エル:F5B

「よ〜し!今日も頑張るぞっ♪」
明け方のジュノ、上層からバタリア丘陵へ続く門をくぐり気合を入れ魔法を詠唱する少女の姿があった。
程なく詠唱が完了し異界の門が開きその中から光の霊獣カーバンクルが姿を現した。
「カー君 今日もよろしくね♪」
紅い髪を真ん中でまとめ頭の天辺に髪飾りで留めてる変わった髪型のエルヴァーン。
エルヴァーンの凛々しい顔立ちではなくアンバーの瞳が愛らしい独特の穏やかな顔立ちをしていた。
彼女は緑色の俗に言われる召喚士アーティファクトという装備に身を包み丘陵をカーバンクルと一緒に駆け出して行った。
彼女の名前はリマ、祖国サンドリアから冒険者として旅立ちジュノ居住区にレンタルハウスを借り日々を暮らしている。

リマはいつもの日課それは...
「カー君!私に力を...Sabertooth Tigeをやっつけて!」
掛け声と共にカーバンクルがSabertooth Tigeに向かって攻撃を開始する。まもなく獲物は横たわり戦利品として牙と皮を少女に提供していた。
リマはそうして数十匹の虎を葬り、夕暮れ時に戦利品の虎の牙と皮を鞄いっぱいに蓄え見晴らしの良い丘の上でゆっくりと腰を下ろした。
「ふ〜今日も大漁♪大漁♪」
彼女は満足げに鞄の中を覗き込み、カーバンクルに向かって笑みを浮かべた。
と、そのとき彼女の視界に遠くにいる召喚士の姿が入った。
召喚獣を呼び出しては帰還させる。そしてまた新たなる召喚獣を呼び出しすぐさま帰還させるといったことを繰り返していた。
「あれ?カー君。アレってなにしてるのかな?」
*きっと召喚士としての腕を磨いているんだよ。
「そうなんだ...私もああやって訓練しないといつまでたってもへたっぴのままかな?」
彼女の問いにカーバンクルは視線をそらしうつむいた。つまり答えはYESである。
「そっか...じゃ今日は時間もまだまだ早いしちょっと私もやってみようかな〜」
そういうとゆっくりと立ち上がり大きなお尻についた小さな草をパタパタと払った。
「カー君また後でね♪」
彼女はカーバンクルにサヨナラの挨拶をした。カーバンクルは跳躍すると空中で身体を丸めて異界へと姿を消した。

「カー君以外を召喚するのって何ヶ月ぶりかな...」
彼女は最近、冒険者同士の狩りにも参加せず、またミッションもこなさず日々虎狩りに明け暮れていた。
一抹の不安を胸にそっとしまい、呼吸を整え真剣な表情で沈みかける夕日に視線をやった。
服を正すと彼女は長い召喚魔法を詠唱し始め、やがて異界の門が開いて姿を現せしたのは蒼いケープににを包んだ氷の召喚獣シヴァだった。
彼女はすぐにシヴァを帰還させるための指示を与えようとした。そのとき
*まって!折角こっちに召喚されたんだからちょっとは楽しいことさせてよ!
「え?楽しいこと?」
彼女はシヴァの言葉を反芻した。しばらく考えたのち彼女はシヴァに問いかけた。
「楽しいことと言うと...虎狩りですか?...でも今日はもう鞄の中はいっ...」
と言っているリマの口にシヴァの唇が触れた。
「え!?今のは?」
リマが時折カーバンクルに愛情表現に口付けを交わすのと同じ様なことなのだが彼女は不意を付かれ戸惑った表情を浮かべた。
*楽しくて気持ち良いことって言えばきまってるじゃないの♪
そういうと再びシヴァはリマに口付けをした。さっきとは違い長くリマの唇を貪るようにシヴァが迫った。

リマの首筋にシヴァが両手を交差し彼女を抱き寄せ、リマの唇をこじ開けるようにシヴァの舌が彼女の口腔に侵入を開始した。
なすがままにされ、半ば呆けていたがシヴァの舌がリマの舌を絡めるように襲ってきたときに彼女は正気を取り戻した。
精一杯の力でシヴァを自分の体から話そうと抵抗を試みるが、非力なリマが簡単に押しのけれる相手ではなかった。
*あらあら、抵抗しちゃって可愛いわね。でもそんなことしてるから彼氏どころか友達もできないのよ
シヴァの言葉が頭に直接入ってくる。それを言われてリマは耳の先端まで高潮した。
リマは引っ込み思案な性格の上、人見知りが非常に激しく今まで数多くの人と出会ってきたが未だに友人一人居ない状態であった。
特に異性に対しては恐怖心を抱いているように必要に避けるようにしていたため、何度かLSにも誘われはしたが全て断って今に至った。
やがてリマはシヴァの舌を受け入れ、そっと眼を閉じ身体を任せた。シヴァがリマの口の中をした全体で蹂躙する。
「ん....ふぅ...」
リマの呼吸は荒くなり、体の火照りを感じ取れた。
シヴァはリマの口に唾を流し込む、リマはシヴァのそれを快く受け止めのどを軽く上下させそれを飲み込んだ。
首に廻した腕から起用に指先を使いリマの耳穴をそっと愛でる。エルヴァーンは耳が性感帯と言われることも少なくはない。
「ふぁ....」
あわせた唇の合間からリマの吐息が漏れる。リマは目をそっと閉じ、まさに恍惚の表情を浮かべシヴァとのキスに酔っていた。
シヴァはリマの舌を吸い、絡め、舌の裏を舐め、リマの舌先を軽く甘噛み、また舌を強く吸った。
従順に従うリマの様子を心の中であざ笑いつつ首筋に廻していた手をそっと胸へと滑らせた。

*体の割には思ったより可愛い胸してるわね。ちょっと期待はずれだわ
その言葉にリマは正気を取り戻し、シヴァを突き放そうと両手に力を込めた。
自分のコンプレックスである胸のことを言われ、まるでカザムからしのようにリマは赤面し、シヴァに怒りのぶつけようとした
刹那
リマの視界を真っ暗闇が襲いかかり両手をバンザイした状態のまま腕の自由を奪われてしまった。
それはシヴァが左手でリマの服の裾を持ち一気に首筋まで持ち上げたからであった。
もちろんリマはバランスを保つことが出来なくなりそのまま後ろへとしりもちをつく形で座り込んでしまうが、
シヴァは服の裾を頭の部分に持ち上げたまま離そうとしなかった。旗から見れば丁度巾着のような形になって座り込んでいる。
エボカータブレットの下からはエルヴァーンにしては小振りな乳房が外気に晒され、春風がそっと撫ぜた。
「ちょ、ちょっと!!やめてください!!冗談にしても酷すぎます!」
リマは声を荒げて叫んだ。
*なにいってるの、これからが楽しいところなんだから。
シヴァは楽しそうにニヤリと笑みを浮かべたが、リマには見えるわけでもなく必死にもがいてる様がシヴァにはおかしくみえた。
特上のデザートを目の前に、シヴァはゆっくりと自由になった右手をリマの右の乳房に重ね、柔らかくその手を動かしだした。
「やっ!お願い...やめて下さい...」
服の中からくぐもった声がシヴァに届いたが、受け入れることなく胸に愛撫を続けた。
乳房の形をなぞるように優しく、徐々に中心にある桜色の突起物へと近づくように時間をかけて何度も何度も胸を愛撫した。
何度もじらしておきながらようやく先端の突起物を口に含んで軽く下で転がした。
「あっ...」
リマの甘えたような声をシヴァは耳にすると放置されている左の胸を右手で鷲掴みにし、形の良い乳房を変形させた。
細い指で乳首を挟むと、その先端は硬く尖っておりコリコリと親指と人差し指の間で転がされた。
*あら、言ってた割にはちゃんと感じてるじゃないの。てっきり不感症かと思ったわ。
「そっ!そんな...あっ...ああん....」

リマの反論もシヴァの愛撫の前には甘美に震える声へと変わってしまった。
小さいながらも強く弾力のある胸を少し力を加え、先端をキュッと軽く摘み上げるとリマは甘い喘ぎ声を上げた。
執拗に胸を責められ、最初は服の中で抵抗していたが徐々にその力も無くなりシヴァの愛撫に呼応するようにリマは喘いでいた。
ほぼ無抵抗になったときにシヴァは拘束していた左手を離しリマを開放したが、当の本人はそのことはまったく意識せずシヴァから与えられる快楽に身を任せていた。
口に含んだ乳首を舌の上で転がし、強弱をつけて吸い、時には軽く噛み、多様な動きをし決して休むことなく快楽の渦へと引き込んでいった。
一昔前は色々な冒険者達でにぎわっていたが近年になりバタリアでは冒険者の姿を見ることは非常に稀になってきていた。
か細く仔犬の泣き声のようなリマの声だけが静かになった丘陵の黄昏に響いていた。
「あっ...あぁ....シヴ...ァさぁん.....切ないよぉ....」
いつの間にかリマはシヴァに愛撫を催促していた。頃合をみてシヴァは両手をエボカースパッツに掛けそれを一気にひざの当たりまでずり降ろした。
「だめぇ!!やだっ!!」
とたんリマはスパッツに手を掛けようとするがシヴァが間髪いれずに再びエボカータブレットの裾を左手にもち再度リマを拘束するような形を取った。
先ほどと同じ状況だが今回はリマの下半身が露にされて、より一層力を込めて抵抗しているのが服を通して感じ取れた。
*なにがだめなの?さっきはあんなにお願いしておきながら...それにそんなに下のお口から涎をたらしておきながら..説得力ないわよ。
ケラケラとシヴァは笑うと視線をリマの大事なところへやった。リマの恥丘にうっすらと生えた紅い恥毛が風に揺れていた。
そしていうとおりにリマの大事なところからでた愛液がスパッツにしみを作り糸を引いていた。
*すごい量ね!スパッツが染みになっちゃうわよ。幼そうな顔してても身体は立派な大人なのね
辱めるために言葉でリマを責め立て、自由な右手をリマの大事なところへと滑らせた。
細い指で割れ目をなぞるとそこは大洪水になっており一度なぞったシヴァの指にトロトロの液が大量に掬って取れた。
「もう...許して....お願い...シヴァさあっ!」

シヴァはリマの一番敏感なク○トリスを指で軽くはじくと身を捩じらすが
手は頭の上で自由を奪われ足はひざまで降ろされたスパッツが足の動きも拘束した状態ではシヴァの行為をなすがままに受け入れるしかなかった。
割れ目の中へ中指の指先を浅く入れ、ゆっくり中をかき回すと奥から
粘り気を帯びた液が次々とあふれ出てそれがしたたり菊門をも淫靡に光らせていた。
「あっ...あぁん....あっ!!ぃ...あんん....」
リマの声が丘陵のあたりをはばからず大きく響き渡っていた。
シヴァは一本の指を秘所に挿入し徐々にそのスピードを上げ、わざとぐちゅぐちゅと水音を立てるように抽送を繰り返した。
「はぁん!あぁぁっ!やぁ....いやぁん...」
リマの秘所から溢れる愛液でシヴァの手は夕日を浴びててらてらと艶かしく輝き、秘所から指を引き抜くとそれを長い舌で舐めあげた。
*ほんといやらしい小娘ね、たっぷり時間をかけてお仕置きをしてあげなくちゃね〜
そういってシヴァは左手の戒めを解くと、リマの股間へ顔をうずめた。もはやリマには抵抗する意思は無く、全身の力を抜きシヴァの行為に全てを委ねた。
ク○トリスの皮をそっとむくと、チロっと舌で舐めあげる。
リマの体はビクッ!と大きく反応する。それが面白いかのように何度も執拗にそころ舐め続けた。
「...あん...そこ...気持ちいぃです...」
リマは従順な下僕になったように大人しくそっと呟いた。しかし今度はその肉芽を長い指でつぶすように捻りあげた。
「ひぐぅ!いたっぃ!」
*なに甘えてるの!今日からあなたが私の下僕になってもらうからね!

その言葉に背筋に冷ややかなものを感じたのもつかの間、シヴァの長い舌がリマの秘所に挿入され膣の中を力強く蹂躙し始めた。
「やっあん!はぁあぁぁん!!やっいぃ...あぁぁん!はぁん!」
快楽を与えながらも乳頭を捻り潰したり、ク○トリスを強く刺激したり痛みと快楽を織り交ぜながらリマの身体を弄んでいた。
「...あぁ!あぁぁぁぁっ!だめ!もぅだめぇ!はぁぅ!あっあっあぁっん!」
リマの喘ぎとも泣き声とも区別が付きにくい声が徐々に切羽詰っていったものに変わっていくのを感じつつ、シヴァは止めを刺すように
舌の動きを今まで以上に複雑に、執拗にク○トリスを嬲り続けた。
*いきそうなんでしょ?いっちゃいなさい!淫らな小娘のイク様をいて見てあげるわ!
リマはつま先をまげ、握りこぶしを作り全身こわばらせると頭の中で糸がはちきれる様な感覚に陥った。
「ああああぁぁ!!だめっ!!!だめえええぇぇぇっっ!!」
今までで一番大きな声をあげ、リマは頂点へと昇りつめようとした、だがそのときに快楽の抽送が中断された。
最後の最後でお預けをされたリマは自然と自ら腰を動かし、シヴァに快楽の手ほどきを求めた。
しかしその動きも空しくシヴァの行為が再開されることは無かった。
あっけに取られてリマは眼を開け周囲を見渡すと...シヴァの姿が見当たらなかった。とたん、極度の精神的疲労が彼女に覆いかかってきた。
「あ....あぁ...シヴァさん...私が維持できなくて帰っちゃったんだ...」
ため息とも安堵の息とも区別が付かない息をふ〜と吐くとごろんと寝返りを打ち、疲労した身体を休めた。
夕暮れの風がそっとリマを撫ぜる。火照った身体にはとても心地よくここで眼を閉じ眠りに付こうと思ったとき
「あ...服...だれかきたらどうしよう...」
気だるい身体を起こし服を整えだす。
「うぅ...べとべと.......ちょっと..気持ち悪い...」
遠めでも黒く染みになってるのが分かるスパッツをいつもどおりに履いて重い足取りでジュノへ向かってとぼとぼと歩き始めた。

END

未知の扉
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水音のある晩餐
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失ったものの大きさ