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第4部 おっぱいでいっぱい
ミカが拉致されてから3週間ほど経過しようとしていた。
ジャボアティクは部下のバグベア達とともに、様々なやりかたでミカに調教を施していた。
一日5時間の蚯蚓風呂、媚薬浣腸、工事現場のモブリンたちの性欲処理、
5人のバグベア達が交代で休まずに犯し続ける24時間耐久セックス…
淫猥なる調教メニューがこれでもかとばかりに続けられた。
無論、後々商品にするための調教なのだから、ミカの健康状態や抜群のプロポーションはしっかりと保たれていた。
そこは、一流の調教師であるジャボアティクの腕の見せ所である。
どこで休ませるか、どんな食事をあたえるか、そのタイミングを見誤れば
せっかくの体型は見る影も無く崩れ去り、美貌は損なわれて二目と見れない姿を晒すことになるだろう。
あるいは狂ったり、最悪死んだりするのだ。
そういう意味では、ミカの調教は順調に進んでいた。
様々な調教を経て、ミカの身体は捕まったころとは比べ物にならないほどに開発されてしまっていた。
バグベアの太い肉棒をぐいぐい咥えこむ膣穴。
媚薬浣腸その他によるアナル開発の結果、アナルファックも可能となった。
もともと高い感度を有していた胸は乳首から乳房全体にかけて、さらに数倍の感覚を獲得した。
ザーメンへの抵抗がほぼ無くなり、今では獣人の精液を楽々飲み込めるほど。
ミカはジャボアティクの思惑通り、確実に肉奴隷への道を突き進んでいる…。
だが、ジャボアティクは奇妙な焦燥感を感じていた。
日々エスカレートしていく調教メニューだが、その内容に対するミカの順応が妙に早いのである。
モブリンたちの性欲処理をさせたときもそうだった。
ある日、ジャボアティクは日々労働に勤しむモブリンたちを口での奉仕によって慰労するようにミカに命じたのである。
わくわくそわそわと順番を待つモブリンの列は20数名にも及んだ。
最初、ジャボアティクは5,6人程度を相手にし終わった頃にミカは音を上げて、やめさせてほしいと自分に懇願する…
と、思っていたのだ(無論、お願いなどされても続けさせるつもりではあったが)。
そして奉仕が始まり、ミカは始めの方こそ顔をしかめて嫌そうに口での愛撫を行なっていたのだが、
5人目を数える頃にはコツを覚えたかのように指先で丹念にペニスを愛撫し、肉棒全体に唇を這わせ、
さらに亀頭部分を咥えこんでちゅぽちゅぽと音を立てながらおしゃぶりをするようになったのである。
顔面、および口内射精すら受け止めながら、次々とモブリンの肉棒を『処理』していく。
最終的には、肉棒にキスの雨を降らせながら、上目遣いにモブリンの顔を見上げ、
熱に浮かされたような潤んだ瞳で、
「…きもちいい?」
などと聞いたりするのだ。
これにはジャボアティクは心底驚いた。
これまで攫ってきた女たちの中にも積極的に彼の調教を受けようとする連中はいた。
しかしそれは地下世界への拉致という異常な状況下において自分の行く末に絶望を感じた、
言うなればヤケクソ気味の行動であった。
だが、このミカという娘は違う。目に、妙な輝きがあるのだ。
獣人の汚らしいペニスを唇で愛撫しながら、うるうると獣人の顔を見上げて甘えたような声を出しながら。
この少女の目は、獣人の顔よりももっと遠いところにある何かを見つめているように見えるのだ。
もう一つ、気になることがあった。
彼の部下であるバグベアたちが、ごくたまに反抗的な視線をこちらにおくるのである。
これまでにもそんなことが無かったわけでも無いのだが、この数日というものその頻度はかなり多くなっているようで、
それもジャボアティクの気分を苛立たせる要因となっていた。
変わりつつあるのはミカだけではないのか。
何かとんでもない重要な変化が、自分の周囲で起こっているのではないか?
ジャボアティクはぶんぶんと首を振った。そんなわけはない、自分の調教は完璧に進んでいるはずだ。
そう自分に言い聞かせながら、彼は今日も調教部屋へと入っていった。
「あ…」
ミカはすでに目を覚ましており、『ふうん、今日もきたのね』と言わんばかりの視線を調教師に向けた。
―そういえば、こいつの脅えた顔も最近見ていないな…
そんな考えが頭に浮かぶと、冷めたミカの表情がまるで余裕に溢れているかのように見えてくる。
妙な腹立たしさを感じながら、ジャボアティクは本日の調教について話し始めた。
「―今日は、それだ。その胸だ。」
ジャボアティクが、ミカのむきだしの胸を指差して言った。
この異常な状況下において、相変わらず見事な威容を誇るミカのたわわなバスト。
ジャボアティクによる栄養管理のたまものである。
「ミカ、お前のその乳はなんだ?」
よくわからないジャボアティクの問いかけに、ミカは小さく首をかしげる。
「そういう時は、こう言うんだ。…私の乳は、男のペニスをこすりあげて、精液をしぼりとるためにあるいやらしい乳です、とな。」
「…っ」
冷めていたはずのミカの表情に赤みが指す。
張り出した大きな胸を持ち上げると、ジャボアティクの言葉に自分なりのオリジナリティを加えて言った。
「わ、わたしの…」
恥ずかしさと恍惚感が交じり合ったような表情。
「わたしの…おっぱいは、男の人のおちんちん様をはさんで、いっぱいきもちよくなってもらうためにあります…」
ミカは自分の胸を優しく揉むように手を動かす。たぷんたぷんと手の中で躍動する巨乳。
熱に浮かされたような表情でミカは続けた。
「おっぱいをおまんこみたいにして、おちんちんをこすります…おっぱいで、セックスするみたいに、
精液を、いっぱいだしてもらいますっ…ああんっ…」
今、口で言っている情景を頭の中で再現しているのだろうか。
むにむにと胸を揉みながら次第に興奮を露にしていくミカ。
「わたしのおっぱいは、とってもおちんちん大好きないやらしいおっぱいです…んっ…
しこしここすって…どぴゅどぴゅだしてもらって…よろこんでしまうえっちなおっぱいですぅっ…」
「く…もういい」
ジャボアティクの静止の指示に、言葉を止めるミカ。
『もうやめちゃうの…?』とでも言いたげな名残惜しそうな表情をしている。
呼吸は僅かに荒く、身体は火照ったかのようにピンク色に染まっていた。
「…今日はその乳で、奉仕する術を身につけるのだ。」
「…はいっ…」
ジャボアティクの言葉を受け、ミカは小さく微笑んだ。
今回の相手はバグベア2号である。
2号はいそいそとズボンを脱ぎ捨てると、どすんとベッドに腰を下ろした。
「2号くん…今日は、胸でするんだって」
ミカはベッドの上で、獲物を狙う肉食獣のような、四つんばいの姿勢を取った。
大きな胸の深い谷間が遠慮なく2号の視界に飛び込んでくる。
ふるふると柔らかそうに震える大きな胸。その先端にはピンク色の綺麗な突起。
ときおりプルルンと大きく弾みながら、それはゆっくりと2号の股間へと近づいてくる。
2号の股間はこの見事な光景を目の当たりにしただけでギンギンにそそり立っていたのだった。
「もう、おちんちん…すごいことになってるね…じゃあ、いくよ?」
むにゅん、と圧倒的質量を持った巨乳を持ち上げると、バグベア2号の巨根をその深い谷間へと沈めていった。
(すごい…熱くってかちかちになってる…)
柔らかな乳肉に分身を包まれているだけで心地よいのか、2号は嬉しそうに身体を揺する。
「あ、やん、動かないでっ…」
胸の間からスッポ抜けそうになった巨根を逃すまいと、慌てて両手の力を込めるミカ。
むぎゅっ!やわらかくも暖かい圧迫感がペニスを襲い、2号はぞくりと身体を硬直させた。
「んっ…じっとしてないと…ちゃんとしてあげないんだからっ…」
そういうと、ミカは上目遣いで2号を見上げた。
2号はミカの言うとおり、じっと彼女の巨乳奉仕が始まるのを待っている。
「そんなに、あたしのおっぱいで…して欲しいんだ…」
ふがふがと興奮した様子で、2号が頷く。
そんな獣人の様子を見て、なんだかミカは嬉しくなる。
乳の間からほんの僅かに先端を覗かせているペニスですら、可愛らしく感じるような気がした。
大きな胸が好きな男はマザコンだ、と聞いたことがある。男は母性を求めて胸に甘えたくなる、ということか。
なら、こんな風に自分のおっぱいに甘えてくる男に可愛らしさを感じるのは、もしかしたら母性本能の発露と言えるのかもしれない。
「いいよ…おちんちんを…おっぱいで、甘えさせてあげる…」
ミカはその大きな母性の象徴を、ゆっくりと左右からこね回す。
左右からこね回されて乳房に生み出された波は暖かく包み込まれた肉棒へと向かって進んでいく。
暖かく、優しい衝撃がペニスに到達すると、その柔らかな刺激が2号の感覚を震わせた。
むにゅむにゅとなおも乳房の波を生み出すと、次々と新たな優しい刺激へと変換され、2号のペニスを翻弄した。
2号はこれまでにもたくさんの奴隷調教に携わってきたが、これほど暖かく優しい快楽を感じるのは初めてだった。
「ふふっ…じゃあ、ちょっと強くするね…」
ミカは唇からとろりと唾液を垂らすと、そのまま胸の谷間へと流し込ませた。
そしてペニスを挟んだまま、自分の乳房を掴むとゆっくりと上下に動かし始めた。
豊かな乳肉は肉棒の根元の部分から先端の部分まで、全体的に優しく擦り上げる。
唾液は良質の潤滑油となってスムーズな上下運動を可能にし、たっぷんたっぷんと乳肉が豪快に波打っている。
柔らかく、激しい摩擦は2号の射精衝動をどんどん高めていった。
「はぁ、はぁ…うああ、お、おっぱいのあいだ、熱いっ…おっぱいやけどしちゃう…」
2号はこのまま出してしまいたいと痛切に思った…だが、ジャボアティクからはまだ指示は出ていない。
決して高等とは言えない頭の中で、2号は激しく葛藤する。
―ああ、出させてほしい。この大きくて優しいおっぱいの間で、思い切り射精してしまいたい。
ジャボアティク様、まだですか。どうして、こんな気持ちいいおっぱいで出させてくれないんですか。
主であるジャボアティクの方を見ても、彼は苦虫を噛み潰したような顔(マスクに隠れてわからないがおそらくそんな表情なのだろう)で
ミカの様子をじっと観察しているだけであった。
ジャボアティクとしてはミカがノリノリでパイズリに励んでいるのが逆に気に入らなかったのだが、
その様子は2号を激しく苛立たせた。
「あ、あああっ…2号くんっ…遠慮しないでんんっ…いっちゃって…いいよっ…おちんちんから、いっぱいだしてぇ…!」
ぞくん、と2号が震える。今の言葉でタガが外れたのか…ペニスが射精の前兆を見せた。
「んあああっ、い、イッてぇっ!あたしの、えっちなおっぱいで、いっぱい出してぇぇっ!!」
「ま、待て、2号っ…」
だが、ジャボアティクの静止の声も空しく。
どびゅるるるるるるううううっ!!どびゅっ!!どびゅうっ!!
「お、おっぱいの間ででてるううううっ!!!熱いお汁がでてるのおおっ!!」
顔で、胸で、大量の精液を受け止めながら感極まったようにミカが叫ぶ。
(く、くそ…これでは調教にならんではないか。)
「おい!他の連中も、こいっ!」
狼狽の色を隠すこともなく、命令の言葉を放つと4匹のバグベア達が部屋に入ってきた。
「ミカ!この連中も、相手にして見せろ!全員のペニスを乳奉仕するんだ!」
「み、みんなのおちんちんも…おっぱいで、してあげればいいんですね…?」
「そ、そうだ…」
「じゃ…じゃあ」
ミカは乳房の下で両腕を組むと、そのまま大きな肉饅頭をタプンと持ち上げて言った。
「みんなも…おいで」
バグベアたちはたちまちミカを取り囲み、屹立したペニスを突き出した。
「それじゃあ…1号くんと、3号くんは…ここね…んしょっ…」
胸の谷間の上からは1号。下からは3号。
2本のペニスを、ミカの巨乳は包み込んだ。
「で、4号くんと5号くんは、ここね…」
4号と5号はミカの両サイドから突き出されたペニスを、左右の乳房に押し付けた。
乳房がたわみ、それぞれの肉棒の先端が乳肉に沈み込む。
圧倒的な乳肉の海は片乳だけで一本のペニスを包み込んでしまうことが可能なのだ。
人並みはずれた爆乳を持つミカだからこそ成し得る究極奥義であった。
4本のペニスを受け入れる乳…その光景に、4人のバグベアたちはこの上も無く興奮した。
「みんな…動いていいよ…あたしのおっぱい犯して…きもちよくなって…!」
そして4つのペニスは動き始める。胸の谷間を1号と3号がズポズポと犯し、
柔らかな乳房の感触を味わうべく4号と5号のペニスがぐにぐにと押し付けられる。
「す、すごいっ…おっぱいが、おちんちんにいじめられてるみたいっ…」
4つの熱い塊を押し付けられてミカが感極まったような声を上げる。
先ほど2号が放った精液の為に胸の谷間の潤滑効果はじつに滑らかで、
1号と3号がペニスを出しいれする度にぬちゃぬちゃと粘液質な音が出て、ミカの精神をさらに高ぶらせる。
4号、5号も片乳に一本づつ押し付けているだけなのに、十分乳肉がペニスを包み込んでくれるのだから堪らない。
「あ、あつい…おっぱいが、あついよぉ…」
押し付けられたペニスの先端がこりこりと充血した乳首を転がし、押しつぶす。
男の象徴によって女の象徴を嬲られる快感に、ミカは打ち震えた。
「はぁ、はぁ…いい、いいよぉ…おっぱい犯されて…きもちいい…」
そしてついに、4本のペニスは最高潮を迎えようとしていた。
それぞれが堪えきれないとばかりに、ビクビクと脈動を起こし始める。
「い、いくの?みんな…いいよっ…みんなで…あたしのおっぱいに精液だしてぇっ…
ネバネバですっごく濃いザーメンで…おっぱい汚してぇっ…」
―射精が始まったのは全てのペニスがほぼ同時であった。
どぴゅうううううっ!どぴゅんっ!どびゅううっ!びくんびくんっ!!
「ひあああああんっ…あ、熱いいいいいいっ!」
4本の肉棒の先端から、灼熱の精液が迸った。
大量の精液がシャワーのようにミカの上半身に降りかかり、真っ白に染め上げていく。
どろどろと自分の両乳を流れ伝う大量の精液を眺めながらミカがうっとりとした様子で言った。
「す…すごいよぉっ…おっぱいの上で…ぴちぴちの精子がいっぱい跳ね回ってるのがわかるくらい…
ああん…みんなの精液のにおい…おっぱいに染み付いちゃう…」
くらくらするような強烈な匂いを放つ精液ですらも、今のミカにとってはいとおしくてたまらないようだ。
あまりにも淫らなその様子に、バグベアたちの肉棒はまたも上を向き始めた。
「んんっ…ジャボアティクさん…みんなまだ…あたしのおっぱいでしてほしいみたいですから…
もっとしてあげて…いいですか…?」
ミカは余裕たっぷりである。彼女の態度にジャボアティクは歯軋りした。
「ぐううっ…か、勝手に、しろ…!」
どすどすと不機嫌そうに足を踏み鳴らして、ジャボアティクは精液の匂いの充満する調教部屋から出て行った。
その背後ではミカの乳奉仕を受けるバグベアたちが嬉しそうな唸り声を上げている。
彼にとっては今回の調教は屈辱の以外の何物でもない。
調教が調教にならなかったのだから。これほどの敗北感はこの商売を始めてから一度たりとも味わったことが無かった。
だが…彼はまだ知らない。
さらに絶望的な敗北感が後日、彼を襲うことなど…
そう、逆襲の時は刻々と迫っていたのだった。
第5部へ続く…
次回タイトル 第5部 逆襲×脱出×大輪姦
ご期待ください。