ルト・ミュラー:ミスラ2白髪
サリム:ヒュム大臣
Luto Mewrilah : あなたたちが お宝と呼ぶものは、いただいたわ。
Gentle Tiger : !!か、怪盗だーっ!!捕まえろーっ!!
・・・ふふ、単細胞なガルカを巻くなんてチョロイものね♪
ルトはミレドシラッドと組み、最近はこの大工房に目を付け
管理官が不正に蓄えたギルを、堪った頃合に盗みに入るのに味を占めていた。
なんといっても、、、警備があのいかにも単細胞なガルカ3人である。
怪盗の経験を積んだルトには、落ちているお金を拾いにいくような感覚だった。
「100、200、300、っと。よくもまあこんなに貯めこんだモノね」
「元々不正なお金なんだし、私たちが世の中の為に使わなくちゃね♪」
「ルト!!1人占めなんて、ずるいよ!!」
いつもの光景である。大金を前に上機嫌なルトは、
ドアに忍び寄る人影に全く気付かなかった。
「・・・(ヒソヒソ)いいか、合図をしたら一斉に取り押さえるぞ」
ルトが上機嫌で、ミレドが渋々とギルを麻袋に詰め込んでいると
バタン、と後ろでドアの閉まる音がした。
「ん、マヌケな見張りはまだ入り口のほうよね?ミレドシラッド。」
「うん、今頃ボクの変装で、食堂に魚でも食べにいってる筈だよ」
「じゃあ気のせいね・・・さ、早くお宝頂戴してズラかるわよ」
ごそごそと麻袋にギルを移してるルトとミレドの背後から
のっそりと大きな影が3つ近づく。
「とりゃーっ!」
「きゃっ!!ちょっと、なに!なに!」
ルトとミレドの背後には、いつも煙に巻かれる屈強なガルカ3人が
背後から2人を、腋を抱えるようにがっしりと羽交い絞めにしていた。
「全く・・・何度も何度も同じ手が通用すると思ってるのか!」
「サリムさんにここで見張っていろと言われて正解だったな」
「ちがいねえ、確かに最終的にはここにくる筈だ。ガハハッ」
羽交い絞めにされたルトは、それでも下半身をジタバタさせ、必死で抜け出そうとする。
「ええい、大人しくせんかっ、この泥棒ネコめっ!」
「がふっ!」
手の空いているガルカが、付近に積まれていた薪用のエルム原木で
ルトの後頭部をごつん!と叩いた。気を失い、へなへなと力なく倒れこむルト。
ガルカが暴れるルトに気を取られているその期に乗じて
ガルカの胸の中からするりと抜け出したミレドは、一目散にドアを飛び出し逃げ出した。
ぴゅ〜〜〜
「あっ、こらっ!またんかっ!!」
「どうする、追うか?」
「表で大っぴらに追うわけにもイカンし、取り敢えずはこの泥棒猫1匹でいいだろう。サリムさんに突き出そう」
そうするとガルカ3人は、そそくさと麻袋とルトを肩に抱え
何事も無かったかのように、裏口からどこかへ去っていった・・・
「・・・う〜ん・・・」
ガンガンと頭痛で朦朧としながら、ルトはうっすらと目が覚めた。
きょろきょろと首を振り、辺りを確認すると
すぐに両手の自由が効かない事に気付く。
湿ったレンガの一室に、扉は鉄格子。
しゃがみこんではいるが、両手は革紐で縛られ
そのまま天井からぶらりと繋がれている。
「そっか・・・あたしドジ踏んじゃったんだっけ」
意識も戻ってきて、辺りを冷静に見渡すと
鉄格子の向こうで、見覚えのあるマヌケなガルカが椅子に座り
グースカピーと居眠りをしている。
「ちょっとあんた!!早くここから出しなさいよ!!」
んがっ、とガルカが起きると、ジタバタしているルトを見て
めんどくさそうに奥のほうに歩いていった。
「お〜い、誰かサリムの旦那に、泥棒猫が目を覚ましたって伝えてくれ〜」
暫くして奥のほうから、いつものガルカ3人を従え
腹の出たヒュムの中年が現れた。いつもくすねてる財宝の主、管理官サリムである。
サリムはルトをまじまじと、品定めするかのごとく見ると
「ふーむ、、、どうもこの国のミスラというのは、手癖が悪くて適わんのぅ」
「おい、今までお前たちが取ったワシのカネはどこにある?正直に言うのだ」
しゃがみこみ、その手がルトの小振りな顔の顎に接しようかとしたかと思うと
ペッ!っとルトはサリムに唾を吐きかけた。
「ふんっ、誰がアンタみたいな小悪党に喋るモンですか。コレでも怪盗よ。死んでも喋らないわ!!」
フフフッ・・とサリムが笑ったかと思うと、懐から手拭で唾を拭き取り
次の瞬間、バシッ!とルトの右頬を叩いた。
「フム、、、予想通り強情な猫だ。しかしどうかな?お友達がどうなってもいいのかね?」
「・・・っ!アンタ達!!ミレドをどうしたのっ!」
「こことは別の所に捕らえてあるよ。。。尤も、まだ何もしては居ないがね」
「君の態度次第では、お友達がそこのガルカ達にどうされるかは解らんが。。。ふふふっ」
ニヤリ、と後ろのガルカ達が笑った。
そういえば聞いた事がある。腹の減ったガルカ達は
時にタルタルを食べてしまう事もあると・・・
「解ったわ・・・抵抗しないから、ミレドには何もしないで頂戴」
「物分りの良い子猫ちゃんだ。それじゃあひとつ、咥えて貰おうか」
「・・・?な”っ、なに??」
「メスの捕虜の尋問といえば、古今東西決まっておろう」
「さあ、まずはその口で、ワシを満足させてみるのじゃ♪」
ズボンを下ろしたサリムは、だらりとしたペニスを
ルトの頬にぴたぴたとつけて催促する。
・・・くっ、こんなデブオヤジの性処理なんて、、、
でも仕方ないわ、これしきの事でミラドが助かるなら
目をしっかりと瞑りながらも、ルトは恐る恐るサリムのペニスにその舌を近づける。
まだだらりとしたサリムのペニスを口に含むと、ルトは口の中で転がした。
こんなの、ガルカンソーセージだと思ってればなんともないわ・・・
徐々に硬くなっていくサリムのペニス。
うおおおっ、と何か叫んだかと思うと、サリムはルトの頭をがっしりと掴んだ。
「な、なんだっ!この舌はっ!!」
「ザラザラとして、それでいてねっとりとして、、、んふぅ!こ、これはたまらんっ!」
暫くぐちゅぐちゅぐちゅ・・・という卑猥な唾液の音が漏れたかと思うと
すぐにサリムのそれは果てた。
・・・んぐっ・・・苦ぁい・・・
勢い良く流れ込んだ精液に、苦虫を噛み潰したような顔のルト。
「おおっと、まだだぞ。この汚れたイチモツを、ちゃんと綺麗に掃除するのだ」
再び萎えたそのペニスをルトの口に含ませると
サリムはその余韻に浸っているようであった。
「ふぅ〜っ。噂には聞いておったが、まさかミスラの舌がこれほどのモノとは」
「おいっ、何を休んでおる。上目使いでこっちを見上げ、丹念に奉仕するのだ」
ルトはイヤイヤながらもサリムを見上げ、くちゅくちゅと萎えたペニスを口で転がす。
「ふーむ・・・これはなかなかの拾い物やもしれん・・・」
「これからたっぷりと性技を仕込んで、ワシの愛奴に・・・」
余韻に浸るサリムを、呆れた顔で見守るガルカ3人組。
「ん、こらっ!何をしている!さっさと持ち場に戻らんかっ!!」
「この猫は暫く、ワシ一人で尋問する!」
やれやれ、と顔を見合し、ガルカ3人組は帰って行った。
事が終わり、はぁはぁと息切れをしているルトを見て
サリムの欲情は、さらに掻き立てられていった・・・
「それではサリムさま、これが今月の分の上納でございます」
揉み手をしながら、ヒュムの商人はサリムに媚び諂う。
「ふむ、、よろいしい。で、頼んでおいたものもあるかね?」
「へい、カザム産のパママに、ノーグでの闇市での・・しかしどうするんで?こんなもの」
「余計な事は詮索するな。出入りを続けたければ、おまえはワシにしたがっておけば良いのだ」
訝しげな顔をしつつも、ヒュムの貿易商は、サリムに小荷物を手渡した。
受け取るとサリムは、心なしか上機嫌になっていた。
サリムの向かった先は、ツェールン鉱山の奥の使われていない倉庫であった。
ここの奥の一室で、ルトはあれから人知れずサリムに匿われていた。
ガチャ、と重い扉を開くと、むあっとミスラ独特の篭った体臭が外に漏れる。
ルトは、ミスラ特有の発情期を迎えていた。
狭い洞窟の一部のその部屋で、簡素なブロンズベッドに横たわり
鮮やかなミストチュニックの面影はなく、もう下着のミスラインクロス姿になっており
体中はその艶やかな褐色の肌が汗ばみ、頬は赤く火照っている。
「ほほほ、いい子にしてたかの?今日はお土産をたっぷり持ってきたぞ♪」
「・・・」
換気が悪く蒸しているのか、サリムは口笛を吹きつつそのまま裸になった。
「・・・このヘンタイ親父、、、いい加減ここから出しなさいよ・・・っ」
「ミレドは無事なんでしょうね・・・・?」
ベッドの上で身悶え、ルトは力なく呟く。
「おやおや、これはまた異な事を。私はオマエをここに監禁しているワケではないのだぞ?」
「オマエが自分の意思で、ここに留まっているだけではないか♪んん〜?」
サリムがベッドに座り、その火照った肌に触れると、あんっ!とルトは反応する。
「まずはその、汗ばんだ下着を取り替えないとの♪」
通常よりも小さいサイズであろうか、汗でびしょびしょになったミスラインクロスは
もうルトのその痴丘と乳首が透けて見え、サリムはそれをニヤニヤ堪能しつつ下着を剥がす。
ベッドの上で全裸になったルトは、もの欲しそうな顔でハァハァとサリムを見る。
「オマエもすっかり、このキツい下着がお気に入りだのう、このヘンタイ娘め♪」
「ホホホ、、、さあ、コレが欲しいのであろう?いつものおねだりをするのじゃ」
ベッドの上で、クネクネとおねだりをするルト。
クネクネにあわせサリムが肌に触れると、ルトの動きは次第にいやらしくなり、感じているようであった。
そのまま両足を掴んだサリムは足を開き、そのてらてらとした秘部をむしゃぶる。
「んふぅ〜、この独特の味がタマランのぅ」
発情期でいつもより敏感になっているのか、ルトはもう愛撫だけで光悦した表情だ。
そこにはもう、いつもの高慢なミスラはいなかった。
「どれ、、、オマエももうワシのチ○ポなしでは辛かろう?」
「どうじゃ、、、怪盗なんぞやめて、このままワシの愛奴のなるのじゃ」
発情期にすっかりサリムに仕込まれたルトは、元々あったエッチ好きな性格もあり
もうすっかり体はサリムを見ただけで、濡れる体になっていた。
いきり立ったサリムのペニスを見て、ごくり・・・とルトの口元は緩む。
「仲間のタルタルが、もうとっくに抜け出しているのは解っているのであろう?」
「それでも逃げ出さないでここに居るとは、たいしたヘンタイ娘じゃ♪」
ああん・・・♪あふん・・・♪
ルトはもう弛緩しきった顔で、その快楽に身を委ねる・・・
数ヵ月後。
サリムは仕事を終え、とあるバストゥークから離れた廃屋に向かう。
そこにはルトが居た。この使われていないグスタの風車小屋を
バストゥーク方面での怪盗の根城に使っているらしい。
がちゃ、とドアを開けサリムが中に入る。
「いい子にしてたかい?私の可愛い愛奴よ」
クスッ、とルトは笑ったかと思うと、そのミストチュニックをするりと脱ぎ
その下からはきつきつのミスラインクロスがあらわになって、言った。
「お帰りなさぁい、ご主人さまぁ・・・今日もルトを、いっぱい可愛がってね♪」
ミスラインクロス越しのその褐色の乳首はツンと立ち、秘部はもう湿っていた。
完