ミスラ(F7)×タルタル♀(F2)
ここウィンダスには、ご存知の通りにタルタルとミスラの二種族がいる。
特にタルタルの女性とミスラは他にはない親密な関係があるらしい。
タルタルというと体格のわりに立派な大きさの性器を持つため、♂♀共に他種族の異性を相手にすることがある。
同種族同士だと妊娠してしまうのを避けるためでもある。
しかしタルタル女性の場合、性交渉の経験が少ない者や、タルタルから見ても小柄な者は他種族の性器を受け入れるにはいささか無理なこともある。
そこでミスラである。
ミスラは雄が稀少種であるために、同族の♀ミスラや場合によって他種族と交わることが多い。
そのためセックスの相手の種族や性別にこだわらない者が多いという。
そんなミスラとタルタル女性が性交渉を持つことは利害の一致であり、互いへのいたわりの思いである。
桜舞う季節。しかし今日は風が強い。
そんな日の夕方、後ろの髪だけを束ねた一人のミスラが歩いていると‥
「ミオぉ」
オカッパ頭のパラルルがそのミスラに声をかけた。
「パラ、丁度良かったわぁ。クッキーを焼いたからお花見しましょ〜」
「む、私もゼリー作ったから一緒に食べようと思ってたとこ!」
「花が散らないうちにお花見しちゃわないとね」
「風強いからレストランの二階からお花見にしよっか」
そんな会話をしながら二人はレストランへと歩いて行き、店長に断りを言って二階を借りた。
「クッキーおいしく焼けてるね」
「でしょ! 我ながらそう思ってるのだ」
ミオが嬉しそうに耳をヒョコヒョコと動かす。
「桜も綺麗だし‥‥」
夕焼けに包まれた桜を見ていたパラルルの言葉が止まった。
「パラどうしたの?」
「あそこの木陰の二人…ほら」
パラルルが指を向けた先には寄り沿いあう恋人同士がいた。
見ているとキスをしたり、服の上から体を撫でているのがわかる。
ガラスにへばりついて見ていたミオがパラルルへ顔だけ向け、
「うわぁ、もうすぐ暗くなるからって……でもでも
外であんなこと‥て、あれ? パラ?」
部屋には敷物と低いテーブル、衝立、クッションがあるだけだ。あとは二人が食べているものがテーブルの上に広げてある。パラルルの姿が見えない。
「うにゃあっ!」
ミオは変な声をあげ、体をひねって後ろを見た。ガラスに両手をつき、膝立ちで外を見ていたミオの背後その尻尾の付け根にパラルルの頭があった。
タブレットの中、サベジロインクロスの上からパラルルがミオの尾の付け根を握ったのだ。
「パラ? パラぁ? なななななにやってぇ、、」
「あの二人見てたら……ね♪」
そう言ってパラルルがミオの尻の陰から顔を出した。
「うー今日はそんなつもりじゃなかったのに〜‥でもでも‥」
ミオが困ったような照れたような、そんな複雑な表情でパラルルを見つめた。
ミオの顔を見てパラルルは微笑んだ。そして実にゆっくりと、ミオの目を見ながら、舌を少し出した。
そのまま目を逸らさずにお尻に顔を近づけていく。小さな左手が尾の付け根を柔らかく握る。
「…ぁ……やぁ‥パラ〜‥」
熱いパラルルの舌がロインクロス越しに触れたのがわかる。
意地悪気にパラルルが言う。
「やだ? ほんとに? ならやめよっか」
ミオは荒く息をつき、桜を見ながらニャアと声を漏らした。
「動かないなら続けちゃうよ」
実はミオは動けなかった。
逃げればいいのか、尻尾でパラルルを振り払えばいいのか、もしくは喘げばいいというのか。
パラルルに会ったのは久しぶりだったので、自分がどうしたいのかわからなかった。
パラルルはミオに話しかけつつ、尾や尻を撫でたり時々ぎゅうと掴んだりしている。
「PTに行ってる時は男の人ともするけど」
パラルルの手がスルリとロインクロスを下ろした。見るとロインクロスにはわずかにシミができている。
「男の人ってゴツゴツしてるんだもの」
尾を優しく布の間から引き出す。尻の両側に手を置いて広げるとネチャリと粘りのある液体へと目が行った。
「ミオったら、いいのかな〜。ねちゃねちゃ言ってるよ」
舌を近づけて、襞をチロリと舐める。ミオのソコが恥ずかしげにうごめく。
「パラぁ‥お花見するんじゃ‥なかっ…にゃぁぅ」
パラルルが何かを取り出してミオへ見ろと声をかけた。
うぃんうぃんうぃぃん
綺麗な色の玉がはめ込んであるモルボルのつるらしきものが動いている。
てらてらと鈍く光を反射している。その形はまるで男性の‥‥
「ミオに入れてあげるね。この前のPTでもらったんだ」
「なんで……そんなのいらないよぅ」
「そんなのなんて言わないでよ。すごく面白いんだから
それに白昼夢319号っていう微妙にやらしい名前がちゃんとあるのよ」
ミオが抵抗するかのように尾でパラルルの顔を退ける。そして取り上げようと腕を伸ばした。
「無駄な抵抗しないの」
そう言うと小柄なタルタルの女性はしゃがんでミオの太股の間から上を見上げた。
にちゃ…
小さな鼻でク○トリスを撫で上げ、舌を出して襞の間を舐めた。
「ぅなぁ…にぁう…うな〜‥」
たまらずにミオが発情期の猫のような声で鳴く。
ぬちゃりねちゃりと淫靡な音をたてながら舌と愛液が絡まる。
そうしてミオを啼かせながらパラルルは自分の服を脱いでいった。ふくよかな柔らかそうなタルタルの体が現われる。
ミオは熱く飢えた自分の肉襞が、その中心が何かを求めるように動いてしまうのを意識していた。
ハァハァと息をつくと体を支えているガラスが曇る。そのガラスの向こうの桜の下の恋人同士へ目をやる。
あちらも互いの体をまさぐりあっている。
「ミオ、ミオ、服脱ぎなよ」
そう言われたミオは上半身をはだけさせた。全ては脱げずに腰のところに服がからまったままである。
「ミオの胸って大きくていいなぁ」
「パラルルのもかわい……あぁあっ!!」
ミオの意識が自分の服と、パラルルの言葉へと行ってる間にミオの下半身で何かが起きた。
ぶるぶるとミオの胸が揺れ、緊張した尻がキュッと引き締まりながらも震えている。
「ゃ、にゃぁ…だよぅ‥そんなに…そんなの入ったら……ぅなぁぅう‥ぁぁあっ」
うぃんうぅぅいんと音を立てて白昼夢319号がミオの中に入っていた。
襞がヒクヒクと動き、むにゅむにゅと愛液を垂らしながら咥えこんでいる。それを見ていたパラルルが
「すごい…こんなにたくさん出てる‥‥ミオ、やらしぃ…」
パラルルも足の間から流れた自分の愛液で床を汚している。
パラルルの手が白昼夢319号を動かした。
音をさせずにヌラリと引き出しては、次にはむちゅむちゅと言わせて中へと入れる。
中へ入ると白昼夢319号の音はむーむーと篭った音へ変化し、外に出るとうぃんうぃぃんと震動している。
「はぁ‥ぁん…‥」とパラルルの口からも甘い吐息が漏れる。
ミオを見て彼女の足にすがりながら、パラルルも指を自分の中へと一本二本と増やして挿入していく。
ガラスに張り付いた格好になっているミオは、快感を高めるべく腰を自分から動かしていった。
上下に動かし「…っ…ぁぁぅ…」と声を出し、左右に揺らして「にぁぅ…ん…ぁうん」と啼く。
息と体温でガラスが曇る。顔から、支えている腕から胸へと縁取るように白く霞んでいる。
押し付けられた胸がたぷたぷと体を動かすたびにガラスへ波打つ。熱くなった胸の先の乳首が冷たいガラスに押し付けられ、潰されてこすれている。
ミオの目が時折桜の下の二人へと泳いでいく。
どんな光景なんだろう。あちらからの私は‥‥と想像してしまう。
裸のミスラがにゃあにゃあと胸を出してガラス窓に張り付いてよがる姿は……。
「ミ‥オ…ミオ…わ、わたし‥‥んん…っぁ!」
パラルルはだらだらと愛液を出す自分の蜜壺へ指を入れたまま崩れた。そしてその崩れた勢いに任せて、ミオが上りつめようと声を上げたその時
「やぁぁ……ぁあ‥にゃぁうん!」
一息に白昼夢319号を糸を引かせて抜き出した。
欲求不満なままのミオは窓に背を向けて寄りかかって座り、自分でク○トリスをいじり始めた。
「ぁふぁ…ん…んぁぁん…パラ‥ずるいよ…ん‥ふぁ……」
耳はすっかりへたっている。ミオの声に同調して後ろへ寝ていた耳が横のほうへペラペラと動く。
尾はパラルルの下でうねってもがいているようだ。
気持ち良さそうに胸を揉み、ク○トリスを弄っていた指を襞の中へと埋めようとする。
自分の手で最後まで遂げようとするそんなミオを見て、パラルルがミオの足の間に顔を移動させた。
「ミオ…ひくひく動いてこんなに濡れてる…」
「言っちゃ…やぁだ…‥パラのいじわる‥」
ミオも負けじと背を丸めてパラルルの背中の上にかぶさる。足の間に居るタルタルなんて小さい。
容易にパラルルの濡れそぼった穴まで手を伸ばして中へと指を入れた。
「きゃぁ…ぁ…ミオやめ…」
パラルルは抵抗するように、舌で擦り、唇で吸って、ミオの小さな粒を愛撫する。
そのすぐそばの襞へも顔をこすりつけて、小さな指をどくどくと脈打つ中へと入れて駆使する。指を動かして揺らして攻める。
「ぁぁあああっ…にゃあぁぁあぅ……!!」
堪らずにミオはパラルルから手を離して、パラルルの頭をつい抱えるように押さえこんでしまう。
ぺちゃぴちゃ…ぬちゃ‥にちゃ…にゅちゅ……
パラルルはミオを攻めながらも自分も腰を動かし始める。彼女はミオの尾にまたがっていた。
荒く柔らかいミスラの毛がパラルルを愛撫する。
「ふぅん…はぁふ‥‥んふぅ」パラルルはミオの足の間に顔を押し付けているために息遣いだけが聞こえる。
「にゃあぅん……ぁぁあぅ‥」先ほどイケなかった昂ぶりがミオを追い立てる。
パラルルの手と口がミオの愛液でぐちょぐちょになる。
ミオがぱたぱたと動かす尾がパラルルのク○トリスを刺激し、襞を押し広げてこする。二人とも腰を振り、互いを求めて、高まって、
「っっ……ぁぁああ…はっ…ふぁぁああ…いぃ…い…っちゃ…ぁああぁぁ!!」
一緒に大きく声をあげて、体をびくんびくんと波打たせた。
どこもかしこもヒクヒクと動かしながら二人とも満足気に床へと体を沈めた。
桜の下の二人は、すっかり暗くなった周囲に気をつけて女性が男性の膝の上に乗っていた。
衣服は乱れていないが、角度を変えれば女性の尻が丸見えだ。その間で出し入れされているヌラヌラと光ったモノも。
窓に見えたあのエロいミスラから、自分たちはどう見えているのだろうと考えながら体を揺らしていた。
あの窓からひときわ高い声が聞こえた時、桜の下からも密やかな声があがった。
パラルルは眠ってしまったミオを置いてモグハウスへ帰った。
手にはバッテリ切れで力尽きた白昼夢を持っている。
「ミオには、ああ言ったけど無断借用しちゃったのよねぇ。
洗って宅配しとかないと怒られちゃう」
モグハウスに備え付けてある水場でアイテムを洗い、水気をふき取った。
「〜♪ んー、こんな感じでいいかな」
金庫から新しいバッテリを装着後、モグハウスを出て宅配へと向かう。
「えーと‥宛先は…Hakutyumuと…。これで、よし! ふふふーん
バッテリをメガバッテリにしといたから、これで許してくれるかなぁ」
(宛先間違えてないよね……)
そんなことを気にしつつ、桜の中をモグハウスへと帰って行った。
→白昼夢319号陵辱表現有