今日もまたつまらないバイトが始まる
バイト先は個人経営のドラッグストアだが、いつも客はほとんどこない。
店主は昼間置き薬の配達で外回りをしていて、儲けはそれなりにあるが、かといって店を留守にする訳にもいかず、オレのようなバイトを雇っているらしい。
この店の近所の人達はこの店で買い物をすることは無い、なぜなら店主が近所に置き薬として配達しているからだ。
大通りからも離れていているから誰も来ない・・・・・・いや、まったく誰も来ない訳じゃないな。

店の裏手に公園があって、小学生達がよく遊んでケガをするとうちの店に来る。金を取れないから客じゃないが、近所の評判と大人の事情で無料で治療してやっている。
うちに来る子の中でも負傷率bPはぶっちぎりで『ナナミ』だ、あの子はかなりのドジっ子で、すぐにケガをしてうちに治療しにくる。
そのおかげかナナミとはかなり仲がいい、ケガをしていなくてもよく店にきてくれてオレを「お兄ちゃん」と呼んでとてもなついていてくれる。
スカートからのぞく白い足、黒いショートヘアー、細い手足、大きな目、整った顔立ち・・・・・。
いつものようにナナミのことを考えながらぼんやりレジに座って、ナナミとなにを話そうか考えをめぐらせる。


妄想にふけっていると、今日も真っ赤なランドセルを背負ってナナミが店に来た、どうも様子がおかしい、またどこかケガをしているのだろうか?
「お兄ちゃん・・・おクスリある?」
ナナミは腹部を押さえ前かがみになりながらそう言った、身長がオレのヘソ位までしかないナナミがよりいっそう小さく見える。よく見れば顔色も悪くて歩き方もどこかぎこちないようだが・・・・・。
「どうした?おなかが痛いのか?」
オレは声をかけながらナナミの背中を押して店の奥に連れて行く、子供たちのゲガを治療するときはいつも店の奥の休憩室で治療するので、ナナミも素直に従った。
「じゃあクスリを持ってくるから、どんな具合かおしえてくれる?」
休憩室の畳の上にナナミを座らせて症状を聞く、だがオレはすでに予想はついている、なぜならずっとこの日を待ち望んでいたからだ。

ナナミは恥ずかしがりながらもオレの期待していた通りの答えを返してきてくれた。
ナナミ「お腹がきゅ〜って痛くなって、アソコから血が出てくるの・・・・」
恥ずかしさよりも血が出た恐怖感が勝っているのか、ほほを赤くしながらも真剣なまなざしで言ってきた。
「じゃあちょっと傷口を見せてくれるかな?」
ナナミはさすがに動揺していた、さすがにマズかったか?しかしナナミは生理についてはなにも知らないはずだ。
ナナミは学校の生理の教育があった日は欠席していたし(ナナミの同級生談)、母親は夫の連れ子であるナナミを嫌ってろくに話もしないのでおそらく教えていないだろう。
もしかすると同級生の誰かが教えていたのだろうか?だとしたらかなりヤバイ、嫌われたかもしれないな。


しかしナナミは少し考えこんだ後、こう言った。
「うん・・・やっぱり見ないと何が原因かわからないよね・・・・・。はずかしいけどお兄ちゃんなら・・・・いいよ」
オレは心の中で キタ━━(゚∀゚)━━!!!! と叫んでいたが平静を装って、ナナミに近づく。
どうも生理の事は知らないようだった、しかも前々からナナミはオレが白衣を着ているので医者と勘違いしているのが幸いした。オレはナナミと向き合って座り、指示を出す。
「じゃあ仰向けに寝て少し足を開いてくれる?」
ナナミは赤くなった顔をさらに赤くしながらも素直に従った、オレのほうに足をむけて仰向けになったナナミのスカートを、フォックはずしてそっとめくり上げる。
ナナミは目を閉じて必死に恥ずかしさをこらえている様子だった、オレはその表情を堪能しながら、ナナミの白無地のパンツをゆっくり脱がす。
パンツを脱がすと秘部に血の付いたティッシュがあてがわれていた、ナナミが自分でやったものだろう、パンツには血が付いていないので、これなら洗濯の時に母親が娘の生理に気づく心配も無いだろう。今日はつくづく運がいい。

秘部のティッシュを取ると毛の無い割れ目が見えた、白い肌の割れ目にはうっすらと血がついていたが、きたないとは感じなかった。
ナナミはすこし眉間にシワを寄せながらも無言でじっとしていた、やめてとか言い出すかとも思ったがまだ大丈夫そうだな・・・・・・もうちょっといけるか?


ナナミの割れ目を左右に開いて穴をさらけ出す、ピンクの粘膜の中の小さな穴から薄く血が出ていた、一応診察と言う名目でやっているのでティッシュで血をぬぐってじっくり観察する。
穴に指を当てて穴の中をのぞいたり、クリトリスをむいたりしたあと、下腹部の子宮がある辺りをさすって「痛いのはこの辺?」などと質問(問診)した。

しつこくならない程度に堪能したあとナナミの服装を戻し、ナナミに診察が終わった事を告げた。
「はい・・・もういいよ、なんの病気なのか分かった」
するとナナミは心配で待ちきれない様子で聞いてきた。
「何の病気だったの?わたし死んじゃうの?」
オレは日頃の妄想シミュレーションで考えておいた説明を早口で話しはじめる。
「いや、死にはしないけどクスリを使わないといけないんだ。生理って言って普通はほとんど痛くなくて血も出ないんだけど、ナナミちゃんの場合はハラミスキー症候群を併発しているから、すごく痛くて血もいっぱい出るんだ」
ナナミはなんの事だかさっぱり分からないといった顔で聞いていた。
「詳しい話をしてもいいんだけど・・・・・・その前に痛み止めのクスリを探してくるね、ナナミちゃんもつらいだろうし」
そう言って俺は休憩室の冷蔵庫を開ける、冷蔵庫の中には液体の入った小さなボトルとジュースが用意してある、ボトルの中身は生理痛用のクスリを水で溶いたものだ。オレは手早くジュースとクスリを混ぜ、コップに注いでナナミに出す。
「クスリを探して来るからジュースでも飲んでゆっくりして」
そう言うとオレは倉庫のほうに向かう。実はもう道具は準備してあるが、肝心のクスリを出さないといけない、コレばっかりは鮮度が命なので事前に用意できなかった。
オレは準備しておいたチューブ付き注射器に精液を込めた、白濁したクスリの入ったシリンダーのメモリは7mlを示していた。



準備が終わって部屋に戻ると、ナナミはジュースを半分ほど飲んだところだった、もうすぐ生理薬が効き始める頃だろうか、オレはナナミにクスリについて話し始めた。
「あのねナナミちゃん、このおクスリはおなかの中の子宮って所の中に注射しないといけないんだ、だからね・・・・・・・」
オレはナナミに子宮と膣のイラストを見せながら説明していく。
「お兄ちゃんがこの注射器の先っちょを差し込むから、ナナミちゃんはちゃんと子宮におクスリが入ったかどうか教えてね」
ナナミがうなずいたのを見てオレは次の指示を出す。
「じゃあスカートと下着を脱いでそこの座椅子に座って・・・・・そうそう、んで足を少し開いてくれる?」
ナナミはすでに先ほど自分の恥ずかしい所を見せた事もあってか、素直に服を脱いで座椅子に座って足を開く。ちょうどM字開脚をしているような状態になった。
オレは先ほどの注射器のチューブを、ゆっくりとナナミの秘穴に差し込んでゆく、直径が大体パスタ1本分ほどしかないチューブなので、処女膜を傷つけることもなくスルスルと入っていく。


ある程度はいった所で壁に突き当たった、周りの壁よりコリコリした触感があった。
「ほら今当たってるところが子宮口だよ、今から子宮の中にいれるからね」
オレはコリコリした触感がする部分の真ん中辺りをチューブでこじる、チューブが「ある場所」に当たった時フッと抵抗がなくなり、チューブがさらに奥に入って行く感触がした。
「あ、・・・・はいった・・・・子宮に・・・・入ってる」
ナナミにも子宮に入ったことがわかっているようで、思わず驚きの声をあげる。
「じゃあおクスリを入れるからね、もしできるなら子宮口を閉めてみて」
ナナミが腹部に力をいれているのを確認して、注射器のピストンを押し込む。
ぶじゅるるるるるる!!!!!
狭いチューブから勢いよく白濁したクスリが飛び出し、ナナミの子宮の奥の壁にぶち当たって溜まっていく。
「あ!すごい!おなかの中でおクスリが水鉄砲みたいに出てる!!」
白濁液はあっと言う間にナナミの小さな子宮を満たしたが、それでもなおピストンを押し進める、行き場をなくしたクスリは左右の卵管にまでくまなくいきわたり、子宮をパンパンにしていく。
「どう?ちゃんと子宮の中におクスリ入っていってる?」
ナナミは初めての感覚に戸惑いながら言った
「う、うん。ちゃんと入って来てるけど、もうおなかの中いっぱいだよ?」
オレは注射器の中のクスリをすべて注入し終わると、ゆっくりとチューブを引き抜いた。
ナナミの子宮は卵管の奥の奥までみっちりと白濁したクスリ=精液で満たされていた、あふれだしてくるかと思ったが、なかなか出て来なかった。
「ナナミちゃん、今おクスリはおなかの中でどうなってる?」
ナナミは不思議そうな顔をしながら下腹部に手を当て
「子宮がパンパンになってて、動くと中でおクスリがヌルヌルしてる、なんだか不思議な感じ・・・・・・・」
どうやらオレの精液はナナミの子宮にべっとりとへばり付いているようだ。


生理中のナナミの中に出しても妊娠する事はない、これはいわば練習のようなものだ。
オレはナナミの秘穴にタンポンを詰めて血と精液が漏れないようにした。
「おなかが張って変な感じがするかもしれないけど、おなかは痛くないでしょ?」
そろそろさっきの生理薬ジュースが効いてきているはずだった。
「あ!ほんとうだ!痛くない!」
「クスリが効いてきたみたいで良かったよ、でも今は一時的にクスリの効果で痛くないけど、きちんと治すにはこのクスリを何日か打ち続けないダメなんだ」
治るのにしばらくかかる事にナナミは少し残念そうだった。
「それにこのクスリは使うのに免許がいるから、またナナミちゃんにココに来てもらわないといけないけどいい?」
ナナミが分かったと言ったあとオレは重要な約束を取り付ける。
「あと、このクスリは店の在庫を勝手に使ってるから、見つかったら俺は店をクビになって警察に捕まっちゃうんだ。だから他の人にいっちゃだめだよ?」
ナナミはきまずそうに
「お兄ちゃんに会えなくなるのは嫌だから、絶対だれにも言わないよ」
約束をした後、服装を整えてナナミを店の前まで見送る。
「じゃあナナミちゃん、また明日帰りにお店によっていってね」
痛みもなくなったナナミは、いつも通りの明るい笑顔で
「うん!また明日ね。バイバイお兄ちゃん!」
帰って行くナナミの後ろ姿を見送りながら、俺は明日からの事に思いを募らせていた。
これから毎日毎日ナナミの子宮を精子でいっぱいに出来るのだ、生理の日も危険日の日も関係なく、ナナミがオレの仔を孕むまでずっと続く・・・・・・・イヤ、孕んでからもずっとずっと・・・・・・・・・。


あの日以来、ナナミは毎日欠かさず店によるようになった、オレに精子を子宮にパンパンに詰め込んでもらう為に。
もちろんナナミはクスリを注射してもらいに来ているだけだろうが、現実は残酷だった。

初めて注射した時から、回数を重ねるにつれてオレたちは確実にスキルアップしていた、オレは挿入後すぐに子宮口にチューブをさせるようになり、ナナミは子宮口を閉めて精液を漏らさなくする技術会得した。
最初の頃は恥ずかしがっていたナナミも今では慣れてきて、注射する時自分で穴を広げて入れやすくしてくれる。
精液の量も亜鉛の錠剤を毎日飲んでいるから一日大体7〜8mlは出せているし、注射器のチューブを長く改造した今では子宮の最奥の壁に到達できるので、子宮の最奥で新鮮な精液を出し、その精液に押されて古い精液は子宮口からあふれ出してくる、そのためナナミは子宮の物理的限界の量を常に超えて、その幼い腹の中に溜め込んでいるのだ。
ちなみに溢れた古い精液は、カラになった注射器を抜くときに吸い取って回収している。


毎日限界を超えて入れられているために、ナナミの子宮は精液で拡張されて膨らんできた。
最初は外見上の変化は見られなかったが、良く見ると最近ナナミの下腹部が一部ポッコリと膨らんでいるのが分かるようになった、ためしに聴診器を当ててふくらみをぷにぷに押すと聴診器越しにごぽっ・・・とぽん・・・ごぷん・・・と言う精液がうごめく音が聞こえてくる、聴診器を渡してナナミにも聞かせてみたが、ナナミいわく「夜寝返り打つときにも時々聞こえる、はっきりとは聞こえないけど」だそうだ。

今日もいつも通り注射し終わった、だが今日は特別な日だった。
あの日から計算して、ちょうどナナミとオレが初めて向かえる危険日だ、かといってあまり特別な事は出来ないので、ナナミの子宮を腹の上から揉んで中の精液を攪拌する程度にしておいた。
排卵さえすれば受精は確実だろう、問題は受精卵が無事に着床するかだ。
そうすればナナミののぞみ通り生理は止まる、妊娠と引き換えに・・・・・・。

前回の危険日からだいぶたったある日、店の妊娠検査薬を買ってきてナナミの尿を検査した、前の危険日で妊娠していれば、この時期にはもう反応が出ててもいい頃なのだが、いまだに妊娠の反応は出ていなかった。

多少の誤差も考慮して次の日もその次の日も検査したが、反応が出ることはなかった。
検査を始めて4日目の今日も妊娠の反応はなかった、思わずため息が漏れた。そのため息を聞いたナナミは
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あたしが妊娠しないのがそんなに残念なの?」
「えぇ!?あ・・、な、なにが・・・・ええ!?Σ(゚д゚;)・・・どうしt」
頭が真っ白になりますた。
オレが現状を理解するためと言い訳を考えることに脳ミソをフル回転させていると、ナナミの方から切り出してきた。
「あたし、生理の事も・・・・・お兄ちゃんがあたしに何をしていたかも・・・・全部知ってるよ・・・・」
全部?え?意味が分からない、完全にパニックだ
「えっと・・・・い、いつから?・・・・かな?」
ナナミは眉を寄せて少し悲しげに、だが真剣なまなざしでオレを見つながら
「最初からだよ、最初の生理の時からずっと分かってた。あたしは生理の事も知ってたけどお兄ちゃんの恥ずかしがるトコが見たくて、わざと知らないふりしてたの」


確かにあの時オレが傷口を見せてと言った時、ナナミが戸惑っていたのは恥ずかしいだけでなくソレが原因だったのか!!オレが何も言えないで居ると、さらにナナミは続けた。
「お兄ちゃんがあたしの子宮に精液入れてたのも分かってた・・・・・・・あたしを妊娠させようとしてるって・・・・・・分かってた」
やっとパニックから立ち直り始めたオレは当然の疑問を口にする
「知ってたならなんで・・・・・・なんで黙ってたんだ・・・・・」
ナナミは少しのためらいのあと
「だってあたし・・・・・・お兄ちゃんの事が好きだから!・・・・好きな人のためなら何だって出来る・・・・なんだって許せるの・・・」
つまりオレの事が好きだから見せ、オレの事が好きだから精液を受け入れ、オレの事が好きだからずっとだまされたふりをしていたのか・・・・・・・。
「あたし、お兄ちゃんが喜んでくれるなら・・・・・・・赤ちゃん産んでもいいよ?」
オレはなんてクソヤロウなんだ、こんな小さな子にこんな覚悟までさせて・・・・。
この時オレは決心した、この子を幸せにしよう、この子の喜ぶ事をしてあげよう、それがどんな事でも・・・・・


「ナナミちゃんはどんな事してもらったらうれしい?・・・オレに出来る事なら何でもするよ・・・こんどはオレが・・・・オレもナナミちゃんが大好きだから」
ナナミは少し考えた後はっきりと答えた
「あたしはお兄ちゃんが喜んでくれると、あたしもうれしい。お兄ちゃんの幸せ=あたしの幸せだよ?」
オレがナナミを喜ばすには、オレが喜ばなけれればならず、オレが喜ぶには・・・・・・。
オレはナナミをそっと抱き寄せ、抱きしめながら
「ナナミ、・・・・覚悟はいいか?」
初めてチャン付けで呼ばれ無かったことに気づいて、ナナミは微笑みながら
「それはこっちのセリフだよ」
オレは抱きしめたままナナミを押し倒した。
その日ナナミの処女を奪い、初めて注射器を使わずに精液をナナミの子宮に注入した。
それ以来オレが注射器を使う事はなくなった。



二人の気持が通じたあの日以降もずっと日課は続いていた。
毎日毎日飽きもせず精液をナナミの子宮に溜め込んでゆく、注射器を使っていた頃に身に着けたスキルがココでも役に立っていた。
オレはナナミの子宮口を正確に狙い撃ちし、ナナミが子宮口を緩めて飲み込む。
「はぁはぁ・・・今度こそ赤ちゃんできるかな・・・・はぁ・・・」
オレはナナミと繋がったまま
「なんどでも注いでやるよ・・・・オレの仔を孕むまで何度でも・・・・」
宣言どおりその後も何度もナナミに注いだ。
回を重ねるごとに行為は激しさを増し、さまざまな体位を試していったが出す時は必ず子宮内に出した。



2ヵ月後、ナナミはその幼い胎内に新しい命を宿していた。
まだ腹は目立っていないが、オレの精子とナナミの卵子で出来た正真正銘のオレ達の仔、オレの精子がナナミの胎内を蹂躙し支配した証拠。
ナナミを後ろから抱き閉め、下腹部をなでながら言う
「どう?オレに孕まされた気分は?うれしい?」
ナナミはオレと同じように下腹部をなでながら
「すっごくうれしいよ、自分の中にお兄ちゃんの分身がはいってて、繋がってるって感じがする」


それから月日がたちナナミの下腹部も少しづつ膨らんできた、初期の頃はゆったりした服をきてごまかしたり、寒くなると厚着して大きなお腹を隠した。
しかしそれももうすぐ使えなくなる、同世代の女の子でもかなり小さい部類に入るナナミだが、妊娠して大きくなる腹はそんな事お構いなしにどんどん大きくなっていった。
もうすぐ服でどうこうできるレベルじゃなくなってくる、そろそろ潮時かもしれないな。
「ナナミ、そろそろお腹も目立ってきたし、ナナミの親もごまかしきれなくなってくると思う」
ナナミはお腹に手を当ててうつむいて聞いていた。
「あたしもごまかしきれないと思う・・・・・・だからお兄ちゃんは私の事は忘れt」
そんな事はしない!!とナナミの言葉をさえぎる。
「そんなことにはならないよ・・・・・・・ナナミ・・・オレ実家からでてアパートを借りたんだ、そこで一緒に暮らさないか?」
ナナミはオレに捨てられると思っていたようだ、失敗したとはいえ最初はナナミを騙そうとしていたんだから無理もない。
「本当にいいの?私一緒に居ても何もできないよ?」
ナナミの目には涙がうかんでいた。オレはナナミを後ろから抱きしめて
「一緒に居てくれるだけで十分だよ・・・・・・それに何も出来ないわけじゃないだろ?」
オレがナナミの妊婦腹を撫でると、ナナミの胎内で胎児が暴れた。
「そうね、わたしにも出来る事あったね・・・・・・・これからもお兄ちゃんの赤ちゃん産んであげるからね。何度でも何回でも。」


受胎契約