グラッド エル♂ニヤケのレッドモミーF6B
ケーティ ミスラF5A


雨で濡れた草原の上を水しぶきをあげて、エルヴァーンの男がミスラの女を追うように走っている。
「グラットはやく!!もうやだああー!」
ミスラは鞄を頭の上に乗せ、下を向きながら必死に走っていた。
「レインコートくらい忘れるなよ…」
「雨降るなんて聞いてなかったもん!」
文句を吐きながら坂を下るとそこにはオルデール鍾乳洞の入り口が口を開いていた。
「雨宿りー!ちょっとだけいいでしょ?」
「はいはい。」
洞窟の中に入ると雨が地面を叩く音が響いているのが聞こえる。
鞄を地面に降ろし、髪の毛を握って水滴を落とす。
「見てみて、こんなに濡れちゃったよ。本当、雨やだなあー。」
ミスラの女、ケーティはそういいながら落とした水をグラットに見せる。
着ているガンビスンはずぶ濡れで、細いがメリハリのあるケーティの体に張り付いて離れない。
その姿は一般男子であるグラットの欲情に火をつけるのに苦労はしなかった。
「走って疲れた!休憩しよー。」
座ろうとしたケーティの腕を掴み、座ることを阻む。
「ちょ、グラッ……」
出てくる言葉を唇で塞ぎ抱き寄せる。
「んぅ………」
一瞬驚いたが、すぐにグラットの舌の進入を許し、瞳を閉じる。
「…んっ…どうしたぁ?」
唇がわずかにはなれたとき、抱き寄せられたままグラットを見上げ、顔色をうかがう。
「あー…くそっ、お前エロ過ぎ。」
溜め息を吐き、額にキスを落とす。

「なに?発情期になっちゃったぁ?」
「発じょ…まあ、そんなもん。」
グラットはケーティのガンビスンの止め具を器用に外し、中にきている中の下着を捲りあげて乳房を露出させた。
「ここじゃまずいよ…誰かきちゃうよ…」
「来ないよ。知らないけど。」
「あっ……」
やわらかいケーティの乳房を下からすくうように揉み、感触を楽しむ。
雨に濡れて冷たくなった乳房の先端には少しだけ顔を持ち上げた乳頭がある。
腰を折り、少し屈んでそれを口に含み、赤ん坊が乳を吸うように少し歯をたてて転がす。
「ああっ…んっ……ゃ……はぁ…」
ケーティの唇からは絶えず色めかしい声が漏れ、小さく体を震わしている。
少し体を離し、ケーティのブレーを下着ごとずり下げ、秘裂に指を這わせるとさらさらとした粘液が中指にまとわりついた。
「やぁ……はぅん…んにゃぁ……あぁ…ん……」
秘肉を不規則に、ゆっくりと弄ぶ。
秘裂にそってなぞり、肉芽にもやさしく刺激を与える。
「あはぁっ……あ、ん…グラットのも……んっ…」
手を伸ばしてグラットのベルトを外してホーズを掴み、ファスナーを下げて欲を出し始めた肉棒を握る。
そのまま上下に扱きながら、親指と人差し指を使い亀頭を擦った。
「く……っ…」
込み上がる快感に耐えながらも負けまいとケーティの愛撫を続ける。
「あはぁ…グラッドの、大きくなってるぅ…」
火照った頬をゆるませてグラッドをみる。
グラッドは微笑む唇を貪るように味わい、秘壺に指を挿れてかき回す。

中はとても熱く、あふれ出る愛液は指を伝って地面に落ちた。
「ねぇ…あんっ……もういいでしょぉ…んんっ……」
「だーめ。もうちょい我慢しな。」
膣内を激しく掻き回すとケーティは肉棒を擦る手が止まり、顎を上げて快感に浸る。
「んぁ…あぁっ……ふぁ…っ……ああぁ……イ、クぅ…」
肉棒から離した手がグラッドの洋服の袖を掴み、ぐっと力を込めたところで膣内への責めが中断し、いやらしい水音を洞窟内に響かせながら指が抜かれた。
「はぁ…はっ…ちょうだ、ぃ…はっ…ぁ……」
ケーティは背伸びをしてグラッドの肩に手を回し、さらなる快感を欲する。
ケーティのブレーを脱がせると、右の膝裏に腕をいれて持ち上げ、そそり勃つ男根を秘裂にあてがうとゆっくり挿入を開始した。
既に愛液で潤っていたそこは貪欲に飲み込んでいく。
「いくよ。」
そう一言声をかけ、先端だけしか飲ませていない肉棒を力強く射ち込んだ。
「かはぁっ…ああぁっ!……んゃあ……」
一瞬大きく体を反らせ震えた後、甘い息を吐きながら刺激を味わう。
下から突き上げられるような感覚は頭まで響き、快楽の虜になっていた。
「あぁっ!イィよ…お!……グラッド……はぁっ!あああん!いいよぉ……」
亀頭は子宮まで届き、ぐいぐいと押し上げてゆっくり引く。
その度に尻尾がぴんと伸びたりしながら忙しなく暴れる。

「うくっ…はっ!ああん…あぅ……んはぁ…あぁ…はん……」
壁に預けていた体を離し、肩に回した腕を引き寄せてグラッドにしがみ付く。
身長差があり、二人を繋ぐ位置は高く、ケーティは爪先で辛うじて地面に足を着いている程度だった。
しかしその足もグラッドが突き上げるたびに浮き、体の奥深くまで突き刺さる。
「あはあっ!んぁ……きもちぃ…はぁん…にぁう……ああっ…」
強い刺激にケーティの膣はじわじわとグラッドを締め付け、荒く息を吐き出す。
深々と奥まで刺さり、内蔵をすべて引き摺りだされるような感覚に溺れ、艶めいた鳴き声をあげる。

宙に浮いたもう片方の足をすくい、一旦奥まで突き挿れてからゆっくりと腰を下ろし、ケーティの足を自分の腿に乗せたまま再度ピストンを開始した。
「あはっ…あああっ……かふぅ……んぁ…あぁ……ひぅ…」
「あー…やっぱいいわ…。…どこに欲しい?」
「なか…ぁあっ…なかが、いいょ……んぁ…」
「中がいいの?」
「うん…グラッドの、あったかいか、ら……はぅっ…」
雨に濡れた前髪を梳き、目蓋にキスを落としてから舐めるように乳房を愛撫する。
乳頭に触れるたびにグラッドの肉棒は圧迫され、急せる。
ケーティの愛液とグラッドの先走り液が掻き混ぜられ、辺りに淫乱な水音を響かせている。
「んあああ…もう……もぅがまん…っ…できなぃよぅ…」
閉じた目尻に涙を浮かべ、耳をぴくぴくと動かす。
「イッていいよ…俺も、もう……」
腰を動かす速度を速め、絶頂へと誘う。
グラッドからも時折嬌声が漏れ、歯を食い縛って耐えようと試みるが、ケーティの乱れた肢体を前にしているため叶わない。
「ああああ…!グラッドぉ……はぁぁああぁ…」
腰が浮き、体を大きく反らせて息を呑むように体が強ばる。
「ぅ、あ…でっ……ぅっ…」
これ以上ないほど締め付けられ、ケーティの最奥で呻き声と共に溜まっていた欲望を吐き出した。

濡れた洋服を脱ぎ、着替えたケーティはグラッドに抱かれている。
その目からは眠気が見て取れ、グラッドもそれに気付いていた。
がしがしと頭を撫でてやり、しっかりと抱きなおす。
「雨やんだら起こしてやるよ。」
「…うん。」
しばらくすると、洞窟内は二人の寝息だけが流れていた。