ミスラとまんこし隊


ミスラとまんこし隊決起集会から早一日。
一夜だけでサンドリアに住んでいたミスラの全てが襲われ、
逮捕された人間も襲われた人数と同数であった。
だが、ミスまん隊は昨日の夜の内にサンドリアを抜け出し、次の目的地へ向かっているのだった。

道行く黒いサブリガの大群を見て多くの冒険者達が足を止める。
珍しく砂塵の舞うグスタベルクである。
ミスまん隊は一夜のうちにロンフォールを抜け、更にザルクヘイムを踏破したのであった。
かなりの高速で移動したのであろう、彼らが次の目的地であるバストゥークに到着したのはまだ昼時であった。
「隊長、どうします?夜の闇に紛れる方が我々としては・・・」
側近と思わしきタルタルが禿ガルに聞く。
「うむ、夜まで待つのは当然だ。だが宴の下準備はしておかねばな・・・」
禿ガルは、にやりと笑った。

バストゥーク鉱山区。
共和国の中でも非常に治安の悪いところである。
屈強なガルカ達が多く、暴行や傷害などは後を絶たない。
そんな中に彼女たち親子は住んでいた。
名をロー・ラッテ。冒険者諸君ならば一度は聞いたことのある名前であろう。
彼女の元には日夜問わず多くの冒険者が「ママからのお土産」を持って訪れる。
そうしたこともあってか彼女は来訪者に対して特に警戒する様子はなかった。
「お嬢ちゃん、ママはまだ帰ってないのかい?」
訪れたのは見るからに優しげな顔をした屈強な禿ガルカであった。
黒いサブリガが一際目を惹く。
「ニャ、ママならまだ帰って居ませんニャ。」
「そうか・・・わかった、ありがとう。お嬢ちゃん。」
そう言って彼女が来訪者に背を向けた瞬間、禿ガルカの手が彼女の口を塞ぐ。
そこには昏睡薬をたっぷりしみこませた黒いハンカチーフが有った。
そして彼女はあっという間に眠りに落ちていった・・・

夜。丑三つ時である。
多くのものが眠る時、母親は「わが子の待つ」家に帰ってきた。
「ロー、ただいまー。」
母親、ンブ・ラッテは腕利きの盗賊である。
今日は珍しく稼ぎも良く、娘に沢山お土産を持って帰ることが出来た。
すこし時間は遅くなったが娘はきっと待っていてくれる。そう思っていた・・・
「ンブ・ラッテさんだね・・・?」
家に待っていたのは、得体の知れないサリットを被った男達だった。
全員例外なく黒いサブリガを身に付け、コチラを野獣のような目つきで凝視している。
「お前達・・・何者?」
腰の短剣に手を掛けようとした瞬間、禿ガルカの影に隠れていたエルヴァーンが姿を現した。
「!」
そのエルヴァーンは眠りこけた娘を抱いていたのだ。
彼女は、その男の持つ短剣の意味をすぐ理解した。
「・・・何が望み?」
一人娘の命には替えられない・・・彼女はそう思ってその言葉を口にした。
だが帰ってきたのは、ある種驚くべき返答であった。
「・・・簡単さ、一晩我々と過ごして貰うだけ・・・だ。」
彼女は、すこし間を空けた後、小さく頷いた。
それを合図にするようにドアは閉じられ、彼女の持っていた武器は押収された。
彼女の身に付けている服が一枚一枚はぎ取られていく。
数分の間に彼女は一糸まとわぬ姿となっていた。
・・・おそらくは何度も修羅場をくぐってきたのだろう。
傷跡が至る所に残っている。だが、それと同時に引き締まった肉体は美しさを持っていた。
前を向く乳房、垂れ下がることのない尻、おそらくは多くの男の精液を打ち込まれてきたまんこ・・・
ミスまん隊の男達は見るだけでイってしまいそうであった。
「さあ・・・どうにでもして貰おうかしら。」
それは、宴開始の合図でもあった。

部屋に居た男達の内、禿ガルと娘を抱いたエルヴァーンを除き、残りの男達は一斉にサブリガの封印を解き放った。
ヒューム、タルタル、エルヴァーン・・・形容する言葉が思いつかないほど太く猛り狂ったイチモツが並んでいる。
三人は一斉に彼女に飛びかかった。だが彼女はそれを軽く避ける。
男達は全裸のまま壁にドアにとブチ当たった。
「ハァ、ハァ、き・・・気の強いミスラたん・・・」
タルタルの男が言った。そしてその刹那、タルタルは恐るべき速度で彼女の背中に組み付いた。
「うっ!」
その速度故に彼女は耐えきれず地面に崩れ落ちた。
そこへ間髪入れずエルヴァーンが襲いかかり、そのイチモツをうめき声を上げた彼女の口の中へねじ込む。
硬質化したイチモツが喉を塞ぐ。だが、それは両刃の剣であった。
彼女はその舌を使ってエルヴァーンのイチモツをなめ回す。
その快感はエルヴァーンを油断させるのに十分であった。
その瞬間、彼女はその尖った牙をエルヴァーンのイチモツに突き立てた。
血液が流れ込み凝固したイチモツから、大量の血が吹き出る。
「うぎぁぁぁーーーっ!」
獣のような叫び声を上げてエルヴァーンは転げ回る。
叫び声に驚き、四肢を拘束する力が一瞬緩む。
それを見計らい彼女は背中で尻をしゃぶっていたタルタルをはじき飛ばした。
だが彼女が立ち上がった瞬間、一人おあずけを食らっていたヒュームが正面から組み付いてきた。
「ううっ!」
体勢を崩した彼女は地面に倒れ、完全なマウントポジションを取られる。
そして、運命の瞬間が訪れる。

ズンッ!タルタルのモノより数段太いヒュームのそれは、
子を産んで広がった彼女のまんこにすら大きく感じられた。
ズブッズブッと嫌らしい音を立てつつそのイチモツはまんこを出入りする。
その快感は彼女の動きを征するに十分であった。
すかさず、イチモツの使い物にならなくなったエルヴァーンがその張りのある乳房にしゃぶり付く。
そして吹き飛ばされたタルタルはその数段小さいイチモツを彼女の口にブチ込んだ。
まんこ、乳房、口・・・三方から攻め立てられ彼女の理性も限界に近づいていた。
それは男達も同じで、やはり限界は近かった。
そして、その時は訪れた。三人のイチモツから一斉に精液が飛び散る。
「ああああああーーーーーっ!」
彼女もまた気を失ってしまうのであった。

それから数十分、彼女はハッと気を取り戻した。
全身に疲労感が漂い、動くことは出来ない。
「いやぁ、良い物を見せていただいた・・・」
禿ガルがゆっくりと口を開いた。
「娘は・・・帰して貰えるのよね・・・?」
疲労感が漂いつつ彼女は娘のことを案じる。だが禿ガルカはそれをうち砕くような言葉を放った。
「悪いが、娘さんはもうこちらに頂いたのでね・・・」
その言葉は、彼女の脳に大きな衝撃を与えた。
こんな集団に拉致されれば、おそらくはもう一生肉便器であろう。
「やめて!約束が違う!」
「フフフ・・・守るとは一言も言ってないよ。」
「やめろッ!この鬼畜!人でなし!娘を帰してぇぇーーーッ!」
悲痛な叫びが家の中にこだまする。だがそれをあざ笑うかのように、
禿ガルカは家を後にする。さらなる目的地を目指して・・・


ミスラとまんこし隊 第三章 - 『 ジュノ侵攻 』
ミスラとまんこし隊 第四章 - 『 マウラ突入 』
ミスラとまんこし隊 最終章 - 『 凶行の果てに 』