前ネタ
イブと男のなれそめ編

「そういえば主は何故私を選んだのでしょうか?」
カレン様が私の背中を枕にすやすやお休みなられている中、私は思っていた疑問を口にした。
イブ様の使い魔は私の他に色々といる。「魔界軍師」スケルトン、「妖の魔女」ハーピー、「鮮血の妖精」ピクシー等など
この世界では下級と思われているようだが、ザコとエリートは所詮違う。種族間の優位というのもあるがランクを決めるのは才能と努力だ。
「んーそれはね。私と一郎がTVを見ていたとき、動物特集やっててね。ふと「ああ、ケルがいいわね」と」
三月前に産まれたばかりのご長男のシュウ様のオシメを取り替えながら主はそう言った。
「でも本当は間違って女使い魔呼んじゃうと一郎がそっちいっちゃうんじゃないかって・・・」
きゃーと一人で盛り上がる主、割と誰でも良かった的な真相聞いてがっくりくる私。
「あーでも本当の本当のところいうとね、あなたってけっこう多機能じゃない?」
まぁ確かに私は戦闘専門の使い魔ですが、一応補助にも回れる様な魔法や技を習得している。
こっちにきてから主に使っているのは人体化の魔法だ、これはまんま人間に化ける事ができる物だ。
これで人化して掃除洗濯、買い物の手伝いなど色々とこなしている。
とはいえ人の身体は我々獣の身体と違って動きづらいは殺傷能力も落ちるはとマイナス面が多いのだが首輪に紐をつけられて外に出るのは
勘弁願いたいので渋々使わせてもらっている。
ちなみに余談ではあるがこの魔法を使ってこの世界で暮らしている魔族が割といる上、家庭を持っている者までいる。
中には天使の者とも生活していたりもする、ずいぶんと平和なご時勢である。
「けーるー」
あ、お嬢様起きられましたか。あわわまたお馬さんごっこですか、きちんとしがみついていて下さいよ。
「ささ、晩御飯の仕度しなきゃ、シュウの面倒もお願いね。」
御意って痛いです坊ちゃま、ヒゲをそんなに強く引張らないでくださいね。

そんな平和な時間が日常となり、17年の歳月が流れた。
この間はまぁ色々ありまして、深夜に野良犬共がうるさいからオブラートに包んだ言い方だと「主達が起きるだろ、ぶっ殺すぞガキが」といった内容の事を吼えると。
主に深夜に吼えるなと説教を食らったり、カレン様が学校でいじめをうけているという情報を耳にしたので(実際は相手にしてなかったらしいが)その首謀者の家に得意技の一つである声帯模写をもちいたイタ電(証拠なんて残しませんとも)や下僕にしたここらの野良犬猫を使い庭を荒らしてやったり、思春期を迎えたシュウ様の青い性の悩みをご主人と一緒聞き時にはアドバイスをあげたりと全力をもって仕えていました。
しかし、カレン様が18におなりになった時。まさかこのような事になるとは思いも知らなかった。


「カレン、大学合格おめでとうー」
パンパンとクラッカーを鳴らしカレン様の大学合格を祝う主達、カレン様はニコニコと笑顔でVサインを掲げている。
「しかしもったいないなぁ、東大蹴って近くの国立って」
「まぁまぁあなた、今はそんなこといいっこなしでしょ。」
わいわいとケーキを切り分けほおばる、しつこくない甘さが絶品だ。
「しかし、姉貴も罪な女だよなぁ。あの山城先輩とか東山先輩は姉貴の事追いかける為に東大行ったってのに、急にこっちにかえるんだもんなぁ。」
「知らないわ、そんな事。しつこいのが消えて逆にせいせいするわ。」
説明を加えれば山城や東山とかいう不埒な輩はカレン様に付き纏っている男共で、顔は上の中、運動神経抜群、成績優秀の完璧超人(シュウ様談)
とかいうのである。
「あらあら、カレンも言う年頃になったのね。そうういうからには好きな人もとうとうできたのかしら?」
「何!!好きな男だと!誰だ!うちの娘に見合うだけの・・・・」
とこの手の話をすればご主人はいつもこうである、まぁ確かにカレン様に似合う男などは(以下略
「そうねぇ・・・、ま、この人と思う人はいるかしら」
ふふふと微笑むカレン様と「あらあら」という主、そして激高する我輩と主。とりあえず飯を貪り食うシュウ様、こんな感じでカレン様の大学合格祝いの夜
は過ぎていった。

時はは少したちあと数日で大学入学を控えたある日のこと、ご主人は海外に出張し主もそれについていった。
シュウ様はご学友と春休みを利用しての小旅行にいってしまい、家には我とカレン様の二人きりっという事になった。
「カレン様はどこか遊びにいかれないので?」
「あら?私が邪魔かしら、ケルも言うようになったわね」
「いやいや、そういうことではなく。最近の人共はこういうときにどこかにいくのではないのですか?」
「いいのよ、私は静かにしたいの。それに受験勉強やらであなたとゆっくりできていないしね」
とバフッと我の背中に顔をうずめるカレン様、子どもの頃からよくやっている事だから我的には慣れっこなのだが、
そのぉ、最近はカレン様の発育がよろしくて、匂いも非常に芳しく我として心臓ドキドキもんである。
「ああ、そうだ。ケル、ちょっとお願いがあるんだけど。」
むくりと顔をあげ、何を言うかと言えばそういうことですか、ええ何なりとお申し付けを
「お母様達が帰ってくるまでの間ヒト型になっていてもらえないかしら。」
・・・・ハ?
「だから、ヒト型になれって言ってるのよ」
ハァ、しかし何の為に。
「いいの、旅行にはでないけど。外にはいくんだから、色々買いたい物があるの。」
まぁそんな事でしたら、という事で今我はショッピングモールにいる。
カレン様は買いたい物があるといったが、実際は無いに等しくぶらぶら二人で歩き回っている状態である。
とはいえ、このような事は以前から何度かあり単に外に出ていたいだけなのだと思うが・・・高校に入られた頃からは
やたらと腕を組ませる事を強制してくる、一応は我もそれに応じるのだが。胸が・・・、胸がなんともいえないのである。
母であるイブ様に似て凛とした容姿であるがスタイルの方はカレン様の方が上の様に思える、まぁそうとはいっても淫らな感じではなく
気品があり、清楚な感じではあるのだが。
とにかく、そのように綺麗に成長なされているので我は心を乱されっぱなしである。
特にヒト型でいるとどうも抑えがきかない時がある為、カレン様との静かなひと時はある意味地獄に等しい事がある。
煩悩退散煩悩退散と心の中で呟きながら、今晩の夕食を買って今回の買い物は終了した。
玄関まで行きひとしきり食材を冷蔵庫に入れ、元に戻ろうとすると
「ダーメ、お母様が帰ってくるまでといったでしょう?」
と「めー」と怒られた、もしかして本当にこのままでいろといいますか?
「今日は私が作るわ、ケルは茶の間で休んでいて」
と台所から追い出され、渋々ソファで横になる。カレン様は何をお考えでいるのだろうか?
今までヒト型でいた事は精々買い物の手伝い、家事の手伝いぐらいでほとんど元の獣の姿。、家事手伝いでヒトでいるのというのは
おかしくはないのだがそれを抜きにするというのは・・・考えすぎだろうか?
しばらく、ぼーとしているといい匂いかしてきた。どうやら今日のご飯はカレーのようだ。
「どう?ケル、熱くない?」
いや大丈夫ですカレン様、とてもおいしゅうございます。
「そう、よかった」
うふふと笑ってカレーをすくい口にもっていく、料理の方もめっきり腕を上げられて。どんどん女らしくなっていってますなぁ。
「あ、ケル?お風呂いれといてね、一番先でいいから」
え?いやいや、我はカレン様が入った後で・・・・
「一 番 先 で い い か ら 」
あ、はい・・・。凄みの方も主ゆずりだったようで、我はおとなしく一番風呂を入らせてもらう事にした。

ざばーっと今日一日の汗を流す、ヒト型で良いなと思えるのは湯を浴びるのが心地よいことだな。
とりあえず髪を洗って次は身体っと
「ケル、入るわよ」
・・・やはりヒト型だと耳も悪くなるようだな、悪くなるどころか幻聴まで聞こえる事になるとは。
「あら?頭からやってたのね?じゃあ身体はまだなんでしょ?流してあげるわ」
ギギギと音がでるような感じで後に目を向けるとそこにはカレン様が、しかも裸だ。
「い、いけませんカレン様。背中を流してくれるのは非常に光栄な事なのですが、そ、その前になにか隠すものを。」
小さいが近くにあったタオルをひっつかむと背中にむにゅっとしたものが押し当てられる。
「あらー、何あわててるのかしらケル。地獄の番犬なんでしょ?」
そのままキュウっと抱きしめられる、あぁ凄い柔らか、でなくてととりあえず我は手に取ったタオルで自分の目隠しをした。
「お、お戯れがすぎますカレン様。」
「ケルゥ・・・わかってるんでしょ。女の子がこんな事する意味。」
ぐっと息がつまり心臓がどくんと大きく波打つ。
「ねぇ、ケル感じる。私の鼓動、どくどくいってる。」
さらに抱きしめられ、柔らかい感触と少し固いものが押し当てられいる感触と共に確かにカレン様の鼓動が感じられる。
「覚えてる?この前好きな人がいるっていったの」
「・・・・・・・・・」
「ふふ、私けっこうもてるんだ。これでも学校出るまで5人に告白されたし10人くらいからラブレターもらちゃった。」
初耳ですよカレン様、いや多くの男から慕われてるというのはわかっていましたが。
「他の人達ふってもそれっきりだったけど。山城と東山は振ってもまだついて来て、未練がましいったらないわ。
 『君のような女性は僕のようなのがお似合いだろう?』なんて馬鹿みたい。顔だけよくても中身がね、あっさり身を引いてくれた人の方が
 まだかっこよかったわ。」
獣の時でいるみたいにぐりぐりと顔を押し付けながらカレン様は独り言のように呟く。
「私の理想の人ってさ、いつも困った時そばにいてくれたり守ってくれる人なのよ。でもそういうのに限って朴念仁で、10年以上もアプローチしてる
 のに気づかないってどう思う、ケル?」



ぞわりと背中に冷たい何かが伝わる。
「・・・そういう人ほど自分の使命を優先させるんですよ、自分よりも良い人なんて世界にはいるでしょうし。」
「そんなの男の勝手っていうんじゃないかしら?自分に釣り合う男は自分で決めるわ。」
「しかし、カレン様。」
抱きついてくるのを一旦引き剥がして振り向くと、頭を垂れ肩を小刻みに震わしていた。
泣いていらっしゃるのだ、あの気丈なカレン様が。
「ねぇ私じゃだめ?何でダメ?お母様の子どもだから?種族が違うから?私はいいわよ、だってケルいつもそばにいてくれたじゃない。
 使い魔とか、そんなのどうでもいいの。あなただから、あなたじゃないとダメなの。大学だってあなたと離れたくないからこっちにした。
 料理だってあなた好みにできるように練習したし。あぁそうだお母様達に言ってみようよ、反対されるかもしれないけど粘れば折れてくれるって。
 でもダメだったらそうね、逃げましょ。ケルの使命って私を守る事なんでしょ、それならOKよね。そうと決まれば速く上がって、今なら電話しても・・・」
「カレン様」
私はびしっと目の前でうろたえている少女に言い放った。
「カレン様、お気持ちは嬉しく思います。今生きている中でこれほどの幸せは感じた事はなく、今後も一生ないでしょう。しかし、カレン様私はあなた様を守るように
 言い付かっております。それはあなたを傷つけぬ事、今万が一ですよ?私があなたの思いに答えたとするなら断言しましょう。あなたを傷つける。」
「馬鹿ぁ、それが一番傷つく言葉だってなんで気づいてくれないの・・・」
シュンとうなだれるカレン様、お気の毒ですがこれが一番の答えなんです。所詮私は使い魔、こうして抱き合える事でも死刑の何十倍もの罪を犯しているのです。
さぁさ、早くお上がりなさいと促そうとした時唇に柔らかい感触と共にどさりと押し倒された。
「ふむ、ん、ぷはぁ、もう怒ったわよこの朴念仁の冷血漢。恋する乙女の気持ち踏みにじったからにはそれ相応の罰を与えてやるんだから。
目隠しタオルをするりと外され目の前にいたのは、目が爛々と輝くカレン様。あれ、身体がうごか、ない?
「ふん、断るっていいながらこんなに固くしてさ。うふふふふ、えーいソープかけちゃえ」
キャハと笑いながらソープをピュッピュとかけてくる、我は押してはいけない何かを押してしまったようだ。
「ケールー、身体洗ってないんでしょ?私も洗ってないから二人で綺麗になろうね?」
頬にチュッとかわいらしいキスをされ、身体をこすり付けてくる。カレン様自体の身体の感触と胸のふにょんとして感じが実に心地良い。
「って、まって下さいまし。カレン様、そのような淫らな事。」
「あら、エッチな女は嫌いなの?ケ・ル・ベ・ロ・ス」
首に手を回し小刻みに身体を擦り付け耳元で囁いてくる、ぞくぞくといけない何かが背筋をのぼる。
「あふ、すごい固くて長いくてごつごつしてるね。ケルのここ、擦り付けてるだけなのに、あぁ、頭がしろくなっちゃうぅ。」
恍惚の表情を浮かべてヌリュヌリュ秘部を私のモノに擦り付ける、ねっとりっと絡み付いてくるのはソープの感触じゃないはずだ。
「カ、カレン様」
「あ、ケル、ケル、好きぃなのぉ、ん、んんんん」
ビクンと小さく痙攣するとそのままガシッと抱きつきプルプル身体を震わせ、急に脱力したのかぐったりとなるカレン様。
「あ、はぁ、すごぃ、イッ・・・ちゃったのかな私、ケルの前で。」
私はというとなんとか口を固く食いしばって耐えた、カレン様がぐったりしたら金縛りみたいなのは少し弱まったのか手がちょっと動かせるようになったので
シャワーの蛇口をきゅっとひねった。サーとシャワーの雨が降り注ぎ私とカレン様についている泡を流す。
「ふふふ、ケルぅまだ、だよね?続き、しよ?」
こちらからみると上目使いのカレン様が妖しく微笑む、その誘いをはねつけれるだけの精神力はもう我には残っていなかった。

「カレン・・・様」
「様はつけないで、お願い。」
「私は・・・、私でよろしいのですね?」
「うん、ケルじゃないと。や、私はケルのじゃないとや。」
意を決し、なるべく安心させるように深く口付ける、舌を絡ませ、お互いの唾液を交換する。
「うん、ジュルッ、ハァム」
片足をひろげるようにもち、狙いを定めてモノをカレン様の中に埋没させていく。
「ん、プハァ、あぁ入って、く」
「大丈夫ですか、痛いなら」
「痛くなんてないんだから、早く来て。」
無理をさせてはいけないと思い少し腰を引いてから一気に貫くことにした。膜を貫く感じがし、奥まで侵入を果たす。
「ひ、つ〜〜〜〜〜、ぁぅぅ」
ちょっと涙目になって痛みに耐えているようだ、その姿が愛おしくつい獣でいる時の感じで涙を舐めとった。
「っくぅ、はぁっはぁ、これで一つになったのね」
「はい、凄いです。キュウキュウと絡み付いてきて。」
「だって嬉しいんだもん、ケルと一つになれたんだもん。もう、離さないんだから。」
ギュウっとお互いの体を抱きしめあい、何度も見つめ合ってはキスをした。
「チュッチュッ、ん、ねぇ動いていいんだよ」
「辛くはないですか。」
「ん、大丈夫。ね、私で気持ちよくなって、ね。」
このお方はどこまで男を狂わせると気が済むのだろうか、我でいなかったらここで果てている者がたくさんいるに違いない。
「く、はぅぅ、やっぱりケルの凄いよぉ。ぐちゃぐちゃにされちゃうぅ。」
ゆっくりと負担にならないように腰を動かす、ハァハァというカレン様の息以外はニッチャという肉と肉が触れ合う音しかしない。
「カレン様、カレン、私はずっとあなたのおそばにいます。」
「あぁ、うれしい。ダメだからね、お母様の命、令で離れアフ、るの。ずっとよ、処女あげた、ンハァ責任とってもらうんだから。」
なんだろう頭では傷つけないようゆっくりしたいのに体が勝手に激しく動く。
ズン、ズン、パチュ、パチュと肉と愛液が混ざり合う音を立て激しく腰を振る。
「アァ、ン、やぁはげし、ケル、はげしっ、もっと、もっと。」
「ぐぅ、ウウウウウウ」
すでに我は獣としての本能に突き動かされ、今まで守ってきた少女を犯していた。
モット・・・モットだ・・・この娘のコワレル声がキキタイ・・・
「あ、ケル、ケルケル、熱いよ、熱いの、何!?、嫌ぁ、真っ白になる、真っ白に壊れる、壊れるの、ケル、壊れちゃう!」
「コワレロ・・・コワレロ・・・、我の物だ・・・おマエは我のモノだ・・・」
「うん、ケルの、私ケルのなの。あぁ嬉しい、ケルのだぁ、お嫁・・・さん」
「ウグゥウゥゥゥ、ア、グォオオオオオオオオオオオ」
「キュン、んは、アックゥゥゥゥゥゥ」
もう我慢は出来なかった、獣じみた声を出し溜まりに溜まったモノを少女の胎内にぶちまける。
「あ、・・・・ビュクッてぇ・・・・あ、はぁははぁは、すご、おぼれ・・・・る」
我はカレン様を抱きしめたまま、深い闇に堕ちていった。

目を覚ましたのは、次の日の朝・・・・というわけではなくいまだに夜だった。30分ばかし気絶していたらしい。
起きたた時にはカレン様は我と繋がったまま上機嫌で我の髪で遊んでいた。
「ん、くぅぅ、はぁ、・・・凄いねーケルー。抜いたらビュビュッとあなたの出てきたわよー。」
と破瓜の血と精液の混じった液が秘部から出てくるのを見て楽しげに言う。
「いやー、でも、うわ、凄いわ男の人ってこんなにでるものなの?」
いや、それは我が獣だからです。種の保存のために他の種族よりも出るように(らしい)なっているんです。
「ふふふ、今日は安全日だから。出来ないけど、これなら強制的に妊娠しちゃいそうだなー」
妊娠、その言葉を聞いて我はさっと一気に青くなった。殺 さ れ る いやそれだけならまだいい、確実に壊 さ れ る 。
脳裏によぎったのは主ではなくご主人。つまり主の夫、カレン様の父君。あれはやばい、イブ様にもやられるがアレはもっとヤバイものだ。
ヒトとしてはそこそこだけど「娘をもった父」の補正がかかると手に負えない。これからの事を考えガクガクブルブルしてる我の手に絡みギュッと
体を押し付けてくるカレン様は「さー責任とってもらうぞ、あ・な・た☆」と微笑んでいた。結局悩んでも仕方ないなるようになるさと現実逃避して
次の日の朝、お互い動けなくなる愛し合いましたとさ。

一方、某海外の高級ホテルの一室にて
「ああ、あ、またぁ、また中にだされちゃうのぉ」
「イブ、イブ、何回でも出してあげるからな。」
「だめぇぇぇぇ」

情事も一通り終え、夫の胸の中で甘えるイブ。
「カレンは今頃、落としてるところかしらねぇ」
「んー、安心して娘を預けれる奴に娘をまかしてるとはいえ。ちょっとさびしいなぁ。」
「あら?そう。あの子がケルの事好きだって教えた時は『そうかぁ、まぁあいつなら大丈夫かな』っていってたのに」
「やぁ、だってなぁ、可愛い娘をかっさわれるわけだからさぁ。父親として、なぁ。」
「うふふふ、いいじゃないの。帰った時に思いっきり父親ぶってやりなさいな」
「そうだな、とりあえずケルが泣くまで殴るのを止めないくらいはしてやるか」
「「あはははははは(うふふふふふふふ)」」


淫魔の迂闊

書く人氏によるif版
ケルベロスxオルトロス