元ネタ:7夜目179氏のイラスト

ご主人タル♂F4B×奴隷タル♀F1A
フルサ・フールサ(♂)  
ルピピ・エピピ(♀)


「あぁ・・ぁ・・・あー、あうぅ・・」
ほの暗い石造りの部屋に、女性の艶かしい声が響いている。
それほど広くないためか、声が反響して自分に聞こえてくる。
「うー・・・あっ・・・はぁ・・はぁ・・」
彼女はその声がどこか自分の声とは判断できずにいた。

(どうしてこんな目に・・私・・・どうして・・う、あはぁ・・)

意識ははっきりせず、先ほどから同じ問いばかり繰り返していた。
その考えは決してまとまりはしなかった。原因は彼女の股の間にあるもののせいだ。
彼女の股間には自分の手首と同じくらいの玩具が深々と突き刺さり、絶え間なく動いている。
口を開ききったそこはぐちゅぐちゅと淫靡な音を立てて彼女の身体を、精神を責め続ける。
しかもその下には、本来なら別の目的のためにある口には、いくつもの丸い球が埋め込まれていた。
そこから送られてくる微細な振動は直腸と膣との間の壁を揺らし続け、上から送られてくる
大きな動きと相まってさらなる快感を送っていた。

「くるひぃ・・・おぉ・・はめぇ・・・はめぁのぉ・・・・はぁっはぁぁっっ・・あぁあああーっ!」

この日何度目になったのだろう。絶え間なく続く責めに彼女はまたも達してしまった。
彼女のあそこ周辺は強制的に流された愛液で濡れ、その下には大きな水溜りを作っていた。
しかし彼女にそれらの責めを止める術はなかった。

口には棒状の猿ぐつわを噛まされ、首にはきつく巻かれた首輪のせいで声はまともにはだせない。
手は頭の後ろで腕ごと固定され指を動かすのも辛かった。
両方の足は付け根と足首は一緒に固定され、さらに足首の間にはM字に開かれたまま閉じられないよう長い棒が取り付けられている。
彼女は快感に身を捩ることさえできないほど縛り上げられていた。
もはや意識さえ飛びかけていたその時、彼女の右手にある扉が重い音を立てて開いた。

「機嫌はどうかな?ルピピ・エピピ。」
虚ろな目を声の主へと向ける。
(・・・たすけて・・・もう・・いや、な・・の・・)
「ふふ、いい目になってきたね。」
「うぅ・・ふぅぅ・・・っ」
その声はぞっとするほどつめたく、穏やかだった。
声の主はルピピの横たわるベッドの縁に腰掛け、彼女の目をじっと見つめ頬をゆっくりと撫でた。
ルピピは間近にせまったタルの顔を見つめ、必死に記憶を探った。
そう、思い出した。何故私がこんな状況に置かれたのかを。
彼の名前はフルサ・フールサ。
(どうして・・私たちは・・・恋人同士じゃない・・どうしてこんなひどいことを・・・)
そう、彼女と彼は恋人同士。お互いを愛し合い、幸せな日々を過ごしていた。
そしていよいよ彼氏と彼女の関係にいたるため、ルピピは彼の家で一夜を過ごすはずだった。

トントン
ドアをノックして少しもせず、フルサがドアを開けた。
「こ、こんばんわ・・・フル。」
「やぁ、ルピピ。いらっしゃい。待ちわびたよ。さぁ、中へどうぞ」
「おじゃまします・・。」
ルピピはこれから起こるであろう事柄に対して期待と、ちょっとだけ不安をもって歩を進めた。
「え、えへへっ。何度も来てるけど、なんだか恥ずかしいねっ」
リビングのイスに座りながら、台所でお茶の準備をするフルサに話しかけた。
「付き合って3ヶ月経つけど、お泊りとか、全然しなかったしね」
照れ隠しなのか、努めて明るく話を続ける。
「私が告白してからもう3ヶ月かぁ・・長いようで短かったなぁ。あの時はホント、顔から火が出るほど恥ずかしかったんだよぉ?でもそれ以上に・・・貴方からイエスの言葉を聞いたときは・・・心臓が止まりそうだった・・。」
「あの時の返事、今でも覚えてるよ・・。『こんな僕で良かったら、君の事をいっしょ・・・」
「ストーップ!それ以上言うなよ!ったく、事あるごとにそれを思い出すなよ・・恥ずかしいだろ?」
フルサはお得意のカモミールティーを彼女に出しながら、隣に座る。
言い終わると同時に彼はお茶を一口含んだ。
「だぁってぇ・・嬉しかったんだもん・・・。私の人生の中で、あの時ほど幸せだった時はないんだもーん」
どこか誇らしげに語るルピピであった。
「ほぉ・・・なら俺とこうしてる時より幸せなのか?・・ん・・・ちゅぅ」
フルサはルピピの顔へ手を伸ばし、そのまま唇を重ねた。
「ん・・。フルの口甘いよ・・・ん・・・ん。」
突然の口付けに戸惑いながらも、ルピピは胸を高鳴らせた。
フルサから伸ばされた舌にルピピも舌を絡める。二人はお互いの唾液を交換しあった。

「はっ・・ぁ・・。もぉ、いつもいきなりなんだから・・・」
「いつも突然でもまんざらじゃないだろ?いつも自分からも舌を絡めてきてるじゃねーか。」
「そ、それはそれっ!フルがしなければそんなことないもんっ!」
ルピピは顔を真っ赤にしながら抗議する。
「はいはい、そーゆうことにしといてやるよ。」
フルサはルピピの必死の抗議を軽く流す。
「ふーんだ。残念だけど、今もあの時と同じくらい幸せだもん!フルの突然のキス攻撃だって、いつか楽しんであげるんだからっ!」
自分で何言ってるのか分かってるのか・・とフルサは呆れた。
いっぺんに叫んだせいか、少し喉が渇いたルピピはカップを手に取った。
「ん〜、いい香り〜。私、フルの入れたカモミールティー大好き!」
コクコクッっと、ルピピの喉が下がった。カモミールの香りがルピピの緊張を和らげる。
「やっぱり落ち着く・・ね・・・?」

――あれ、いつも以上に・・・身体から力が抜ける・・・。
ルピピは思わず傍らにある彼氏に寄りかかった。

「それはそうでしょう。貴方のほうのカップにはこれを入れておきましたから。」
そう言うとフルサは小さな紙の包みを見せた。
いつもと違う口調の彼。徐々に力が抜け、不安が広がっていく。
「それ・・・なんなの・・・?」
自分の声が、フィルターがかかった様にひどく遠くに聞こえる。身体からはさらに力が抜けていく。
ルピピは自分の身におきたことを全く把握できないでいた。
「・・・は、・・・ドリア製の・・・貴族・・・びやく・・・」
しかし、ルピピには断片的にしか聞き取れなかった。



「さすがは貴族御用達。こうも早く効果が現れるとは、恐れ入りますね。」
ルピピは息を荒げ、目を閉じたまま動かなくなっていた。
(私の・・・からだ・・・どうなってるの・・・?熱い・・からだが・・アソコ・・が)
「安心・・・初め・・とおり・・・かって・・・」
(安心・・?そうね、フルがいるんだもの・・・安心して・・・)
そのままルピピの意識は闇に溶けていった。
フルサの、禍々しく、狂喜に満ちた笑顔を見ることなく。

「ルピピ、ルピピ。起きなさい。」
身体にかかる不自然な圧迫感と、自分の名前を呼ぶ声にルピピは目を覚ました。
しかし意識ははっきりせず、ただ体の異変だけがはっきりと感じられた。
(どうしたんだろ、私。アソコが熱くて・・濡れてる・・・乳首もク○トリスも痛いくらいに・・勃ってる・・)
無意識に、そこを触ろうと手を伸ばす。が、腕が動かない。
(え・・?)
そこでルピピは初めて体がどのような状態なのか自覚した。
腕、口、足、体。体のどこも自由に動くところはない。
「えっ・・ぁにこれ!?」
体の自由がきかないのは分かったが、何故こうなっているのか、まったく理解できなかった。
「何が起きているか分からないみたいだね。でも安心しなさい。すぐに理解させてあげますよ。体、でね」
「ひ・・っ!?」
声が聞こえたと思うや否や、熱く潤った股間に柔らかくて大きなものが進入してきた。
「ああああああああーーーーーっ!?」

一瞬にしてルピピの中を最奥まで満たした。
「いぁーーっ!あぅぅぅ!?うあああーーっ!」
それは生きた触手、モルボルのツルだった。
「どうですか?ソレ用に特別に合成したモルボルのツルの味は。まぁ、聞くまでもないみたいですけど。」
「ひぁぁぁ・・・あぁあーっ!ふあぁぁぁっ・・・!」
なんの前戯もなく挿入されたそこを、容赦なくかき回される。
突然の、あまりの刺激の強さに体は反応しきれず、全身がこわばり、動きを止めようと必死になる。
しかし、それをあざ笑うかのようにツルは動き続けた。
「やぁ、やぁぁ!あぁ・・・あはぁ・・・ああああっ・・!」
強制的に叩き込まれる、直接的な快感にルピピの神経は焼き切れそうだった。
「だんぇ・・・!あぁあ!イ、クっ!や・・・・ぁあ・・・ああーーーっ!」
一瞬でもその刺激を逃れるためだったのか。信じられない速さでルピピは達した。
膣はピクピクと収縮を繰り返し、ツルの動きを制限する。
だが当然押さえ込むほどツルの動きを強く感じてしまう。
「あ、はぁぁ!ぁだ、イッ・・・はかりぃんっ・・・っんあぁぁっ!」
達したばかりの敏感なソコを、さっきと変わらず激しく責め立てられる。
「あーっ!だれか・・・たぅけて・・・ぅルーっ!ふ、る・・・あぁっ・・・」
――私の最愛の人。どうか、どうか助けて・・・。
「どうしたのかな?そんなに声を上げて。僕に何か言いたいのかな?」
「え・・?」
そういえばさっきの声・・は・・・。
暴れまわるツルを入れる前に聞いた声。そう、勘違いなんかじゃない。あの声は。

「そうだよ。僕が君に薬を飲ませ、縛り上げ、そして責めている。」
(どうして、こんなことを・・っ!)
間違えようのない現実を前に、ルピピは大粒の涙を流した。
「どうして?って顔だね。簡単な方程式さ。僕は君を愛している。君は僕を愛している。そして今日僕らは愛し合う。間違いないだろう?」
「だかぁって・・あんで、こんぁことするぉ・・ん、んぅぁあぁぁーっ!?」
ルピピは突然ク○トリスを摘み上げられ、声を荒げた。
「愚問だなぁ。分からない?これが僕の愛し方なんだ。君を僕だけのモノにするため。決して、僕から離れなくするための大切な儀式なんだ、これは。」
「ああああ!?ゃあああっ!はぁぁあああーーっ!」
膣とク○トリスを弄られ、ルピピはまたしても達してしまった。
「どぉ・・ぃて・・ゃあおに・・・ゃあおに・・・。かあだが・・・あ、あぁ・・・」
自分では全く理解できない快楽が、ルピピの体を駆け巡る。
嫌なのに、拒絶しているのに、体は感じてしまう。
それどころか、その快楽を求めてさえいる。
「さっきも言ったでしょう。さっき飲ませた薬。神経を敏感にする作用があるのさ。とくに、性感に対してね。」
優しく頭を撫でながらフルサは言った。
(く・・す・・り・・)
――だからこんなにも、私の体は貪欲に快楽を求めるのか。
なぜかルピピは素直にその事実を受け入れてしまった。
そうでなければ、こんな仕打ちに体が求めるはずがない。
現に意思と体はこんなにもちぐはぐではないか。
そう考えていると、お尻のほうに異変を感じた。
(え!?うそ、そっちは・・)

「入りやすいようにスライムオイルを塗っておくよ。」
一瞬ヒンヤリとしたかと思うと、すぐにルピピのアナルのなかに、一つ。二つ。三つ。卵状の何かが入ってくる。
「これはバストゥークの錬金術師に注文した、特殊な玩具なんだ。ゆくゆくはここにも僕のものを受け入れるんだから、これくらいはすぐになれないとね。」
(そ、そんな・・・だってそこは・・・っ!)
「これは入れるだけじゃない。こうすると・・・。」
何かのスイッチが入るような音がすると、卵が突然振動しはじめた。
「あーーっ!はっ・・・あぁぁー!はうぁ・・っはぁああ!」
ツルの動きと卵みたいな何か、そしてフルサの指の動きと、今までに味わったことのない感覚が襲ってくる。
しかしそれさえもルピピの体は快感としてとらえ、絶頂への道しるべとなった。
「ぁあ・・そんぁ・・・ぁた、あたイク・・・いくイくっ・・・はぁっはぁぅあぁぁっ・・・ぁ?」
体の奥と奥からの快感、そして外からの快感でルピピ達しようとしたとき、突然それらの刺激がなくなった。

「ぇ・・・ぁ・・・ど、ど・・・あっ」
どうして。

(ち、ちがう・・違う違う!求めてない、私は求めてない!)
にやーっと、フルサは破顔した。
「イきたい?じゃあ、ちゃぁーんとおねだりしないと、ダメだよ?」
「ちが・・ぁ!ちが・・あ、ああっ!」
言葉とは裏腹に、体はそれを求めて迷走する。
フルサの手も、アソコに突き刺さるツルも、お尻に入っている卵も、動いてはいる。
動いてはいるのだが、達するには絶対的に刺激が足りなかった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ああ・・うぅぅ・・・」
いけそうでいけない、微妙な動きを続ける。まるで思考まで溶かされていくようだった。
「言う気になりました?」
にこやかに言い放つフルサ。
「だかぁ・・・ぁたしはっ・・ひっ・・・ぉんなこと・・ぉおんでなんか・・・ぁい・・・っ」
精一杯の抵抗をするルピピ。

「そう・・・。じゃあ、しばらくそうしてるんだね。」
フルサの顔から感情が消え、冷たく言い放った。そしてベッドから立ち上がり、ルピピから離れていく。
(え、ちょ、ま・・まって!そんな、このまま・・)
そう考えてルピピはその考えを振り払った。
(ちがっ・・だから・・そうよ、私は・・・。私は!)
こんな仕打ちも、こんな快楽も、それからその先も、私は望んでなんかない。
そう心に言い聞かせ、ルピピは声を殺して彼を見送る。


「いつまでもつかな・・・。」


重そうな鋼鉄製の扉を開きながら、抑揚のない、小さな声でフルサが呟いた。
しかし、ルピピにははっきりとそれが聞こえた。
絶望的なまでに冷たい声。
と、突然体の中の物が、先ほどとは打って変わって激しく動き出した。
「ひぁ!ぁ・・・あ、あって!まってーーっ!!」
タルタルが出すとは思えないほど大きな、悲痛な叫びは、扉の閉まる音にかき消され、彼の耳には届かなかった。


気の遠くなるほどの時間が過ぎたとき、彼は帰ってきた。
その間どれほどの数を達していたのか。
彼を恨みさえした。
自分を恨みさえした。
だが今となってはそれも過去のもの。
責められ続けたルピピの体はだらしなく弛緩しきり、思考も溶けきっていた。
もう分かっている。この責めを終わらせることのできる人は彼しかいない、と。
全ての考えを彼に従うと決心をするルピピであった。
「う、うぅぅっ・・・えう・・・あ、あ、あぁ・・・」
(ごめんなさいフルサ。もう逆らわないから・・お願いだからたすけて・・)
すでに言葉を話すことさえできないほど、ルピピの体は快楽に溺れていた。
その間も足の間からは絶えず刺激が送られている。
限界だった。
「ん?僕の言うとおりに、僕のものになるって決心したのかな?」
ルピピの必死の思いが通じたのか、フルサはにこやかに言い放った。

コクコクコク
ルピピは何度も首を縦に振る。
「なら、ちゃんと言わないとね。『私はご主人様の奴隷です。私の全ては貴方様のものです。』ってね。」
フルサは表情を変えず、ルピピの頭を撫でながら優しく説いた。

「ああぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・っん・・・」
(言うしかない・・・。もうだめ、もう私は・・)
フルサは子供をあやすように、ゆっくりと頭を撫で続けている。
「ぁた、っひわぁ・・・こしゅしんさぁの・・っんぁあ・・・どれっ、でぅふぅっ!」
そこまで言うと、フルサはク○トリスを軽く押し込んだ。
「ふーっ・・・ふーっ・・・」
体で理解した。これを言い終えれば、私を責めてくれる。
ご褒美をくれるんだ、と思ったルピピは、期待に体を振るわせた。
もはや快楽を拒むことはない。私は彼のものだと宣言したばかりじゃない。
その彼が私にご褒美をくれる。嬉しい。
正常な考えを手放し、フルサの物となる決心をしたときから、ルピピはすでに快楽の虜であった。
「ぁた、あたしんぉ、ぜんぶぁあ・・・あぁたの、ぅるささまのもので、すっ!」
ルピピの宣言が進むに連れて、徐々にク○トリスが押し込まれていく。
更なる刺激を求めて、ルピピはまくし立てるように早口になっていった。
「よく、言えたね・・・」
「あ、あ・・・」
フルサは笑っている。ルピピも彼の表情につられて、笑顔を作る。
(さわって、さわって。私のあそこをもっといじめて・・・!)
彼のものとなった安心感からか、ルピピは自ら快楽を求め始めていた。
「それじゃあ、刻印の儀式にうつるよ・・・。」
ひどく楽しそうな声が聞こえた。
フルサに体を抱かれ、うつぶせにされる。
ベッドから腰が離れる際、にちゃぁっと粘度の強い水音がしたことに、ルピピは気づかない。

重くなかったかしら、とひどく的外れで、しかし女性なら気をつけてしまう部分。
この状況でこんなことを考えている自分が滑稽に思え、表情を和らげる。
もはや体は次なる快感しか求めていない。ただそれだけを考えていればいい。
そういった考えから、ルピピは心が落ち着いていくのを感じた。
(そうよ、彼のものになることだって・・。ほんとは望んでいたことじゃない)
うつぶせにされ、腰を高く突き出した形で押さえつけられる。
腕で体を支えることは出来ないので、頭で支えることになるルピピは、多少なりとも窮屈さを感じていた。
しかしそれも、快楽のスパイスでしかなかった。
四つんばいにされる羞恥心も、開ききったそこを見られるのも、今のルピピにとっては快感であった。
「う、ふー・・・ふー・・・ぅうう・・?」
四つんばいのまま何もしてこない彼に、まるで催促するようにルピピは腰を振った。
すると、今までルピピの中で快楽を送り続けていたものたちが、一気に引き抜かれた。
「!!!」
抜かれていく開放感と、膣と直腸を削るように抜けていく感じに、ルピピは快楽の階段を一気に駆け上がっ

た。
「はっ!はっ!あぅあぁーーーっ!?」
予想外の突然の刺激に耐え切れずに、ルピピは達してしまった。
「あぁっ!はぁ!はぁっ!」

長時間責められ続けたせいで、ルピピの両穴は開ききったまま閉じようとはしなかった。
そこは登りつめた快感にヒクヒクと動き、まるで獲物を狙うミスラの尻尾のようだった。
「抜いただけでイってしまうとは。ずいぶんの効いてるみたいですね?ルピピ。」
(そうよ、だから・・・だから早くっ・・!)
まったく刺激が受けられなくなったそこは、次なる快楽を求めて切なく収縮を繰り返した。
「ふむ・・これくらい広がっていれば、私のを受け入れても大丈夫でしょう。」
ルピピの後ろで服の脱げる音がした。
その音の意味を悟ったルピピは、今か今かとその瞬間を待ちわびた。
「それでは、いきますよ?」
ルピピのアソコにあてがわれたモノは、どこか自分が思ったものとは違う感じがした。
(えっ・・なに、おっきぃ・・なんな
そこまで考えたとき、彼の侵入が始まった。
「っ!!!ぁっ・・・〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ルピピの声にならない叫び声が響いた。
先ほどのモルボルのツルの比ではない大きさを持ったものが、ルピピの中を満たした。
ぷちぷちと、まるで破瓜をしたかのような音が体の中に響く。
「ぁっ・・・〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!はっ・・・・!!」
呼吸さえままならない。
まるで内臓まで犯されているようだった。
全身に力が入り、ルピピの身体に巻かれた拘束帯がぎしぎしと呻いた。

「はっはっはっ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
まるで犬のように呼吸を荒げ、彼を受け入れる。
「ふ、ふふふふ・・・思ったとおりですよ、ルピピさん。あなたのここは、実にすばらしい!」
ルピピの様子を伺いながら、ゆっくりと挿退を繰り返す。
「ああああああ・・・・・ううううふぅううう・・・」
ゆっくりと体の中を犯され、挿入の痛みよりも快楽のほうが勝ってきた。
ギリギリまで引き抜かれたかと思うと、内蔵まで達しそうな深いところまで満たされる。
「私のモノはね、タルタルにしては大きすぎるんですよ。それこそ、タル同士では交わることさえできないほどにね。」
徐々に挿退の動きが早まっていく。
「そこで貴女と出会った。一目でわかりましたよ。貴女が私のものを受け入れられる、唯一の人だと。」
「う、うぶ・・・ふぅ、う、うぁ、あ」
まるで獣に犯されているかのような錯覚に陥るルピピ。
これほど大きなものが、彼のモノなのか、未だに信じられなかった。
後ろから容赦なく打ち付けられるそれは、ルピピを更なる高みへと押し上げていった。
「だから周到に準備をしましたよ。サンドリアの媚薬。バストゥークの玩具。ウィンダスの監禁部屋。」
(そ、それじゃあ・・あの3ヶ月は嘘だったの・・?)
(貴方にとってのあの時間はただの時間稼ぎでしかなかったの・・・?)
自分だけが舞い上がっていたのか。そう思ったルピピの目からはまた涙がこぼれた。
「この国は広いですからね。貴女がどれだけ声をだしても、誰にも聞こえませんから安心してください。」

(そんな・・・そんな・・・)
涙はとめどなく溢れ、ベッドを濡らした。
「おっと、薬が切れてきましたか?」
一旦自分のものを引き抜き、彼はルピピの口に水差しを差し込んだ。
「ん・・んく、ん・・・は、ぁ・・・」
(ああ、また、飲まされたんだ・・・あの薬・・・)
そう思うや否や、身体がじんじんと熱くなっていった。
「はぁ、はぁ・・・ねぇ、ぅる、おぇがい・・がぁんできんぁ・・・」
もはやどうでも良かった。壊れたかった。ルピピは思考を捨て、ただ快楽に身を任せた。
「ダメでしょう?おねだりは、ちゃんと、ほら・・・」
フルサ自身がルピピの入り口を擦る。
「あぁ・・・ごしゅじんさぁ・・・ぁたしの、あ、そこに・・・」
「アソコ?どこのことかな?ちゃんと言いなさい?」
焦らされるほどにルピピのそこは燃え上がり、身体はもだえ狂いそうだった。
「ぁた、わたぃの!お・・んこぃ!ごしゅじんさぁの・・・あ、あ・・」
「僕の・・・なに?」
ルピピが欲してやまないそれで、ク○トリスを擦すられる。
「ひぅ!あぁ・・ぉ、おぁんこ、にぃ!ごしゅぃんさあの、お○んちん、いぇて・・・いぇて、かきぁあして、くだ・・さ、いっ!」
「ふふ、よくいえまし・・・た!」
一気に奥まで貫かれ、口から息が漏れだす。
それも束の間、一瞬にして引き抜かれ、また貫かれる。
その動きからもたらされる快感は、作り物のモルボルのツルなんかとは比べ物にならない。
あらゆる神経が快楽を求め、ルピピのそこへ集まったかのようだった。
髪を振り乱し、ただ快楽を求めるルピピ。
自らも腰を振り、さらなる快感を得ようとしていた。

「ふ、ふ、ふ、やっぱり君は・・・最高のモノだよ・・!」
「あっ、あっ、はぁっ、あああああっ!」
(モノ・・わたしは、ご主人様の、もの・・)
物扱いをされたことで、ルピピは身体を震わせて喜んだ。
「ひ、あ、ああぁ!だぅぇ、い・・く・・・っ〜〜〜はぁぁぁぁ!!」
フルサの激しい責めに耐え切れず、ルピピは絶頂を迎えた。
しかし、そんなことはお構い無しに、フルサの動きは萎えることなく続いた。
「あっ!だぇ!や、やぁぁ!はっ!う!あっ!」
イッたばかりの敏感な粘膜を犯され、呼吸もままならない。
「だぁ!ふぇっ!は、は、は、ああううう・・・っ」
口に噛まされた棒状の猿ぐつわがぎりぎりと音を立てる。
「どうしました?我慢せずにイッっていいのですよ?」
理不尽な問いかけにも、ルピピは言葉を発することさえ許されない。
「ううぁぁああっ・・・はぁあ・・・あっあっあ・・・っひぃ!?」
感覚の鋭くなったままのク○トリスを、フルサは思い切り捻りあげた。
「ぅういぁっ!!あーーーーっ!はぁあああああ!!!」
その刺激に耐え切れず、またも達してしまうルピピ。
「やはり、イッたときの、収縮が、たまりませんねぇ・・」
フルサはただ自分の快楽だけのために、ルピピをイかせ続けた。

「ひぅ・・・・っ!ひゅぅ・・・!ひぅ・・・!」
休むことを許されず、ひたすらに快楽を打ち込まれるルピピ。
まともに息を吸うことが出来ずにいた。
「ひゃ・・・ひんじゃ・・ひんじゃぅ・・・うう!」
それは悲痛な叫びだった。
ルピピの身体はとうに限界を超え、自覚できるのは快楽と息苦しさだけであった。
「ふ、ふ、どうやら、潮時、のようですね・・・っ!」
ルピピの様子を見取ったフルサは、より早く腰を打ちつけた。
「あああ!あぅ!あふ、ふぁぁ!ああ!」
まだ先があったのか。ルピピは速度を増す腰の動きに、さらなる快感を覚えるのだった。
「くっ!い、きますよ・・・。ぅくっ!」
「あ、あーー!あたし、ぉ!イッ、くっ・・・っく、くはぁああああああ!!!」
ルピピは自分の身体の中に熱く大量の精が流れ込んでくるのを感じながら、絶頂を迎えた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・。」
「あー・・・はぁぁあ、はぁぁあ・・・」
二人の、獣のような呼吸音だけが部屋に響く。
そのままルピピは気を失い、眠りについた。

チクリと、耳に痛みを感じた。
「ん・・・」
その痛みに目を覚ます。
のろのろと身体を起こすと身体の拘束は解けているのに気がついた。
そのまま痛みの走った部分に手をやると、そこにはピアスがあった。
「それは私のの名入りのピアス。私のものだという証です。」
「え・・あ・・あの、そんな・・・。」
まるで指輪のように繋がれたピアスは、とても自分では外せそうになかった。
「外せませんよ。私以外にはね。それに、気持ちよかったでしょう?」
乱暴にルピピの唇を奪う。
「ん!?んぷぁっ!や、あ、あれは・・・!あれは、そう薬、薬のせいでしょ!?あんなことされて喜ぶはずないじゃない!」
「ああ、あの薬、媚薬ではありませんよ。」
「へ?」
ヤグードがククル豆をくらった様な顔だった。
「あれは単に身体から力を抜く効果しかありません。つまり、貴女はは自分から快楽をむさぼってたわけです。」
「え、え、そ、えぇぇえ!」

「貴女が淫乱なことくらい、最初からわかってましたよ。私はそれを引き出したまでです。」
足元がガラガラと崩れていく。
「貴女は薬のせいにして、快感を求め続けていたのですよ。」
(う、うそよ、私は、そんなやらしい子じゃない・・・)
「嘘ではありませんよ。それはさっき自分が痛いほど感じたでしょう?」
「わ、た、し、は、」
薬のせいだと思い込んで、私はあんなにも求めてしまったのか。
「わた、わたし、は・・・」
目の前が真っ暗になる。自分の手でさえ、ルピピは見えなくなっていた。
「大丈夫。貴女は私が飼ってあげますよ・・・大切な奴隷として、一生、ね・・・」
(飼う、奴隷、一生・・・)
その言葉を聴いて、ルピピは身体の奥がズクンと響くのを感じた。
と、突然フルサが口付けをしてきた。深く、濃厚な、舌と舌を絡ませあう長い長いキス。
体中が喜びに震えるルピピ。
堕ちてしまった、そう自覚した瞬間だった。
「さぁ、また言ってもらいましょうか・・・?」
フルサは、優しくあやすように言葉を促す。
「はぃ・・・。」
トロンとした目に光はなく、漆黒の闇が広がっていた。
しかしその表情はにこやかだった。



「私は・・ご主人様の奴隷、です。私の全ては、ご主人様のモノ、です。どうか、どうか私を・・・飼ってくださ・・・ぃ。」




満足のいく答えに、フルサは顔を緩めた。
凶々しく、期待に満ちた顔で。