←ベルーシxジール
←ベルーシxジール2
←ベルーシxジール3
←ベルーシxジール4
←ベルーシxジール4
ジール:ミスラF5a
ベルーシ:F7a
リリン:ミスラF8b
アックスアーム:ガルカF1a
ミンダルシア大陸、西サルタバルタ。
北部に位置する丘にそびえる大樹、そこは深夜になると大樹の周りに、星の粒が舞い降りて粉雪の様に舞う。
まだ冒険者として駆け出しの頃、大樹の麓に腰掛けて、星の粒に見入ったものだった。
私が数少ない『女』を意識した場所だ。
ロマンチックだとか、幻想的だとか・・・私が柄にも無いことを思い浮かべられる場所。
ここはデートスポットとしても有名らしく、よくカップルが一緒にいるのを見かける。
少し前、ベルーシとここで一晩語り明かした時は、本当に良かった。
まるで初恋の恋人同士が、愛について語るかのような幻想に捕らわれた。
恋愛の下手な私とベルーシは最初に体で結ばれたためか、陰鬱なジャグナーが思い出の場所だ。
そこで愛を語りあっても、雰囲気が出ない。
なので、私の好きな場所を選んで、ここにやってきた。
ベルーシも気に入ってくれた。
手を取り、指を絡ませて肩を預けると、ベルーシはそっと呟いた。
「式は、ここで挙げようか。」
私はその時、注意しながら見ないと解らないくらい、小さく頷いて答えた。
仲人役はいない。参列者も少ない。
盛大とはとても言えない式が、今、行われていた。
勿論私とベルーシの結婚式だ。
とは言っても知人友人だけを呼んで行った、形だけの式であり、正式なウェディングサービスは申し込まず、私達はとても静かな、結婚式。
アックスアーム、リリンさん、ベルーシの友人のエルヴァーンの男女が数人。
司会を勤めてくれたのはリリンさんだった。
私はベルーシの名前入のドレス一式を着ており、ベルーシはシルクで出来た金の刺繍入のローブ。
白と黒で、対にしたのだ。
流石にナイトの法衣と暗黒騎士の鎧で、式を挙げる気にはならなかったから。
「うほん、ではではぁ、新郎サマと新婦ちゃんは誓いの熱ぅいキッスをどおぞ〜。」
・・・リリンさんに任せたのはちょっと失敗だったかな、と思いつつ、ベルーシと向き合う。
向き合ったベルーシが私の肩に手を置く。
私は顔を上に向け眼を閉じ、唇を少し突き出す。
そしてベルーシの唇が私の唇に重なる。
私達二人を祝う拍手が、星降る丘に鳴り響いた。
私達はウィンダスで暮らすことにしていた。
ベルーシは裁縫ギルドに勤めるらしく、冒険者辞職の申請をバストゥークに出した。
私も冒険者を引退し、主婦として暮らすことに決めていた。
ウィンダス風の独自の、下のほうに取り付けられたノブに、玄関の脇の魔光花。
私とベルーシが暮らす家。
茶の間や台所を仕切る壁は無く、緩やかな足場で区切られていて、タルタル式の設計。
しかし台所の高さがある所を見ると、一応タルタル以外の種族が使う造りになっているらしい。
慣れるまでは大変かな、と少し思った。
式を終え、家の中を歩きまわる私とベルーシ。
歩き回ると言っても、そこまで広くはないが。
小一時間程、家の中を見て、造りと間取りを覚えた。
そして突然ベルーシが私を抱きしめ、耳打ちした。
「ジール、シャワー浴びてきなよ・・・。」
熱のこもった声に、私は胸の鼓動を早めて、頷いた。
浴室はウィンダス特製のもので、ノズルをひねると湯と水かを選べるシャワー。
船のような形をした浴槽は木製で良い香りだ。
大きな鏡も備え付けられており、特殊な加工をしてあるのか、曇らない。
式を終えた興奮冷めやらぬまま、シャワーを浴びる。
「いよいよ初夜かぁ・・・。」
何をいまさら、と自分で思いつつも緊張してしまう。
数え切れないくらいベルーシに抱かれたくせに、何でこんなにドキドキしてるやら。
ちら、と鏡を見る。
形の良い乳房に、くびれた腰、きゅっと上がった尻。
髪の毛をほどいて下ろしたら、うなじが隠れるくらいの長さ。
「この体を、ベルーシは抱いているんだ・・・。」
ふと、浴びている熱いシャワーがベルーシに包まれているかのような錯覚に陥る。
「あっ・・・ふゥん・・・。」
身体中に手が這い回っている・・・。
快感の熱で頭がぼーっとしてきた。
乳首が尖って、更にシャワーで刺激される。
心地よい感覚が体中に広がって、中心部を疼かせていた。
思わず疼くそこに指を持っていくと、ヌルヌルとした感触がした。
「あっ、はぁっ・・・。」
気持ちいい。
シャワーから生まれる、手の錯覚と刺激がチクチクと差し込まれ、我慢が出来なくなっている。
自分の秘裂をゆっくりとなぞり、快感を強めていく。
「あっ・・・ダメ、ベルーシがいるのに・・・」
自分の指を戒めるものの、止められない。
すでにシャワーの音は耳に入らないくらい熱中し、自分の秘部の卑猥な粘液の音しか聞こえなかった。
クチュッ・・・クチュッ・・・。
「ああっ・・・・」
その時、いきなり尻尾の根元が掴まれた。
「ふにゃっ!?」
突然の感覚に、変な声を出してしまった。
一瞬ピンと背筋が垂直になる。
後ろを振り向くと、ベルーシが私の尻尾の根元を掴んでいた・・・無論、一糸纏わぬ姿で。
「ベ、ベベベルーシ、ど、どうしたのさ??」
尻尾の根元を親指と人指し指で擦ったり、ひねったりしてくる。
その度に、静電気のような、くすぐったくも気持ち良い感覚が背筋をかけあがる。
「いや、背中流してあげようかと思って・・・。」
ネコジャラシを優しく揉むかのように尻尾を揉んでくる。
「そうしたら、ジールが一人でしてたから・・・手伝ってあげようかなと思って。」
じんわりと熱のように伝わってくる快感が脚を震わせる。
「尻尾も感じるって聞いたことあったけど、本当なんだ。」
「あっ、だめ・・・ちょっと・・・」
私の言葉に聞く耳持たぬベルーシ。
何だか楽しそうに私の尻尾を刺激している。
もう立っていられない・・・ぺたりと手をつける。
「尻尾で感じるって言うのは面白い、僕には無いモノだからね。」
「ひんっ・・・!」
よつんばいになって無防備になった私の秘裂に舌を這わせてくるベルーシ。
「嘗めても嘗めても、止まらず溢れてくる・・・。」
尻尾を握っていない手で、秘部を開いて、至るところを嘗めてくる。
「んぁっ、だめよ、ああぁっ・・・!」
一番敏感なつぼみを舌で転がされ、サンダーのような衝撃の快感に身を反らす。
シャワーに打たれ、手が這う錯覚は未だに感じており、まるで二人のベルーシが私をよがらせているようだ。
執拗なまでの攻めが続く。
「ジール、気持ち良い?」
私への攻めを続けながら尋ねてきた。
「み、見ればわかる・・でしょ・・・」
苦しみにも似た快楽が蝕み、もう膝で立つのも辛い。
それを理解したのか、私の身体を反転させ、仰向けにさせる。
はぁ、大分楽になったわ。
唇同士の挨拶が始まり、なまめかしい舌と舌のダンス。
首筋に軽く歯を立てられ、舌でその歯形をほぐしてくる。
寒気にも似たゾクゾクとした感覚が、また良い・・・。
赤ん坊みたいに乳を吸うベルーシ、手は私の秘部へと添えられ、指で内部をゆっくりと抜き刺ししてくる。
グリグリと周りの壁を擦ったり、二本の指を開いたり、ほじくるかのように刺激を始めてきた。
「あぁ・・・ベルーシィ・・・」
私はすっかり甘えるムードに入ってしまった。
「耳が寝てるよ、ジール。」
いつも、それを言う・・・仕方ないでしょ、そうなっちゃうんだから、と言う言葉を呑み込む。
ベルーシは私の腰に手を回し、身体を起こさせる。
入れるのかな?と思ったが、違うようだ。
私を自分に寄り掛からせるようにして、後ろから抱き締めるように座らせてくる。
「あっ。」
正面を見ると、大きな鏡に私とベルーシの裸身が映っていた。
脚を開かせ、鏡にヌラヌラと光る秘部を映した。
自分のソコなんて、そんな見るものではないせいか、私は珍しいものを見るかのような気分で、自分のソコを見つめてしまった。
「あっ・・・。」
ベルーシの手が私のソコを開き、指が入っている様子をよぉく見せてくる。
あっ・・・何だかすごく、官能的に見える。
音もなく出入りしているのに、体内ではかき回される音が響いている。
私は一気に高ぶってきた。
「あっ、あっ・・・はぁっ・・・!」
ベルーシも興奮しているのか、息が荒くなり、指の動きが激しくなってきた。
「あぁあ・・・! だ、め・・・イク・・・ッ!!」
身体の芯に力が入り、爪先がブルブル震え、頭の中が白くなりだす。
いつの間にか秘部からピチャピチャと音がするほど内部から溢れ出している。
不意にベルーシは敏感なつぼみを指で弾いた。
「んあぁっ!!」
身体を突き抜けた衝撃が、頭のてっぺんで弾けた。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
震えが治まらない。
ベルーシが後ろから抱き締め、頬に口付けしてくれた。
「イク時って、本当にかわいい声だすね。」
呼吸を整え、大きく息を吸って、
「ベ、ベルーシだって、喘ぐ時に良い声だすのよ?」
絶頂の余韻に浸りながら、答えた。
するとベルーシは楽しそうに微笑んだ。
「・・・それじゃあ、お風呂でしちゃおうか?」
うん、と答える前にベルーシは私の中に入ってきた。
ヌルヌルと実にスムーズに進入してきている。
「ふぅ、んんん・・・。」
私は息を吐いて体の力を抜き、腰をくねらせながらベルーシのを収めきる。
「くっ・・・熱いよ、ジールの中。」
眉にしわを寄せて、感じているベルーシの顔を見る。
ベルーシの、この時の顔が最高に好きだ。
大きなベルーシのモノがズンズン突き上げてきて、子宮をつついて、ほんの少し痛いけど気持ちいい。
「ジール、前の鏡、良い絵だよ。」
ベルーシに言われる前から、私はすでに見入っていた。
大きいベルーシのモノが私の秘裂をこじ開けて、出入りしているその様は、さっきの指の時以上に官能的。
すごい、他人事のように見えるが、紛れもなく私達の姿なのだ。
一番奥まで入っている時は、今、外から見るとおへその辺りまで入ってるのかな・・・と思い、思いきり引き抜かれた時は、鏡に亀頭のエラが見えたり・・・。
いつもは『愛されてる』とかそういう思いが強いのだけど、これはものすごくやらしく見える。
ああっ、これすごくエッチだわ・・・。
高ぶって吐息のような切ない喘ぎ声しか出ない。
「はんっ・・・!」
ぷつん、と弦の切れた弓のようにくねる。
軽くイッてしまった。
「あぁ・・・ジール・・・!」
ベルーシの苦しそうな呻き声が、たまらない。
体位を変えられ、私は腰を持たれ、ベルーシに激しく突かれている。
「はぁ・・はぁ、ジール・・・ジール・・・!」
獣のように覆いかぶさり、決して逃がさなくしているかのような。
オスに、ベルーシに征服させられているみたいだ。
鏡に映った、眼を閉じて快感に耐えるベルーシの顔はとてもセクシーだ。
私も耳がへにょっと寝ていて、何だか滑稽に見える。
「あぁ・・・ん、ベルー・・・シ・・・」
快感が強い波に乗って、襲いかかってきた。
ベルーシの腰の動きも奥へ奥へと、押し込むように動き、子宮を揺さぶる。
絶頂の階段を一突きごとに上っていく。
早く、強く、絶え間なく動くベルーシの腰に、私は手を添えて、離さない。
「ぅああっ!!!」
「あっ・・・! あぁーーん!!」
ベルーシの熱い精が放出され、ドクドクと内部を満たしてゆき、安らぎと満足感、解放感が交じりあう。
鏡には、身体を痙攣させる私と、放出するたびに腰を突き出すベルーシが映っていた。
すごい・・・端から見ると、これは本当に獣同士の交尾だ。
種の繁栄のための、行為なんだと改めて思い知らされた・・・。
「ふぅ・・・」
氷水に浸したタオルを額に乗せ、一息つく。
私とベルーシは寝台に横たわっていた。
「さすがにやりすぎたか、ごめん。」
「まったく、私ゃ湯あたりしたなんて子供の頃以来だよ」
結局あの後、燃えに燃えた私達は浴槽に浸かりながらもして、シャワー浴びながらまたしてと言うのを幾度と繰り返したために、二人揃ってのぼせてしまったのだ。
「結婚初夜にのぼせる二人・・・ロマンもなんもありゃしないよ。」
ベルーシによって被虐心に火がついてしまってか、セックスが拒めなくなってしまい、湯あたりするのが解ってたのに何回もしてしまった。
「良い思い出にはなる。」
バカ、と肘でベルーシを小突く。
「でも、ジール。」
ベルーシの言葉に顔を向ける。
「・・・鏡の前でするの、気に入ったみたいだね。」
私は湯あたりとは違った熱を顔に感じ、
「バカ。」
と、呟いたと同時に、ベルーシは私の頬にキスをした。
→イークスxルウ
→イークスxフィー
→ベルーシxジール7
→ベルーシxジール8