ザッザッザッ…

一人の青年が森の中を歩いていた
この森の名前はジャグナー森林
ノルバレン地方を覆う巨大な森林地帯だ
数多くの樹木に覆われている為か日中でも薄暗い

それが夜にもなればどうなるかは明白だろう
あたりは暗闇に覆われ方向感覚の無い冒険者ならあっという間に迷ってしまう
彼もまたその一人だった

「おかしいなー…」

彼は方向音痴ではなかった
だが、この日だけは何故か森で迷ってしまったのだ
いつもは出ないはずの濃い霧に視界を奪われてしまっていた

「この調子だと今日中に抜けるのは無理だな…」

彼は頭を掻きながら困惑の表情を浮かべた
野宿をするために止まれる所を探そうと歩き出す
しばらく歩くと一つの明かりが見えた
遠くからでも焚き火の炎だというのがわかった

「丁度いい、あそこで野宿させてもらおうかな」

青年は焚き火の方向へと歩き出した
焚き火に近づくにつれて焚き火のそばに人影あるのを確認できた

「すまんが、一晩だけ焚き火を使わせて…」

青年は焚き火に付くとそう言ったが途中で止めてしまった
なぜならば焚き火の主は一人の女性だったからだ
女性はエルヴァーンだった
片手に本を持ち、メガネをかけていたので知的な雰囲気を出していた

「あ〜、嫌だったいいや…」

青年はしまったという顔をしながら申し訳無さそうに言った
女性は嫌な顔をするどころかにっこりと笑った

「いいですよ。丁度お話の相手も欲しかったところですし」

青年は女性からの了解を得ると女性とは反対のところに座った

「あんたもここで迷ったって口か?」

青年は女性に尋ねた

「ええ、まあ、そんな所です…」

女性は再び読書へと没頭し始めた
焚き火の音があたりに木霊する
青年は特にすることが無くもう寝ようと思った
ふと焚き火越しに女性の方を見る

「―!」

焚き火越しにとはいえ女性の組んでる足の間から彼女の下着が見えていた
青年はしばらくそういう事からはご無沙汰だったためか簡単に股間が反応してしなった
とっさに股間を押さえてしまう

「…?どうかしました?」

青年の謎の行動に女性が尋ねてきた

「な、何でもない…」

青年はばれないように必死で隠そうとする
女性には見えなかったのか女性は再び読書を再開した

「……」

改めて女性の服をみた
上は普通の服だったが下の方は短いスカート上の服だった
そのため座るだけで下着が見えてしまうのだ
青年は女性の様子を見る
読書に夢中なのかこちらの動きには気が付きそうにも無かった

「…」

青年は女性にばれない様にすっと立ち上がり暗闇へと消えていった
そして、女性の後ろへと移動して一気に飛び掛った

「きゃっ!?」

後ろから抱きつくように女性を押さえる
片手で乳房を、もう片方の手で女性の股間へと這わせる

「ははっ、誘うような格好してるからだよ!」

青年は女性の乳房を強く揉む

「や、やめて…」

「じゃあ、なんで胸に下着着けてないんだよ」

青年が揉んでいる乳房の乳首が次第に勃起し始めて服の上からでも突起が丸見えだった
青年は指で吹くの上から乳首をつまんだ

「ひゃぅっ!?つ、つまんじゃ…」

乳首をつままれて体をびくっと震わせる女性
青年が触れている股間に段々と湿り気が帯び始めていた

「何だ?感じちゃってるのか?」

そう言うと緩やかだった股間の手の動きを早める
次第に女性の股間からクチュクチュと淫らな音が響き始めた

「はぅ、んんっ、ああっ」

抵抗していた動きも弱まり、次第に快楽に身を任せる様になってきた
目もとろんと虚ろになっている

「そろそろイキたいんだろ!?イッちまえよ!」

青年は手の動きを一層早める
限界が来たのか女性の体がびくっと震えた

「ああっ!?んあああああぁぁぁぁぁっ!」

女性は絶頂に達すると性器から潮を吹いた
噴出した潮は下着をびちょびちょに濡らしていく

「はぁ、はぁ、んんっ…」

青年が手を離すと女性はその場に座り込んでしまった
座り込んだ女性は自然と青年に自分の尻を向ける形になってしまった
青年の目に濡れた女性の下着が飛び込んできた
青年は女性の下着を一気に剥ぎ取ると自分の性器を女性の性器へと挿入させた

「な、なに…!?うああぁぁ!」

十分に濡れていた為かすんなりと青年の性器を受け入れた
急な挿入にもかかわらず女性の膣内は男性の性器をぎゅうぎゅうと締め付け始めた

「だ、だめぇぇ!ぬ、抜いて…、ください!」

女性は必死に抵抗する素振りを見せるが膣内に男性器が入ってるせいか体を動かす事ができなかった
そんな女性の叫びも気にせず一心不乱に腰を動かし続ける青年

「んあぁぁっ!くぅ、んっ、ふあぁ!」

肉のぶつかり合う音が辺りに木霊する
次第に女性の声が変わってきた

「はぅ、んんぅ、い、いい」

抵抗する動きも段々見せなくなっていた
腰の動きも青年の動きに合わせる様に動かすようになって来た

「やっぱり感じてるじゃないか」

結合部からも粘液が混ざり合う音が聞こえてきた

「そ、そんな…、こと、あああぁぁっ」

青年が女性の膣内の奥を突く

「も、もう、ダメェェェ!」

女性の体がびくびくと震えると膣内の締め付けが強くなった
絶頂に達したようだ

「くっ、中に出してやる!」

腰を女性の尻に押し付けると精液を射精し始めた

「ああ…、で、出てるぅ…」

青年は射精し終わると女性の膣内から自分の性器を抜いた
抜かれた女性の性器からは青年の精液が漏れ始めていた

「ふぅ、久しぶりだったからたっぷり出たぜ…」

女性はその場に倒れこんでしまった
青年は女性の顔に自分の性器を近づけた

「ほら、綺麗にしてくれよ」

女性は青年が何をして欲しいのか理解し自分の口を開けて青年の性器を迎え入れた

「んっ、ちゅぅ、ぷはぁ」

女性が顔を動かす事ができないので青年が自ら腰を動かして女性の口内に油送運動をし始めた

「んぅ、ふっ、ちゅっ」

しばらく女性の口内の感触を味わっていた青年だった
しかし、青年はある異変に気がついた

これだけ声を上げていても森林を徘徊している獣人が来ない事
そして、耳を澄ますと何も聞こえないのだ
虫の声も風の音も動物の鳴き声も
聞こえてくるのは焚き火の音と二人の息遣いだけだった

異変に気がついた青年だったがもう遅かった
女性がすっと立ち上がったと思うと青年に抱きついて来た
そして、そのまま青年の上に女性がまたがる形になった

「お、お前は…、一体」

先程まで抵抗も見せていた女性とは思えない力で押さえつけられた青年は恐怖と混乱で顔を青くしていた
女性は何も言わずに自分の膣内へと再び青年の性器を挿入させた

「ふふ…」

女性は怪しく微笑むと腰を上下に動かし始める
青年にとっては快楽を感じてる状態ではなかった

「アンコウって知ってる?」

急に女性が変な事を聞いてきたので青年は怪訝そうな顔をする
そんな青年にはお構い無しに女性は話を続けた

「あの魚って面白いよね…、頭の飾で餌を誘い出すんだって」

女性は話を続けながらも腰を動かし続けた
青年は抵抗しようと思ったが腰から来る快楽で思うように動けなかった

「それでね、私もその真似をしようと思ったの…」

「ま、まさか…」

「そう、アナタは餌だったのよ」

青年は全てを理解した
今日この森で迷ってしまった事もここの焚き火を見つけたのも全て最初から仕組まれていた事だったという事に

「ホント、この方法は便利よね…。焚き火のそばで少し誘う様な素振りを見せるだけで…」

「─!?」

青年の声にならない叫び声が上がった

「アナタ ミタイナ エサ ガ カカルンダカラ」

青年の最後の叫びが森林に消えていった…

……………

ザッザッザッ…

一人の青年が森の中を歩いていた
青年は森の中で迷ってしまっていた

「あれ?迷ったかな…」

すでに辺りは暗闇に溶け込んでいた
今日中に抜けられると思って照明道具をあまり持ってきていなかったのが痛い

「ん…?あれは…?」

青年の目の先には一つの明かりが見えた
真っ暗闇の森林の中で光る焚き火だった

「丁度いいや、あそこで休ませてもらおう」

青年は焚き火に向かった
焚き火に付くとそこには…

一人の女性がいた