登場人物
6A猫ナ 裏闇王 ヤグ神 オーク神 クゥダフ神

「それはすごいなー!」
ある日のLS会話での事だった。
猫ナはそのウワサをLSメンバーの狩人から聞いた。
「ナイト6人でホーリーとか撃って、物理無効の闇王を倒したらしいぜ!」
「私も闇王にホーリー撃ってきたいー!」
「あはは、猫ナちゃんのレベルならもう一人でも倒せるかもしれないね」
全身、青いアダマン製の鎧に身体を包んだ猫ナは、
尻尾をパタパタ振るわせながら飛び跳ねて喜んだ。
「ほ、ほんとうかにゃー!」

後日、ズヴァール城。
「というわけでわたくし、猫ナはソロで闇王に挑戦する事にしました。実況は猫ナ、選手は猫ナでお送り致します!」
「実況も選手もお前かよ!」
激しくつっこむLSメンバー。
実際にはLSメンバー達は近くにはいないが、LSという物を通じて会話をしている。
「えへへー、闇王の絶叫を聞かせてあげるんだから!」
「返り討ちの絶叫を聞かすなよ〜」
笑いながらの談笑、それはここまでだった。
「では猫ナ、突入しまーす!」
「うい〜、がんば〜」
「お土産期待してるよー」
猫ナは、王の間へ通じる扉を開ける。
(えっ?)
そこには信じられない光景が広がっていた。
前に見たことのある闇王とは違う、さらに巨大な闇の王。
異常に大きい黄金のマスクをつけたオーク。
「だからロンフォールを先に落としてDSを量産するのが先だフゴッ」
身の丈2倍ほどもある杖を持つヤグード。
「にっくきタルタル達の魔道士軍団を確保し、食料とする事が長期を見据える戦術の一つ」体中が高硬度の鉱石で出来ているようなクゥダフ。
「シドは驚異じゃ、ガルカも驚異じゃ。銃士隊の隊長が……、名前を思いだせん……」
3獣人と、巨大な闇王が何かを話し合っているのだ。
「え、えっと……」
「どうした、猫ナ?」
「なんか派手なオーク、クゥダフ、ヤグード、それと大きい闇王が何か喋ってる……」
「はぁ? 何を言ってるんだ?」

「だ、だって……」
カチャ。
猫ナはアダマン製の鎧を鳴らしてしまった。
「誰ギャッ!!!」
一声にこちらを向く獣人達。
「あああ見付かった! もうやるしか!!」
「なんかやばいなら逃げろよ〜」
状況がよく伝わってないのか、LSメンバー1が呑気に言う。
「デジョンアイテム忘れたにゃー! えーいホーリー!」
強烈な光の柱が、巨大な闇王を包み込む。
「や、やったかな!?」
傷一つ無い巨大な闇王。
「ミスラの冒険者よ丁度いい、お前にこの獣人会議の『ツマミ』にでもなってもらおう」
(こ、これってまさかやばい……?)
片手剣ジュワユースを抜き、手前のクゥダフに斬りかかる猫ナ。
「やー!」
カキィンッ。
ジュワユースの刃は肌には突き立たず、軽く弾かれてしまった。
まるで分厚い鉄板を相手にしているようだ。
横からオークがジュワユースを素手で掴む。
「ほう、なかなかいい剣だフゴッ。だけど――」
パキィッ。
オークは片手で、苗木を折るようにジュワユースを握り砕いた。

「武器が壊された……?」
「我々を普通の獣人と思われては困りますギャッ。我らは各獣人達から『神』と崇められる存在!」
「獣人……神……」
猫ナは聞いたことがある、各獣人には格段に強い獣人『王』がいると、その更に上にいるのが獣人『神』。
「か、勝てるわけない……」
「ど、どうした猫ナ!?」
尋常でない猫ナの声の震えに、LSメンバー達も何か気が付いたようだ。
だがそれも――。
バギンッ。
オーク神は猫ナの持っていたLSを握り潰した。
「さぁ、人間を滅ぼすために行われる獣人会議、それを円滑に進めるための役に立ってもらおうギャッ……」

「いやー!!」
アダマン製の青い鎧を簡単に砕かれ、その素肌をさらす猫ナ。
決して大きいとは言えないが、形のいい小振りの乳房が空気にさらされる。
「人間のアダマン製の鎧なぞ、たいしたこと無いフゴッ」
オーク神が鼻を鳴らしながら、砕いた部分から見える胸を強くもみしだく。
「いたッ!?」
筋張ったオークの手が、猫ナの胸をメチャクチャにもてあそぶ。
「こらこら、まだ壊してはいけませんギャッ」
ヤグード神は猫ナの黒いパンツに手をかける。
「や、やだそこは……」
尻尾をちぢこませながら、怯え震える猫ナ。
ヤグード神は構わず、下着ごと猫ナの前の穴に一気に指を突っ込む。
「あ、あああああーーー!!!」
急に異物を差し込まれた痛みで、涙を浮かべる猫ナ。
「では私はこっちの穴を頂こう」
猫ナの狭い後ろの穴を、ゆっくりと指で広げるクゥダフ神。
「そ、そんなとこ――」
巨大なペニスを押し当て、何の遠慮もなく後ろの穴に差し込む。
「いやーーーーッ!!」
手足と尻尾をバタバタさせながら、痛みから来る絶叫をあげる猫ナ。
「悲鳴がたまらんギャッ、もうこっちも入れるギャッ」
「ああ……ダメやめてお願いです……」
「知らないのかギャッ? 敵の女は犯すのが基本だギャッ」
ヤグード神は細長く勃起したペニスを、猫ナのまだあまり濡れてすらいないマ○コに当ててみる。
「獣人に入れられるのは嫌ギャッ?」
「い……や……」
後ろの穴を犯されてる苦痛で、もう声を出すのがやっとだった。
「人間が嫌がる事は大好きギャッ、一気に入れて中に出してやるギャッ」

「そ……んな…。ひぅっ」
ヤグードの細長いペニスが、ミスラの子宮入り口まで一気に突き立てられる。
激しく何度も腰をめり込ませるヤグード。ペニスの先は一番奥まで届き猫ナを刺激する。
「あ……ああ……」
前と後ろを犯される猫ナ。
自慢の青い鎧もボロボロに砕かれている。
「おでの相手もしてほしいフゴッ」
オーク神は猫ナの銀髪を掴み、口を無理やり開かせる。
「うあ……」
オークは強烈な臭いを放つソレを取り出した。
苦痛で歪んだ顔の猫ナの前に、ゆっくりと近付ける。
「こでをお前の口に入れてやる。後衛に思うフゴッ」
(こ、こんな豚みたいな相手のなんて嫌だ……)
強烈な嫌悪感が猫ナを襲う。
だが猫ナの思考とは関係無しに、オークは口内を犯そうとする。
巨大に反り立ったモノを、無理やり嫌がる猫ナの口に押し込む。
(イヤーーーッ!!)
口、前後の穴を獣人に無惨に犯される猫ナ。
体重の軽いミスラの彼女は、ピストン運動を繰り返されるたびに身体が人形のように宙に舞う。
まるで壊れた人形のように。
「出るぞー、お前の尻の中にワシの精液を出すぞー」
「む、うぃ…ぁ…」
本当は『いや』と言いたいのだが、声を出そうとしても口の中に入っているために、オーク神を刺激するだけにしかならない。
猫ナの小さい尻に、激しく腰をぶつけるクゥダフ神。
「やわらかい尻じゃー! 出るぞー!」
「……!!」
猫ナの中に、大量の暖かいモノが出された。
後ろの穴からゆっくりとペニスを引き抜くクゥダフ神。
抜いた後からは精液がドロドロと流れ出る。
(……何で私こんな……おかされなきゃ……)

急に腰の動きを早くするオーク神。
口の中に激しくペニスをぶつける。
「――んぅっ!?」
猫ナの口内に粘着質の液体が広がる。
急に出されて、思わず飲み込んでしまう猫ナ。
ゲホゲホと咳き込む。
(うぅ……まずいよ……におうよ……)
涙を流す猫ナ。
だが、まだヤグード神が、猫ナの小さい腰に激しくペニスを出し入れしている。
「ミスラの女を犯すのはやっぱりいいギャッ」
「うむ、確かにいいフゴッ」
口を塞いでいたモノがなくなり、再び悲鳴をあげる猫ナ。
ボロボロの鎧に、体中を精液で汚された姿、今の彼女に元のナイトの雰囲気はない。
ただの獣人達にメチャクチャに犯されている雌猫だ。
「どうれ、お前の中に子を授けてやろう」
「あ、あ、あ…、イヤーーーーーー!!!!」
ヤグードのペニスは、猫ナの膣内に何回も執拗に進入してくる。
段々と勢いは増していき、何度も猫ナの小さい身体をもてあそぶように弾ませる。
「奥に出してやるギャッ!」
「うああ……」
パンパンと激しく打ち付ける音が響き、猫ナのマ○コは犯され続けた。
(こんな犯されて……ヤグードの子供なんて……ありえないよ嫌だよぅ……)
猫ナの思考は、犯され続けもうあまり考えることは出来なかった。
さらにペニスを、無理やりに出し入れするスピードは上がる。
「出される事を光栄に思え!」
「あ……」
猫ナは子宮辺りに、暖かいモノを出された事を感じた。
3つの穴を犯されてグッタリと倒れ込む猫ナ。

* * * * * *

「では、ミスラを奴隷にするためにウィンダスを先に攻める事で相違ないな?」
「はい、闇の王様フゴッ」
(そ、そんな事でウィンダスと獣人がまた戦争に……)
あまりハッキリしない意識の中、猫ナはどうにかして止めようと思った。
だが、今の彼女は鎖に繋がれていて武器も鎧も何もない。
何もなく、何も出来ない一人の状況なのだ。
(せめて……誰かと来ていたら……)
「では明後日、ウィンダスへ進行する事をここに決定す――」
「乱れ撃ち!」
何かによって王の間の扉が吹き飛ぶ。
「よー、猫ナ。カノンシェルたんまり持って助けに来てやったぜ!」
「えっ? どうしてここに……」
LSメンバーの狩人だ。
「うぬは私達が誰だかわかっているのかギャッ?」
「ああ、獣人神とデュナミス世界に封印された闇の王の本体だろう」
「わかっていながら一人でか、人間とは愚かだ。返り討ちにしてやるフゴッ」
「一人ならな……。知っているか? LSは64人まで付けられる事を――」


終わり