暴君凶宗
←第2話尼僧 お初

「う〜〜」
ややこが欲しい・・・・。
もう3人産んでいるけど、まだまだ産みたい。
なのに・・・
「凶様・・・どうして抱いてくれないのですか・・・・」
私ならいつでもどこでも好きなように犯していいのに・・・・
あ、そうだわ。
明日、お義母様に相談してみましょう。
あの人が好きなお香やお化粧などを教えていただけるかもしれないわ。
「ふふ・・・凶様・・・おやすみなさい・・・」

翌朝・・・・
「お話は端女(はしため。召使い。)より聞いております。
あの子の好きなものについて聞きたいとか・・・」
「ええ、そうなんです。何か、あの人が喜ぶようなものは無いでしょうか?」
「そうですわね、あの子が喜ぶものと言えば・・・・」
その瞬間、お義母様の目が急に色っぽくなり・・・
「縄、ですわね」
「・・・・は?」
縄?
なわ?
NAWA?
「あ、あの・・・お話が見えないのですが・・・」
「あら、あなたは使ったことがありませんの?
ふふっ・・・あの子は女を縛るのがとっても大好きなのよ。
あぁ・・・思い出しただけで濡れてきちゃう・・・」
「お、お義母様?お義母様〜?」
「この子を孕まされた時も、私の足を開いたまま吊り下げて・・・・
うつぶせの格好でぶら下がる私の腰をがっちりと掴んで、
何度も何度も子種を仕込まれたわ・・・・あぁ・・・・」
えぇぇぇぇ!?
そ・・・そんな・・・嘘よ・・・あぁ、でもあのかすかに膨らんだお腹に、幸せそうな顔・・・・
うぅ〜〜!!
私をほったらかしにしてお義母様を孕ませるなんて!!
「・・・どうなさったの?」
「はっ!?あ、いえ・・・こ、今度試してみますね〜・・・」
「ええ、是非そうなさいな。きっと一晩中可愛がってもらえるわよぉ・・・
あ、そうそう、何なら朧の所へ行ってみたらどうかしら?」
「そうですね・・・・・」
朧さんは色事だけでなく薬学にも通じていて、孕みやすくなるお薬や媚薬などを自分で調合しています。
今までも何度かお薬をもらったことがあるけど、その日の夜はもうすごいことになりました。
「じゃあ、朧さんのお部屋にも行ってみますね」
「ええ、それじゃあまたね」
うぅ〜、だからそんな幸せそうな顔でお腹をさすらないでくださいよぅ・・・・

「あ、おはよう雪丸くん。君の主様はお部屋にいるの?」
「わう!わう!わう!」
雪丸くんが朧さんのお部屋の前で吠え始めると、すぐに障子が開け放たれました。
「ああっ!もううるさいねぇ!!静かに・・・おや?奥方様じゃないか。
こんな朝っぱらから何か用かい?・・・あたしゃまだ眠いんだよ・・・・」
朧さんはいつでもこんな調子。
誰にでも歯に衣を着せぬ話し方をするので、時々重臣の柴田様に怒られることもあります。
「あの、実は孕み薬と、私が飲む媚薬を少し・・・」
「ああ、そうかいそうかい。
えっと確かここに・・・あぁ、あった。
ほら、早く持っていきな!」
朧さんは部屋の奥からお薬の袋を乱暴に投げ渡しました。
「ありがとうございます。・・・あの、お休みのところを邪魔してしまって・・・・」
「あぁ、いいんだよ。なんかこっちもあんたに八つ当たりしちまったみたいだし」
「八つ当たり?」
「そうそう、こないだ孕んじまったせいで酒も煙管もご法度でさぁ」
えぇぇぇぇぇ!?
そ・・・そんな・・・朧さんも!?
うぅ〜〜〜!!!
こんなのって・・・・こんなのって・・・・
「あぁら、羨ましいかい?」
「・・・それ、わかってて言ってるでしょう!!」
「もちろん♪」
からからと笑う朧さんは本当に楽しそうでした。
「ま、そんなにガキが欲しけりゃ仏様にでもお願いするんだね♪」
そう言うと、朧さんは手をひらひらさせて障子を締めてしまいました。
「仏様かぁ・・・・」
そういえば最近、全然仏様を拝んでいない。
もしかしたらバチが当たったのかもしれない。
そうよ、そうだわ!
でなければ、朝からこんな厄に見舞われるはずが無いもの!
というわけで、仏間へ行きましょう!

仏間に入ると、いつものようにお初さんがお経を唱えていました。
「・・・・奥方様・・・・?」
「あ、すみません、お邪魔でしたか?」
「いえ・・・構いません・・・・何か・・・・お願いすることがあるのでしょう?」
「ええ、実は、ややこが授かりますようにと・・・」
「そうですか・・・命は尊いものです・・・きっと、仏様も叶えてくれることでしょう・・・」
くすり、と微笑むお初様。
まるで如来様みたい・・・・
「よろしければ、お初さんも・・・あ・・・」
わ、私の馬鹿!
お初さんは天聖山焼き討ちの生き残り。
そして、このお城に来たばかりの頃は毎日毎日、凶様に無理矢理犯されていた人。
そんなお初さんが凶様のややこを欲しがるわけ無いじゃない!
「・・・・はい、喜んで・・・・」
「え?」
「私は、ずっとあの人を憎んでいました・・・・。でも、あの人があなただけに捧げる微笑を見た時、
私の中の憎悪の氷が、少しずつ解けていったのです・・・・」
「お初さん・・・・」
「あの人を・・・・凶宗様を信じてあげなさい。
あの人が本当に愛しているのは・・・・ぐっ!?うぇぇぇぇぇぇ!!!」
「きゃあああああ!?お、お初さん!?」
た、大変!お医者様を呼ばなきゃ!!
「誰か!誰かぁ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「いやぁ、おめでとうございます。ご懐妊ですよ」
「・・・・・・え?」
それを聞いた途端、お初さんは恥ずかしそうに布団の中へ潜り込みました。
「え、え〜と・・・・おめでとうございます、お初さん」
「・・・・はい・・・・ありがとう・・・ございます・・・・」
き、気まずい・・・・
何なの、この雰囲気は・・・・
「あ・・・えと・・・じゃあ、私はこれで・・・」
「・・・・はい・・・・」
・・・・うぅ〜〜〜〜・・・・・・


「さてと、今宵は誰と・・・・」
「私です!!」
「どわぁっ!?」
ばぁーーーーん!!と障子を開け放った私は、凶様を睨みながらずかずかと迫っていきました。
「ど、どうしたお葉!?」
「どうしたじゃありません!!私のことをほっといて他の人とばっかり寝て!!
もっともっと凶様のややこ産みたいのに、毎晩お褥で愛して欲しいのに、
どうして抱いてくれないんですか!?」
「そ、それは・・・・」
「それは!?」
ずい、と顔を近づけた途端、凶様が私の唇を奪いました。
「む、むぅぅ!?」
そして、そのまま私を抱き寄せ、布団へと・・・・
「だ、だめです!ちゃんと答えて・・・」
「すまなかったな、お葉。でも、お前はいつも俺のそばにいただろう?」
あ・・・
そういえば、一昨日はお城の天守閣で一緒に椛山の紅葉を見たし・・・・
二人きりになると、いつも私に接吻したり、胸を軽く触ったりしてたし・・・・
私、何を考えてたんだろう。
凶様が私を捨てるわけ無いじゃない!
だって、こんなにも私を愛してくれてる。
いつも私に甘えてくれる。
そんな凶様が・・・・大好き!!

「凶様・・・・」
「?」
「お薬、口移しで飲ませてくれませんか?
私が淫らになるお薬と・・・・・孕み薬を・・・・・」
「・・・・ああ」
凶様はお湯に解いてとろとろになったお薬を口に含んで飲ませてくれました。
もちろんその間も、激しく接吻を交わします。
「あぁ・・・、だんだん、効いてきたみたいですぅ・・・・
まがさま、まがしゃまぁ・・・・いますぐいれてくだしゃい・・・
わたし、いますぐはらみたいでしゅぅ・・・・」
「・・・・お葉!!」
「きゃあん♪」

じゅぶじゅぶぅっ・・・と淫らな音を立てて、まがさまのおちんちんが一気に入ってきました。
たまらない。
きもちいい。
もっともっともっと!!
「ふぁぁぁぁん!!これぇ!これがほしかったのぉ!!
もう、あさまではなしたくないよぉ!!あぁん、まがしゃまぁ!
みだらでいけないおように、おたねをおめぐみくだしゃぁい!!
おようのおなかをまたおっきくしてほしいですぅ!!」
「く、おおおおお!!!」
「きゃあん!いっぱいぱんぱんしゃれてるぅ!ぱんぱんだいしゅき、
もっとぱんぱんしてぇ!」
「くぅぅ・・・たまらん・・・」
「えへへ〜、いいでしょ?おようのなかいいでしょ?
だからぁ、ごほうびぃ〜〜〜」
「ああ・・・最高のご褒美をやるぞ!!」
「うん、うん!いっぱいちょうだい!しろいごほうびほしいのぉ〜〜〜♪」
まがさまは私の体をがっちり抱きしめて、いっぱいぱんぱんしてくれました。
あぁ・・・・お腹の中でびくんびくんって・・・・
もうすぐ・・・・でるのね・・・・
「いくっいくっいくぅ!!だして、だしてぇ!!いっしょに、いっしょに・・・
あああああああああああっ!!!!」
びゅるるるるるるるるる!!!!!!!

あぁ・・・・おなか・・・・たぷたぷぅ・・・・
また・・・・はらんじゃった・・・・
「え・・・やぁ・・・・まがさまぁ・・・どうしてぬくのぉ・・・・?」
その時、まがさまは戦の時のような黒い微笑を浮かべて・・・・
「・・・・抜かないと縛れないだろ?」
ぞくり。
私の背中を何かが走り抜けました。
それは・・・・・期待。
縛られたい・・・・
お義母様みたいに宙吊りのままで孕みたい・・・・
「はい・・・・しばって・・・ください・・・・ちゅうづりで、あしをひろげたままがいいですぅ・・・・」
そして、しゅるしゅると縄をかけられた私は、そのまま朝までたっぷりと可愛がってもらいました・・・・