冒険者達は焦っていた。
「セイラ!大丈夫か!!」
緑色の血に染まる剣を右手に構え、左手に大きな盾を持ったヒュームがオークの一太刀を
素早くかわしながら叫んだ。
「えぇ、大丈夫ょマイケル。少しかすっただけ。それよりチャムを。」
栗色の髪をした白魔導師は額の汗を拭いながら答えた。
 その間にも仲間のガルカ2人が両手斧を振り回しながら
次から次へとあふれ出てくるオーク達と必死の激闘を繰り広げ
タルタルの女の子が瀕死状態に陥ったミスラのチャムをセイラの方へ精一杯の力で
担ぎながら運んできた。
 ほんの数十分前までは彼らの他にもいくつかのパーティーが
近くでオークを相手に戦闘をしていた。だが、ふとすると、周辺にいたはずの冒険者達は
忽然と姿を消し、オークの群れだけが自分たちの周りにうごめいていた。
さきほどの戦闘を終えたばかりで、彼らの中には脱出する効果のある
魔法を唱えられるものはいなかった。
四方を囲まれるわけにはいかいと、とっさにリーダーであるマイケルが判断し
みんなを崖側に移動させ、そこでマジックパワーの回復を待ちながら、
迫り来るオークの群れ相手にこらえていた。

「クソッ、せめて修道窟への入り口さえ行ければ。」
ガルカの一人が消耗した体力を表すかのように焦りの声を出した。
しかし、無常にも数え切れないほどのオークを相手に徐々に崖に後ずさる他なかく、
オークの中には弓を使うものもいて、たやすくマジックパワーを回復させまいとしていた。
 と、その瞬間、後ろに回ったオークに抱きつかれ身動きのきかなくなったガルカが
正面にいたオークに顔面を思い切り殴られた。
ガルカはキッとオークを睨むが、すぐさま次の一発が鳩尾に強打し、
がくんとうなだれると、動かなくなった。
「クソォォォォォ!!!」
「待てっ!!慌てるんじゃない!!」
今では緑色に染まってしまった白い鎧をまとったヒュームが叫んだが
すでにもう一人のガルカは2本の刀を振り回しながら敵陣の真ん中へ走り出していた。
と、その瞬間激しい爆発が起こり、辺りが一瞬砂埃に包まれ、獣のうめき声がその場を支配した。
「ボォォォブ!!!!」

 彼は自らの命と引き換えに、仲間のためにオークを一蹴する覚悟を決め、
最初で最後の諸刃の剣を鞘から抜き、振りかざしたのだった。
「クソォ・・・ボブまで・・。」
マイケルは目に涙が浮かぶのを感じながら、いまだ視界のはっきりしない中呟いた。
だが、けむりが少しずつ晴れていくと共に、驚愕の事実が彼らをいっそう困惑させた。
そこにはとどまるところを知らないオークたちの陰が、沈み行く太陽の光に照らされながら
ゆらゆらと浮かび上がっていた。
「なんてこった・・。ボブの命を賭けた攻撃でさえやつらを一掃できないのか!」
マイケルが呆然と立ち尽くしながら言った瞬間、セイラが声を震わせながら言った。
「チャ、チャムとまりもが崖から落ちちゃった・・・。どうしよぉマイケル!」
これほど高い崖から落ちたら、まともではいられない・・とマイケルは思ったが口にはしなかった。

 マイケルは、もはや残った2人が無事では助かる事はないだろう、と思った。
俺は仲間を守るためにいるはずのナイトなのに、4人を助けられなかった・・。
せめて、せめてセイラだけでも助けなくては!
覚悟を決めると、くるりときびすを返し、呆然と涙を流しているセイラに抱きついた。
「いいか、俺が下敷きになって崖を落ちる。この高さならばやつらも追ってはこないだろう。
  お前は俺の上になって、落ちたらマジックパワーを回復して、下の3人にレイズをするんだ。
  ボブとザップは悔しいが今はどうすることもできない。いいな!」
そういうと、マイケルは崖を飛び降りた。

 しかし、オークはその瞬間を見逃さなかった。
二人が飛び落ちる瞬間、二人を追うように崖に向かって一匹のオークが槍を地面に投げ捨て、
ジャンプをした。セイラは心臓をえぐりとられた様な気持ちになった。
ジャンプしたオークがセイラのローブをがっしりとつかみ、他のオークがそのオークの足をつかみ
それが連鎖して、ひもの様に崖から垂れ下がっていた。
その反動で「紐」の先端部分に位置するマイケルが崖の側面に頭部を強打し、意識を失い、
セイラを離して太陽の影になり、先の見えない漆黒の広がる崖の下に落ちていった・・・。

 朦朧とする意識は徐々に平静を取り戻しつつあった。
しばらくすると、セイラは自分が体中縛り付けられ、目隠しをされ、
くつわをつけられていることに気づいた。
 そうだ、私だけ確かオークにつかまって、気を失っていたんだわ。でも、今どういう状況なの・・。
混乱する中、近くで獣達の声が聞こえた。
「ボス、さきほどの人間の娘、命を残してどうするつもりなんですか?俺たち戦闘で腹減って早くあの人間食べたいよ。」
「ダマレ!!あいつぁ、俺だけの食い物だ。貴様ら一匹しか生け捕りできなかったのだろぅ?
 それとも、俺の食いものを横取りでもしてみるか?あぁ?」
ボスと呼ばれる獣がそういうと、他の獣はだまりこんでしまったようだ。
 ちょ、ちょっと待ってよ!それじゃ私、あいつに食べられちゃうって事?冗談じゃないわ!
 でも、こんな状況じゃ、一体どうすればいいの??ヤバイ・・・絶体絶命だゎ・・・。
彼女は頭の中でまとまらない考えとつのる不安に困惑していた。
彼女が目覚めたことに気づいた獣の長、ボスが近づき、突然彼女をかつぐと、
奥の部屋へと、姿を消した。
ドサッとおろされると、獣が、刀をブンブンと振り回す音が聞こえた。
 マズイ・・・いよいよ食べられちゃう・・と、とりあえず叫ばなきゃ!!

「ぃぁぁぁぁ!ぁぇてぇぇぇ!ぁすぇてぇぇ!!!」
「ウルサイ小娘だ。静かにできんのか・・。」
「ぁって!はぁしをぃぃて!」
「ぁあ?話だと?・・フンッいいだろう。」
くつわのみがはずされた。
 と、とりあえず、うまく丸め込んで助からなきゃ・・。で、でもなに話せばいいの!?
「なんだぁ?何も話すことはないのか?ったく手間取らせやがって。」
「あ、あんたら知らないでしょう!人間の女はとってもウマイのよ!?」
「ぁ?知ってらぁ。だから食うとこなんじゃねぇか!」
「違うわょ!アッチの話よ。」
セイラは昔、オークのほとんどは雄で、雌はごくまれにしか生まれてこない、という話を聞いたことがあった。
それでふと思ったのだ。こいつらにそっちの話をすれば、とりあえず殺さないで、逃げるチャンスも出てくるのでは、と。
「む、そ、そうなのか??」
「えぇ!私は特にとても上手なのよ?どう、食べるより、気持ちイイ事してあげるから、食事はちょっと待たない?」
セイラはなんとかうまくいった、と思い続けざまに言った。
「だから、とりあえずこの目隠しと縛ってる縄、ほどいてよね。いいでしょ?」 

だが、彼女の考えは甘かった。次の獣一言で愕然とすることになる。
「まぁ、食うのはやめて、えっちな事するのはよしとして、なぜ縄をほどく必要があるのだ?そのまま、束縛プレイといこうじゃぁないか」
クククと獣がにやつくと、突然臭い息がセイラの鼻を襲った。
 あぁ、なんてこと・・。これじゃ死ぬのはとりあえず逃れても、死ぬより辛い事されちゃうょぉ・・。
セイラの悲痛な願いとは裏腹に、獣は息が荒くなっていった。
 ビリ ビリビリッ
しばってある縄の下にあるローブを獣はかまわず引き裂いた。と、同時に、
可愛い真っ白なブラに包まれた胸が姿を現した。
「ふふ、なかなか大きなおっぱいじゃねぇか。」
「や、やだぁ・・。やめてぇぇ!!」
泣きそうになりながら、周りがどうなっているか見えない、という状況に恐怖を覚えて叫んだが、無駄なことだった。
「ばかいっちゃいけねぇぜ、嬢ちゃんが誘ったんじゃねぇかぁ!むはっ むははぁ!」

獣とがったつめが、真っ白なブラの紐を襲う。いとも簡単にその紐は裂かれ、
セイラのたわわのおっぱいがあらわとなった。そして間髪いれず、獣はそのおっぱいに手をかける。
周囲から頂点に咲くピンク色の花を目指して渦巻きを描くように指先が肌をなぞる。
「ん・・や、やめてぇ・・・」
目隠しをされたセイラにとって、次何が起こるかわからないという恐怖はすさまじく、
また、見えないことによって、自分の体に触れるひとつひとつが敏感に感じられるのだった。
「ちょっと触っただけなのにこぉんなに乳首をツンとさせてんじゃぁねぇかよぉぉ」
獣は左手で同じようにおっぱいを周辺から攻め、頂点に達すると、指先でコリコリと乳首をつまみ、
爪をたてたりした。そしてもう片方のおっぱいを長く尖った舌でナメズリ回すと、乳首をくわえ、
中で舌を激しく動かし攻め立てた。
「くぅ・・ぁん・・・ぁっ・・・・やめっ・・」
獣はセイラが不本意にも無意識に出してしまう喘ぎ声を聞くたびに鼻息が荒くなり、比例して下腹部が膨らんでいった。
左手と口で乳首を攻めつつ、右手でセイラの下半身のローブを剥ぎ取ると、パンツの上から溝にそってなぞりだした。
「おいおぃ〜、もうこんなに湿らせちゃってやがるよぉ。えっちなんだなぁぁ」
セイラの意思とは反対に体は素直に快感に反応していた。
 ぁん・・ぃゃ・・・ま、ともに・・嫌・・がれな・・・い・・。
彼女の体は全身縛られているため、無論身動きすらできず、ただ獣にされるがままだった。

下着の横から獣の指が侵入し、そのままセイラのアソコをなぞりはじめた。
「ぁぁん・・・ぃ・・ぃぃ・・きも・・ちぃぃ・・」
獣はそのまま強くセイラの花芯をつまみあげ、刺激する。左手と舌も絶え間なく乳首を締め上げ
全身からくる快感にセイラはもはや抵抗の意を口にすることすらできず、むしろ、快感に全てを委ねようとしていた。
獣は乳首から口を離し、両手で下着を剥ぎ、栗毛の密林の先にある、花園へその舌を伸ばした。
獣の舌は人間のそれより長く動きが機敏なため、花園の奥へ奥へと侵入し、刺激をいっそう強めた。
「ひぃぃ・・・ぁふぅ・・ゃん・・きもちぃっ・・・」
クチュクチュといやらしい音を立てながら、セイラのマ○コを舌がはいずりまわる。

空いた両手で獣は自身の下半身を覆う麻布を脱ぎ捨てた。獣のソレは天をめがけそびえたっていた。
獣は体を180度回転させ、ビンビンになった息子を無理やりセイラの口に押し込んだ。
「ぁふぅ・・・んぐ・・むふぅぅ・・ん・・ぁん」
セイラの体は拒むことができず、そのまま息子を根元まで口にくわえた。
そして、再び獣はその舌でセイラのマ○コをいぢくりだした。
「おらぁ、気持ちいいことしてくれるんだろぅ?俺のティムポなめまわさんかぁぁ!!
 できねぇってんなら、てめぇのマ○コ引き裂くぞぉぉ!!ほら早くしろぉぉ!」
「はふぅ・・・むぐぅ・・ぃゃぁ・・」
セイラは体の感じるままに逆らわず、獣の硬く膨張したティムポをなめまわした。
クチュ クチュ チュル ぢゅぶぢゅぶと、いやらしい水音を立てながら、フェラし続けた。
獣もさすがに気持ちよくなてきたのか、腰を動かし始めた。
そしてセイラのマ○コに指をいれ、激しく、激しく上下させた。
「ぁぁん・・・むふぁぁ・・んぐぅ・・・イクゥ・・」
「うぉぁぁ、あぁ、いいぞ、気持ちイイぜぇぇ!!おらぁもっと激しくなめろぉ!
 そうしねぇとマ○コいぢってやんねぇぞぉ!!!」
「わ・・か・・・りまし・・たぁ・ぁふぅぅ・・ゃんん・・」
獣の指は激しく強くセイラのマ○コを刺激した。
「ぁぁぁ・・・ぃ・・ぃくぅぅぅ・・んふぅ・・」
セイラは絶頂を向かえ、ピュゥッピュッと噴水のようにマン汁が溢れ出た。

獣は愛液をすくい、舐め、マ○コにいまだ溢れている愛液も全て舐め尽した。
朦朧とするセイラの口からティムポを抜きだすと、まだ軽く痙攣を繰り返すセイラのマ○コに
亀頭を押し付けた。そのままマ○コの奥深くへとティンポをぶち込む。
「・・んふぁぁ・・・ぁん・・熱ぃぃ・・ぃゃぁ」
快感にセイラが反応した。だが、するとすぐに獣はぶっといティムポを抜いた。
「このティムポ入れてほしぃんだろぉぉ?入れてほしかったらこういえよぉ!
 『おちんちんを私のま○こに下さいご主人様』ってなぁ!!さぁ早く言えぇぇ!」
「ぉ・・ちん・・ち・・を・・・ま・こに・・・下さ・・主人さ・・ま」
「なんだぁ?しっかり言えてねぇじゃねぇかよぉ!!!オラァ!!しっかり言えやぁぁ!!」
「おちんち・・ま○こにぃ・・下さ・・ご・主人さ・まぁ」
それを聞くと獣は恐ろしいほど巨大なティムポをいきなりセイラのマ○コにぶち込んだ。
「オラァァ!!よく言えましたぁ!!ほらぁ!これが欲しかったんだろぉぁ!」
「・・んぁぁぁ・・ぃひぃぃ・・ぁぅん・・ィ・・ィッちゃ・・ぅよぉぉ」
獣は腰をとても人間の筋肉ではできないほどの速さで動かした。
そしてそれと共に巨大なティムポがセイラのマ○コをがんつきし、
ピストンする度にヌプヌプと音を立ててマン汁がピチャピチャと飛び散る。
「ぁふぅぅ・・ィクゥゥ・・ぁん・・もっと・・もっとぉぉ」
セイラの上気する声に獣もそそられて、ピストンをいっそう早くし、パンパンと音をたてる。


「んぁぁぁぁ・・・もぅ・・だめぇぇ・・熱いの中に・・中にぃぃ」
セイラが再び絶頂にいきかけて叫ぶと、獣は
「あぁぁ?聞こえねぇぇぇなぁぁ!!!!もっとデカイ声で言ってみろよぉ!!」
「熱い・・の・中にぃぃ・・っぁふぅ・・ぜん・・ぶ・・出してぇぇ・・」
「はぁっはぁっ、うぉぉ!あ、ぐぉぉ」
獣のこんしんの叫びと共に、熱い白濁はセイラのマ○コの中に全てぶちまけられた。
セイラも共に絶頂に達し、そのまま快感を感じつつ、意識をなくした。
「ふぅ・・こいつぁなかなか気持ちイイぜぇぇ!ふははは!こいつをこれから俺のタマッタ性のはけ口にしてやる。」
セイラは、目覚めると、自分の体を縛っていた縄がほどけ、目隠しもはずされ、だが、意識がとんでいる間にも何度も犯された事に気づいた。
自分の着ているものは全て獣の着ているものと変わらない物で、足に奴隷がつけているなまりが鎖で付けられていることから、自分の立場に気づかされた。
そして無意識のうちに獣に犯されたときの快感を思い出し、またマ○コが濡れてきているのにも気づいた。
「目覚ましやがったか・・。いいか、今日からキサマは俺の奴隷だ、いいな?!」
セイラは、ためらうことなく、だが、なんの力もこもらない魂の抜けた精神で答えた。
「はい、ご主人様・・。」

 川の水が流れる音がやさしく聞こえ、一人の男が全身を蝕む傷と激しい痛みの中、意識を取り戻し、
しばらく休むと、何かの決意を心の中に宿し、その地を後にした・・・・。