144 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/10/10(土) 15:21:39 ID:WLGVicN4
バイオリズムだかなんだかは良くわからないけれど
「ほぅ…ウチを孕ませようなんてえぇ度胸や。
せやけどな、今日のウチはバイオリズム的に絶好調なんや。
ウチを孕ませるなんて不可能やで。

…まぁその意気に免じて、相手したろやないか」
(数時間後)

「はぁ、はぁ、ま、まだ体力が保つんか。持続力だけはあるようやな。
…え、もうこんな時間なんか!あかん!これ以上はヤバいで!
日付変わったらウチ絶不調になってまう!
抜かな…ひゃう!ダメや、感じ過ぎて腰に力が入らへん…」
…どうもなにか違うな

148 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 10:39:05 ID:+Zmu8oE9
>>142

隕石1「おらおらイクぜ、しっかり受け止めろよ!!」
ドカーン
月「あぁん!いやだ…また出来ちゃう……」
隕石2「へへへ、前はそんなに凹凸してなかったのにな……いやらしくなりやがって」
月「だ、誰のせいで……」
隕石3「うるせぇ!黙ってぶちこませろ!ンアッ!」
隕石2「お…俺も!ウッ…」

ドンッ!ドンッ!!

月「あがっ!あぁっ……そんなにたくさん……」


かぐや姫「ふふ……ずいぶん気持ちよさそうね」
月「あっ、イヤッ見ないでぇ……」
かぐや姫「何よ、あんたが見せてんじゃない、その真ん丸な体を……」
月「んぅ……いやぁ…」
かぐや姫「痩せたと思ったらすぐにまた丸くなっちゃって……何回やるつもりかしら?あんたも好きよねぇ…」
月「しょうがないじゃない……ね、ねぇ…速くこっち来てよ…いつまでそこにいるの…」
かぐや姫「そうねぇ…こっちであんた眺めてるだけでも結構感じられるからねぇ……あぁん」
月「そ、そんなぁ……は、速く来ないと……あっ…無理矢理でも来させる……から…はぁん…」
かぐや姫「そんなこと言ってる場合かしら、そろそろ時間でしょ?」
月「あっ……あぁぁぁ!いぎぃぃぃ!産まれるぅ…あっあっ……いっ、

149 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 10:56:05 ID:+Zmu8oE9
>>148
途中になっちゃった

月「あぁ……いぃ…やっぱり……な何回…やっても…ぎ、ぎもちイイィィィッ…あぁあああ…イぐゥゥっ!!」

かぐや姫「あぁん………ふふっ、あんなに赤くなっちゃって……恥ずかしいわね……ひと月経ったらまた…やるくせに…はぁ…


で、でもそんなに良いものなのかしら……今度翁か帝に頼んで私もやってみようかしら…あぁん…」

終わり

バチ当たるかな
152 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 12:13:07 ID:rciZOA2L
妻(2歳上)から「もう1人欲しい」
という要望が来た…。

160 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 20:59:56 ID:Fq4yQ4YI
孕ませ日記

1日目
昨日「もう1人欲しい」という要望が来た。
今日から種付けだ。
でも周期から言って難しいはずなのだが・・・
「練習」だそうだ。
3回

2日目
今日も練習。
なんだか晩飯が豪華。
娘に「パパだけなんでウナギがついているの?」と聞かれる。
3回

3日目
また今日も練習。
子供が寝てからだと、始めるのが遅くなって朝がつらい。
今日は2回で勘弁してもらう。

4日目
毎日、ウナギで飽きてきた。
2回

10日目
弁当にまで・・・
2回
新婚の時でも、こんなに頑張ったことはない。

22日目
たしかに4日間休みましたよ。
でも、それはそちらの事情でしょう?
いくら何でも血まみれはいやですよ。
だから頑張ったじゃない。
2回

54日目
そろそろ何とかしてくれぃ。
がっかりした顔でトイレから出てくるのなしね。
2回

79日目
やった!やっった!!
正直、助かった。
もう煙しか出ないから・・・


ですか?

自分の文才のなさに絶望したorz

301 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/11/06(金) 01:31:33 ID:lThkQDvu
高校に入ったと言うのにいまだに俺と一緒に風呂に入りたがる娘。
そんなある日、資産家の家に生まれた妻が交通事故で亡くなってしまう……
今わの際、彼女が俺に明かしたのは、娘は俺の実の子ではないということだった。
愛する娘を亡くした悲しみに打ちひしがれた妻の両親は、俺と縁を切り娘を引き取ろうとする。
だが、今この子を引き取られ、出資を取り下げられてしまっては、俺の会社は、社員は……!
苦悩する俺の前で、娘は着ていた制服を脱ぎ捨てた。
「あたし、パパの子なら、産んでもいい……ううん、産みたいの!」


まで受信した

302 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/11/06(金) 04:27:32 ID:Llyn7RTV
私は社長令嬢の高校生。私立の名門に通い始めたの。
私の友達はみんな父親の事が好きになれないみたいだけど、私は違う。
パパの匂い、なんだかいい匂いがして、ついつい一緒にお風呂に入りたくなっちゃうんだ。一緒に入れないと、胸がキューって苦しくなったりして。
ある日、私のお母さんが交通事故で亡くなってしまって…
最後にお母さんが言ったのが、私はパパの娘じゃないって事。
その時、今まで疑問に思ってたこの気持ちの正体が、分かった気が気がした。
そんな時、おじいちゃんやおばあちゃんが私を引き取りたいって言い出してきた。
…いやっ!今パパ、ううん、私の大好きな人と別れたくない!
だから…
「あたし、パパの子供なら、産んでもいい!……ううん、産みたいの!」


と、こういうことか
308 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/11/06(金) 19:39:09 ID:HURVXqEC
感じすぎて子宮が降りてくる描写が好きだ。

…例えファンタジーだとしても。

309 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/11/06(金) 22:17:10 ID:jhQZNyg3
>>308
問題ない。
リアルは大切だが、リアルが全てではないから。
私もそういう描写は入れている。

310 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/11/06(金) 22:27:16 ID:Nyy52vDH
>>303
私のご主人様は優しい人です。
私を拾ってくれて、温かい毛布で育ててくれました。
いつも私を優しくブラッシングしてくれて、いつも私を散歩に連れて行ってくれます。
お休みの日は河川敷に行っていっぱいボール遊びをしてくれます。
でもご主人様はこんなに優しいのに交尾の相手がいません。
ご主人様はいつも私にこう言います
「お前が可愛い女の子だったらなぁ」
人間のメスはご主人様のことをちっとも分かってやりません。
私はご主人様に頭を撫でてもらいながら、いつも神様にお願いします。
『私を人間にして、ご主人様の赤ちゃんを産ませてください!』

……こんな話をぱっと思いついた俺は病気。
448 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 08:48:46 ID:ZU5onU5Y
そもそも、生殖だろ、セックスって。

461 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/12/13(日) 00:11:03 ID:2usqzmxW
>>448さんのレスにずきゅんと来るものがあったので短文投下。



――そもそも、生殖だろ、セックスって。

その男はそう私の耳元で囁くと、強引に下着をずらして局部に指を入れて来た。
霧がかかったように霞んだ脳裏にも淫靡な水音が響く。
男が私に飲ませたアルコール度数の高いカクテルは見事にモラルと判断力を私から奪ってしまったらしい。
こんな、名前も知らない男に夫との性生活について話してしまうなんて。
そして雑居ビルの汚い非常階段でコトに及んでしまうなんて。

「ほら、これから孕むかもって思うとゾクゾクするだろ?それが牝の本能ってもんなんだよ…」
男が股間から取り出した熱い器官が私の膣に押し付けられる。
私の頭の中で私の良心が叫ぶ。やだ、やだよ、妊娠なんて。お願い、やめて――
「あ、あぅ、んんあああああああ!」
私の心とは裏腹に、ゴツゴツとした生の剛直に膣を割り拡げられる感覚に私の喉は震えた。

やだ…こんなに違うなんて…生のおちんちんがこんなにイイなんて…
「どうだ?初めてのナマは、よ!」
「ひああっ…違うぅ…違うよお…!」
「へへ…そうだろうよ…おまんこも悦んで絡みついてきてる…」

私はいままで一人の男しか知らなかった。
子供嫌いでコンドームなしでのセックスをかたくなに拒絶する夫とのセックスしか。
それは月に一回、5分ほどで終わる宗教儀式のようなものだった。

粘膜同士が絡みつくセックスなんて、いままで知らなかった。
セックスがこんなにいやらしい音がするものなんだって知らなかった。
私の膣が、こんなに悦びをもたらす器官だったなんて――!

「んんあッ…い、いいいッ!」
「いいよ…おまえのおまんこ、すげー締まる…すけべなまんこだ…」
男が荒い息の下からそう漏らすのを聞くと、私の体の奥がぎゅうっと熱くなった。
そうか、私のおまんこはすけべなんだ。だからこんなに気持ちが…イイ…の…

私の視野が白い爆発で埋まるのと、男のおちんちんがお腹の中で恐ろしいほどに膨れるのとは同時だった。
「う、く…うッ…だ、す、ぞ…」
「いひいいあああううううぅぅぅぅぅ…」


男が鼻歌をうたいながら非常階段を降りていく足音を聞きながら私は自分の想像に頬を緩ませていた。
半年後、私の膨れたお腹を見て夫はどんな顔をするのかしら――と。

(投下終了)

540 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/12/27(日) 02:16:44 ID:oKLtdkuB
「欲しいモノはあるかねおじょうさん」
「ないよ。大きくなったらお母さんになりたいな…」
「じゃあ、大きくなったらワシの孫が届けに来るから楽しみにしとるんじゃぞ…」

少女18歳
「あなたはどちら様でしょうか…」
「俺?仮免サンタクロース。じいちゃんが嫁候補いるから頑張ってこいって…卒業課題でもあるし。」

種付けサンタ
こんな感じか。

544 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/12/27(日) 14:06:21 ID:aSMP6ulC
「はい?……三田さん?」
 少女は首をかしげた。少年はどう説明したものかと、少女よりも大きく首を傾げる。
「おじ様のお客様でしょうか?
 申し訳ありません、おじ様は今朝方、急に飛び出して行ってしまわれて……
 なんでも、とんでもない規模の遺跡が発見されたとかで」
 少女の首も更に傾げられ、困った顔をする。
「……あ、ああ。そうだろうなあ。爺ちゃん、ものすごい張り切ってたし……」
 赤い生地の、温かそうな帽子を手で弄びながら呟いた少年の言葉。
 その言葉に少女はひとつ頷き、勝手に納得したようだった。
「貴方のお爺様も、おじ様と一緒に出かけてしまわれたのですね。
 まったく、性のない方々です。……今日はクリスマスイブだというのに……」
 玄関扉を大きく開け、少女は少年を招き入れる。
「どうぞ、お入りください。大人が寒い外で張り切ってる間。
 子供は子供で、温かい部屋ですごしてやりましょう」
 そう言って悪戯っぽく笑う顔は、18というには少し幼く見えた。

 少女の名は、香苗と言った。
 考古学を専門とし大学で教鞭を取るおじと、二人で暮らしているのだと。それは、少年
……誤解を解くのが面倒になった彼は「九郎」と名乗った……にとっては祖父に聞かされ、すでに知っていることだった。
「両親は?」
 九郎が、祖父に聞いていなかったことを思いついたままに口にすると香苗の表情が曇る。
「亡くなりました。……顔も覚えていませんわ」
 なんでもないことのように答え、優雅な手つきで紅茶の茶器を傾ける。その指が微かに震えていることに気がついて、九郎は思わず舌打ちしそうになった。それを隠すように、彼も出された紅茶に手をつける。
 長いまっすぐな黒髪を持った、日本人形にも似た顔立ちの彼女があのような願いごとをする女には見えなくて、九郎は正直、投げ出したいと感じはじめていた。
『子供が欲しい。』
 九郎は、祖父から聞いた彼女の願いを、そう単純に受け止めていたのだ。

 その年、一晩宿を借り結局何事もなく朝を迎えて戻った孫息子に、祖父は眉をしかめた。
「お前には彼女の願いがわからなかったのだな。
 叶えるまでは、お前を一人前と認めるわけにはいかん」
 翌年も、翌々年も。

 そして、4度目のクリスマスイブが巡ってきた。

545 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/12/27(日) 14:06:46 ID:aSMP6ulC
 呼び鈴を押すとブザーの音が陰鬱に聞こえて、気の重い恒例行事の始まりを告げるにはこれ以上ない合図だと、九郎は深く溜息を吐く。
 吐き切り、息を大きく吸い込んだとき。異変に気がついた。
「……おい!空けろ、香苗!」
 叫びながら玄関扉を殴るように叩く。
 周囲には微かにガスの臭いが漂っていて、その臭いは確かに扉の向こうからするのだ。
「……ちっ!」
 一刻を争う自体の可能性に、九郎は僅かに躊躇して周囲を見回し、誰もいないことを確かめてから意を決し、赤い帽子を被る。
 彼の姿はたちまち変わり、次の瞬間には誰の目からも見えなくなった。
 いや、誰の目にもというのは正しくないかもしれない。
 心の純粋な子供の目には、大人がその存在を信じなくなった、白い豊かなひげを蓄えた老人の姿が見えていたはずだから。

 香苗は冷たい床に横たわり、眠っていた。
 その胸が緩やかに上下していることを見て、九郎は帽子を脱ぎ、安堵の息を吐く。
 幸いにして目張りが甘く、最悪の事態を避けることが出来た。
 だが、問題は。
 開け放った窓から十分に換気ができたことを確認し、九郎は窓を閉める。この寒さにも眠り続ける香苗の、胸元で組まれた手の下には「おじ様へ」と書かれた封筒があったのだ。
 九郎は香苗を抱え上げ、寝室へと運ぶ。
 いまだ眠り続ける香苗の胸元からそっと封筒を抜き取ると、少しの罪悪感を覚えながらその封を切った。

 『おじ様へ

  香苗は22になりました。
  お父様、お母様が亡くなってからの15年、育てていただいたこと。
  心から感謝いたしております。

  それでも、香苗は悲しく思います。
  今になって、あの日まで家族と暮らしていたことを思い出すのです。
  あの、7つのクリスマスイブ、その前夜のことを思い出すのです。

  おじ様。
  この時期になると、おじ様は決まって忙しく駆け回っていましたね。
  クリスマスを私と過ごすことは、結局一度もありませんでしたね。
  私は、知っておりました。
  おじ様が、父の車に細工をしたことを。
  ……私が見つかる頃、殺人の時効は過ぎていることと思います。
  それが、育てていただいたことへの、せめてもの恩返しです。』

 ぞくりと身を震わせ、九郎は香苗を見つめた。
 あまりにも穏やかなその眠りは、睡眠薬でも服用していたのかもしれない。
 15年前のクリスマスといえば、祖父が彼女に欲しいものを尋ねた年に違いなかった。
 父と母を、おそらくはいっぺんに失った彼女の願いは、つまり。

『欲しいモノはあるかねおじょうさん』
『ないよ。大きくなったらお母さんになりたいな…』

 家族と過ごす、暖かなクリスマスを。

562 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/04(月) 00:46:22 ID:zbpoWg2e
冬休みが終わり、始業式。
生徒は皆、だるそうに座っている。
先生はある女子生徒の退学を伝えた。隣からは男子生徒が消えたようだ。
理由は家庭の事情、及び経済的事情による自主退学だった。

それからしばらくして中間テスト帰りのある男子生徒は彼女を町で見た。
彼女は産婦人科のある駅から電車に乗り込み、二駅で降りた。
彼女の腹部は膨らんでおり、ゆったりした服装であった。
改札を抜けた彼女は同年代の男性の手をとり雑踏に消えていった。
以降、二人の姿を見た者はいない。
【終】

始業式シーズン小ネタ。

748 名前:ヒマレビト[sage] 投稿日:2010/02/24(水) 00:46:03 ID:dYFdigy1
魔女の真髄』を投下させて頂いたものです。
724様や728様のような好評も戴けたようなので、ちょっと調子に乗ってみようと思います。

以下、設定のみ>>>

20××年……世界は未曾有の人口危機に見舞われていた。
晩婚化と女性の社会進出、そして突如世界を襲った謎の「不妊病」など、多々の理由が挙げられているものの、結果として起こったのは出生率の大暴落、そして人口比率の完全な逆ピラミッド化だった。
そして、その人口危機に率直な対応を示した某国がリーダーシップを取る形で、ある国際機関が設立された。

その名も「世界孕み機構(World HaRami Organization」略してWHRO!

WHROはすぐさま妊婦への特殊補助金制度や子育て援助基金を設立。
だが、それらの中で特に異色を放っていたのが「孕女(はらめ)」と呼ばれる特殊な職業制度を導入したことだった。

孕女とは、不妊病に対して生来強い耐性を持つ女性を指し、遺伝子検査などで見出された彼女たちは、本人の合意の下、次々とWHRO所属職員となっていった。

ここで、孕女の仕事を解説しよう!
それは即ちこの人口危機に対処するため、一人でも多く子を孕み、産む事である。
生まれつきの性質として不妊病に強い孕女たち。
彼女たちの子供は、親の性質を受継いで不妊病に耐性を持つ可能性が高いのである!
世界の人口危機を救うため、彼女たちは日夜子作りに励み、妊娠、出産を経ては再び子を孕むために子作りに励むのである!
(なお、産んだあとの子育ては世界孕女基金による助成金による制度で保障されている。
 不妊病治療が上手くいかなかったり、他の理由があったりで子宝に恵まれなかった里親に委託されるのだ)

注釈:不妊病
突如として世界規模で流行した「子供ができなくなる」ウィルス性の病。
男性に感染した場合は精子の生産が止まり、女性に感染した場合はたとえ卵子が受精しても着床せず結果として妊娠できないようになってしまう。
現在、ワクチン摂取によってある程度の予防や治療が可能であるとされているが、不妊病ウィルスの進化速度は凄まじく、根源的な治療は不可能であると予測されている。
孕女の持つ特殊遺伝子のみがこの病気に対する完全な耐性を持っている。
世界一の性能を誇る日本のスーパーコンピューター"ハラミ"によるウィルス突然変異演算の結果でも、世界唯一の不妊病に対抗する要素であるとされている。

>>>以上、設定のみ

時間があればこの設定に基づいたSSも投下してみようかと思います。
もしよければwktkしてお待ちくだされ。

ちなみに自分の好みは『妊娠にいたるラブラブ』と『異種姦HR』だったりします。
後学のために好みの傾向とか教えてもらえれば重畳。

ではひとまずノシ。
お目汚し失礼しました。

767 名前:1/2[sage] 投稿日:2010/02/27(土) 06:58:29 ID:Tr8dizQl
>>681
ごめんよ、俺はお姉さんキャラ(出来れば包容力のある)も嫌いじゃないんだが、どっちかと言うとツンデレロリが好きなんだ
あと少女って書いたが、人間ではなく獣人

恐竜時代の末期に地球は宇宙人の侵略にあい、生物の大絶滅期を迎える。
地球には自我があったが、宇宙人の侵略が自身の生命にも脅威であると悟り、力の一部を生き残った恐竜達に譲渡。
恐竜は力の影響で高い知能と超能力を手に入れ、宇宙人と戦い始める。
地球の支援のおかげで勝利した恐竜は、地球を神として崇拝。
恐竜はすぐに破壊された地球の復興にも力を注ぐが、生き残った恐竜の個体数が少なく、復興は難航。
しかも超能力を持つ生物は繁殖力が弱い(それでも個体としては充分強いが)。
仕方がなく地球は恐竜以外の生物にも力を与えて超能力者の個体数を確保する。
のちにこれらの生物が集合化、総称として獣人と呼ばれるようになる。

一方恐竜に敗北した宇宙人達は地球をさまよう。
長い年月が流れ、ある時宇宙人は自分達に近しい霊長類と出会う。
宇宙人達はこの霊長類を改造し、獣人と地球への復讐用の兵隊とする。
改造された霊長類は西暦2010年までに68億匹にまで増殖(白・黒・黄色と、色とりどりの種類がいる)。
しかも彼らの生活から出る汚染物質は獣人の肉体には猛毒で、超能力を無力化する効力までもがあり、対獣人戦闘の主戦力となっていく……。

768 名前:2/2[sage] 投稿日:2010/02/27(土) 06:58:51 ID:Tr8dizQl
現在、人類側の勢力『グレート・ヒューマン(GH)』と獣人側の勢力『地球解放軍(ELA)』とで戦争中。
・主人公:14歳♂、獣人と人間の混血。バカ、オープンすけべ、お人よし。中立勢力・赤道連盟所属。
『細胞変化』と言う特殊な超能力を持ち、(脳以外なら)ミンチにされても5秒で復活する。大人に反抗的。
・ヒロインA:5歳♀、『星の子』と呼ばれる存在。外見は10歳くらいの獣人(ネコミミ)の少女(星の子は成長が不規則)。ツンデレ。ELA所属。
母親は普通の猫だが、地球の力によって処女懐胎で生まれた。地球の力を純粋に受け継ぎ、獣人としては最強クラス。
5年前にGHの攻撃で母親が重傷を負い、ELAに治療を条件に人類殲滅を強制される。
地球からの力の剥奪、ELAの治療の打ち切りなどへの不安を抱えている。普段気丈に振る舞っているのも、その裏返し。大人に逆らえない。
・ヒロインB:15歳♀、首から下と右眼がサイボーグ。無愛想で口数が少ない。GH所属。
5年前にGHのヒロインAへの攻撃に巻き込まれ、体の大半を失う。しかし記憶をいじられて獣人のテロだと誤認させられる。
マスコミに偽の証言をし、それをきっかけに人間と獣人の戦争が勃発した。本人の希望によりサイボーグ化。大人に従順。
・ヒロインC:14歳♀、主人公の生き別れとなった双子の姉。獣人と人間の混血。一見クールだが意外と感情的で口よりも手が先に出る。
戦場で少年兵として育った。主人公と同様に細胞変化が使える。一人称は『俺』で性格も男っぽい。
獣人・人類を問わず年下だけは殺さない主義。戦災孤児を集めて孤児院をしているが、運営の為に暗殺の仕事を一人で請け負っている。大人が嫌い。
・その他A:7歳♀、ヒロインAの母親。元は普通の猫だが、25歳くらいの獣人の女性の外見をしている。
ヒロインAが暴走した場合、力の制御、あるいは抹殺するように地球から命じられている。その為星の子に匹敵する力を地球から与えられている。
治療中なので全力での戦闘は出来ない。楽天家を装って、決して弱みを見せない。母娘揃って『無理』が得意。
・その他B:34歳♂、ヒロインBの養父。アフリカ系アメリカ人。仕事には真面目だが、基本的に感情豊かな親バカ。GHの少佐。
15年前、GHの兵器実験で妻子を失う(この実験もテロとして隠蔽される)。GHに不信感を抱いたその他Bは顔と戸籍を変えてGHに入隊し、内部調査を開始。
5年前の事件も隠蔽されていると勘付き、孤児となったヒロインBを証言の真偽を確める目的で養女とする。
しかし死んだ娘を思い出し、次第にヒロインBに感情移入していく。でもクーデターの準備は着実に進行中。赤の他人だろうが親バカ全開。

ふぅ、今年で23歳なのに何をやっているんだ俺は……精神年齢は永遠の14歳だが
しょうもないチラシ裏で済まない

791 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 10:25:02 ID:pXwdlCrR
雑談ネタ。
女が不特定多数の男とヤりまくると、身体が精子を異物として捉えて、
精子を病原体のように攻撃する、抗精子抗体というものを作る、というのを最近知った。
これが不妊の原因の数割を占めているらしい。
近親婚が奇形児を孕むというのは知られているが、
フリーセックスが不妊を導くというのは現代人はあまり知らないんじゃないのか。
昔から続く因習(一夫一婦制)ってのは、人間が繁栄するために意味があったんだよなやっぱり。
フリーセックスが人類繁栄に役立つなら、
数千年の歴史の中でそういうのが当たり前になってるはずだからな。

819 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 12:21:07 ID:KpPnQPSq
>>791のせいでこんな電波が飛来した

女「不特定多数の男とヤりまくれば、身体が精子を異物として捉えて、
  精子を病原体のように攻撃する、抗精子抗体というものを作る、というのを最近知った」
男「な、なんだってー」
女「つまり中出しされまくれば、そのうち妊娠しにくくなるってことだよね」
男「お前は何を言っているんだ」
女「それって究極の避妊法じゃね?」
男「もうね、アホかと。バカかと」
女「で、実践した」
男「ほうほうそれでそれで」
女「一発で妊娠したんだけど誰の子よ」
男「わたしです」

499 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/12/18(金) 01:04:35 ID:8AUKEAtf
強姦による妊娠・出産ネタ読んでると、子供が育つ過程でどんな扱いを受けるのか気になってしまう。

せめて子供だけでも幸せになって欲しいな。

787 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 18:09:54 ID:BIMh2Drb
>>499
戦場で不覚をとり敵兵士に純潔を散らされた挙句
精を注ぎ込まれて望まぬ妊娠を強いられる可憐な少女騎士たち・・・

しかし、戦場での私生児は名誉の負傷と同じく歴戦の勇士の証なので
わりと屈託無く能天気に産んじゃいまーすな妄想をしてみた

820 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 16:10:15 ID:lfnXLUto
>>787
『初陣で武運つたなく捕らわれた叙任されたばかり少女騎士たち。
敵兵の戦娼にまで貶められ丸一年に渡る過酷な抑留体験を強いられる。

だが、戦後の捕虜交換で帰還した彼女たちを祖国は暖かく迎えた。
王家から贈られた名誉負傷勲章に相当する
『犯された獅子章』と『孕まされた獅子章』を意気揚々と胸に飾り、
華やかな歓迎式典の主役となる。

少女英雄たちの生還を喝采で迎えた民衆は、
孕み腹に儀礼用の正装を纏った妊婦騎士の凛々しい姿に驚嘆し、
敵民族の特徴が色濃い赤子を愛おしげに抱く未婚母騎士の姿に感涙し、
顔を赤らめて照れくさそうに笑って手を振りながら公開出産に臨む陣痛騎士の豪胆さに脱帽し、
胸に『孕まされた獅子章』を二つも輝やかせている最年少騎士の旺盛な繁殖力を賞賛した。

群集の一方的な賞賛を敵兵に汚され尽くした身に浴びせられ、
観衆の熱気に満ちた視線に肉体の深奥まで精を受け入れた証を晒され、
羞恥に身悶えながらも歓呼の声には自尊心をくすぐられ感謝する少女騎士たち。

このうちの幾人かは後に赴いた新たな戦場で再び虜囚の辱めを味わい、
さらなる恥辱と望まぬながらも誕生の悦びに身を浸す事になるのだが、
それはまた別の話・・・・・・』

まで読んだ

865 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/18(木) 02:01:33 ID:JskxktvA

「お兄さん、こんにちわ。」

 おう、夏美か。よく来たな、あがっていいぞ。

「おじゃまします。」

 いま、飯を作ってるから、食べていけ。

「どうしたんですか、熱でもあるんですか?
 いつもだったら、この小学五年生のロリータボデーに、『玄関あけたら五秒でセックス』って勢いでむさぼりついてくるのに。」

 ・・・・・・ひどい言いぐさをされたな。
 いま俺は腹が減ってるんだ。セックスはその後だ。

「よかった、やっぱりやることはやるんですね?
 わかりました。私もお兄さんに、大事な話があるので、ちょうどよかったです。」

 大事な話?

「はい、オオマジです。」

 普段からアホなことしか言わない11歳が、いったいどんな真面目話をするのか、聞かせてもらおうか。



(食事中)



「さっきの下校途中、河川敷のグラウンドで草野球をやってたんですよ。」

 ふむふむ。

「リトルリーグで、私のクラスメイトの男の子を見かけたんです。で、しばらく観戦したわけですよ。」

 来るのが遅いと思ったら、そんな道草してたのか。

「そしたら、クラスメイトのいるチームが、ぼろ負けしてるんです。」

 まぁ、そういうこともあるわな。

「で、私、そのチームの監督に言ったんですよ。」

 ・・・なにを?

「無能監督、采配最低。」

 ・・・・・・あー、おまえの悪い癖だな。短絡で、思慮に欠ける。
 その監督さん、怒っただろう?


866 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/18(木) 02:02:05 ID:JskxktvA

「まぁ、確かに怒られました。でも、どう考えても頭が悪い采配で、ナインを勝たせる気が全くないんですよ。」

 『ナイン』を勝たせる気が『ないん』ですか。

「・・・・・・お兄さん、私は真面目な話をしているんです。」

 悪かった。

「で、その監督さんと喧嘩しました。そのうえで、挑戦状を叩きつけてきたんです。
 私とその監督さん、どちらが監督としての力量が高いのかを競うことになりました。」

 ふむ、パワプロ勝負とかか?

「馬鹿ですか、お兄さん。テレビゲームなんかじゃ、本当の采配を競えるわけないじゃないですか。
 実際に自分のチーム同士で試合しようということになりました。」

 またおまえ、無茶な勝負を。
 だいいち、おまえ、自分のチームなんてもってないし、今からメンバー集めるにしても、野球できる友達なんているのか?

「いませんよ、そんなの。私のクラスなんて、みんなヤギみたいな草食系しかいないんですから。」

 じゃあどうする?

「そこでお兄さんの出番ですよ。
 というわけでお兄さんににお願いがあります。」

 ・・・・・・なんだか、アホなお願いのような気がする。

「私を、お兄さんの精子で孕ませてくださいっ!!
 しかも、男の子の三つ子を三回、合わせて九人分です!」

 ネタが読めるんであんまり聞きたくもないが、九人産んでどうするつもりだ?

「決まってるじゃないですか! 赤ん坊の頃から野球の英才教育をするんです!!
 そして立派な、兄弟野球チームを作るんですよ!!」

 あーよかった、いつものアホな夏美だ。

「なんですか、馬鹿にして!!」

 第一おまえ、生理まだじゃんか。

「それはお兄さんの精子が、気合い足りてないからです!
 いっつもいっつも無駄に中出ししまくってるくせに、卵子のいない子宮の中で満足しちゃってるなんて!」

 いや、卵子がまだいないから満足して中出ししてるわけだが。

「お兄さんのバカ精子!!
 その無駄に毛深いきんたまの中には、初潮前の子宮に殴り込んで、初卵子を引きずり出すくらいの気概がある精子はいないんですか!?」

 いねえよ! てか、いたら怖いよ!


867 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/18(木) 02:02:54 ID:JskxktvA

「もう、一億匹もいるのに、なんという烏合の衆。」

 ひでぇいわれようだ!
 そ、そこまでダメ集団じゃないぞっ!!
 くそう! 俺の精子をバカにするなっ!!

 こうなったら、毎日毎日やりまくって、絶対孕ませてやるからなっ!!

「よくぞ言ってくれました!!
 じゃあさっそく中出しセックスです!
 ちゃんと三つ子を孕ませてくださいねっ!!」



 ところで試合、十年後ぐらいになるだろうけど、相手の監督さんは待ってくれるのか?

「大丈夫です! 向こうは私に、『俺と監督論を戦わせるなんざ、十年早いわ!!』とか言ってましたから、十年ぐらい余裕で待ってくれますよ。」

 これがオチか。






スレの知的水準が上がりすぎだと思ったので、馬鹿な会話で少しでも緩和できればと思って書いてみた。

895 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 02:11:21 ID:aPoRYUW9
前に人工授精で自分の精子を使う医者って話を書いた人間です。
今回もあんまりエロくない、雰囲気ダークなので、嫌いな人はごめんなさい。

属性:【強姦】【人間】
(強姦系は好きじゃないんだけど、テーマ的に必要だったので使いました。描写はほとんどしてないです)


【本文前半】

「来るなよてめぇ」
 俺は女性を建物の壁際に追いつめた。女性の叫びが壊れてしまったはずの心をかする。
「悪いと思っている。本当にすまない」
「訳わかんねぇよ」
 風が吹いて女性の髪がゆれる。かいだことのある香水のかおりがした。
「本当に訳わかんねぇよ。どうなってんだよこの世界」
 空を見上げると、灰色に濁りきった雲がすべてを埋めていた。
「本当に悪いと思っている」
「なんなんだよお前」
 抵抗する女性を押さえ込む。
 女性の薬指にはめられた指輪が光をあびて涙のようにきらりと輝いた。
 女性の服をはだけ、彼女の体内に入る。そのあたたかさに、なぜか幼い頃を思い出した。
「てめぇ、中に出すんじゃねぇよ」
 女性の怒鳴り声を聞きながら体を離す。彼女の体から自分の液体がとろりとこぼれだしていた。

 今週で何人目だろうか。俺は記憶をたどろうとして、あきらめた。
 数が多すぎて忘れたのではない。すでに覚えることを放棄した。
 目の前で泣きだした女性を見て、俺もまた心から涙をながす。
「許してくれるとは思わない。どうか俺を憎んでくれ」
 女性は顔を上げて俺の顔をみた。
「いつもこんな事をしているんですか?」
「……そうだ」
 そう答えると、彼女はあきらめたように泣き止んだ。
 服を脱がしている間も、女性は静かに従っていた。
 女性の中に入ると、彼女は再び涙を流した。
 行為をすませて女性の外に出る。
 女性は自分の中からあふれ出るものをじっと眺めていた。
「悪かった」
 俺の中の積み上がった罪の意識に新しい層が積み上がる。
 だがこの行為をやめることは俺には出来ない。
 ここにはもう男は居ない。

896 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 02:12:03 ID:aPoRYUW9
【本文後半】

 今日もまた俺は別の女性を追い詰めていた。女性はおびえながらも面白そうに笑った。
「もしかして、あなたが黒幕ですか?」
「そうかもしれない」
 おれの返答に女性は満足そうに頷いた。
「つまり、あなたが男達を殺したということですね」
「そうだ」
 女性はアイロンのかかっていない白衣を着ていた。
 おそらくはそう、彼女も俺と同じマッドサイエンティスト。
「それで、あなたは新世界のアダムになろうと、そういう事?」
 俺に服を脱がされながら、彼女は愉快そうに笑い続ける。
「そしてわたしも、新世界のイブの一人」
 白濁液を垂れ流しながら、彼女は誇らしげに宣言した。
「それで、トリックはなんですか?」
「軍事用の試験ウイルスだ」
 あの日、他の研究の失敗で出来上がった男だけを殺すウイルスは、俺のミスで世界に散らばった。
 そして世界から男は居なくなった。ワクチンを打っていた作成者の俺を残して。

「またお前かよ」
 そう言われて、ようやく俺は目の前の女性が、初めて襲った女性だと気付いた。
「忘れてたって顔だな、てめぇ。こっちは毎晩のようにてめぇが夢に出てくるってのに」
「悪い。許してくれ」
「けっ、謝れば何でも許して貰えると思ってんじゃねぇよ」
 そういうと彼女は俺をにらみつけた。
「お前が犯人なんだろ。私の家族を何人も奪った」
 女性の薬指の指輪が今日も光を浴びて泣いている。
「本当に申し訳ない」
「……はぁ」
 彼女は溜め息をつくと空を見上げた。
「できたよ、お前の子供」
「申し訳ない」
 誰に対して謝っているのか、もはや俺にも分からない。
 今まで襲ってきた女性達、命を奪ってきた男達、もしかするとこの世界そのもの。
 いつか人類が再興するその日まで。それが俺にできる贖罪。

(END)

950 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 18:32:54 ID:jflaKYJE
おお、スポエン−エキストリーム開発の新型車か。なかなかフォルムもいい具合にキてるな。
で、これが噂のサドルか。なんだかアライのメットを逆さに取り付けたみたいで珍妙だな。
へへへ、ようするに走るオナニーマシンだろ、どうせ。っておい、なんだこのフィット感。
ペダルを踏むと振動が伝わってくるぞ。うおお、こりゃいかん、運転に集中しなければ。
むおう、チェーンにかかる余熱がほどよい温度になって伝わるだとう?!うあっ、まずい。

…ふぅ。あやうく事故るところだった。これはイイものだが、気をつけねば。

「ただいま」
「おかえりなさい…あら、新しい自転車」
「え、う、うん、いや、そう、そうなんだ」
「なにようろたえちゃって…あやしいわねえ」
「な、なんでもないよ」
「なーんか、へんねえ」
「べ、べつに」
「まあ、いいわ。ちょっとわたしにも乗らせてよ」
「あっ」

ねちょ

「ん?」
「あー…」
「なによ、このべとべとした…………………………!!!!!!!!」

来年、家族が増えるようです。