「急いで急いで、早くしないと集合時間に遅れちゃうにゃ〜!」
「にゃ〜、先輩、待って待って〜」
「にゃー」
荒野を三匹のチョコボが駆ける。そのチョコボには、ミスラが騎乗していた。
彼女達は、裏LSに所属するミスラだが、その日、セルビナでの釣りに夢中になり、
集合場所であるジュノへと向かうため、バストゥークへ向かっているのだった。
「あとちょっとで飛空艇が来ちゃうにゃ…!」
先頭を走っていた一番年上のミスラは、後輩ミスラA、Bがちゃんと着いて来ているかどうか、
走りながら後ろを振り向いて確認した。
そして、その時である。何か強烈な衝撃を全身に受け、気がつけば彼女は空を仰ぎ、次には
全身に激痛が走っていた。
(あ、あれ…なんだにゃ…?)
「せ、先輩ー、大丈夫ですかにゃ!?」
「ああ、大変だにゃー事故だにゃあ!」
(え、え、…何何?)
そして…意識を失った先輩ミスラが目を覚ましたとき、彼女達は見知らぬ複数の女達に囲まれていたのだった。
「ふ〜ん、それで、急いでいたから前方不注意になっちゃったってわけ?」
「お転婆なのね」
プークスクスと、彼女達を笑いながら囲んでいるのはヒュームの女性達だった。
(せ、先輩やばいにゃ…この人達、有名な廃LSの人達だにゃ)
(893っていうLSらしいにゃ。何人もつぶされたって噂にゃ…)
怯える後輩二人が、先輩ミスラに耳打ちする。
「あら、こそこそ何話してるの?」
「い、いぇ、なんでもないにゃ。それよりもごめんなさい。こちらが悪かったのは百も承知にゃ…」
「あらあら、いいのよ別に?こっちはそんな大した事無かったし。…あ、そうだ。ねぇみて。
これ何かしら?」
リーダー格のヒュームの女が、何やら手帳らしきものを彼女達の前で振り回す。
「!…それは…!」
そう、彼女が振り回しているのは、ミスラの飛空挺パスだったのだ。
「あ、あの…それ私のですにゃ。返してもらえますかにゃ…」
「そうねぇ…フフフ、それじゃ、四つん這いになってもらおうかしら?」
「へっ…?」
「四つん這いになれば返してあげてもいいわ。どうかしら?」
「なればパスを返していただけるんですにゃ…?」
「ええ、約束するわ。さあ、四つん這いになりなさい」
こうして先輩ミスラは893LSの言うがままに、彼女達と後輩ミスラ二人の前で四つん這いになったのだ。
「え、えっと…四つん這いになったにゃ…これでいいのかにゃ?」
「ウフ…やっぱり獣ね。その格好が似合うわぁ〜」
そういうと、リーダーの女は、部下のヒューム女に目で合図を送る。彼女は無言で、
先輩ミスラの背後に回り、ナイフで彼女のつけているサベジロインクロスを切り裂いた。
「にゃっ!?」
突然の事態に困惑する先輩ミスラ。部下の女は、怯えるミスラをよそに、破れたクロスを剥ぎ取る。
そして、彼女達の前に、先輩ミスラの全てが曝け出されたのである。
「あ、あの!?」
動こうとするミスラの首筋に冷たい感触が。先ほどのナイフが、彼女の首筋に当てられていたのだ。
「動くと怪我するわよ〜?」
リーダーの女は、妖艶な笑みを浮かべ、四つん這いになっている彼女の尻の前にしゃがみ込んだ。
次の瞬間、先輩ミスラの体に電撃が走る。それは、今までに感じたことの無い未知の感覚だった。
「にゃっ…!?にゃぁぁあ!?な、んにゃああ…」
「やっぱり獣ね…汚い穴ねぇ」
「な、何をしてるのにゃ…んにゃあっ…!?」
リーダーの女の指が、ミスラのアナルにずぶずぶとめり込んで行く。
「んっ…はにゃぁ…い、痛いにゃ…抜いてぇ…」
「あなた初めてなのここは?力抜きないよ」
「んぅぅっ」
「ほら、一番奥まで入ったわよ…どうかしら?」
リーダーの女は、その指を挿入したまま、後ろで怯えている後輩ミスラを見て言った。
「あなた達、先輩がこんなになってるのに見ているだけかしら?こっちへ来なさい」
部下の女のナイフは、今も先輩ミスラの首筋に当てられたままである。
後輩ミスラ二人は言われるがまま、前に出る。
「それじゃあ、先輩を感じさせてもらおうかしら?…口でしなさい」
「あっ…やめて…んにゃぁ…!?」
四つん這いになっている先輩ミスラの下に一人が潜り込み、乳首を口に含むよう強要された。、
もう一人はそのまま後ろから、充血したクリトリスを舐めさせられた。
その間も、ヒュームの女は、指のピストン運動を繰り返している。
敏感な部分を、それも女性に弄ばれるのはこの上ない屈辱だった。
しかし、それとは裏腹に、彼女の体は素直な反応を示している。
「ニャッー!ニャッー!ニャッニャッ…ンニャァー!」
「あらら、こんなに濡らしちゃって…どうしようもない獣ね、ミスラって」
「ニャッー!ニャッニャッニャッ…いや、だめにゃあ、ンニャッ…アッ…!」
「もう脅しはいらないようね…あなたも混ざりなさい…私のを舐めなさい」
リーダーの女は、部下の女に指示をだす。部下の女はナイフを捨て、リーダーの女の背後に回り、
そして彼女の秘所に命じられるままにしゃぶりついた。
ぐちゅ、ずず、にゅちゅ、と、淫靡な音が狭い室内にこだまする。
「あぁ…はぁ…そうよ、上手ね…次はこの可愛い後輩の子猫ちゃん達にしてあげなさい?」
部下の女は静かに頷くと、次は後輩ミスラ達を攻めに掛かる。
彼女はしなやかな両手をそれぞれの秘所に伸び、すでに濡れているそこへ、指を伸ばす。
「んにゃっ!?…あ、ひゃああ〜」
「んにゃぁ!にゃああ」
「にゃっ…だめにゃん…きもちいにゃぁっ…!」
「はぁ…いいわ…かわいい…んっ…んっ…」
こうして、絡み合う4人の女の夜は更けていった…
後日、このチャット内容のログが晒され、この事実はヴァナディール中に広まることとなった。
ミスラの族長は
「なんだこりゃあ…たまげたにゃぁ…」
と驚きの様子を隠せないでいた。
「なぜ Hum♀なんだ」
というヴァナディールレポーターの問いかけに大しては、
「Tar♀ともしました」
と、答えたそうである。
MTH −完−