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レンストリー.......ヒューム♂ F3A 侍
ペリカ................ミスラ♀ F1A モンク
ディデリック.......ヒューム♂ セルビナのNPC
スフィ................ミスラ♀ フェローフェイスは指定なし
ルト....................ミスラ♀ NPC
アンジェリカ.......ヒューム♀ ウィンダスのNPC
俺の名はレンストリー、侍を生業とする通称冒険者だ。
今、ウィンダスの地で人を訪ねていた。
俺の隣には恋人であるペリカが...欠伸をしていた。
「ふにゃあぁぁぁ...まだかニャ?」
俺達は扉の前で待ちぼうけしていた。
なぜ、俺達二人がここにいるかを説明しなければ分からないだろう。
あれは昨日のこと.......
昼食を終え二人でジュノを散策していると、晩御飯にペリカが鮮魚を食べたいと言い出した。
俺は釣りの腕前を見せる良い機会と思い、二人してセルビナに向かいそこで釣りをしていた。
二時間ほど経ったころだろうか?
俺の周りをぶつぶつ小言を呟きながら小太りの男性が徘徊していた。
「ふぅ...こまったなぁ。いったいどうすれば......これをああして.......。......いや、ダメだ!」
独り言のはずが明らかに俺の背後から声を感じる。
生暖かい風を首筋に感じ、振り向くとそいつの顔が間近にあった。その距離わずか10cm...
「おっと、すまない。...考え事をしていてな。......なぁ、あんた もしかして冒険者か?」
「もしかしなくても冒険者だ。見れば分かるだろう」
とぶっきらぼうに答えたものの俺の服装はフィッシャー装備に釣竿だけといったどう見ても釣り師にしか見えない身なりだった。
「そいつは助かるよ!誰かの助けが欲しかったんだ」
ちょっとまて。今のところで選択肢がでてくるはずじゃなかったか?
話の展開上強引に依頼を受けた形になってしまい、ヤツの話を聞く羽目になった。
長い話を要約すると、ヤツの名前はディデリック。客の要望を実現させる仲介役の仕事をしている。
今回の依頼主はバストゥークに住む老人でウィンダスの画家に老人の希望の絵を描いてもらった。
そしてその絵をウィンダスから船で運ぶ途中に海賊に船が襲われ、絵が行方不明になった。
つまりは絵を描き直してもらい、それを無事にバストゥークの老人に届ける依頼だ。
しかし、ウィンダスの画家の名前が気になった。
【アンジェリカ】
アンジェリカといえば俺が昔絵のモデルになったやつじゃないか・
どこかのネジがぶっとんでいた性格だった思い出がある。かなり古い話で記憶もあやふやにはなっているが...
「仕方ない、困ったやつを見捨てるほど薄情じゃないんでな、手を貸してやるよ」
「おぉ。頼む!これで絵は何とかなるが問題は老人のほうだな...」
その時、背後で「ボキッ!」と何かが折れる音が聞こえる。
振り向くと先程まで俺が使っていた「複合素材の竿」の根元だけ持っているペリカが怪訝そうな顔をしていた。
「ペリカ......」
「うにゃ〜...この竿弱いニャ!」
このセルビナで複合素材の竿を折るほどの獲物はいたか?
いや、ペリカに俺の常識は通じない、深く考えるのはよそう...
「...じいさんの方も俺一人で対応する自信はないんだがね...」
ディデリックの目は明らかにペリカに向けられていた。
俺達二人がウィンダスとバストゥークに協力に向かってほしいのが彼の口調からありありと分かる。
仕方がない、ここはペリカにも一肌脱いでもらうとしよう。
「おい、ペリカ」
「お?レンにペリカではござらんか?」
ペリカに声をかけると同時に少し離れたところから俺達を呼ぶ声が聞こえた。
声の主は変な言葉遣いのミスラ、スフィだった。
「なんだ?あんたの知り合いかい?」
「ああ、レンペリとはたまに一緒に冒険をする仲間でござる」
「まさに渡りに船!あんたも協力してくれないか?」
偶然通りがかった現れたミスラ。スフィは少し前から俺と冒険を共にすることになった仲間だ。
ひんがしなまりの口調とまっすぐな性格、悪く言えば融通の利かないやつだが腕はそこそこ当てになる。
ディデリックはスフィに今までの事情を説明し、彼女の快い返事をもらっていた。
「よし、じゃ俺とペリカはウィンダスへ、スフィとあんたはバストゥークに行くで良いな?」
いつのまにか巻き込まれる形になり俺達はディデリックに協力することになっていた。
「あら?面白そうな話ね。困っているなら手を貸してあげてもいいわよ?」
どこかで聞いていたのかやっかいな人物が突然俺達の前に現れた。
...スフィと行動しだしてから彼女の影に必ずと言っていいほどその姿を現すミスラ...
【ルト】
彼女は何処からともなく現れたかと思うと、ディデリックににじり寄り目を輝かせて彼と話をしていた。
そういえば報酬の話はしていなかったが、ルトに任せておけばその辺は抜かりないだろう。
「じゃ、スフィそしてルト、そっちのほうはよろしく頼むぞ」
「頑張るニャ!」
ペリカが俺に続いて相槌を打つ。「がんばるな」と聞こえたのは気のせいだろう
「そっちもね☆」
顔はディデリックに向けたまま猫なで声でルトが俺達に言った。
丁度船着場にマウラ行きの船が到着した16時。俺達はウィンダスへ向けて歩み始めた。
と、言う理由で俺達はウィンダスのアンジェリカが宿泊している宿を訪ねている。
そして部屋に案内されることも無く二階の踊り場の扉の前でかれこれ30分ほど待ち続けていた。
「出直すか?」
待ちつかれて床に寝そべっているペリカを見下ろし彼女に尋ねた。
「うニャア」
半ば眠っている彼女の返事は素っ気無いものだ。無理もない昨日から一睡もせずにここまで強行軍で進んできたのだから。
ペリカを抱え起こそうと前屈みになった瞬間、目の前の扉が勢い良く開いた。
「お待たせ!」
「んがぁ!」
なんともタイミングよく扉が俺の頭を強打する。悲鳴ともうめき声とも区別が付かない妙な声をあげ、俺は頭を抑えその場にうずくまる。
「なにしてるの?」
扉を開けた主、アンジェリカは俺の様子をみて首をかしげる。
「お前なっ!んあ!!」
怒りに任せ、立ち上がると同時に俺は地団駄を踏んだ......そして床が抜け俺は階下にバランスを崩しながら落ちていく。
「...あ〜ぁ。この宿屋はタルタル向けに作られてて強度がないのに...。あんまり暴れないでね!」
......こんな宿屋なんてつぶれちまえ......
彼女の部屋の中は独特の香り、そう絵の具の匂いが満ちていた。
「まぁ、なんてこと!私が書いた絵を運ぶ途中になくしたですって?」
「あぁ、本当にすまないと思ってはいるがもう一度同じ絵を描いてくれないか?」
絵をなくした話をしたとたんアンジェリカの顔色が変わった。それほど一枚の絵に感情を込めて描いているんだろう。
説得して描き直してもらうのは厳しそうな雲行きだった。
しかしウィンダスまで来たというのに、俺達もこのままおめおめと引き下がるわけにもいかない。
全ての事情を説明し、俺達の行動、そしてバストゥークでスフィやルト、ディデリックが行おうとしてる作戦全てを彼女に打ち明けた。
「ずいぶん大胆な計画よね。ふふ、楽しそう。うまく騙せるのかしら?」
そういったアンジェリカの顔は小悪魔に見えた。
そして、何かを想像してはコロコロと笑い、ニヤニヤとほくそえみ、口を隠してクククとこぼした。
「事情は分かったし、.....いいわ、描き直してあげます。」
「ほ、本当か!?」
大声を上げ思わず体を乗り出し彼女の細い手を掴んだ。
隣で寝ているペリカも一瞬耳を震わせ目を開けるが、すぐにまた目を閉じ寝息を立て始めた。
「ええ。きっとこれは、わたしに課せられた試練の壁。このアンジェリカ、もちろん受けて立ちますわ!」
「いや...そこまで本格的に取り組まなくても...時間がないんだが」
俺の手を両手で握り返す彼女の目はまるで炎の様に情熱的に血走っていた。
「......ダメよ。やっぱりダメ!!あんなヘタな似顔絵や使っていた道具だけなんて!ちっとも奥様のイメージがうかんでこないわ。」
「...いや、だから...この前と同じで...」
「どこかでもっと鮮明でリアルなモデルがないとだめだわ!」
こ、この女...熱い!
アンジェリカは俺の手を両手で包み込んだまま顔を近づけ俺の瞳を覗きこんでくる。
見つめ返すだけで火傷をしそうなその瞳に思わず俺は目をそらす。
視界に映ったペリカは...爆睡していた。
アンジェリカの手が俺の頬に触れ顔を向きなおさせられる。
彼女の瞳は先程とは違い熱気を帯びているもののどこか蕩けるような眼差しで俺を見つめていた。
「レンストリー...だったわね?協力してちょうだい!わたしのイメージが飛び立つ前に!」
アンジェリカは言い終わるが早いか俺の頭を引き寄せ唇を重ねてきた。
彼女の濡れた唇が俺の乾いた唇を濡らす。
彼女の舌が俺の唇を割って侵入し、口腔内を貪欲に蠢き恥じめる。
その動きはまるで蛭のようだ...。あっけに取られていた俺はふと我に返り
「ちょっ!まった!!」
慌てて彼女を引き離すがいとも簡単に腕を払われ再び彼女の唇が俺に触れた。
アンジェリカは体重を乗せ、バランスを崩した俺は彼女を抱きかかえるような形になり床に尻餅をつく。
「んんっ!んぐっ....」
何かを訴えかけようとしても口は塞がれ、俺のうめき声だけが部屋に漏れた。
咄嗟の出来事に慌てて隣にいるはずのペリカを見た。幸い彼女は起きる気配もなく眠り続けている。
「...あぁ!もっと!もっとよ!」
熱っぽくも艶やかなアンジェリカの言葉。そしていつの間にか彼女の服の前ははだけられていた。
白い肌、見えそうで見えない二つの胸の膨らみ...一瞬手を伸ばして触れてしまいそうになるが理性が俺を踏みとどまらせる。
「待てっ!...は、話が飲み込めない。一体どういう用件だ?」
俺はごくりと大きな音を立て生唾を飲み込んだ。彼女の唾液も混じっていただろう。
「......絵を描き直して欲しいんでしょう?」
そうだ、そのために彼女を訪ねたのだから
「もしかして、どんな絵か知らないの?」
俺は声を出さずに彼女に目で訴えかけた。
そういえば絵の内容はディデリックからは知らされていない。
おおよそ老人の依頼ということだけあって風景画あるいは肖像画と勝手に思い込んでしまっていた。
「...そう......依頼主の老人の奥様。しかも若いときの似顔絵を渡されているの」
「ん?だからってなぜ今このような状況になるんだ?」
アンジェリカは短いため息を吐き、口元をゆがめ俺の耳元で小さく囁いた。
「つまり、依頼された作品は若いときの奥様が妖艶に喘ぐ姿の絵なのよ」
「!!!」
ごくり、俺の喉が鳴る。
バストゥーク在住のウムバートという老人はとんでもないエロボケジジイだったのか!?
「内容はのみこめまして?貴方には協力してもらいますわ...誰になんと言われようとて私の燃え上がる心はもう止められないわ!」
やはりこの女熱い!熱すぎる!!
俺はペリカが目覚める前にこの状況から脱出したい!
とは言うもののアンジェリカの人間離れした技であっというまに俺は素っ裸に剥かれていた。
唯一布の下穿きだけを残して...
「言葉で拒絶しようとしても体は素直ですわね。...ほら...どうして我慢できるのかしら?」
アンジェリカの両手が俺のモノを掴んでいた。
それは熱く滾り、天井に向かって己を主張していた。
このまま彼女のペースにのまれていては男が廃る。
そう、据え膳食らわば武士の恥と、格言が俺の頭をよぎると同時に理性を押し留めるタガが外れた。
アンジェリカを抱き上げ彼女を床に寝転がす。彼女の体は思いのほか軽かった。
前のはだけたチュニックを脱がし雪の様に白い肌があらわになる。
胸の双丘の先端に桜色の突起がツンと重力に反抗し上を向いていた。
驚くことに彼女は下着を着けていなかった。
甘い香りが脳を刺激し、自然と俺は彼女の胸にむしゃふりついていた。
「そ、そう...もっと...ダメ、アンニュイだわ...」
彼女は少しだけ喘ぎ声を漏らす。
(アンニュイ?)
言葉の意味は分かりかねるが確かものたりないとかいった類のものだと記憶している。
彼女の手が俺の髪をかきむしり。性急に体を、腰を擦り付けてくる。
「もっと...もっと!...そう...もっとよ!」
アンジェリカの言葉に従い乳首を強く吸い、そして甘噛みする。
同時に彼女の体がビクンと跳ねた。
「そう...もっとぉ...あん...」
再度桜色の乳首を噛んだ。さっきより強く...
双丘のうちの一つをもてあます手で強く握り、それは指が食い込むのにあわせて形を変えた。
普段ペリカにするより強く、激しくアンジェリカを愛撫する。
「あっ!あぁん!そうよ!もっとはげシック!」
俺の予想は的中した。彼女は間違いなく虐められることに快感を感じる女だ。
彼女の喘ぎは俺の力が増す毎に大きく、激しくなっていた。
俺は自分で下穿きを脱ぎ取ると彼女の顔を股間に導いた。
その先端には精液とは違った透明なものがわずかだが漏れていた。
アンジェリカはソレを舐め取ると。怒張を頬張り、根元まで一気に咥え込んだ。
彼女の口の中は暖かくて湿っぽく俺のモノを包み込んだ。
「ん...んぐ...ん...」
アンジェリカの頬がすぼまり、口腔内で俺の物が柔らかい刺激に包まれる。
やがてゆっくりと頭を動かした彼女の口から俺のモノが見え隠れする。
その暖かくて柔らかく包み込む感じはまるで女性の胎内に挿入している感覚にも似ていた。
「んふ...んん......んっ...」
アンジェリカの吐息から色っぽさは感じれないが、その声は俺の欲望を掻き立てるのには十分すぎるほどだった。
ぺちゃ、じゅぷ、ぺちゃ...じゅぷじゅぷ
彼女の唾液が程よい潤滑液となり出し入れするスピードが速くなる。
「んっ!...アン、ジェリカ..そ、そろそろっ!」
言葉に力を込めつつ自分の限界を感じた俺は彼女にそのことを告げた。
すぐに頂に達しそうになった時、アンジェリカは行為を止めて俺の顔を見つめた。
愛撫を中断されることによって、自然と俺の射精感は踏みとどまってしまう。
「ダメだわ...わたしにも協力していただかないと...」
「ん、あぁ...そうだったな」
少し残念に思いながらも彼女に相槌を打つ。
むしろ回復力には自信があるほうだから一度出しておいたほうが長持ちするのに...
などと考えつつ彼女の白い肌に口付けをする。
「まって!」
アンジェリカの手が俺の動きを止めた。
「あの箱の中のものを使って...イメージが大切なのよ!」
この状況になりつつも彼女は絵のことを考えているようだった。
素っ裸でモノを勃起させたまま立って歩く姿はどこか情けない。
まるでインサート前に避妊具を取りに行くような...いやなんでもない。
言われたように彼女が指差す箱を手に取り蓋を開けてみるとその中には...
蝋燭
鞭
ロープ
アイマスク
拘束具と思われるもの
使用方法が分かりかねるアイテム群
等が入っていた。明らかにいかがわしい道具。
「バストゥークのウムバートさんから預かった奥様のイメージを表現する道具なのよ」
・・・・・・・
俺は今まで一度もこんな道具を使った事などない。そして趣味も....ない。
バストゥークの老人の趣味にあきれ返るものの、依頼を受けたアンジェリカに奇異の眼差しを向ける。
しかし本人はお構いなしに俺の横へ並び箱の中を物色して始める。
「これと、これと、これね」
彼女が選別したもの...アイマスク、ロープ、拘束具の3つだった。
箱の中にはご丁寧に使用書まで入っている念の入れようだ。
そのおかげで、俺はそれほど時間も掛からずアンジェリカの体を拘束することができた。
手首と足首をつなぐ手錠で右手と右足、そして左手と左足。
胸から腹部、股間にかけてロープでかめの甲羅を描いた模様に縛り上げる、最後に彼女の目をアイマスクで隠す。
手錠にはパイプが付属についており、そのおかげで彼女は股を閉じることが出来ずに俺の前に秘部をさらけ出していた。
「これだわ!このイメージよ!」
アンジェリカが叫ぶ、口を塞ぐものは無いかともう一度はこの中を物色するが残念ながら入ってはなかった。
改めて彼女の肢体を眺める。
瞳は伺えないもののロープから搾り出された胸が強調され、身動きの出来ない様子が苛虐心をくすぶる。
彼女の秘所は自らの愛液が溢れ、俺を誘うかのように時折蠢いていた。
「うニャ...」
近くでペリカの呻きが漏れた。熟睡しているもののいつ起きるか分からない
時間的余裕は一刻も無いのだ。
俺は床に座り込むアンジェリカに体を重ね秘所に己のイチモツをあてがう。
「あん」
彼女への愛撫は必要ないほど花弁は濡れており、ゆっくりと腰を突き進めた。
じゅぷ、じゅぷ
彼女の中は大量の分泌液が満ちており、挿入するにつれて、それが外へ溢れこぼれていた。
窮屈さは感じなかったが彼女の中は浅かった。
前かがみに座っているためそう感じたのかもしれない。
ズン、と最奥に当りそこを突き上げる。
「んふん...あぁん...」
ガチャガチャと拘束具の鎖が音を奏でる。
「あぁ!もっと...もっとはげシッ...ク!もっぉっ!んとぉっ!」
わざと彼女が言葉を発するのにあわせ腰を突き入れ、引き抜く。
浅く、浅く、深く、深く...
リズムをとり彼女を犯し、自ら快楽に溺れる。
腰を突きいれるたびに水音が鳴り、彼女の愛液が床に大きな染みを作っていた。
しかし、依然として射精感が込み上げてこない。
先程から同じリズム、同じペースで彼女の中に突き入れていたのもあるが
ペースを乱しピッチを上げるにはこの体勢がとてもやりづらく感じた。
ゆっくりと怒張を引き抜くとソレを惜しむように彼女の秘所から愛液が糸を引いている。
「ぁん...どうしたの?」
不思議に思ったアンジェリカは俺に尋ねる。
目隠しをされているため俺が彼女に何をしようとしているのかを図ることはできない。
その言葉に返事をせずに彼女の体を力任せに床にひっくり返す。
顔を支点にうつ伏せになった彼女は拘束されていることもありお尻を高く突き出す体勢になっていた。
「あぅ...な、なにを!?」
戸惑うアンジェリカを眺めながら反抗できない彼女に対し俺の中で新たな苛虐心が芽生えていた。
身近に脱ぎ捨てていた自分の下穿きを彼女の口に咥えさせ、腰に手をかけると一気に怒張を秘所に貫き入れた。
「んんーーー!」
大きく呻きアンジェリカは体をそらすがロープが、拘束具が彼女の動きを封じていた。
先程と違い自由に動かすことが出来る腰をピッチをあげ突き進めた。
「んんー!んー!」
彼女の口からはそんな声しか漏れない。
口を布で塞がれているのだから当然といえば当然だ。
白い双丘は床に擦られ、その形を変えていた。
痛みを伴っているかもしれない。
しかし俺は自分の快楽だけのために彼女を犯し続けた。
深く突き入れれば秘所から愛液がこぼれ床に滴り落ちる。
「んっ!んん...んっ!」
腰のうごきに合わせるかのように彼女の呻きがもれ、俺自身に射精感が込み上げる。
「くっ!だ、だすぞっ!」
「んんー!んんんっ!」
俺の言葉に答えるアンジェリカ。
彼女の最奥を渾身の力で突き上げ、一気に怒張を抜き取る。
ほぼ同時に白濁した精が勢い良く彼女の背中へ、臀部へと降り注がれた。
かなうことなら彼女の中で果てたいと思ったが、これ以上の面倒ごとはゴメンだ。
やがて射精を終えた怒張を最後の一滴まで搾り出すように自分でしごき精液を彼女の体に擦り付ける。
「すまない、ちょっと悪ふざけがすぎてしまった。
自分の行為をわびつつ、彼女の口から下穿きを抜き取ると、それは唾液にまみれ見事なほどに濡れていた。
水を吸った布巾のように絞れば彼女の唾液が滴るかもしれない。
「良かったわレンストリー.......拘束を解いて頂戴」
言われたように彼女の戒めを解いていく。
まるで新雪に足跡をつけるように彼女の体にはロープの後がくっきりと刻み込まれていた。
「大丈夫だったか?痛くなかったか?」
胸は床に擦りつけられた部分が赤く色を変えている。
「...大丈夫!もうイメージは完璧よ!」
彼女は立ち上がると裸のままキャンバスの前に立ち、絵の具を準備し始める。
慌てて俺は自分の衣服を着るものの下穿きだけは履く気になれなかった。
「明日の午前中には完成させるわ。昼にここに受け取りに来て頂戴!」
「あぁ、助かる」
彼女はすでに絵を描き始めていた。
おそらく俺の返事は聞いていなかっただろう。
とりあえず絵のめどはたったという安心感とともに疲労による睡魔が急激に俺に襲い掛かってくる。
ペリカを揺さぶり起こそうとするがまったく起きる気配が無い。
しかたなく彼女を背中におぶり重い足取りでアンジェリカの部屋を後にした。
残るはスフィの法が無事ウムバート爺さんを丸め込んでいる事を願うだけだ。
それにしても、アンジェリカ......その強さは計り知れない............
□To be continued□
→相対の...カ:後編