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第3部 お風呂で猫を洗うって大変だよね
ぬちゅり…くちゅっ…ぬちゅうっ…
「あああっ…くっ…はふう…」
薄暗い調教部屋のベッドの上で、ミカが身体をくねらせる。
「ゆっ…指が…止まらない…あんっ…」
艶かしい嬌声を上げながら、ミカは自らの指で自分の秘所を慰めていた。
ここ五日間ほど、あのミミズ風呂調教は続いていた。
一日5時間程度、ミミズどもに媚薬粘液を塗りたくられながら、身体をまさぐられてイキまくっている。
おかげですっかりイキ癖がついてしまった身体は、ミミズ風呂から開放された後でさえも、敏感すぎてまともに眠ることすらできない。
「だめぇ…おさまらない…熱いのが収まらないよお…ああんっ」
先ほどから必死に自分を慰めてはいるのだが、肉体のほてりは冷めるには程遠い。
「…っ…だめ…おかしく、なっちゃってる…カラダ、変になっちゃってる…」
ぐちゅぐちゅと、指で花弁をかき回す度に、ねっとりとした液体が奥のほうからトロトロとあふれ出してくる。
(ああ…あたしのここ、こんなに…いやらしくなっちゃった…)
自分の垂れ流した液体で濡れた指先を見つめながら、ミカはなんだか悲しくなってしまった。
「―ほう、凄い匂い、だな。」
ジャボアティクが部屋に入ってきた。部屋の中は、ミカの汗や愛液が放つ女の匂いが充満している。
一緒に入ってきた部下のバグベアがその匂いで興奮し、バフバフと息を荒げた。
自分の匂いをかがれている…そう思うとミカの顔が羞恥に染まった。
(この部屋、そんなに匂うんだ…あたしの身体から匂いが…)
汚され続けている自分の惨めな境遇を改めて実感し、また涙が滲んできた。
お風呂に入りたい。汚いもの全部洗い流してしまいたい…痛切にそう願った。
「ふむ、では風呂にでも入れてやるか。」
「…は?」
まるで自分の心を見透かしていたかのようなジャボアティクの言葉に、思わず間抜けな声が漏れてしまう。
「今日はミミズ風呂ではない。普通の、風呂に入れてやる。」
ジャボアティクの言葉から意外な言葉が飛び出した。
「ふ、ふつうの?」
「そうだ。汗やら、汁やらで汚れているだろう。風呂で洗って、さっぱりするがいい。」
今まで自分を責めていた男の口から出る優しい言葉に、不覚にもミカは安堵感を覚えた。
普通の、お風呂。まさに地獄に仏である。
日常からかけ離れたこの状況において、ほんの僅かでも人間らしい時間が取り戻せる、ミカはそう思った。
「既に湯は沸かしている。こっちだ。」
ちょいちょいと、指を動かして誘導するジャボアティク。
ミカはふらつく足取りながらも、心なしか嬉しそうな表情で『普通の風呂場』とやらに案内された。
―そしてこの後、少しでも安心感を覚えてしまったことを後悔することになるのである。
(ああ、本当にお風呂だぁ…)
目の前には、ほかほかと湯気の立つ大きな岩風呂があった。
ここに来てから、何度お風呂に入りたいと思ったことだろう。
今まで辛い目にあっていた反動ゆえか、ミカは本気で感動していた。
「ああ…」
熱い湯に肩までつかると、ミカの口から思わず安堵のため息が漏れた。
これまでの疲れが吹き飛んでいくようだった。
体中にこびり付いたミミズの粘液、獣人どもの匂い、自らの汗や分泌物…それら全てがさっぱり洗い流されていくような気がした。
きっとこれからも、やつらの調教は続くのだろう…だが今だけはそんなことは忘れて、この心地よい感覚を味わっていよう。
久々の安らかなひと時の中、ミカはゆったりとした気分に浸っていた。
だが。そんな安らかな時間はそう長くは続かなかった。
「いい、湯加減だろう?随分と心地良さそうだな。」
ジャボアティクが、バグベアを引き連れて浴室へと入ってきた。
「は、はい…お、おかげさまで…」
バグベアは衣服など纏わず、醜悪な裸体を曝け出している。
ミカは猛烈に嫌な予感がした。
「そんなに、警戒することはない。なに、カラダを洗ってやろうというのだ。」
「…えっ…」
「汗やら、ミミズの汁やらで、気持ち悪いだろう。この、バグベア3号に、お前の体を隅々まで洗わせてやる。」
マスクの下からぐふふぅ、と、いやらしい吐息を噴出すバグベア3号。
「ひ…一人で、洗えますっ…」
「遠慮することは、ない。さあ、洗ってやれ、3号」
指示を受けて、3号と呼ばれたバグベアが一歩踏み出す。
そいつの股間は既に黒々とした巨根が激しく勃起しており、ただミカの身体を洗う、
という行為だけ行なうつもりはないという意思をはっきりと主張していた。
「いや…いやぁ…!」
恐怖に震えるミカの身体を湯船から引っ張り出し、液状の石鹸を身体に振り掛ける。
さらにその無骨な指で、ミカの身体の石鹸を伸ばし始めた。
「は、離してぇ…!いやぁっ!」
もがくミカをものともせず、ぬるぬるとした液体石鹸を体中に塗りつけるバグベア3号。
手、足、太腿、シッポ、足の指の間、腋の下、臍、尻、股間、乳房、乳首…
たちまちミカの身体は泡まみれになっていく。
「あっ…ああっ!そ、そこ触ったら…やぁん!」
全身をバグベアの指が這い回る感覚に、調教によって高められたミカの性感が再び目を覚ました。
興奮したバグベアはタプタプ波打つ巨大な両乳を円を描くように優しく揉みあげる。
泡まみれになった巨乳の先端はピンク色の乳首が充血し、ピンと硬く勃起していた。
指先でころころと転がされ、押しつぶされ、ひっぱられ、コリコリとしごかれ、乳首は弄られまくった。
ぷるんぷるんと大きな乳が弾むたびに、小さなシャボンが飛び散った。
「お、おっぱい、洗わないで…ぬるぬるしないでぇっ…!」
感じやすい乳房や乳首を弄られているうちに、股間が熱くうずき始める。
女の部分からは石鹸のぬめりとは違う、新たな粘液が分泌され始めた。
「せっかく、洗ってやっているというのに。また、股が汚れ始めているな。…3号、股ぐらの穴も洗ってやれ。念入りにな。」
ぐふふぅ、と頷くと3号はいきなり太い指先をミカの膣穴に突っ込んだ。
「んひぃい!」
いきなりの指の挿入に、ミカが声を上げる。
そのまま指先はグニグニと動き、ミカの穴をかき回した。
「ゆび、ゆびいやあああっ…!うごかしたら、うごかしたら…あ、あ、あああ…!」
ぷるぷると震えだすミカの身体。なおもぐちゅぐちゅとかき回される膣内。
「い…いやああぁっ!!」
ぷっしゅうううううううっ!!
絶叫とともに、股間から勢いよく絶頂の飛沫が噴出した。
「あああ…だ…だめ…お、おしっこ…でるうう…!」
ちょろっ、ちょろろろろ…
黄色味がかった、つんとした匂いのする液体が股間から流れ落ちた。
「うぅ…ぐすっ…もうやだぁ…」
獣人に指でイかされて、おもらしまでしてしまった。恥辱と屈辱に打ちのめされながら脱力するミカ。
「調教を休ませて、風呂にもいれてやったというのに。どうやらすっかり発情してしまったようだな。」
「ううっ…違う…」
(何が…休ませて、よ…これも調教の続きじゃないの…!)
お風呂という飴で釣られて、調教という鞭で叩かれる。
ささやかな希望をあたえてから絶望へと突き落とす、ジャボアティクの計画であった。
「そんなに汁を垂れ流して、何が違うというのか。これではどんなに洗ってもきりがない。
仕方が無い、3号よ。お前のペニスで慰めてやりなさい。」
待ってましたとばかりに、バグベアがミカを四つんばいの格好にして押さえつける。
花弁は既に挿入に十分なほどぬめっており、男根を迎え入れるための準備を完了していた。
「うぐぅっ…ま、待ってぇっ…今イッたばかりで…」
ミカの声など無視して、3号はペニスの先端をミカの股間へと向けさせると、そのまま一気に貫いた。
「…ああああーーーーーーーーっ!!!」
敏感になっている女の穴を貫かれ、ミカが歓喜と絶望の入り混じった悲鳴を上げる。
バグベアのペニスはズッポリと胎内に収まり、膣道はそれを歓迎するかのようにキュッと締め付けた。
「ほう…前に犯した1号より太いモノを銜え込んだか。調教は順調のようだな。」
じゅっぷ、じゅっぷとピストンの度に淫猥な水音が浴室に響き渡る。
「ああうっ、あああっ、はああああっ!」
(あああ、いやらしい音がでてる…!おちんちんが出入りする度に…ぐちゃぐちゃ凄い音がでてるぅ!)
ぐちゅ!ぐちゅ!ぐちゅううっ!
容赦なくミカの女の穴をピストンする肉棒。膣道はキュキュっとそれを嬉しそうに締め付けた。
ペニスの侵入、大歓迎だといわんばかりに。
連日のミミズ責めによって感度が数倍にアップしたミカの身体は、以前のバグベアとのセックスの時以上に
貪欲に快楽を受け入れようとしていた。
(突いて欲しがってる…!あたしのおまんこ、太くて固いおちんちん入れてもらってよろこんでるぅ…!)
「あああ、い、いくううっ…も、もうちょっとで、いくううう…!!」
女の悦びが頂点に達しようとしたその時。
「よし、止まれ3号。」
そのジャボアティクの一言で、3号のピストンがピタリと止まった。
「…えぇっ…?」
押し寄せていた快感の荒波が突然収まってしまい、ミカが怪訝そうな声をあげる。
(ど、どうして…いま、止めるの…?)
「…動け。」
その声で、再び動き出す3号。
「あ、ああんっ…また…んんっ…」
再び押し寄せる快感の波。しかし。
「止まれ。」
またもや絶頂の直前で止められてしまう。
「…あううっ…!」
名残惜しそうな、残念そうな呻きをもらすミカ。
「動け」「止まれ」「動け」「止まれ」…
停止、再開、停止、再開、停止…繰り返される命令。
ジャボアティクの命令通り、3号はそれを忠実に行なった。
たまらないのがミカである。
(どうしてっ…どうして、ずっと動き続けてくれないの…)
もう少しでイクことができるという寸前で突然動きを止められてしまう。
イキたいのにイケない。行き場の無い快感が全身を駆け巡り、ミカは身体をぶるぶると震わせた。
「どうした、ミカ。不満そうだな?」
ジャボアティクのかけた言葉に、ミカがうろたえる。
「…いかせてほしいのだろう?ならばいかせて下さい、とお願いしろ。
私のいやらしいマンコ穴にたっぷりと獣人のザーメンを出してください、と」
ジャボアティクの言葉は、ミカのプライドを大きく揺さぶった。
獣人の精液を出してほしい。そんなこと言える筈がない。
「本当に。言わないのか?」
ゆっくり、ゆっくりと。バグベアがペニスを動かす。あまりにももどかしい動きに、ミカは苦しげな喘ぎを漏らす。
「こんな、こんなの、ひどいよっ…カラダも、頭も…おかしくなっちゃうぅ…!」
「ならば、言え。言えばしっかりとイかせてスッキリさせてやろう。
我慢に我慢を重ねた末のアクメだ。きっと最高の気分だろうな。」
ああ、すっきりさせたい、カラダの奥にせき止められた快感を一気に感じてしまいたい…!
「わ、わたしのいやらしいまんこあなに…たっぷりと獣人のザーメンをだしてください…っ」
ああ…言っちゃった。だって、ダメだよ…もう耐えられないよ…
あたしのおまんこ、ものすごくおちんちん欲しがってるの。
獣人のおちんちんなんて嫌でたまらないのに、ずんずん突いてほしくてたまらないの。
身体じゅうが、気持ちよくなりたいってさけんでるの…!
「…ふむ。もうちょっとオリジナリティが欲しいな。自分で語彙を継ぎ足してもう一度言ってみろ」
なによ。まだ言わせるの?ああ、これ以上は言えない。でも、いわなきゃイケない。
もっと、はずかしいこといわなきゃ。おちんちんがほしいってきもち、せいいっぱいつたえなくちゃ…!
「わ、わたしはっ…獣人様の精液が欲しくてたまらないスケベミスラですっ!
どうかいやらしい汁でグチョグチョのエロマンコをドロドロの獣人ザーメンで一杯にしてくださいぃぃっ!!
あ、熱くて濃くて、ネバネバのお汁を奥にぶっかけてえええええええっっっっ!!!」
屈辱で半泣きになりながら、恥ずかしい懇願を口にしてしまった。
「うむ、いいだろう。最後までやってやれ、3号。」
待ってましたとばかりに、3号が激しいピストンを再開した。
彼も動きたくてたまらなかったのだろう。がっしりと腰を掴んでズコズコとミカを犯しまくる。
「あああああああああーーーーーっ!!!す、すごいいいいいいっ!!!
ま、まんこすごいのおおおっっっ!!!熱くて太いおちんちん様が出たり入ったりしてるのおおおおっ!!
いやらしいミスラまんこをじゅぶじゅぶ犯してるのおおおおっ!!!」
恥も外聞もプライドも捨ててしまったかのように、歓喜の叫びを上げるミカ。
もう何も我慢することはない。絶頂目指して一直線に突き進むのみである。
「あああ、い、いくぅ、いくいくいくいくいくううううううううっっっっーーーーーーー!!!
おまんこいくううううううーーーーーーーーーーっっっ!!!」
どびゅびゅびゅびゅびゅううううううっっっっ!!!!!
「おおおおおうっ、でてるうううううっっ!!熱いザーメン、出てるううーーーーっ!!」
汚らわしくってたまらないと感じていたはずのザーメンの発射をミカの胎内は受け入れた。
彼女の望みどおり、熱くて濃くてネバネバの精液がミカのおなかがパンパンになるほどに満たしていくのだった。
やがて射精が終わり、ジュッポンとマンコから肉棒が引き抜かれると、肉棒の先端からマンコまでどろりとした糸を引いた。
(きもちいい…せっくす、きもちいいよぉ…)
この瞬間、ミカはセックスでイクことの喜びを嫌と言うほど知ってしまっていた。
「また股間をよごしてしまったな。3号、念入りに洗ってやれ。」
3号が指でおまんこをグチュグチュかき回すたびに、注ぎ込まれた精液がどろどろと流れ出してくる。
(こんなに…だされちゃってたぁ…)
絶頂後の恍惚感に浸りながら、自分の膣穴から流れ出していく白濁液を眺めるミカであった。
「次は…よし。尻の穴を洗ってやれ。こっちも奥の奥まで、じっくりとな…」
「えっ…」
入浴タイムは、まだまだ終わりそうになかった。
第4部へ続く…
次回タイトル おっぱいでいっぱい
ご期待ください。