←愛のバカンス・序
「え?何これ?おにいちゃん…。」
いよいよプルゴノルゴ島へ出発するという日の早朝、おにいちゃんはあますず祭のスタッフをしてるモーグリから買ってきたという紙包みを2個、各々のベッドに放り出してニヤニヤしている。
「まあ、開けてみろよ。今回俺達はこのカッコで行くぞ。」
いったい何だろう…?ガサガサと紙包みを開けてみると、そこには、冒険者のみんながこの時期に着て歩き回ってる…水着だった。私達タルタル族は男女の体型の違いがない、と言われてるけど、水着は一応男女で形が違っていた。おにいちゃんのは日焼けした肌にあったカーキ色、私のは真夏の太陽を思わせる濃いオレンジ色。各々背を向けて着替え、一緒に姿見を見てみた。
「おお!」
「かーわいい♪」
毎年夏にたくさん見かける冒険者達と同じようないでたちだ。
「プルゴノルゴ島へは、冒険者達と同じマナクリッパーで行くからな。これなら目立たないだろ?」
なるほど、そんな意図があったのか。私はすっかり納得し、旅行の荷物の最終点検を始めた。
家を出てすぐに、おにいちゃんの<テレポメア>でタロンギ大峡谷へ。そこからはチョコボに乗って、マナクリッパーの乗り場がある、ブブリム半島のはずれ、ビビキー湾まで一気に駆けていく。
ビビキー湾のマナクリッパー乗り場。そこには、すでにパラパラと冒険者さん達が集まっていた。みんな考えることは同じなんだなぁ…と思ってると、おにいちゃんに肩をつつかれた。
「ほら、マナクリッパーがくるぞ。」
「わぁ…!うわさには聞いてたけど、ホントにこぎ手がいない…。」
マナクリッパーは魔法で動くイカダだから、当然こぎ手がいない。舳先にいるヒュームの船頭さんは、もっぱらガイドさんの役目をしている。
他にも2人ほどミスラのスタッフさんがいるようだけど、彼女達も釣りをしたりガイドさんの真似事のようなことをしたりしてるらしい。
乗り場に集まっていた私達と他の冒険者さん達がみんな乗り込んだのを確認すると、船頭さんが出発の合図を送った。
「うわぁ〜〜、キレイ…♪」
私はまるで子供みたいにはしゃいで歓声を上げてしまった。朝から容赦なく照りつける真夏の太陽がエメラルド色の海に反射して、たえずキラキラと光り輝いている。その光をすかして、何匹かの魚がスイスイと泳いでいくのが見える。いや、魚だけではない。浅い所なら海底まではっきりと見える。そこで生活している生き物の姿も、ゆらゆらと波にゆれる海草も見えるのだ。
「アプルル、こっち来たら、もっとよく見えるぞ。」
おにいちゃんが私の手を引いて、マナクリッパーの端の方、あまり人がいない方に連れてってくれた。…どくん…。おにいちゃんと2人きりで、しかも、私達の周りには他のお客はおろかスタッフもいない…。これってもしかして…。そう感じただけで、5日間ガマンし続けた私の全身は反応し(最も、朝起きて水着に着替えたときから、少しずつ濡れ始めてはいたけれど)、熱い蜜があふれて水着を濡らす。
「…んっ…。」
いきり立ったクリトリスが水着に激しくこすれ、私は軽く喘いでしまった。おにいちゃんがそれを聞き逃すわけがない。もう誰も見ていない、2人きりの世界。背後から私をきゅっと抱きしめてきたおにいちゃんの、冷静な、でも興奮で息を荒げた声がささやいてくる。
「…言っただろ?このバカンスの間は、ずっとお前と繋がっていたいって…。」
5日間自主的なオナニーすらせずにガマンし続けた私の身体にとっては、その声が耳に入ることすら快感の引き金になる。おにいちゃんの唇が私の耳の先をかすめ、私は快感に目を閉じてびくんっと身体を震わせた。震えている間の無防備な顔を手でとらえ、おにいちゃんがゆっくりと唇を重ねてくる…。
「ん…っふ……ぅ…。」
たまらなく熱くてやわらかくて、そしてこの上なく甘い感触が口内に、そして全身へと広がり、身も心もとろけてゆく。後ろから抱きしめてきてた手が、ゆっくりと胸やあそこを水着の上からさわってくると、快感への期待で腰がひくひくと勝手に動いてしまう。
「…もう、準備万端って感じだな。ほら、こんなに濡れて糸引いてる。」
おにいちゃんは、水着の上からあそこをまさぐって蜜で濡れた手を見せながら、うれしそうに言った。そんな恥ずかしい!私は耳まで真っ赤になって、思わず顔をそむけてしまう。
「んっ、ぁっ、…そんなのぉ…見せないで……!」
「何言ってんだか。お前のココは、ずーっと期待してたんだな?」
意地悪な口調でささやきながら、おにいちゃんは「ココ」と強調するようにつぶやき、パレオの下に蜜で濡れた指を滑り込ませて、あそこを直接こね始めた。おにいちゃんの言ったとおり、相当濡れていたらしく、くちょくちょといやらしい水音がひびいてくる。
「ぁんっ!……っやぁ…キモチイイ……おにいちゃん…キモチイイよ…。」
私は身体にたまりきった変な熱で頭がぼうっとしていて、うわごとのように「キモチイイ」と繰り返していた。腰が自然に動き、脚からはがくがくと力が抜けていって、甲板にひざをついてよつんばいになってしまう。おにいちゃんは、そんな私を器用に抱いたまま、マストの柱に背中をもたせかけて脚を伸ばして座った。
「…アプルル。これがほしいんだろ?」
背後の何だか切羽詰ったような声に、私は振り向いた。…おにいちゃんが、タルタルボクサー+1の裾をずらして、今までに見たこともないくらいに大きく膨らんだ自身を取り出していた。それは一種の気品すら感じさせる程立派にそそり立ち、先端から零れ落ちる露で全体がぬらぬらと赤黒く濡れ光っている。
「…ぁ……ぅん…。」
そそり立ったおにいちゃんのをうっとりと眺めながら、大きくて固くて熱いそれが自分の中に入ってくる感じを想像してしまい、私は快感への期待で思わず目を細めながらうなずいた。それを確認したおにいちゃんは、片手で私のパレオをめくり上げ、ショーツを少しずらして、もう期待でとろとろに蜜をあふれさせている蜜壷を露出した。
「いくぞ…?声、ガマンしろよ…?」
おにいちゃんの低い声にこっくりとうなずいて返すと、腰が一気に引き寄せられ、私の腿の辺りに、おにいちゃんの熱くて固い肉棒が感じられた。おにいちゃんは私をそのままひざ立ちにさせ、おにいちゃんの開いた両脚をまたぐ格好にさせた上で、ゆっくりと私の中にいきり立った自身を挿入し始めた。…くぷ……ずちゅ…!空気と蜜がまざり、奇妙な音が響く。
「…んっ……ぁあっ…。」
おっきくて熱いおにいちゃんのが、私の中でこすれてる…。ガマンしろって言われたけど、気持ちよくてガマンしきれない…。口に手をあて、耐え難い快感を何とか耐えているうちに、おにいちゃんのが完全に私の中に納まったらしい。おにいちゃんは私の腰を抱いて自分の方に引き寄せた。途端におにいちゃんの先端が私の最奥部をコツンとつつき、思わず声が漏れてしまう。
「…んはぁっ!…ぁ…。」
私は、挿入されたままの状態で、おにいちゃんのひざの上に座ってるような感じになっていた。めくれ上がった水着のパレオを戻せば、傍目には重なって座っているようにしか見えない。…ところが、おにいちゃんはそれから、全く動かないのだ。私の中に入ってるそれは、マナクリッパーが振動する度にこすれて、私の最奥部のいちばん感じるところをつつき、私がそれに感じてぴくんっと腰を震わせると、余計に中に入ってるおにいちゃんのを感じて、大きく膨らむのも感じて、ますますおかしくなっていく…そんな快感の連鎖を、私は手で口を覆って耐えていたのだが、真っ赤に染まった顔と、へにょりと垂れた耳が、感じまくっていることを如実に表しているらしかった。
「はぁっ…ぁ、ぁん、ぁ…ぁ!」
「アプルル…俺は入れてるだけなのに、すっごく感じてるんだな。」
おにいちゃん…声は低くて冷静そうだけど、かなり息が上がってるよ…。
「ぁ、ぁっ…ぁん、ぁぁ、ぁ…ぉ、おにいちゃんの、ぁん、な、ぁ…中で、すごくおっきくなってて…こすれて、ぁん…す、すごく…ぁ、ぁぁっ…もどかしい…ぁん…。」
「お前が、マナクリッパーが揺れる度にきゅんきゅん締め付けてくるからだよ…すごく、熱くて、キモチイイぞ…。」
あぁ…おにいちゃん、私の中がキモチイイんだ…そう思うと、ますます下腹部がきゅぅんとうずいて、私の中がおにいちゃんのを締め付けていくのを感じる。
「ね…ねぇ、お願い…。」
私はだんだんとガマンができなくなってきて、振り向いておにいちゃんに懇願した。
「おにいちゃん、動いて…ぁっ…ん……イキそうなのに、ん…はぁっ…イケないの…。」
「それは俺もやまやまなんだけどな…もうすぐ、到着みたいだぞ?お前がイクのと同時に到着とかしたら、どうなる?」
おにいちゃんは、意地悪な笑いを浮かべて、とんでもない事実を告げてきた。私の中にたまっていた熱が、急速に冷えてゆく。
「ぁ…じゃ、じゃあ、降りる準備、しなきゃ…。」
私は、脱力したまんまの足腰を叱りつけながらおにいちゃんにモノを抜いてもらい、なんとか立ち上がろうとした。快感と正気の狭間にいる私の耳に、船頭さんの声がすごく遠くから響いてくるように聞こえた…。
「おぉーーい、もうすぐ、プルゴノルゴ島に到着するぞぉーー!!」
真っ青な空、エメラルドグリーンの海、真っ白な雲!私達がプルゴノルゴ島に上陸したのは、お昼前くらいだった。一緒に乗っていたほとんどの冒険者さん達は、ホテルに荷物を置いてすぐに海に行ったみたい。青い海を臨む窓には、既に遊びまわっている冒険者さん達の姿がたくさん見えていた。
「はぅ…!」
私は、荷物を部屋の中央に据えてあるベッドの脇に置くと、そのままベッドに倒れこんでしまった。さっきまで、心地よく揺れるマナクリッパーの上で、イキそうでイケないギリギリのラインで辛うじて正気を保っていたのだから。腰が、あそこが、甘く痺れて、早く気持ちよくなりたくて、もう、どうしようもなくて。うつ伏せで倒れこんでいた私は、寝返りを打って仰向けの体勢になり、身体をはすにして色っぽくおにいちゃんを誘った。
「おにぃちゃん…さっきの続き…しよ?」
「…はぁ…はぁ…。」
おにいちゃん、さすがにいつもの意地悪を言う余裕もないみたいだ。水着の前がこれでもかってぐらいに大きく膨らんで、激しく息を荒げている。それでも、優しげににこっと笑って、荷物をベッドの脇に私のと固めて置き、ゆっくりとベッドによじ登って、私に覆いかぶさってきた。
「…っ……んふ…んんぅ…。」
いきなり激しく唇に吸い付き、息を継ぐヒマもないくらいに私の口内を熱い舌と唇でこねまわし、かきまぜてくる。全身がぼーっと熱くなり、早く溶け合いたくてたまらなくなってきた。…ようやくおにいちゃんが唇を離してくれたときには、甘い熱にすっかり浮かされ、意識も朦朧としかけていた。
「ぁっ!…ぁはぁっ、ぁん…はぁん……んっはぁ…。」
おにいちゃんは私のタルタルトップ+1をずらし、すっかり立ち上がった胸を指先でこねながら、私の耳たぶに舌をはわせたり、唇で先をくわえてちゅっちゅっと吸ったり、耳の穴を舌で犯したりし始めた。私はいつも以上におにいちゃんのテクニックに翻弄され、口からは甘い鳴き声がもれるのが止まらない。おにいちゃんはうれしそうに目を細めながら、胸を責めていた手をゆっくりと下半身に移動させ始めた。
パレオをめくり、タルタルショーツ+1の裾をずらすと、さっきのマナクリッパーでのこともあってか、そこは既に洪水のように蜜があふれ、5日間もの間触らずに放置されていた恥ずかしいお豆さんは、「早く触ってほしい、こねまわしてほしい」と自己主張しているかのように立ち上がってぴくぴくと震えていた。
「こんなになるまでガマンしてたんだな…。」
おにいちゃんの心底驚いたようなつぶやきが聞こえ、すぐに指が周辺の花びらをこね始めた。既に蜜まみれになっていたそこは、すぐにくちゅくちゅと淫らな水音を発し始め、身体の奥の方から、さらに濃厚な熱い蜜がトロトロとあふれ出してくる。
「ぁん、ぃやぁん!……はぁっ…ぁ、はぁんっ……ぉ、おにぃちゃん……キモチイイよぉ…!」
5日ぶりにおにいちゃんに本格的に愛撫され、私は既に快感のとりこになりつつある。おにいちゃんはいつでも、どうしたら私がいちばん気持ちよくなるかを分かってる。私が蜜や潮をあふれさせながらヨガリ鳴くポイントを熟知している。…すっかり肥大して、ふるふると震え続けているクリトリスを、そっと指先でなでてきたのだ。
「ぁっ、ぁはぁあぁあぁっ!らめぇ、おにいちゃん、それらめぇ…おかしくなっちゃぅ…!」
一瞬頭の中が真っ白にフラッシュしてしまう程の快感が全身を襲い、私は自然と腰を震わせて高く鳴いた。
「アプルル…イキたいか?」
おにいちゃんが、不敵な笑みを浮かべて訊いてくる。もう私は、快感への期待で、思考力がなくなりかけていた。
「イキたい……おにいちゃん、イカせて…。」
当然、正直にそう答えてしまった私。でもおにいちゃんは、フフンと意地悪な笑みを浮かべて、こう続けてきたのだ。
「そうか…アプルルは俺の指でイキたいんだな?…ほら、こうやって…。」
言いながら、くちょくちょと中指で蜜壷をかき混ぜつつ、人差し指で恥ずかしいお豆さんをなでたりこねたりし始めたのだ。私の中でずっとこらえ続けていた快感が爆発する。おにいちゃんの指と、身体の奥からあふれ出す熱い蜜が、余計に快感に拍車をかけるのを感じながら、私は激しく腰を震わせて鳴き続けた。
「ぇえ!?…あっ!ゃぁん…らめぇ、そんなにしたら、ぁん、やぁん…イッちゃうよ、おにいちゃん…らめぇ…!」
「でも、イキたいんだろ?腰がすごく動いてるぞ?」
ちがう…おにいちゃんの指もすごくキモチイイけど、ちがうの、おにいちゃんの…で、イキたい…のに…!
「ぁん!やん!…イキたいけど……ぁあ…らめぇ、こんなの、らめぇ…おにぃちゃん、ぁ、イクぅ、イッちゃうぅ…イッちゃ…ぁあぁぁっ!!!」
――ぷしゅ…っ…!
…私は軽く潮を吹き、カクカクと腰を振りながら、イッてしまった。おにいちゃんの的確な指だけで、イッてしまった…。
「イッちゃったなぁ、アプルル。俺の指で。すごくいやらしかったぞ。」
「……ぁ…ぉ…ぉ、おにぃちゃん…。」
私は軽くイッた後の痺れるような余韻に、涙をにじませながらおにいちゃんの手をそっと握った。
「何だ?…もうイッたから、満足だろう?」
…おにいちゃんの意地悪。私がホントにほしいモノを知ってるくせに。でも、私が懇願しないと、おにいちゃんはしてくれない。
「…おにいちゃん、お願い。……ぉ、おにいちゃんの、おっきくなってるおちんちんを…、ゎ、私の、ぐちょぐちょに濡らしてる、ぃ、淫乱な…おまんこに…入れてほしぃの…。」
私がそこまで言って、おにいちゃんはようやくニヤリと笑った。
「…入れるだけで、いいんだな?」
おにいちゃんは、一旦意地悪になると、とことんまでいくのが悪いクセだ。私が恥ずかしいのをこらえて最後まで言わないと、絶対に言った以上のことはしてくれない。
「らめぇ…奥まで入れて、いっぱい突いて……おにいちゃんの大樹の樹液、私の中にいっぱい出して…。」
ようやく、おにいちゃんは満足げにうなずいてくれた。
「やっと全部言えたな。」
おにいちゃんも、きっと待ちきれずにいたのだろう。私の腰を片手でぎゅっと抱えて支えながら、赤黒く巨大化した自分のを私の蜜壷に素早くあてがった。…やがて、ちゅぷっと微かな水音をさせながら、おにいちゃんのが私の中に入り始める…。
「ぁぁ……アプルル、すごく狭くて熱い……力、抜いて…。」
「…っぁあ!…はぁあっ……ぉ、おにいちゃんの、すごくおっきくて、こすれてる…!」
熱くて大きいのが、私の気持ちいい箇所を悉くこすりながら入ってくる。私は既に意識を半ばトバした状態で、おにいちゃんのを全身で受け入れて感じていた。
「…入った…ぞ!」
私の奥に、おにいちゃんの先端がこつんと当たる感触がして、そこから快感が波のように私の中を駆け抜けていった。私は、自分に覆いかぶさってきているおにいちゃんの身体をぎゅっと抱きしめ、長い耳にそっと唇をはわせながらささやいた。
「おにいちゃん…一緒に…イこう?」
「…あぁ。」
おにいちゃんの低い声がした直後、私の背中に両手が回され、腰がゆっくりと引いていって、激しく打ち込まれてきた。ぴたん!ぴたん!ぴたん…!ぐちゅぐちゅとという淫らな水音と共に、大きなおにいちゃんのモノが、私のキモチイイところ全てをこすりあげながら、私の淫乱なおまんこの中を出たり入ったりしている…。
「あっ!…ぃやぁん!んぁはっ……っぁあぁん!…ぉ、おにいちゃん…キモチイイ…すごく…すごく、キモチイイよ…!」
「おぉ…ぉ、俺も、最高の…気分だ……ぁあ…キモチイイ…!」
お互いに5日ぶりということもあってか、私達2人は互いに「キモチイイ」と言い交わしながらぴたんぴたんとひたすらに腰を打ちつけ続けていた。…まあ、すぐに2人とも限界がきてしまったのは、仕方のないことかもしれない…。
「ぁあっ!ぁ!…ぉ、ぉ…おにぃちゃん…ぁ、わ、私、もぅ…キモチよすぎて…ぁん、らめぇ、イキそう…!」
「ぃ、いいぞアプルル…俺も…ぅう…もぅ、イキそうだ…っくぅ…!」
「おにいちゃん!抱きしめてて…一緒にイッて…もうらめぇ…おにいちゃん、イッちゃぅ…!」
――ぴたんぴたんぴたんぴたぴたぴたぴた…!!
「…っぁあ…っ!出すぞアプルル…ぅぁあぁあぁ―――ッ!!」
「ぁあっ!ぉにぃちゃん!私も…ぁイクぅ、イッちゃ…ぅ…ぁはぁあぁ―――ッ!!」
――びゅくん!どくん!どぴゅぅ…びゅるるる…!
おにいちゃんの大樹からほとばしる白い樹液が私の中を満たしてゆき、私の蜜壷は激しく収縮しながらそれを1滴残さず吸い取っていった。私は5日ぶりの激しい快感に酔いしれ、高らかに甘い鳴き声を上げてイッてしまった…。
「ぁあ、っくぅ…ぁ、アココ、そろそろ出すぞ…!」
「んぁはっ…ぃやぁあん!…レン…中に出してぇ…ぁ、ぁあ…あたし、もぅ…らめぇ…!」
どこかの部屋でも、お楽しみの人達がいるようだ。おにいちゃんも私も、ベッドに横たわりながら、快感の余韻を楽しんでいた…。
…☆…☆…
その後。昼から海に出て、水着にこびりついた蜜やおにいちゃんの樹液を洗い落としながら、私達も海水浴を思いっきり楽しんだ。夕方には、ホテルで南国名物の珍しい料理をいただき、夜は…。
「あっ!ぁあ!…おにいちゃん、激しいよぉ…!」
外の暗闇は、ホテルの部屋の窓を鏡に変える。私はその窓に全裸で手を付き、後ろからおにいちゃんを受け入れて淫らに喘いでいた。
「はぁ、はぁ……ほらアプルル。お前がいやらしくヨガリ鳴いてる姿が、くっきり窓に映ってる…。」
「ぁっ…はぁあぁん!ぉ、おにい…ちゃん、恥ずかしい、よぉ…!」
私が身をよじると、余計におにいちゃんの大きさや形が全身で感じられて、さらに気持ちよさが増してくる…。
「恥ずかしいとか言いながら、すごく腰を振ってる…アプルル、お前はこのバカンスで…きっと、もっといやらしくなる…!」
おにいちゃんが、背後から激しく突きながら、とんでもないことをつぶやいている…でも、その予言は、後になってホントに当たってしまうことになる…。
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