める=ミスラf7金髪 忍
カイト=エルf1白髪 赤魔
その他痴漢諸君
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闘技場が再開されてからはや三日。
物珍しさに集う冒険者や、モンスターを映した板をこの機会に売りさばこうとする商才にたけた者達、便乗して何がしかの雑貨をあわよくば金にともくろむ商人らで闘技場はごった返していた。
と、ここにまた、冒険者の姿があった。
「みーえーなーいーっっ!!!」
きーっ!!と尻尾を震わせて地段駄踏むミスラが一匹。佩楯と呼ばれる豪奢なショートパンツからすらりと伸びた足が地面を踏み鳴らす。
ぴょんぴょんと飛びはねてみるものの、前に立ちはだかるエルやガルカの高い壁の向こうは見えない。
「むきーっ!!!タルタルなら、足元から前にいけたのにーっ!!めるも見たいーっっ」
それにしても、人人人……
係員の姿すら人波の彼方で、闘技場のシステムを説明する声さえ歓声と怒号にかき消されている。
雑踏と熱気と沸き上がる歓声。
獣の咆吼。物売りの声。
一際大きな歓声が響き人波が更に強い圧力でめるを押し流す。
「きゃんっ」
小さな悲鳴をあげて、すさまじい人の群れにおしこまれる。
ぎゅううぅっと前に立つ人の背に押し付けられ、めるは眉をひそめた。
秋だしぃ〜……と選んだ、体よりだいぶ緩やかなラインの紫の上衣ごしに伝わる人々の蒸れたような熱が気持ち悪い。
と。
尻尾の先を誰かが掴む感触にめるはびくっと身をこわばらせた。
「にゃっ」
尻尾をふりほどこうともがくも、人と人の間にはさまり、身動きがとれない。
もじもじと身をよじる彼女の胸に今度は誰かの手がのびた。
金色の細い髪を揺らしてめるは周囲を見回す。
後ろからのびた手が、上衣の上からめるのミスラにしては豊かな胸に軽く触れていた。
(ち…痴漢?)
不意に尻尾を掴む手の感触がなくなったと思うと同時に、次の対戦を見ようとする人波が揺れた。
よろりと身を揺らしためるの腰に腕をまわし、誰かが彼女を抱きこんだまま、金網側にともに押しながされる。
相変わらず胸を掴んだ手が離れないところを見ると、痴漢その人に腰を抱かれている模様であった。
がしゃん、とぶつかった勢いで金網が音をたてる。
めるはとっさに金網で体を支えた。
無防備になった脇から、腰に回された片手が上衣の裾をめくりあげる。脇腹が外気にさらされる。
「にゃっっっ」
まくりあげられた裾から忍び込んだ左手は直にめるの素肌を撫であげ、爪の先でまだ柔らかな乳首をきつくつまみあげた。
その間も右手は服の上からやわやわと豊かな乳房をこねまわす。
くすぐったいようなじわじわとした心地よさがこみあげ、時折対の胸をぎゅっと爪の先がいじめる。
「……ん」
鼻にかかった声が人知れず漏れると、彼女を抱えこんだ男の声が耳元にささやきかけた。
「める、やっぱりエロネコだね。乳首とがっちゃったよ?」
「ぁ……その声……」
もじもじと体を揺らしながら彼女は昔所属していたNMLSの赤魔道士の顔をぼんやりと思い浮かべていた。
「カイト(-_-メ)あんた何考えてるのよっ」
左手で器用に上衣の前をほどくと、ふるっと両方の乳房がはだけられた衣の間で震えた。
「ゃん」
とっさに両腕で胸もとを隠した彼女の腰の上に、やや堅くこわばった感触が触れた。
「める強いからさぁ、なかなか手、出せないうちにLS辞めていなくなっちゃうんだもんなぁ。あんまり声出すとまわりの人にばれちゃうよ?」
くすくすっとエルの赤魔は笑い、こぶりなめるの尻をゆっくり撫でた。尻尾がぴん、と張り緊張を伝える。
「や。やぁだ…。こんなとこで……やぁ…っ」
腰紐を緩めた佩遁の腰からさしこまれた手が器用にめるの尻尾を尻尾穴から抜くと、短い丈の下衣はいともたやすく膝まで落ちた。
後ろから回した左手は変わらず胸をもてあそび右手はようやく、とばかりに秘裂をゆるゆるとなで始めた。
「胸だけでびしょ濡れだよ。めるのココ」
きゅ、と指でクリトリスをつままれ、腰から崩れ落ちそうになり、軽く足を開く。
「自分から足開いちゃうなんて……めるってば、エロネコじゃなくて淫乱猫だったんだね」
言葉責めしながらも、カイトの指先はくちゅくちゅとめるの秘部を悪戯にこねまわす。
と
かおりたつメスの匂いに気付いたらしい、隣にたつヒュムが無防備にさらされためるの剥き出しの片方の乳房に手を伸ばす。
「露出プレイかよぉww」
それを契機に、足元からもタルタルの小さな手が、カイトの揉みしだく側の乳房にももう一本の武骨な指が伸びてくる。
体のあらゆる箇所からたちのぼるくすぐったいような、むず痒いような、じわじわとした快楽にめるは崩れそうになる体を金網にしがみつき必死でささえた。
「ぁ……ひゃぅ……にゃっ……んふぅ…」
くちゃくちゃと愛液を垂れ流すめるの秘部にカイトは指を二本三本と出し入れする。
タルタルの指が面白がるかのごとくクリトリスを摘んだ瞬間、めるは体をこわばらせた。
「やっ。漏れちゃう…だめぇ…」
はぁはぁと息をあえがせつつ、はしたない言葉をくちばしるめるの体をおこし、きれいな毛並の耳を甘噛みしつつ、カイトは耳元に囁く。
「めるがあんまりにもエロネコだから、みんなが触りまくってるじゃん。たくさんの人にめるの恥ずかしいところ見てもらおうね」
しゅ…と腰装備をはずす音とともに、めるの痴態に張り裂けそうにこわばった自らの剛直を下衣から解放する。
既に先走りで濡れた先端でめるの腰を突くと尻尾の毛が逆だった。「や。だめぇ」
体を起こそうと金網を両手で掴んだめるの体が後ろから抱えあげられ、爪先が宙を蹴った。
「…にゃっ」
幼子におしっこをさせるような格好に抱えあげられた彼女は羞恥のあまりにうっすらと涙を浮かべる。
その様をモンスターを撮るはずのカメラでかしゃ、かしゃと、足元のタルタルが撮り始めた。
いつもの傲慢なまでの態度をふり捨てて、めるはふるふるっとかぶりを振った。
「………にゃ……」
めるの膝の下を両手で抱えあげ、吃立したペニスの先端でぬるぬると濡れそぼった彼女の割れ目を探る。
先端がクリトリスに触れるたび、めるはハッと息を飲む。
その様を楽しみながら、ようやく探りあてた愛液で溢れかえった秘穴に狙いを定めカイトは一気に彼女を貫いた。
「ぁん………んんっ」
明らかなあえぎを漏らすも、闘技場内の歓声と怒号がそれをかき消した。
挿入の瞬間ぴくりとこわばった尻尾はくたっと力が抜け、ふわふわの毛が陰嚢を撫でさする。
「ん。中狭いな…。やっぱ、ミスラだしキツイわ。」
どうにか根元までペニスを押し込むと先端が子宮口に触れる。
「にゃぅ………ん……はぁっ……おっき…ぃ……」
重力に逆らう姿勢で必死に金網にしがみつくと、剥き出しの乳房が金網に押し付けられ緊縛されたような倒錯したエロティシズムをかもしだす。
「ね。める。Rより俺のほうがでかいだろ?」
異種族の狭い穴をえぐるように深くペニスを押し込んではじらすように抜きながら耳元にめるの彼氏の名前を囁く。
眉を寄せて、きゅっきゅっと、膣でペニスを無意識に締め付けながら、あえぎに息もたえだえに「言っちゃやだぁ」と発情しきった声で答える。
ミスラの濡れたひだはカイトのペニスにからみつき、行っちゃいや、というかのように吸い付いてくる。
ぬちゃっ、ぬちゃっ……と肉棒を出し入れする音をたてながら、カイトは抽送のスピードをはやめていく。
「ぁっ…………はっ。っ………くぅ………ん」
鼻にかかったあまったるい矯声をあげる横顔に軽いキスを落とすと、仕上げとばかりに一気に激しい抜きさしをはじめる。
がしゃんがしゃんと金網が抜きさしにあわせ音をたてる。
ごくっ、と回りの痴漢達が唾を飲み込む。
「あっ、あっ、あっ……あ、あぁぁん、……ん……あっ……」
切なそうに目をつぶり、揺らされるごとに体の奥まで貫かれながら、めるは徐々に高みへとのぼりつめていく。「や………ぁん………イっちゃうぅ……っん…」
ぴくんと尻尾がこわばると同時にきゅーっとペニスをくわえた穴が更にきつくしまり、めるは背をのけぞらせた。
「そんな絞められたら…もたねぇって……」
ひときわ強くつきあげると、熱く濡れためるの穴の奥深くにカイトは精を注ぎこんだ。
びゅくびゅく……と脈うちながら注ぎこまれるミルクの感触にめるはうっすら目を開けてカイトをにらみつけた。
「ゆ……許さないんだから」
目尻を快楽の朱にほんのり染めたまま睨む眼差しは色っぽいばかりで、いつもの凄みにはほど遠く、果てたばかりのものがドクンとまたたかぶろうとするほど挑発的だった。
「める。装備落とすなよ」
すっと腰をひき、めるの中からペニスを引き抜くと、自らの放った白濁した液体とめるの愛液のまざった液体がどろっと足元におちた。
「次は俺だな」と隣のロン毛のヒュムがまえだてをくつろげはじめた様に、カイトは手早く自らのいちもつをしまいこみ、めるの着ていた夜叉作務衣で彼女の体を包みこみ、テレポデムを詠唱しはじめる。
「おまえらにはさせねぇよwおまえらそのままシコってな」
朦朧としたままのめるを抱きかかえた赤魔道士はそのまま闘技場から姿を消した。
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コンシュッタットのある風車の中で、第2ラウンドが行われ、カイトが猫の体を隅々まで堪能したこと。
更にその2日後、ランペール王の墓のヴリトラのすみかの側でずたぼろに殴り倒されたエルの赤魔道士が半殺し状態で発見されたことは、余談、である。
→フレでもっと妄想
→don't leave me