三国とジュノを結ぶ飛空挺航路。ジュノの玄関口となる港には、毎日多数の人や物資が出入りしている。
大半は正規のパスを持つ旅行者や合法な貿易品だが、違法入国者や非合法な物資の出入国も皆無ではない。
こうした「違法」を水際で阻止し、検挙するのがジュノ港に配置された税関の役目である。

そして今日も、私達税関係員による地道な調査と摘発は行われている。
今日は、サンドリア航路の入国検査で私が担当したケースをお話しよう。
申し遅れたが私の名はPiantimand。長いのでピアンティで差し支えない。サンドリア生まれのエルヴァーンだ。
祖国を離れジュノで入国審査と違反者の摘発、処遇業務を一任されてもう10年になる。


ジュノ港サンドリア便入出国管理事務所。
出国ロビーと入国ロビーの間に位置する小さな部屋で、一般の旅客には存在すら知られていない、地味な事務所である。
「困りますね、こういうものを持ち込まれると」
その室内で、私は椅子に斜めに腰掛け、煙草をふかしながらテーブルの対面に座る違反者を睨みつけた。
「あなたも冒険者ならわかるでしょう?これが競売やバザーで流通したら大変なことになることぐらい」
テーブルの上には先ほど没収した木箱が一つ。乱暴に開封された中で、獣人印章が鈍い黄金色の輝きを放っている。その数、10枚や20枚ではない。
「神印章まであるし。可愛らしい顔して大それたことやってくれるもんですね全く」
箱の中には油紙の包みもあり、銀色の獣神印章がいくつか顔をのぞかせていた。
「しらなかったんです!ただ、たのまれただけで…!」
煙草の煙に顔をしかめながら、違反者が必死の形相で訴えた。
漆黒の髪をボブカットにしたヒュームの娘だ。歳はせいぜい20歳前後か。綺麗に手入れされた指をテーブルの上で組んでいる。軍師コートが白い肌によく映えていたが、その顔は蒼白だ。
「わたしはただ、魔法を買うお金がほしくて…それでサンドリア港で…」
私は苦笑してみせながら、娘の訴えを遮った。

「みんなそう言うんですよ、頼まれただけってね」
怯えたように黙り込む娘を舐めるように眺め、先を続ける。
どちらかというと幼い顔立ち。軍師コートの胸元には隙はないが、豊かなふくらみまでは隠し切れない。
「まぁ、エロ本とか密造酒とかその程度なら、ここで没収して誓約書かいて放免なんですけど…なにぶん、モノがモノですからねえ…」
真面目な魔道士さんか。おそらく頼まれただけっていうのは本当だろう。
長くやっていれば、話した感じや顔色なんかで、嘘かどうかはわかるものだ。
わかるけれど、決められた手順を踏んで決められた書類をつくるのがお役所であり役人というもので。
「とりあえず、規定に従い別室で詳しい取調べと所持品検査を行わせて頂きます。その結果を踏まえて処遇を決定しますが」
そこで言葉を切り、涙が零れそうになっている娘の大きな目を見て、念を押した。
「取調べ、検査には素直に従って下さいよ?最悪冒険者登録抹消もあり得ますからね」
登録抹消、を聞いて娘の肩がびくんと跳ねた。
俯いて、消え入りそうな声で返事をする。
「…はい…」

たまにこういう役得があるんだよな…たっぷり取調べさせてもらうよ。
私がつくった規定を、私好みの手順を踏んで、ね。

入出国事務所には地下があり、そこが取調室になっている。
今回のように極めて悪質な違反者への取調べ、検査、尋問に充てられる部屋だ。
薄暗い急な階段を娘を先にして降ろし、突き当りの木の扉を開ける。
「入って」
娘の肩を押して石造りの室内に入った。正面の壁に娘を誘導する。
「尋問中は被疑者を拘束します。いいですね?」
私は天井付近に埋め込まれた鉄環から垂れ下がった3本の鎖の一つを取り、娘に確認した。
尤も断ることなど許さないが。
「………」
娘が無言で頷いたので、鎖の先に取り付けられた皮の首輪を娘の首にまわした。
「………くぅ…」
娘が小さく呻いたが構わず、留め金をきつく締めた。
続いて手を取り、残りの2本の鎖の先の皮の輪で手首を戒める。
両手をW型に開いた形に、足が地につくぎりぎりの長さになるようにそれぞれの鎖の長さを調節した。
ここであまり遊びをつくっておくと、尋問の際に暴れられて厄介なのだ。
つづいて足輪。壁際から少し離れた床埋め込まれたそれで戒めると、娘は少し腰を前に突き出し、肩幅程度に股を開いた形でしっかりと固定された。
軍師コートの下は色気のないホワイトズボンだが、尻のまるみは十分みてとれる。
「……やだ……」
多分に扇情的な格好を強制された娘が半泣きになった。俯くことも顔を背けることもできないように絡めとってやったので、恥ずかしさから頬を上気させたまま、怯えた表情を私の方に向けている。
やれやれ、まだ何もしていないのに。
娘の多感さに半ば呆れながら、私は取り調べを始めることにした。

とりあえず、先ほどとった調書を確認する。まずは名前と国籍、職業、冒険者のランクを確認。
ついで事実確認。先ほどの事情聴取での娘の主張を復唱した。
「あなたはサンドリア港のブルゲール商会のPortaureに依頼されて今回の禁制品を密輸しようとした。あなた自身は荷物の中身については全く知らされていなかった、そういうことですね?」
娘が必死な形相で返事をした。
「そうです…私は本当に何もしらないんです!…だからもう…帰してください…」
勿論その懇願を無視し、書類に眼をおとしたまま私は話を続ける。
「それについては、現在サンドリア港入出国管理事務所が照会しています」
娘の顔をみないのは、これから行うことへの期待で頬が緩みっぱなしになっているからだ。
「とりあえずあなたには、所持品検査を受けていただきます。他にも隠し持っている可能性が大ですからね」
書類を机上に置き、娘の傍に歩み寄る。
「まず装備ですが、全て没収の上検査にまわします。いいですね?」
言いながら、軍師コートのボタンに手をかけた。
「………!」
娘の顔が強張った。逃れようともがいたのか、腕と首の鎖が、上のほうでがちゃがちゃ音を立てる。
だが、娘の身体はその場で僅かに、よじられただけだ。
ぷちん ぷちん ぷちん
わざとゆっくりボタンをひとつずつ外す。
コートの下から白い首筋、鎖骨が見え、純白のキャミソールが現れた。絹布の光沢のある生地に、控えめなレースとリボンが付いている。少女趣味過ぎず、私の好みだ。
「これも、没収ですから」
私はその下着に手をかけ、力を込めて一気に引きちぎった。

全開になった軍師コートの前あわせの間に、ぷるるんと白い乳房がまろびでた。
みるからに瑞々しく、弾力のありそうな二つの丘。先端はもちろん上品な桜色だ。
「………いやぁ…!」
続いてホワイトズボンのホックを外し、一気にずり下げる。脚を開かせているので膝の辺りでとまった。
キャミソールと同じ、絹布の三角形の下着は、サイドがリボン結びになっているデザインだ。
「おねがい…もうやめてください……」
「…規則ですから、没収します」
ポケットから備品のククリを取り出し、サイドのリボンに刃を立てる。
ぷつん、という音がして下着はあっけなくただの布になり、髪の色と同じ漆黒の茂みが暴かれた。
まだまだ薄めで、その奥のやはり桜色の秘部が、わずかに見て取れる。
「コートとズボンの没収は後で行いましょうか……」
軍師コートの裾をまくり、腕輪の留め金に挟み込む。前あわせが大きく開き、胸元と細い腰が晒された。
中途半端に衣服を纏った格好で、隠すべきところを全て露出したその姿は全裸よりも卑猥だ。
「……うぅぅ…」
娘が羞恥からかすすり泣きはじめた。ふるふると震える細い身体は、全身薄い桃色に染まっている。
「巧妙な密輸屋は、身体のいろんなところに禁制品を仕込んで税関を突破しようとするんですよ」
ククリを収め、代わりに備品の手袋をとりだした。ごく薄い樹脂製の透明な手袋は、着用しても触覚は殆ど変わらない。最近の合成技術の進歩には恐れ入る。
「…いえ、もちろん貴女がそうだといっているわけではありません…ただ、被疑者である以上…ね」
娘の耳たぶのピアスと指輪をもぎとり、机の上のトレイに移した。魔力を増幅させる性能のよい品だ。
…こんなものに金つぎこむから、運び屋なんてやらされて、あげく裸に剥かれちまうんだよ。
「特に女性の場合は、合成で作った偽造バストの中に隠すケースが多いんですよ?」
もっともらしく理屈をつけてから、私は娘の乳房を両手で鷲掴みにした。
「……っ…!」
娘が息を呑む。
若い娘らしく固さの残る弾力に溢れる感触。掌からわずかにこぼれる程の、ほどよい大きさだ。

指に力を込めて揉みこみ、ぷりぷりとした手触りを楽しむ。
緩急をつけて揉みしだきながら、乳房全体を掴み、上下に振り立てると娘の腰がびくびくと小さく跳ねた。
ふむ、感度のよさそうな身体だ。
娘の顔をみると硬く眼を閉じ、唇をきつく噛んでいる。声を出したくないらしいその態度を見ると、意地でも啼かせてやろうという気になった。
乳房から手を離し、しこりはじめた両の乳首を親指と人差し指で摘み上げる。
「……っ!」
「おや、硬くなってきていますね…何か隠していますか?」
ピンク色の先端の根元にきつく爪を立てながら力をこめて引っ張ると、娘が呻いた。
「…いやぁ……!痛ぁ……」
かまわず爪を立てたまま、引っ張ったままぐりぐりと乱暴にまわしてやる。
「…やめ……いやぁ……っ…!」
苦痛の声をあげながらも、娘の腰がびくびくと痙攣した。乳首は私の指の中で一層硬くなり、指の腹ですり潰しても、確かな弾力を返してくる。
「どんどん硬くなってますよ…どうしてこんな硬くなっているか説明して頂きましょうか…」
再び乳房を握り、絞りながら乳首を嬲る。左の乳首を口に含み、軽く歯を立てて舌先で転がした。
「……はぁぅ……ぅ…!」
こらえきれなくなったのか娘が吐息まじりの声をあげた。身体がうっすら汗ばんでいる。

「……やぁ……あぁ……あふぅ……っ…」
両の乳首を交代で口に含み、その舌触りを楽しむ。私の唾液で濡れた乳首はぬらぬらピンク色に光り、外気に晒されることで、より一層いやらしくそそり勃った。
爪でぴんとはじくと、その度に全身をがくがくさせ、鎖が微かな音を立てる。
「説明できないのなら、ナイフを入れて、確認しましょうか?」
片手で胸を弄びながら、備品のククリを娘の頬にあてがう。刃を立てないように気をつけながら、ぴたぴたと数回、刀身で頬を打った。
「……いや……いいます……いいますから…やめて…」
娘が私に懇願するような眼をむける。とりあえずナイフをひっこめてやると、娘は意を決して口を開いた。
「……む…胸を……触られて……感じて……硬く……なりました…」
顔を真っ赤にして、消え入りそうな声を娘が絞りだした。眼から大粒の涙が溢れている。
「なるほど。オッパイを調べられているうちにビンビンに感じたから、乳首がいやらしく勃起してしまっただけで、偽造バストではないということですね?」
平静を装いながら、娘を辱める言葉を慎重に選び、事務的に問い返した。
娘は一瞬絶句したが、
「……!…は…………はい……」
小さく返事し、同時に羞恥の涙をぼろぼろ溢した。
「よろしい、では次の取調べにうつりましょうか」


「女性の場合、偽造バストと並んで、膣の中に隠す手口もよく使われます」
そういいながら、私は娘の恥丘をざわりと撫でた。薄い毛の感触が樹脂の手袋越しに伝わってくる。

「膣意外にも、陰部は襞が多く、小さなものを隠すにはうってつけなのですよ」
わざと卑猥な単語を多用しながら、あくまで口調は事務的に説明を続ける。
「ですので、被疑者に対しては剃毛を行ったうえで、陰部の目視、触診を徹底する規則です。同時に膣内に異物を挿入していないかの確認も行います。よろしいですね?」
慇懃な口調を徹底するが、勿論これは、通告であり命令なので、娘の返事は待たない。
机の上でラノリン石鹸を泡立て、チョコボの羽毛を束ねた刷毛にたっぷりとり、娘の恥丘にまぶしてゆく。
「…あふぅ…おねがい……もう……ゆるして……」
何をされるか理解した娘が掠れた泣き声をあげた。
「規則ですから」
一言言い放つと、泡だった恥丘に、ククリの刃をあてがった。
じょり…じょりじょり…
耳ざわりな音が取調室に小さく響き、黒い縮れた毛が混ざった泡が落ちる。
娘は毛深いほうではなかったので、ククリの刃によってみるみるうちに刈り取られてゆく。
「いやぁ……いや……あぁぅ……」
娘の子供の様に泣きじゃくる声が、じょりじょりという音に被さってきた。
「さて、剃り終わりましたよ」
泡を拭うと、赤ん坊のように裂け目が露出した恥丘が現れた。先ほどの乳首責めのためか、濃いピンク色の肉芽はすっかり勃起し、裂け目の上のほうにちょこんと顔を覗かせている。
「では、取調べに入りましょう」
私は娘の足元に腰を下ろした。丁度目の前にある剃りあげた股間をまずはじっくりと眺める。
色素沈着は殆どない。裂け目はぱっくりと口を開き、溢れる愛液がてらてらと濡れた光を放っている。

裂け目をさらに指で押し広げながら、縦のすじを指でなぞってみた。
「はぁぁぅぅっ…!」
くちゅ、くちゅと淫靡な音が溢れ出る。頭上で娘が喘ぎ、腰と太腿がびくんと震えた。
「随分濡れていますが、スライムオイルでも隠しましたか?」
わざと指先で音をさせながら、ゆっくり指を往復させる。
「ここに挟んであるのは、ククル豆かな…」
「……ああぅ!あぁぁ!」
同時に親指で剥けた肉芽を捕らえ、指の腹で円をかくように擦ってやった。
電流が流れたように娘の腰が痙攣し、どっと新たな愛液が私の掌に溢れてくる。
「さて…ここには何が仕込んであることやら…」
もう片方の手を尻にまわし、後ろから膣口を探る。
「くはぁぁぅ……」
とろとろになった膣は、ずちゅ…ずちゅりと私の親指以外を、順番に全て飲み込んだ。
肉芽を刺激するたびに、もぐもぐと膣壁が動く。胎内はとても熱くて、指が溶けてしまいそうだ。

「特に何も入っている様子はないんですけどね…」
4本の指を突き動かしながら膣壁を擦る。
「はぁぅ! はぅぅ! あふぅっ…!」
ほんの少しの刺激で娘はがくがく震え、同じリズムで私の指はきつく締め上げられた。
愛液は娘の秘部から絶え間なく溢れ続けている。娘自身の太腿の内側はもちろん、私の掌をも伝い、膝下で皺になっているホワイトズボンを汚していた。
「このねとねとした液体が何か気になりますね…おもらしでもしましたか?」
「…ちっ……ちが……あぁぅ…!」
喘ぎながらも娘が必死に否定する。ふん、生意気にまだ理性が残っているのか。
「そうですか…まぁ、身体に隠すのですから無害なものなんでしょう、味見させていただきましょうか」
言いながら娘の足の鎖を外した。両脚を思いきり開かせて肩にかつぎあげ、そのまま立ち上がった。
ヒュームの娘の体重など子供のようなものだ。
「いやぁ……!」
両手と首を固定されている娘は、空中で開脚してでんぐり返しをしているような姿になった。首輪も外し、

髪を掴んで剃りあげた股間を覗き込む格好にさせる。
「……やだ……いやぁ……やめて……!!」
蕩けた秘部を見せ付けられ、娘が泣き声をあげた。

「ほら、いまいっぱいでてきた」
ぐちゃぐちゃとあいた手の指先でかき回してやり、涙で濡れた頬になすりつけてから
「いや!やぁぁ!ひぅぅぅぅぅっ!」
じゅちゅ…ぶちゅ…
音を立てて、娘の秘肉に口をつけた。愛液のわずかに生臭い匂いがする。
ぐちゅ、ぐちゅと音を立てて吸い上げ、肉芽のあたりにかぶりついた。
剃りあげた股間のむこうに、娘が見える。唇を噛んで必死に声を押し殺そうとしているが、かなわないようだ。戒めた手はどこにも縋れずに、ただ固く握り締められている。
舌先で肉芽をほじくり、転がしながらつつくと、担いだ身体がばねか何かのように跳ねた。
肉芽を吸い、軽く歯を立てる。舌で秘裂を何度も何度もなぞり、したたる愛液を音を立てて舐め取る。
「ほら、この汁は何の汁なんですか?いやらしいお○○こからでたマン汁じゃないんですか?」
「いやぁぁぁぁっ!あぁぁぅ!あぅぅ!!」
黒い髪を振り乱して娘が啼き叫ぶ。理知的だったボブカットは乱れ、涙と快楽と羞恥でうるんだ瞳が隙間から見える。知ってか知らずか、妙に劣情を刺激するその表情。
我慢できなくなった私は、娘の脚を肩から下ろした。
全ての拘束を解いて、軍師コートとホワイトズボンをむしりとる。
石の床に全裸にしてうつぶせに寝かせ、背後から細い腰を抱えあげた。
「……ゃっ……いや……いやぁぁ……あぁ……っ!」
四つんばいに似た姿勢になった娘が小さくもがいたが構わず、
「最後ですよ、これがきちんと入ったら、あなたが持って入ったのは、荷物だけってことになる」
尻側から指で秘裂を押し広げ、濡れぼそった膣口に、猛り狂った自身を勢いよく捻じ込んだ。

ずちゅ……ずぶずぶずぶ…
私の赤黒い器官を、娘の桜色の花弁が包み込み、飲み込んでゆくのがよく見える。
「はぁぁぅ……っ…」
軽く身体を揺すりながら奥まで侵入し、娘を後ろから抱きかかえ、乳房に手を伸ばした。乳首はもちろんこりこりとそそり勃っている。軽く指先で擦ると膣がぎゅうっと締ってきた。
娘の尻たぶを両手で鷲掴みにし、腰を振りたてる。
「…はぁぅっ!あぁ!いやぁっ!やぁあっ!」
突き上げるたびに娘は絶叫し、咥え込んだ私自身を不規則に締め付けてきた。中は指で感じるよりも遥かに

熱くて狭くて、一突きごとに私の中で、音を立てて何かが膨れ上がるようだ。
ぴたんぴたんと娘の尻肉と私の腹がぶつかり合う音と、ぐちゅぐちゅという卑猥な抽送の音。
それに娘の熱にうかされたような喘ぎ声が室内に響きわたる。
「あぁぅ!はうっ!あぉ…ぅぅっ!あぁ!あぁぁぁ!」
何かにせかされ、私は娘を背後から抱いて何度も何度も突きあげた。
「…ああ!あぁ!あぁぁぁぁっ!だめ!はぁぅ!あぁっあぁっあぁっ!」
腕の中で娘が短く高く啼き声をあげた。
身体がびくんびくんと痙攣し、膣壁がものすごい強さで私自身を圧迫する。
「あぁぁっ!あぁ!あぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!!」

娘が絶叫し、身体をはずませたあと、くたりとなったときには、当然私も、娘の胎内の私自身も精根尽き果 てて、くたりとなっていた。

サンドリア港のブルゲール商会が関与を否定し、任意の立ち入り検査でも、娘の証言を裏づける証拠がとれ

なかったため、娘の身柄は、治安維持局(通称GM)に移送されることになった。
娘を監獄に連行するためにやってきた赤鎧2人組。
その兜の下の好色そうな眼の色を見て、私は娘の先行きが多難であることを確信した。
まぁ、仕方ない。もう私が関与できることではないのだから。

そういえば、娘を送った直後、もう1件密輸の摘発があった。未使用の「コメットオーブ」を販売目的で持ち込もうとしたらしい。
被疑者が金髪のヒュームの小僧だったので、部下に任せて帰ったのは秘密。