←プロローグ 〜ベイベー!逃げるんだ♪〜
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←第2部 絶頂地獄猫娘悶絶蚯蚓風呂(イキじごくねこむすめもんぜつみみずぶろ)
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第5部 逆襲×脱出×大輪姦
その時は突然訪れた。
「はあ、はあ、なぜだ!何をするんだぁああ!!?」
ミカの調教を手伝わせるために呼びつけたバグベア1号が突然自分を殴りつけてきたのだ。
殴られた横顔に激痛が走る。奥歯がぼきりと折れているのを彼は感じた。
「わ、私に逆らう、のか!」
激昂して叫ぶ。彼は混乱していた。なぜ1号が突如としてこんな暴挙に出たのか、まったく原因がわからなかった。
「…今まで手塩にかけて、育ててきてやったというのにぃ!」
ジャボアティクはピュイ、と口笛を吹いた。それに答えるかのようにバグベア2号と3号が現れる。
「お前たち!狂った1号を取り押さえろ!」
その命令に頷くと、2号、3号はがっしりと取り押さえた。
「…へ?」
ジャボアティクの身体を、である。
「ち、違う、私じゃない…!」
おろおろと、無様にうろたえながら2号と3号の顔を見た。2号と3号は答えない。
「ま、まさかお前たちも狂ったのか!?なぜだ!?」
いったい私のバグベア達に何が起こったというのだ。こいつらを狂わせた要因は何なんだ?
「―別にバグベアくん達は狂ったわけじゃないよ」
「!?」
声をしたほうに顔を上げ、ジャボアティクはあっと声を上げた。
―そんな、馬鹿な。なんで、この娘が。
ジャボアティクは信じられないものを見ていた。
短めの、逆立つ銀髪。種族を象徴するしなやかな尻尾と猫耳。
調教中であるはずの、ミスラの少女―ミカの姿がそこにあった。
捕らえたときに奪っておいたはずの装備品を身につけ、余裕綽綽の表情で彼女は立っている。
その傍らには、バグベア4号と5号が従者のように控えていた。
「…どういう、ことだ…」
おそらく、覆面の下の素顔は蒼白になっていることだろう。
喉から搾り出すような声で、ジャボアティクが問うた。
「そりゃ簡単なことよ」
ミカはにっこりと微笑むと、傍らに佇む4号のマスクの頬にキスをした。
「この子たち、あんたよりもあたしのことを好きになっちゃったみたいよ?」
ガツンと頭を殴られたような衝撃が走る。
「私の…バグベアを手なづけた…だと…」
ありえない。バグベアには強烈な刷り込みによって自分に揺るがぬ忠誠心を植えつけてあるはずだ。
他人に懐くなど、考えられない。
「まあ、その…あたしといろいろしてる間に好かれちゃったみたい」
―自分を調教していたバグベアたちを、魅力で服従させたとでも言うのか?
―獣人すら惹きつける魔性の魅力とでも言うのか?なんと馬鹿馬鹿しい話か!
だが、現にバグベアどもは自分を裏切り、ミカに寝返ってしまったのだ。
「予定では…」
ジャボアティクが悔しげに語る。
「現時点での段階で…貴様の精神は屈服し…あとはそのまま調教の最終段階へと進んでいく筈だった」
調教師はきっ!とミカを睨みつける。
「なぜだ!?なぜ貴様の抵抗の意思は消えなかったんだ!?
数々の恥辱を与え、尊厳を奪い、それでも何故貴様の心は折れずにここまで来れたのだ!」
「―追わなきゃいけない奴がいるから。」
激昂するジャボアティクの問いに、ミカは即答した。
「追いつきたい奴がいるから。追いついて、あたしを認めさせたいって思うやつがいるから。
だからあたしは這い上がった」
ミカの瞳はここではない、遥か遠くの何かを、じっと見つめているように見えた。
それはモブリンたちへの性欲処理を行なっていたときにも見せた目でもある。
「こんな穴倉の中で閉じこもってるわけにはいかないのよ」
ジャボアティクはミカの瞳をじっと見つめた。
―ああ、そうだ。この小娘は、初めて見たときもこんな目をしていなかったか。
澄んだ宝石のように煌きながら、強靭な意志を秘めた瞳。
コンシュタット高地の蜂を叩き落しながら、こいつはやはり遠くを見つめていた。
追いつきたい奴を求めながら、見つめていたのだ。
「んっふっふっふっふっふっふっふっふっふっ」
「へっ…!?」
いきなり含み笑いを始めたミカに、敗北感に打ちひしがれていたジャボアティクがハッと顔を上げる。
「これからあたしはここを脱出させてもらおうと思ってるワケだけど。
今までこのいたいけな美少女に対して…そりゃもういろ〜んなことしてくれたわよねぇ、あんた?」
ミカはにこにこ笑って話しかける。
だが、その目はまったく笑っておらず、お尻から伸びる尻尾はピンピンと毛を逆立てて張り詰めている。
「何をする…気だ…」
「じゃじゃ〜ん。これなんだ?」
胸元から透明な液の入った小瓶を取り出すミカ。
「び…媚薬ローションか…そんなものでなにを…」
ミカは瓶の蓋を取り外すと、ジャボアティクの口に瓶を突っ込んだ!
「も、もがあああっ!!??」
粘性のある薬液が喉の奥に一気に流し込まれ、ジャボアティクは激しくむせた。
「げぶっ、ごはあぁあっ!き、貴様あああ!な、なんてことををを!!」
薬液をモロに飲み込んでしまい、パニックに落ちいるジャボアティク。
「これ、皮膚に塗って使うものらしいけど…媚薬成分を直接飲み込んじゃったらいったいどうなるのかなぁ?」
「ちょ、直接飲んだら…効果は…ぐぐわあああ!!??」
びきいいいいいんん!!
効果の程は彼の身をもって示された。いきなり股間が充血し瞬時にして一気に張り詰めた。
「お、おがああああ…!!は、破裂する…!ぺ、ペニスが壊れるっ…ぐおおおおおっ!!」
パンパンになった股間を押さえて悶絶するジャボアティク。
「あーらあらぁ♪たーいへん!んじゃあ、この子たちにいっぱいヌいてもらいましょー!」
ミカが明るい声で言うと、バグベア1号2号が大きな水槽を持ってやってきた。
水槽に入っているのはもちろん例の調教用ミミズである。
「きっとおちんちん気持ちよくしてもらえるよ〜?これで破裂しなくて済むね(はぁと)」
自分の運命を悟ったジャボアティクはバグベアの腕の中で必死にもがき始めた。
まるで、これまでに捕らえられた哀れな女達のように。むろん、バグベアの腕力を振りほどけるはずも無い。
「いいいいいいいやだあああああーーーー!!こんなもんにチンポ嬲られるぐらいなら破裂した方がマシだあああああ!!!!」
無駄な抵抗とはわかっていても、ジャボアティクは叫ばずにはいられなかった。
「問答無用ーーーー♪いっつ入浴たーーーいむ!」
妙にハイテンションなミカの号令で、バグベアたちがジャボアティクを放り投げた。
「いいいいやあああああああーーーーーーーーー!!!」
悲痛な叫び声を上げるジャボアティクの身体に、無数のミミズたちが絡まり始め…
どぴゅっ。どぴゅぴゅっ。
「あ、ああああ、いやああああ、ちんぽにまきつかないでうああああ」
どくんっ、びゅるびゅるるっ。
「あ、ああっおしりにはいってこないでいやああああ」
びくんっびくんっ。
「あひいいいいミミズきぼぢよくなってぎだあああああはあははははぁ」
……
(お聞きぐるしい音声があったことを深くお詫びもうしあげます)
……
地獄絵図はジャボアティクの勃起が収まるまでの数時間程度続いたのだった。
薄れ行く意識の中でジャボアティクは完全なる敗北を認めていた。
あの瞳の奥にある強い決意を見抜けず、御しきれない強靭な心を秘めた娘を捕らえてきてしまった自分が愚かだったのだ―。
イロイロな意味で燃え尽きたジャボアティク(再起不能:リタイア)の姿を見届けると、
ミカはバグベアたちの案内で地上世界へと向かった。
「おおぉー…こんなところと繋がってたんだ…」
おそらくは北グスタベルグのあたりなのだろう。眼前には岩山と、まばらな緑が点々と存在する荒涼とした景色が広がっていた。
久々の地上の空気を胸いっぱいに吸い込むと、ミカがしみじみと呟いた。
「あー、なんかもう2度とお日様を拝めないかと思っちゃったよ」
地下世界の3週間。度重なる快楽と調教の日々。自分の中の様々な部分が作り変えられてしまった…
それでも、変わらない気持ちはある。きっとこれからも、その気持ちに従って自分は進んでいくんだろう。
「…さて、と。バストゥークにでも戻って、一休みしようかな…」
そう言って歩き出すミカの腕を、何かががしっ、と掴んだ。
「…お?」
掴んだのは、バグベア1号だった。
「1号くん?…え、なに?」
ぶほう、ぶほう…
なんだか名残おしそうにこちらを見ている1号。
他の2〜5号のバグベアたちも何だか寂しそうに見える。
「ああ…そっか。あたしのこと、気に入ってくれてたんだよね…」
そう、彼らが協力してくれたからこそジャボアティクに逆襲できたのだし、
ムバルポロスからここまで逃げ出すことができたのである。
「でも…あたしはやらなきゃいけないことがあるし。地下世界に戻ることもできないし…
みんなを連れて冒険するわけにもいかないの。ごめんね…」
しんみりとした口調で語りかけるミカ。
1号は無言のまま、自分の下半身を指差してみせる。
「…ひゃっ!?」
指差した箇所を見て、ミカの顔が真っ赤になる。1号の股間の部分が、パンパンに隆起しているのである。
「ま…まさか…」
その時、ミカは彼が何を言いたいのかを理解した。即ち。
助けてやったんだから、犯 ら せ ろ 。
「ええええっ、ちょ、ちょっとお!ここはホラ、しんみりした気分でお別れしようよ!ねっ!」
わめきながらもがくミカを5人がかりで押さえつけながら、ひょいひょいと装備品を脱がせていくバグベアたち。
異様に手際のいいバグベア達は、あっという間にミカの天性のナイスバディを曝け出してしまう。
「ちょ、待ってったらっ…ああっ!?」
バグベア達がいっせいにミカの身体を愛撫しはじめる。
おへそのまわり、内股、お尻、シッポの付け根、おっぱい、首筋…
体中を這い回る無骨な指の感覚に、ミカはゾクゾクと身体を震わせた。
(そっか…あたしの身体の弱いとこ…みんなにはわかっちゃってるんだ…)
―じゅわっ。突如生まれる、熱い水が溢れ出すような感覚。
おなかの奥で何かが疼き始め、胸の先端には血液が集中しプクリと盛り上がる。
瞳は潤み、吐息は小さな喘ぎを含んでいた。
ジャボアティクの調教により目覚めたミカの身体は、オスの獣欲を迎え入れるための準備を既に開始していたのである。
「そ…そうだね…みんな…あたしの恩人なんだから」
(お礼…だよね。うん…みんなにお礼しなくちゃ…)
獣人たちの勃起した股間を見つめながら、ミカは思った。
「はぁっ、はぁっ…じゃ、じゃあ…最初は、1号くんね…」
(あたし…ここにきてから最初にコレ入れられて…イかされちゃったんだよね…)
初めて調教部屋でバグベア1号と交わったことを思い出す。
(入ってた…あたしのあそこに…こんな大きいのが…)
「いいよ…きて…1号くん…」
そしてついに、辛抱たまらんとばかりに、1号が吼えた。
「ブホォーーーーーーーーーーーーー!!!」
ビリビリビリィ!
激しく自らのズボンを引き裂くと、その下から凶悪なほど反り返ったペニスがビョン!と飛び出した!
「ああっ…!」
ゆっくりと、仰向けに地に横たえられるミカ。1号は彼女の両足を広げると、その間に巨体を割り込ませる。
1号はそのペニスを自慢げに見せつけると、シュッシュッと硬度を確かめるように擦り上げた。
日光の下で見る彼のペニスは、茎にはどす黒い血管が浮き出ており、亀頭は赤黒く膨れて、ビクビクと激しく脈動している。
「ああ…1号くんの…おちんちん…凄い形してる…」
(これ…つっこまれたら…あたし、それだけで…)
ぐちゅっ…
「あ、ああ、あっ!」
少しづつミカの花弁に埋め込まれていくペニス。
次から次へと溢れ出る熱い愛液のおかげで、難なく膣奥へと進んでいく。
「あーっ…入って、くるぅ…ああんっ!」
やがてペニスは根本まで埋まり、先端がこつん、とミカの子宮口を突付いた。
「っ…!あ、あはぁあぁあああん!」
ミカが悲鳴をあげ、身体が硬直する。膣が収縮し、ペニスをギュっと締め付けると、1号が小さく呻いた。
切なそうに息を継ぎながら、申し訳なさそうにミカが言う。
「はぁっ…あう…ごめん、いきなり…イっちゃったよぉ…」
(あうう…まさか、本当に入れられただけでイッちゃうなんて…)
だが、1号は『そんなことは気にするな』とでも言いたげに首をふり、ゆっくりとピストンを開始する。
くっちゅ、くっちゅ、くっちゅ…
グショ濡れの花弁にペニスが出し入れされるたびに粘着質な水音が聞こえる。
「んあ…きもち、いい…はぁっ、あん…」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ。
リズムよく刻まれる軽い衝撃が、ほんの少し強くなる。
「んあっ、はぁっ!や、やん…ま、またキそう…んんっ」
その台詞を聞いて激しく鼻息を荒げる1号。どうやら、ミカがイクところを見るのがうれしいらしい。
「んんっ、くううっ…んはぁ、ひゃああああん!」
再びイってしまうミカ。その様子を見て1号は満足そうに頷くと、より強い衝撃をミカの膣奥に叩き込んだ。
ずぶううっ!!ぐちゅん!ずちゅうっ!
「あ、ああーっ!つ、つよいっ…ひゃはぁん!」
最奥をズンズンと突かれながら、善がり、喘ぎまくるミカ。
そして腰が打ち付けられるたびに、ミカのボリュームたっぷりの巨乳がたゆんたゆんと暴れまわる。
「んんっ…い、1号くんのおちんちん、おなかのなかぁ、あ、暴れてるぅっ…あんっ!」
ずりゅずりゅと膣壁を摩擦しながら、胎内を蹂躙する1号のペニス。
「…ぶほおぅっ!」
どぴゅうっ!どくんっ!
「…んあああっ!!」
熱いお湯が胎内にぶちまけられるような感覚がミカを震わせる。
1号は気持ちよくミカの膣内に白濁液を注ぎ込んだ。
「ん…いっぱい、だしたねぇ、1号くん…」
下腹部を手のひらでさすりながら、うっとりした表情でミカが呟く。
「次は…2号くんね…」
2号は地に仰向けに寝そべってミカを待ち受けていた。
股間の肉棒はすでに臨戦態勢をとっており、天に向かって垂直にそそり立っていた。
それを見てミカは、2号がどうしてほしいかを悟り、にっこり微笑んだ。
「じゃあ…あたしが上になってあげる…」
2号の上に跨ったミカが腰を落とすと、ずぶずぶとペニスの先端がミカのおまんこに飲み込まれていった。
「あああっ!と、届くのぉ…おちんちんが、奥までぇ…!」
ぐりぐりと膣奥に肉棒の先端を押し付けられる。その圧迫感にミカは身悶えた。
「動くね…んっ」
腰をゆっくり上下させながら、2号のペニスを膣内でしごきあげる。
「んふぅ…2号くん、きもちいい?」
ぶほうぅ、と肯定の意を示すバグベア2号。
ミカは腰の動きを早めていく。
「あっ、ああっ!ごつごつ突付いてるう!おちんちんが、あたしの奥までぇ!」
2号の上で楽しそうに乱れるミカの背後から、5号が近づいた。
2号とミカの交わりを見て興奮したのか、彼のペニスもまたギンギンに勃起していた。
「んんっ…ご、5号くん、もう我慢できない?そ、それじゃ…」
ミカは少し動きを止めると、手で自分のおしりを掴み、大きな膨らみをそれぞれ左右に引っ張った。
「お、おしりに来ていいよ…」
露になったおしりの穴を見て、5号がさらに鼻息を荒くした。
彼はズボンの中から小さな小瓶を取り出すと、ペニスを露出させ瓶の中身をそこに垂らし始めた。
「…え?5号くん…それってあの媚薬の…」
ペニスに媚薬ローションを塗りつけ終わると、尻尾の付け根の下にあるミカのお尻の穴に狙いを定める。
ずぶずぶずぶっ…!
「ひゃあああっ!お、おしりぃっ…!」
おまんことおしりに一本づつペニスを突っ込まれながら、ミカは身悶える。
「お、おまんこも、おしりもいっぱいになっちゃってるぅ…!一緒に犯されちゃってるぅ…」
やがて、5号もお尻の穴でピストンを開始する。
「あああああっ…お、おしり…きてるううっ…!」
ペニスに塗りつけた媚薬ローションのおかげで、ずっちゅずっちゅと実にスムーズな抽挿がアナルで行なわれる。
「ひあああっ、おしりの、あなぁ…じんじんしてきたぁ…媚薬、効いてきてるぅっ…」
尻穴がめくれるような勢いで、ずっぽずっぽとリズムよく抜き差し5号のペニス。
「おお、おしりもぉ、おまんこもぉ…いっぱいになってるよぉ…」
獣人肉棒による二つの穴を深く貫かれ、ひぃひぃと喘ぐミカ。
5号は背後からアナルを貫いたまま、たっぷたっぷと暴れるミカの乳を鷲づかみにし、こね回した。
巨大な二つのマシュマロはズッシリとした量感でありながらも、太い5本の指先がズブズブと沈み込むほど柔らかい。
5号は手中でもにゅんもにゅんと変幻自在に形を変える乳房を弄びながらたっぷりとその感触を味わった。
「ああぁっ…おっぱい、いいっ…むにゅむにゅされるの好きぃっ…もっと触ってぇ」
獣人たちに犯されながらも、さらなる責めを望むミカ。
それに答えるように、3号と4号がミカの両乳にそれぞれ肉棒を押し付け、たっぷりとした乳肉に沈み込ませた。
コリコリに充血しきった乳首をペニスの先端で転がすと、ミカの喘ぎ声がまた跳ね上がる。
「ああう、おっぱいもおかされてるぅう…おっきなおちんちんでぐにぐにされてるうぅ…!」
膣穴、尻穴、両おっぱいを4本の獣人チンポに犯されながら、全身に駆け巡る悦楽の波に打たれ続ける。
「あああん、すごい、よぉ…み、みんなに調教されてぇっ…あたしのカラダ、こんなにやらしくなっちゃったのぉっ…!」
4本のペニスを受け入れて悶えるその姿は、かつて獣人に犯されて泣き叫んでいたあの少女のものとは比べものにならない淫らさであった。
「ああん、み、みんなのせいなんだからぁ…みんながあたしを、こんなにえっちなカラダにしちゃったんだからぁっ…」
膣穴を、アナルをほじくられながら。おっぱいをいたぶられながら、ミカは激しくおねだりをする。
「も、もっとしてぇぇっ!おまんこも、おしりもぉ、もっとじゅぽじゅぽしてえええ!
やらしいおっぱい、もっといじめてぇぇえええっ!」
その淫らな懇願に応えるかのように、胎内で、直腸内で、巨乳で、さらに暴れまくる獣人肉棒。
バグベア達はとり憑かれたかのように腰をふりまくり、ミカを犯しまくる。
ミカの興奮も、バグベアたちの興奮も、最高潮に達していた。
「うああん、い、いくぅっ…からだじゅうおかされて…いっちゃうっ…ふひゃああっ」
悦楽に蕩けきった表情で、ミカが身体を振るわせる。
バグベアたちも、射精衝動が高まってきたのか、マスクの下で必死に歯を食いしばる。
(あ、ああ…みんな、がまんしてる…みんなで、いっせいに射精すつもりなんだ…)
4本のペニスからタイミングを合わせて、一気に出されたら…想像するだけで達してしまいそうになる。
(みんなの精液ぃ…いっぺんに出されたら…すごいことになっちゃうぅ…!)
「ひゃっ、あふああん、い、いっしょにぃ、みんないっしょに、きてぇええええっ!
あたしの、なかにぃ、おっぱいにぃ!いっぱいながしこんでぇっ!ぶっかけてぇえええええっ!!」
バグベアたちが一斉にうめき声を上げた。
精巣で増産され、睾丸にたっぷりと溜め込まれた獣人精液を、ペニスの激しい脈動は強力なポンプのような役割を果たし、
尿道を一気に駆け上らせ…
そして、ミカの予想通りに。望み通りに。
4本のペニスは、同時に大噴火を起こした。
どびゅううううううううっ!!!!
どびゅっるるるるっ!!どっぴゅうっ!
ずびゅびゅびゅっ!
どぴどぴどぴぃぃいいっ!!
「ああああああああああぁぁぁぁああああっっーーーーーーーーー!!」
胎内に、直腸内に、おっぱいに、夥しい量の精液が発射された。
膣内に流し込まれた大量の精液はあっさり膣内の許容量をオーバーし、肉棒の突き刺さる膣穴の僅かな隙間から、
ごぽごぽと溢れ出した。
アナルに発射された精液は内臓に届かんばかりの勢いで奥まで流れ込み、腸内の肉壁を汚しまくった。
おっぱいで発射された精液はミカの上半身にシャワーのように降りかかり、銀髪も、猫耳も、真っ白の液体でべちょべちょになった。
ミカの極上ボディに対する欲望と輪姦というシチュエーションによる興奮は、いつも以上に濃厚な精液を作り上げた。
精液はミルクというよりヨーグルトのように半固形のゲル状になっており、強力な粘着力でミカの身体にまとわりつき、
強烈な匂いを放っていた。
驚くべきことに、射精は数分間、続いた。
2号も5号も、恍惚とした表情で膣内射精、アナル射精を続け、
3号、4号もペニスを自ら擦りあげながら、残った精液をミカの身体にぶっかけ続けた。
いずれの射精も、人間の雄相手では決して経験できないであろう、激しい射精であった。
そして、ようやくペニスがおまんことアナルから引き抜かれ、ミカは開放された。
「はあ…ああ…あひぅ…ひぁあっ…」
快感に蕩けきっただらしない表情のまま、ミカは脱力し、地面に横たわった。
開ききったマンコとアナルからはゴボゴボと特濃精液がこぼれだし、地面の上に大きな液だまりを作り出す。
ミカの身体はぴくんぴくんと小さな痙攣が起こり、未だに軽い絶頂を繰り返しているのが見てとれた。
「あー…あうぅ…」
(みんな…まんぞく、できたかなぁ…)
ピンク色のもやがかかったような頭の中で、ぼんやりとミカは思った。
むにゅっ…
胸を、掴まれるような感触。
(…ほえ?1号くん?)
いつの間にか復活した1号が、ミカの巨乳に自分の一物を挟みこんでいた。
そのまま、にゅるにゅるとミカの胸の谷間を犯し始める。
(まだ…するつもりなんだ…)
くすっ、と小さく微笑んで。
ミカは両手で、自分の胸を掴み上げる。
「いいよ…とことん、おっぱいでしぼり取っちゃうから」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら、ミカはその巨乳を躍らせた―。
―事が終わって。
ミカは空を見上げた。
そろそろ夜空は白み始め、グスタベルグの荒野を新たな日の光が照らし出そうとしている。
その光景を眺めながらミカは、かつて夜明けのサルタバルタで幼馴染に誓った言葉を思い出していた。
―いつか、絶対に追いついてみせるから。
「こんなことくらいで、くじけるわけにはいかないもんね」
遠くを見つめながら、ミカは力強い笑みを浮かべた。
どんな目にあっても、汚されても、踏みにじられても、あたしは進んでいこう。
いつか、出会う時のために。
そして、ミカは歩き出した。
おまけ的エピローグ 〜とある新米冒険者の予感〜
「なんだ、これ…」
北グスタベルグの荒野で、一人のヒュームの若者が唖然として呟いた。
彼の名はタク。
父親の反対を押し切って旅に出たばかりの新米冒険者である。
今、彼の目の前で、5つの巨大な人影が大地に横たわっていた。
「見たこと無いモンスターだけど、獣人かな?ゴブリンに似てるけど…」
まだ新米でバストゥーク出身の彼はクゥダフ族とゴブリン族しか獣人の種類を知らなかったので、
その倒れた連中がムバルポロスのバグベア族であるということは気づくべくも無かった。
そのゴブリン似の獣人たちは干からびたようになっており、ぴくりとも動かない。
「なんで干からびてるのかはわかんないけど…きっとどこかの冒険者にやられたんだろうな」
それにしても、こんな馬鹿でかい奴らをこんな風にのしてしまうなんて、どんな強い冒険者なんだろう?
「でも、おれだっていつかはこんな奴らをあっさり倒せるような凄い冒険者になってやるんだからな!」
うんうんと一人頷いて、その場を離れようとするタク。だがその時。
かさかさに干からびていたはずの獣人のうちの一匹が何事か小さく呟いた。
「…み…か…」
ぞくぅっ。
タクの背中を、強烈な悪寒が走り抜ける。
「い、生きてたっ!?」
思わずその声を発したと思しき獣人に駆け寄るタク。
なんだかその言葉を聴いた瞬間、とてつもなく嫌な予感がしたのだ。
「な、なにっ?なんだ、『み、か』って?」
だが、獣人は2度と言葉を発することはなかった。
「な、なんだかよくわからないけど…すっごく危険な何かのような気がする。
絶対に関わってはいけないような、何かの…」
この時、タクの心の奥底に正体のわからない不安な気持ちが生まれていた。
将来、その『危険な何か』と出会ってしまうのではないか、という運命めいた予感である。
「ま、まさか…なぁ…」
わけのわからない恐怖が、小さく彼を震わせるのだった。
タクがポンタという白魔道士とともに、サンドリア方面へと旅立つのは、これより半年ほど後のことである―。
『ムバルポロスの虜』 おしまい
第一話 『ミカさんの受難』 に続く…