは馬乗りになりながら腰を振る。動きながら自分で胸を舐め、クリトリスを弄る。
 
「はぁはぁ、すごい、すごいよぉ…志賀なんかに犯されて感じちゃってる!ああ!スゴイ!奥まで当たって…んん!」

 突然の下からの突き上げに軽くいってしまったミチヨ。繋がったまま志賀に倒れこんでしまう。
そんなミチヨを志賀は抱きしめ、耳元で囁いた。

「課長…今日はいろいろ教えてくれてありがとうございます。これは僕からのお礼です、受け取って…下さい!」

 志賀は下から強烈に突き上げ始めた。突然の志賀の動きにミチヨは喘ぎ声を止めることが出来なかった。


「あ、あ、ああ!す、すご…ひぃ!それいい、それもっと!志賀君、もっとついて!もっと激しく犯し…くぁぁぁ!」

 自分に倒れこんできているミチヨを抱きしめながら下からつきあげる。
ぐちゅ!ぐちゅ!と突き上げるたびにミチヨが喘ぎ、志賀はますます突き上げる速度を上げた。

「す、すごいぃぃ!壊れる!壊れちゃウウ〜!志賀なんかに…志賀なんかに犯されてるぅぅ!」

 ドンドンと体の奥を叩く志賀の攻めに上り詰めるミチヨ。志賀もそんなミチヨに攻められていた。

「うぅぅ、課長のスゴイです!課長の中全体がまるで生きてるみたいに蠢いて…もう出ます!」

 4度目の射精に向け、最後の力で力いっぱい突き上げる志賀。
ミチヨは自分を突き破るような志賀の攻めで一気に上り詰めてしまった。

「いい!イイ!スゴイィィ!それスゴこれスゴ…いぃぃ!ひゃうん!いっくぅぅ〜」

「課長!かちょう…ミチヨさん!うっくぅ…うああぁぁ!」

 びゅくん!びゅるびゅるびゅるる!…ドクン!ドクドク…ドク… 

 互いを強く抱きしめあいながら絶頂に達した二人。ミチヨは息荒く、志賀の胸に顔を埋めている。

「はぁはぁはぁぁぁ…まさか志賀君にここまでいかされるとはね。はぁぁ〜すごかったぁぁ」

 ニコリと微笑みながら話すミチヨ。

「…立派な社会人への道、これがホントの最後のステップよ」

「え?まだなにかあるんですか?正直、もう限界で出ませんよ」 

「あははは、違うわよ。これ以上あんなのされたらアタシが壊れちゃうわ。
最後のステップわね…アフターフォローを大切に。お客様には商品を売ればそれでいいという訳じゃないわ。
商品を売った後が大事なの。これを怠ったらダメよ?そのお客様とは、それっきりの関係になっちゃうわよ?
だから、ね。はい、アフターフォローしてちょうだい?」

 ん〜、っと唇を差し出すミチヨ。志賀はミチヨの言葉の意味を理解する。

「ははは、では課長、アフターフォローさせていただきます。…ん」

 重なる唇。ただ重ねるだけのキス。
しばらくお互いを抱きしめあいながらキスをしていた二人は名残惜しそうに離れる。

「ん…まあまあね。今日ぐらい仕事でも頑張ってくれたら、そこそこは役に立つかな?」

「なんなんですか、それ!こんなに頑張ってそこそこなんですか?…スゴイスゴイって叫んでたくせに」

「…何か言った?でもこれで君も少しは自信ついたでしょ?頑張りなさいよ、期待してるわよ」

 バンバンと志賀の肩を叩くミチヨ。それを嬉しそうに受ける志賀。
志賀はミチヨの為に頑張ろうと心に誓った。


「志賀ぁぁ〜!君はなんで書類一つ作れないの?いったいここに何しに来てるの!」

 オフィスに響く怒鳴り声。声の主は眉間を押え、目の前に置かれた書類を部下に投げ返す。
部下は投げ返された書類を受け取り、肩を落とす。

「ほんっとに君は使えない子ね!その書類、今日中に絶対に仕上げる事!いい!分かったわね!」

「うぇぇ?今日中にですか?は、はい!分かりました!」

 ミチヨのニラミに頷く事しかできない志賀。

「…ホントに分かったのかしら?…心配だから監視しなきゃね」

 いつものように犬飼課長に怒鳴られている志賀。周りからは今日もまた叱られてるよと同情の視線が…

 しかし志賀は下半身に疼きを感じた。そしてミチヨも感じていることだろう。  


 今日も夜のオフィスでは、淫らな指導が行われるだろう。