←上京物語
ソロムグの乾いた空気と埃とほんの少しの潮の匂いの中に、ジュノへ通じるゲートは開いていた。
チョコボを駐騎場につなぎ、簡単な入国の審査を受ける。
下着なしがバレたらどうしよう。そう思うと、何故かあそこがじわっと熱くなった。
薄いローブの下で、突起がゆっくりと勃ちあがってきたのを感じる。
審査官の女性が、蔑むような眼で、私の顔と胸元を交互にみていた。…ばれちゃったのかな。
自分が酷く貶められたように感じたけれど、あそこの疼きは止まらない。
「入国を許可します ようこそジュノへ」
女性の事務的な声に背を押され、私ははじめて、ジュノの地を踏んだ。
「ご主人さま おかえりなさいクポ!」
ご主人様が私を連れてはいった部屋では、白くてふわふわしたイキモノがかいがいしく掃除なんかをしていた。背中にコウモリみたいな羽がついているが、どちらかというとカワイイ系だ。
「おぅ、モーグリ。こいつだ」
「クポポ〜 なかなか可愛らしい子クポ〜」
モーグリは小さな羽をぱたぱた動かして、私の目の前までやってきた。
「んじゃ、用意できたら呼んでくれ 俺はちと競売でものぞいてくるわ」
ご主人様はがちゃがちゃとその場に鎧を脱ぎ捨てると、ドアをあけて部屋を出て行った。私のことは眼中なしって感じ。
あの…私は…。
ちょっと心細くなってきょろきょろしていると、モーグリが私の手をとった。
「ささ お風呂の用意ができているクポよ〜♪」
こ、こんどは何をされるんだろう……。一抹の不安。
暖かいお湯が満たされたバスタブ。ライラックの香りの湯気ででむせ返りそうなバスルーム。清潔なリネン類。綺麗な瓶にはいった水石鹸。汗と埃だらけの私。にこやかなモーグリ。
「ウィンダスからは疲れたクポ〜? ゆっくりはいってくださいクポよ」
全く予想していなかった展開だ。こんな幸せなことが待っていていいんだろうか。
「ほ ほんとにいいの?」
バスルームの入り口で、私は呆然としてモーグリに確認した。
「もちろんクポよ。ご主人様から用意するようにいわれて、モーグリ、一生懸命用意したクポよ?」
答えつつ、汚れたローブのボタンをまるっこい手で器用に外してくれる。
「新しいお召し物も用意してあるクポ ささ はいるクポ!」
「…あ…ありがとう」
モーグリにすっかり裸にされ、私は内心で歓声をあげながら、バスタブにとびこんだ。
お湯はライラックに加えて、少し岩塩を溶かしてあるみたいだ。やわらかい暖かさが私を包む。
「ふぃ〜〜〜〜〜〜」
オヤジくさいなぁと思いつつ、ため息をつかずにはいられない開放感。
子供みたいに思い切り水しぶきを立ててお湯にもぐって、あ〜〜〜〜シアワセ!
「さぁ、お背中をお流しするクポ」
ざぶんとお湯から顔をだすと、モーグリが水石鹸の瓶を手に取り、自分のふわふわした毛で泡立てている。手とおなかがまんべんなく泡だったその姿は、空とぶスポンジみたいだった。
「い、いいわよ 自分でできるから」
「ご主人さまに お手伝いするように いいつけられてるクポよ…」
モーグリが困ったように言うので、私はしぶしぶバスタブから出た。このモーグリも彼には逆らえない立場らしい。私が断ることでいじめられたらかわいそうだ。
…って、まさかモーグリ相手にも私にしたようなこと、すんのかしら?(汗)
「んじゃ、お願いしますぅ〜」
ひんやりしたタイルの床に立って、座るところを探す。……ない。
「あ、そのままでいいクポよ モーグリは飛べますクポ」
お言葉に甘えてつったっていると、モーグリがぱたぱたと羽を動かして、私の背中にまわった。
「いきますクポ〜」
背中に泡をまとった柔らかいモノの感触。肩からするりと滑ったそれが、ゆっくり背中からお尻のあたりまでおりて、またゆっくり、のぼってくる。おなかでこすってくれてるのかなぁ。
「……んっ…?」
何度目かの背中の往復のあと、モーグリの背中がお尻に触れた。お尻のまるみを丁寧に、何度も何度も擦り続ける。
「……い、いいよそんなところ…」
くすぐったいような感覚。
「ここを丁寧に洗うようにと、ご主人様のおいいつけクポ」
丸っこい手が、つうっとふたつの丘の谷間をなで上げた。柔らかさの奥に弾力の在る、ミスラの尻尾(を、もっと太く丸くした感じ)みたいなもので、なぞられる。
「……ひっ……」
背中に電流が走って、私は思わず声をあげてしまった。
「…ここをいじってあげると、気持ちよくなるクポね?みんな聞いてるクポよ?」
いつの間にかモーグリが股の間に移動している。お尻側からおなか側に、緩慢に動きはじめた。太腿の内側全体と、膝の内側少しが、まんべんなく柔らかく擦られる。
「…や…やぁっ…だめ……っ…」
獣毛と泡のむず痒さに責められて、膝ががくがくしてきた。壁に手をついていないと倒れちゃいそう。
「お尻をつきだして、どうしたですクポ?」
チェックしながらもモーグリは太腿を擦り続けるのをやめない。
…こいつ、見た目より全然悪どい(汗)…。
くちゅぅ。
「あぅ!」
柔らかい手が、私のあそこに突っ込まれた。お湯ではない、水の音。
「もう濡れてきてるクポ」
「……だめ……そんなとこ……やん…」
ミスラの尻尾ボールな手が、くちゅくちゅと音をさせながら、裂け目を割り開いて、縦の線をなぞりはじめた。
「……はぁぁぅ…あぁぁ…」
くちょくちょくちょ…ぴちゅぴちゅぴちゅ…
「なんか、すごいいっぱい出てきたクポよ?せっかく洗ったのがだいなしクポ」
執拗に何度も何度も往復されて、いやらしい音がバスルーム中にこだまする。モーグリのこぶしは、人間のコドモのと同じぐらいの大きさがあるから、荒っぽいんだけど、感触で十分感じさせられちゃってるみたい。
「ん?これは何クポ〜?」
勃ちはじめた花の芽をみつけられた。ぎゅっと握られる。
「だっ…だめ!……はぁぅっ…!」
「ふむ、ここはとっても気持ちよさそうクポね」
にぎにぎにぎ。
「やぁぁぁぁぅ……はぅぅ…あぅ…あぅ…!」
「なんか、こりこりしてきたクポ」
肉球のついた手のひらに強く撫であげられた。
「…はぁぁ……めっ……やぁ……っ…」
くちゅ…ちぅ…。
「ひぃぃっ…!?」
今度はぬるっとした暖かいモノが触れた。おそるおそる見ると、モーグリが上目遣いでかぶりついている。し…舌!?
「いや…舐めないで……ちょ…ちょっと…吸っちゃいや……あぁぁぁ……!」
ぢゅくぢゅく…ぢゅぅ…
舌で細かい溝を丹念に舐めまわされながら、花の芽周辺を強く吸い上げられる。あいた手が裂け目をせわしなく往復している。
「……いやぁぁ…あぁぁ…ひぅぅ…はぁぁん……!」
膝と腰ががくがくする。恥ずかしくて蕩けそうで、声ももう、止められない。
「……だめぇ…もぅ……あぅ……いっちゃぅぅ…いっちゃぅぅよぉぉぉ……!!」
モーグリを股に挟んだまま、腰を振りたてて、私は絶頂を迎えてしまった…。
「ほんとうにいやらしい子クポね。ご主人様が気に入るわけクポ」
モーグリの言葉を、バスルームの床に崩れたまま聞いた。冷たいタイルの感触が火照った身体を冷やす。
「さて、次いくクポよ」
モーグリが私を仰向けにして、おへその辺りに座る。泡を洗い流してふわふわ感がなくなったその姿は、実際より小さく見えた。
くちゅくちゅ…ぴたぴたぴた…
「あふぅ…」
モーグリは、裂け目にあふれたエッチな汁を手ですくって、毛が生えたあたりにぬりこめている。
「毛深くないクポね これぐらいなら スライムオイル使わなくていけそうクポ」
何か冷たいものが触れた。金属?
「動いてはだめクポよ。 ダークククリは、ものすごく切れるクポ」
じょり…じょりじょり…
むずむずする感じとナイフの冷たい刃先、そこからこぼれる音で、私は何をされてるか理解した。
「いやぁ!やめて!剃らないで!!」
タイルの冷たさもあいまって、一瞬で血の気が引く。タイルの床に私の髪と同じ色の短い毛がこぼれおちているのが見えた。
「まるみえになってきたクポ 濡れているのがよくみえるクポよ〜」
じょりじょり…じょりじょり…
「おねがい!もうやめて!やめてぇ!」
「ん〜 ちょっと乾いてきたクポね… よいしょっと」
ぐちゅっぐちゅ…ぺたぺた…じゃりじょり…
「…はぅぅっ…はぁ…いやぁ…」
…そのあとも何度か私のエッチな汁を潤滑油代わりに塗り直しながら、モーグリはあそこをつるつるに剃りあげてしまった。
鏡の中に、赤ん坊みたいにつるつるになったあそこが見える。本来は隠れているはずのぬらぬらした花弁と、そこから顔をだすぷっくりした花芽もむき出しで、自分で見ても、ものすごくいやらしい。
「…いやぁ…」
「イヤとかいいつつ、ここがこんなに勃ってるクポ」
モーグリが花芽をひと撫でし、貝殻にはいった真珠のようなものに話しかける。
「ご主人さま〜 用意できたクポよ〜♪」
それがリンクシェルというものだということを、この時初めて知った。
「お〜 いい感じにエロくなったなぁ、ん?」
帰ってきたご主人様は、つるつるになった私のあそこをみると満足そうにうなずいた。
「よし、そんじゃ、バザーの実地研修にいくかな おいモグ 服だしてやれ」
「はいはいクポ〜」
モーグリが紙の袋を私におしつけた。
「お前のために裁縫職人に特注で作らせたやつだ。俺は外で待ってる、着たら出て来い。…んでモグ、お前は悪ぃけど、本宅戻って鉢の世話してきてくれ、帰ってくんのは明日でいいぞ」
「はいはいクポ モーグリはお邪魔ですクポね〜」
憎まれ口を叩きながら、モーグリはでじょ〜〜〜ん、とその場から消えていった。な、なに?
「あー気にすんな 奴の魔法だ さっさと着替えてこいよ」
ご主人様が部屋を出て行く。一応、気を使ってるつもりなのかな…
ばたん、というドアの音を確認してから、かさかさと包みを開いた。
セパレーツタイプの上下がはいっている。
まず上から。袖のない小さなシャツみたいな感じ。かぶって腕を通す。
伸び縮みする布で作られたそれは、身体にぴったりはりついた。胸がものすごく大きくあいてて、背中もけっこう刳れている。
薄い薄い布地は、胸のピンクの突起をおしこめることが出来ないで、むしろ刺激して、ぴんとそそり勃たせる始末だった。ピンク色がうっすら、透けて見える。
次、下。同じ素材で作られたパンツだ。
もんのすごいハイレグ。脇は細いリボン。クロッチもすっごく細くて、あそこにぴっちり食い込んでいる。というか、割れ目に食い込んでいるというのが最も正しい表現。
お尻は谷間に細い紐がかかっているだけで、あとは全部丸出し。
とりあえず着てみて、全身を鏡に映してみた。
「うわーーー…」
てらてらと薄く光る素材が体にぴったりはりついている。胸の突起はきつそうにその存在をアピールしているし、パンツのクロッチ部分は割れ目にみっちりと食い込み、縦の線をくっきりと浮かび上がらせている。さっきつるつるに剃られた部分は、半分ぐらい露出していた。
裸よりいやらしいかも…
そう思うと、あそこがじゅくっとした。真新しいパンツにみるみる染みが広がる。
…こういう下着が趣味なのか…
ちょっと鬱になりながら、紙袋から上着を探す。………ない!?
あわてて紙袋をひっくり返してみるが、何もでてこない。
「遅えぞ、なにやってんだ?」
ご主人様がはいってきた。ナイスタイミング!
「あ、あの ご主人さま 下着しか入ってないんですけど…」
「はぁ?お前、最初の晩に俺がいったこと忘れたの?ペットに下着なんだいらねえんだよ」
「こっ こんな格好じゃ外でられませんっ!!」
私は半泣きになって懇願した。ご主人様は私を舐めまわすように見ている。
「そうだな…もうちょっと色々つけてみるか…」
涙ぐむ私の顎を持ち上げて、ご主人様がにたりと笑った。
「あとでいらねえとか言うんじゃねえぞ?」
数十分後、私はご主人様に口答えしたことを心底後悔しながら、午後の日差しで暖かいジュノの街角で、バザーの準備をしていた。
きつく締められた犬の首輪が食い込んで痛い。
首輪の金具に修道士の荒縄が通され、私の胸をはさむように絞り上げている。
縄尻は股の間でいくつか結び目をつくりつつ、お尻側にくぐらされた。
そのあとも巧妙に身体を締め上げながら両手に繋がれている。手を動かすたびにに、きりきりと胸が絞られ、股間が擦られる仕組みだ。
その仕組みに苛まされつつ、ご主人様がつくったという武器と防具を並べた。
「はぅぅ…あぁ…」
布越しとはいえ、縄のざらざらした感触に胸とあそこを同時に責められ、喘ぐのを堪え切れない。
『おいおい、よがった声だしてねえでしっかり店番しろよ?』
耳につけられたリンクパールから、ご主人さまの嘲笑を含んだ声が飛んできた。私の声は全部ご主人様に筒抜けである。
『おまえが下着だけじゃ物足りないっていうから、特別につけてやったんだからな、ん?』
「…はっ…はぃ……あふぅっ……」
初日だから人の少ないところにしてやる、と言われて立たされたのは、ゴブリンという獣人が経営しているお店のあたり。確かに競売所近辺よりは人はすくないが、それでもひっきりなしの往来がある。
…おねがい…そんな風に見ないでください…
通りすがりの男の人の好色な視線を感じる度に、あそこがジンジンした。女の人の汚いものをみるような視線でも、やはりあそこがきゅうっと熱くなった。
くちゅ…ぐちゅぐちゅ…
縄に擦られ続けているあそこがいやらしい水音をたてはじめる。下着が、荒縄が水分を帯びてきているのが感じられた。…どうしよう…たれちゃうよぉ…。
『しっかり売れよ?全部売るまで帰ってくるんじゃねえぞ』
ご主人様の無慈悲な声が、虚ろに響く。
「はぁっ……そ…そんな…おねがい…許してください…あうぅ…」
『ケッ 可愛こぶるんじゃねえよ どうせもうマン汁ぐちょぐちょに垂れ流してるんだろうが』
「………!」
図星を突かれて、あそこがどくんと疼いた。
ぐちゅんぐちゅん…ぽたっぽたっ…。
「あぁ…」
太腿をつたって汁がしたたりおち、ジュノの石畳に、染みをつくりはじめる。
こんなに恥ずかしいのに、悦んでいる自分を自覚させる光景。
それを目の当たりにして、私は呆然となった。
ぽた ぽたっ ぽた ぽた ぽた ぽたぽた…
お漏らしでもしているように、汁が溢れてとめられない…。
売り物が全部売れた頃には、もう夜が更けていた。
ウィンダスも実家のあるバストゥークも、夜になったら酒場以外は誰もいなくなったんだけど、ここジュノはそんなことなくて、狩りから戻った冒険者や、軽く一杯ひっかけた人たちが大勢行き来している。
ランプで照らされた、昼間のように明るい町並み。
その中を、私はご主人様の待つ部屋まで、縄がけされたまま、裸足で歩いて戻った。
「くふぅ……あぅ……あぁ……ふはぁっ……っ……」
突き刺さる視線と縄の刺激に責められて耐えかねて、途中何度もしゃがみ込みながら、喘ぎながら。
「はぁぅ……た…ただいま……かえりました…ふぅぅっ…」
「遅えぞ、チンタラやってるんじゃねえ!」
扉を開けると、ご主人様の怒声が飛んで来た。部屋にひきずりこまれ、床におしつけられるように四つんばいにさせられる。腰の縄を掴まれ、お尻を高々と持ち上げる姿勢をとらされた。
「フン、尻から太腿からふくらはぎまで濡らしてやがる」
「……あぁぁ……はぁぅ……」
縄の間からご主人様の指が入ってきて、勃ちっぱなしの花芽をぐりぐりとすりつぶしてきた。
「垂れ流しながら帰ってきやがったのか、あん?」
親指と人差し指が容赦なく力を込めてくる。
「ひゃぅぅぅぅっ…!」
強すぎる刺激に思わず叫んでしまった。痛くて痺れるようで、涙がぼろぼろ出た。
「いやらしい娘にはたっぷりお仕置きしてやるからな、あん?」
…今度は何をされるんだろう…
涙で滲んだ視界に、剛直をそそり勃たせたご主人様の姿がぼんやりうつる。
絶え間ない責めで霞がかかった頭で、私は期待で、あそこがどくどく疼いているのを、はっきり感じていた。
【奴隷娘の雑貨屋です 】
【いやらしい私と商品をたっぷりご観賞下さい 】
というわけで、私はこのバザコメつけて、縄に責められながら、ジュノのどこかでお店を開いています。商品は競売所で買うより少し高いかもしれません。そのぶん、まだまだ未熟ですが、ご満足いただけるよう、精一杯ご奉仕させていただきます。。
あ、本番はダメらしいです。GMっていう怖い人が来るらしいから。。