シヴァxリマ
未知の扉
それぞれの愛、それぞれの日々:前編
それぞれの愛、それぞれの日々:後編陵辱表現有
水音のある晩餐
ナイトメアメモリーズ:前編

□内容□
 エルヴァーン♀xミスラ♀

アリシア   エルヴァーン♀  ナイト F6A
リッカ    ミスラ♀  暗黒騎士 F6A
シンディ   ヒューム♀ 白魔道士 F6B
ウィル    ヒューム♂ シーフ F3B
パル     タルタル♂ 黒魔道士 F2A
ベアーフット ガルカ♂  赤魔道士 F7B



ロランベリーの湖畔のほとり。
正午過ぎから長きに亘る戦闘が続いていた。
ノートリアスモンスターといわれる中でも逸脱した存在、「シムルグ」
そのシムルグに対峙しているのは6人の男女だった。
「アリシア殿の動きが悪いな」
赤の羽根突き帽子を目深に被っているガルカの魔道士が呟く。
「そっかなぁ。いつもと変わんないけどなぁ」
時折精霊魔法を唱えては休み、休んでは精霊魔法を放っているタルタルの黒魔道士パルがガルカに応える。
「少し変...といったところでしょうか」
続けたのはヒュームの白魔道士。この3人が前でシムルグと戦う前衛3人をサポートしていた。
前衛3人はナイトのアリシア、シーフのウィル、そして暗黒騎士のリッカ。
ウィルは湖畔周辺にうろつくモンスターをおびき寄せてはそれをリッカが倒し頃合をみてアリシアの背中から連携技を繰り出す。
戦いなれた彼らにとってはいつもの狩りの風景。いつもと違ったのは先程激しい夕立があり足場が悪くなっていたことぐらいだった。
日が沈み、辺りに夜の帳が折り始める頃、それは戦いの終焉を知らせる合図でもあった。
「そろそろくたばる頃にゃ♪」
「最後まで気をぬくなよ!」
戦闘後の戦利品を楽しみにしてかニタニタ笑うリッカを叱咤するウィル。
間も無く敵は倒れる頃合だろう、皆が今まで張り詰めていた緊張感が少しずつほぐれたはじめていた。
しかし6人の中で終始敵の攻撃を一身に受けパーティーの盾となり頑張っている彼女はそうはいかなかった。
一瞬の油断が崩壊へと繋がる。ナイトのアリシアは胎内に違和感を感じながらも気を乱さずに立派に役目を果たしていた。
皆との合流前、リッカとのひと時の逢瀬の別れ際にアリシアに与えられたもの。
鳥の卵より一回り小さな弾力性のあるそれは脚を動かすたび彼女の膣内でかすかに蠢く。
快感を感じるわけでもなく異物感が彼女を不快にさせていた。
□ギガストリーム□
シムルグの雄たけびが轟きアリシアをかばう幻影が全て打ち消されたと同時に大鳥は鉤爪で彼女の胸部を強烈に痛打した。

脚を大きく開き衝撃をこらえると共に体制を崩さないように力一杯踏ん張る。
いや、踏ん張ったつもりだった。災いしたのは先程の雨によって地面がぬかるんでいたことだった。
泥に足を取られ、アリシアはその場に大きく尻餅をついてしまった。同時に泥が跳ね上がる。
「大丈夫か!?」
ウィルが声をかける。見た目は外傷もたいした事はなくいつもならアリシアはすぐに立ち上がるはずだった。
「あっ!....んくぅっ!」
彼女からの返事は意外なものだった。立ち上がるどころかアリシアはその場にうずくまり目の前の敵の存在を忘れてしまっているようだった。
「ア、アリシアさん!」
□イレース□
白魔道士シンディが咄嗟に彼女に異常回復魔法をかける。魔法は効果なくアリシアの体を一瞬光に包むだけだった。
「ベアーフット、代理だ!シンディはアリシアを保護しろ」
ウィルの指令の元、二人は迅速に行動を起こした。ベアーフットは空蝉の術を唱えアリシアとシムルグの間に立ちはだかる。
「まいったニャ...スイッチがはいっちゃったかニャ?」
口の端をゆがめ、リッカは自分の鼻先をカリカリと爪で掻いた。
シンディはアリシアに肩を貸し、ふらつく足取りで敵から離れた安全な場所へと連れて行った。
「...あっ...くっ、くふん...はぁ...」
「大丈夫!?アリシアさん?」
覗き見るアリシアの顔は火照っており、白い肌が薄いピンクに色づいていた。
(....風邪?)
駄目元でシンディは彼女にウィルナを施す。だが効果を発揮しない魔法の力にただため息を吐くだけだった。

シムルグと戦い始めてからどれほどの時間が経ったかは分からないが、アリシアは悦楽に身を溺れさせていた。
彼女は敵の攻撃によりふらつき、倒れた拍子に膣内に入れられたモルボールの動作スイッチに触れ、それが動き出したのだしていた。
突如動き始めたソレは文字通り彼女の中で暴れだした。少し振動していると思えば、膣壁にぶつかり、小刻みに震える。
アリシアはもはや戦闘どころではなくなり、シンディの保護を受け、体を横たわらせていた。
休めるといってもモルボールは依然動きを続け、アリシアに快楽をもたらす。
喘ぎを我慢するように右手で口を塞いではいるものの、艶かしい声が思いと裏腹にこぼれる。
「あ...あぁん...あっ...はっ...ダメ.....んはぁ...」
無意識のうちに左手は自分の股間へと伸びていた。
秘所に触れるでもなく太ももでその腕をぎゅっと挟んでいた。
「あぁん!ダメェっ!あぁ...はぁん...んくぅ..ん...」
アリシアは次第に声を殺すことが出来なくなり大きく喘ぎ出す。
モルボールが大きく爆ぜ、感じるところで停滞し震える。快楽を供給し続けてもらえたと思えば意図しない場所で動きが止み、焦らされる。
再び動き始めると同時にアリシアは甘美な声を上げた。
一部始終心配の眼差しでアリシアを見守っていたシンディだったが、様子が苦痛とは違うことに感づき始めた。
(....これって......)
自分がベッドの上で見せる艶態と今のアリシアの姿がダブって見えてしまった。
一度そう考えてしまうと、簡単にそれを拭い取ることはできない。そしてアリシアの喘ぎ声が彼女に追い討ちをかける。
「んぁ...あぁん......は、はぁん!...ん....んふ、ん....めぇ...」
アリシアの顔から目をそらし平常心を取り戻そうと視線を他へと走らす。
しかし、彼女の視界がたどり着いたのはアリシアの股間だった。
そこは雨とは違うなにかで下着が湿り気を帯色を変えていた。
下着の間から紐が伸び先にスイッチがついているのが確認できた。
(あ、あれが...すごい...)
必死で押さえていた欲望がふつふつとわいてくるのを感じ自制心という鎖が音を立てて砕けていくのが自分で分かった。
「はぁ...ぁあん...っん...やぁっ...」

アリシアの嬌声は止むことなくシンディの耳に響く。
モルボールのとりこになってしまったアリシアは際も感じる部分へいざなるように足を擦り合わせそれの位置を調整する。
だが残念なことにアリシアへの快楽の供給は突然ぷつりと途絶えてしまった。
彼女の膣内で動いていたモルボールが完全に静止してしまったのだ。
物憂げな表情でアリシアはうっすらと細い目を開けると、視界にはシンディの覗きこむ顔があった。
「んっ!!」
アリシアの耳に遠くでの喧騒が届く。自分の記憶を探り、まだシムルグと戦闘中だということを悟った。
仲間達は今も戦っているのだ。
「みんなは無事!?」
一瞬にして快楽の世界から抜け出したアリシアはシンディに問いかけ同時に上体を起こそうとする。
しかしその動きはシンディの手によって阻止され、アリシアは再び仰向けに寝転んでしまう。
「みなさん大丈夫です....それにアリシアさんのほうこそ無理は禁物だわ」
見上げるシンディの瞳はいつもの彼女のものとは違った。顔は熱気を帯び心なしか火照っているようだった。
「私こそ大丈夫だ。助けに入らないと」
「だめですよ。言葉は否定しても体は休息を求めています」
言い終わるが早いかアリシアの中で再びモルボールが堰を切ったように動き始めた。
「あん!...っシン...でぃい...なっなに..をぉんん....」
「我慢は体に毒ですから。それに私はアリシアさんの保護を命じられましたから安心してください」
シンディはメガネの中心を人差し指で上げほくそえむ。
正気を取り戻してしまったアリシアは彼女の視線を感じ、今更ながら絶えがたい羞恥心に襲われる。
日々の戦闘で苦痛になれて入る体も快楽には不慣れで、声を押し殺そうとしてもそれは本人が思うより簡単に漏れる。
「...くっ....ん......んんぅ.....はあぁあん!」
我慢すればするほど吐き出されたときの喘ぎは大きく、シンディの欲望を満たしているようだった。
「リ...カぁ....リッカッ!...やぁ........」
自分を愛してくれるといった彼女の名前を無意識に叫び、全身にめぐる甘美な快楽に身をゆだねた瞬間

アリシアは自分の体に大きく弾けるものを感じ叫び声に近いものをあげた。
「あああぁぁぁあああっっだめぇえええ!」
2度も頂きに導かれながらもその度中断されたアリシアの体は今度は何の抵抗もなく絶頂へと昇りつめた。
「あ、あああ!リッ、リッカああ!ダメエエエ!」
一際強い衝撃を感じたと同時に頭に閃光が走りアリシアは叫んだ。
アリシアの目に遠くからリッカがこちらに向かって走ってくるビジョンが映る。
「リ........カ...」
そしてそのまま彼女は眠りへと落ちていった。


暖かい羽根布団が肌に優しく、心地よかった。
驚くことにアリシアは一糸纏わぬ姿で寝台に寝かされていた。
ゆっくり目を開けると賑やかな装飾品にまみれた部屋で寝ていることに気が付く。
飾り一つ無い自分の部屋とまったく違う部屋に戸惑いながらも上半身を起こす。
「ここは...?」
小さく呟いた声が部屋の主に聞こえたのか、隣の部屋からこちらへと足音が向かってくるのが聞こえる。
姿が見えるより先に部屋の主の声が聞こえる
「アーリィ気が付いたかニャ?」
声の主はまぎれもなくリッカであった。
今まで持っていた彼女のイメージからは想像も付かない部屋の飾りに意表をつかれ戸惑いを隠せなかった。
「んニャ?もう大丈夫かニャ?」
普段纏っている漆黒の鎧とは正反対の白い衛生帽子にエプロンといった身なりに妙な違和感を感じる。
「似合わないな...」
皮肉でも嫌味でもない素直な意見を言う。

しかし、リッカはその言葉が尺に触ったようで顔をしかめ反撃を開始する。
「アーリィこそみかけによらず小さいニャよ。胸が」
アリシアは露になっていた旨を慌てて羽根布団で隠しリッカを睨みつける。
「あ〜こわいこわい!でも災難だったニャ〜転んだ拍子にスイッチが入っちゃうニャんてニャ」
リッカは舌なめずりをしながら寝台へと近寄ってくる。
先程の光景が脳裏に蘇り、アリシアはベッドの中へと羽根布団を頭から被り隠れてしまった。
「アーリィかわいかったニャよ。アチキの名前呼んでくれて嬉しかったニャ♪」
リッカが寝台の上に乗りアリシアの体をまたぎ、彼女を見下ろす。
「イクときニャんか普段のアーリィからは想像できないくらいに乱れてたしニャ!あっははははっ」
高笑いするリッカに対しアリシアは鳴きそうな顔で唇を噛み締めていた。
リッカの手がアリシアの顎にあてがわれ顔を近づける。
恥ずかしさのあまり視線を合わすことが出来ないアリシアは目を閉じ一段と強く唇を結んだ。
彼女の緊張をほぐすかのようにゆっくりとリッカの唇が触れ、アリシアの顔を舐め始める。
ペチャ...ペチャ...
目をあけると間近にあるリッカの瞳を見つめるアリシア。
彼女の力強い腕でリッカは強く抱きしめられる。
「いたっ!いたたたたー!」
まるで骨を折られるほどの力で抱きしめられたリッカは叫び声を上げる。
アリシアはその声に驚き同時に慌てて力を緩め、リッカを拘束から解き放った。
「ごっごめ...んんっ」
わびる彼女の口へリッカの舌が割り込み熱い口付けが交わされる。
「んちゅ...ちゅぱ、ちゅ...」
アリシアが彼女を拒むことはなく。むしろ積極的に自ら舌を絡ませる。
「んはぁ...ちゅぷ....ちゅ....」
「ん...んく...んっ...んん......」

唇の間から吐息が漏れる。互いの唾液が混じりあい淫靡な音を奏でる。
リッカは自分の帽子と邪魔になる羽根布団を寝台の下へと無造作に放り投げるとアリシアの体を見つめのどを鳴らした。
2人の唇が離れリッカはぺちゃぺちゃと首筋から鎖骨へ舌を這わせ、徐々にアリシアの体を滑り落ちていく。
「ふぁ......んんっ...はぅ...んん...」
リッカの舌がナメクジのように這い、アリシアは体を何度かくねらせていた。
やがてその舌がアリシアの胸へ決して豊満とは言いがたい乳房へとたどり着いた。
わずかなふくらみに手をあてがいそれを愛で、小さな丘の頂になるピンク色の乳首をぺろりと舐め上げた。
「恥ずかしい...私、胸ないから...んはぁっ」
「そんニャことニャいニャ!胸は大きさじゃニャく感度が大事ニャよ!」
下から上へと乳首を舐め上げ、周りと丹念に形をなぞるように舌を這わす。
「んんっ...やっ...ひゃっ」
軽く甘噛みした瞬間アリシアの体はビクンとはねる。
「ほらニャ♪アーリィは感度が良いんだニャ♪」
ごろごろと喉を鳴らし、顔を上げたリッカはアリシアの顔を見つめる。
照れ隠しに自分の顔を両手で覆うアリシア。
リッカはチャンスとばかりに無防備になった彼女の下半身へと体を滑らせていった。
「だめぇ!」
アリシアが静止する言葉も聞かず、リッカはアリシアの秘所に顔を埋めクンクンとその匂いを嗅いでいた。
「アーリィ...濡れてる....」
「そんなことはないっ...あっ...」
もちろん自分の花弁が潤いを帯びているのは本人が気付かないはずが無い。
必死の言い訳もリッカの一舐めにすぐに従順になってしまう。
「アーリィの蜜とっても美味しいニャ..ここは柔らかくて....」
秘所を丹念に舐めながらアリシアのお尻をもみしだく。
胸とは違い豊かに育った尻肉は柔らかく、指が埋もれてしまいそうなほどだった。

「や...もぅ、もっ...と、んぅ...ああん...あっくぅ...ん.......はぁ...」
秘所を指で拡げ、その中へと舌を侵入させる。中で暴れさせ、体をくねらせるアリシアの反応を見て悦に浸っていた。
「んはぁ....だメェ...もぅ...ダメ...リ、カ...き、気持ちよす...んはあ!」
アリシアの白い肌が徐々に紅を帯び、熱っぽいと息がこぼれる。
リッカの愛撫が中断され快楽の供給が中断されるとアリシアはゆっくりと目を開けた。
彼女の目の前にはリッカの花弁が淫らに濡れ光っていた。
アリシアの顔をまたいでいるリッカの下半身を仰ぎ見る。
「アーリィ、アチキにも...ほら...」
アリシアの体とは違い、褐色の肌にやや毛深い体毛。秘所の辺りも自分と比べると違って見えた。
少しなりともアリシアはそこでためらいが生じてしまう。
「アーリィ.......アチキのことは愛してくれニャいの?」
陰りのある声が頭上から聞こえる。アリシアは自分を叱咤しゆっくり、ゆっくりと舌を伸ばしリッカの秘所を舐め上げた。
一度触れてしまえば、お預けを解かれた犬のようにアリシアはそこにしゃぶりつき始める。
「やっ...ア、アあリィ...はげしぃっ...!」
アリシアは甘美な香りとは形容しがたいリッカの牝の匂いを嗅ぎながら、精一杯彼女を舌を使って愛撫する。
同性の性器を舐めるなど今まで経験が無いゆえ、上手いなどとはお世辞でも程遠かった。
それでも腰をつかみ、一生懸命舐め上げる。唾液と愛液が水音を立てて二人だけの部屋に響いていた。
「んはぁ...あぁん...ア、−リィ...いいニャ!そこ、そこニャ!ニャン!」
快楽を訴えていたリッカだったが満足した途端アリシアの愛撫を再開する。
お互いがお互いの秘所を舐めるようにぺちゃぺちゃと....
リッカはアリシアの秘所に指を挿入し中をかき混ぜる。
奥から蜜をかき出すようにくちゃくちゃと音を立てながら2本の指が速度を増し出入りする。
先端の充血した陰核を舐めながら、指を2本から3本に増やし、胎内をかき回し溢れる蜜を音を立てて吸い取る。
「だっやぁっんん!あああっんっ!だめえ!」
アリシアは体に襲う快楽にリッカの愛撫どころか思考すらままならなかった。

「やめちゃおっかニャ?」
「いや...さ、最後まで...」
消え入りそうなアリシアの声。
「イカせてほしいのかニャ?」
声を出さずコクンと頷くアリシア。
実際互いの顔が見えるわけもなかったが、リッカはその動きが見えたかのように再び愛撫を再開した。
ゆっくりと奥まで指を入れ、再びゆっくり焦らすように引き抜かれる。
まるでそこがリッカの指をずぶずぶと飲み込み、蜜をたっぷりつけて吐き出すかのようだった。
「ほらあ♪これなんだかわかるかニャ?」
リッカはチョキにした愛液のついた指を開いたり閉じたりし、その間に糸を引いているのをわざと彼女の目の前でうごかして見せ付ける。
「や...」
「ニャハハ」
リッカは再びアリシアの足の間に体を滑り込ませ、指を秘所の中へ早いストロークで抽送を繰り返す。
じゅぷ...じゅぷ....
口の周りをベトベトに濡らしながら、陰核を舌で転がしぐちゃぐちゃと音を立てて愛撫が速度を増す。
「ああぁ...や、あん、はぅ...あっあっあ!」
「ほら、イっちゃいニャ♪我慢することニャいニャ!」
「や...イ...だメエ!...あああんっ、んくっ!」
アリシアはリッカの抽送を繰り返す腕を掴み、首を左右に振り髪を乱した。
その腕に力は入ってるわけではなく、それは自分の限界を伝えるものだった。
「ダメエエエ!リッカ!リィイ!ああああぁああ!」
絶叫と同時に達し、体をわななかせ大きく一度爆ぜる。
リッカの挿入している指をアリシアの膣壁がきゅんきゅんと収縮し、刺激する。
絶頂に達した体の力を抜き、アリシアはリッカを見つめた。
「イった.......」

「うニャ♪夜はこれからニャよ?」
リッカは人形のように寝転ぶアリシアの体をごろんとうつ伏せに返した。
豊な尻肉を揉みしだき、形を変えるのを楽しんでいるようだった。
「アーリィ、次いくニャあ」
リッカはアリシアの腰を掴みお尻を突き出させる格好にすると、お尻の肉を左右に押し広げる。
そこからのぞける秘所の蜜を掬い取り舐め上げる。
「ん.....」
絶頂の余韻に浸りながらも短くうめく。
続いてリッカは秘所の上にある小さなすぼまりを舐め上げた。
「やっ!や、やっや、だめぇ」
アリシアは慌てて阻止しようと手を伸ばすが、その手をリッカは指に絡ませ掴み取る。
そして再度アリシアの菊門を舐め、すぼまりに舌を差し入れた。
「だめぇ!リッカ!やだ、やっ!そこはダメェ!」
「アーリィ気持ちよくしてあげるからアチキにまかすニャ」
言葉で抵抗するものの脱力感に支配されているアリシアはリッカのなすがままに彼女の愛撫を受け入れるしかなかった。
唾液を浸し、豊な尻肉を左右に分けて舌を出入りさせる。
「やあ...やっ!もぅ...いやぁ....」
アリシアの意思とは反対にほぐされた排泄口は容易にリッカの舌を招き入れていた。
本来の用途とは違う部分から妙な間隔が広がる。
「だめ、やだ...汚いか、っやぁ」
「アーリィの体はキレイだニャ...きたなくなんか無いニャ」
リッカは自分の指をねぶると、そのままアリシアの菊門へと指を挿入させた。
一本の指がアリシアの中へと出入りし、彼女は唇を噛みながら瞳に涙を浮かべていた。
アリシアは何度か手でリッカの動きを阻止しようとするが彼女の手に阻まれ中断させることは出来なかった。
「痛いのかニャ?」

「ダメェ...お尻、だめぇ...や...あぁん...いやぁ!」
徐々に抽送のスピードを増し、指の付け根まで深々と挿入させた。
「アーリィ気持ち良くニャい?」
「やぁ...違う、変な感じ...やだ...ちがぅ...やだ...んぅん...」
彼女の返答にしぶしぶリッカは指を引き抜くと、それを口に含みアリシアに笑ってみせる。
「気持ちよくニャかった?痛かった?」
「違う...痛くはないけど...何か違う...」
「んニャ〜。ま、それはおいおい慣れるものニャ」
アリシアはその言葉に首をふるふると左右に振った。リッカはベッドから立ち上がり別室へと姿を消した。
再び彼女が部屋に戻ってきたときに手には「みすらのしっぽ」と呼ばれる女性カップル用の愛玩具を手にしていた。
「これで楽しむニャ♪」
両端に男性器を模ったそれの用途はアリシアにも想像が容易かった。
リッカが寝台にもどりみすらのしっぽをアリシアの秘所へとあてがった。
「お尻が嫌って言ってた割には十分ここは濡れちゃってるニャ♪」
「ちが...うんっ」
みすらのしっぽを秘所に挿入されアリシアは短く喘いだ。
逆の先端をリッカは自分の中へとゆっくり奥まで挿入する。
ずぶずぶと簡単に飲み込まれ二人の秘所がこすれあうほど近づき、それはお互いの胎内へ姿を消した。
「スイッチを入れるニャあ」
わずかに覗き見えるみすらのしっぽが淡く青白い光を放った次の瞬間無造作に体の中でうねり動き始めた。
「やっ...あぁん...あっはぁん!」
「ニャア!いいニャ...んにゃっつ,,,んはぁっ」
二人の嬌声が部屋に響き、リッカは腰を振りアリシアに秘所を擦り付ける。
「いいニャ!アー、アーリィっ..いいニャン!」
アリシアの太ももを胸に抱きかかえお互いの秘所が擦れ合うように腰を前後に振る。

「だっだめぇ!リッリカ!リッカ!イクっイっちゃっ!あああああぁぁっあぁ」
お互いの陰核が触れ、擦れ、想像以上の快楽に一度達したアリシアはすぐに絶頂へと昇りつめてしまった。
しかし、今度は休む間も無く快楽の供給が続けられていた。
リッカが腰を振り、その度にみすらのしっぽで子宮をつつかれアリシアは喘ぎを漏らす。
「アーリィ、アチキ、気持ち良いニャア!ニャ...ニャアんん!」
「だめ...ふぁん..っんん....これい..じょうあ...はあぁ...おかしっ...んん、うっ」
体全体に力が入らず無抵抗に嬲られアリシアは喘ぐことしか出来なかった。
リッカの腰の動きが激しくなり自身の絶頂が近いことを訴える。
「アチキ、イック、イっちゃぅ...イクイクっ...ニャアアアア!」
絶叫と共にリッカはアリシアの足を離し、そのままベッドの上へと倒れこんだ。
ビクンビクンと何度か体が痙攣し、そして眠ってしまったかのようにおとなしくなる。
ずるりとリッカの中からみすらのしっぽが抜け落ち、魔力を帯びているそれはまだ動き続けていた。
そう、反対側はアリシアの中に残したまま....
リッカが果てたのを見守り自分の中で動き続けるそれを抜き取ろうと体を起こそうとするが力がはいらずその場で寝転んでしまう。
「あ...やっ...だめ、だめだめぇ...いっいく...」
勢い止むことなくそれはアリシアに快楽をもたらし続けた。
そして三度目の絶頂は感度が高まっている体に間も無く訪れた。
「あうぅぅん!くぅ、くっ...あんんぅん....いくぅー!ああああぁぁあ!」
腰が跳ね上がり、アリシアは絶頂を迎えた。その拍子に彼女の中から蜜にまみれた玩具が零れ落ちる。
「ん...あはぁ....ん...リッカ...リッカぁ」
これから彼女に身を寄せ、暮らしていこうと心に誓い、アリシアは横に寝転んだまま動かないミスラを見つめていた。
アリシアは瞼を閉じ、襲ってくる睡魔に支配されるまでそれほど時間はかからなかった.......



ガタ....
アリシアは頬杖から滑り落ちた拍子に目を覚ます。
「........」
いつのまにかテーブルに座ったまま眠ってしまったようだった。
周囲を見渡すと自分の部屋でもレンタルハウスでもない質素な宿屋の一室。
行方不明となっていたリッカの居所を聞きつけたアリシアは彼女に再会することを求めてバストゥークへとやってきたのだ。
まだリッカと同じHNMLSにいた頃が夢になって彼女に思い出させた。
なぜ自分を愛してくれた彼女が突然別れも言わずに消えたのか?
真実を知るまでレイナの元にもどらない決意を固め短いため息を吐きアリシアは立ち上がった。

                                         □END□

失ったものの大きさ