そこは、汚い倉庫のような所だった。
「貴様等!!これは何の真似だ!!」
後ろ手に縛られ、床に転がされたエルヴァーンの女騎士が、自分を見下ろす複数の男に向かって吼えるように睨みを利かす。
「やー、目を覚ますなりそれ? ちっとは可愛い気のある所見たかったんだけどね、怖っぁー」
一人のヒュームの男が戯けつつ、すい、と前に出て、転がされている女騎士の横に屈み込む。
この男達は突然、バタリアでソロで冒険中だった騎士に襲いかかり、有無を言わせず魔法で眠らせて拉致してきたのだった。
「こないだの白魔道士なんか、がくがく震えて声も出せなくって可愛かったよねー?」
同意を求めるようにその男が周りを見回すと、一斉に男達が笑った。
「く…私をどうするつもりだ!」
「別に、ちょっと痛い目に遭わせて欲しいって依頼があってさ…それがすんだら返してやるよ」
「依頼…だと?」
「そう、依頼人の名前は言えないけどね、でもまあ……」
不審がるエルヴァーンの太股を、薄ら笑いを浮かべた男の手がふっと撫でる。
そのまとわりつくような不快な感覚に、一気にエルヴァーンの騎士の肌が粟だった。
「や、やめろ! 私に触るな!!」
「こんな綺麗なお姉さん相手だと、お仕置きにちょっと時間掛けたくなっちゃうかもねー、ボクも部下達もさ」
「な、なんだと?! どういう意味だ!?」
男の意味深な言葉に、女騎士の顔に初めて不安げな表情が浮かぶ。
「おーおー、良いねその顔、そういうのが見たかったんだよね、へへへ」
だが、男は返って嬉しそうに笑いを深め、その手を腰のダガーに伸ばすと、反応する間も無く騎士の上にのし掛かり、そのエモノを手早く縦横に走らせた。
瞬間、騎士の股間を覆うアーマー部分だけが、切り離されたように剥がれ落ち、重い音を立てて床に転がった。
「な?!」
エルヴァーンの女騎士が驚愕して目を見張った。
男はエルヴァーンの肌に傷一つ付けずに、尚かつ、鎧の隙間の繋ぎ紐だけを切断したのだった。
おまけにその下の肌着までもが綺麗に切り取られており、今のだけでも相当の手練れだというのが伺える。
この男は一体……?
一瞬、自分の置かれている状況を忘れて男の顔をまじまじと見つめてしまうエルヴァーン。
まだ若く見えるその男はエルヴァーンの視線に気付くと、悪戯好きの子供のように笑い返しながら
「ちっちっち、余計な詮索はしちゃ駄目。そんな事したら生きて帰れ無くなっちゃうよお姉さん。」
と、物騒な事を顔を隠さずに言うのだった。
「それよりも、さ―――恥ずかしくないの?」
男の指差した先を見て、女騎士は今更のように気づき慌てた。
男の手によって身につけていた物を切り裂かれたエルヴァーンの太股の付け根は、今や丸見えだった。
そして周りの男達も、一斉にそこに視線を注いでいた。
「や、やめろ!! 見るな!! 見るなぁ!!」
噴き出る羞恥心に顔を一気に紅潮させ、暴れるように喚き始めるエルヴァーン。
だが、それまで見ているだけだった男達はそんなエルヴァーンの女騎士を取り囲み、全員でその手足を押さえ始めた。
流石に力自慢でならすエルヴァーンといえども、こうなっては身動き一つ取れなくなった。
その様子を見て先程の男が満足げに頷き、懐から何かを取り出すと、今や、あられもない格好になった騎士の鼻先に突き付けた。
「これが何だか分かる? お姉さん」
男の取り出したそれは、端っこに摘みのような物がついていて、それから不思議な光沢を放つ棒状の物質が伸びていた。
それは一見硬そうにも見えたし、あるいは柔らかい物体のようにも見える。今まで見た事無い物だった。
「………?」
恥ずかしさで頭が一杯だったが、突き付けられたそれを見ないわけにはいかず、エルヴァーンはその不思議な物体に首を傾げた。
「知らないか、まあそうだよね。騎士様じゃあ、今までお目に掛かった事もないだろうね。これは盗賊の秘奥だから」
「―――これはリビングキーさ。一種の魔法生命体で、どんな錠前にも合うようにその形を変える事が出来る。例えば…」
そこまで言ってから、男がリビングキーを女騎士の股間にそっと宛った。
「…?! 何をするつもりだ!」
「しー…ほぉら良く見て」
男が言うが早いか―――リビングキーはエルヴァーンの足下で不気味な音を響かせながら、ゆっくりとその形状を変えていく。
見る間に、その細かった棒状の物は膨らみ、歪み、そして波打つ不思議な形状に姿を変えていく。
やがてそれは、棒状で有る事には変わりなかったが、先程よりも何とも言い難い複雑な形状に収まろうとしていた。
「……? なんだこれは…」
その不思議な形状に訝しがるエルヴァーンに対し、周囲の男達は一様にその形態変化を静かに見守っていたが、唐突にそれを持った男が口を開く。
「へええ……お姉さんさ、処女?」
「な…!」
いきなり突拍子も無い話を振られ、エルヴァーンの女騎士が慌てた声を出す。
「図星だろ? 違うかい?」
「……わ、私は…!」
「誤魔化したってだめだめ、この鍵の今の形は、お姉さんのその―――穴の形状そのものの形になったんだから」
「え…?」
男の言った事が理解出来ず、女騎士は思わず聞き返してしまう。
「だから、これはお姉さんのオ○ンコの形なの、ほら、この部分、ちょっと細くなっているでしょ?」
嬉しそうにその部分を指差す男。
確かにその部分だけ、他の場所に比べても窄まったような細さの、今にもにもそこから折れそうな不自然な形をしていた。
「ここがお姉さんの処女の証って事」
「う、嘘…そんなのって!いや!やめて!見ないでぇ!!」
男の言った事が真実だった為、女騎士は狼狽えた。
今まで男も寄せ付けずに騎士として潔癖に生き、剣一筋で生きてきた乙女は、ただの複雑な形をした棒のようなその物体が、自ら見た事も無いの秘所の奥底までを形取っている事を理解し、更に名も知らぬ男達にそれを見られている事に激しく羞恥の心が湧き上がってきたのだ。
「へへへ、襞があんなについてるぜ…」
「奥までたっぷり長さもあるし…名器だな…」
「早く突っ込みたくなってきたぜ…見ろよ、あの細さ…」
だが、周囲の男達がそんな言葉に耳を貸すはずもなく、女騎士を押さえつけたまま無遠慮に秘所を形取るリビングキーを見て、まるで品定めをするようにその形状についてあれこれと感想を漏らしていく。
「お姉さん、良かったね。お姉さんのオ○ンコ、挿入する前から大人気だよ。」
「ああ… 嘘…そんな…」
「ふふふ…」
女騎士の羞恥に染まった表情を見ながら、男はリングキーの摘みを捻るようにして何かのスイッチを入れた。
たちまち、それは複雑な形状を保ったままで有る程度膨らんでいき、そして動きを止める。
「ふーん、伸縮性もかなりあるね、お姉さんのオ○ンコ。これは正真正銘、相当の名器だね。娼館とかに売り飛ばしたらたちまち売れっ子だよ。
きっとみんな、毎日列を成してお姉さんに群がってくるね。うん、保証してあげるよ。お姉さんのオ○ンコってば大勢の人間に突っ込まれる為のオ○ンコだよ。」
「う……うう…も、もう止めろ、止めてくれ…う…ぐす…」
ついにエルヴァーンの女騎士は男の執拗な辱めに涙を堪える事が出来なくなった。
急に目に涙が溢れ、一度堰が破られると、それまで羞恥心で一杯だった心に怯えが生まれてくる。
「あらら、ちょっと虐め過ぎちゃったかな、ごめんねー? でもこっちもやる事ヤラないとね。初めてだからこれは勘弁してあげるけど。」
そう言って男は手早く自分のズボンを下ろし、自らの逸物を惜しげもなく女騎士の前に晒した。
「これで…お姉さんを女にしてあげるね」
そう言ってにっこりと微笑む男の股間を見た女騎士は「ひっ?!」と小さな悲鳴を上げた。
若い外見に似合わず、筋張った色の濃い凶悪な逸物だった。
それを見て女騎士が、その余りの太さと長さに恐怖の悲鳴を上げる。
「な、なな何をするんだ?」
「やだなぁ、これをお姉さんの中に入れるんだよ? 流石にそれくらい知ってるよね?」
「ば、馬鹿よせ! そ、そそそんな物がわわ私の中に入るか! よせ!止めろ!!」
懇願するように首を振って女騎士が泣き叫ぶ。
あんな物を入れられたら壊れてしまう!
涙は溢れる一方だったが、女騎士はそれどころではない恐怖心に駆られて必至に抵抗を試みる。
だが、男は手に持ったリビングキーを自分の逸物に並べ
「大丈夫だって、ほら、太さもぎりぎりでしょ? 入るって」
見比べるようにして、示して見せた。
確かに太さは同じくらいだった。いや、僅かに逸物の方が太いかも知れない。
「ま、裂けたらケアルしてあげるよ。ボク、白はサポートだからちょっとしか治らないけど」
今や、女騎士の目には股間の逸物と同じくらい凶悪に見える笑みを浮かべたまま、男がそっと身動き取れない太股の間に割り込んでくる。
「む、無理だ! 止めろ!やめてくれ!」
「そんなに暴れたらもっと痛くなるよ? せめて前戯ぐらいさせてくんないかな?」
「ひぁ?!」
いきなり男の指に割れ目をなぞられ、極度の緊張にあったエルヴァーンの女騎士は敏感に反応して叫び、その嬌声が狭い小屋中に響き渡る。
「うーん、可愛い声も出るみたいだね、ボク嬉しくなっちゃうな」
「ああ…・?! ん…やあ…そんな…いきなり…」
突然始まった男の愛撫に、エルヴァーンの肢体が身悶えする。
男の絶妙なその指使いは、経験の無い女性を無理矢理何人もいたぶってきた上での、悪意に満ちた産物だったが
そんな事はエルヴァーンの女騎士に分かる筈も無く文字通り掌で転がされ様にして快感を引き出されていってしまう。
「や!… やめ…ああ… うそ……ひっ!?………!!!」
「そろそろいっかな?」
それから暫くして、既に散々エルヴァーンの秘所を蹂躙した男の指使いが止まった。
傍らには、ぐったりとなったエルヴァーンの女騎士が今や全身の力を虚脱させて、抵抗するそぶりも見せずにもせずに床にその優美な肢体を投げ出していた。
その露出させられた秘所は何度も何度もイキそうになった挙げ句に寸止めされ、堪えきれない様子で愛液をふんだんに分泌させ、床に大量の染みを作っていた。
相変わらず上半身の鎧は着けられたままだったが、その一部分の過剰な露出が返っていやらしさを引き立たせているようだった。
「は……ぁ……はぁ……はぁ…」
荒い呼吸が鎧の下からでも胸を押し上げ、僅かにエルヴァーンの身体が上下に身動きする。
「それじゃ、これで良し、と」
男が傍らに置いておいたリビングキーを取り上げ、再度エルヴァーンの前にかざす。
「…あ?」
それに気付いた女騎士が、微かな反応を見せる。
もうそれは膨らんだ形をしていなかった。
リビングキーは再び女騎士の、今の穴の形状に戻り、そして鈍い光りを発していた。
「はいはい、みんな注目〜 今からお姉さんの処女を頂きますよ〜」
その言葉に、部屋中の男達が色めき立った。
それが終わったら、次は男達の番なのだ。
やめて、と女騎士がか細い声で泣いたが、誰もそれに耳を貸さなかった。
エルヴァーンの肢体を散々指で嬲っていた男は逸物を秘所に宛うと、まるでリビングキーを―――子供が飛空挺の玩具でそうするように、誇らしげに上に掲げ、ゆっくりと挿入を開始した。
ずぶずぶと濡れそぼったエルヴァーンの割れ目に男の逸物が埋没していく。
「あああ! いやぁ!!………やめろ!! いやぁーー!!」
急に正気に戻ったのか、今まで反応の無かった女騎士の身体がびくりと跳ねあがる。
だが、再度男達の手に押さえられ、再び蹂躙されようとしている女騎士の身体は腕一つ自由に動かせなくなってしまう。
と、挿入が開始されてから、男の手に持ったリビングキーが徐々にその形状を変えていった。
入り口の方から奥へと向けて、エルヴァーンの処女地を男の逸物がこじ開けて行くのに合わせ、どんどん形を変えていっているのだ。
「うーん、気持ちいいな〜お姉さんの中。 ほら、見てよ、ボクのおちんちんがエルヴァーンのお姉さんのマ○コにこんな風にして入っていってるんだよ?」
女騎士を貫きながらも語る男の手には、次々と逸物が膣の中を蹂躙していく様を表す為に刻一刻と形を変えていくリビングキーが握られている。
「ひぃぃ!! あ…!!私のが…そんな……イヤぁ!!」
それを見ながら貫かれている女騎士が悲鳴を上げる。
既に十二分に秘所は開かれていたが、それでも男の逸物は太すぎた。
だが、一時の寸断も無く逸物の進行は進み、そしてとうとう、女騎士の一番窄まった部分へと到達する。
「ふうう、ついに来ちゃったね」
リビングキーを見ながら、のんきな声を出して、男がエルヴァーンの処女を破る寸前で留まる。
「あ、ああ…あ………」
何も抵抗出来ず、生け贄にも等しいエルヴァーンの乙女の視線は男の握るリビングキーにまっすぐ注がれていた。
「ねえ、お姉さんボクが初めての人になってもいいかなぁ?」
「……!」
エルヴァーンは唯一動く頭をぶんぶんと振って、否定を示す。
「うーん、残念。それじゃあ仕方ない。」
男はそれを受けてにっこり笑い、女騎士の顔をに手を当てて自分の方を向かせると、そっとキスをした。
「んしょっと」
「ん゙ーーーーーーーー!!!!」
男は軽い声を出しながらあっさりと腰を突き入れた。
部屋の中に、男の軽薄なかけ声と、処女だった者の悲痛な悲鳴が木霊する。
「ん゙ん゙ん゙ーーーーーー!?!!」
キスで唇が塞がれている為、悲鳴はくぐもった音となってその後も続いた。
がっちりと掴んだ男のどこにこんな力があるのか、エルヴァーンは破瓜の痛みに壮絶な力を持って暴れようとしたが、文字通り首一つ動かせなかった。
「んぷ…ほあ…みへごらん?」
唇を重ねたまま、男が処女を失ったエルヴァーンに手に持ったリビングキーを示してみせる。
男が目の前に持ってきたそのリビングキーは、今までのやや細めだった形状を無惨に変え、大きく、まるで男の逸物の形をなぞるように変化していた。
うそ…!嘘…!こんな…こんな……!
そこで男が漸く女騎士の唇を解放し、ぼそっと呟く。
「ご馳走様でした」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
間髪入れず、身体の奥まで蹂躙されてしまったエルヴァーンの悲鳴が響き渡る。
今度は唇を塞がれていない為、悲壮な響きが一層増したように感じられる。
しかし、男は気にする素振りも見せず、リビングキーをぽいっと投げ捨てると、両手でがっちりと女騎士の長い太股を掴み、その豊かな媚肉に包まれた尻に目がけて自分の腰を打ち付け始めた。
「…あっ!!……ひっ…あ…っ!」
膣を逸物が舐め上げていく初めての感触に堪えかね、女騎士が潜った悲鳴を上げる。
「んー、うん、思った通り、さいっこーだよ。お姉さんの中。かなり気持ちいいから、直ぐに終わりそうだよ。」
「…やあぁ!!痛い!…っ痛い!!」
女騎士が引きつるように藻掻くのを見ても、くすくすと笑いながら男は尚も強く腰を打ち付けていく。
床では投げ捨てられたリビングキーが、それでも働きを止めずに女騎士の中を往来する男の動きに合わせ、絶えずぐねぐねとその形状を変化させていく。
「ごめんね、お姉さん、今日初めてなのに、多分、一杯ここに精液注がれちゃうと思うけど、これも運が悪かったと思って諦めてね」
「…そんな…ひぃあ…止めてそんなの…! そんな事されたら…!」
ぐちゅぐちゅと鳴り響く、秘所の挿入にも耐えて、エルヴァーンの女騎士は男の言った事に恐怖して哀願するように首を振る。
「うん、妊娠しちゃうだろうねー、うちの奴等エルヴァーンもいるし、ヒュームもいるし、タルタルもいるからね。そうそうちょっと前にオークを捕虜にしたんだっけ?
アイツも参加させてみよっか? 何しろエルヴァーンの宿敵だからね、喜んでいたぶってくれるでしょ。終わったら騎士だってわかるように、その鎧姿のままでジュノに帰して上げるよ。
オークの精液臭い女騎士なんてみんな初めて見るだろうから、びっくりするかもね」
「ああまさか…そんな……止めて!…そんな…オークなんて…やめてぇ!! 」
「まあまあ、案外気持ちいいかもよ? 多分ボクより太いと思うけど」
「ああっ! そんな…ぁ…あっ!…ひぃッ?!……壊れる…私…壊れちゃう…あああっ」
痛みと恐怖と、そして僅かに身体に走る快楽の刺激に女騎士の喉から嬌声が漏れる。
そこには最早、誇り高いエルヴァーンの騎士は存在せず、ただ逸物に突き回され、泣きながら蹂躙される女騎士のなれの果てがあるだけだった。
「んっんっん… もうちょい…ん」
女騎士の初めの男になった者が、更に初めての陵辱を加えようと、腰の動きを早めていく。
「駄目ぇ! 許して! お願い……それだけは…やめて!!」
「んん…とかいいながら… お姉さんぎゅんぎゅん締め付けてきてる…よ、力みすぎ…うふふ」
「やぁぁぁっぁあああ!!!」
女騎士の悲鳴に合わせるようにして、男が一気に腰をねじ込むような動きに変え、そして―――
「んんっ!」
「あああああ!!?!」
沢山の男達に見守られながら、二人の声が同時に発せられる。
逸物が女騎士の内部で跳ね上がり、白濁が吐き出され、隅々まで染みこんでいく。
「ふー 気持ち良かったぁ」
「……あ……そ…んな……」
逸物を差し込まれたままで、その先端から放たれる初めてのモノの感触をあそこで味わい、女騎士が絶望に呻く。
その横の床では、びくびくと―――精液を搾り取ろうとする女騎士の膣の本能的な動きを的確にリビングキーがトレースしていた。
逸物を搾るように、うねり、たゆみ、ぐねぐねと収縮するそれを見て、女騎士の手足を押さえつけていた男の一人がごくりと喉を鳴らす。
「はいはい、それじゃ」
ずぼっと、何の感慨もなさげに逸物を引き抜き、女騎士を陵辱した男がその肢体から離れると、ごぽり、と泡を立てて、逸物が引き抜かれた後の女騎士の割れ目から白濁が溢れ出る。
女騎士が強引に逸物を引き抜かれ、微かに苦痛の声をあげるが、誰の耳にも届いて居なかった。
「―――次の人、どうぞー」
皆が注目するリーダー格の男の声に、男達は一斉に女騎士の身体に群がっていった。
女騎士の悲痛な悲鳴が、人知れぬ場所に立つ小さな小屋の中に響き渡った。
彼女が解放される二日後まで、その悲鳴は鳴りやまなかったという…
fin