激しい雨が降りしきっていた。その中を、1匹のチョコボが疾走している。
背には若いヒュームの少女が、両手で手綱をしっかりと握りしめて乗っていた。
ここパシュハウ沼は年がら年中空を黒雲に覆われている場所で、
太陽の光を臨めることはほとんど無い。その日も例外ではなかった。
少女は雷が大嫌いだった。時折鳴り響く雷鳴に心底耳を塞いでしまいたかったが、手綱から手を離す訳にもいかない。
ロランベリー耕地はあんなに晴れてたのになぁ・・・
少女は、ジュノから故郷のバストゥークに帰る途中だった。
隣り合ったエリア間でも天気が全く違うのはよくあることだし、特にロランベリー耕地とパシュハウ沼のそれは顕著だ。
無論そんなことは知っていたが、飛空挺パスなんて高価なものは持っていない少女は、
チョコボに頼って陸路を行くしかなかった。
「どこか雨宿りできるところ、ないかな・・・」
呟きが雨音にかき消されたその時、滝のような雨の向こうに小さな建物が見えてきた。
アウトポストだ!
少女は建物の前までチョコボを走らせるとゆっくりと降り、お礼を言ってそこで放してあげた。
こんな雨の中につないでおくのは可哀そうだったから。
チョコボが元来た方へ走り去っていくのを見送り、ドアを開けようとした手を止めた。
ここって、勝手に入って大丈夫なのかな・・・
最近のデルフラント地方は獣人に支配されていることが多かったため、ガードの姿は見当たらなかった。
ぶるっと体が震える。仕方ないか。少女はほんのちょっと考えた後、小屋に入った。
丸太を組んで作られたその小屋は、思っていたより広かった。
暖炉には既に火が焚かれてあり、暖かい。中には、2人の男がいた。
ヒュームとエルバーン。2人とも身体ががっちりしていたので、
少女はどちらも前衛ジョブの人なのだろうと思った。
鎧を部屋の隅に脱ぎ置き、内服姿で部屋の真ん中に腰掛けて話している。
あの人達も、ここで雨がやむのを待ってるのかな。
と、エルバーンの男がこちらに気づいた。
その視線を追うように、背を向けていたヒュームの男も上半身を捻ってこちらを見やる。
「あんたも雨宿り?」
「ええ、こんな天気じゃ、チョコボも走りにくそうだったので・・・上がらせてもらいますね」
「どーぞどーぞ」
「俺らがそれを言えるかよ」
2人の掛け合いを横目に暖炉に歩み寄る。少女は気づかなかったが、
2人の視線は彼女に気づいてからずっと、彼女の胸元に向けられていた。
激しい雨に打たれた少女の服、もとい装備──タブレットは普段より体にぴっちり張り付き、
豊満な2つの乳房と細いウエストを強調していた。
2人が何やらヒソヒソと話していたが少女は特に気にせず、暖炉の前に座った。
安心感と共に疲れと眠気がどっと押し寄せてくる。ふぁぁと小さなあくびをすると、
少女はうつらうつらし始めた。
男達が少女を見て、声を押し殺しいやらしく笑っていたことにも、少女は全く気づかなかった。
・・・?
少女は座ったまま既にまどろみかけていたが、
胸がもぞもぞするような感覚に襲われてふと目を覚ました。
な、なにこれ・・・
ギクリ、とした。血の気が引いていくのが自分でもわかる。まさか・・・。
「お、起きたか」
耳のすぐ後ろで男の声がした。ヒュームの男。息が首筋にかかりゾクっとする。
背後から伸ばされた両手は少女の身体を腕ごと抱えこみ、
乾ききっていないタブレットの上から乳房を揉んでいた。
「な、なにするんですか!?やめ・・・んっ」
力を入れてつかまれ、少女の声が途切れる。
「こんないいタイミングなのに、見逃せるわけないっしょ〜」
「そそ、発散できるときにしとかないとな」
エルバーンの男が少女の前に回りながら答えた。
視線は少女の艶かしい身体を舐め回すように舌から上から下へ移動し、
それに合わせて体勢も低くする。
少女は必死に抗おうとするが、腕は肘から下しか動かせないし、
脚もしゃがみこんだエルバーンの男に押さえつけらていて身動きできない。
頭を振った拍子に、後ろで束ねた、肩にかかるほどのストロベリーブロンドの髪から水滴が飛び散る。
助けは期待できそうになかった。既に深夜を回っているし、
窓を叩きつける雨の勢いは変わっていない。人が通りかかりそうもない。
小屋の中にも自分と、身体の自由を奪う2人の男だけだった。
「いやぁ、離してぇ・・・」
少女の訴えに気をよくしたヒュームの男は、少し強く乳房を揉み回した。
まだ発育途上なはずの身体に似合わない豊かな乳房の感触は、
厚手のタブレットの上からでも充分に感じることができる。
指が埋まるようにやわらかいが、押し返してくる弾力もある。
「うお・・・すっげえやわらけぇ・・・」
発せられた声は上ずっていた。少女は男の腕の中であがくが、
乳房を揉まれているせいで力が思うように入らない。身体が痺れ、熱くなってくる。
ヒュームの男が手を止め、タブレットの裾を一気に捲り上げた。
少女の下着がさらけ出される。それも乱暴にたくし上げられると、
下着と同じ色の白い乳房が外気に触れた。
形のいい2つの膨らみの先端には、ピンク色の乳首がすっかり勃っていて、
ひくひくと痙攣している。
「はぁぅん・・んくっ・・ぁ・・・ふぁぁ」
再び、今度は直に乳房がつかまれ、揉みしだかれる。
少女の乳房は男の手に少し余るようで、つかむ指の間からところどころはみ出している。
「はぁあぅっ!んん!ぁ、ぁああぁっ」
乳首を摘むと、少女の喘ぐ声が小屋に響いた。
その声には既に快感から発せられる甘い声が混じっており、男達の劣情をかき立てる。
「なんだ、嫌がってる割には感じてるんじゃないの?ほら、こんなにビンビンだぜ?」
ヒュームの男が乳首を摘み、持ち上げる。吊られた乳房の重みは、
乳首の付け根に激しい痛みを与え、少女は悲鳴に似た声を上げた。
「っ!ぁああぁぁあぅっ!いやっ・・ぃ、たい・・よぉっっ!ぁふっ、はぁっ・・な、してぇ・・っ!」
男が指を離すと乳房が重力に従い、プルルンと音でも立てるかのように元の形に戻った。
その様は何とも卑猥で、男達だけでなく少女自身の理性をも確実に砕いていく。
真っ白になりつつある彼女の頭にあるのは、快感と恐怖、
そしてこんな状態でも感じてしまっている自分に対しての嫌悪だった。
しかし人差し指と中指で乳首をはさんでコリコリと擦られるたび、
恐怖も嫌悪も徐々に頭から消えていき、快感だけが膨張していく。
腰がガクガクと震える。
「さて、こっちもそろそろ・・・」
エルバーンの男が少女のズボンとその下の下着に手をかけ、さっと膝の位置まで下げた。
止める間もなく秘部が露わになる。
「ぃ、いやっ、そこはぁ・・・!」
エルバーンの男の手が、うっすらとした茂みをかき分け、勃起した肉豆を探し当てる。
爪でピンと弾き指で擦ると、少女の身体全体が跳ね上がった。
「ひゃぁぁぁっ、ぁはぁぁんっ!あぁぁっんくぅっ!」
今までより一層大きく、甘い声。男は裂け目に沿って指を動かした。
「はぁっ、ぁあぁっん・・ぁ、ゃぁあぁぁああああ・・・っ」
徐々に動かすスピードを早くする。
そのスピードに比例して裂け目から出てくる蜜の量も増えていく。
「へへ、言葉では嫌がってても、身体は正直みたいだぜ?」
男は動かしていた指を、裂け目に進入させる。
「はぁぁっ、んぁあぅぅぁあぁぁ・・・っあぁ・・・」
ズブズブと裂け目が指を咥えこんでいく。蜜の出る勢いはどんどん強まる。
床には既に小さな水溜りができていた。
指を半分ほど出し入れしながら激しくかき混ぜると、少女は激しく喘いだ。
「んぁああああぁあああっ!あはぁぁっ!ぁああぁふぁあぁんっ!」
「ほら、おいしそうに俺の指咥えてるぞ・・・」
少女の身体の中を快感の電流が駆け巡る。
乳首を摘まれる度。指を奥まで挿し込まれてかき回される度。
少女の身体はビクビクと動き、乳房は上下に揺れ、肉壁は指をきつく締め上げ、
蜜はとめどなく溢れ出た。もはや、目の前には絶頂が迫っていた。
それを察したかのように、上下の責めも更に激しくなった。
ヒュームの男の手は乳首をすり潰し、乳房はもはや原型がないほど強く握られていた。
裂け目はエルバーンの男の指2本を根元まで咥え、悦びの蜜を次から次へと出している。
「ぁぁあぁんあぁはぁぅぁぁっダメぇっ、ィクイクイクイッちゃうイッちゃうよぉぉぉっ!」
喘ぎ声とほぼ同時に、少女の身体が大きく仰け反った。
そのまま力なくヒュームの男に寄りかかる。
果てた少女は自分の作った水溜りを虚ろな目で見つめ、激しく息をついていた。
「ほら、騎れよ。今度はお前がする番だ」
エルバーンの男は服を脱いで仰向けになり、そそり勃つモノを手でしごきながら言った。
その言葉で我に返った少女は慌てて無駄な抗議をする。
「い、いやっ、お願いそれはっ・・あふぅぅっ!」
言い終わるより早く、今度はヒュームの男の指が少女の裂け目を這う。
「自分1人だけ気持ちよくなっておいて、それはないっしょー」
「わ、私はそんなっ・・ぁあぁぅん!」
「よく言うぜ、自分から腰振ってたくせによ」
そう言うと、ヒュームのの男はぐったりとした少女を脇の下から抱えて持ち上げ、
エルバーンの男の腰にまたがせる。待ってましたとばかりに、男は少女の腰をつかみ、
無理やり自分の肉棒を裂け目に差し込んだ。
「いやぁああはぁあぁぁああぁっ!んっ、ぁ、はぁぅっ、はぁぁっ!・・・ぁぁあっ!」
男が腰をテンポよく突き上げる。そのたびに少女の乳房は淫らに揺れた。
肉と肉が触れ合う淫靡な音が、お互いをの快感をかき立てる。
その内少女の腰が、指より大きな快感を生み出す肉棒を求めるように徐々に動き出した。
もう少女に理性という言葉はなかった。
「あっ、んぁあっ!ぁふうっ、はぁうっ、あはぁあっ!
い、イイっ、よぉ、、奥まで・・っ・・来るよぉっ・・ぁはぁん!」
その情景を見ていたヒュームの男が、我慢できないとばかりに自分の肉棒をズボンから出し、少女に突き出した。
エルバーンの男にまたがった少女の胸は、ちょうどヒュームの男の腰の高さと同じだった。
少女は男の言わんとしていることを理解し、両の乳房を開き、肉棒を谷間に埋め、挟んだ。
膨張しきった肉棒はかなりの大きさで、豊満な少女の乳房をもってしても包みきれなかった。
「口も使え・・・んっ、そうだ・・・」
乳房から上にはみ出した先端を口に含む。
舌で亀頭を舐め回しながら、乳房をこね合わせ肉棒を圧迫する。
だが腰を動かしながらの作業なので、喘いだ拍子に時折先端をこぼしてしまう。
それを口だけで戻そうとするので、顔中が彼女の唾液や男の先走りで汚れていた。
「んむっ・・・はぁああんっ!ふむぅっ・・・っぁあん・・・んふぅっ、はぁああぁっ、んっ!」
少女の身体はベトベトだった。上下の口は肉棒を咥えて体液を流し出し、
汗や乳房の谷間に流れ落ちた涎は乳房と肉棒の摩擦を減らし滑りをよくする。
「むはぁあっ!ん、くふっ、ぬちゃ、んあぁっ、はぁっ、んむぅっ、んはっあぁああっああん!
イイっ、はむぅ、んはぁっ、ぃっ、イイ、ょおんっ!」
少女は恍惚の時を間近に迎えていた。
男達ももはや限界が近いらしく、3人とも激しく腰を動かし快感を求める。
少女の涙を浮かべてエルバーンの男を見上げた目と彼の目が合ったとき、彼の興奮と快感は絶頂に達した。
腰を大きく動かして少女の口をかき回し、乳房のやわらかな圧迫を強要する。
「くっ、ほ、ほら、イクぞっ、こぼすなよぉっ!」
言い終わるが早いか、男の腰がびくびくと震える。同時に、少女の口内に熱い汁が流れ出た。
涙ながらもそれをこくっ、こくっ、と喉を鳴らして飲み込む白い喉は、
唇から溢れ出す白い汁が乳房に垂れ落ちる様は、更に男の興奮を駆り立て、射精を誘う。
ちゅるん、と肉棒が少女の口から出される。
まだヒクヒクして小粒の白濁液を出している先端から、長い糸を引いていた。
「・・・ほら、ちゃんと吸い出せよ」
少女は再び肉棒を咥え、先端を舐め上げ、吸い込む。
そのとき、ヒュームの男が少女の腰を爪を立ててつかんだ。
自分の動きに合わせて少女の腰を思い切り上下させる。彼の限界も迫っていた。
「はぁあっ!んぁ、あふぁああんん!
ぃ、ひゃぅ・・っぁイクぅ・・あはぁあああぁあぁぁあっ、イクぅぅっ!」
先に達したのは、少女だった。
「ぁんっ!はっ、ふぁあっ!あっ・・ぁっぁああああぁぁあああぁああぁぁ・・・!」
大量の蜜が流れ出ると同時に肉壁が急激にせばまり、ヒュームの男を締め付ける。
直後に、膣内にも熱い液が逆流していた。
果てた3人は、ぐったりとその場に倒れこんで、しばしの間動かなかった。
部屋中にものすごい熱気と臭いが立ち込めている。
外はいまだに大粒の冷たい雨が、小屋を叩いていた。
少女の夜は、まだ終わりそうもなかった。