前ネタ
イブと男のなれそめ編
ケルベロスxカレン
淫魔の迂闊
主従の絆か、それとも・・・


「シュウ君シュウ君、ウィズユーカードはあるかい?」
「俺地下鉄通いしてませんよ」
「ショボーン」
バイト先の先輩とこんな会話をしながら家路に向かう、先輩とは駅まで帰り道が一緒なので一緒によく帰っている。
上記の会話からわかるように一見してゆるそうな感じの女(ひと)だ、ただそれだけでなくユーモアもある女なのでバイト先ではよく話して楽しませてもらっている。おそらくこの会話をしている時も俺は楽しそうにしていたのであろう。何故かこの時間は家にいるはずのリリアが目の前にいて、俺と先輩を一瞥するとあわててその場を後にした。
「(あれ、あいつ泣いてなかったか?)先輩、すいません。ちょっと用思い出した。」
「あの娘っ子を追いかけるのかい?」
「(勘するどいなこの人)彼女ですんで」
「がんばーれよー。」
と暢気に手を振る先輩を尻目に俺はリリアを追いかけた。リリアに追いつくのは簡単だった、ただひたすらえぐえぐしてたので、このまま問い詰めれば周りに誤解されてしまうのは明白だったから近くの森林公園の人気のいないところで問い詰める事にした。
「あの人…えぐっ誰なんですか?」
「あの人はバイト先の先輩だって、それより何で逃げたの?」
「それは……」
答えようとしないリリアを見て、ちょっと腹が立ってしまった。
「わかったよ、そういう娘にはお仕置きしてあげなくちゃあな。」
「え?ひゃふっ」
すかさずリリアの唇を強引に奪う、リリアはキスに弱い。少し舌を深く入れて嘗め回せば、すぐさま抵抗の意思は失せ俺に身を任せてしまう。口を離してやると紅潮した頬で涙目になっていた、ちょっと心が動いたがそのままお仕置きを続行する事にした。
「リリア、スカート手で持ってあげて。そうそう、よしちょっと脚開いて。」
いきなりな要求にリリアは戸惑いを隠せない様子だったが力なく「はい……」と答えると、俺の指示に従った。
スカートがあげられると純白の下着が見えてきた。俺はそれを脱がそうと下着の両端に手を伸ばす、一瞬びくりとしたが気にせずゆっくりと下に下げ、リリアの羞恥心を煽る。
「なんだ、もう濡れているのか。本当リリアは淫乱だね。」
陰部まで下げられてくるとリリアの陰毛はしっとりと濡れ下げられている下着との間にも愛液がうっすらと橋を作っていた。
下着はそのまま足元まで降ろし、リリアにはスカートを持ち上げたままにするよう言いつけた。リリアは真っ赤にした顔で羞恥心に耐えている。すでに濡れている蜜壷に指を入れるとキュゥゥっといつものように締まってくる。
「リリアの体はいつ入れても変わらない反応するよね。」
上下に指を動かし中を掻くとべっとりと蜜が指に絡みついてくる。クリトリスをもう一つの指の腹で押し小刻みに動かす。
「や……、はぁ……」
声を抑えながらも小さく喘ぐ
「そうだね、人気がないからといって大声だしちゃうと人来ちゃうからね。」
と心配そうな声でリリアに囁くが、そんな事はかまわず指を動かす。
「手、離しちゃうとスカート汚れちゃうよ。」
快感のせいで力がスカートを抑える手が弱り震え出しているが、それでもスカートを抑えるように指示をする。
「はぁっ、中に、中に下さい。」
小さいな声で哀願してくるが
「ダメだよ、お仕置きにならないじゃん。」
と、蜜壷を掻きまわしていた指を引き抜く。そしてそのままクリトリスに擦り付けて尿道を刺激する。
「あ、そこは」
「ほら、ほら、せっかく外にいるんだったら。家で出来ないことやりたいだろ?」
「あ、やめ、で、でちゃうぅ」
「我慢しない方がいいよ。」
とひたすら尿道とその周辺を弄繰り回す、そしてとうとう我慢しきれなくなったのかチョロチョロと黄色い水が綺麗なアーチを描いた。
「あ、シュウさん。見ないでぇ……」
「恥ずかしがるリリアも可愛いな、ほらきちんとスカート持ってないとおしっこかかっちゃうよ」
次第にリリアのおしっこも勢いを失っていく。全部出し終えたるとリリアは俺にもたれかかってきた。

「それじゃあ、ホテルいこっか」
俺ももう我慢の限界を超えてきた、このまま外でやるのもよかったが。何分時間帯が時間帯だ、行為の最中で大声を出されると通報されてしまうだろう。結界を張ってばれないようにするというのも考えたが、どうもその気になれなかったのでそのままラブホテルで済まそうと決めた。ホテルに向かう途中脱がせておいた下着はそのまま、ノーパンで行きわざと風が吹きやすいところ、パンチラがし易い道をを選び逐一見られ易いという事をリリアに伝えながら目的地までめざした。
「やん、風がぁ」
「リリア、ここね。段差きついから歩幅小さくしないと見えちゃうかもよ。」
「ううう」
わざと歩くスピードを速くしたり、かがませたりした。その都度リリアは羞恥に顔を歪ませ、困ったような顔つきになる。
ホテルにつくとシュウは凄いスピードで部屋を予約し、リリアを担いで部屋へと急いだ。そして早速お互いの衣服を手早く脱ぐと有無を言わさずシュウはリリアに襲い掛かった。
「あ、ああぁぁぁぁぁああ」
シュウのがっちがちに固くなった肉棒がリリアの体を貫く、道中の羞恥プレイにより体が出来上がっていたリリアはあっさりと果ててしまった。しかし、シュウはかまわず力に任せてリリアを突き上げる。
「う、やっぱ指とは比較になんねーな。はっくいつも食いついて飲み込もうとしやがる」
ばっくりと根元まで突き刺しては戻し突き刺すという動作を繰り返す。
「ん、あ、シュウ、シュウゥゥゥゥゥ」
腰に脚を絡ませてシュウの名前を叫ぶリリア、体重を乗せより深くリリアの奥を突こうとするシュウを受け止め。しっかりと抱きしめる。
やがて、両者とも限界が近づき果てた。
シュウがビュルっと大量の精液をリリアの中に放つと、リリアも愉悦の笑みを浮かべてそれを全て受け入れる。そしてしばらく余韻を楽しむかのように抱きしめ合うとシュウが口を開いた。
「なんで、逃げたんだ。」
「……姉の所にでかけていました。」
リリアが口を開くと、逃げた経緯を説明しはじめた。こっちで過ごし人間と結婚していた姉が出産したとの報せを聞き、祝う為に出掛けていた。姉夫婦は阿田無家顔負けにいちゃつき、赤ちゃんも交えて本当に幸せそうだった。抱かせてもらった赤ちゃんは温かく柔らかくこっちまで愛しい気持ちになれた。
「でも私はその子泣かせてしまって、それで姉が抱っこしたら泣きやんで。母乳を与える光景もみました。そしたらなんかいいなぁって思えてきちゃって。シュウさんともこういう風になれるのかなって考えたら、胸がキュンとなって。そして帰る途中にシュウさん別の女と仲良くしてるの見ちゃったら、いてもたってもいられなくなって……」
最後にごめんなさいと呟き、そのままリリアはシュウの腕の中で泣き始めてしまった。

「馬鹿だなぁリリアは」
「え……」
「あの人はバイト先の先輩でそんな事考えてないよ、第一雌としてだったらあんな女なんて眼中にいれていないよ。それに」
「はぅん」
一回強く腰を振るとリリアが喘ぐ。
「お前に出会っちまったから他の女なんて雌として見れないよ、俺の子種はお前のものだよ」
「ひゃぅ、ん、あはぁ」
グチュグチュっとすでに出された精子と愛液が絡み卑猥な音を奏でる。
「あぅ、う、うれしい。私嫌なんです、シュウとシュウの子種が他の女に蒔かれているのって。」
シュウとの生活により芽生えてきた感情を一気に吐き出すようにリリアは捲くし立てる。
「シュウもシュウの子種も蒔かれていいのは私だけなんです、シュウとの赤ちゃん身篭っていいのは私だけなのぉ。
 だからぁ、私ぃ、シュウとの子どもが、赤ちゃん欲しいのぉ、お姉ちゃんみたいに赤ちゃんにおっぱいあげて、
 シュウと二人でいちゃつきながら笑っていたいのぉ。」
「いいんだな?妊娠させて、リリアをお母さんにしちゃってもいいんだな?」
「させてくんなきゃやだぁ、絶対孕ませてくれなきゃ、やだぁ」
「ああ、孕ませてやるよ。お前だけに、これから死ぬまで注いで一杯孕ませてやるからな」
「んん!、一杯出して。赤ちゃん欲しいから、一杯注いで。」
「行くぞ、リリア、リリア!」
一番深い所に突き出して二度目の精を一気に吐き出した。一度目と変わらぬ奔流を受けてリリアは失神しそうになったがなんとかそれを堪える。やがて放出が終わると二人は再び、無言のまま抱きしめあった。
「……これでリリアもお母さんだな。」
「まだ、できたわけじゃないです。」
「出来るさ、リリアみたいにエッチな体してるから絶対妊娠するよ」
「はぅ……」
「それじゃあ、リリア。これからは俺の妻になってくれるね。」
「妻、お嫁さん……」
「俺の子ども産んで、死ぬまで一緒にいてくれるね。」
「…はい、あなた……」
「リリア、愛しているよ。」
シュウはリリアに口付けると、また腰を振りはじめた。子作りはまだ始まったばかりなのだから。