「飛空艇パスを確認しました。どうぞお通りください」
出国管理官は真新しいパスから目をあげ、持ち主の少女の手に返した。ガンピスンに髪飾り。ヒュムパンツをあわせているらしく、すらりと伸びた白い脚が眩しい。歳は17、8歳。中堅どころの魔道士といった風情だ。
初めて乗船するのだろう、緊張した面持ちながら、もの珍しそうにきょろきょろとあたりを見回している。
「失礼ですが、飛空艇ははじめてですか?」
他に乗船する客もいなかったので、管理官は少女に訊ねた。
「そうなんです!ずっと憧れてたの、ほんとにほんとに、夢みたい!」
…やっぱり。
管理官は心の中でため息をつき、少しだけ少女に同情した。
「…まぁ、最初はびっくりされると思いますよ、いろんな意味で」
「そうなんですか?やっぱ、風景とかキレイなんで、びっくりしちゃうのかな?」
…まぁ、それもあるけどね…
「…そうですね、でも初めてだと、風景とか見る余裕はないかもしれません…」
「?」
きょとんとした少女の問いには答えず、管理官はゲートをあけた。
既に飛空艇は入港しているようで、喧騒が乗り場から聞こえてくる。
少女が目指すはバストゥーク。
バストゥークでは最近コロロカの洞門へ通じるゲートが開かれた。
新しい土地を目指して、多くの冒険者が、バストゥークを経てコロロカへ向かう。
当然、ジュノからバストゥークへの飛空艇の定期便は混雑を極めるようになっていた。
…やれやれ、あんまりタチの悪いのに狙われなきゃいいが。
管理官は、勿論それを知っていた。混雑した艇内で、最近問題になっていることも知っていたし、少女がおそらく、その問題に巻き込まれるであろうことも予想していた。
だかといって、それを彼女に伝えて乗船を取りやめられても困る。乗船料で給料もらっている身だ。
だから、どの客にも必ずかける言葉をかけ、少女との会話を打ち切った。
「…いい旅を」
「…はい!」
…こ、こんなに混んでいるものだったの…
はじめて乗る飛空艇は、異常に人口密度が高かった。
壁際に1列に座席が並んでいるが、そこは既に満席。少女は入り口近くの手すりにつかまって立っていたが、後から後から入ってくる乗客に押し流され、壁際近くにおしつけられる格好で身動きがとれなくなっていた。前にも人。横にも人。背中にも人。
「まいったなー、最近バス行きめちゃ混むよなー」
「増便しろってなぁ、まったく」
頭のすぐ上で傍の乗客がぼやいているのが聞こえる。若い男のヒュームとエルヴァーンの2人連れだ。
「素朴な疑問だけど、タルタルってどうしてんだろな、ヘタしたら死ぬよな」
「なんか、網棚にのってるらしいぜ」
どうやら、能天気な会話をしている2人の間に割り込む形で挟まっているようだ。
「こんなんでバスまで乗ってるのキツイよなマジで」
「トイレとか最悪だしな、メシもくえねーし」
何か、恐ろしいことを聞いた気がする。
…こんなんだったら、テレポとチョコボにすればよかったかな…
初フライトで膨らんでいた希望が、みるみるしぼんでゆく。
−−−まもなく出航いたします、お立ちのお客様はご注意ください−−−
少女の気持ちを逆なでするように、出航のアナウンスが艇内に響いた。
しばらくの上昇飛行がつづいたあと、飛空艇は水平飛行に移ったようだ。
揺れていた艇内も静けさを取り戻す。人が多いわりには空調がしっかりしているようで、暑くはなかった。プロペラの稼動音が響いている。
「あー、こっからがヒマなんだよな」
「リンクシェルでだべるぐらいしかないからなぁ…」
頭の上では、あいかわらずヒュームとエルヴァーンが喋っている。
「ちぇ、うちのシェル ヒトいねーわ」
「中途半端な時間だからなぁ」
少女はぼんやりしながら、その会話を聞くともなしにきいていた。
…?…
胸のあたりを、なにか撫でられているような感触。
……え……
目をやると、男の手があった。色素の薄い、大きな骨ばった手が、両脇から回り込んでガンピスンの上から2つのふくらみを撫でまわしている。
…な、なんで…?…
少女には自分の身におきはじめたことが、よくわからなかった。
ただ漠然とした恐怖と戸惑いで身を硬くする以外、なす術をもっていなかった。
少女が抵抗しないことを悟ったのか、男の手は後ろから乳房を掴みあげた。親指と人差し指の股で乳房をぎゅっと搾り、あいた3本の指が谷間付近を不規則な動きで揉みにかかる。
搾られてはりつめた乳房が、揉まれるたびに男の指をぷりんと押し返す。
……さ…触られてる…?…
ガンピスンは比較的厚い布地でつくられているが、それでも男の指の感触を遮断するには至らなかった。くすぐったいような、ぞわぞわする感覚が胸元から広がってくる。
…な…なに…なんか変な感じが…
男の手は乳房を搾り、ゆさゆさと上下に動かしている。長い指先は谷間に留まらず、乳房全体を大きく包み、やわやわと揉みしだいた。
……やだぁ…な…なんか……
胸からしびれるような感覚が広がる。カラダが熱い。チカラが入らない。
「………あぅん……」
乳房に与えられた刺激に耐え切れず、少女は小さく喘いだ。
それに気をよくしたのか男の手が、ますます乱暴に乳房をこね回す。
「……い……いやぁ……」
むぎゅっと掌全体で乳房を握り、振りたて、ぎゅっと搾る。少女は逃げようと小さくあがいたが、男の腕の力は強く、乳房を支配されたまま、男の背中に押し付けられていた。
「おめー、何やってんのよ」
不意に、頭の上でヒュームの男の声がした。
「さっきからゴソゴソゴソゴソ」
…た…助かった……?
「いや、ヒマだし、うまそーなもんがちょうどあったからよ」
背中でエルヴァーンの男が悪びれずに答える。その間も手は休むことなく少女の乳房を蹂躙する。
「ふぅ……ふぁぅ……はぁぅ…」
「なかなか、いいぜ?」
そういうと、乳房を下から掬い上げ、ヒュームの男に差し出すように掌にのせた。
「へえ」
…た…たすけてよ……
少女の願いなど届くはずもなく、ヒュームの男がにたりと笑いながら、持ち上げられた乳房を前から鷲づかみにした。さっきの手とは違う感触がまとわりつく。
「……はぁぁ…」
熱を帯び始めたカラダが、新しい蹂躙を望むような声をあげた。
……いや……こんなとこで……こんなことされて…でも感じちゃうなんて…
「おまえ、白魔道士だろ?」
ヒュームの男が嘲笑を浮かべながら言った。片手で乳房を握りつぶし、もう片方の手でガンピスンのボタンをひとつずつ、はずしてゆく。白い肌とコットンの下着が、肩口から少しずつ晒されてゆく。
「や、やめて…やめてください…」
「女神様の加護をうけた聖職者が、こんなとこで感じちゃってていいのかい?」
露わにされた下着の中に両の手が滑り込んだ。あっという間に先端を探し当て、親指と人差し指でクリクリと転がし始めた。あいた指は乳房の下の方を揉む。布越しではなく、直に揉まれた少女の乳房は、ぐにぐにといやらしく形を変え、男の指にからみついた。
「いやぁ……はぁぅ…」
ヒュームの男に乳首を指先ですり潰され、少女は苦痛の呻きをあげた。
「……いたぃ……やめてぇ……」
男はかまわず責め続ける。時折爪でピンと弾くと、少女は口をぱくぱくさせながらのけぞった。
「痛いだけじゃないだろ?コリコリにしている癖に」
下着が一気にずり上げられた。巨きくはないが形のよい白い胸がぷるるん、とまろび出る。ピンク色の乳輪の先端の、やはりピンク色の乳首は、弄ばれ続けたことですっかり充血して、ぷっくりと硬く勃ちあがっていた。
「なに、おっぱい勃ってんの?」
エルヴァーンの男が背後で笑い、片手を腰にまわし、もう一方の手でガンピスンの片裾をまくりあげた。
「だいたいガンピスンにヒュムパンツなんて格好して。誘ってるんだろ?」
ヒュムパンツのウエストに手がかけられる。
「……だ…だめ……!はぁぁっ…」
少女が股に力をこめて抵抗しようとしたが、胸を弄られ続けているので全く力が入らず、あっけなくヒュムパンツは、少女の膝あたりまでずり下げられた。
……やん……お尻が丸出しに……
少女が下をみると、まくりあげられたガンピスンの裾の下に、露わになった自分の秘所があった。
そこに男の手が伸びてくるのが見えた。
「…いや…ぁぁ…っ…」
薄い茂みの上をエルヴァーンの骨ばった手が這い回る。指がゆっくりと下に降り、秘裂に伸びてゆく。
くち…くちゃ…
淫靡な水の音をたてながら、指はゆっくりと秘裂をかきまわし、奥へと侵略を開始した。
「やーらしい音」
指の主が少女の耳元で嘲り、ついでに耳たぶを齧り、耳の中に舌を這わせた。
「……ひゃ……はぅぅぅ…!」
ぞくぞくする感覚に襲われ、少女はびくびくと体を震わせた。ぷるんぷるんと乳房が揺れる。
「おめー、後ろいけよ」
ヒュームの男が片手を胸から放し、乱暴に秘裂に指を突っ込んだ。
「みろよ、オマエの汁」
粘っこい液体でぐっちょりと濡れた指を少女の鼻先に近づける。
「……いやぁ……」
少女が羞恥で俯くのを満足そうに見つめ、指は再び秘裂へ戻された。ぐちょぐちょと音をたてながら花弁を押し開き、肉芽を露出させて緩やかに擦る。
エルヴァーンの男の手が一旦離れ、今度は尻側から股の間に差し込まれた。愛液で溢れる膣に長い指がじゅぽっ……と音をたてて挿入されてゆく。
「エライあっさり飲み込んでくれるじゃん」
指が膣の中をぐりぐりとかき回し、内壁を擦る。じゅぷじゅぷと浅く出し入れし、時折指の付け根まで深く突き刺した。
「熱くて、よく締るよ♪」
「やぁぁぁっ……ぁぁぅ…」
少女の体は耐え切れずに崩れかけるが、乳房に食い込んだヒュームの手がそれを許さない。揉みながら無理やり体を持ち上げ、同時に肉芽を強く擦った。
…あぁぁぁ!…
のけぞって叫びかけた少女の口に後ろから手がまわる。
「ほら、あんま大きな声だすと、周りにきこえちゃうよ?」
「……んーーーーっ……むーーーっ…」
少女は涙目で唇を噛み、必死に声をこらえる。
「よしよし、いい子だね」
エルヴァーンの手が口から離れ、あいている乳房を揉みはじめた。膣を探る指に加え、別の長い指が尻の谷間をなぞり、菊門に溢れる愛液をすくって、塗りこめる。しばらく指先をほじるように動かしたあと
「はい、ご褒美」
指を菊門に挿入した。ぷちゅうん…ぬちゅ…と空気を含んだ音が響く。、
「………かはぁぅ……」
肛門に異物が入ってくる違和感に少女は声をあげた。ぷちゅ、ぷちゅ、と少しずつ侵入してくる。
「うっひゃー、俺の手、マン汁でべたべたになっちまうな」
2つの穴を征服した指が、一斉に激しく突き動かされた。
「あああぁっ…あぁっ!あぁぁっっ!!」
満員の艇内に、少女の耐え切れなくなったいやらしい声が響いた。
「おいおい、飛空艇ん中だぜ、ちったぁ遠慮しろよ」
同時に胸が揉まれ、乳首を引っ張り捻りあげられ、剥きだしにされた肉芽が乱暴に摘まれ、動かされている。
「あっ…あぁぁぅ…あうっ…ああああっ…!」
一度外れたタガは、もう戻せない。貶めるような男の言葉が、さらに少女を高まらせた。
「…ああぅ…いっちゃぅ…いっちゃぅいっちゃぅ…ああ…いくいくいくぅ…!」
じゅぽっ……んっ… ぬちゅぅ……っ
「…あ……あぅ……?」
少女が登りつめる直前、すべての責めが中止された。
「んじゃ、俺からな」
ヒユーム男がズボンのボタンを外し、赤黒く怒張した肉棒をとりだす。
「ちぇ。先に俺がみつけたんだぞ」
エルヴァーンの男がぼやきながらも両手で少女の脚を広げ、自分の腿をつかって、少女の尻を前に突き出させた。少女はもはや抵抗することもなく、赤く充血し愛液でてらてら光る自分の秘裂に肉棒があてがわれるのをうつろな目で見ていた。
じゅぷじゅぷ…ぐちゅぶちゅ…
肉棒が秘裂をかきわけ、膣を押し広げて飲み込まれてゆく。根元まで入るとヒュームの男は少女の腰をもちあげ、直立させた姿勢をとらせた。
「あああああああっ!!」
身長の低い少女は肉棒に串刺しにされ、つま先立ちで直立させられた。突き上げられると足先が浮く。
「あぁっ!あぁぁっ!! あぁぁ!」
その度に少女は絶叫し、結合部から愛液が溢れ、ぶちゅぶちゅと卑猥な音が漏れた。
男が腰を動かすと、少女の体全体が大きく上下した。袖だけ通っていたガンピスンが、はらりと床に落ちた。
「ああーっ!!ああ!いぃ!いっちゃぅ!いくいくいくいくぅぅぅ!!」
少女は勿論そんなことには気づかず、今度こそ絶頂を迎えていた。
「あのー…」
その様子を自らをなだめながら観察していたエルヴァーンに、数人の男が声をかけた。
「まだバスまで1時間ぐらいあるんで、終わったら貸してくれませんか?」
「ああいいっすよ、次俺なんで、順番ダイスできめといてください」
ぐったりした少女を連れのヒュームから受け取り、背後から挿入しながら答えた。少女はかすかに抵抗したが、あっさりと肉棒をくわえ込み、肉芽を少しいじるとあふん、と甘ったるい声をあげた。
「んじゃ、お先にイってきま♪」
「がんば〜(・∀・) 」
「TPためでどうぞ〜w」