「ねーねーシャントットちゃん、えっちってしたことあるー?」
「ふ・・とーーっぜんですわ、とっくに経験済みですわよ。おーっほっほっほ!」
「わーすごーい・・・やっぱり大人なんだねー。」
目を丸くしたクラスメイトたちは、さらに質問を続けた。
「どんなことをするのか教えてー?」
まったく無邪気に、小首をかしげながら尋ねてくる。
「それは、もちろん。お互いがお互いを愛し合うことをするのですわ!」
おー、と感嘆の息をもらすクラスメイト。
「さあ、分かったのなら、とっとと散りなさい。」
「うん、ありがとねーシャントットちゃん!」
さーっと蜘蛛の子を散らすように、クラスメイトたちは自分の席へと戻っていった。


「ふぅ・・これは早急に手を打たねばですわ・・・。」

「と、いうことですわ。おとなしく供物になりなさい!」
「な、何をするんだ!やめろシャントット!」
「うるさいですわ!私自ら貴方を男にして差し上げると言っているのです!むしろ感謝なさい!」
自宅で本を読んでいたアジドマルジドは、突然後ろに引き倒され、衣服を剥ぎ取られ、組み敷かれた。
「ほら、見えますでしょう?これが女のそれなのです。」
すでに自らの性器を晒し、アジドマルジドの顔にまたがるシャントット。
アジドマルジドは、初めて嗅ぐ女の匂いと、その形に魅入られていた。

「何をボーっとなさってるの?早く舌を出して濡らしなさい。」
と、彼の口に押し付ける。
主導権を完全にとられ、抗うことかなわず、アジドマルジドはソレを舐めあげた。
「あっ・・・!そ、そうですわ・・・もっと・・強くですわ・・。」
アジドの口に擦り付けるように腰を振るシャントット。
初めての味わう女の蜜に、アジドは夢中になってむさぼった。

「こんなに硬く・・・。」
アジドの股間では硬さを増した彼自身が起き上がっていた。
それを見たシャントットは彼を握りこみ、緩く上下に動かす。
「う・・・っ。」
アジドは、彼女に口付けをしたまま呻いた。
「もうよろしいですわね・・・。」
シャントットは体を下へとずらし、背を向けたまま自らの中へと導く。
「く・・・あ、はっ・・・。」
「う、あ・・・。」
挿入の快感を二人とも体を震わせて耐える。

全身を包まれたような快感に、自身が溶けるような感覚に陥るアジドマルジド。
破瓜の痛みは少なく、腰から全身へ寒気がするほどの快楽を受けるシャントット。
アジドマルジドは本能的に腰を振り、シャントットの中を往復した。


「はぁ・・はぁ・・はぁ・・。」
これ以上ないほどの快感に、アジドマルジドは体中の力を吐き出したようだった。
「はぁぁ・・これで私も・・って、また大きくなってますわよ・・・。」
あれほど大量に出した後だというのに、早くも硬さを戻すアジドマルジド。
体を起こしたアジドは、シャントットを押し倒し、後背位へともっていく。
そのまま躊躇なくシャントットの中を蹂躙していく。
「あっ!く、はっ・・こんな格好・・・やめなさい、あじどまぁっああ!」
彼女の言い分はまったく無視され、アジドは速度を増していった。
彼はシャントットー、きもちいーと、独り言を呟きながら動いていた。
今度はアジドマルジドが主導権を握る番であった。
ただひたすらに腰を振り、快楽を得るアジドマルジド。
シャントットは、ただそれに翻弄されるばかりであった。
「や、はっ・・・!あ、あ、あぁぁあ!」
「う、ぁああ、っあう、あ・・・。」
アジドマルジドは、何の遠慮なく2度目の精をシャントットの中へ注ぎ込んだ。
「はぁ・・・は・・あ・・・っ。」
「・・・・・・。」
お互い力を失い、折り重なって床に倒れこんだ。

「も、もう一回、もう一回だけ・・・。」
普段の彼からは想像も出来ない姿だった。
初めての経験が彼を堕落させたのだろうか?
シャントットはすでに帰り支度を済ませ、立ち去ろうとしている。
「目的は達成させてもらいましたわ。オポオポになった貴方にもう用はなくてよ?」
サッと両手棍を取り出すシャントット。
「しばらく眠ってなさい。余計な記憶と共に。」



その後、あられもない姿をアプルルに見つかったことは言うまでもない・・・。