ジェラ兄xララ
ジェラxララ 1

(置いていかないで・・・)
足早に歩みを進めるジェラにどんどん引き離されていく。
走ればすぐ追いつけるのだが、身に着けているものは肩から掛けているラビットマントだけ・・・
その丈もやっとお尻を隠してくれているだけといったものだ。
さまざまな冒険者が行き来するラテーヌ高原で、めくれあがる裾を気にせず走ることなど出来なかった。
ジェラが気付いたように立ち止まって待ってくれている。
『遅い。走れよ。』
『でも・・・こんな格好じゃ・・・』
ジェラはマントの合わせ目をじろじろ見ながらくつくつ笑いだした。
『なに?恥ずかしいの?いまさら。』
『そんな・・・』
(大きな声で言ったら変に思われちゃう・・・)
周りを気にするララにジェラは荷物からあるものを取り出した。
『装備も寂しそうだしな・・・コレつけてやるよ。』

短剣を手にしたジェラがララの腕を掴んで引き寄せた。
『やっ・・・っ!』
耳に鋭い痛みが走る。
すぐさまケアルを唱えるジェラ。
耳たぶの中に何か違和感が残る。
「リンクパールだ。外せないように埋め込んでやったんだよ。」
「お?新人か?」
「埋め込んだって・・・相変わらずひでーなw」
「男?女?」
頭の中に流れ込んでくるさまざまな声にララは困惑した。
「これ・・・なに?」
思ったことが頭の中で声になる。
「おぉっ!女じゃん。」
「なになに??ジェラ、ナンパでもした?」
「んー。俺のペット♪」

こっちを見ながらそう言い放ったジェラの言葉に、ララは恥ずかしさと悔しさがこみ上げてきた。
『こいつらは俺のオトモダチでさ、飢えてんのよ。女に。』
ペット発言にどよめいているLS会話に、ジェラはさらに衝撃を与えた。
「さっきのゴブリンみたくこいつらの相手してやれよ。」
「・・・っまじ??」
「そいつゴブとヤッたの?」
「すげー!俺らにも貸せよ。」
男たちの遠慮のない言葉とさっきまでの行為を思い出し、顔が熱くなり胸がくるしくなった。
なんとか平静を保とうと、ララはLS会話を無視しジェラを見返した。
『・・・私、ジェラのペットなんかじゃない!』
そう言うララをあやすように、ジェラは髪をやさしく撫でた。
『そんなこと言っていいのかなぁ?』
微笑みながら、もう片方の手がマントの合わせ目からするっと侵入させてきた。
『兄貴に、ゴブリンに犯されて気持ちよすぎて失神させられましたって言ってほしい?』
ぎゅっと乳房を鷲掴む。
痛みと快感がララの背中をぞくぞくと降りていった。

「あぅ・・・やぁっ」
声を出さないように我慢していたが、頭の中に響く声は止めなれなかった。
「おいおい、LSではしたない声だすなよー。」
「お前ら何やってんだよっ」
「ん〜?しつけ。自己紹介もさせてないからさ。」
『俺に逆らったらどうなるかわかるよな?』
ジェラは乳房を嬲る手にさらに力を加えた。
『俺のペットだって言えよ。』
うつむくララの目には涙が浮かんでいた。
「私・・・は・・・ジェラのペット・・・・です・・・」
「おぉ♪」
満足気なジェラはマントから手を抜き取り、ロンフォールに向かって歩き出した。
『あと、みんなにもかわいがって欲しいって言っとけ。』
そうLSで言えばどうなるかララはわかっていたが、兄に知られてほしくなかった。
それ以上に、さらなる快楽を欲しがる体の興奮に勝てなかった。
「みなさまにも・・・かわいがっていただきたい・・・です。」
夕暮れのラテーヌとロンフォールの境界を過ぎる頃、ララは行きとは別人になってしまっていた。

「ねぇねぇ、ペットちゃん。名前なんてーの?」
「・・・ララです。」
「ララちゃんはエル?」
「いえ・・・ヒュムです・・・」
男達の好奇心に満ちた質問に答えていくララの後ろ姿を、ジェラはにやにやして眺めていた。
歩くたびにマントの裾がひらひらと動く。
そのたびに形の良いお尻がちらりと顔をのぞかせ、ジェラを誘っているかのようだった。
ジェラはその誘惑に答え、つっと手を伸ばした。
「ジョブは・・・・・・ひゃぁんっ」
ただ軽く触れただけで、ララは過敏に反応してしまった。
「ジェラっ、お前ばっかいい思いするんじゃねーよっ」
「いやぁ、お前らがさ。つまんない質問ばっかしてるし。もっと他に聞きたいことあるんじゃねーの?」
ララのお尻を撫でまわしながら、ジェラはLSの男たちをけしかけた。
「ふぁ・・・あ・・・あぁん・・・」
ジェラの言葉とララの喘ぎ声に促されるように、男達の質問の内容が変わっていった。

「ララちゃんさ。いまジェラになにされてるの?」
「ん・・・お尻を・・・触られてます。」
「直に?どんな格好してんの?」
「あっ・・・ラビットマントだ・・・け・・・」
ジェラの指は腿から尻にかけてなぞるように動く。
「ふぁぁっ」
「やーらしぃねぇ。んで、お尻触られただけでそんな声だしちゃってるんだ。」
「うぅ・・・は・・・いぃ・・・」
「ほかにも気持ちよくなるとこ教えて〜」
「え・・・そんな・・・」
答えられないと思い、ララは歩みを止めてしまった。
急に立ち止まって答えにも詰まったララに、ジェラも動きを止めた。
『あ・・・ぅ』
もの欲しそうな顔で振り返るララをジェラは冷たい目で見つめる。
『ちゃんと答えて歩きだすまで、触ってやらねーよ。』

ララはもう我慢出来ずにいた。
複数の声に嬲られ、歩きながら人目もはばからず触れられる快感をもっと味わいたかった。
潤んだ瞳でもう一度ジェラを見上げてから、ララは歩き出した。
「・・・胸を・・・さわられたり・・・」
ジェラは片手剣を取り出し、その柄を足の間に差し込んだ。
「はっ・・・あぁぁっ」
くちゅぅくちゅっ
ララが歩みを進めるたびに粘液の溢れる音が聞こえる。
頭の中での陵辱も続く。
「おっぱいをどうされるのがいいのかなぁ?」
「はぁっ・・・ん・・・乳首を・・・」
「ぐりぐりされるのがいいの?」
「あっ・・・ふぁいぃ・・・」
「ふあい?返事がちゃんとできないんじゃ、ペット失格なんじゃないの〜?」
ジェラの柄がくちゃくちゃと激しい音をたてる。
「ち、乳首を・・・くふぅ・・・ぐりぐりされるの・・・がぁ・・・はぁん・・・好きぃぃ・・・」
刺激に耐えかね溢れ出る液体は、ララの体から柄を伝って流れだした。

「まじやりてーっ」
「声だけじゃもの足りねーよなぁ。」
男たちが不満げな声を上げだすと、ジェラは濡れた柄を引き戻した。
『ふぁ・・・』
熱くなった部分が急に寂しくなった。
『このまま町には入れないだろ?』
気付くと目前にサンドリアの城門があった。
『あ・・・』
快楽の高みからララは現実に引き戻された。
「サンドリア到着。」
ジェラはLSに報告した。そして、
「今からこいつの調教するんだけどさ。暇なやつ来いよ。」
その一言にLSが騒然となる。
『お前も楽しみだろ?たっぷりいたぶってもらえるぜ。』
現実に引き戻されたはずの体がまた熱くなる。
つーっとララの腿に生暖かい液体がまた流れてきた。



『奴らが来る前にきれいにしておかないとな・・・』
体も精神も疲労して、自宅に帰り着くなりふらふらとしゃがみこんだララの腕を掴んで立ち上がらせた。
『ゴブリン臭い体で寝るつもりなのか?』
オルデールでは湧き水で軽く体を拭いた程度。
ララの体には獣人の体液がところどころに残っていた。
『・・・体・・・洗ってきます。』
うなずくジェラを確認してから、ララは浴室に向かった。
ぬるめの湯を浴槽に満たす間、ラビットマントを脱ぎ姿見の中の自分をゆっくりと見た。
虚ろな顔・・・。
岩場に転がされた時の細かい切傷。
強く掴まれて出来た皮膚の変色。
縄に自由を奪われていた時の擦り傷。
体のあちこちに皮膚をひっぱるように残る乾いた体液。
さらさらと流れていた髪も汗と埃で汚れ、のりで固められたように束になっている所もある。
朝、この家をうきうきしながら出る時には想像もしていなかった姿だった。
少し腫れた左耳が目についた。
『私は・・・ペット・・・』
耳たぶのしこりにそっと指を這わせて、そう呟くと鼓動が早くなるように思えた。
そんな自分を打ち消すように首を横に何度も振って、湯気で曇った浴室のドアに手をかけた。

ゆっくりと湯船に体を沈めていく。
湯にふれた瞬間に傷口は刺すような痛みを放っていたが、次第におさまってきた。
かわりに痛みのあった部分が熱を持って、とくんとくんと息づき記憶を揺さぶってくる。ララは膝を抱きかかえて
身を小さくした。
パタン
いきなり浴室の扉が開かれた。
『・・・ジェラっ』
何も言わずに浴室に入ってきたジェラは驚くララを見下ろした。
『体洗ったのか?』
ふるふると上目使いで首を横に振るララの頭に手を乗せてから、ジェラは浴槽の縁に腰掛けた。
『先に洗え。見ててやるから。』
強い口調ではなくても、ジェラの言葉に逆らえなくなってきているララは湯船から出た。
石鹸を手の中で細かく泡立て、首筋から胸にゆっくりとすべらせる。
泡がふれただけでさっきまで強い刺激を受けて、敏感になっている乳首が起き上がってくる。
その様子もじっと見つめているジェラの視線を感じて、腰のあたりがぞくぞくしてきた。
気付かれないように俯き、表情を固くしてから泡を腹部から太腿に広げていく。
あえて傷口を庇わずに泡を乗せ、痛みで変な気分になってきている自分を抑えようとするつもりが、その痛みがかえってララの気持ちをたかぶらせた。
なんとか全身を泡立たせてからシャワーで頭から湯をかぶった。
髪にこびりついていたモノを洗い流すと頭も少しすっきりしたように思えた。

『体、洗いました。』
座り込んだままそう報告するとジェラは首をひねって不思議そうな顔をした。
『お前体の洗い方知らねぇの?』
出しっぱなしのシャワーを片手に掴んでジェラは立ち上がり、ララの腕を掴んだ。
『立て。それからここに手をつけろ。』
(背中洗ってくれるの?)
後ろに移動するジェラにそう思いながらララは立って浴槽の縁に手をかけた。
『・・・背中洗うんだったら座った方がいい?』
前屈み気味な体勢が少し恥ずかしくなりララがそう言うと、ジェラはにやりと笑ってシャワーをララの陰部に押し当てた。
『ひゃうっっ』
『ココを洗うんだよ。』
勢いのある水圧が剥き出しになったララを襲い体がはねた。
『ふぁっあっ・・・』
『ほら、もっと足開いて尻突き出さないとちゃんと洗えないだろ?』
膝を伸ばしたまま足を広げられ、倒れそうになる体を支えるため手を壁に伸ばすと丁度四つん這いのような体勢になってしまった。

『よく見えるようになったな。』
シャワーは当てたままでジェラの指がララの襞をかきわける。
『くっ・・・はぁっあ・・・やだぁっ』
『やだじゃないだろ?ちゃんと洗い方教えてやってんじゃん。』
ぐりぐりと容赦なく動く指と水圧にしびれてララの体はびくびくと痙攣しだした。
『あっ・・・い・・・やっく・・・いっちゃぅ・・・』
とろとろと体の中から液体が流れ出したが、シャワーによってすぐに洗い流され代わりにぱくぱく口を開けている部分から体内に湯が入り込んでくる。
『中もちゃんと洗わないとなぁ。』
ぐちゃぁっ
湯とララの体液と入り混じってジェラの指は汚らしい音を立てて侵入してきた。
『あはぁっう・・・』
『すげー音だな。』
ぐちゃぐちゃとわざと音を立てるように指を乱暴に出し入れされる。
その音にもジェラの指にも反応して、ララの体はもっとぬるぬるした液体を作りだす。
『くぁっ・・・ふ・・・あぁっ・・・』
『せっかく洗ってるのに全然きれいにならないだろう?』

洗い流しても溢れてくる・・・・・・
ジェラは2本の指でララの穴を押し広げ、シャワーを限界まで近づけた。
『・・・っっ!いやぁ・・・っ』
湯がララの中を突き刺され、外側の花芯も同様に水圧に襲われ強すぎる刺激で頭の中が真っ白になった。
『や・・・もぉ・・・あっぅ・・・』
膝ががくがくして力が入らないが、ジェラに支えられ崩れ落ちることも出来ない。
『まだ洗い足りないんだって。しっかり立ってろ?』
陰部に固定されていたシャワーと指が離された。
『次はこっちを洗わないとな・・・』
にちゅぅ・・・
『っ!いたぃぃっ』
ふらふらしていた意識が痛みによって呼び覚まされた。

『痛い??ここにもゴブリンの咥えこんでただろ?』
『あ・・・あれは・・・』
じわじわ侵入してくるジェラの親指を受け入れる後ろに、ララは泣き声をだした。
『あれは?こっちにも欲しいってことか。』
余っていた2本の長い指を、ひくひくと蠢いている部分にあてがい一気に押し入った。
『きゃぅっ』
『もう汚してるのか・・・べとべとだ。』
前にも後ろにも侵入され、動かされるたびに痛みと快楽が入り混じってきて、何が痛くて何が気持ちいいのかわからなくなり喘ぐことしか出来なかった。
『あぁ・・・もぅもぅっ』
『・・・気持ち・・・いぃっ・・・』
『い・・・くっっいっちゃうよぉ・・・っ』
ちゅぽんとジェラの指が引き抜かれ、最後の声を高く上げたララはその場に崩れ落ちた。

『じゃあ今度は俺のを洗ってもらおうかな。』
へたりこんでいるララの髪を掴んで顔をあげ、ジェラは自分のモノの前に持ってきた。
『咥えろ。』
そう言いながら充分に膨張しているソレを、まだ虚ろなララの口にねじ込んだ。
『むぐぅぅ』
吐き気を感じるほど奥まで突っ込まれ、逃れようと首を引こうとしたが強い力で髪を掴まれ引き戻された。
『そうじゃないだろ?こういう風に動かすんだよっ!』
両手で頭を掴まれ激しく前後に揺さぶられる。喉の奥にジェラの先が当たり胃液がこみ上げてきそうになる。
それでも許されずジェラの指示が飛んでくる。
『もっと舌使って吸えよ。』
涙とよだれを流しながら、固く目を閉じて懸命に命じられた通りに舌を動かす。
『・・・くっ・・・ララ、こっち見ろ。』
薄く目を開けジェラを見上げた瞬間、口腔内を占領していたモノが引き抜かれ、目の前で熱い液体がほとばしった。