「ねぇ、綾崎さん。今日は趣向を変えて、健一様の素晴らしさを理解しているかのテストをしましょうか?」


 生徒会室でのお昼休み。健一さまとおそろいのお弁当を頂いて、後輩を教育してあげる。
今日のお弁当、健一さまは満足してくださいましたのかしら?
レイリアの愛情たっぷりの手作り弁当。お腹いっぱいにレイリアの愛で満たされてくださいましたかしら?
……今夜はレイリアのお腹を、健一さまの精でいっぱいに満たして欲しいですわ。
ああ、健一さま!レイリアは寂しいですわ!愛し合う2人が引き裂かれるように別々にお昼を頂くなんて!
早くこんな学校卒業して、保健医として健一さまと御一緒に働きたいですわ。

「テ、テストってなんですか?いったいなにをテストするんですか?」
「綾崎さん、あなたバカですわね?なにをって……健一さまに決まってますわ」

 これだから常識知らずな後輩は困りますわ。しっかりと再教育してあげねばいけませんわね。

「あ、相川先生、ですか?」
「そ、健一さまについてですわ。あなたと池田さんには今まで健一さまの素晴らしさをたくさん教えましたわ。
今日はその復習ですわね。とりあえず健一さまの素晴らしい点を、100個言いなさいな」
「ひゃ、100個?」
「100個なんて少なすぎて物足りないでしょうが、時間があまりないですから100個でいいですわ」
「は、はい、100個ですね?え〜っとまずは……笑顔が素敵、かな?」
「綾崎さん、素敵は素敵で正解ですけど、『光り輝くような笑顔が素晴らしく素敵』ですわよ。
言葉足らずはいけませんわ、今後は注意しなさいな」
「は、はいぃ……」

 簡単な答えを間違ったのが悔しいのか、涙目で落ち込む綾崎さん。フルフル震えてますわ。
うふふふ、カワイイ後輩ですわね。綾崎さんと池田さんを配下に加えれただけでも、この学校に来て正解でしたわ。

「で、2個目はなんですの?」
「えと、えと、え〜っとぉ……優しいところが素敵、かな?」
「綾崎さん、ただ優しいだけではありませんわ。『世界中を愛で包むような優しさが素敵』ですわよ。
……あまり私を失望させないで下さいな。あなたには少々ガッカリですわ」
「は、はひぃぃぃ!気をつけます!」

 この子、まだ分ってないんですの?
私と違い、毎日健一さまに授業を受けさせていただいているというのに……お仕置きが必要かしら? 

「3個目、3個目、え〜っと……え〜っとぉ」
「綾崎さん、常日頃考えてないからすぐに出てこないんですわ。まったくあなたは……失望しましたわ」

 携帯を手に取り、長尾に電話をかける。
こんな情けない後輩は、どこかに缶詰状態にして教育しなければいけませんわ。
とりあえずは……相川健一記念館でいいですわね。

「長尾、記念館に綾崎さんを一ヶ月ほど泊めますから準備をしなさいな」
「ああ〜!思い出しました思い出しました!ラインフォード先輩、すっかり忘れてました、ゴメンなさい!」
「……思い出した?忘れていた?あなた、健一さまをバカにしてるんですの?」

 記念館はキャンセルですわ。変わりに富士の樹海で楽しいサバイバル体験して来なさいな。

「やはり記念館はヤメですわ。今夜にでも富士の樹海に放り込んできなさいな」
「うわわっわわ!そうだ!相川先生の素敵なところの3個目、それはラインフォード先輩を愛しているところです!」
「……正解ですわ!二重丸、いえ、三重丸の答えですわ!よく気がつきましたわね、さすがですわ!
長尾、樹海は中止ですわ!」
「4個目!ラインフォード先輩を見つめる目が素敵です!」
「あぁ!レイリアは健一さまの眼差しに溶かされてしまうんですわ!」
「5個目!ラインフォード先輩と一緒にいるときの笑顔!」
「あぁぁ!レイリアに向けられる芸術的なその笑顔!はぁぁ〜、素敵ですわぁ」
「6個目!ラインフォード先輩と一緒に暮らす事が出来る、心の広さ!」
「そうですわ!健一さまのお心は、海などよりも広く宇宙をも凌駕して……なにかトゲのある感じがしましたわ」
「ち、違いますよ!好きな人と一緒にいて、幸せに出来るなんて凄いなってことです!」
「なにか違うような気がしますわ。綾崎さん、あなた何かを誤魔化そうとしてますわね?」

 私の指摘に目が泳ぎ、額からは汗が。なにを誤魔化してるんですの?私、隠し事を暴くのはとても得意ですわよ。

「そ、それよりも先輩!家では先生に勉強を教わったりするんですか?」
「は?そんな事はしませんわ。健一さまは学校であなた達のような愚鈍な者を教育して疲れ果ててるんですの。
私はそんな健一さまを癒してさし上げますのよ」

 話を反らそうとしても無駄ですわよ。今ので確信しましたわ。あなた、隠し事をしてますわね?

「そりゃそうですよね。先輩、今までテストで100点しか取ったことがないんですもんね。
逆に先生に勉強を教えててもおかしくないですよね」

 まだ話を誤魔化そうとする綾崎さん。無駄な抵抗ですわね。……健一さまに勉強を教える?
私が健一さまに勉強を教えるなどと、そんな大それた事……教える?

「……綾崎さん、とてもいい事を言いましたわ!そうですわ、その手がありましたわ!
さっそく衣装を用意させて、江口おじさまにアドバイスを貰ってと……ああ!今夜は眠れそうにないですわ!」
「……へ?な、なにがなんだかよく分りませんけど、先輩の役に立てて嬉しいです」

 私の役に立てて嬉しい?……なんて健気な後輩なんでしょう!
……あら?綾崎さんの顔、心なしか以前よりほっそりとしているような?
ほっそりというより、げっそりといった方がいいですわね。

「綾崎さん、ダイエットでもしてるんですの?げっそりしてますわよ?」
「へ?い、いえ、ダイエットとかはしてないんですけど、結果的にそうなったかな?なんて……」
「う〜ん、よく分りませんわ。ですが人間身体が資本、美味しいものを食べて健康管理には注意しなさいな」

 携帯で再度長尾に指示を出す。
カワイイ後輩のためですわ。なにか美味しいものを食べさせてあげなくては。
 
「長尾、綾崎さんと池田さんの家に神戸牛を10キロづつ送りなさいな。
ラインフォードの名を汚さぬよう、一番高くて美味しいところですわよ?」
「へ?い、いいんですか?神戸牛ってとても高い牛肉じゃ……」
「そんなのはした金ですわ。そんなはした金よりも、カワイイ後輩の健康が大事ですわ」
「せ、先輩……ありがとうございます!」
「まぁまぁ、そこまで頭を下げなくてもいいですわ」

 頭を下げる綾崎さんに顔を上げるように促す。あら?もうお昼休みが終わってしまいそうですわ。
綾崎さんが授業に間に合うように解散しなければ、私が健一さまに怒られてしまいますわ。
残念ですが、今日はここまでですわね。

「綾崎さん、今日は時間がないからこれで解散ですわ。はい、レポート用紙」
「……レポート用紙?これってなんですか?」
「あなた、まだ6個しか答えていませんわ。明日までに残りの94個、書いてくるように」
「は、はいぃぃぃ〜、分りましたぁぁぁ〜」

 やはり体調が悪いんですわね。がっくりと肩を落として出て行きましたわ。綾崎さん、大丈夫なのかしら?

「はい、あ〜んして?……どう?美味しいかな?」
「うむ、相変わらず美味い。果歩は料理が上手だな」

 屋上の扉の前で秋山さんとのお昼ごはん。
あ〜んと口を開けた秋山さんに、卵焼きを食べさせてあげる。
いいねぇ、和むねぇ。これが幸せっていうのかな?
秋山さん、卵焼きをモグモグと食べた後、ニコリと微笑み美味いと頭をナデナデしてくれた。
えへへへ、嬉しいねぇ。好きな人に料理を褒められるのが嬉しいって、ホントだったんだね。
秋山さんと付き合うまでは、生活の一部として料理作ってたからね。
お母さんみたいに料理がヘタじゃなくてよかったよ。
モグモグとお弁当を食べる秋山さんを見て思う。
前に青葉くんのお見舞いに行った時に、かなちゃんが言ってたとおりだね。
美味しそうにお弁当を食べる秋山さんを見てたら顔が緩んじゃうよ。
好きな人に料理を食べてもらうのって最高だね!

「えへへへ……秋山さん、料理が上手な彼女が出来て嬉しい?」
「あぁ、嬉しいぞ。だがな、俺は別にお前が料理が下手でもかまわん。
俺がお前を好きな理由は、料理の上手下手じゃないからな」
「秋山さん……ひっく、ウレシイよぉ〜!でも、彼女を泣かせてどうするのかな?」

 秋山さんの言葉にポロポロとウレシ涙が出てきた私。
うれしいよ、うれしいんだよ!そんなこと言われたら、もっとお料理頑張っちゃうっての!

「ははは、泣かせてしまったか、スマンな。どれ、涙を拭き取ってやる」

 ニヤリと笑い、私の顔を軽く持ち上げ……頬を流れる涙をチュッとキスで拭き取ってくれた。
……ふわわわわぁ〜、視界がグニャングニャンだねぇ。
視界どころか、身体までグニャグニャだよ。秋山さん、カワイイ彼女をグニャグニャにしてどうするつもりかな?
秋山さんの唇は、頬から顎、そして唇へと攻めてきた。
攻められっぱなしというのはヤだから、おかえしに秋山さんの唇に舌を割り込ませる。
秋山さんも私の舌を迎え撃つように舌を絡ませてきて……あん!胸を揉むのは反則じゃないのかな?

「……果歩、今日は道場に来れるのか?正直、そろそろ我慢の限界だ」

 たっぷり5分はキスでお互いを堪能して、唇を離す。
唾液の糸が名残惜しそうにお互いの唇に橋を架けた。

「そろそろって、まだ3日しか経ってないよ?あははは、秋山さん、やっぱりお猿さんだねぇ」
「ぐっ、悪かったな!だがな、好きな女とSEXしたいと思うのは、男として当たり前の事だ!」
「あははは!なにぶっちゃけてるの?大人気ないねぇ。でもね……実は私も、限界、かな?」

 正直、今すぐにでも秋山さんと一つになりたい。
今まで秋山さんと付き合うまではこんな気持ちになったことは一度もなかったの。
でも秋山さんと初えっちしてから、秋山さんを身体で感じたい!って強く思うようになっちゃったの。
それにキスしながら胸を揉まれたせいで、頭がグニャグニャで身体がふにゃふにゃになっちゃったしね。
あははは、私ってえっちな子だったのかな?自分のことながら、まったく知らなかったねぇ。

「ゴクリ。そ、そうか。なら放課後、道場で待ってるからな」
「……うん、放課後、道場に行くから」

 ごくりと唾を飲み込む秋山さん。
相変わらず大人としての余裕がないねぇ。秋山さん、焦りすぎだよ。
ホント秋山さん、普段はとってもシブくてカッコイイ大人の男って感じなんだけど、
えっちに関しては……まるでオリンピックのアメリカ代表のような速さなんだよね。
……速さ?そうだ、お義姉さんにいいもの貰ったんだったよ!あれ、試してみなきゃね!

「秋山さん、家に忘れ物しちゃったんだけど、取りに行ってからでいいかな?」
「あぁ、かまわん。俺は果歩が来るまでの間、道場の掃除でもして待っているとしよう」
「んっふっふっふ……久しぶりのえっち、楽しみだね!
私、秋山さんに喜んでもらおうと、お義姉さんにえっちのこといっぱい聞いてるの!」
「……待て。お義姉さん?お前のお義姉さんといえば……池田かなえさんか?」
「そだよ、お兄ちゃんのお嫁さん。私たちのリーダーっていうか、ボス的存在だね」

 お義姉さん、そういう知識が凄いらしくて、いろいろ男の人が喜ぶこと教えてくれたの。
ちょっと恥ずかしいけど、秋山さんが喜んでくれるのなら頑張っちゃうもんね!

「か、果歩、いったいなにを教えてもらったんだ?」
「秘密で〜す!秋山さん、今日は私が頑張っちゃうからね?」
「ま、待て!そう張り切らんでいい!俺は普通にお前と愛し合いたいんだ!」
「あははは!秋山さん、照れてるのかな?相変わらず大人の余裕がないねぇ」
「そ、そういう訳ではなくてだな!」
「あ!そういえば次の授業って体育だった!秋山さん、私もう行くね?……チュ」

 お昼休みの間だけの短い秋山さんとの一時。
もっと2人でいたいけど、ここは学校だし我慢だね。……早く放課後にならないかな?

「か、果歩!俺は直樹先輩のようになりたくないんだ!早まるな〜!」

 ……なんか訳の分らない事を叫んでる。秋山さん、どうしたのかな?
お兄ちゃんのようになりたくないって……そりゃそうだよね?
あんな空手しかとりえのない、お義姉さんにまったく頭が上がらない情けない男になんてなりたくないよね?
階段下から秋山さんに手を振って教室へと急ぐ。
まだ何かを叫んでるけど時間がないから無視しちゃったよ。秋山さん、ゴメンね?
それより早く行かなきゃかなちゃんに遅いって怒られちゃうよ。
……そろそろかなちゃんだけを先輩の生け贄にするの止めた方がいいのかな?
かなちゃん、ストレスでやつれてきてるしね。2キロ痩せたって言ってたもん。
痩せたくせに胸は小さくならないなんて……間違ってるよ!神様は間違ってるんだよ!
なんでかなちゃんの胸を少し小さくして、その分を私にくれないのかな?
せめてCまでは大きくなってくれないかな?……自分で考えてて情けなくなってきたよ、はぁぁ〜。
放課後にでも秋山さんに、これからお昼を一緒に食べれなくなるって言わなきゃね。
かなちゃんだけツライ目に合わせられないもんね!……はぁぁ〜、ヤダなぁ。
好きな人が側にいるのに、一緒にご飯を食べれないのってツライんだねぇ。考えるだけでヤダよ。
ラインフォード先輩、今までこんな気持ちだったんだ。
その点、西園寺先輩はいいなぁ。青葉くんといつもお昼食べれるんだからね。

 そんな事を考えながら教室に着いたんだけど……かなちゃん、どうしたのかな?
かなちゃん、机の突っ伏してシクシクと泣いてるよ。打ちひしがれてるんだよ!
あのかなちゃんがここまでなるとは……明日から先輩とご飯食べるの、やっぱり止めようかな?

「ねぇやーくん、今日のお弁当、美味しかった?」
「うん!今日のすごく美味しかったよ!みーちゃん、また腕を上げたね?」

 屋上のベンチで、愛するやーくんとの楽しい昼食。
毎日このために学校に来ているようなものですわ。
お互いに食べさせっこをしてのとても楽しい昼食。
屋上だと人目も気にせず、のんびりと食事を楽しめますわ。
いつもそうですけど、今日も屋上にはあたし達しかいませんの。
それもそのはず、屋上への扉の前には秋山がいて、誰も来れないようにしているんですからね。

「うふふふ、今日はいつもより多く入れてますからね、だから美味しいんですわ。
ねぇやーくん、なにを多く入れたか分りますか?」

 食べ終わったお弁当箱を鞄に入れて、やーくんの腕に抱きつく。
うふふふ、なにをたっぷりと入れたか分るかしら?
愛し合う2人ですから分って当然!のはず。……分ってくれるのかしら?

「ええ?なにを入れたのかなぁ……う〜ん、ゴメンみーちゃん、分かんないや」

 しばらく首を捻って考えてたけど答えが出ずに、分からないやと頭をかいて謝るやーくん。
もう!やーくんのバカ!何故分ってくれないんですの?

「もう!やーくんのバカ!何故分らないの?
せっかくいつもより多く愛情を注いだのに分らないなんて……やーくんの鈍感!
でも……そんな鈍感なやーくんが、大好きです!」

 あたしの無茶な問い掛けにも真剣に考えてくれる、優しくて素直で鈍感なやーくん。
そんなやーくんの首に抱きつく。やーくん、大好きですわ!

「みーちゃん……僕も大好きだよ!そうだ!お返しに僕の愛情を注いであげるよ」
「え?ちょっとやーくん、こんなところで……んん!」

 ベンチに押し倒されて、唇を奪われる。積極的なやーくん、大好きですわ!
でもね、あたしはどちらかというと、やーくんに尽したいんですの。
最近はSEXをしても、やーくんが攻めてばかり。
お庭でするのはいいですけど、蚊に噛まれたりするからベッドのほうがいいですわ。
そんな事を考えてる間に、口の中に入ってきたやーくんの舌。
あたしの歯茎をなぞる様に舐め、舌を絡め取る。
口に送り込まれてくるやーくんの唾液。その唾液を飲み込み、あたしも送り込む。
やーくんに負けじと必死に舌を動かし唾液を送り込みましたけど……胸まで揉まれてしまっては、白旗ですわ。

「みーちゃんの唇、とっても甘くて美味しいよ」
「はぁはぁはぁ……もう!胸を揉むのは反則です!やーくんのエッチ!」

 たっぷりと5分はやーくんに唇を犯されて、胸を揉まれましたの。
やーくんのエッチ!……濡れて下着が汚れてしまいましたわ。履き替えないといけませんね。

「ゴメンねみーちゃん。みーちゃんがあまりにもカワイイからつい……エッチな僕はキライ?」

 上目遣いであたしの顔色を窺うやーくん。
もう!そんな顔をしても……そんなカワイイ顔をしても……ゴクリ。

「そんなカワイイ顔をしてもダメです!
屋上でキスしながら胸を揉んでくるようなエッチなヘンタイやーくんは……大好きです!」

 カワイイ!やーくんカワイイ!
我慢できずにやーくんをギュッと抱きしめ胸に埋め、いい子いい子と頭を撫でる。
こんなに可愛い人がこの世の中にいるんですの?

「みーちゃん、ちょっと苦しいよ!……柔らかいなぁ」
「うふふ、やーくんは胸が大好きですね、今日は胸でしてあげますね?」
「みーちゃん、今日はいい天気だし星が綺麗だと思うよ?だから今日も庭でしない?」
「またですの?最近お庭でばかりでちょっとつまらないです。……やーくんばかり攻めるのもズルイですわ」
「だってみーちゃんが喘ぐ姿ってとっても綺麗なんだもん。みーちゃん、僕にされるのってイヤ?」

 ぐぅ……ま、またそんなカワイイ表情であたしを見て……卑怯ですわ!
そのような顔をされては断われる人間などこの世にいませんわ!

「し、仕方ないですわね、今日だけです……あら?秋山どうしたんです?
池田さんとの食事は終わったの?」

 なにやら険しい顔をした秋山が屋上に来ましたわ。
池田さんと仲良く食事をしているはずですのに……どうしたのかしら?

「秋山さん、いったいどうしたんですか?なんか怖い顔してる……ごぼお!」

 いきなり秋山にお腹を殴られ倒れるやーくん。
突然の出来事に訳が分からず立ち尽くすしか出来ませんでしたわ。
状況を把握したのは、やーくんが逆エビ固めという技から解放され、妙な痙攣をしているときでしたわ。

「イヤァァァァ〜!やーくん!やーくぅん〜!」

 やーくんに駆け寄り身体を揺する。……ビクンビクンが止まりませんわ!
いきなりこのような暴挙に出るなど……アキヤマァァ〜!

「秋山!あなた、なにを考えてるのですか!このような暴挙、あたしは決して許しません!」
「ふぅ〜、スッキリしたな。そうだ、美里様、例の物が出来たそうです」
「なにを誤魔化そうとして……例の物?」
「はい、ようやく完成したとのことです。ですから裕彦には痛い目に遭ってもらいました」

 やっと出来上がったんですね?待ちくだびれましたわ。
……すっきりしたという言葉が気にかかりますけど、まぁいいですわ。

「秋山、痛めつけるのはいいですが、まだお昼ですよ?少し気が早いのではありません?」
「言われてみればそうですね。では放課後にもう一度気絶させますのでお任せください」
「気絶させるのは当たり前ですが、無茶はダメですよ?怪我をして動けなくなったら元も子もないですからね」
「かしこまりました。ではスリーパーで絞め落とし、そのまま美里様のお部屋に運びます」
「それでいいですわ。秋山、しっかりと頼みましたよ」

 あたしに頭を下げ、やーくんを背負って屋上から出て行く秋山。
あぁ、やーくん!放課後に動けなくなるなんて、なんて可哀想なんですの?
けど安心して。あたしが動けないやーくんを看病しますわ!……はぁはぁはぁはぁ、楽しみですわぁ!

「ただいま〜帰ったぞ〜。おいレイリア、お前昼休みに池田になにをしてるんだ?
アイツすっげぇやつれてきて……おい、これは何なんだ?」

 仕事から帰ってくると、部屋には何故か学校で使用している物と同じ机とホワイトボードが置いてあった。
なんだ?なんでこんなもんが部屋に置いてあるんだ?訳が分らんぞ?

「相川くん、遅刻ですわ!遅刻をするなんて、先生はとても悲しいですわ」

 ホワイトボードの前には黒のタイトスカートに黒のストッキング、白のブラウスで身を包み、
おまけにメガネをかけたレイリアが差し棒を持って立っている。

「なんだ?おい、レイリア、お前なにをしてるんだ?」
「相川くん、レイリアじゃありませんわ、レイリア先生ですわ。早速テストしますので席にお座りになって」

 いまいちよく分らん状況だが……エロいな。
膝上20p以上のエロいタイトスカート、そのスカートから伸びえるスラッとした足には黒のストッキングが。
そして上半身は白く、清楚なブラウスで包まれている。
メガネをかけて刺し棒を持つレイリアの姿は、まるで教師のようだ。……教師だと?

「分りました、レイリア先生。テストとはいったいなんのテストですか?」
「今からある2人に関する問題を出します。それにお答えになってくださいな」

 なるほどなるほど。今日は教師と生徒という設定なのか。
レイリアめ……メガネをかけるなんて、おれ好みじゃないか!
自家製の白いメガネクリーナーをたっぷりとぶっ掛けてやる!

「第一問!愛し合う健一さまとレイリアが初めて出会ってしまったのは……公園である。○か×か?」
「○です!おれの実家の近所の公園で初めて会いました!」
「まぁぁ〜!素晴らしいですわ!大正解ですわ!」

 満面の笑みでブラウスのボタンを一つ外すレイリア。そうなのか?そういう趣旨なのか?

「第二問!健一さまが愛している女の子の名前を上げて下さいな?」
「レイリアに決まってるだろ?」
「まぁぁぁ〜!大正解ですわ!素晴らしいですわ!とても素晴らしい回答でしたのでサービスで2個ですわ!」

 そう言ってボタンを2個外すレイリア。
ボタンが外れた事によって見えた、胸の谷間がエロくてたまらん!

「最終問題ですわ!健一さまが今一番欲しい物はなんでしょう?」
「それはな……レイリア、お前だよ。エロ教師のコスプレをしているレイリアが欲しい!」
「はぁぁ〜、正解ですわぁ。最後の問題は難問でしたから……特別サービスですわ」

 するするとストッキングを脱ぎ、さらに白いショーツまで下ろしたレイリア。
少し恥ずかしいのか、赤く染まった頬がたまらない。

「あ、いけませんわぁ〜、差し棒を落としてしまいましたわぁ〜」

 レイリアはわざとらしく差し棒を床に落とす。そしておれにお尻を向けて床に落とした差し棒を拾おうとした。
目の前にある、レイリアのエロいお尻。膝上20p以上なので、前にかがむと中身が見えるわけで……はぁはぁはぁ。

「あ〜ん、なかなか取れませんわぁ〜。どうしましょ?」
「はぁはぁはぁ……レイリアせんせ〜い!」
「きゃぁぁぁぁ〜!相川くん、いきなり何をするんですの?そんな、あん!舐めちゃダメですわ〜!」

 レイリアのエロいお尻に顔を埋め、レロレロと舌を這わす。
レイリアはホワイトボードに手をかけて、おれの攻めを耐えている。
なめる度、吸いつく度に背中を反らし、喘いでいる。
その姿がまたエロくて……女教師っていうのもいいな!最高だな!

「おら、レイリア先生よ、入れて欲しいんだろ?ならしっかりと舐めてお願いしろよ!」
「ご、ごほ!こふ!なめまふわ、なめまふから喉を突かないで……かほ!」

 レイリアは机の下に潜り込み、おれの股間に顔を埋め、必死に舌を使っておれを気持ちよくさせようとしている。
レイリアの味を堪能したおれは、レイリアに舐めさせる事にしたんだ。
エロ教師に咥えてもらう……うおおお〜!学生時代の夢が叶ったぞ〜!

「こふ!かはぁ!はぁはぁはぁ……レイリアはもう我慢できませんわぁ」

 だらしなく口を開け、涎が流れ出ているのも気にせずに、股間から口を離しおれを見上げるレイリア。
よく見ると自分でアソコを弄りながら咥えてたんだな。まったくレイリアもエロくなったもんだ。

「もう入れて欲しいのか?このエロ教師め!お仕置きしてやるから机のに両手を突いてケツを上げな!」

 ノソノソと机の下から這い出てきて、おれの言うとおりにする。
タイトスカートは捲り上がっており、十分に濡れているアソコが丸見えになっている。

「ホントにエロい教師だな。そんな教師には……お仕置きだ!」
「はぁぁぁ〜、けんいちさまぁ。レイリアは、レイリアはぁ……ふあああ〜!」

 グジュ!……レイリアにおれを合わせ、一気に貫く!
その瞬間、背中を反らし、机を掻き毟ったレイリア。

「なんだ?入れただけでイッたのか?恥ずかしい女だな!オラ!オラオラオラ!」

 レイリアの細い腰を掴み、ぶつける様に腰を打ちつける。
レイリアは打ち付けるたび背中を反らし、引き抜く度に甘い声を上げる。

「ひぃ!ふぁぁぁ〜!はげし、激しすぎですわ!壊れる!レイリアは壊れてしまいますわ〜!」
「壊れろよ!お前のようなエロい教師は壊れちまえ!」

 さらに打ち付ける速度を上げる。
レイリアの一番奥にぶつけるように、壊すように腰を打ちつける。
奥をたたく度、キュウキュウと締め付けるレイリア。
その締め付けが温かくて、気持ちよすぎて……ダメだ、もう出ちまう!

「う、ううぅ……出るぞ、もう出すぞ、レイリアイクぞぉぉ〜!」
「はぁ、ひぃ!けんいちさまぁ、早く、レイリアに早く注いで……ふあぁぁぁ〜!」

 勢いよくレイリアの一番奥を叩き付け、そして一気に引き抜く。
引き抜いてすぐに、身体を反らし喘いでいるレイリアの後ろ髪を持ち、顔をこっちに向ける。
その顔を目掛け、引き抜いたおれのから大量の精液をぶちまける!
ドクドクと白い精液に汚されるレイリアの綺麗な顔。
その顔にかけているメガネも白く汚してやる。
レイリアの顔はおれの精液で白く汚されてしまった。
意識朦朧としながらも、その精液を指ですくい、口に運ぶレイリア。
……エロいな。顔シャってこんなにエロかったんだ。これからはたまにするかな?
メガネにぶっかけたらますますエロいな。……メガネは多分江口さんの入れ知恵だな。
……次は婦警さんを薦めてくれるようにお願いしとくかな?
精液を舐め取ろうとするエロいレイリアを見て復活したおれは、再度レイリアを犯すことにした。

(ふぅ、道場の掃除もこんなものでいいだろう。しかし果歩のヤツ、かなえさんに何を聞いたんだ?)

 愛する果歩が来るまでの間、道場の掃除で心を落ち着かせる。
裕彦を絞め落として美里様の部屋に放り込んだし、掃除も終わった。
あとは果歩が来るのを待つだけなんだが……果歩はかなえさんからなにを聞いたんだ?
かなえさん……俺の先輩である池田直樹の嫁だ。
かなえさんのSEXは、直樹先輩曰く『99%の地獄と1%の天国』だそうだ。
その天国が地獄をはるかに凌駕するため病みつきになり……いつしか逆らえなくなったんだと。
あの鬼の直樹先輩が、女にあそこまでやられているとは……思い出しただけでも震えが来る。
……早まってくれるな、果歩よ!俺は普通の恋人同士がいいんだ!
直樹先輩のようにはなりたくない!頼む!ヘンな事を教わらないでくれぇぇ〜!

「秋山さん、お待たせ!……頭を抱えてどうしたのかな?」
「ん?おお、やっと来たか。待ちくたびれたぞ」

 制服姿の果歩が息を切らせて道場に入ってきた。
何故制服なんだ?忘れ物を取りに帰るとかで家に帰ったんじゃないのか?
……まぁいい。果歩はどのような服でも似合うからな。
制服姿の果歩を足元から舐めるように見る。……カワイイな、さすがは俺の女だ。
俺の視線を感じたのか笑いながら話しかけてくる果歩。俺はお前のその笑顔が好きなんだ。

「あははは!秋山さん、視線が怖いよ?がっついてるね、大人の余裕がまったくないよ?」
「うるさい!こうなるのはお前の前だけだ!」
「あははは!嬉しいねぇ。そんな事言ってもらえるなんて、とっても嬉しいよ」

 ギュッと胸を押し付けるように抱きついてくる。かすかに感じる胸の感触が下半身を刺激する。
ゴクリ。そろそろ押し倒してもかまわんだろ?学校での話では果歩もSEXをしたがっていたしな。

「果歩、そろそろいいか?お前を身体で感じたいんだ」
「あははは……私も秋山さんを感じたいよ。でもね、今日は私が頑張るの。
たくさん勉強してきたから、私に任せてね?」

 果歩に任せるだと?う〜ん、たまにはそういうのもいいかもしれんな。
ひょっとすると、果歩の唇に咥えてもらえるのか?……任せるとしよう。

「どれ、勉強の成果とやらを見せてもらうとするかな?」
「あははは!秋山さん、顔がイヤらしいよ?やっぱり秋山さんってえっちぃんだ」
「う、うるさい!好きな女が俺の為に頑張ってくれるんだ、嬉しいに決まってるだろうが!」
「秋山さん……えへへへ、そこまで期待されちゃったら頑張るしかないね!
じゃあさ、両手縛っちゃうから、手、出してね?」

 縛る?何故縛るんだ?……まぁいい、今日は果歩に任せるか。
両手を前に差し出すと、何故か『やっぱ後ろで縛るね?』と、後ろ手で縛られた。

「秋山さん、興奮する?縛られたりするの興奮する人多いんだって。お兄ちゃんもそうらしいよ?」
「興奮はしないが……お前が何をしてくれるのか、期待はしているがな」
「あははは!任せてよ!秋山さん……好き、大好きだよ」

 両手を後ろ手に縛られたまま、果歩に押し倒され、そのまま唇を塞がれる。
舌を絡めてきながら、下半身に手を這わしきた。
うをを?果歩め、いつになく積極的だな。これが勉強の成果なのか?

「ん、んん……んぁ、んん!はぁはぁはぁ……秋山さん、もうおっきくなってるね」
「お、おぉ、お前がこんなにも積極的に来るとは思いもしなかったからな」
「んっふっふっふっふ……次は秋山さんのおちんちんにキスしちゃおうかな?」

 な、なんだと?ついに果歩がフェラをしてくれるのか? 

「ズボン脱がすね?……わわ!すっごく元気だねぇ。こ、こんな間近で見るのって初めてだよ。
秋山さん、こんなに大きくなって痛くないのかな?」

 両手を後ろ手で縛られ、何もできない俺は果歩がいうままにズボンを脱がされる。
こんな近くで初めて見たという果歩は、俺のを軽く持ち『こんなになってるんだ』と観察をしている。
正直果歩の指の感触と、話すたびにかかってしまう吐息が気持ちよくて……暴発してしまいそうだ。

「果歩、そろそろお願いできるか?正直軽くも持たれているだけでもたまらんのだ」
「へ?ゴ、ゴメンね?こんなに近くで見たのって初めてだったから、つい見入っちゃったよ。
今日はたくさん楽しむために、これ使うね?」

 そう言って制服のポケットから出したそれは、何かの小さなバンドのようだった。

「何だ、それは?そんなものを何に使うんだ?」
「お義姉ちゃんがね、男の人は我慢して我慢してグッと我慢して出すと、すっごく気持ちいいって言ってたの!
で、これで縛っちゃうと射精できなくなるから長持ちするし、外した瞬間すっごく大量に出るんだって!」

 ……しまったぁぁぁ〜!勉強したというのは、かなえさん相手に教わったのかぁぁ〜!
迂闊だった!昼にそう言ってたではないか!このままではマズイ!果歩がかなえさんのようになってしまう!
俺は直樹先輩のようになりたくない!……イヤダァァァ〜!

 俺が気がつくのが遅かったんだ。そう、果歩は俺のことを思って頑張ってくれているんだ。
だから果歩は悪くない。そう、悪いのは気がつかなかった俺自身だ。
いま果歩は、俺のペニスを黒い皮バンドで縛りつけ、俺の上に乗り腰を振っている。
よだれを垂らし、喘ぐその姿はいつものSEXでは見れない表情だ。
……悪かった。俺がいつも早いから、お前は楽しめていなかったんだな。
でもな……もう勘弁してくれ!さっきからもう、出したくて出したくて気が狂いなんそうだ!

「果歩ぉ!果歩ぉ!もう外せ!外してくれぇぇ〜!」
「ん、んん!気持ちいい、いいよぉ〜!秋山さん、凄いよぉぉ〜!」

 果歩は自らグチュグチュと腰を振り、胸を揉み解す。
俺は両手を縛られているために、その性欲に狂う果歩を見ることしかできない。
……地獄だ。まるで無間地獄のような辛さだ。
もう俺はペニスのベルトを外せばすぐにでも射精をしてしまうだろう。
それも大量に何度も何度も吐き出すだろう。それほどまでに俺は果歩に攻められ、イカさせている。
ただ射精できないうようにされているために出せないだけだ。……殺せ。もういっそのこと殺してくれぇぇ!
そんな俺を、ヌルヌルした果歩の膣が優しく、そして激しく締め付ける。
果歩が動く度に締め付け、果歩が喘ぐ度、俺を締め上げる。
しばらくすると俺は抵抗する気力もなくなり、果歩がイクのを待つしかなかった。

「あ、あ、あああ〜!秋山さ、ヘンだよ、頭がヘンになっちゃったよぉ〜!」
「あ、あぁぁ……もう許してくれ……イッてくれぇぇ〜!」

 永遠に続くと思われた地獄に終わりが見えた。
果歩がイキそうになっている。俺は最後の気力を振り絞り、腰を突き上げた。

「ひゃん!あきや、んあ!激しい、はげしいよぉ!も、わた……イク!イッちゃうよぉぉ〜!」
「イクんだ!もうイッてくれ!頼む、俺を解放してくれぇぇ〜!」
「あきや……イッきゃあぁぁぁぁあぁあぁぁ〜〜!」

 『ズグン!』気が狂いそうになりながらの、最後の気力を振り絞っての一突き。
果歩の子宮を目掛け、会心の一突きを食らわした瞬間、果歩は全身を痙攣させ、絶叫した。

「はぁはぁはぁ……果歩、もうイッただろ?早くバンドを取ってくれ。気が狂いそうだ!」
「はぁはぁはぁ……あきやまさぁん……ん、んん!もう一回しよ?ね?ねね?」

 だらしなく開いた口からよだれを垂らし、俺に倒れこんでいた果歩。
へ?もう一回?む、無理だ!止めろ、もう止めてくれ!俺を解放してくれぇ〜!
 

「ふんふふ〜ん。今日は楽しいやーくんとお医者さんごっこ〜。身体のスミからスミまで検査しま〜す」

 う、うぅ〜ん。なんだ?なんかヘンな歌が聞こえるような……誰の声だろ?
何故か意識が朦朧とするけど、よくあることだから焦らない。
こんなことで焦ってたら、みーちゃんと一緒にいれないよ。
とりあえず起き上がろうとしたんだけど……身体が動かない。なんでだろ?

「まずはっと……どのくらい舐めれば乳首が立つかチェックしま〜す!」

 この声はみーちゃんだね。……みーちゃん、なに言ってるの?
ぼんやりとする意識のまま目を開けてみる。……えええ?なんでそんな服着てるの?

「みーちゃん、その服はどうしたの?なんで僕をベッドに縛り付けてるの?」
「あ、やーくんやっと目が覚めたんですね?ようこそ、西園寺クリニックへ!」

 西園寺クリニック?それってなんなの?ねぇみーちゃん、なんでそんな服着てるの?
ピンクのナース服に身を包んだみーちゃんが、僕を見て嬉しそうに微笑んでる。
なんで?なんでこんな状況になっちゃったの?

「やーくんはとっても怖いお兄さんに絞め落とされてしまいましたの。
ですから後遺症がないか、西園寺クリニックで検査しますの」

 怖いお兄さん?……秋山さんか。また秋山さん、池田さんと何かあったのかな?
何かあるごとに八つ当たりされたらたまったもんじゃないよね。……検査?なんでみーちゃんがするの?

「ねぇみーちゃん。検査って何を検査するの?そもそもなんで縛り付けられてるの?」

 ニッコリと微笑みながら胸の前で両手を合わせるみーちゃん。
膝上20pぐらいのえっちなピンク色のナース服姿で、その表情は反則だよ!可愛すぎるよ!

「やーくん、まずは乳首の感度を検査しましょうね?」

 はぁ?乳首の感度?なんでそんな事を……って僕、素っ裸じゃないか!

「みーちゃんなんで僕、裸で縛り付けられて……ふぉ!」
「ん、ちゅ、じゅるる……あむ、ちゅる……んふふふ、乳首の感度は良好ですわ」

 ベッドに縛られている僕に馬乗りになり、僕の乳首を咥えるみーちゃん。
チュウチュウと吸い付き、甘噛みをしながら舌を動かす。
うぅぅ……みーちゃん、気持ちいいよぉ〜。

「次はやーくんの精子の量をチェックしますわ。……もし少なければ、長期の入院が必要ですね」
 
 僕に馬乗りになりながら、下半身をサワサワと撫でてくるみーちゃん。
僕はその手の動きにされるがまま大きくなっちゃった。

「あぁやーくん、大きくなってきましたわぁ……はぁ〜はぁ〜はぁ〜、やーくぅん」

 目がランランとしてちょっと怖いけど、ここはみーちゃんがしたいようにさせなきゃね。
じゃないと後が怖いからね。……いい加減秋山さんに痛いことを命令するの止めてくれないかなぁ。
そんな事を考えてたら、いつの間にか僕の下半身に顔を寄せているみーちゃん。

「あはぁぁ……やーくんの匂い。あぁ、やーくん、大好きですわ!んく、ちゅぶ、じゅぶぶ」

 う、うぅぅ……唾液をたっぷりと僕のに垂らし、滑りをよくしてから一気にくわえ込む。
喉の奥まで飲み込んで、キュキュっと喉と、唇で締め付けながら顔を前後に動かす。
す、凄いよ、みーちゃんますますテクニックが凄くなってるよ!
休む事のないみーちゃんの強烈なフェラチオ。僕はそんな強烈な刺激に耐えれるでもなく……5分と持たずにイッちゃった。

「んく、んくんくんく……ゴクリ。うん、やーくんの精液は相変わらず美味しいですわ!」
「はぁはぁはぁ……みーちゃん、もう縛るの止めてよ。こんなの僕、イヤだよ」
「ふんふふふ〜ん。次の検査はっと……うん、これでいきましょうね?」

 うぅぅ……強烈なフェラチオで、あっさりとイカされてしまった。
あまりにも強烈にイカされたため、頭が少しふら付いている。
それにしてもみーちゃん、ホントに凄いテクニックだよね。僕も修行しなきゃいけな……うひゃう!

「み、みみみ、みーちゃん?何を入れたの?お、お尻になにを?」
「うふふふ……やーくん油断大敵ですわよ?ほら、分りますか?動いてるでしょ?
やーくんのお尻の中で指がグニグニ動いてるの分りますか?やーくんを犯しているのが分りますか?」

 あ、あふぅ……みーちゃんの指が、僕のお尻に入って来て……動いてる。
グニグニと一番感じてしまう箇所を重点的に触ってるよぉ〜。

「やーくんは前立腺が大好きなんですわね?前にしたときは加減が分からず痛くしてしまいゴメンなさいね?
けど、今日ので加減が分かりましたから、いつでも攻めれますわ!」
「うああああ……みーちゃん、そんなにしたらもう、ダメだって!」
「あら、もう出しちゃいそうなんですの?それはいけませんね。では最後の検査はあたしとの相性検査ですわ」

 妖しく微笑んだかと思うと、僕のお尻から指を抜き、白いショーツを脱ぎだした。
よく見るとそのショーツには染みがついていて、みーちゃんが僕を攻めながらも感じていた事が分る。
やっぱりみーちゃんは感じやすいんだなぁ。明日は今日のお返しをたっぷりとしてあげるからね!

「うふふふ……やーくん、今からあたしたちの身体の相性、チェックしますね?」

 くちゅ……僕に馬乗りになリ、腰を落とす。
僕のアソコの先端に、滑った温かい感触が広がり、アソコ全てを包み込んだ。
いつもながらみーちゃんは温かくてヌルヌルでキツキツで最高だね!
さっき出したばかりだからどうにか長持ちしそうだよ。

「あはぁ……やーくぅん、気持ちいいですか?あたしの中は気持ちいい?」
「うん、みーちゃんは最高に気持ちいいよ!ずっと一緒になってたいよ」
「やーくぅん……あたしもずっと一つになってたいです!愛してます、やーくん!」

 ポロポロと涙を零しながら僕に倒れこんできたみーちゃん。
僕の言葉に感極まったのか、涙を零しながらキスの雨を降らしてきた。
僕も負けじとキスで迎え撃つ。もちろん下半身は繋がったままだ。

 結局その日は朝まで繋がったまま愛し合ってしまった。
そのせいで次の日は休むことになっちゃったんだけどね。
体中に縛られたあとが残ったままでは学校には行けないよ。みーちゃん、次からは少し考えようね?

「かなちゃん元気出してよ?今日から私も一緒にお昼食べるからさ」
「……グスン。果歩、あたし達、いつまでこんな地獄が続くのかな?」
「う〜ん、先輩が卒業するまでじゃないかな?気が重いねぇ」
「……噂をすれば先輩達がにらみ合ってるわよ」
「へ?うわ!ホントだ!朝から殺気を振りまくのはダメだと思うよ?」

「あらあら、朝からお会いするなんて、なんて気分が悪い朝なんでしょう。ねぇラインフォード先輩?」
「あらあらあら……こちらこそ陰鬱な気分になりましたわ、西園寺さん」
「あらあらあらあら……イヤですわ、先輩」
「あらあらあらあらあら……こちらこそイヤですわよ?西園寺さん」
「まぁまぁ……先輩ったら。おほほほほ」
「イヤですわね、西園寺さんたら。おっほほほほほ」

「う〜ん、かなちゃん、裏門から入ろ?」
「そうね、それが賢明な判断ね。はぁぁぁ〜、ホントに気が重いわ」
「重いのはそのバカみたいに大きい胸だけで十分なのにね?」
「果歩……後で勝負ね。ガッチガチに極めてあげるわ」
「んな?し、親友にそんなことしちゃダメだと思うよ?」
「うるさいわね!それよりさっさと行くわよ!遅刻したらラインフォード先輩に何を言われるか……」
「そ、そうだよね。『健一さまのクラスなのに遅刻するなどと……』とか睨まれちゃうんだよ!
ヤバイよ!生命の危機だよ!早く行かなきゃ!」

 はぁぁ〜、今日もいつも通りな1日の始まりだね。おし!今日も1日頑張っちゃうよ〜!


「秋山さん、こんにちは。どうされたんですか?顔がゲッソリとやつれてますけど?」
「あ、あぁ、相川先生こんにちは。いや、はははは……なんでもないですよ」
「いや、足元がふら付いてますが、本当に大丈夫ですか?」
「大丈夫です。それよりも青葉裕彦ですが、今日は休ませてしまい申し訳ありません」
「あぁ、どうせまた怪我でもしたんでしょ?アイツが怪我をするのにはもう慣れましたよ」
「はははは、よく分ってますな。さすがは先生なだけはある。これからも裕彦をよろしくお願いします」
「いえいえこちらこそ池田をよろしくお願いしますね。
アイツはまだ未成年ですからあまり無茶な事はしないで……どうしたんですか?震えてるようですが?」
「んな、ななななんでもありません!それよりそろそろ時間なのでは?」
「おっといけない、もうそんな時間ですか?では秋山さん、失礼します」
「ははは、教師が遅刻などシャレになりませんからな。急いでくださいよ」

 秋山さんと別れ、教室へと急いで向かう。さてと、今日も一日の始まりだ。気合を入れて働くとするか!


「今日は休むと決まったのはいいけど……この首輪はなんなんだよ!みーちゃん、酷いよ!酷すぎるよ!」

 朝までみーちゃんと愛し合い、起きたら体中縛られた跡がついていたから休む事にしたんだけど……
なんで首輪をされなきゃいけないの?みーちゃん、これは酷いと思うよ?

「はぁぁぁ〜……どうせ文句を言っても聞いてくれないだろうし……まぁいいや。いつもの事だしね」

 慣れというのは恐ろしいね。こういう状況に慣れてきちゃった。
けどお返しはするつもりだよ?昨日はみーちゃんに好き勝手に攻められたから今日は僕が好き勝手に……
うをををを〜〜!おし!今日は頑張るぞぉぉぉ〜!



 こうして今日もまた、僕たちの平凡……と言っていいか分らないけど、いつもの日常が始まった。