ここに二人の冒険者がいる。ジョブは共に赤魔道士。
それを証明するように二人はあの独特の赤いアーティファクトを身につけていた。

ミスラの方はタバードの代わりにジュストコール。その色彩のコントラストもさることながら、タイツの横のヒモの間から浅黒い肌が眩しく覗く。
ヒューム女の方はタバードの代わりにカスタムベストを身につけている。露出した肩から、ヒップラインから若さをあふれさせている。

ある程度のレベルに到達し、憧れの衣装を手に入れるまでのあの混沌とした日々・・・それを一時忘れるように、今時の女の子らしくおしゃれを楽しみながら二人は気ままな旅を満喫しているようだ。新たな旅立ちの日まで・・・。
しかし、今日はいつもと違っていた・・・

先程、二人は他の冒険者が作ってしまったトレインを片付けていた。その数はあまりにも多く、弱い相手とはいえ、二人はかなり苦戦したのだった。
全てを片付け終わり、助けた白魔道士にテレポでコンシュタットまで送ってもらうと、
笑顔で手を振り、チョコボに乗ってバストゥークを目指すことにした。
チョコボに乗ること自体久しぶりだね・・・そんな言葉を交わしながら、
グスタベルクの滝が見える橋の辺りまで走って来たところで異変は起こった。

「ちょ・・ちょ・・・っとごめ・・・」
ミスラが体の不調だろうか、チョコボの足を止めてうずくまったのだ。
「ちょっと、だいじょう・・・」
女がチョコボを降りてミスラの肩に手をかけると・・・あの美しい緑の衣装が肩口から血で真っ赤に染まっていたのだった。

瞬間・・・ミスラの体がチョコボからずり落ちた。あわてて女が受け止める。
ドクドクと鼓動が伝わってくるのがわかる。
女はミスラを背負うと、橋のたもとから崖をゆっくりと降りていく・・・。

ーーたしかあの滝の裏には洞窟があったはずーー

いくらこの辺りの敵が弱くても、負傷した仲間を抱えてモンスターに出くわすのはまずい。今のミスラにはバストゥークまで歩く力はないようだし。
それに薬もない。もし毒矢だったらとにかく急いで傷口を洗い流さないと・・・
あぁ・・・どうしてサポを白にしてこなかったのかしら・・・
背中に伝わる体温がだんだん熱くなっていく・・・急がなければ・・・
そして二人は滝の裏にある洞窟にたどり着いたのだ。

「ふぅ・・・着いたぁ・・・」
女はミスラを横たえさせると、その場にへたりこんだ。
でもすぐさまミスラの方に振り向き直し、その血染めの衣装に手をかけた。ところが・・・
「い・・・ぃ。あたし・・・だいじょぶ・・・だか・・・ら・・・」
ミスラがその手をとっていやいや・・・と首を振ったのだ。
「こんなところで恥ずかしがってる場合じゃないでしょ!?ここなら敵もそうそう来ないし」
ミスラの出血はひどくなっている。女は意を決してミスラの衣装をはぎとった。

次の瞬間・・・女は言葉を失った。

肩口は血で真っ赤に染まってはいるものの、ミスラの体に醜い傷があったわけではない。
女は初めて見た・・・華奢ながら程良く筋肉の着いた上半身。
しかし・・・そこにあるはずの双丘は見当たらない。
そう・・・ミスラは男だったのだ。何も言えず呆然とする女に少し意識が回復したのだろうかミスラは口を開いた。

「あた・・・俺達ミスラの元々の故郷がウィンダスじゃないことは知ってるかい?」
女は黙ってコクコクとうなずいた。ミスラは続ける。
「何年かに一度・・・ミスラの村にたった一人男が生まれる・・・。
表向きは神の化身だとかなんだって崇め奉られるけれど・・・本当はただの繁殖の道具。女どもの性欲のはけ口さ。そんな俺を不憫に思った俺の産みの親は、ある夜俺を逃がした。それからどうなったかはわからない。
俺は一人で必死に生きてきた・・・。この姿が俺の素性を隠し、ここまで来た。そして・・・あんたに出会って・・・」

女はまだ黙っている。あきらめたようにミスラは更に続ける。
「あんたのそばにいたくて・・・言えなかった。男を遠ざけ、強い魔法剣士を目指してたあんたに・・・自分が本当は男なんだって事を・・・。もう・・・こうなってしまっては・・・」

ミスラは洞窟の天井を仰ぐと白魔法ケアルを唱えた。傷口が塞がっていく。
そして、まだ押し黙っている女にミスラは自らの唇を重ねた。
女は抵抗するが、ミスラとはいえ男の力にはかなわない。やっと唇が離れると、ミスラはこう告げた

「もう・・・止められない・・・」
呆然とする女の顔を見ながらミスラは女に覆い被さった。

ミスラは何度も何度も女にキスをする。額に、頬に・・・そしてまた唇に・・・。
そしてそれが首筋に移動しようという時に、ふとミスラは女の後頭部あたりに手を回した。
ショートボブの髪の毛を少し束ねた髪飾りを外したのだ。ミスラは愛おしそうにその髪を撫でた。
そして止めていた口づけを再開した。ミスラの赤い髪が女の白い肌にさわさわとかかる。

女は抵抗出来ずにいた。両腕はミスラが身につけていサンドリア製のベルトに拘束されていたし、
初めてされる愛撫にとまどっていた。女は今まで戦いに明け暮れてキスをしたことすらなかったのだ。
女が初めて声を出した。
「お願い・・・やめて」
しかしもう何年も何年も隣で寝顔を見ながら我慢をし続けてきたミスラに、その声は届くはずもなくその手はカスタムベストにかけられた。
そのネコのような鋭い爪で、女の上半身を締め付けている紐を切り裂いた。
「・・・・・っ」
女は恥ずかしさで涙を溢れさせていた。魔法剣士とはいえ、その肌は完全に鍛え上げられた前衛のそれとは違い、胸のふくらみは鼓動に合わせてふるふると震えていた。
ミスラはそのふくらみに顔を近づける。そっと揉みながら周りからその薄紅色の中心へと刺激の範囲を狭めていく・・・。
ザラザラした舌がやわやわと刺激をしていくと、女は自分でも聞いたこともないような声を自らが出していることに気付き、必死で声を押し殺した。

「く・・・っう・・・」
「ここなら、そうそう人はこないんだろ?」
愛撫は優しいが、ミスラの口調はあの種族独特のいたずらっぽいものに変わっていた。
ミスラは女の腕を拘束していたベルトを外すと、彼女が大事にしているカスタムベストを丁寧に脱がせた。
「いつも言ってたじゃないか。こんな男を挑発するような格好をしてちゃいけないってw」
すべて露わとなった女の上半身。ザラザラのミスラの舌が胸よりも下に移動する。女の体がびくんと跳ねた。
「ひゃ・・・っ」

ーーやめてーーそう言えば言うほどミスラの行動はエスカレートしていく・・・
もはやその感覚は快楽に変わりつつあるのに、まだそれに気付かない女はそう考えた。だから反応をしないようにしないように自分を押し殺そうとした。
しかし・・・種族の女達の性欲を満たすために生まれてきたミスラの攻撃が女の理性をだんだん奪っていく。
ミスラが再び胸にターゲットを戻した頃には、女の上半身はミスラの唾液と自らの汗でじっとりと濡れていた。
そして・・・その下半身も・・・それを悟られないように女はミスラの顔を自分の胸に押し当てた。
ーーこれ以上脱がされさえしなければいいーー
しかし、そんな幼い戦法もミスラにはお見通しであった。ミスラは女に優しく口づけると、胸の先端に口を当て、舌でクリクリッとその実を転がした。
「あぅ・・・っ」

女は再び体をびくっとさせた。体の力が抜ける。もう気力だけではどうにもならなかった。
「もうどうにもならないって?w」
見透かしたようなミスラの言葉に、女は首を振って答える。またミスラは先端を責める。
「そん・・・なことっ・・・うぁ・・・っ・・・や・・ぁっ・・・」
誰もいない洞窟に女の声だけが響く。それがミスラの情欲にますます火を付けた。

ミスラは女の腰の下に腕を回し浮かせると、ワーロックタイツ・・・といってもほとんどそれはタイツというよりショートパンツに近いモノなのだが・・・それを引き下げた。
「いやぁ・・・っ」
女の作戦は失敗に終わった・・・それよりももっと重大な誤算があった。

女はタイツの下に下着を着けない。・・・そうあれはまだミスラを「女」だと思っていた頃のこと・・・
「下着の線が出ちゃうなんてかっこわるいわよ!もうしばらく男とPT組むこともないし、これからはおしゃれにこだわるわ♪」
「でも・・・どこで男とすれ違うかなんてわかんないじゃない」
「だーいじょうぶ!やらしい目で男が近づいてきたら迷わずWSうっちゃうからw」
そう言って旅を続けてきたことを今、女は猛烈に後悔した。

今、ミスラの目の前には生まれたままの姿になった女が横たわっていた。小柄な身体に似合わぬ長い脚が全て現れた瞬間、女は最後の気力を振り絞って、その両の脚を固く閉じた。
ーーもう・・・これ以上は・・・ーー
無駄な抵抗であることには変わりないのだが、とにかく女はそうしたのだ。
ミスラはまたいたずらっぽい笑顔を浮かべた。
「かわいいね・・・」
そう言ってまた口づけを始めた。もう女の感覚はミスラの思うがままである。女の胸の弱いところへ舌を這わせると、
新しい遊び場を求めるように、その手は下半身へと伸びていった。

「あ・・・はぁ・・・んっ・・・」
必死でこらえる女の声はだんだん大きくなっていった。
それを見て喜びながらミスラはそのヒュームよりはるかに性能のいい耳で感じ取っていた・・・何かが近づいてる。
ミスラは女を抱き上げる。自分を侵していた感覚が急になくなって、拍子抜けの表情を見せる女に
「やめてほしくなかった?」
ミスラがそう言うと、女は顔を赤らめた。もう否定の表情は見せていない。
「続きはこっちで・・・ね。それとも見られる方がいいかな?w」
そう言いながらミスラは女を抱きながら洞窟をもっと奥に進む。そして大きな石碑の後ろに女と身を隠した。
女を石碑に手を付かせる形で後ろ向きに立たせると、ミスラはその後ろから胸のふくらみを楽しんだ。
「誰かがこちらに近づいてる。声を出したらばれちゃうよ?w」
「・・・えっ・・・?」
表情をこわばらせる女を余所に先程とは違う角度から女を愛でるミスラ。女の形のいいお尻から白い太股をつたう愛を求める液体が溢れているのが見えた。
ミスラの手は迷わずその泉に手を伸ばす。
ぬるっとした感触と透明な液体がミスラの指をあっという間に包み込む。指を動かす。
「あ・・・ぁぁ・・・」
女の口からため息ともつかない声が出る。もうそれは自分を求める喜びの声だ。
「ほら、聞こえちゃうよ?俺は見られてもいいけどねw」
「い・・・いやぁ・・・あぁ・・・」
「見られたくない?」
女はやっと・・・という感じでうなずいた。
「じゃあ・・・誰かに聞こえないように、その口塞いじゃおうw」
ミスラは女をこちらに向かせると唇を重ねた。最初の時と違い、女の柔らかくあたたかい舌がミスラの舌と絡まり
くちゅ・・・くちゅっと音を立てた。唇を離すと荒い息づかいと共に互いの間にキラキラした糸が引いた。

近づいた足音は入り口の付近で止まった・・・どうやら戦闘が始まったようだ。
あの様子じゃしばらくかかりそうだ・・・。そう判断したミスラは女にこう言い出した。
「さっきも言ったけど・・・ミスラは女ばかりだ。男はその身体一つでどうやってたくさんの女を相手にすると思う?」
もう女にそれを考える余裕などなかったが・・・息も絶え絶えにこう答えた。
「な・・・に?」
ミスラはいかにも楽しそうに自分の尻尾を女の前にかざすとその先端の毛皮を下にずらした。そこにはまぎれもない生殖器・・・立派なモノが現れたのである。
「ミスラの男は2人一度にやれてしまうのさw」
そう言うとその尻尾を女の口に押し込んだ。喉の奥まで突っ込まれたので女の目にはまた涙が流れた。ミスラは尻尾で女の口の感触を楽しむように動かした。
「んうっ・・・む・・・んんっ・・・」
口の中を犯されているというのに、四つん這いになっている女の下半身からはまた液体が流れ出す。
ミスラは女のお腹の下に潜り込むようにすると、その愛液がポタポタこぼれそうな秘密の場所をじっと見つめる。
あわててこちらを向こうとする女にミスラはこう言った。
「ほら、口を離しちゃうと聞こえちゃうよ?」
そう言ってそこに舌を這わせた。今までにないぐらい女の身体がびくんと跳ねる。確かに口を離せば自分の声が出てしまうのは明らかだ。
女はミスラの尻尾を加えたまま快楽に身を委ねる。女の腰がビクビクと痙攣しそうになったところでミスラは舌の動きを止めた。どうやら戦闘を終えた冒険者が石碑に辿り着いたようだ。

ミスラは女をさっきのように石碑に手をつくようにして立たせると口から尻尾を外した。そして
「声・・・出しちゃだめだよ?聞こえるだろ?冒険者が来てる」
そう言うと自らのタイツの横ヒモをほどき、今度は自分の熱くなったモノを女のヌルヌルの秘部に押し当てる・・・。
ーーーひっ・・・−−−
貫かれた痛みとそのあとに来る快楽・・・そして声を出せないもどかしさにに女はおかしくなりそうだった。
「んくぅっ・・・んっ・・・」
ミスラの腰が動くたびに押し殺した吐息が女の口から漏れる。ミスラにはそれが楽しくてたまらないようだ。
「声でちゃいそう??w」
小さな小さな声でささやくと、女は涙を流しながらうなずいた。再び女の口に尻尾が押し込められた。もう女は抵抗しない。
2つの口を責められながら、女は初めての絶頂を迎えた・・・。声も出せぬまま。

粘土で碑文を写し取った冒険者が立ち去るのを確認すると、ミスラは尻尾を口から外してやり、こう言った。
「どうだい?俺のことが必要?俺はずっとそばにいてくれない娘とはもうやれないよ?」
ミスラは女の身体からモノを引き抜こうとした。女はミスラにいやいやと首を横に振った。
「い・・・や」
「ん?ちゃんと言ってくれないと俺わかんないよ?w」
「あな・・・たが必要な・・・の」
羞恥心・屈辱・・・そしてそれに勝る快楽への欲求・・・その言葉を生み出す女の顔は複雑な表情をしていた。
「俺の何がほしいの?すべて?それとも・・・?」
「あ・・・あなたの・・・が欲し・・・いの」
「そかwじゃ、永遠に俺達は一緒だね?」
女はもう、うなずくしかなかった。ミスラは再び女を四つん這いにさせると、今度は尻尾じゃない自分のモノを女の口に押し込んだ
「んふぅ・・・っ」
女はそれに舌を絡ませて受け入れた。ミスラはその感触を楽しみながら腰をだんだん早く動かしていった。
ズッ・・・グチュッ・・・という音と共に二人の息づかいが荒くなる。
「俺・・・いく・・・ッ・・・出すぞ・・・!」
白とも透明ともつかないミスラの精が女の口に注がれた。口を離そうとする女の顔を押さえつけてミスラはそれを残らず流し込む。
全て飲み干して涙ぐむ女の髪を撫でながら
「ほら・・・もう大きくなってる・・・わかるかい?」
今さっき出したばかりのはずなのに、ミスラのモノはまだドクドクと硬さと熱を持っていた。

俺に抱きついて・・・お願いしてごらん?入れてくださいって・・・」
女はよろよろとミスラの肩に手を回すと
「入れて・・・下さい・・・わた・・・しは永遠にあなたの・・・ものです」
「よくできました♪」
先程とは打って変わってミスラは一気に女の中に入り込む。少し動くと今度は脱ぎ散らかした服の上に女を上にして寝ころび、
一気に腰を突き立てるようにした。
「あ・・・あぁっ・・・あ・・・あっ・・・」
女の声が響き渡る。今は誰もいない。いたとしても見られたって構いはしない。女の腰も動き出していた。
「ずっと一緒だぞ?」
「あぁ・・・は・・・はい・・・」
女の奥の奥まで堪能するようにミスラは大きく腰を動かしていく。肉体のこすれあいぶつかりあう音が女の声と滑稽なハーモニーを奏でる。
ミスラは上半身だけ起こすと女の胸をまた愛でる。女は再び身体を痙攣させた。
「んあぁ・・・っ」
「こんなに乱れるなんて・・・出会いの頃は思ってもみなかったなw」
今度は女を下にして横たわらせる。ミスラの征服欲が少しずつ満たされていく・・・。
「こっちにも・・・入れてみるか」
ミスラはそう言うと尻尾を女の口に含ませ、湿り気を与えた。そして指を臀部の窪みに滑らせるとそれをほぐすようにまさぐり始めた。
「そ・・・そこだけは・・・いやぁっ」
哀願する女の唇を塞ぐとミスラは尻尾をこの窪みに沈めていった。

「ひぁぁ・・・っ」
意外にも女はそれほど苦痛の声は上げなかった。もはや苦痛よりも違う感覚に女は支配されているようだ。秘部もお尻も塞がれながら
女はミスラと激しい口づけを交わした。ミスラの腰の動きが激しくなっていく。完全に覚醒された女の中はそのモノを激しく締め上げていく。
「あ・・・ふぁっ・・・ん・・・あぁっ・・・」
「はぁ・・・っ・・・はぁ・・・はぁっ・・・」
もうヌチュヌチュという音と女の声、ミスラの息づかいだけが洞窟にこだましていた。
「もう・・・もぉ・・・ダメっ・・・イ・・・っちゃう・・・あぁっ!」
女が絶叫のような声を上げて再び絶頂を迎えた瞬間、ミスラも2つのモノから女の中へ精を吐き出した。

洞窟の中にはいつしか朝日が差し込み始めていた。もう何度身体をつなぎ合わせたのだろう・・・。
「もう・・・俺の見えないところに行くのは許さないよ?」
ミスラは涙を流し呆然と横たわる女と唇を重ねた。
そして、また狂宴の始まりを告げるようにミスラのモノには熱が戻っていたのだ・・・。