アルテニア NPC
月夜が美しい、ジャグナー森林奥深く
アルテニアとその小隊十数名は、森林奥にある
度重なるオークの襲撃で被害の酷いラヴォール村に向けて進軍していた。
「ん、、ちょっとキャンプに忘れ物したかも」
「す、すぐ戻るから ついてこなくていいんだからねっ」
私が、と申し出る従者を振り切り、アルテニアは本隊から離れ
さっきまで休息をとっていた茂みの中に向かい、そそくさと入って行く。
頬を赤くし、狼狽する表情を見て ああ、なるほどと従者は理解をし
悟られないように気を使い、本隊に戻った。
「誰も・・いないわよね・・・?」
「もう・・・ここでいっか・・・」
赤い短パンをスルスルと下ろし、その場にしゃがみこむと
シャァァァァー と勢いよく放尿
「ふう・・・王都で済ませておけばよかったかも」
部下の前で気丈に我慢していたのか、開放されて安堵の表情のアルテニア。
呆けて気を抜いていたのか、近寄る荒い息遣いに気がつく由もなかった。
ガサガサッ グルルゥ・・
はっ として後ろを振り向くと
そこには木と見間違うばかりの長身の狼が立っていた。
最近この周辺に住み着いた、狼と人の合いの子、人狼ノールである。
「ノールッ!(もうっ・・何でこんなときにっ)」
放尿の余韻に浸る余裕もなく、小便をまだ垂らしながらも
彼女は足元に置いておいたハルバードに手を伸ばし、戦闘体勢に入る。
がっ しかしその手は別の何者かの手によって不意に掴まれ
そのまま背後から羽交い絞めにされた。
背後から彼女を捕まえ ふーっ ふーっ とサカリのついた犬のような息遣いで
アルテニアの頬をべろり舐めるノール。
最初に気付いたノールも、よく見たら股間が
人に似た生殖器が、勢いよくそそり立っている。
そのまま がっ と彼女の足首を掴み上げると、両足を広げ
まだ小便の滴る太ももから股間にかけて、その大きな舌で べろり べろり と嘗め回す。
「あふぅん・・・」
「ちょっと、なんなのこいつら・・・もしかして発情してるの・・?」
生暖かく、ざらついたノールの舌で、耳から頬にかけ、また剥き出しのままの股間と
感じやすい場所を舐め回され、思わず嬉声を漏らすアルテニア。
しかし嬉声を出してる場合でないとすぐに気付く。
両足首を掴んでる方が、そのいきり立つ生殖器を
アルテニアの秘部に あてがってきたのだ。
「ちょっ・・・! 冗談でしょ! や、やめなさいっ!!」
「だ、誰か!誰か助けてっぇ!!」
必死で抵抗する彼女だが、自分の倍はあるであろう2匹の巨体なノールに
無防備な所を羽交い絞めにされた彼女は、じたばたと体をくねらせる事しか適わず
人語の解らないノールには、何を言っても無駄であった。
人の倍はあるであろう、その大きな生殖器のカリの部分が
唾液と体液で湿った、彼女のヒダに押し付けては ズルッ と滑り
また押し付けては ズルッ と滑りと、挿入を繰り返す。
「やだうそ・・・そんなの絶対入らない」
「いやぁっ! あぐぅ・・入って・・・」
先端を挿入した状態で、入り口を広げるようにぐるぐると掻き回すノール。
その亀頭にあたる部分が包み込まれた辺りで、 ずぶっ と勢いよく彼女を刺した。
「あぐぁぁぁ・・痛いっ!さ、裂けるっ・・・!!」
その衝撃に、思わず仰け反るアルテニア。
腹の部分にくっきりとその巨大な生殖器が入った形が浮かび上がる。
入った感覚が余りに気持ちよかったのか ウォォォォォーーン! と嘶きを上げるノール。
どんどん奥へ奥へと興奮した表情で ハッハッ と息を上げ、小刻みにアルテニアを突く。
最初半分しか入らなかったその生殖器もどんどん馴染み
ぐちゅり ぶちゅり と卑猥な音を立てながら、奥へ奥へと挿入されていく。
「あうっぅ・・あふうぅん・・・いやぁっ・・・」
(こんな獣人なんかにっ・・・ 助けて!兄さまっ!!エグセニミル・・!!)
頭では拒みつつも、その人間の比にはならない快感に頬を赤くし紅潮する彼女。
その褐色の美しい肌は、赤みが増して更に艶っぽくなっている。
(やだ・・この感じ・・相手は獣人なのに・・・イッちゃうかも・・・)
仰け反る首すじを、ザラザラした舌で舐められつつ
下腹部には経験した事のないような快感に責められ
不覚にもアルテニアは達してしまいそうであった。
(いやっ!いやっ! こんな獣人相手に、、わたし、イクッ!イッちゃうっ!!)
「ぁああああぁっ!!」
アルテニアが達すると同時に、空に向かい勢い良く吼えるノール。
同時に下腹部に熱い何かが勢い良く注がれていくのを感じながら
彼女の意識は ふっ と失いかける。
挿入された秘部から、白いノールの精液が溢れ出し
彼女の顔、頬、カーディナルベストを白く汚した。
その場でぐったりと力が抜けた彼女を確認して、後ろの羽交い絞めに
彼女を嘗め回して、仲間の生殖行為を眺めていたノールが
彼女をその場に どさっ と置おいた。
生殖器が抜かれた股からは どろり と白い大量のノールの精液が溢れ出す。
彼女を犯し終わったノールは、 ふーっ と満足げに
2つ足でそそり立っていた状態から、くぅん と四足の犬のような体勢に戻る。
ぐったりと木を背に、足を開いたまま口を開け、涎を垂らし呆ける彼女。
もう1匹のノールが ぐぐぐっ と2本足状態になり ウォォォーン と
今まさに襲い掛かろうとしている姿が、呆けて半開きの彼女の目に映る。
(ああ・・・駄目っ・・・抵抗しないと・・・武器は・・・)
頭では辛うじてそう思うが、アクメに達した快感で体が痺れて動かない。
ノール特有の怯む状態も重なってるからであろうか、力が入らない。
(もう駄目・・・このノール達が満足するまで続くのね・・・)
半ば諦めかけた彼女のぼんやりとした視界に、彼女を犯そういきり立っている
目の前のノールの首が飛んだような姿が映った。
横で先に犯し終わった後のノールも異変に気付き、戦闘体勢になりその何かを威嚇するが
次の瞬間、弓矢まみれになり絶命してその場に倒れこんだ。
(た、、助けが来たのね・・・)
(どうしよう・・こんな姿部下に見られたら私・・・)
一瞬の出来事で状況が把握出来ないでいた彼女だが
そのまま気を失ってしまった。
「ぐふっ ぐふふっ・・ メスのいいおまんこの臭いがすると思ったら」
「エルヴァーンの騎士様が、や、野犬に犯されてるぜ。こりゃ傑作だ」
彼女を救ったのは、皮肉にもこれから彼女が討伐に向かう
ラヴォール村を拠点にする、オークの見回りであった。
「ゾッグホッグさまにいい手土産だ このままもらっていこう」
「まあまて、焦るな」
片方のオークが、大また開きで倒れこんだまま口から涎を垂らし、
まるで誘っているかのようなアルテニアの姿に欲情したのか
いやらしい卑下た目つきで、その体を観察すると
カーディナルベストの肩の甲冑に手を掛け ビリッ と勢い良く手前に剥いだ。
同時に ぷるんっ と布越しでもツンと立ったピンクの乳首と
密着していた形の良い褐色の乳房があらわになる。
「グフッ 思ったとおりだ。このメス、良い体」
「何も将領さまに献上する生娘でもあるまいし、傷物はオデダチが楽しんだ後でもいいだろ」
ニヤニヤと示し合わせたオーク達は武器や重装備を置き、アルテニアを囲んだ。
既に気を失っている彼女の目には、もう何も映っていない。
彼女にとって忌まわしき陵辱の夜はまだ、始まったばかりだ・・・
天晶暦862年 アルテニアの場合 ノール陵辱編 完
つづく
→ 天晶暦862年 アルテニアの場合2 〜ラヴォール村 オーク帝国軍の陣営奥の森〜