←シヴァxリマ
←未知の扉
アリシア エル♀F6A
リマ エル♀F5B
レイナ エル♀F4A
レイド ヒュム♂F2A←特に決めていない...
ここはジュノの上層区、チョコボハウス前の競売所。ジュノにある他の競売所施設に比べると若干人は少なく閑散としていた。
リマはこの競売所をいつも利用していた。昨日の朝出品しておいた虎の牙と皮は完売しており今日もまた同じように昨日の戦利品の牙と皮を出品しておく。
手数料を払い、手続きを済ませてそこを後にしようと振り返ったときリマの目に隣の出品者の物が目に映った。
バーミリオンクローク。リマはそれを買う目的で日々虎狩りを行っている。
その女性が出品しようとしていた数は3着。思わずリマは呆気にとられその人の顔をのぞき見る。
その顔はどこかで見覚えがあるような感じを受けたが何処で会ったのか記憶を探るが思い出せなかった。
出品の手続きを終えた彼女は振り返るときにリマと目が合う。驚いたように細い目を見開いた。
次の瞬間、リマの手首を掴みそのまま階段を駆け上がっていこうとする。不意に腕を引っ張られたリマはつい声をあげてしまう。
「いっ痛い!」
その声で手首を掴んでいた手はすぐ離され、今度は手を握りリマを引っ張っぱる、彼女はもつれそうになる足を必死で連行者に対して付いていった。
「あの...どこへ?どこへ行くんですか?」
リマの問いかけに彼女は答えるそぶりも見せない、行き先に不安を感じたものの、答えは早くすぐ近くの酒場で連行者はその足を止めた。
そこは限定酒場と言われている酒場で曜日ごとによって客層を限定していた。
どちらかというとその奇抜な発想が帰って客足を遠ざけてにぎわっている様子はほとんど見受けられない。
狭い店内を見渡すとがらんとした店内の奥に一人の女性が食事をしている。
ブロンドの髪にピンクの花飾りを添え見た目のおしとやかさとは裏腹に、豪快にテーブルいっぱいの食事を次から次へと平らげていた。
二人の新しい客の登場に彼女は一端手を止めて、頬笑みながら挨拶を交わす。
「おねぇさまおかえりなさい♪隣にいる人はだれですぅ?」
リマはその言葉遣いにこの人達が先日バタリア丘陵で覗き見をしてしまった二人であることを悟った。
リマの手を引く女性、アリシアは彼女の手を握ったままレイナの待つテーブルへと進んでいく。
連行されるままにテーブルに着くと彼女はイスを引き、リマに座るように手を差し伸べ、自らもイスに腰掛けた。
「始めまして♪私白魔道士のレイナって言います。で、彼女がアリシアおねぇさま。あなたはぁ?」
軽く挨拶をすると再び食事を再開するレイナ。リマは二人に目をあわすことが出来ずにうつむいたまま時間が流れていくのを待っていた。
俯いていると不意に先日の出来事が頭の中に蘇る。バタリア丘陵の情事が...
テーブルに目をもどすと一体何人分の食事が用意されているのか、レイナはもぐもぐと忙しげに口へ運び綺麗になったお皿を次々と重ねていった。
「とりあえずは名前はぁ?あなたが話さないとわかんないわよ〜おねぇさまは言葉喋れないからぁ」
「えっ!?...そうなんですか?。私はリマって言う名前です」
どことなくおどおどしながらリマは答える。それを横目にアリシアは店の店員を手招きして呼びつけるとメニューを指差し注文する。
注文を一通りを終えるとそのメニューをリマに手渡す。
「えっーと...」
「何でも食べたいもの頼めばいいわよぉ。今日はおごってあげるしぃ」
レイナは独特の甘えたような声で優しくリマを急きたてる。
リマは食べなれた豆のスープを指差し注文する。とはいってもこの酒場でそれを頂くのは初めてなのだが...
すぐに食事が運ばれてきて、リマは食べっぷりの良いレイナに視線をやった。あの体の何処にこの食べ物が消えているのだろう?と不思議に思う。
リマと比べても小柄で細身の割には、服の上からでも分かるほど不釣合いな豊なレイナの胸がリマにはうらやましく思えた。
しばし食事の間無言な時間が続く。たまにリマがスプーンで奏でる食器の音が静かな店内に響く
レイナが前に並べられていた食事を全て食べ終わると、リマの食事が終わるのをいまや遅しと待っている。
リマはどちらかと言うとのんびりとした、悪く言えばとろい動きで食事を口に運ぶ。わざとではなくこれが彼女のペースなのだろう
「あっ!おねぇさま時間ですぅ!」
丁度アリシアが食事を終えフォークとナイフをナフキンの上に降ろしたところに、レイナの慌てたような、それでもおっとりとした口調で彼女に伝えた。
リマはどちらかと言うとのんびりとした、悪く言えばとろい動きで食事を口に運ぶ。わざとではなくこれが彼女のペースなのだろう
「あっ!おねぇさま時間ですぅ!」
丁度アリシアが食事を終えフォークとナイフをナフキンの上に降ろしたところに、レイナの慌てたような、それでもおっとりとした口調で彼女に伝えた。
リマは相変わらずスローペースで食事を続けていたが、その手をアリシアは掴み取るとまた強引に彼女を引っ張っていこうとする。
「ちょっ...」
慌てて手にもっていたスプーンを置き、先ほどと同じように手を引かれながら目的地を言わない彼女に連れられていく。
レイナも手早く支払いを済ませると足早に二人の後を追って酒場を後にした。やがて着いたところはウィンダス連邦へと向かう飛空挺乗り場の前にだった。
アリシアは握っていたリマの手にプラチナのイヤリングを渡す。ごく普通のイヤリングのようだが宝石のようなピンク色の小さい飾りが一つ付いていた。
「あら、おねぇさまリマちゃんにパールあげるんですのぉ?」
アリシアは返事の変わりにゆっくりと一度瞬きをする。長い付き合いからレイナは彼女の動きで何を伝えたいかは大方分かるようになっていた。
「私とおねぇさまだけのリンクシェルだから他に気を遣う必要はないから安心してねぇ♪何でも気軽に相談に乗ってきてねぇ☆」
レイナはそういってリマににっこりと微笑む。だが、リマにはその笑顔が本当に優しい笑顔でなく目の奥に怒りに似た感情をうっすらと感じ取ることが出来た。
「じゃおねぇさま頑張ってきてねぇ♪」
レイナはアリシアとの別れを惜しむように軽い口付けを交わすと手を振って彼女を見送る。
同じくリマもアリシアに手を振り、飛空挺乗り場の階段を下りていく彼女の背中を見送った。なんで私がこんなことを...と内心思う。
元気良く手を振っていたレイナだったが、彼女が扉を抜け姿が見えなくなるとリマの方を振り返った。
「で、あんたなんなの?」
「えっ....?」
レイナのさっきまでの口調と打って変わって少し低めの声に驚きを隠せず、リマは一歩後退った。
今日もジュノは平和。私の一番好きな光曜日...けど今日はいつもに比べてなんだか憂鬱。なぜかですって?
今さっきお姉様の見送りも終え今日一日は一週間で唯一自由に過ごせる日、この日がいつも待ち遠しくて仕方が無いぐらい。
どういうわけか朝食の時につれられてきた一人のエルヴァーン...しかも女!名前はリマだったかな、特に覚える気は無かったけど忘れちゃいけない名前。
よりによってお姉様がリンクパールを渡しちゃったから放っておくわけにもいかなくなっちゃわけで...
む、あの娘渡したパールをちゃんと身につけてるみたい。はずす前に一度リストをチェックする。リマは一人でバタリア丘陵にいるみたいだけど、なにやってるのかな?
リストを見れば誰がつけているか何処にいるか分かる仕組みになっている。便利かもしれないけど今までの私達にとっては優先度はなかったのに...
「/l 寂しいですけど、今日もおねぇさまの仕事の邪魔にならないようにパールははずしておきますねぇ」
いつもの作った猫なで声で私はお姉様に一声かけてすぐさまパールをはずす。返事を待っていても帰ってこないのは分かってるし。
..なぜかって?もうお姉様とは3年以上の付き合いになるけど、一度も言葉を発することがなかったし、今では本当に喋れないのかもしれないと思っているの。
今までシェルは私とお姉様だけだったのに、急に人を増やすなんて驚いたわ。
何か考えがあってのことかもしれないけど私にとってリマって娘は邪魔者って感じがプンプンする。
本当に邪魔になったときはそのときで排除する手を考えないといけないけど、そんなことを考えて今日の時間を浪費するのはもったいないもったいない。
モグハウスで着替えを済ますと、賑わうジュノ下層に足を運び買い物三昧に明け暮れる。これが私のストレス発散方法。
今日は最近新しくでたお姉様の手作り衣装のブレスドシリーズのセットを着こなして町を闊歩する。もちろんお姉様の名前入り。
そう、お姉様は有名な裁縫師で指名でのオーダーもかなりあるぐらい。もちろん依頼のほとんどはお姉様の名前入りの衣装が欲しい人ばかり。
中にはHQ商品を名前の刺繍入りで受けることもあるとか...それはもう相当な金額になるみたい...そのおかげで私も豪遊できるわけですけど♪
町を歩いていると痛いほどみんなの視線を感じる...もっと私を見て♪って感じ?お姉様の名前が入ってるから宣伝効果もバッチリ!
お姉様にお願いすればなんだって作ってくれるし買ってくれる。
もちろん私も精一杯好かれるように努力してるんだし、料理の腕もお姉様を喜ばせるために磨いたようなもの。
そうこうしているうちに楽しい時間はあっという間に過ぎるものでもう夕方になってしまいって、夜の準備をしにモグハウスに一度戻らないと。
夜のもう一つのお楽しみと言えばやはりアレ、アレしかないでしょ。野暮なことは聞かないの!
毎晩お姉様と甘い時間を過ごしてるけど、私って本当のこというと男性のほうが趣味!って言うかそれが普通でしょ?
さすがにこの服装じゃ目につくから一端着替えに戻らないと...私の場合は着替えと言うより変装に近いけどね。だって私にとって変な噂はご法度だからね。
モグハウス手前のガイドストーンを通りすぎ階段を駆け上がるってるときにふと気になる存在が...どこか幼さを残した端正な顔立ちの男性。
壁にもたれながら座っているそいつは、背中に背負った長い槍が大きく存在をアピールする「竜騎士」私の大嫌いな戦闘スタイルの騎士。
1〜2度一緒に狩りに出かけたことが会ったけどアレはもう最悪。暗黒騎士と竜騎士のいるパーティーははっきり言って願い下げ。やってられないわよね。
でも、なぜか私はその男をじっと見てしまう。貧相な装備、うだつの上がらなそうな顔、そういえば朝からずっとここに居たような...
(あんたなんか誘う物好きっていないのにね...朝からここに居座って馬鹿じゃないの)
心の中で彼のことを笑い飛ばす。
「なにか御用ですか?」
座っていた男は立ち上がって私に言ってくる。ヒュームのくせに私より頭一つ高い...確かに私はエルヴァーンにしちゃ低いけど...
装備が良い人は結構目に付いちゃうって聞くけど、ちゃんと装備を整えてるほうにしたらその逆もあるわけ。
貧相すぎるその装備の品定めをしているうちに少し時間が経ってたみたいでその間ずっと彼は私を見つめていた。
「あの〜何か御用ですか?」
再び男が問いかけてくる。顔はそんなに悪くない...けど...
「あのぉ良かったらご一緒にパーティいかがですかぁ?」
しまった!つい営業スマイルを浮かべ思わぬことを口走ってしまった。後悔する間も無く
「よろこんで!!よろしくお願いします!」
間髪入れず竜騎士は威勢良く即答する。っんとに嬉しそうな顔しちゃって...
レンタルハウスに戻り食事を終え、食器の片づけをしている私に後ろから声がした。
「あの〜ところでメンバー集めはいつからするんですか?」
さっき下層のガイドストーン近くで捕まえた竜騎士、名前はレイド。
パーティに誘ってまずは私の部屋で腹ごしらえをしたわけだけどまだこの状況を把握してないみたい。
まったく鈍い男...私は食器を洗うのを中断して手を拭くと、チェアーに座るレイドの前に立て膝をついて彼を見上げる。
「えぇ〜レイドさん。私とじゃ不満ですかぁ..」
調理ギルドからもらったエプロンに下には服を着ず、俗に言う裸にエプロンって衣装で彼を上目使いに見上げる。
首の部分をだらしなく結び胸の部分が大きく開くように谷間をアピールしながら...
「いえ...そういうわけじゃ...」
照れちゃって、可愛い。もう一押しすればいいかしら?私はそう思って彼の右腕に胸を押し付けゆっくりと目をとじる。
いくら鈍い男でもここまですれば気がつくはず...
「あの...その...」
戸惑ってしまっている彼...まったく!苛々する!
「...ねぇ...キスしてぇ...」
私は口付けを催促する。ここまでして何もしないようならこんな男追い出してやる。と思った矢先に彼の荒い息遣いと体温が近づいてきた。そして...
「いたいっ!」
「ご...ごめん!」
慌てて私にあやまるレイド。顔を近づけてきたのはいいけどキスをするのに勢いをつけるってどういうこと!?
「僕...こういうの初めてで...」
さすがに私も初めての時はあったけどこんな経験をした覚えは無い。お互いの歯が当たるって...馬鹿じゃないの?
「うぅん。誰だって最初は初めてだし...今度はゆっくりぃ....お願い...」
もう一度目を閉じて、彼が来るのを待つ....今度は恐る恐る近づいてきて押し付けてくる唇...お互いの唇が重なり...
客観的にこれをみたらどうなんだろう...と頭で想像する。それはキスというより唇を押し付けているにしか見えないわけで...彼を思いっきり両手で弾き飛ばしちゃった。
「ちょっと!」
「ごめん...」
謝りなれてるんだろうか謝るのだけは人一倍早い。ムードのかけらもなく苛立ってくる私。週に一度のお楽しみがこれじゃ絶対納得いかない!
ふと部屋の時計に目をやってみると、時間は21時。今から新しい相手を探しにいくこともできるかもしれないけど今日は今朝から良いことが無いし
この時間帯に徘徊してる奴っていうのは、こいつ以上に変な奴に当たってしまう可能性も非常に高いわけで、潔く今日は諦めコレで我慢するしか...
「ねぇ..私にまかせて...そこのベッドに横になってぇ」
言われるがままにベッドに向かうレイド。こうなったら私がリードして自分だけでも満足できなきゃ時間の無駄だわ!
「鎧は脱いでねぇ」
ガチャガチャと音を立てて鎧をその場に脱ぎ捨てるレイド。普段の癖ですぐにそれを綺麗に片付けてしまう私。
そしてベッドに目をやるとレイドはおとなしく仰向けになって私が来るのを待っているようだった。ついつい彼の股間に目が行ってしまう。
それは大きく盛り上がり苦しそうに下着を持ち上げていた。心の中で小躍りしながら、彼の待つベッドへと入っていく。
(はやくだしてあげなきゃね♪)
はやる気持ちを抑え、私は彼の体のおなか付近にまたがると上から優しく唇を重ねていく。
「ちゅぱ...ちゅ....ちゅぅ」
唾を交えてわざと音を出しながら彼の唇を吸っていく。両手を優しく彼の首筋からアゴにかけて愛撫していく。
唇を重ねゆっくりと彼の中に舌を入れていく。
「んふぅ...」
彼が突然私の舌に吸い付いてくる。意表を疲れて思わず声がもれちゃったけど積極的になってくれるのは大歓迎よ。
口の中で彼の舌を探して私から絡めつかせる、私の唾を彼に送り込みねちゃねちゃといやらしい音を立てながら二人で唇を貪りあう。
時折彼の歯が舌に当たるけど、その辺は慣れてないからしかたないかな...
頃合を見て彼の口の中から私の舌を避難させる、追いかけてくる彼の舌を私の口で迎え入れそこでお互いの舌を絡めあう。
甘い吐息を彼の口に送り込み、雄としての本能を奮い立たせる。さっきから彼自信が私のお尻に当たって催促してるみたい。熱くてとっても堅そうな彼自信。
首筋の愛撫を中断させ楽しみにとってある熱いそれを後ろ手に握ってみる。熱い血がみなぎって触れるだけで火傷しそう...
まだまだもっと焦らさないとね...彼が我慢できなくなるぐらいに...
濃厚なキスも一端中断すると、私はそのままナメクジのように彼の体に舌を這わせていく。熱い胸板...その中心にある小さなぽっちりをぺろりと舐めあげる。
びくっと彼が身震いする....うふふ、男性も結構乳首弱い人多い見たいね♪
こうなると歯止めが利かなくなってきて左胸の乳首を舐めたり吸ったり身もだえする彼が愛おしい。
下着の上から彼自身を握っていたけどその手を彼が掴み、今度は私の手を下着の中に入れて熱いそれをじかに握らせてくる。
「熱い...」
喘ぐように吐息混じりに声を吐き出す。とろけたような眼差しを彼に向ける、こういった術は自分で学んできた男を喜ばせる方法。
もちろんお姉様に対してもその努力は怠らない。
不意に下から手が伸びて私の自慢の大きな乳房を掴み上げ、鷲掴みにして乱暴に揉みしだく。
エプロンだけしかつけていないけどこの布切れ自体も今は邪魔に感じてしまう。
首の後ろに手を廻しエプロンのヒモを解く、彼の前に私の大きな乳房が露になりそれをみるいやらしい目つき...大半の男って大きな胸が好きみたいね。
彼もその例外ではなく
「大きな胸だね...」
夢中で私の胸を揉んだり先っぽをつまんだりこねたり、どうせなら焦らしたりしてくれたら快感も膨れ上がるのに....って未経験の彼にそんな考えはないわね。
「あふん...あん....」
不器用な彼の愛撫に、少し喘ぎ声を混ぜる。自分自身で気持ちを昂ぶらせてるうちにじゅんと奥から何かを感じる
(濡れてきてる...)
私の胸を夢中で揉みしだく彼の腕と持つと指を一本一本口に含みちゅぱちゅぱと唾液を絡ませて舐め上げる。
10本の指を一通り口に含み綺麗にすると体を滑らせて彼の股間に体を滑り込ませ、いよいよ待ちに待った彼自身とのご対面。
ゆっくりと下着をずらしているとソレは勢い良く飛び出し私の前に姿を現した。先端は濡れていて部屋の光に反射するようにてらてらと光って見えた。
愛らしいそれに軽く「ちゅっ」と口付けをし先端を舌で舐めまわす。円を書くように舌先だけを使って少し焦らしつつ...
カリの部分に舌を沿わせてまずは右の部分を2回3回と舐めあげ今度は左の部分を同じように愛でる。彼が少し低く唸り声を上げているのが聞こえる。
右手で彼の袋の部分を丁寧に揉み左手は彼自信の根元を握ってゆっくりと上下させる。そして口を開けて頂点から彼自身をくわえ込む...
先端を口に含み舌を使ってカリの部分を先ほどと同じように舐め、唾液を交えながらわざと音を立てるようにいやらしく彼に快楽を与えていったところで、
「ん!!!」
突然彼が爆ぜた。まさかと思う間も無く力強い彼の両腕が私の頭を押さえつけ逃れることの出来ない状態で彼のほとばしりを口いっぱいに受けてしまう。
4度、5度大きく脈を打つたびに口の中にとっても濃い精液が溢れてくる。生臭い...濃度の濃い粘着性のある液体が口いっぱいに広がり私は咽込んでしまう。
力強く抑えられてる状態で息が出来なくなってしまい私はもがく。さすがに今の事態を飲み込めたのか彼は力を緩めやっとの思いで解放され空気を貪る。
「いきなりいっちゃって..その....ごめん」
童貞の上に早漏なんてどこもいいこと無いじゃない!目に涙を浮かべてゆっくりと呼吸を取り戻すと、レイドに向き直って
「いいのよ♪最初は誰だって...ね♪」
またしても営業スマイルを浮かべてと言ってしまう。...馬鹿だ...私は自分に向かって叱咤した。
呼吸を落着けると私の視線は彼自身に釘付けになってしまう。一度出したはずなのにまったく衰えを見せないそれは元気良く天を仰いでいた。
(若いってすばらしい...)
と喜んでしまう。さすがに今ので萎えてしまっていたらここから追い出してしまってたでしょうけどね。
「夜は長いしたっぷりたのしみましょぉ♪」
「ごめん...」
彼の謝る声が後ろの方から聞こえる。理由?それは今私の口の中に大量に放たれた精が原因。
私はそれを唾液と一緒に一気に喉を鳴らして飲み下す。といっても一度で飲みこめる量じゃなかったりする。
こういう光景はちゃんと見せてあげたほうが相手も喜ぶでしょうけど残念ながらレイドの顔は今私の股の下にあるからそれは無理ね。
「またぁ...たぁくさぁん出たわねぇ...」
口の中に残る水とは違った粘着性のある男性の精液を唾液に含ませ何度かに分けて飲み干す。本当に彼のは濃くてまだ口の中に気持ち悪さが残っている。
「んあ...はぁあん....」
下になっている彼が愛撫を再開したから、私は思わず甘美の声をあげてしまう。私も負けじと頭を下げて彼自身また口いっぱいに頬張り舌を使って愛でる。
69の体勢、私はこれが大好き。お互いが気持ちよくなれるし、ペースを掴みやすいから。
「ちゅぱ...ちゅぱ...」
多量に唾液をだして彼自身になすりつけながら頬をすぼませ、口腔内で舌を使い彼のつぼを探しだす。
普通なら2回もだせば少しは萎え衰えるけど、レイド自信がまったく衰えを感じさせず元気いっぱいに私に期待させてくれる。
(早漏じゃなければね...)
それが少し残念。残念といえば彼の愛撫もたいしたことはなくむしろ自分でやったほうが...って思うぐらい。
でも彼にしては女性の体に興味があるみたいでいろいろいじってる感触が伝わってくる。
私も興奮してきて、息遣いが荒くなってきたして、目の前にあるソレを入れたい衝動に駆られ、
今の体勢から少し動いてレイドの腰辺りにまたがり彼の顔を見れるように反転する。
「いれるねぇ」
本当なら男が言うセリフじゃないのかな..なんて思う冷静さはすでになく、私は左手で彼自身を持ちながら右手を自分の秘所に持って行き覆いかぶさるように
彼をくわえ込んだ。
ゆっくり、ゆっくりと腰を沈ませ、根元まで沈み込む。彼が低く唸るような声が部屋に響く。
彼の真っ赤に焼けた鉄のように固く熱いものが私を貫く。きもちいぃ...
「んはぁ...んん...ん...あん...」
彼にまたがった私は自分で腰を前後に動かす、その度に口から喘ぎ声が漏れてしまうけど、我慢はしない
毎日お姉様と愛し合うときは目いっぱい声をだしても、ご近所に迷惑がかからないように防音設備を施したレンタルハウスですからね。
上になって自分のペースで動けるのはいいけどこの体位は好きじゃない。どうしても激しい快感を得れないし、もどかしさが募ってしまう。
「んふ...ん...あぁん...あ...」
といってても気持ちが良いわけで、やがて物事を考えるのが億劫になり本能で腰だけが自然と前後に動いてしまう。
突然彼が私の腰に手を廻し、下から勢い良く突き上げてきて私は甘美の声をあげた。
「んはぁああん!はんはんあはん!あんあああん!!」
急に力にまかせてレイドはがっちりと私の腰を掴み腰を突き上げてくる。その度に奥まで突かれ不安定な彼の体の上で私の体が踊る。
私は自分のお気に入りのおさげにしている髪を解き、下から来る衝撃につられ髪を振り乱し快楽に溺れる。
自慢の大きな胸も突き上げられるたびに揺れ、それを楽しそうに彼はスピードを速め、私の喘ぎ声もどんどんと大きくなっていく。
激しい突き上げに体勢を崩さないように、彼のみぞおち辺りに両手を置いてバランスを保つ。とっても気持ちがいい!
熱くて、堅いものが子宮を突き上げ、私は獣のように喘ぎ、叫び、口からは涎をたらしてなすがままに彼に身を任せる。
何度も何度も頭に閃光が走り無意識のうちに彼を搾り取るように膣が収縮を繰り返す。
「だめ..おかしくなりそう!」
思わず私が叫んだ矢先に不意に首の後ろから強い力を受け彼の胸に倒れこんでしまう。
それは彼の手が私を抑えるように強く抱きしめてきたからだ。そしてレイドは今までで一番強く腰を私に押し付ける。
次の瞬間、彼が私の中で大量に熱い迸りを放った。早漏の彼が今日3回目の絶頂を迎えた証だった...
「ごめん...いっちゃった...」
申し訳なさそうに彼がまたしても私に謝る。よりによって中に出すなんて!!怒鳴るのに起き上がろうとする私を力強い彼の腕が阻止し、唇を重ねてくる。
「ガチッ」
歯が当たる音がして、熱い口付けをしてくる。不器用ながら私が彼にしてあげたように私の唇を吸い、歯茎に舌を這わせてくる。
(へたくそ...)
彼に対しての怒りの感情が徐々に和らいでいくのと同じく彼自身が私の中で萎えはじめていった。私は口の中を暴れる彼の舌を捕まえ舌を絡めた。
私達の夜はこうして静かに更けていった。
胸に違和感を感じて私は目覚めた。彼が私の横手座ってその手が私の胸を楽しそうにいじって、なんとなくくすぐったい。
「ん...はぁ....」
少し甘えた声をあげレイドの顔を見上げた...そのつもりだったが彼の背後にある掛け時計をみて私は目をまん丸にして驚いた。
「もうこんな時間!」
時刻は正午、こともあろうかお姉様のお出迎え時間をとっくに過ぎており慌ててベッドから飛び起きる。
(この部屋に戻ってきていないと言うことは港で時間を潰しているのかな...?とにかく急いで準備をしないと)
夜中に元気をとりもどしたレイドともう一度体を交わらせたのが間違いだった...
といまさら後悔しても始まらずレイドに彼の服を投げつけると私もヘイストがかかったようにお出かけの準備をこなしていく。
後ろでガチャガチャと鎧を着けている彼を横目にメイクをすばやく済ませ軽くうがいをすると、
邪魔者の背中を押し追い出しながらジュノ港へと向かって私は一目散に駆け出した。
→それぞれの愛、それぞれの日々:後編陵辱表現有
→水音のある晩餐
→ナイトメアメモリーズ:前編
→ナイトメアメモリーズ:後編
→失ったものの大きさ