灰色の魔道士
愛と欲望の狭間
ペルソナ陵辱表現有
優しい手陵辱表現有
迷い道陵辱表現有
消せない罪


<フェイスタイプ>
ショーン ヒュム♂F2黒髪
マーガレット F1ヒュム♀茶髪


最低限自分の身は守れるように、とリッツはマーガレットをガルカが開いている道場に通わせた。
マーガレットの耳にも両親が謀殺されたという噂が入っており、素直に兄の言葉に従って武術を身に付けた。
その兄が冒険者として旅立つ時に、何故武術だったのかと聞いてみた。
「そりゃあ武器が無くても戦えるからだよ。襲ってくるものはモンスだろうが男だろうが、迷わず殺れ!」と
物騒な返事をしてくれたが、相手が女性だった場合はどうしたらいいのだろう。

グスタベルグの滝裏にしか生えないある薬草を摘んでいたマーガレットは、
実力的に襲ってくるはずのない魚のモンスターが執拗に小突いてくることに
うるさいなぐらいの軽い気持ちで振り返り驚いた。
大量の魚群が殺気だってマーガレットを取り囲んでいたのだ。
何故こんな事になっているのかを考えるのは後だった。
マーガレットは冒険者ではないから、戦闘不能はすなわち死を意味する。
一匹一匹は大したことは無くても、数が多いと回復手段を持たないマーガレットには不利だ。
洞窟の壁を背にしてモンスターから攻撃される回数を減らし、一匹ずつ倒していくが切りが無い。
体力が少しずつ減っていき、もう何十匹倒したか分からなくなるころ、マーガレットは力尽きて倒れた。

体中をぎりぎりと締め上げられる痛みで生きていることが分かる。
誰かが助けてくれたのだろうか?
それにしてもこの不自然な痛みは何だろう?
目を開けたマーガレットはすごく嫌な感じのする微笑を浮かべて覗き込むケイトと目があった。
さっきのモンスター以上に身の危険を感じてマーガレットは身じろぎする。
「無理に起き上がろうとしない方がいいわよ。」ケイトは面白そうにマーガレットを見ている。
腕が不自然に身体の下にあって動くと苦しい。
無理やり上体を捻ってマーガレットは自分の身体を見下ろし息を飲む。
「なっ!なっ、なっんですかぁ、これっ!」
首から伸びた赤いロープが乳房を縊りだし、お腹に菱形の模様をいくつも浮き上がらせ、
股間の手前で一本に戻ってお尻まで伸びている。
いわゆる亀甲縛りである。ご丁寧に首の後ろから垂らした残りのロープで後ろ手に縛り上げてある。
「マーガレットちゃんのために赤にしてみたのよ。」
頬を薄っすらと染めてうふふと楽しそうに笑うケイト。
「ホントは裸の方がキレイに見えるんだけどね。」残念そうに言う。
この状態もかなり恥ずかしいけど、裸にされてなくて良かったとマーガレットは思った。
手は縛られているが足は自由に動く。
格闘には足技もあるからケイトを蹴り倒して逃げることもできそうだった。
ぐっと膝を深く曲げ反動をつけて起きあがろうとしたマーガレットに
「あっと、忘れてたわ。」ケイトがパライズを掛けた。
ピリピリと痺れて足に力がうまく入らず、ころんっと尻餅をついて転がる。
「んーっ!やっぱりマーガレットちゃんはいいわぁ。抵抗してくれなきゃ面白くないもん。」
喜ばせる為にやっている訳ではないのだが必死でもがく様子が
ケイトの嗜虐心に火を注いでしまっていることにマーガレットが気付くはずもない。
濡れた目でマーガレットの身体を舐めるように見つめる。
昔から何かと絡んでくるケイトが苦手だったが、リッツがいたから毒牙にかからずに済んでいたことを痛感する。
兄さん、助けて!マーガレットは心の中で叫んだ。

ケイトはマーガレットの足を押さえつけるように馬乗りになると
顎を掴んで唇を啄ばむようにキスをする。
時折唇を割って歯を舐るがその先に進もうとはしなかった。
長い付き合いでマーガレットが芯の強い娘だと知っているから
不用意に舌を入れて噛み付かれることを警戒していたのだ。
唇を離し、顎を捻って耳に舌を這わせる。ぴちゃぴちゃと湿った音が耳朶に響き、身体が小さく震える。
「っ!」ケイトが耳たぶを強く噛んだ。
「私のものになりなさい。そうすれば酷いことはしないわ。」
赤く歯の跡がついた部分をチロチロと舐めながらケイトが囁く。
「い、いやで…いたっ!」鬱血して強制的に立ちあがっている乳首を服の上から捻り上げられる。
「その答えはもう要らないわ。私はいい返事が聞きたいのよ。」
両手で乳房を掴むと優しく揉み始める。
マーガレットが安堵の息を漏らすと爪を立て握りつぶす。
何度も繰り返すうちに敏感になっている乳首が硬く芯をもって服の下から存在を主張し出す。
マーガレットが漏らす声に時折甘い調子が混じり始めていることにケイトは気を良くした。
乳房を救い上げるように手を添えて、指で乳首をはじく。
「くっ!…んっ…んぅ…あぁ…」マーガレットがとうとう甘い声で鳴き出した。
屈辱と羞恥に頬を染めるマーガレットの顔がケイトを昂ぶらせる。
「ねぇ、もっと気持ち良くなりたいでしょう?」
「ち、ちがぁ…ぅうっ!ああっ!」
マーガレットが拒絶の言葉を紡ごうとすると、ケイトは爪を食い込ませて乳首を捻る。
痛みなのか快感なのか、とちらとも分からぬ刺激にマーガレットの腰が跳ね上がりくねると
食い込んだロープがぞろりぞろりと股間を擦る。
ふっと嬲る手を止めてケイトはマーガレットを見下ろした。
ケイトが刺激しなくてもマーガレットの腰が微かにもぞもぞと動いていることを感じ取る。
ニターと好色そうな笑いを浮かべて、ケイトはマーガレットの足の間に入り込み、両肩で足を担ぎ上げると、
ロープでぴったりと秘所に張りついている下ばきに薄く滲む染みが見えた。
「ここ、濡れてるわよ。はしたない。」
くすくすと声を立てながら、ロープを掴み隙間を作ったソコに指を這わせる。

下ばきの上から襞をなぞるように指を動かし、マーガレットが鳴くのを待っていたケイトだったが
反応がないことをいぶかしんで顔を上げる。
涙が滲む目を大きく見開いてマーガレットはケイトの後ろを凝視していた。
「ちょっと…?!」言いかけた途端、背中に強烈な威圧感を感じて、
ケイトはマーガレットの上から飛びのくと腰のハンマーに手を掛けたまま振り返った。
そこには一匹のゴブリンが立っていた。
ケイトはすぐに普通のゴブリンでない事に気が付いた。
ここを根城にしているギャンブラーとして悪名高いGambilox Wanderingだ。
「あたしの縄張りで何をしているの?」流暢な共通語で問い掛けてくる。
まずい、冷や汗が背中を流れる。ケイトの実力で歯が立つ相手ではない。
「後でまた助けてあげるから!」そう言うとデジョンを詠唱して逃げ出した。
さっきの魚はケイトが仕掛けた罠だったと、ケイトの去り際の言葉で納得する。
疑問も解けたし、ケイトに嬲りものにされるぐらいならゴブリンに殺された方がマシだと覚悟を決める。
「ごめんね、兄さん。」マーガレットは目を閉じた。

ところがゴブリンが襲ってくる気配がない。
背後から抱き起こされ、身体を拘束していたロープが解ける。
「大丈夫かい?」低い男の声が聞こえて恐る恐る目を開けると、ゴブリンが目の前にいた。
しかし先程までの威圧感は嘘のように消えて、優しい目でマーガレットを見ている。
「あ〜こりゃあ、ヒドイ。」頭の上でまた男の声がする。
振り返えると黒いぼさぼさの髪をしたヒュームの男がにこっと微笑んだ。
「これを塗ってあげるといいよ。」ゴブリンがカバンから二枚貝を取り出してヒュームの男に渡す。
「ありがとう、Gambilox姐さん。」受けとって貝を開けると中には塗り薬が入っていた。
「あたしは帰るわ。気をつけてね。」そう言ってゴブリンはてくてくと歩いて行った。
その背中に「ありがとうございます!」と礼を言うと、ゴブリンのカバンが答えるようにゆさゆさっと揺れた。
男の指が手首の赤く擦れたロープ跡に塗ってくれた薬はすーっとして気持ちがよかった。

マーガレットを助けてくれたヒュームの男はショーンと名乗った。
「本職はシーフでね。」以前仕事で世話になったGambilox Wanderingのところに遊びに来ていたのだと言う。
「Gambilox姐さんは君のことを知ってたよ。」
時々薬草を摘みに来るヒュームの娘を付けている女ががいると聞かされ、
気になって追いかけてきたらとんでもないことになっていたのだ。
「そうだったんですか、今度ちゃんとゴブリンさんにお礼をしなきゃ。」
何がいいのかな?とぶつぶつ呟く娘をにこにことショーンは見つめている。
その視線に気付いて、マーガレットは赤くなった。
「あ、ショーンさんにもお礼をしなきゃ。家に来てください。」
これをきっかけにマーガレットはショーンと付き合いを始め、めでたくゴールインしたのだった。

「お前のココ、もうビショビショだぞ。すごいな。」
細くて器用そうな指が透明な塗り薬を掬って、ぷっくり腫れた豆に塗りつける。
すーっとする感覚にぶるっと身体が震える。それが収まると今度は熱を帯びてジンジンと痺れだす。
「あぁ…熱くなって…くるぅん。」指が触れてもいないのに、充血して皮の中から豆が顔を出す。
「この効果ならいけるな。」もうひと掬いして指を膣の中に差し入れるとざわざわ蠢く膣壁に塗り広げる。
「あっあっあぁ〜っ!ダメッ!良すぎるぅ…おかしくなりそうっ…んんっ!」
指を2本に増やして奥の方まで薬を塗りこめ、1〜2回出し入れするだけで
「ダメッ、ホントにダメだったらぁ…ショーンッ!ぃやぁ…くっうっ…イちゃうぅぅぅ…っ!」
ぷしゅじゅぶっと音を立てて大量の愛液がショーンの手を濡らして噴出し
マーガレットは嬌声を上げて絶頂を迎えた。
枕に顔を押し付け尻を高く上げた格好のまま、はぁはぁと肩で息をついている。
腕は背中に回され交差するようにロープで固定されている。
ぴんっと立った乳首もてらてらして、薬がまぶされていると分かる。
『「乳首とクリと膣壁に塗っただけでイく』と羊皮紙に書きつけ、薬の容器と一緒にベッドサイドテーブルに置く。
「これ…すっごぃ、売れるよぉ…」マーガレットがショーンと呼ばれた男の方に顔を向けて言う。
「Gambilox姐さんがくれた薬を元に3年掛けて開発したんだもんな。」
ぼさぼさの黒い髪のヒュームがにこっと笑う。
この笑顔が好きなのよね、マーガレットもにっこり笑う。
ケイトの陵辱から救ってくれたショーンは、今ではマーガレットの最愛の人であり最高のパートナーだった。
「その格好で笑うと誘ってるようにしか見えないぞ。」
「だって…まだぁ、ジンジン痺れてぇ…止まらないのぉ」
「じゃあ、ちゃんと何して欲しいか言わなきゃ。」
「まぁ…マァガレットのぉ…お**こに…入れてぇ…」
ショーンは首を横に振って動こうとはしない。
言葉で責められ、恥ずかしいことを言わされることで、マーガレットの全身にぞくぞくと快感が走る。

「マァガレットのぉ…いやらしぃお、お**こにぃ、ショーンのぉ大きいお***んをぉ…入れてぇくださぃ…」
「よく言えたね、ご褒美をあげるよ。」立ちあがってマーガレットの後ろに立つ。
早くして欲しいとくねくね催促するお尻に軽く平手打ちをすると、「ひゃうぅん!」マーガレットが甘く鳴いた。
「行儀の悪いお尻にお仕置きだ。」パチンバチンとスパンキングをする。
その度にマーガレットは鳴き、ますますお尻を振り立てる。
「このお尻はホントに行儀が良くないな。これを止めるにはどうしたらいいんだい?」
「あぁん…」切なげに鼻を鳴らす。そっちはまだ開発中でマーガレットは慣れていなかった。
恥ずかしくてなかなか言い出せない。
ショーンはマーガレットの引き締まった尻たぶに手を掛けて割り開き、
硬くそそり立つモノでク○トリスからアナルまでを往復させる。
膣口にソレが当たる度にマーガレットは悶えて奥へ導く為に尻を振ろうとするが
ショーンにがっちり押さえられていてできない。
「言わないならご褒美もなしだぞ?」
「いやぁ…ん」身体を揺すって離れようとするショーンの身体を掴まえようとする。
「ほら、教えたとおりに言えばいいんだ。」
「マァガレットの……き、き、きたない穴に…ショーンのぉきれいな指…いっいれて…くだ…さ…い」
最後の方は涙声になって小さく細く囁くような声だった。
「いい子だ。」たらたらと流れ落ちる愛液を掬いとってアナルに塗りこめ、固く閉じた筋肉をほぐす。
「あふぅぅっ」茶色いすぼみに与えられる刺激にがくがく腰が揺れる。
緊張が解けてゆるくなった穴に指を一本滑り込ませる。
「ひゃあぁぁぁあああんっ!」ゆっくり掻き混ぜつるつるした腸壁を擦る。続いて2本目も入れる。
「んぁあっ!ダメ、いやぁっ!」
「嫌なことないだろう?もう2本も飲み込んで、ヒクヒク動いてるのに。」
「ぁぁあっ、言わないでぇっ、だめぇっ!」
どくどくと膣口から愛液が溢れ、白い太股を伝って流れ落ちる。

「おや、このお口は涎を垂らしてはしたないな。栓をしなければ。」
もう片方の手で彼自身を持ち上げ、物欲しげに涎を垂れ流しモグモグ動く膣口にゆっくり挿入した。
ぴったり合わさった肉を押し開く熱い質量にマーガレットは驚喜して迎え入れた。
塗り薬の刺激でじらされ続けた膣内はやけどしそうなほど熱く蕩け、
ショーンを飲み込み貪り尽くそうとざわざわ押し寄せた。
ゆるく抽送を繰り返すショーンのモノがいつも以上に硬く張り詰める。
「そうか。これは…まずぃっ、ううっ。」
膣壁に塗った薬が愛液と混ざって彼自身にも同じ刺激をもたらした。
「ん?んんっう、ああっ、熱い、ショーンがぁ中で…熱くぅ、あああああっ」
どちらにも余裕はなかった。
アナルを責めながら、マーガレットを激しく貫き突き刺し、突き上げる。
「んぁぁあ!指がぁっ、お尻にっ!ショーンのおっきなのとぉ…擦ってるぅぅ!だめぇ!!」
「くぅ、俺も、イクよ…っ」
激しく腰を打ち付け奥まで一杯に突き上げる。マーガレットもお尻を振って奥へと導く。
「もう…もう…だめっ、くぅ、イ、イ、いぁぁっ、イっちゃうぅっ!」
マーガレットの奥が吐き出された温かい液体で一杯になった。
崩れ落ちたマーガレットの拘束を解いてやり、楽な姿勢にして寝かせる。
「あ、忘れないうちに。」
ショーンはペンを取ると羊皮紙に書き足した。
『膣内に塗ると男も持たなくなるので注意。』

数日後、マーガレットが経営する店には冒険者からの注文が殺到していた。
冒険者向けのアイテムを幅広く揃えている事と
宅配を利用して来店しなくても購入出来る事から忙しい冒険者の間で有名だったが、
特に「夜に関するグッズ」が人気が集中していた。
新発売された塗り薬タイプの媚薬は「傷薬」としても効果があり、
さり気なく使用できるのに効果抜群と噂が広まったのだ。
「口コミの宣伝効果ってすごいよな。」発送の準備をしながらショーンが言う。
試供品を渡して「これですっごい燃えちゃったの。」と一言付け加えれば後は待つだけでいい。
「今や冒険者の半分は女性だもん。女はみんなおしゃべり好きなものよ。」にっこり笑うマーガレット。
冒険者をやめて結婚したショーンだったが、今の生活と可愛い妻に幸せを噛み締める毎日だった。



番外編/ここにしか咲かない花